JP3391420B2 - ポリウレタン系弾性繊維含有編地 - Google Patents

ポリウレタン系弾性繊維含有編地

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JP3391420B2 JP18495394A JP18495394A JP3391420B2 JP 3391420 B2 JP3391420 B2 JP 3391420B2 JP 18495394 A JP18495394 A JP 18495394A JP 18495394 A JP18495394 A JP 18495394A JP 3391420 B2 JP3391420 B2 JP 3391420B2
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安成 仁田野
幸夫 田中
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はポリウレタン系弾性繊維
とポリアミド系繊維および/またはポリエステル系繊維
を含むポリウレタン系弾性繊維含有編地に関する。さら
に詳しくは、伸縮性衣料分野に用いられ、高温高圧染色
可能かつ寸法安定性に優れたポリウレタン系弾性繊維含
有交編編地染色物を得ることができる編地に関する。 【0002】 【従来の技術】ポリウレタン系弾性繊維は優れた伸縮特
性を有するので、例えば編織物の布帛の如くポリウレタ
ン系弾性繊維含有製品として広く利用されている。特
に、ファンデ−ション・水着・パンスト用等として有用
である。 【0003】一般にポリウレタン系弾性繊維は耐熱水性
に乏しいため高温高圧染色が不可能であり、主に、ポリ
アミド系繊維との混用により利用されている。しかしな
がら、ポリアミド系繊維は形態安定性や寸法安定性に乏
しく、染色時のタンニン酸使用によるポリウレタン系弾
性繊維の劣化が生じる、Noxガスや光による黄変が生
じる、耐光堅牢度・湿潤堅牢度が低い、塩素水による変
退色が大きい等の問題がある。従って、ポリウレタン系
弾性繊維/ポリエステル系繊維混用編地の高温高圧染色
が必要となっている。 【0004】また、ポリウレタン系弾性繊維のポリマ−
改質により、耐熱性を上げることが可能であるが、一方
で、染色工程通過性が悪い、特に、布帛の寸法安定性が
悪いという欠点を持っている。ポリウレタン系弾性繊維
の寸法安定性を染色工程前にて安定化させておくことが
望ましい。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる事情を
背景として、鋭意検討したものであり、ポリウレタン系
弾性繊維のポリマ−組成および染色前の熱セット条件の
最適化、特に、熱セット工程での布帛の含水率に着目
し、高温高圧染色可能かつ寸法安定性に優れたポリウレ
タン系弾性繊維含有編地を提供することを目的とする。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、ポリウレタ
ン系弾性繊維とポリアミド系繊維および/またはポリエ
ステル系繊維を含有する編地において、ポリウレタン系
弾性繊維が含水率20〜50%、セット温度150〜2
10℃、セット時間30秒〜3分間の熱セット後の対数
粘度(ηinh ) が1.8〜2.5g/dlであること
を特徴とするポリウレタン系弾性繊維含有編地である。
上記の対数粘度(ηinh ) がこの範囲よりも大きい場
合には、寸法安定性に欠け、反対に小さい場合には耐熱
性に欠けるものとなる。 【0007】本発明におけるポリウレタン系弾性繊維と
は、具体的には、下記するポリウレタンを主体とする重
合体組成物を紡糸して得られる弾性繊維である。本発明
におけるポリウレタンとしては、ポリオ−ルと過剰のモ
ル数の有機ジイソシアネ−トから得られるプレポリマ−
を、カルボン酸および炭酸ガスの中から選ばれる酸性物
質を添加後、多官能性活性水素化合物により鎖延長反応
させて得られる重合体が挙げられる。 【0008】ポリマ−ジオ−ルとしてはポリテトラメチ
レングリコ−ル、ポリエチレン・プロピレングリコ−ル
のようなポリエ−テルグリコ−ル類、エチレングリコ−
ル、1,6−ヘキサングリコ−ル類の少なくとも1種と
アジピン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、
β−メチルアジピン酸、イソフタル酸等のジカルボン酸
の少なくとも1種とを反応させて得られるポリエステル
グリコ−ル類、ポリカプロラクトングリコ−ル、ポリヘ
キサメチレンジカ−ボネ−トグリコ−ルのようなポリマ
−ジオ−ルの1種またはこれらの2種以上の混合物また
は共重合物が例示できる。 【0009】また、有機ジイソシアネ−トとしては4,
4−ジフェニルメタンジイソシアネ−ト、1,5−ナフ
タレンジイソシアネ−ト、1,4−フェニレンジイソシ
アネ−ト、2,4−トリレンジイソシアネ−ト、4,4
−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネ−ト、イソホロ
ンジイソッシアネ−トのような有機ジイソシアネ−トの
1種または2種以上の混合物が例示できる。さらに、ト
リイソシアネ−トを少量併用してもよい。 【0010】これらのポリオ−ルと有機ジイソシアネ−
トをモル比で1.5〜3.0の範囲で有機ジイソシアネ
−トが過剰となるように混合し、60〜120℃の温度
で反応させてプレポリマ−を得る。得られたプルポリマ
−を40℃以下に冷却して、N,N−ジメチルアセトア
ミド、N,N−ジメチルホルムアミド、ヘキサメチレン
ホスホンアミドなどの極性溶媒に溶解してプレポリマ−
溶液を得る。 【0011】プレポリマ−反応終了後から鎖延長反応開
始までの間に添加する酸性物質としては、N,N−ジメ
チルアセトアミド、N,N−ジメチルホルムアミド中で
の酸解離指数が10以上であるようなカルボン酸および
炭酸ガスの中から選ばれ、酢酸、炭酸ガスなどが例示で
きる。 【0012】多官能性活性水素化合物としては、エチレ
ンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、キシリレンジア
ミン、4,4−ジフェニルメタンンジアミン、ヒドラジ
ン、エチレングリコ−ル等の1種またはこれら2種以上
の混合物が例示できる。所望により、これら前記化合物
にモノアミン、モノアルコ−ルのような停止剤を少量併
用してもよい。しかし好ましいのは、ジアミンの単独ま
たは、ジアミンを主体としたものである。 【0013】ポリウレタン主体の組成物を紡糸して弾性
繊維となすのは、特に限定されないが、ポリウレタン組
成物溶液を乾式紡糸するのが好ましい。ポリウレタン主
体の組成物を構成するポリウレタン以外の構成物は平滑
剤、紫外線吸収剤、黄変防止剤、などの安定剤、顔料、
帯電防止剤、表面処理剤、難燃剤、補強剤および塩素劣
化防止剤が例示される。とくに、塩素劣化防止剤として
は、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、
水酸化マグネシウム、水酸化亜鉛、水酸化アルミニウ
ム、またはハイドロタルサイト類化合物などの金属酸化
物や金属水酸化物が例示でき、これらは単独でも2種以
上の混合物でもよい。特に、好ましいのは酸化マグネシ
ウムまたは酸化亜鉛である。これらのポリウレタン溶液
への添加は、特に限定されないが、平均粒径が0.05
〜3μmの微粒子として添加することが好ましい。 【0014】本発明で用いられるポリアミド系繊維と
は、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン46、および
これらのカチオン可染型変成物やポリアミド/エステル
複合繊維で有り、任意の繊度、断面形状のものが使用で
きる。また、顔料酸化チタン、抗菌剤、消臭剤、吸水
剤、制電剤、防汚剤などの機能改質剤も紡糸操業性に支
障のない範囲で適宜併用できる。 【0015】本発明で用いられるポリエステル系繊維と
は、当業者に知られているポリエステル系繊維のことで
あり、例えば化1で表されるものがある。 【0016】 【化1】 【0017】本発明で用いられるポリウレタン系弾性繊
維は通常、カバ−リング糸や裸糸の状態で使用される。
本発明で対象とする交編編地はこのポリウレタン系弾性
繊維と前記のポリアミド系繊維および/またはポリエス
テル系繊維を混用した編地であり、特にこれら繊維を用
いて編み立てた交編編地が好ましく、該交編編地は緯メ
リヤス地であっても、経メリヤス地であってもよく、ト
リコット編地、ラッセル編地であってもよく、特に限定
されるものではない。また、編組織はハ−フ編、逆ハ−
フ編、ダブルアトラス編、ダブルデンビ−編などが例示
できるが、特に限定されるものではない。 【0018】前記交編編地の染色工程としては、精練・
リラックス→熱セット→染色→仕上げセットの順に行わ
れる。本発明における精練・リラックス処理条件として
は、アニオン系界面活性剤1.0〜2.0g/lの浴中
に60〜95℃×30秒〜3分で行われる。本発明にお
ける熱セット工程としては、50〜80℃の温水に浸し
た後、マングルにて含水率:20〜50%に調整、15
0〜210℃の温度で30秒〜3分の時間で通常のピン
テンタ−等にて行われる。好ましくは、含水率:30〜
40%に調整、160〜190℃の温度で1〜2分の時
間である。この範囲の条件を外れた場合には、ポリウレ
タン系弾性繊維の寸法安定性およびポリアミド系繊維お
よびポリエステル系繊維の染色性が低下するなどの問題
が生ずる。 【0019】本発明における染色工程としては、ウイン
ス、ジッカ−、ビ−ム、液流染色機などの装置を用い、
バッチ方式あるいは連続方式いずれでも実施することが
でき、使用染料は混用素材により異なるが、酸性染料、
含金染料、蛍光染料、分散染料、反応分散染料等が使用
される。また、均染剤、バッファ−剤、pHスライド
剤、分散剤、キャリア−等も適宜併用できる。染色温度
はポリアミド系繊維を用いる場合には90〜100℃、
ポリエステル系繊維を用いる場合には120〜130℃
にて、染色時間は30〜120分にて行われる。染色後
に行われるFIX処理あるいは還元洗浄は通常の条件に
て適宜実施することができる。 【0020】本発明における仕上げセット工程として
は、染色上がり布帛に仕上げ加工剤(制電剤、消臭剤、
抗菌剤、防汚剤等の中から選ばれた1種あるいは2種以
上)をPADし、マングルにて絞り、熱セット工程と同
様の方法にて乾燥セット130〜190℃の温度にて3
0秒〜3分の時間で行われる。 【0021】 【実施例】以下実施例によって本発明を説明する。ただ
し、本発明がこれら実施例によって限定されるものでは
ない。本発明で用いた評価方法を以下に示す。 1.ポリウレタン系弾性繊維の熱セット性 PSD(乾熱セット性) 試料(弾性繊維)に1mg/dの初荷重をかけ22.5
cmのル−プを作製し、45cmの金枠に取り付け(1
00%伸長)、サ−モセッタ−〔辻井染機(株)〕中を
190℃×1分で通し放冷後、ル−プ長(L1 )を測定
し次式によりPSDを算出。 PSD(%)={(L1 −22.5)/22.5}×1
00 【0022】PSW(湿熱セット性) 試料(弾性繊維)に1mg/dの初荷重をかけ手動延伸
機に2.0cm固定後4.0cmに伸長させ(100%
伸長)、純水を満たしたミニカラ−染色機〔テキサム技
研〕用ポットに手動延伸機を入れ、130℃×60分処
理(130℃まで40分で昇温)し、冷却、水分除去
後、手動延伸機のハンドルを回し試料がたわみ始めると
きの長さ(L2 )を測定し次式によりPSWを算出。 PSW(%)={(L2 −2.0)/2.0}×100 【0023】熱セット後の対数粘度(ηinh ) 所定の含水率に調整、それを20cm×7cmの金枠に
通し、サ−モセッタ−〔辻井染機(株)〕にて所定温
度、所定時間で熱セットを行う。熱セット後ポリウレタ
ン系弾性糸 0.075gを25mlのN,N−ジメチ
ルアセトアミドに溶解し、その溶液10mlをオストワ
ルド粘度計(東京計器製作所製B型粘度計)に取り、3
0℃の恒温槽中での落下秒数から以下の式に従って対数
粘度(ηinh ) を求めた。 ηinh ={ln(t/t0 )}/c t :ポリウレタン溶液の落下秒数 t0 :溶媒の落下秒数 c :ポリウレタン溶液の濃度(g/100ml) 【0024】2.布帛の伸長回復率 試料 5.0cm×2.0cm(経方向×緯方向)を経
方向に引張速度10cm/minとして100%伸長
し、直ちに同速度で元の試料長まで戻し、応力−伸長曲
線から残留伸び率N(%)を求め次式により布帛の伸長
回復率を算出。 布帛の伸長回復率(%)=(100−N)/100×1
00 【0025】2.布帛の寸法安定性 (イ)カ−リング率 試料 20cm×10cm(経方向×緯方向)を水平な
テ−ブル上にカ−ルする方向を上にして、4時間放置す
る。次に、カ−ルした状態で長さを測定し、カ−リング
率を次式で算出する。 カ−リング率(%)=(L−L’)/L×100 ただし、 L : カ−ル前の長さ L’: カ−ル後の長さ 【0026】洗濯収縮率 家庭用二槽式電気洗濯機(自動渦巻き反転式)〔パルセ
−タ−回転数 400〜500rpm、脱水機の回転数
1800rpmのものを用い試験片25cm×25c
mに20cm×20cmのマ−キングを3点つけ、JI
SL−1018H法に準拠し、洗濯を行い下記式により
タテおよびヨコ方向の洗濯後の長さから、下記式により
洗濯収縮面積率を求めた。 洗濯収縮面積率(%)={(A×B)−(A'×B')}× 100
/(A×B) ただし、 A : 洗濯前のタテ方向の長さ(20c
m) A’: 洗濯後のヨコ方向の長さ B : 洗濯前のタテ方向の長さ(20cm) B’: 洗濯後のヨコ方向の長さ 【0027】(実施例1)50d/12fのナイロン6
フィラメントで編成された2way−トリコット交編編
地をマ−ポン T1〜2g/l(アニオン系界面活性剤
〔松本油脂社〕)の浴中で65℃〜95℃×秒の処理条
件で精練・リラックスを行い、70〜80℃の温水に浸
した約90後、マングルにて含水率30%に調整、ピン
テンタ−にて160〜190℃×40秒〜50秒の熱セ
ットを行った。そして、液流染色機(Circu−la
rNX)にて、Kayanol Milling Red BW 2%owf (酸
性染料〔日本化薬社〕)、Newbon TS400 1%owf (均
染剤〔日華化学社〕)、酢酸0.5g/l、酢酸アンモ
ニウム 0.15g/l、浴比=1:30の染色条件に
て40℃から95℃まで40分で昇温、95℃で30分
間染色後、50℃×10分で2回湯水洗、サンライフ
TN−8 3g/l(合成フィックス剤〔日華化学
社〕)、シュウ酸 1g/l、70℃×20分にてFI
Xを行い、ピンテンタ−にて160〜180℃×40〜
50秒にて仕上げセットを行った。得られた布帛の品位
を表1に示す。 【0028】(実施例2)PSD=54.3%、PSW
=68.5%の40d/4fポリウレタン弾性糸と50
d/36fのポリエステルフィラメントで編成された2
way−トリコット交編編地をマ−ポン T 1〜2g
/l(アニオン系界面活性剤〔松本油脂社〕)の浴中で
65〜95℃×約90秒の処理条件で精練・リラックス
を行い、70〜80℃の温水に浸した後、マングルにて
含水率30%に調整、ピンテンタ−にて160〜190
℃×40〜50秒の熱セットを行った。そして、液流染
色機(Circu−lar NX)にて、Terasil Blue
GLF 2%owf (分散染料〔Ciba-Geigy社〕)、Disper
TL 1%owf (分散剤〔明成化学社〕)、酢酸 0.5
g/l、酢酸ナトリウム 1.5g/l、浴比=1:3
0の染色条件にて40℃から130℃まで40分で昇
温、130℃で30分間染色後、50℃×10分で2回
湯水洗、ハイドロサルファイトナトリウム 2g/l、
苛性ソ−ダ 2g/l、サンモ−ル RC−700 1
g/l(非イオン洗浄剤〔日華化学社〕)、ジメチルポ
リシロキサン 0.3g/l、浴比=1:30にて還元
洗浄を行い、ピンテンタ−にて160〜180℃×40
〜50秒にて仕上げセットを行った。得られた布帛の品
位を表1に示す。 【0029】(比較例1)熱セット条件が、含水率=0
%、ピンテンタ−にて160〜190℃×40〜50秒
である以外は実施例1と同一方法、同一条件にて処理
し、得られた布帛の品位を表1に示す。 【0030】(比較例2)熱セット条件が、含水率=7
0%、ピンテンタ−にて160〜190℃×40〜50
秒である以外は実施例1と同一方法、同一条件にて処理
し、得られた布帛の品位を表1に示す。 【0031】(比較例3)PSD=69.5%、PSW
=84.5%の40d/4fポリウレタン弾性糸と50
d/36fのポリエステルフィラメントで編成された2
way−トリコット交編編地を用いた以外は実施例1と
同一方法、同一条件にて処理し、得られた布帛の品位を
表1に示す。 【0032】(比較例4)PSD=43.6%、PSW
=58.3%の40d/4fポリウレタン弾性糸と50
d/36fのポリエステルフィラメントで編成された2
way−トリコット交編編地を用いた以外は実施例1と
同一方法、同一条件にて処理し、得られた布帛の品位を
表1に示す。 【0033】 【発明の効果】本発明によれば、ポリウレタン系弾性繊
維のポリマ−組成および染色前の熱セット条件の最適化
により、高温高圧染色可能かつ寸法安定性に優れたポリ
ウレタン系弾性繊維含有交編編地を提供することができ
る。 【0034】 【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−185749(JP,A) 特開 平5−279971(JP,A) 特開 平5−163633(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D04B 1/00 - 1/28 D04B 21/00 - 21/20 D01F 6/70

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ポリウレタン系弾性繊維とポリアミド系
    繊維および/またはポリエステル系繊維を含有する編地
    において、ポリウレタン系弾性繊維が含水率20〜50
    %、セット温度150〜210℃、セット時間30秒〜
    3分間の熱セット後の対数粘度(ηinh ) が1.8〜
    2.5g/dlであることを特徴とするポリウレタン系
    弾性繊維含有編地。
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