JP3389722B2 - 織編物用多孔型中空繊維及びその製造方法 - Google Patents
織編物用多孔型中空繊維及びその製造方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は織編物用多孔型中空繊維
に関するものである。さらに詳しくは繊維の長さ方向に
沿って連続した複数の中空部を形成させることにより、
スケ防止性に優れ軽量で、しかも繊維の高次加工におい
てつぶれることなく高い中空率を維持できる細繊度の織
編物用多孔型中空繊維および製造方法に関するものであ
る。
に関するものである。さらに詳しくは繊維の長さ方向に
沿って連続した複数の中空部を形成させることにより、
スケ防止性に優れ軽量で、しかも繊維の高次加工におい
てつぶれることなく高い中空率を維持できる細繊度の織
編物用多孔型中空繊維および製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、繊維内部に空気層をもつ中空
繊維は、保温性や軽量性に優れているため、この特性を
活かして、インナーウェア、スポーツウェアをはじめ種
々の用途に利用するために、各種の提案がなされてい
る。
繊維は、保温性や軽量性に優れているため、この特性を
活かして、インナーウェア、スポーツウェアをはじめ種
々の用途に利用するために、各種の提案がなされてい
る。
【0003】例えば特開昭53−106848号公報で
は、単糸の半径方向に外周からの距離が一定の位置に3
から10の中空部を有する多孔型中空繊維が開示されて
いる。この多孔型中空繊維は、単糸に物理的あるいは熱
的手段を加えることにより、中空部を繊維側面に連通し
開口させ繊維表面に凹凸を付与することで、繊維にシャ
リ味と光沢を与えるものであって、複数に分割された空
気層を積極的に利用するものではなく、多孔型中空繊維
とは言いがたいものである。
は、単糸の半径方向に外周からの距離が一定の位置に3
から10の中空部を有する多孔型中空繊維が開示されて
いる。この多孔型中空繊維は、単糸に物理的あるいは熱
的手段を加えることにより、中空部を繊維側面に連通し
開口させ繊維表面に凹凸を付与することで、繊維にシャ
リ味と光沢を与えるものであって、複数に分割された空
気層を積極的に利用するものではなく、多孔型中空繊維
とは言いがたいものである。
【0004】また、特開平3−269114号公報に開
示された多孔型中空繊維は、溶融紡糸において、紡糸口
金に設けられた連結した弧状のスリットからポリマを吐
出し融着させることにより、繊維の長さ方向に沿って連
続した複数の空隙をもつ多孔型中空の充填材料用ポリエ
ステル繊維である。しかしながら、溶融紡糸で弧状のス
リットを持つ口金を用い、吐出ポリマの流動接合を利用
して製造される多孔型中空繊維であるため、複数の中空
部を付与するためには、繊維径を大きくすることが必要
であり、充填材料用途など単糸繊度が5デニールを越え
る太い繊維のみにおいて可能であった。
示された多孔型中空繊維は、溶融紡糸において、紡糸口
金に設けられた連結した弧状のスリットからポリマを吐
出し融着させることにより、繊維の長さ方向に沿って連
続した複数の空隙をもつ多孔型中空の充填材料用ポリエ
ステル繊維である。しかしながら、溶融紡糸で弧状のス
リットを持つ口金を用い、吐出ポリマの流動接合を利用
して製造される多孔型中空繊維であるため、複数の中空
部を付与するためには、繊維径を大きくすることが必要
であり、充填材料用途など単糸繊度が5デニールを越え
る太い繊維のみにおいて可能であった。
【0005】さらに、特開平4−24209号公報に開
示された多孔型中空繊維は、溶融紡糸において、紡糸口
金に設けられた矩形のスリット群からポリマを吐出し融
着させることによって得られる、繊維の長さ方向に沿っ
て連続した複数の空隙をもつ異形断面多孔中空繊維であ
る。しかしながら、溶融紡糸で矩形のスリットを持つ口
金を用い、吐出ポリマの流動接合を利用して製造される
多孔型中空繊維であるため、断面形状が異形で、中空部
の数にも限界のあるものであって、衣料用途に適した細
繊度の多孔型中空繊維を得ることは困難であり、繊維の
しなやかさを必要とするインナーウェア、スポーツウェ
アなど衣料用途に展開出来ない物であった。
示された多孔型中空繊維は、溶融紡糸において、紡糸口
金に設けられた矩形のスリット群からポリマを吐出し融
着させることによって得られる、繊維の長さ方向に沿っ
て連続した複数の空隙をもつ異形断面多孔中空繊維であ
る。しかしながら、溶融紡糸で矩形のスリットを持つ口
金を用い、吐出ポリマの流動接合を利用して製造される
多孔型中空繊維であるため、断面形状が異形で、中空部
の数にも限界のあるものであって、衣料用途に適した細
繊度の多孔型中空繊維を得ることは困難であり、繊維の
しなやかさを必要とするインナーウェア、スポーツウェ
アなど衣料用途に展開出来ない物であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来技術の問題点を解消し、衣料用途に適した、軽量で
スケ防止性に優れ、しかも繊維の高次加工においてつぶ
れることなく高い中空率を維持できる細繊度の織編物用
多孔型中空繊維を提供することにある。
従来技術の問題点を解消し、衣料用途に適した、軽量で
スケ防止性に優れ、しかも繊維の高次加工においてつぶ
れることなく高い中空率を維持できる細繊度の織編物用
多孔型中空繊維を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため鋭意検討した結果、従来、保温性や軽量
性の向上のために利用されていた中空部を多孔に細分化
することにより、繊維に、スケ防止性を与えられること
を見出だし本発明に到達した。
を解決するため鋭意検討した結果、従来、保温性や軽量
性の向上のために利用されていた中空部を多孔に細分化
することにより、繊維に、スケ防止性を与えられること
を見出だし本発明に到達した。
【0008】すなわち、上記した本発明の目的は、ポリ
エステルからなり、繊維の長さ方向に沿って連続した孔
径0.14μ以上の中空部を11〜100個有し、かつ
単糸繊度が0.4以上5デニール未満であることを特徴
とする織編物用多孔型中空繊維とその製造方法によって
達成できる。
エステルからなり、繊維の長さ方向に沿って連続した孔
径0.14μ以上の中空部を11〜100個有し、かつ
単糸繊度が0.4以上5デニール未満であることを特徴
とする織編物用多孔型中空繊維とその製造方法によって
達成できる。
【0009】以下、本発明を詳細に説明する。
【0010】まず、本発明は、ポリエステルからなる多
孔型中空繊維である。ポリエステルとは、主鎖にエステ
ル結合を持つポリマーである。一般にはポリエチレンテ
レフタレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリブ
チレンテレフタレートなどが挙げられ、その中でポリエ
チレンテレフタレートが最も有用である。これらポリエ
ステルの中で通常、衣料用として用いられる好適なポリ
エステル系ポリマとしては5−ナトリウムスルホイソフ
タル酸を0.5〜6mol%共重合したポリエステルを
用いることが容易に中空部の形成が可能であるので好ま
しい。むろん、これらのポリエステルは単一ポリマのみ
ならず2成分以上の混合物としたものでもよく、公知の
共重合物、粒子を含むものであってもよい。
孔型中空繊維である。ポリエステルとは、主鎖にエステ
ル結合を持つポリマーである。一般にはポリエチレンテ
レフタレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリブ
チレンテレフタレートなどが挙げられ、その中でポリエ
チレンテレフタレートが最も有用である。これらポリエ
ステルの中で通常、衣料用として用いられる好適なポリ
エステル系ポリマとしては5−ナトリウムスルホイソフ
タル酸を0.5〜6mol%共重合したポリエステルを
用いることが容易に中空部の形成が可能であるので好ま
しい。むろん、これらのポリエステルは単一ポリマのみ
ならず2成分以上の混合物としたものでもよく、公知の
共重合物、粒子を含むものであってもよい。
【0011】次に、本発明における織編物用多孔型中空
繊維は、繊維方向に沿って連続した孔径0.14μ以上
の中空部を11〜100個とすることが必要である。中
空部の孔径が0.14μ未満では透過光を屈折させる境
界面として小さく、スケ防止性の劣るものとなる。好ま
しくは孔径0.16μ以上の中空部がよい。
繊維は、繊維方向に沿って連続した孔径0.14μ以上
の中空部を11〜100個とすることが必要である。中
空部の孔径が0.14μ未満では透過光を屈折させる境
界面として小さく、スケ防止性の劣るものとなる。好ま
しくは孔径0.16μ以上の中空部がよい。
【0012】ここでいう中空繊維の中空部の孔径とは、
繊維軸方向に対して直角に切断して得られる繊維断面の
中から任意に選び出した単糸の中空部の直径または、最
大幅をいう。
繊維軸方向に対して直角に切断して得られる繊維断面の
中から任意に選び出した単糸の中空部の直径または、最
大幅をいう。
【0013】中空繊維において、その中空部が例えば1
つの場合、いかに高中空率の繊維であっても、延伸、捲
縮付与などの加工工程や織編み立て工程など繊維に加え
られる外力によって、中空部の潰れが生じ、中空率の低
下は避けられなかった。これに対して、本発明の織編物
用多孔型中空繊維は11〜100個と、数多くの中空部
を形成させることによって、繊維に外力が加えられた際
に、ごく一部の中空部が潰れることで外力が吸収され、
大部分の中空部が潰れることなく高中空率に維持できる
ばかりか、その繊維のスケ防止性を著しく向上させるこ
とができる。すなわち、繊維にスケ防止性を持たせるた
めには、繊維内部に光を屈折させる境界面部を広い分布
で持たせ光を乱反射させることが重要である。中空部の
数が単糸あたり11個未満では、繊維内部の境界面部の
分布が小さく、スケ防止性の劣るものとなる。むろん、
単糸あたりの中空部の数が増える程、繊維内部の光を屈
折させる境界面部の分布は広くなりスケ防止性は向上す
るが、中空部の数があまり多くなると中空部の間隔が接
近しすぎるため、外力によって繊維の変形が生じ易い傾
向にある。かかる観点から中空繊維における中空部の数
は、100個以下である必要があり、好ましくは16〜
80個より好ましくは18〜76個の多孔型とすること
がよい。
つの場合、いかに高中空率の繊維であっても、延伸、捲
縮付与などの加工工程や織編み立て工程など繊維に加え
られる外力によって、中空部の潰れが生じ、中空率の低
下は避けられなかった。これに対して、本発明の織編物
用多孔型中空繊維は11〜100個と、数多くの中空部
を形成させることによって、繊維に外力が加えられた際
に、ごく一部の中空部が潰れることで外力が吸収され、
大部分の中空部が潰れることなく高中空率に維持できる
ばかりか、その繊維のスケ防止性を著しく向上させるこ
とができる。すなわち、繊維にスケ防止性を持たせるた
めには、繊維内部に光を屈折させる境界面部を広い分布
で持たせ光を乱反射させることが重要である。中空部の
数が単糸あたり11個未満では、繊維内部の境界面部の
分布が小さく、スケ防止性の劣るものとなる。むろん、
単糸あたりの中空部の数が増える程、繊維内部の光を屈
折させる境界面部の分布は広くなりスケ防止性は向上す
るが、中空部の数があまり多くなると中空部の間隔が接
近しすぎるため、外力によって繊維の変形が生じ易い傾
向にある。かかる観点から中空繊維における中空部の数
は、100個以下である必要があり、好ましくは16〜
80個より好ましくは18〜76個の多孔型とすること
がよい。
【0014】また、本発明の織編物用多孔型中空繊維
は、それを構成する単糸の繊度が0.4デニール以上5
デニール未満とすることが好ましい。この単糸の繊度が
0.4デニール未満では得られる中空繊維の強度が低く
なりすぎ布帛類としては不向きである。一方、単糸の繊
度が5デニール以上になると得られる中空繊維の強度は
大きくなるが、得られる布帛類に粗硬感が生じ、いずれ
の場合も衣料用途として不適当なものしか得られない。
かかる観点から本発明繊維の単糸の繊度は0.5デニー
ル以上4デニール以下とすることがより好ましい。
は、それを構成する単糸の繊度が0.4デニール以上5
デニール未満とすることが好ましい。この単糸の繊度が
0.4デニール未満では得られる中空繊維の強度が低く
なりすぎ布帛類としては不向きである。一方、単糸の繊
度が5デニール以上になると得られる中空繊維の強度は
大きくなるが、得られる布帛類に粗硬感が生じ、いずれ
の場合も衣料用途として不適当なものしか得られない。
かかる観点から本発明繊維の単糸の繊度は0.5デニー
ル以上4デニール以下とすることがより好ましい。
【0015】本発明における織編物用多孔型中空繊維
は、以下の定義による中空率を5〜70%の範囲とする
ことが好ましい。この中空率が5%未満ではスケ防止
性、軽量性や保温性に劣る傾向がある。一方、中空率が
70%を越えるようになると繊維の軽量性や保温性の点
では優れている反面、中空部を包む繊維部分が薄くなる
ため、外力によって、繊維に変形が容易に発生じ易くな
る。かかる観点から本発明繊維の中空率は5〜60%と
することがより好ましい。
は、以下の定義による中空率を5〜70%の範囲とする
ことが好ましい。この中空率が5%未満ではスケ防止
性、軽量性や保温性に劣る傾向がある。一方、中空率が
70%を越えるようになると繊維の軽量性や保温性の点
では優れている反面、中空部を包む繊維部分が薄くなる
ため、外力によって、繊維に変形が容易に発生じ易くな
る。かかる観点から本発明繊維の中空率は5〜60%と
することがより好ましい。
【0016】ここでいう中空繊維の中空率とは、次のよ
うに定義される。 A:繊維軸方向に対して直角に切断して得られた繊維断
面の中から任意に選び出した単糸の中空部の全面積 B:繊維軸方向に対して直角に切断して得られた繊維断
面の中から任意に選び出した単糸の中空部を含んだ全面
積から下式によって算出して得られる値である。
うに定義される。 A:繊維軸方向に対して直角に切断して得られた繊維断
面の中から任意に選び出した単糸の中空部の全面積 B:繊維軸方向に対して直角に切断して得られた繊維断
面の中から任意に選び出した単糸の中空部を含んだ全面
積から下式によって算出して得られる値である。
【0017】
中空率=A/B×100 (%)
ただし、A:中空部面積、B:繊維断面積
なお、中空繊維の断面形状のみならず、上記中空部の形
状についても特に限定されず、必要に応じて楕円や三角
形などの任意の形状を選択できる。ただ、繊維の断面形
状は高次工程の通過性を考慮すると円形断面とするのが
好ましい。
状についても特に限定されず、必要に応じて楕円や三角
形などの任意の形状を選択できる。ただ、繊維の断面形
状は高次工程の通過性を考慮すると円形断面とするのが
好ましい。
【0018】本発明の多孔型中空繊維は織編物用であ
る。織編物としては長繊維あるいは短繊維からなるもの
である。例えば長繊維としては、マルチフィラメントあ
るいはモノフィラメントなどが挙げられるものの、マル
チフィラメントが工程安定性に優れることから好まし
い。マルチフィラメントの場合、特に制限されるもので
はないものの、フィラメント数は2〜5000本が好ま
しく、より好ましくは4〜1000本である。また短繊
維としては、通常の長さ数cm〜数十cm程度の長さの
繊維であり、捲縮が付与されて、例えば紡績することな
どによって利用される。
る。織編物としては長繊維あるいは短繊維からなるもの
である。例えば長繊維としては、マルチフィラメントあ
るいはモノフィラメントなどが挙げられるものの、マル
チフィラメントが工程安定性に優れることから好まし
い。マルチフィラメントの場合、特に制限されるもので
はないものの、フィラメント数は2〜5000本が好ま
しく、より好ましくは4〜1000本である。また短繊
維としては、通常の長さ数cm〜数十cm程度の長さの
繊維であり、捲縮が付与されて、例えば紡績することな
どによって利用される。
【0019】本発明における織編物用多孔型中空繊維
は、保温性や軽量性、スケ防止性に優れているため、こ
の特性を生かして、例えばインナーウェア、スポーツウ
ェアをはじめとする種々の衣料用途に好適である。
は、保温性や軽量性、スケ防止性に優れているため、こ
の特性を生かして、例えばインナーウェア、スポーツウ
ェアをはじめとする種々の衣料用途に好適である。
【0020】次に本発明の織編物用多孔型中空繊維の製
造方法について述べる。
造方法について述べる。
【0021】すなわち、本発明の多孔型中空繊維は、ポ
リエステルを海成分とし熱水またはアルカリに可溶な軟
化点が100℃以上のポリマ成分を島成分とする海島複
合繊維を得た後、実質的に島成分を構成するポリマのみ
を溶解または分解除去することよって例えば図1〜6に
示すような多孔型中空繊維が得られる。
リエステルを海成分とし熱水またはアルカリに可溶な軟
化点が100℃以上のポリマ成分を島成分とする海島複
合繊維を得た後、実質的に島成分を構成するポリマのみ
を溶解または分解除去することよって例えば図1〜6に
示すような多孔型中空繊維が得られる。
【0022】なおここで、島数や島の太さを選択すれ
ば、任意の中空部の数、中空率をもつ細繊度の多孔型中
空繊維となる。
ば、任意の中空部の数、中空率をもつ細繊度の多孔型中
空繊維となる。
【0023】本発明の織編物用多孔型中空繊維の島成分
は、主たる酸成分がテレフタル酸であって、5−ナトリ
ウムスルホイソフタル酸、イソフタル酸を共重合してな
る共重合ポリエステルを用いることが好ましい。
は、主たる酸成分がテレフタル酸であって、5−ナトリ
ウムスルホイソフタル酸、イソフタル酸を共重合してな
る共重合ポリエステルを用いることが好ましい。
【0024】また、本発明の効果を妨げない範囲で、他
の酸成分や他のジオール成分などが含まれていてもよ
い。
の酸成分や他のジオール成分などが含まれていてもよ
い。
【0025】共重合成分の5−ナトリウムスルホイソフ
タル酸は8〜15mol%、好ましくは10mol%を
超えて12.5mol%以下とすることが良い。8mo
l%未満では熱水またはアルカリによりポリマを十分に
溶解または分解除去させることが困難である。また、1
5mol%を越えると熱水可溶であっても冷水で一部溶
出されるようになるので、製造ポリマの乾燥や溶融紡糸
における取扱いなどが難しくなり、工業生産には適さな
くなる。
タル酸は8〜15mol%、好ましくは10mol%を
超えて12.5mol%以下とすることが良い。8mo
l%未満では熱水またはアルカリによりポリマを十分に
溶解または分解除去させることが困難である。また、1
5mol%を越えると熱水可溶であっても冷水で一部溶
出されるようになるので、製造ポリマの乾燥や溶融紡糸
における取扱いなどが難しくなり、工業生産には適さな
くなる。
【0026】さらに、上記した5−ナトリウムスルホイ
ソフタル酸と共に、イソフタル酸を5〜40mol%共
重合させることが好ましい。5mol%未満では熱水ま
たはアルカリによりポリマを十分に溶解または分解除去
させることが困難である。また、40mol%を越える
と製造ポリマの軟化点が100℃以下となり溶融紡糸前
の乾燥が十分に行えなくなったり、高温時の溶融粘度が
高いものが得られなくなるなど、実用上の弊害がでてく
る。
ソフタル酸と共に、イソフタル酸を5〜40mol%共
重合させることが好ましい。5mol%未満では熱水ま
たはアルカリによりポリマを十分に溶解または分解除去
させることが困難である。また、40mol%を越える
と製造ポリマの軟化点が100℃以下となり溶融紡糸前
の乾燥が十分に行えなくなったり、高温時の溶融粘度が
高いものが得られなくなるなど、実用上の弊害がでてく
る。
【0027】次に本発明の織編物用多孔型中空繊維の海
成分について述べる。海成分に用いるポリマは、ポリエ
ステルである。これらポリエステル系ポリマとしては5
−ナトリウムスルホイソフタル酸を0.5〜6mol%
共重合したポリエステルを用いることが好適である。む
ろん、これらのポリエステルは単一ポリマのみならず2
成分以上の混合物としたものでもよく、公知の共重合
物、粒子を含むものであってもよい。
成分について述べる。海成分に用いるポリマは、ポリエ
ステルである。これらポリエステル系ポリマとしては5
−ナトリウムスルホイソフタル酸を0.5〜6mol%
共重合したポリエステルを用いることが好適である。む
ろん、これらのポリエステルは単一ポリマのみならず2
成分以上の混合物としたものでもよく、公知の共重合
物、粒子を含むものであってもよい。
【0028】海成分に5−ナトリウムスルホイソフタル
酸を共重合したポリエステル用いた場合は、島成分の溶
解または分解除去において、アルカリ水溶液を用いた場
合、表1に示したとおり生産可能な時間での多孔中空化
が可能であるため工業的に好ましい。すなわち、本発明
の多孔型中空繊維の海成分に5−ナトリウムスルホイソ
フタル酸を共重合したポリエステル用いた場合は共重合
物のないポリエステルに比べ、島成分の被覆層である海
成分側の繊維構造がルーズとなるため、島成分の溶解ま
たは分解除去において、短時間での多孔中空化が可能と
なるのである。この5−ナトリウムスルホイソフタル酸
の共重合量が6mol%より多くなると島成分の溶解ま
たは分解除去において、多孔中空化の時間は短縮される
が、海成分も一部溶解されるため好ましくない。かかる
観点から本発明繊維に用いるポリエステル系ポリマとし
ては5−ナトリウムスルホイソフタル酸を1〜6mol
%共重合したポリエステルがより好ましい。
酸を共重合したポリエステル用いた場合は、島成分の溶
解または分解除去において、アルカリ水溶液を用いた場
合、表1に示したとおり生産可能な時間での多孔中空化
が可能であるため工業的に好ましい。すなわち、本発明
の多孔型中空繊維の海成分に5−ナトリウムスルホイソ
フタル酸を共重合したポリエステル用いた場合は共重合
物のないポリエステルに比べ、島成分の被覆層である海
成分側の繊維構造がルーズとなるため、島成分の溶解ま
たは分解除去において、短時間での多孔中空化が可能と
なるのである。この5−ナトリウムスルホイソフタル酸
の共重合量が6mol%より多くなると島成分の溶解ま
たは分解除去において、多孔中空化の時間は短縮される
が、海成分も一部溶解されるため好ましくない。かかる
観点から本発明繊維に用いるポリエステル系ポリマとし
ては5−ナトリウムスルホイソフタル酸を1〜6mol
%共重合したポリエステルがより好ましい。
【0029】
【表1】
【0030】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明す
る。 比較例1 熱可塑性ポリマとしてナイロン6を海成分とし、島成分
を12mol%の5−ナトリウムスルホイソフタル酸、
および25mol%のイソフタル酸、そして酸化チタン
0.05重量%を含んだ共重合ポリエステルとし、各成
分のポリマを270℃で溶融した後、おのおの個別の2
80℃に保温されたギアポンプで計量し、1フィラメン
トあたりの島数を8とした24ホールの海島型複合紡糸
口金を用い、複合紡糸した。海成分のポリマは22.4
0g/分で、島成分のポリマは5.25g/分の吐出量
で送り紡糸し、冷却固化後、給油して1200m/分で
巻き取った。得られた未延伸糸を90℃の熱ロールおよ
び130℃の熱板を通過させて延伸し、70デニール2
4フィラメントの延伸糸を得た。単糸繊度は2.9デニ
ールである。この海島複合繊維を用いて筒編み地を得た
後、カセイソーダ(固形)1g/l水溶液で130℃で
60分間処理し、1フィラメントあたり独立した中空部
を8個持つ、表2に記載した水準5の多孔型中空繊維を
得た。この水準5の多孔型中空繊維は、スケ防止性、保
温性、軽量性が不十分で、本発明の目的を達成するもの
ではなかった。
る。 比較例1 熱可塑性ポリマとしてナイロン6を海成分とし、島成分
を12mol%の5−ナトリウムスルホイソフタル酸、
および25mol%のイソフタル酸、そして酸化チタン
0.05重量%を含んだ共重合ポリエステルとし、各成
分のポリマを270℃で溶融した後、おのおの個別の2
80℃に保温されたギアポンプで計量し、1フィラメン
トあたりの島数を8とした24ホールの海島型複合紡糸
口金を用い、複合紡糸した。海成分のポリマは22.4
0g/分で、島成分のポリマは5.25g/分の吐出量
で送り紡糸し、冷却固化後、給油して1200m/分で
巻き取った。得られた未延伸糸を90℃の熱ロールおよ
び130℃の熱板を通過させて延伸し、70デニール2
4フィラメントの延伸糸を得た。単糸繊度は2.9デニ
ールである。この海島複合繊維を用いて筒編み地を得た
後、カセイソーダ(固形)1g/l水溶液で130℃で
60分間処理し、1フィラメントあたり独立した中空部
を8個持つ、表2に記載した水準5の多孔型中空繊維を
得た。この水準5の多孔型中空繊維は、スケ防止性、保
温性、軽量性が不十分で、本発明の目的を達成するもの
ではなかった。
【0031】
【表2】
【0032】実施例1
海成分を表3に示した、5−ナトリウムスルホイソフタ
ル酸を共重合したポリエチレンテレフタレートとして、
島成分を12mol%の5−ナトリウムスルホイソフタ
ル酸、および25mol%のイソフタル酸、そして酸化
チタン0.05重量%を含んだ共重合ポリエステルと
し、1フィラメントあたりの島数を36とした24ホー
ルの海島型複合紡糸口金を用い、海成分のポリマの溶融
温度を280℃として、島成分のポリマを270℃で溶
融し、おのおの個別の280℃に保温されたギアポンプ
で海成分のポリマは22.40g/分で、島成分のポリ
マは5.25g/分の吐出量でそれぞれ計量し海島型複
合口金に送り複合紡糸し、冷却固化後、給油して120
0m/分で巻き取った。得られた未延伸糸を90℃の熱
ロールおよび130℃の熱板を通過させて延伸し、70
デニール24フィラメントの延伸糸を得た。単糸繊度は
2.9デニールである。この海島複合繊維を用いて筒編
み地を得た後、カセイソーダ(固形)1g/l水溶液で
130℃で60分間処理し、1フィラメントあたり独立
した中空部を36個持つ、水準1〜4の多孔型中空繊維
を得た。表3に記載したこの水準1〜4の多孔型中空繊
維は、スケ防止性、保温性、軽量性に優れ、しかも織り
編み立て後も高い中空率を維持できるものであった。
ル酸を共重合したポリエチレンテレフタレートとして、
島成分を12mol%の5−ナトリウムスルホイソフタ
ル酸、および25mol%のイソフタル酸、そして酸化
チタン0.05重量%を含んだ共重合ポリエステルと
し、1フィラメントあたりの島数を36とした24ホー
ルの海島型複合紡糸口金を用い、海成分のポリマの溶融
温度を280℃として、島成分のポリマを270℃で溶
融し、おのおの個別の280℃に保温されたギアポンプ
で海成分のポリマは22.40g/分で、島成分のポリ
マは5.25g/分の吐出量でそれぞれ計量し海島型複
合口金に送り複合紡糸し、冷却固化後、給油して120
0m/分で巻き取った。得られた未延伸糸を90℃の熱
ロールおよび130℃の熱板を通過させて延伸し、70
デニール24フィラメントの延伸糸を得た。単糸繊度は
2.9デニールである。この海島複合繊維を用いて筒編
み地を得た後、カセイソーダ(固形)1g/l水溶液で
130℃で60分間処理し、1フィラメントあたり独立
した中空部を36個持つ、水準1〜4の多孔型中空繊維
を得た。表3に記載したこの水準1〜4の多孔型中空繊
維は、スケ防止性、保温性、軽量性に優れ、しかも織り
編み立て後も高い中空率を維持できるものであった。
【0033】
【表3】
【0034】
【発明の効果】本発明の多孔型中空繊維とその製造方法
について、その効果をまとめると次のとおりである。
(1)複数の中空部を持つことにより、延伸、捲縮付与
などの加工工程や織編み立て工程でもクッションとして
一部の中空部が潰れることで外力が吸収され、全ての中
空部が潰れることなく高中空率を保つことができる。
(2)また、複数の中空部を持つことにより、繊維内部
を通過する光を屈折し散乱させることによりスケ防止性
が高い。(3)さらに、空気層を細分化することで保温
性が高く、軽量性に優れ、インナー用途や衣料用途に好
適である。
について、その効果をまとめると次のとおりである。
(1)複数の中空部を持つことにより、延伸、捲縮付与
などの加工工程や織編み立て工程でもクッションとして
一部の中空部が潰れることで外力が吸収され、全ての中
空部が潰れることなく高中空率を保つことができる。
(2)また、複数の中空部を持つことにより、繊維内部
を通過する光を屈折し散乱させることによりスケ防止性
が高い。(3)さらに、空気層を細分化することで保温
性が高く、軽量性に優れ、インナー用途や衣料用途に好
適である。
【図1】本発明の多孔型中空繊維の横断面図の一例であ
る。
る。
【図2】本発明の多孔型中空繊維の横断面図の一例であ
る。
る。
【図3】本発明の多孔型中空繊維の横断面図の一例であ
る。
る。
【図4】本発明の多孔型中空繊維の横断面図の一例であ
る。
る。
【図5】本発明の多孔型中空繊維の横断面図の一例であ
る。
る。
【図6】本発明の多孔型中空繊維の横断面図の一例であ
る。
る。
A:熱可塑性ポリマ
B:中空部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI
// D06M 101:32 D06M 5/02 G
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
D01D 5/24
D01F 8/00 - 8/18
D01F 6/62
D01F 6/84
D06M 11/38
D06M 11/05
Claims (8)
- 【請求項1】 ポリエステルからなり、繊維の長さ方向
に沿って連続した孔径0.14μ以上の中空部を11〜
100個有し、かつ単糸繊度が0.4デニール以上5デ
ニール未満の織編物用多孔型中空繊維。 - 【請求項2】 中空率が下式を満足する請求項1記載の
織編物用多孔型中空繊維。 中空率(%):5<(A/B×100)<70 式中、Aは中空部面積、Bは繊維断面積 - 【請求項3】 ポリエステルが5−ナトリウムスルホイ
ソフタル酸を0.5〜6モル%共重合したポリエステル
である請求項1または2記載の織編物用多孔型中空繊
維。 - 【請求項4】 マルチフィラメントからなる請求項1〜
3のいずれか1項記載の織編物用多孔型中空繊維。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項記載の織編
物用多孔型中空繊維を少なくとも一部に用いたことを特
徴とする衣料。 - 【請求項6】 海成分と島成分からなる海島複合繊維に
おいて、該海島複合繊維の島成分を熱水またはアルカリ
に可溶な軟化点が100℃以上のポリマ成分とし、海成
分をポリエステルとし、該島成分を構成するポリマのみ
を溶解または分解除去する繊維の長さ方向に沿って連続
した孔径0.14μ以上の中空部を11〜100個有
し、かつ単糸繊度が0.4デニール以上5デニール未満
の織編物用多孔型中空繊維の製造方法。 - 【請求項7】 海成分と島成分からなる海島複合繊維に
おいて、該複合繊維の島成分は主たる酸成分がテレフタ
ル酸であって、10mol%を超えて15mol%以下
の5−ナトリウムスルホイソフタル酸、および5〜40
mol%のイソフタル酸を共重合してなる共重合ポリエ
ステルであることを特徴とする請求項6記載の織編物用
多孔型中空繊維の製造方法。 - 【請求項8】 海成分が5−ナトリウムスルホイソフタ
ル酸を0.5〜6mol%共重合したポリエステルであ
ることを特徴とする請求項6または7記載の織編物用多
孔型中空繊維の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03335495A JP3389722B2 (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | 織編物用多孔型中空繊維及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03335495A JP3389722B2 (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | 織編物用多孔型中空繊維及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08226009A JPH08226009A (ja) | 1996-09-03 |
JP3389722B2 true JP3389722B2 (ja) | 2003-03-24 |
Family
ID=12384253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03335495A Expired - Fee Related JP3389722B2 (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | 織編物用多孔型中空繊維及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3389722B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH11158724A (ja) * | 1997-11-25 | 1999-06-15 | Toyobo Co Ltd | ポリエステル中空繊維 |
KR20010047525A (ko) * | 1999-11-22 | 2001-06-15 | 구광시 | 다중 중공섬유 및 그의 제조방법 |
DE60135596D1 (de) * | 2000-03-16 | 2008-10-16 | Kuraray Co | Hohlfasern und Verfahren zur Herstellung von Hohlfasern |
JP4837584B2 (ja) * | 2007-01-26 | 2011-12-14 | 株式会社ワイ・ジー・ケー | 中空糸 |
JP2014210990A (ja) * | 2013-04-18 | 2014-11-13 | 帝人株式会社 | 細繊度多孔中空短繊維、これを用いてなる紡績糸、織編物、及び細繊度多孔中空繊維の製造方法 |
CN103436989B (zh) * | 2013-07-25 | 2016-03-02 | 安徽东锦资源再生科技有限公司 | 一种海岛纤维及其制备方法 |
JP6829134B2 (ja) * | 2017-03-30 | 2021-02-10 | 帝人フロンティア株式会社 | 多孔中空繊維 |
US20210277592A1 (en) * | 2020-03-03 | 2021-09-09 | David HORINEK | Methods and compositions for manufacturing low thermal conductivity textiles |
-
1995
- 1995-02-22 JP JP03335495A patent/JP3389722B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08226009A (ja) | 1996-09-03 |
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