JP3391684B2 - ミシンの押え具 - Google Patents
ミシンの押え具Info
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Description
関し、縫い仕様により生地エッジ位置等が異なってもひ
とつの押え具で仕様に合致したエッジ位置が簡単に調整
できるようにしたものである。
押え具には、生地エッジ位置を案内するための縁ガイド
を備えている。従来の縁ガイドは溶接又は半田付け等に
よって押え足に固着されており、これでは縫い仕様によ
り生地エッジ位置が異なるため、その仕様に合致した数
種類の押え具が必要になるという無駄があるとともに、
微妙な位置決めの調整は不可能であった。
れているミシンの押え具は、押え足に形成した左右軸受
部に調節軸を回動可能に嵌挿し、前記押え足に形成の切
欠部に一部を臨ましめ且つ前記調節軸に軸方向へ移動可
能に布案内体を嵌挿したものであり、布案内体(縁ガイ
ドを有するガイド体)を微妙に調整できるものであっ
た。
地に上生地を左右位置決めしたり、センター位置決めし
たり、又、生地にテープを位置決めする等の各仕様があ
り、左右位置決め、センター位置決めの調整代は相当大
きな量であることから、前述した公報で開示の技術では
調節軸による微調整は可能であっても、調整代が小さい
ことから、左右および中央での位置決めをひとつの押え
具で実施できないものであった。また、縫い仕様には、
生地にテープを例えば4点千鳥ミシンで縫着する場合も
あり、前述公報で開示の技術ではこの縫い仕様には対応
できないものであった。
するときには、縫い針を左右に動かし(位置変更し)て
寸法出しをする必要があり、これではミシンの釜と縫い
針のタイミングが狂うために調子不良となるし目とびの
原因となっていた。そこで本発明は、縫い仕様により下
生地に対して上生地を左右位置決め又は中央位置決めし
た状態で縫着する場合であってもひとつの押え具で簡単
に対応できるとともに、各位置においての微妙な調整
(調節)を可能とした押え具を提供することが第1の目
的である。
合であっても縫針による寸法出しが必要でなく調子が良
好で目とびも少ない押え具を提供することが第2の目的
である。
目的を達成するために次の技術的手段を講じている。す
なわち、請求項1に係る押え具は、支持体4に押え足5
を装着し、この押え足5に縫針挿通孔9を形成し、この
縫針挿通孔9より縫い方向先行側に上方に傾斜した傾斜
部10を形成し、この傾斜部10に縫い方向と交差する
方向に長い長孔形状のガイド装着窓11を形成し、この
ガイド装着窓11に前後辺面11A、11Bによって縫
い方向に位置決めしたガイド体12を嵌入しており、前
記ガイド体12は縫い方向と交差する方向に長い長孔1
2Bを有しかつこの長孔12Bにねじ具13を挿通して
傾斜部10に着脱自在に締結しており、前記ガイド体1
2は傾斜部10のガイド装着窓11から突出しかつ押え
足5の下面5Aと略同一平面状に位置して下生地Aに対
する上生地Bのエッジ位置を決める縁ガイド12Aを折
曲形成していることを特徴とするものである。
じ具13を弛めてガイド体12の縁ガイド12Aを、左
右位置(左右いずれかのエッジ位置決め)か中央位置
(センター位置決め)にガイド装着窓11に対して姿勢
変更した状態にして再度ねじ具13にて止着すれば良
く、縫い仕様に合致した位置に縁ガイド12Aを位置決
め可能となるのである。このとき、ガイド体12はガイ
ド装着窓11に嵌入されていて縫い方向に位置決めされ
ているので、縫着作業中に、ガイド体12が変動するこ
とはないし、また、微妙な調整は、調整手段14によっ
て確保されるのであり、該調整手段14としてガイド体
12に形成した長孔12Bとねじ具13を採用し、ねじ
具13を弛めて長孔12Bにより微妙な調整(位置移
動)が可能となり、この微妙な調整のときもガイド体1
2がガイド装着窓11に嵌入されていることから、調整
も簡単かつ正確にできるのである。
え足5を装着し、この押え足5に縫針挿通孔9を形成
し、この縫針挿通孔9より縫い方向先行側に上方に傾斜
した傾斜部10を形成し、この傾斜部10に長溝15B
とこの長溝15Bと平行に沿う長孔状の取付孔15Bと
を有するホルダ15を止着し、前記ホルダ15の取付孔
15Bに止めネジ17を締結弛緩することによって縫い
方向と交差する方向で位置調整自在でかつ長溝15Bに
挿通されていて生地Aに縫着されるテープTの長手方向
一側縁をガイドするフック形状の第1縁ガイド16を装
着し、前記押え足5の縫針挿通孔9の近傍でかつ縫い方
向先行側に前記第1縁ガイド16でガイドされてくるテ
ープTを挿通するテープ挿通孔19を形成し、前記押え
足5に、前記テープ挿通孔19に挿通されるテープTの
長手方向他側縁をガイドする第2縁ガイド20を、この
第2縁ガイド20に縫い方向と交差する方向に長く形成
した長孔20Bに止めネジ21を挿通して着脱自在に装
着していることを特徴とするものである。
えば4点千鳥ミシンでテープを生地に縫着するときで
も、縫針を左右に動かして寸法出しをする必要はない
し、第1・2縁ガイド16,20でテープTの位置決め
が確実になるのである。また、テープTの幅に大小があ
っても、第1・2縁ガイド16,20は縫い方向と交差
する方向に調整手段18,22によって位置変更できる
ことから支障はないのである。
の形態について説明する。図1〜図3は、片、両面2本
針ミシンによる右エッジ位置決めした状態を示してお
り、図4〜図6は同ミシンによる左エッジ位置決めした
状態を示している。図1〜図6において、ミシンの押え
具1は、支持棒2の下部にバンド止具3等によって支持
体4が取付けられており、該支持体4に押え足5が枢軸
6によって可回動に装着されているとともに、コイルバ
ネ手段7によって押え足5は生地面を弾圧しながら滑走
自在とされている。
の平板部には2本の縫針8のための挿通孔9が貫設され
ており、図では挿通孔9は平面視で馬蹄形状とされてい
る。押え足5の先行側(縫い方向をいい図では矢示A方
向をいう)は、上方に傾斜した傾斜部10に形成されて
おり、該傾斜部10にはガイド装着窓11が貫設されて
いる。ガイド装着窓11は縫い方向Aと交差する方向に
長く形成された長孔形状であり、該ガイド装着窓11に
嵌入されたガイド体12は、装着窓11の前後辺面11
A,11Bによって縫い方向に位置決め(ガタ止め)さ
れており、該ガイド体12には縁ガイド12Aが傾斜部
10の内面より突出されていて、押え足5の下面5Aと
略同一平面状に位置されている。
成したものであり、ガイド体12には縫い方向と交差す
る方向に長い長孔12Bが形成されており、該長孔12
Bにねじ具13を挿通して該ねじ具13を傾斜部10に
着脱自在に締結している。故に、ねじ具13を弛めてガ
イド体12をその縁ガイド12Aを左エッジ位置又は右
エッジ位置及び中央位置に変更してガイド装着窓11に
嵌入してねじ具13で締結することで図1〜図3では右
エッジ位置決め図4〜図6では左エッジ位置決めした状
態で下生地Aに対して上生地Bを縫着可能としているの
である。
変動するときは、ねじ具13を弛めておいてガイド体1
2を長孔12Bの範囲で微動調整することで微妙な調整
が可能であり、ここに、ねじ具13および長孔12Bに
によって調整手段14を構成している。図7〜図12は
4点千鳥ミシンの押え具1に適用した実施形態であり、
図7〜図9は上生地Bの右エッジ位置決めを、図9〜図
12は同じく左エッジ位置決めを示しており、基本構成
と作用は図1〜図6を参照して示したものと共通するの
で共通部分は共通符号で示している。
縁ガイド12Aについて図示省略しているがねじ具13
を弛めてガイド長孔12Bに沿ってガイド体12を左右
に位置調整することで、縁ガイド12Aを中央位置に位
置変更自在にできることは第1実施形態(図1〜図6)
と同様である。図13〜図15は2点千鳥ミシンの押え
具1についてテープTの位置決めを可能としたものであ
る。押え足5の傾斜部10にはホルダ15が図示省略の
止めネジで止着されており、該ホルダ15には丸棒金属
製の第1縁ガイド16がホルダ15に形成した長溝15
Aと長溝15Aと平行に沿う長孔状の取付孔15Bに挿
通され、取付孔15Bに止ネジ17を締結弛緩すること
によってフック形状とされた第1縁ガイド16を縫い方
向と交差する方向で位置調整自在としており、ここに、
止ネジ17、取付孔15B等は調整手段18を構成して
いる。
ープ挿通孔19が形成されており、この挿通孔19に係
入する舌片20Aを有する平面視略U字形の第2縁ガイ
ド20が長孔20Bと止めネジ21とによって止着され
ており、長孔20Bおよび止めネジ21は調整手段22
を構成している。第1縁ガイド16はテープの長手方向
一側縁を案内し、第2縁ガイド20はテープの長手方向
他側縁を案内しており、該テープTは生地Aに縫着され
るものである。
・2実施形態(図1〜図12)と共通するので共通部分
は共通符号で示している。
様によって生地(テープを含む)エッジ位置が異なって
も位置決めが確実にできるし微調整も可能となり、数種
類の押え具を必要としない利点がある。
による右エッジ位置決めを示す斜視図である。
ある。
右エッジ位置決め状態の斜視図である。
る。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 支持体(4)に押え足(5)を装着し、
この押え足(5)に縫針挿通孔(9)を形成し、この縫
針挿通孔(9)より縫い方向先行側に上方に傾斜した傾
斜部(10)を形成し、この傾斜部(10)に縫い方向
と交差する方向に長い長孔形状のガイド装着窓(11)
を形成し、このガイド装着窓(11)に前後辺面(11
A、11B)によって縫い方向に位置決めしたガイド体
(12)を嵌入しており、前記ガイド体(12)は縫い
方向と交差する方向に長い長孔(12B)を有しかつこ
の長孔(12B)にねじ具(13)を挿通して傾斜部
(10)に着脱自在に締結しており、前記ガイド体(1
2)は傾斜部(10)のガイド装着窓(11)から突出
しかつ押え足(5)の下面(5A)と略同一平面状に位
置して下生地(A)に対する上生地(B)のエッジ位置
を決める縁ガイド(12A)を折曲形成していることを
特徴とするミシンの押え具。 - 【請求項2】 支持体(4)に押え足(5)を装着し、
この押え足(5)に縫針挿通孔(9)を形成し、この縫
針挿通孔(9)より縫い方向先行側に上方に傾斜した傾
斜部(10)を形成し、この傾斜部(10)に長溝(1
5B)とこの長溝(15B)と平行に沿う長孔状の取付
孔(15B)とを有するホルダ(15)を止着し、前記
ホルダ(15)の取付孔(15B)に止めネジ(17)
を締結弛緩することによって縫い方向と交差する方向で
位置調整自在でかつ長溝(15B)に挿通されていて生
地(A)に縫着されるテープ(T)の長手方向一側縁を
ガイドするフック形状の第1縁ガイド(16)を装着
し、前記押え足(5)の縫針挿通孔(9)の近傍でかつ
縫い方向先行側に前記第1縁ガイド(16)でガイドさ
れてくるテープ(T)を挿通するテープ挿通孔(19)
を形成し、前記押え足(5)に、前記テープ挿通孔(1
9)に挿通されるテープ(T)の長手方向他側縁をガイ
ドする第2縁ガイド(20)を、この第2縁ガイド(2
0)に縫い方向と交差する方向に長く形成した長孔(2
0B)に止めネジ(21)を挿通して着脱自在に装着し
ていることを特徴とするミシンの押え具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03590598A JP3391684B2 (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | ミシンの押え具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03590598A JP3391684B2 (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | ミシンの押え具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11226282A JPH11226282A (ja) | 1999-08-24 |
JP3391684B2 true JP3391684B2 (ja) | 2003-03-31 |
Family
ID=12455054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03590598A Expired - Fee Related JP3391684B2 (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | ミシンの押え具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3391684B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008161541A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Yamato Sewing Mach Co Ltd | ミシンの押え金 |
-
1998
- 1998-02-18 JP JP03590598A patent/JP3391684B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH11226282A (ja) | 1999-08-24 |
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