JP3389655B2 - 音像定位制御装置 - Google Patents

音像定位制御装置

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JP3389655B2 JP26569093A JP26569093A JP3389655B2 JP 3389655 B2 JP3389655 B2 JP 3389655B2 JP 26569093 A JP26569093 A JP 26569093A JP 26569093 A JP26569093 A JP 26569093A JP 3389655 B2 JP3389655 B2 JP 3389655B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、演奏情報を再
生して自動演奏する自動演奏装置等に用いて好適な音像
定位制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、楽曲の進行順に演奏情報を記憶し
ておき、これを所定テンポで順次読み出して自動演奏す
る自動演奏装置が各種実用化されている。この種の装置
は、各演奏パートに対応付けられた複数の再生トラック
を備え、各再生トラックから出力される演奏情報に従っ
て内部音源が各種音色の楽器音を楽音合成し、これらを
同時に複音発音するように構成されている。なお、ここ
で言う演奏情報とは、演奏すべき各音の音高や発音タイ
ミング等を表わす楽音データと、各再生トラック毎に付
与すべき効果処理を表す演奏効果パラメータとから構成
される。
【0003】さて、このような自動演奏装置において
は、上述した演奏効果パラメータに基づいて再生される
楽音に対して各種効果を付与する場合が多い。特に、自
動演奏では、実際の演奏状態に即した形で各楽器音の音
像を定位させる「パンニング」が施される。これによ
り、例えば、メロディ楽器音の音像を中心に定位させ、
伴奏楽器音(コード、ベース、リズム)の各音像を所望
の位置に定位させるといった演奏効果を得ることが可能
になっている。なお、ステレオ再生される楽音の音像
は、聴感上のレベル差に応じて定位される。
【0004】再生楽音の音像を定位させる装置として音
像定位制御装置が知られており、当該装置は、各再生ト
ラック毎に設定されるパンニング情報に応じて音像を定
位する。このパンニング情報とは、各再生トラックに割
り当てられた音色(楽器音)の楽音をどのように定位さ
せるかを指定するものであり、自動演奏される楽曲毎に
固定された値をとる。つまり、演奏に先立って、予め各
楽器音の音像定位を定めておく態様となる。さらに、演
奏中にパンニング情報を変更して音像定位を制御するこ
とも可能であるが、この場合、特定の再生トラックに割
り当てられた音色の楽音のみを定位制御するようにして
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の音像定位制御装置においては、特定の音像だけを独
立して定位制御するため、全体の音像定位関係を保ちな
がら定位制御することができない。すなわち、演奏効果
として捉えると、各音像は独立したものではなく、各音
色(あるいは各演奏パート)の音像が相互に関連するこ
とによって、再生される楽音全体の広がりや深みを与え
ており、しかもアンサンブル等の音楽的な効果をも具現
している訳である。したがって、こうした点を鑑みる
と、単に特定の音像だけを定位制御するのではなく、例
えば、所定の演奏パートを中心に定位させた時に、これ
以外の各演奏パートも当初の音像関係を保ちつつ定位さ
せることが必要になる。つまり、換言すれば、従来の音
像定位制御装置では、各音像の定位関係を保ちつつ特定
の音像を定位制御することができないという問題があ
る。そこで本発明は、各音像の定位関係を保ちつつ特定
の音像を定位制御することができる音像定位制御装置を
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明にあっては、定位情報記憶手段は、外
部から供給される複数のトラックの演奏情報に含まれる
夫々の定位情報を各トラックに対応して記憶しており、
トラック指定手段は、前記複数のトラックのいずれか1
つを選択して、この選択されたトラックの音像定位を定
位範囲の中心に指定し、定位差分値算出手段は、前記選
択されたトラックの定位情報を前記定位情報記憶手段よ
り読み出し、この選択されたトラックの定位情報と定位
範囲の中心値との差分値を算出する。 定位変更手段は、
前記選択されたトラックの定位情報に基づく定位を定位
範囲の中心に変更すると共に、前記選択されたトラック
以外の非選択トラックの各定位情報に基づく定位に前記
差分値を加算して新たな定位情報を設定し、定位制御手
段は、前記選択されたトラックの音像定位を定位範囲の
中心に維持しつつ、前記新たな定位情報に基づき前記演
奏情報に対応して前記非選択トラックの各音像定位を制
御する。
【0007】また、請求項2記載の発明によれば、定位
情報記憶手段は、外部から供給される複数のトラックの
演奏情報に含まれる夫々の定位情報を各トラックに対応
して記憶しており、トラック指定手段は、前記複数のト
ラックのいずれか1つを選択して、この選択されたトラ
ックの音像定位を定位範囲の中心に指定し、定位差分値
算出手段は、前記選択されたトラックの定位情報を前記
定位情報記憶手段より読み出し、この選択されたトラッ
クの定位情報と定位範囲の中心値との差分値を算出す
る。 定位変更手段は、前記選択されたトラックの定位情
報に基づく定位を定位範囲の中心に変更すると共に、前
記選択されたトラック以外の非選択トラックの各定位情
報に基づく定位に前記差分値を加算して新たな定位情報
を設定し、定位制御手段は、前記選択されたトラックの
音像を定位範囲の中心に定位制御する一方、前記新たな
定位情報に基づき前記演奏情報に対応して前記非選択ト
ラックの各音像定位を制御すると共に、各トラック毎の
定位状態をレベル表示する。
【0008】また、請求項3記載の発明によれば、前記
定位制御手段は、前記トラック指定手段が前記複数のト
ラックのいずれか1つを選択して、この選択されたトラ
ックの定位を定位範囲の中心に指定した場合、当該選択
されたトラックの前記定位情報、非選択トラックの各定
位情報による定位差を保ちながら、選択されたトラック
の音像を定位範囲の中心に定位制御し、一方、前記トラ
ック指定手段によって、前記選択されたトラックの定位
が定位範囲の中心に指定されている状態から解除された
場合は、各トラックの定位を前記定位情報記憶手段に記
憶されている各トラックの定位情報に基づく定位に復帰
させ、この各定位情報に基づく定位に応じて夫々の音像
を定位制御することが望ましい。
【0009】また、請求項4記載の発明によれば、前記
定位制御手段は、前記トラック指定手段によって選択さ
れたトラックの定位情報が前記演奏情報の進行に応じて
順次変化する場合、当該トラックの音像を定位範囲の中
心に維持したまま、非選択トラックの音像定位を前記新
たな定位情報に基づき当該選択されたトラックの定位情
報による定位の変化に同期して定位制御することが望ま
しい。
【0010】
【作用】本発明では、定位情報記憶手段には、外部から
供給される複数のトラックの演奏情報に含まれる夫々の
定位情報を各トラックに対応して記憶されており、トラ
ック指定手段によって、前記複数のトラックのいずれか
1つが選択され、この選択されたトラックの音像定位を
定位範囲の中心に指定される。 そして、定位差分値算出
手段によって、前記選択されたトラックの定位情報が前
記定位情報記憶手段より読み出され、この選択されたト
ラックの定位情報と定位範囲の中心値との差分値が算出
される。次に、定位変更手段によって、前記選択された
トラックの定位情報に基づく定位が定位範囲の中心に変
更されると共に、前記選択されたトラック以外の非選択
トラックの各定位情報に基づく定位に前記差分値を加算
して新たな定位情報が設定される。 そして、定位制御手
段によって、前記選択されたトラックの音像定位を定位
範囲の中心に維持しつつ、前記新たな定位情報に基づき
前記演奏情報に対応して前記非選択トラックの各音像定
位が制御される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。 A.実施例の構成 図1は、本発明の一実施例による音像定位制御装置が適
用された自動演奏装置の構成を示すブロック図である。
図において、1は装置各部を制御するCPUであり、そ
の動作については後述する。2はこのCPU1にロード
される各種制御プログラムおよび楽音制御用の各種パラ
メータが記憶されるROMである。3はCPU1のワー
クエリアとして用いられるRAMであり、各種演算結果
やレジスタ/フラグデータ、あるいは後述する演奏効果
パラメータ等が一時記憶される。
【0012】ここで、図2を参照してRAM3に一時記
憶される演奏効果パラメータについて説明しておく。演
奏効果パラメータは、後述する演奏情報4aとして外部
シーケンサ(図示略)から供給されるものであって、外
部インタフェース回路4を介してCPU1の制御の下に
RAM3の所定エリアに書き込まれる。この演奏効果パ
ラメータは、図2に示すように、音色名TC、音量VO
L、定位情報PAN、サステインレベルSUS、音高P
ITCH、リバーブレベルREVBおよび内部定位情報
INTPANから形成され、これらが各再生トラック毎
にアサインされる。これらパラメータの内、本願発明に
係わる音像定位制御装置では、初期設定される定位情報
PANに従って楽音再生当初における各再生トラックに
対応する楽器音の音像を定位させておき、後述する動作
に基づき、内部定位情報INTPANを参照して各音像
の定位関係を保ちつつ、特定の音像を定位制御するよう
になっている。
【0013】次に、再び図1を参照して実施例の構成に
ついて説明を進める。外部インタフェース回路4は、外
部から供給される演奏情報4aをバスBに供給する。演
奏情報4aは、外部シーケンサから供給される情報であ
って、自動演奏すべき各音の音高や発音タイミング等を
表す楽音データと上述した演奏効果パラメータとから構
成される。5は操作パネル上に配設される複数の操作ス
イッチから構成される操作子である。この操作子5に
は、例えば、自動演奏のスタート/ストップを指示する
スタート/ストップスイッチや、特定の再生トラックの
音像を中心に定位させるセンタセットスイッチ5a−0
〜5a−7(後述する)等からなり、それぞれ設定操作
に応じたスイッチ信号を発生してバスBへ供給する。
【0014】6はLCD(液晶表示素子)やLED(発
光素子)等から構成される表示回路であり、CPU1か
ら供給される各種表示データを表示する。7は周知の波
形メモリ読み出し方式で構成される楽音発生部であり、
前述した演奏情報に応じた楽音を各再生トラック毎に合
成すると共に、演奏効果パラメータに従った効果処理
(リバーブ、音像定位等)を施した楽音信号を発生す
る。8は時分割動作によって各再生トラック毎に生成さ
れた楽音信号をアナログ信号に変換して出力するD/A
変換器である。9はD/A変換器8から出力されるL
(左)チャンネルおよびR(右)チャンネル成分の楽音
信号を増幅してスピーカSP(図示略)からステレオ再
生するサウンドシステムである。
【0015】次に、図3を参照して、操作パネルPに配
設される操作子5および表示回路7の構造について説明
する。表示回路7は、17個のLEDを配列してなる定
位表示部7a−0〜7a−7を備え、これら定位表示部
7a−0〜7a−7が各再生トラック毎の音像定位位置
を表示する。なお、この図においては、図2に示す定位
情報PANを一例として各再生トラックの音像を定位表
示している。定位情報PANと定位表示態様との対応に
ついては後述する。
【0016】センタセットスイッチ5a−0〜5a−7
は、各再生トラック[0]〜[7](以後、トラック番
号を[0]〜[7]のように標記する。)に対応して配
置されている。これらスイッチ5a−0〜5a−7は、
オルタネートにオンオフ動作し、後着優先で設定され
る。すなわち、特定の再生トラックの音像を中心に定位
させるセンタセットスイッチ5a−0〜5a−7は、複
数の再生トラックを同時に選択できず、いずれか1つの
再生トラックのみを後着優先で指定する。なお、各セン
タセットスイッチ5a−0〜5a−7のステイタスは、
スイッチイベントが発生する度にRAM3のオンオフレ
ジスタOF(8ビット)にフラグセットされる。さら
に、これらスイッチ5a−0〜5a−7のオン設定に応
じて点灯されるトラック指定表示部7b−0〜7b−7
が各スイッチ5a−0〜5a−7の近傍に配設される。
【0017】次に、図4を参照して定位情報PANと定
位表示態様との対応について説明する。まず、定位情報
PANは、「0」〜「127」の128段階をとり、
「64」を定位中心にその数値が増す程、音像は右側に
シフトする。一方、「64」から数値が減ずる程、その
音像が左側へシフトする。したがって、図3に示したよ
うに、17個のLEDを配列してなる定位表示部7a−
0〜7a−7では、例えば、定位情報PANが「0」〜
「7」の範囲にあると、図4(イ)に示すように、左端
のLEDが点灯して定位表示する。そして、定位情報P
ANが8段階増える毎にLEDの点灯位置が右側へ1つ
ずれる。定位情報PANが「64」であると、同図
(ロ)に示すように、中心のLEDが点灯する。以後、
定位情報PANが8段階増える毎にLEDの点灯位置が
右側に1つずれていき、定位情報PANが「120」〜
「127」になると、同図(ハ)に示すよう右端のLE
Dが点灯する。
【0018】B.実施例の動作 次に、上記構成による実施例の動作について図5〜図9
を参照して説明する。なお、ここでは、演奏情報を再生
する過程における音像定位制御装置の動作として、
(a)定位情報PANが変化しない場合、(b)センタ
セットスイッチ5aが操作された場合、および(c)定
位情報PANが変化する場合にそれぞれケース分けして
説明するものとする。
【0019】(a)定位情報PANが変化しない場合の
動作 まず、この実施例に電源が投入されると、CPU1はR
OM2から所定の制御プログラムをロードし、図5に示
すメインルーチンを起動してステップSA10に処理を
進める。ステップSA10では、RAM3に設定される
各種レジスタやフラグ類を初期化する。この初期化で
は、ROM2にプリセットされた初期演奏効果パラメー
タが読み出され、これらがRAM3の所定エリアに確保
される再生トラック毎のレジスタTC[0]〜[7]、
VOL[0]〜[7]、PAN[0]〜[7]、SUS
[0]〜[7]、PITCH[0]〜[7]、REVB
[0]〜[7]およびINTPAN[0]〜[7]に順
次書き込まれる。
【0020】こうして初期化がなされると、CPU1は
ステップSA12に進み、スタートスイッチがオン状態
に設定されるまで待機する。このスタートスイッチと
は、前述したように、外部シーケンサから供給される演
奏情報に応じて自動演奏を開始させるスイッチである。
そして、外部シーケンサの準備が整い、操作者によって
スタートスイッチオンイベントが生成されると、このス
テップSA12の判断結果が「YES」となり、ステッ
プSA14に処理が進む。ステップSA14では、外部
インタフェース回路4を介して取り込んだ演奏情報の内
から、各再生トラック毎の演奏効果パラメータ(図2参
照)を抽出し、これをRAM3のレジスタTC[0]〜
[7]、VOL[0]〜[7]、PAN[0]〜
[7]、SUS[0]〜[7]、PITCH[0]〜
[7]、REVB[0]〜[7]およびINTPAN
[0]〜[7]に順次ストアする。つまり、各レジスタ
にセットされた初期パラメータが演奏情報に対応する演
奏効果パラメータに書き換えられる訳である。
【0021】次いで、CPU1の処理がステップSA1
6に進むと、再生トラック番号を一時記憶するレジスタ
iに最初の再生トラックに対応する「0」をセットし、
次のステップSA18に進む。ステップSA18では、
再生トラック「0」の演奏情報に変化があるか、すなわ
ち、所定テンポで供給される演奏情報が更新されたか否
かを判断する。ここで、演奏情報が更新されると、判断
結果は「YES」となり、ステップSA20に処理が進
む。一方、演奏情報が更新されていなければ、判断結果
は「NO」となって、後述のステップSA26に進む。
ステップSA20では、更新された演奏情報が定位情報
PANであるか否かを判断するが、このケースにおいて
は定位情報PANが変化しないから、判断結果は「N
O」となり、ステップSA24に進む。そして、ステッ
プSA24に進むと、CPU1は更新された演奏情報を
楽音発生部7に供給する。この結果、更新された演奏情
報に応じた楽音が再生トラック[0]から再生される。
【0022】このようにして再生トラック[0]の楽音
が演奏情報に応じて再生されると、CPU1は処理をス
テップSA26に進め、再生トラック[0]に対応する
センタセットスイッチ5a−0が操作されたか否か、す
なわち、再生トラック[0]の楽音を中心に定位させる
旨の指示があるか否を判断するが、このケースではセン
タセットスイッチ5a−0のオンイベントは生成されな
いから、判断結果は「NO」となり、ステップSA30
に進む。ステップSA30では、ストップスイッチがオ
ン操作されたか否かを判断する。ここで、自動演奏を停
止させるストップスイッチのオンイベントが発生しない
とすると、判断結果は「NO」となり、次のステップS
A32に進み、レジスタiの値を1インクリメントす
る。
【0023】次いで、ステップSA34に進むと、CP
U1はレジスタiの値が「7」以上であるか否かを判断
する。この場合、レジスタiの値は「1」であるから、
この判断結果は「NO」となり、前述したステップSA
18に戻り、これ以後、再生トラック[1]について上
述と同様の発音処理がなされる。そして、レジスタiの
値が「7」以上、つまり、再生トラック[7]に関する
発音処理が完了すると、ステップSA34の判断結果が
「YES」となり、ステップSA16に戻り、再び再生
トラック[0]〜[7]に関する発音処理が順次なされ
る。なお、こうした発音処理の途中でストップスイッチ
が操作されると、上述したステップSA30の判断結果
が「YES」となってステップSA12に戻り、以後、
演奏待機状態となる。このように、定位情報PANが変
化しない場合、あるいはセンタセットスイッチ5aが操
作されない場合には、外部シーケンサから供給される演
奏情報に応じた発音処理(自動演奏)がなされ、その
際、各再生トラック[0]〜[7]の音像は、前述した
ステップSA14においてレジスタINTPAN[0]
〜[7]にセットされた値に従って定位する。
【0024】(b)センタセットスイッチ5aが操作さ
れた場合の動作 次に、外部シーケンサから供給される演奏情報に応じた
発音処理(自動演奏)がなされている状態において、例
えば、再生トラック[0]のセンタセットスイッチ5a
−0がオン操作されたとする。そうすると、前述したス
テップSA26の判断結果が「YES」となり、ステッ
プSA28に進む。ステップSA28に進むと、CPU
1は図6に示すセンタセット変更ルーチンを起動してス
テップSB10を実行する。ステップSB10では、既
に他のセンタセットスイッチ5aがオン状態になってい
るか否かを判断するが、この場合、最初にオン操作され
たから、判断結果は「NO」となり、次のステップSB
12に処理が進む。
【0025】ステップSB12では、センタセットスイ
ッチ5a−0がオン操作に伴い、各スイッチ5a−0〜
5a−7のオンオフステイタスを記憶するオンオフレジ
スタOFの対応ビットを「1」としてオンフラグを立て
る一方、これに応じてトラック指定表示部7b−0を点
灯する。そして、さらに、レジスタPAN[0]に格納
されている定位情報の値を読み出し、中心値「64」と
の差分値を算出して差分レジスタyにセットすると共
に、レジスタINTPAN[0]に再生トラック[0]
の内部定位情報の値として「64」をセットする。例え
ば、再生トラック[0]の定位情報PANがセンタセッ
トされる以前に図2に示す値「84」であったとする
と、センタセットスイッチ5a−0のオン操作に伴い、
当初の定位情報PANの値「84」と中心値「64」と
の差分「−20」が差分レジスタyにセットされ、レジ
スタINTPAN[0]に「64」がセットされること
になる。したがって、差分レジスタyの値は、再生トラ
ック[0]のセンタセットに伴って他の再生トラックの
音像を移動させる定位オフセット値に相当する。
【0026】次に、CPU1の処理がステップSB14
に進むと、レジスタkの値をゼロリセットし、次のステ
ップSB16に進む。ステップSB16では、レジスタ
kの値がセンタセットした再生トラック番号と一致する
か否かを判断する。この場合、選択した再生トラック番
号は「0」であるから、判断結果が「YES」となり、
ステップSB20に進み、レジスタkの値を1インクリ
メントする。そして、次のステップSB22に進むと、
レジスタkの値が「7」以上であるか否かを判断する。
ここで、全再生トラック[0]〜[7]について判定が
なされないと、判断結果は「NO」となり、上述したス
テップSB16に戻る。そして、レジスタkの値がセン
タセットした再生トラック番号と一致しない場合、すな
わち、センタセットされていない再生トラックである場
合には、ステップSB16の判断結果が「NO」にな
り、ステップSB18に処理を進める。
【0027】ステップSB18では、センタセットされ
ていない再生トラックの内部定位情報INTPANに定
位オフセット値を加算する。つまり、上記例の場合、再
生トラック[0]がセンタセットされてレジスタINT
PAN[0]の値が「64」になり、続く再生トラック
[1]では、このステップSB18の操作によって当初
の定位情報「44」に移動定位オフセット値「−20」
が加算されてレジスタINTPAN[1]の値は「2
4」となる。
【0028】このようにして、センタセットされていな
い全再生トラックの内部定位情報INTPANに順次、
定位オフセット値が加算されると、上述したステップS
B22の判断結果が「YES」となり、CPU1の処理
はステップSB28に進む。ステップSB28では、セ
ンタセットあるいは定位オフセット値が加算されたレジ
スタINTPAN[0]〜[7]の値に応じて各再生ト
ラック毎の音像が定位されると共に、これに応じて定位
表示部7a−0〜7a−7(図3参照)の定位表示が更
新される。この結果、上記例の場合、レジスタINTP
AN[1]〜[7]にそれぞれ「24」、「34」、
「80」、「40」、「44」、「10」および「5
4」となり、再生トラック[0]の音像を定位中心と
し、当初の音像定位関係を保ちながら、再生トラック
[1]〜[7]の音像が左側へシフトすることになる。
【0029】次に、こうした状態で再生トラック[1]
をセンタセットすべく、センタセットスイッチ5a−1
をオン操作したとする。この場合、センタセットスイッ
チ5aは後着優先であるから、先にオン操作されたスイ
ッチ5a−0がオフされ、スイッチ5a−1がオン状態
(センタセット状態)に設定される。これにより、前述
したステップSB10の判断結果が「YES」となり、
ステップSB24に処理が進む。ステップSB24で
は、先にセンタセットされた再生トラック番号と次にセ
ンタセットされた再生トラック番号とが一致しているか
否かを判断する。この場合、一致していないから、判断
結果が「NO」となり、前述したステップSB12以降
の動作が実行される。この結果、前述と同様にして再生
トラック[1]の音像を定位中心とし、当初の音像定位
関係を保ちつつ、再生トラック[0]、[2]〜[7]
の各音像が定位オフセット分だけ右側へシフトする。
【0030】次に、再びセンタセットスイッチ5a−1
をオン操作すると、前述したステップSB10,SB2
4の判断結果がいずれも「YES」となって、ステップ
SB26に進み、スイッチオフ処理がなされる。センタ
セットスイッチ5aは、前述したように、オルタネート
にオンオフ動作するスイッチであるから、オン状態で操
作されるとオフ状態となる。そして、このセンタセット
スイッチ5aのオフ設定に伴い、レジスタPAN[0]
〜[7]にセットされている各再生トラックの定位情報
PANを、対応するレジスタINTPAN[0]〜
[7]に転送する。これにより、各再生トラックの音像
は、センタセットスイッチ5aが操作される以前の定位
状態に復帰することになる。次いで、ステップSB28
に進み、センタセットされる以前の音像が定位表示さ
れ、このルーチンが終了する。
【0031】(c)定位情報PANが変化する場合の動
作 次に、定位情報PANが変化する場合と、所定の再
生トラックがセンタセットされ、かつ、その再生トラッ
クの定位情報PANが変化する場合とについて動作説明
する。 定位情報PANが変化する場合の動作 いま、例えば、プログラムチェンジ等により外部シーケ
ンサから供給される演奏情報の内、所定の再生トラック
に対応する定位情報PANが変化したとする。そうする
と、前述したステップSA20(図5参照)の判断結果
が「YES」となり、ステップSA22に進む。ステッ
プSA22に進むと、CPU1は図7に示す定位情報変
更ルーチンを起動してステップSC10を実行する。
【0032】ここで、例えば、再生トラック番号[5]
の定位情報PANが変化したとすると、ステップSC1
0では、この変更された定位情報PANをレジスタPA
N[5]の値をセットし、次のステップSC12に進
む。ステップSC12では、センタセットスイッチ5a
がオン状態になっているか否かを判断するが、このケー
スではオン操作されていないから、判断結果は「NO」
となり、次のステップSC14(図8参照)へ進む。ス
テップSC14では、更新されたレジスタPAN[5]
の値を、レジスタINTPAN[5]にセットする。こ
れにより、レジスタINTPAN[5]の値に応じて再
生トラック[5]の楽音の音像が定位制御される。そし
て、次のステップSC16に進み、レジスタINTPA
N[5]の値に応じて定位表示が更新される。
【0033】所定の再生トラックがセンタセットさ
れ、かつ、その再生トラックの定位情報PANが変化す
る場合の動作 次に、例えば、再生トラック[5]がセンタセットさ
れ、かつ、この再生トラック[5]の定位情報PANが
「60」、「50」、「40」の順に変化した時の動作
について説明する。なお、再生トラック[5]が変化す
る以前の各再生トラック[0]〜[7]の定位情報PA
Nは、図2に示す各値に設定されているものとする。ま
ず、上述したように、ステップSC10においては、レ
ジスタPAN[5]に更新された定位情報PANの値
「60」がセットされ、続いてステップSC12に進
む。ステップSC12では、センタセットスイッチ5a
がオン状態に設定されているか否かを判断するが、この
場合、オン設定されているため、判断結果は「YES」
となり、ステップSC18に進む。
【0034】ステップSC18では、このセンタセット
された再生トラック[5]と定位情報PANが変化する
再生トラックとが一致しているか否かを判断する。上記
例の場合、両者は一致するから、判断結果は「YES」
となり、ステップSC20に進む。ステップSC20で
は、レジスタPAN[5]に格納されている定位情報の
値「60」を読み出し、中心値「64」との差分値(定
位オフセット値「+4」)を算出して差分レジスタyに
セットすると共に、レジスタINTPAN[5]に値
「64」をセットする。次に、CPU1の処理がステッ
プSC22に進むと、レジスタjの値をゼロリセット
し、次のステップSC24に進む。
【0035】ステップSC24では、レジスタjの値
「0」がセンタセットした再生トラック番号に一致する
か否かを判断する。この場合、センタセットした再生ト
ラック番号は「5」であるから、判断結果は「NO」と
なり、次のステップSC26に進む。ステップSC26
では、再生トラック[0]の内部定位情報INTPAN
に定位オフセット値「+4」を加算する。すなわち、上
記例の場合、再生トラック[0]では、当初の定位情報
「84」に移動定位オフセット値「+4」が加算されて
レジスタINTPAN[0]の値は「88」となる。
【0036】次いで、ステップSC28に進むと、CP
U1はレジスタjの値を1インクリメントして、次のス
テップSC30に進む。ステップSC30では、レジス
タjの値が「7」以上であるか否かを判断する。この場
合、レジスタiの値は「1」であり、判断結果は「N
O」となって上述したステップSC24に戻る。そし
て、これ以後、レジスタjの値がセンタセットされた再
生トラック[5]に一致しない場合、このステップSC
24の判断結果が「NO」になり、上述したステップS
C24〜SC30に処理が繰り返される。
【0037】これにより、センタセットされた再生トラ
ック[5]の内部定位情報INTPANは、中心定位を表
す値「64」となり、他の再生トラック[0]〜[4],
[6]〜[7]の内部定位情報INTPANは、図2に示す
当初の値にそれぞれ定位オフセット値「+4」が加算さ
れ、図9(イ)に示す値となる。そして、その後、CP
U1の処理は、ステップSC32に進み、センタセット
あるいは定位オフセット値が加算されたレジスタINT
PAN[0]〜[7]の値に応じて各再生トラック毎の楽音
を音像定位させると共に、これに応じて定位表示を更新
する。そして、以上の動作の下に再生トラック[5]の
部定位情報INTPANが「50」、「40」と順次変
化すると、図9(ロ)、(ハ)に示す関係で各再生トラ
ック[0]〜[7]の内部定位情報INTPANが遷移す
る。つまり、所定の再生トラックの音像を定位中心に固
定し、かつ、当該再生トラックの内部定位情報INTP
ANが変化するような場合であっても、当該再生トラッ
クの音像を定位中心としたまま、その再生トラックの定
位情報PANの変化に同期して他の再生トラックの音像
を制御することが可能となる訳である。
【0038】ところで、前述したステップSC18にお
いて、センタセットされた再生トラックと定位情報PA
Nが変化する再生トラックとが一致しない場合、ここで
の判断結果は「NO」となり、ステップSC34に進
む。ステップSC34では、レジスタPAN[変更トラ
ック番号]の値に定位オフセット値を加算してレジスタ
INTPAN[変更トラック番号]にセットする。な
お、この時の定位オフセット値は、前述したセンタセッ
ト変更ルーチンのステップSB12(図6参照)におい
て求められた値である。そして、レジスタINTPAN
[変更トラック番号]の値に基づき、対応する再生トラ
ックの音像が定位制御される。この後、ステップSC1
6に進み、レジスタINTPAN[変更トラック番号]
の値に応じて定位表示が更新される。
【0039】このように、上述した実施例によれば、所
定の再生トラックがセンタセットされ、かつ、その再生
トラックの定位情報PANが変化する場合にあっても、
任意の再生トラックを定位の中心とし、この再生トラッ
クの定位情報PANの変化量に応じて他の再生トラック
の定位情報を相対的にオフセットさせるようにしたか
ら、各音像の定位関係を保ちつつ特定の音像を定位制御
することが可能になる。したがって、例えば、実際のア
ンサンブル演奏やオーケストラ演奏をリアルタイム入力
して作成した演奏情報を自動演奏する場合、上述した音
像定位制御装置の動作によって、所望のパートや楽器音
の音像をワンタッチで中心に定位させることができ、そ
の際、他のパートや楽器音の音像も相対的な定位関係を
保つよう音像定位制御されるので、音楽的に違和感の無
い自然な楽音再生と成り得る。
【0040】なお、上述した実施例にあっては、本発明
による音像定位制御装置を自動演奏装置に適用した場合
について説明したが、これに限定されることなく、例え
ば、外部MIDI楽器から供給されるMIDI信号に基
づいて楽音合成する電子楽器や、スタジオ録音等に使用
するマルチトラックレコーダに本発明の音像定位制御装
置を適用することも可能である。特に、再生トラック数
の多いマルチトラックレコーダ等に適用すれば、各音像
の定位関係を保ちながら、所望のパートや楽器音の音像
をワンタッチで定位中心に設定することができ、極めて
操作性の良い編集作業を実現することも可能となる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザーはトラック指
定手段を用いて複数のトラックのいずれか1つを選択す
ると、このトラックの音像定位が定位範囲の中心に指定
され、この選択されたトラックの定位情報に基づく定位
と当該定位を定位範囲の中心値に変化させた時の差分値
が算出されて、選択されたトラックの定位情報に基づく
定位を定位範囲の中心に変更されると共に、選択された
トラック以外の非選択トラックの各定位情報に基づく定
位に前記差分値が加算されて新たな定位情報が設定され
ると、選択されたトラックの音像定位を定位範囲の中心
に維持しつつ、新たな定位情報に基づき演奏情報に対応
して非選択トラックの各音像定位が制御されるので、好
みのトラックの楽音の音像がいつも定位範囲の中心から
発音され、初期設定時の各トラック相互間の相対的なバ
ランスを保ちつつ各トラックの音像が変化するので演奏
の趣が増し満足感を得ることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である音像定位制御装置が適
用された自動演奏装置の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施例における演奏効果パラメータの一例を
説明するための図である。
【図3】同実施例における操作パネルPの構成を説明す
るための図である。
【図4】同実施例における定位情報PANと定位表示態
様との対応を示す図である。
【図5】同実施例におけるメインルーチンの動作を示す
フローチャートである。
【図6】同実施例におけるセンタセット変更ルーチンの
動作を示すフローチャートである。
【図7】同実施例における定位情報変更ルーチンの動作
を示すフローチャートである。
【図8】同実施例における定位情報変更ルーチンの動作
を示すフローチャートである。
【図9】同実施例における定位情報変更ルーチンの動作
を説明するための図である。
【符号の説明】
1 CPU(中心トラック指定手段、定位変更手段、定
位制御手段) 2 ROM 3 RAM 5 操作子(選択操作子) 6 表示回路(定位制御手段)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から供給される複数のトラックの演
    奏情報に含まれる夫々の定位情報を各トラックに対応し
    て記憶する定位情報記憶手段と、 前記複数のトラックのいずれか1つを選択して、この選
    択されたトラックの音像定位を定位範囲の中心に指定す
    るトラック指定手段と、 前記選択されたトラックの定位情報を前記定位情報記憶
    手段より読み出し、この選択されたトラックの定位情報
    と定位範囲の中心値との差分値を算出する定位差分値算
    出手段と、 前記選択されたトラックの定位情報に基づく定位を定位
    範囲の中心に変更すると共に、前記選択されたトラック
    以外の非選択トラックの各定位情報に基づく定位に前記
    差分値を加算して新たな定位情報を設定する定位変更手
    段と、 前記選択されたトラックの音像定位を定位範囲の中心に
    維持しつつ、前記新たな定位情報に基づき前記演奏情報
    に対応して前記非選択トラックの各音像定位を制御する
    定位制御手段と、 を具備することを特徴とする音像定位制御装置。
  2. 【請求項2】 外部から供給される複数のトラックの演
    奏情報に含まれる夫々の定位情報を各トラックに対応し
    て記憶する定位情報記憶手段と、 前記複数のトラックのいずれか1つを選択して、この選
    択されたトラックの音像定位を定位範囲の中心に指定す
    るトラック指定手段と、 前記選択されたトラックの定位情報を前記定位情報記憶
    手段より読み出し、この選択されたトラックの定位情報
    と定位範囲の中心値との差分値を算出する定位差分値算
    出手段と、 前記選択されたトラックの定位情報に基づく定位を定位
    範囲の中心に変更すると共に、前記選択されたトラック
    以外の非選択トラックの各定位情報に基づく定位に
    記差分値を加算して新たな定位情報を設定する定位変更
    手段と、 前記選択されたトラックの音像を定位範囲の中心に定位
    制御する一方、前記新たな定位情報に基づき前記演奏情
    報に対応して前記非選択トラックの各音像定位を制御す
    ると共に、各トラック毎の定位状態 をレベル表示する定
    位制御手段とを具備することを特徴とする音像定位制御
    装置。
  3. 【請求項3】 前記定位制御手段は、前記トラック指定
    手段が前記複数のトラックのいずれか1つを選択して、
    この選択されたトラックの定位を定位範囲の中心に指定
    した場合、当該選択されたトラックの前記定位情報、非
    選択トラックの各定位情報による定位差を保ちながら、
    選択されたトラックの音像を定位範囲の中心に定位制御
    し、 一方、前記トラック指定手段によって、前記選択された
    トラックの定位が定位範囲の中心に指定されている状態
    から解除された場合は、各トラックの定位を前記定位情
    報記憶手段に記憶されている各トラックの定位情報に基
    づく定位に復帰させ、この各定位情報に基づく定位に応
    じて夫々の音像を定位制御することを特徴と する請求項
    2記載の音像定位制御装置。
  4. 【請求項4】 前記定位制御手段は、前記トラック指定
    手段によって選択されたトラックの定位情報が前記演奏
    情報の進行に応じて順次変化する場合、当該トラックの
    音像を定位範囲の中心に維持したまま、非選択トラック
    の音像定位を前記新たな定位情報に基づき当該選択され
    たトラックの定位情報による定位の変化に同期して定位
    制御することを特徴とする請求項2記載の音像定位制御
    装置。
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