JP3390295B2 - 農産物収穫機 - Google Patents

農産物収穫機

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JP3390295B2
JP3390295B2 JP22325595A JP22325595A JP3390295B2 JP 3390295 B2 JP3390295 B2 JP 3390295B2 JP 22325595 A JP22325595 A JP 22325595A JP 22325595 A JP22325595 A JP 22325595A JP 3390295 B2 JP3390295 B2 JP 3390295B2
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conveyor
lever
vibration
bar conveyor
fuselage
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明彦 垣見
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KOBASHI INDUSTRIES CO., LTD.
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  • Harvesting Machines For Root Crops (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えば甘藷、馬鈴
薯、こんにゃく芋等の根菜類を圃場から収穫して選別
し、コンテナに収容するようにした農産物収穫機に係
り、特に掘取りコンベア装置に備えたバーコンベアに上
下振動を与える起振体を、入り位置と切り位置とに変位
可能にした農産物収穫機に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、甘藷、馬鈴薯、こんにゃく芋のよ
うな根菜類を圃場から収穫して選別し収容する農産物収
穫機として、自走機体に、機体下部前方から機体中央上
部を通って機体後部にかけて、先端に掘取り刃を有し、
この掘取り刃に連続して、入り,切り操作可能の振動機
構を内装した無端バーコンベアを設けた掘取りコンベア
装置を配設したものが提案されている。 【0003】上記振動機構の起振体は、レバーにより回
動して、移動するバーコンベアに対して上下振動を与え
る入り位置と、上下振動を与えない切り位置とに変位可
能となっている。そして、振動機構の切換えレバーに
は、機体振動などで簡単に切換わってしまうといけない
ので、それぞれの切換え位置に固定する固定手段を設け
ている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記のようにバーコン
ベアの振動機構の切換えレバーに固定手段を設けている
と、部品点数が多くなって構造が複雑になるばかりでな
く、コスト高になり、また、レバーの切換え操作も面倒
になる、という問題点があった。 【0005】本発明は上述した問題点を解決するために
提案されたもので、簡単な構造で部品点数が少なくなっ
て低コストになり、また、レバーの切換え操作が簡単に
行え、しかも切換え位置に確実に保持されるようにした
農産物収穫機を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、自走機体に、機体下部前方から機体中央
上部を通って機体後部にかけて、先端に掘取り刃を有
し、この掘取り刃に連続して、入り,切り操作可能の振
動機構を内装した無端バーコンベアを設けた掘取りコン
ベア装置を配設した農産物収穫機において、上記振動機
構は、バーコンベアの側方に軸支された回転軸と、該回
転軸を回動させるレバーと、前記回転軸に設けられ、バ
ーコンベヤの側方からバーコンベアの下側に嵌挿され
て、前記レバーの回動により、移動するバーコンベアに
対して上下に振動を与える入り位置と振動を与えない切
り位置とに変位可能な起振体と、上記レバーの切り換え
位置を前記起振体の入り位置と切り位置との何れかに保
持するトグルバネ機構とからなることを特徴とする。 【0007】 【作用】本発明の農産物収穫機では、レバーにより起振
体を入り位置、あるいは切り位置に切換える切換え操作
が、レバーを回動するだけで簡単に行える。そして、そ
れぞれの切換え位置においてトグルバネにより安定よく
保持される。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1及び図2は、本発明の農産物
収穫機の一実施の形態に係るいも類収穫機を示す。これ
らの図において、いも類収穫機1の機体2には、左右対
をなしスピン(超信地)旋回を可能にしたクローラ3が
装備されている。クローラ3への駆動力は、機体2の一
側方に搭載されているエンジン4から機体2の後部寄り
の下部位置のクローラ3間に設けられているトランスミ
ッション(図示省略)を経て伝達されるようになってい
る。 【0009】また、クローラ3間の機体2の前方下部か
ら機体中央上部を通り機体後部にかけて、圃場の農産物
を掘取る掘取りコンベア装置10が設けられており、こ
のコンベア装置10の駆動も上記のエンジン4の駆動力
によって行われる。 【0010】掘取りコンベア装置10は、前方に向けて
傾斜した状態の掘取り刃11、無端リンクロッドからな
り、所定間隔毎にスラットを有した傾斜搬送部12及び
終端に向け所定角度で下降するように配設された選別搬
送部13によって無端バーコンベアが構成されている。 【0011】更に、掘取りコンベア装置10は、その後
端の図示しない回転軸(回動支点)を中心に上下方向に
回動可能とされているとともに、図示しない油圧シリン
ダの伸縮作動によって上下調節可能となっている。 【0012】上記掘取りコンベア装置10の左右の測方
から前方に向け突出したブラケット41には、収穫対象
畝の長さ方向に沿って機体2の移動と共に追従する畝追
従装置40が設けられている。畝追従装置40の一対の
ホイール42は、収穫対象畝の傾斜両肩部に転接するも
のであり、上下調節機構43によって上下方向に調節可
能とされるとともに、スライド機構44によって左右方
向の間隔が調節可能となっている。 【0013】上記エンジン4から動力を受けて変速する
図示しないトランスミッションにおいては、図示省略し
た無段変速を行う油圧無段変速装置(HST)と変速ギ
ヤとの組み合わせによって無段/有段に変速出力される
ようになっており、サイドクラッチやデファレンシャル
装置を介して動力伝達を接/断し、クローラ3を無段/
有段に変速走行させたり、スピン旋回(超信地旋回)を
可能にしたりしている。 【0014】また、図示しないトランスミッションか
ら、変速された動力が掘取りコンベア装置10に伝達さ
れるとともに、そのコンベアの移動速度が無段と有段と
に変速調節可能とされており、この変速とクローラ3の
無段又は有段走行との組合せにより、掘取り作業速度が
自在に設定可能となっている。 【0015】また、機体2の後側でコンベア装置10を
挟んで左右対称位置に作業スペース6,7が設けられて
おり、また、コンベア装置10の中程にも該コンベア装
置10を挟んで左右対称位置に作業スペース8,9が設
けられている。そして各作業スペース6,7,8,9に
はそれぞれ作業椅子6a,7a,8a,9aが配設され
ており、各作業者は作業椅子6a,7a,8a,9aに
着座することによって、掘取りコンベア装置10により
搬送される農作物の選別作業を行うことができるように
なっている。 【0016】ちなみに、作業スペース8,9の作業者
は、傾斜搬送部12により搬送されてくる収穫物からい
も以外のつるや茎葉、大きな土塊、石等を除去したり、
いもと連結茎とを分離したりする等の前処理作業を行
う。また、作業スペース6,7の作業者は、前処理作業
の行われたいもを選別し、コンテナへの詰め込み作業を
行う。さらに、作業スペース6は収穫機1の操縦席を兼
ねており、前方には操作部20が設けられている。 【0017】さらに上記作業スペース6,7,8,9に
は、収穫機1の走行またはコンベア装置10の搬送等の
動力の伝達を切り換えるクラッチレバーが設けてある。
このクラッチレバーは、作業者の作業姿勢及び収穫機1
の重心位置等のレイアウト構成上の理由から、それぞれ
作業スペースの内側近傍の機体2に設けるのが良く、後
側の作業スペース6,7の場合は斜め前方のコンベア装
置10の測方位置にクラッチレバー61,71が設けら
れ、また中程の作業スペース8,9の場合は斜め後方の
コンベア装置10の測方位置にクラッチレバー81,9
1が設けられている。 【0018】上記各クラッチレバーは、クラッチレバー
61とクラッチレバー71とは、それぞれ同方向に連動
して回動するように連繋され、また、クラッチレバー8
1とクラッチレバー91とも、同方向に連動して回動す
るように連繋され。さらに、クラッチレバー61及びク
ラッチレバー71と、クラッチレバー81及びクラッチ
レバー91とは、リンクにより連繋されていて、各クラ
ッチレバーは同方向に作動して、クラッチの接,断操作
が行われるようになっている。 【0019】コンベア装置10の左右両側は側枠5,5
により支持され、その前部は軸5aを中心に、図示しな
い油圧シリンダの伸縮作動により上下方向に回動可能と
なっている。また、コンベア装置10の前部と後部のそ
れぞれ左右両側には、コンテナ載置台50,50、6
0,60が配置されている。さらに、コンベア装置10
の後方にも、コンテナ載置台30が配設されている。こ
れらコンテナ載置台30,50,60は、それぞれ機体
2側に折り畳める構造になっている。 【0020】上記側枠5,5の前半部分、即ち、コンベ
ア装置10の傾斜搬送部(無端バーコンベア)12に
は、図3に示す振動機構70が設けられている。この振
動機構70は、側枠5,5間に軸支された回動軸72を
中心に前後方向に、ストッパ74,74間を回動可能の
レバー73を有し、回動軸72には、側枠5,5の内側
のバーコンベアに対して、側方からバーコンベアの下側
に嵌挿されて、レバー73により回動して、移動するバ
ーコンベアに対して上下に振動を与える入り位置と、振
動を与えない切り位置と、に変位可能の起振体75を設
けている。そして、レバー73と側枠5との間には、起
振体75を入り位置と切り位置とに切換え保持するトグ
ルバネ76が介装されている。 【0021】上述のように構成される振動機構70にお
いては、コンベア装置10により掘り取られる圃場の土
質により、傾斜搬送部(無端バーコンベア)12に振動
を与えるか、与えないかの選択を、レバー73を前後方
向に回動により行う。そのとき、レバー73はトグルバ
ネ76によって、移動するバーコンベアに対して上下に
振動を与える入り位置と、振動を与えない切り位置とに
起振体75を変位させた状態に確実に保持され、機体振
動等によってレバー73がみだりに回動して切り替わる
ことがない。 【0022】 【発明の効果】以上説明したように本発明の農産物収穫
機によれば、バーコンベアに対して上下に振動を与える
振動機構の切換えを、バーコンベアの側方からバーコン
ベアの下側に嵌挿されて、レバーにより回動する起振体
により行い、上記レバーに、起振体を入り位置と切り位
置とに切換え保持するトグルバネを介装したから、レバ
ーによる起振体の入り位置と切り位置との切換えが、レ
バーを回動させる簡単な操作で行うことができる。ま
た、トグルバネにより、それぞれの切換え位置に確実に
保持される。 【0023】しかも、その構成は簡単で、レバーをそれ
ぞれの切換え位置に固定する固定手段を別に必要とせ
ず、部品点数が少なくなって、コストダウンが図られ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の農産物収穫機の一実施の形態に係るい
も類収穫機を示す斜視図である。 【図2】同いも類収穫機を示す平面図である。 【図3】バーコンベアの振動機構の側面図である。 【符号の説明】 1 いも類収穫機 2 機体 3 クローラ 4 エンジン 5 コンベア装置の側枠 5a 軸 6〜9 作業スペース 6a〜9a 作業椅子 61〜
91 クラッチレバー 10 コンベア装置 11 掘取り刃 12 傾斜搬送部 13 選別搬送部 20 操縦部 40 畝追従装置 41 ブラケット 42 ホイール
43 上下調節機構 44 スライド機構 30,50,60 コンテナ載置台 31 予備のコンテナ載置台 70 振動機構 72 回動軸 73 レバー 74
ストッパ 75 起振体 76 トグルバネ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 自走機体に、機体下部前方から機体中央
    上部を通って機体後部にかけて、先端に掘取り刃を有
    し、この掘取り刃に連続して、入り,切り操作可能の振
    動機構を内装した無端バーコンベアを設けた掘取りコン
    ベア装置を配設した農産物収穫機において、 上記振動機構は、バーコンベアの側方に軸支された回転
    軸と、該回転軸を回動させるレバーと、前記回転軸に設
    けられ、バーコンベヤの側方からバーコンベアの下側に
    嵌挿されて、前記レバーの回動により、移動するバーコ
    ンベアに対して上下に振動を与える入り位置と振動を与
    えない切り位置とに変位可能な起振体と、上記レバーの
    切り換え位置を前記起振体の入り位置と切り位置との何
    れかに保持するトグルバネ機構とからなることを特徴と
    する農産物収穫機。
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