JP3081096B2 - カラオケ装置 - Google Patents
カラオケ装置Info
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Description
容などの情報をモニタに表示しつつ解説のアナウンスを
発生することのできるカラオケ装置に関する。
く普及しており、カラオケ装置を取り扱う人の種類も広
範囲にわたっている。したがって、電気機器の取り扱い
に不慣れな人がカラオケ装置を取り扱う場合も増加して
きており、装置の接続方法や取扱方法が分からないとい
うトラブルや故障等の不具合の原因や対応方法が分から
ないというトラブルも増加している。
周辺機器の接続、故障の対応方法などを説明した取扱説
明書という冊子が添付されており、上記トラブルにはこ
の取扱説明書を読んで対応するようになっている。
は画像表示装置と楽音・音声発生装置が複合された複雑
な機器であり、その全てに関する説明を掲載するとなる
とマニュアルが大部になってしまう。また、そのような
マニュアルから所望の説明を探し出して、その説明どお
りに機器を操作や検査することは電気機器の取扱に不慣
れな者にとっては、大変な作業であった。
どおり使用しているときにマニュアルは殆ど不要である
ため、長年使用している間にマニュアルを紛失してしま
うことが多くあり、不具合が起こったときにマニュアル
が見つからず対応方法が分からないという問題も生じて
いた。
情報をカラオケ装置の機能を利用してプレイ(表示・ア
ナウンス)することにより、故障等の不具合への対応を
容易にしたカラオケ装置を提供することを目的とし、さ
らに、緊急性を要する情報の場合には、通常のカラオケ
演奏に優先してそれをプレイすることにより、利用者に
情報の取得を容易にしたカラオケ装置を提供することを
目的とする。
オケ演奏音データ・歌詞データ・コーラス音データを含
む楽曲データ、および、説明文データ・アナウンスデー
タを含む情報データを記憶するとともに、楽曲データを
識別する曲識別コードおよび曲識別コードと共通の構成
で情報データを識別する情報識別コードを記憶する記憶
手段と、曲識別コードまたは情報識別コードを入力する
入力手段と、楽曲再生手段・音声再生手段・文字表示手
段を備えたプレイ手段であって、入力手段から入力され
たコードが曲識別コードであるか情報識別コードである
かを判別し、曲識別コードの場合には該曲識別コードに
対応する楽曲データを記憶手段から読み出し、この楽曲
データのカラオケ演奏音データを楽曲再生手段を用いて
再生し,この楽曲データのコーラス音データを音声再生
手段を用いて再生し,歌詞データを文字表示手段を用い
て表示するプレイ動作を実行し、情報識別コードの場合
には該情報識別コードに対応する情報データを記憶手段
から読み出し、この情報データのアナウンスデータを音
声再生手段を用いて再生し,説明文データを文字表示手
段を用いて表示するプレイ動作を実行するプレイ手段
と、を設けたことを特徴とする。請求項2の発明は、請
求項1の発明において、楽曲データの歌詞データは、文
字コードデータ,表示位置データ,表示時間制御データ
を含み、楽曲データのコーラス音データは、デジタル音
声データ,再生時間制御データを含み、前記情報データ
は、前記歌詞データと同一構成の説明文データ、前記コ
ーラス音データと同一構成のアナウンスデータを含むこ
とを特徴とする。
2の発明において、前記プレイ手段は、楽曲データのプ
レイ動作中にコードが入力されたとき、このコードが情
報識別コードか否かを判別し、情報識別コードの場合に
は、現在プレイ中の楽曲データのプレイ動作を中断して
該情報識別コードで指定される情報データのプレイ動作
を実行する手段であることを特徴とする。請求項4の発
明は、請求項1または請求項2の発明において、前記プ
レイ手段は、入力手段から入力された複数の曲識別コー
ドを入力順に記憶する予約テーブルを有し、予約テーブ
ルから順次曲識別コードを読み出して該曲識別コードで
指定される楽曲データのプレイ動作を実行する手段であ
って、入力手段から情報識別コードが入力されたとき、
前記予約テーブルから次に読み出される曲識別コードに
優先して該情報識別コードで指定される情報データのプ
レイ動作を実行する手段であることを特徴とする。
おいて、楽曲データおよび情報データをホストステーシ
ョンからダウンロードするダウンロード手段を備えたこ
とを特徴とする。
おいて、情報データは、カラオケ装置の取扱説明または
故障対応を示す情報からなることを特徴とする。
ータ、歌詞データ、コーラス音データを含む楽曲データ
を複数記憶しており、何れかの楽曲データが選択された
とき、プレイ手段がその楽曲データのカラオケ演奏音デ
ータに基づいてカラオケの演奏音を合成してスピーカか
ら出力し、歌詞データに基づいてモニタに歌詞を表示
し、コーラス音データに基づいてバックコーラスの声な
どの人声を再生してスピーカから出力する。さらに、こ
のカラオケ装置には、解説文データおよびアナウンスデ
ータを含む情報データが記憶されている。情報データを
識別する情報識別コードは楽曲データを識別する曲識別
コードと共通の構成になっている(たとえば、一連の選
択コードの一部を情報データに割り振るなど)ため、使
用者はカラオケ装置の選曲動作と全く同様の操作で情報
をプレイ(表示・アナウンス)させることができる。
の構成を、前記歌詞データと同一構成の解説文データお
よび前記コーラス音データと同一構成のアナウンスデー
タを含むものとした。歌詞データの構成は、例えば、表
示内容を表す文字データ、表示タイミングを表すタイミ
ングデータ、表示位置を表す座標データ、表示時間を表
す表示時間データなどであり、解説文もこれと同一の構
成になっている。コーラス音データの構成は、例えば、
コーラス音の波形データ、該波形データの再生を開始す
るタイミングを指示するタイミングデータなどであり、
アナウンスデータもこれと同一の構成になっている。し
たがって、この情報データを前記プレイ手段に入力する
ことにより、解説文のモニタへの表示およびアナウンス
のスピーカからの出力を行うことができる。
場面は、ある程度緊急を要する場合が多いため、カラオ
ケ演奏に優先してこれをプレイする。優先の方式は、現
在プレイ中の楽曲データを中断してこの情報データをプ
レイする、次に演奏が予約された楽曲データに優先して
この情報データをプレイする、などである。これによ
り、利用者は緊急性を有する情報をいち早く獲得するこ
とができる。通信カラオケ装置の場合、楽曲データおよ
び情報データはホストステーションイからダウンロード
され記憶手段に記憶される。ダウンロードされる楽曲デ
ータは新曲の楽曲データなどであり、ダウンロードされ
る情報データはアップデートされた情報データなどであ
る。このためダウンロードの順序が識別コードの順序に
一致しているとは限らない(一致していない場合が多
い)ため、ダウンロードされた各データと識別コードと
を対応づけるインデックスファイルを設けて、どのよう
な順序でデータがダウンロードされてもそのデータの種
別に対応した識別コードをふることができるようにして
いる。情報データはたとえば一般的な取扱説明や周辺機
器の接続を説明する内容であるが、新たな周辺機器が発
売されその接続方法を説明する必要がある場合や利用者
からの問い合わせが多かった取扱説明を追加するなどの
場合にアップデートした情報データをダウンロードする
ことにより、冊子に編集された取扱説明に比べて対応が
より迅速になり、判りやすくなる。
内容を取扱説明書の記載内容や故障対応の内容としたこ
とにより、情報データ選択手段を実行すると、説明文の
表示とアナウンスで取扱説明がプレイされる。画像と音
声であるため、冊子の取扱説明書に比して極めて分かり
やすく、選択操作で必ず出力されるため冊子のように紛
失することがない。
のブロック図である。このカラオケ装置はいわゆる音源
カラオケであり、楽曲データをシーケンサ18で読み出
して音源装置19などの回路部に入力することにより、
カラオケ演奏音を発生する。楽曲データはハードディス
ク記憶装置(HDD)17に多数記憶されており、各楽
曲データには0001〜9800の曲コードのうち1つ
が付されており、利用者はこの曲コードをリモコン30
などから入力することにより、曲を選択・予約すること
ができる。また、HDD17には取扱説明書の記載内容
をデータ化した情報データも記憶されており、この情報
データのそれぞれには9801〜9999の曲コードが
付されている。また、情報データのデータ構成は前記楽
曲データの構成と全く同一にされているため、利用者が
曲を選択する操作と同様の操作で情報データを選択する
と、カラオケ装置は楽曲データをプレイ(演奏)するの
と全く同一の処理動作で情報データをプレイ(表示・ア
ナウンス)する。
CPU10には、バスを介してROM11,RAM1
2,リモコン受信機13,表示パネル14,パネルスイ
ッチ15,ISDNコントローラ16,ハードディスク
記憶装置(HDD)17およびシーケンサ18が接続さ
れている。ROM11には、図6〜図8に示す動作プロ
グラムやフォントデータなどが記憶されている。RAM
12には図2に示す予約テーブルなどの記憶エリアが設
定される。リモコン受信機13はリモコン30から送ら
れてくる赤外線信号を受信してデータを復元する。リモ
コン30からは曲コードなどのデータが送られてくる。
曲コードが送られてきた場合には、その曲コードを予約
テーブルに記憶する。表示パネル14はこのカラオケ装
置の前面に設けられており、現在演奏中の曲コードや予
約曲数などを表示するものである。パネルスイッチ15
はカラオケ装置の前面操作部に設けられており、曲コー
ド入力スイッチやキーチェンジスイッチなどを含んでい
る。
に数百〜千数百の楽曲データを記憶できる楽曲データフ
ァイルを有しており、記憶されている楽曲データ(情報
データ)はそれぞれファイル名で識別される。また、こ
のファイル名とリモコン受信機13などから入力される
曲コードとの対応をとるためのインデックスファイルも
HDD17に設けられている(図3参照)。ISDNコ
ントローラ16は、ISDN回線を介してホストステー
ションと交信するためのコントローラである。ホストス
テーションは、新曲の楽曲データやアップデートされた
情報データを記憶しており、ISDN回線を介して接続
されたカラオケ装置1に対して該新曲の楽曲データやア
ップデートされた情報データをダウンロードする。IS
DNコントローラ16は、DMA回路を内蔵しており、
ダウンロードされた楽曲データや情報データをCPU1
0を介さずに直接HDD17に書き込み、そのファイル
名のみをCPU10に伝達する。CPU10はこのファ
イル名に曲コードを付してイッデックスファイル(図2
(B),図3参照)を更新する。
選択された楽曲データ(情報データ)が入力される。シ
ーケンサ18はシーケンスプログラムを内蔵しており、
そのプログラムに基づき、前記楽曲データ(情報デー
タ)のイベントデータを出力する。楽曲データは図4,
図5に示すように、ヘッダ,複数パートの楽音トラッ
ク,歌詞トラック,音声トラック,DSPコントロール
トラックおよび音声データからなっており、各データを
所定のタイミングに所定の機器に出力する。シーケンサ
には音源装置19,D/A変換回路20,DSP21,
文字表示部23およびLDチェンジャ24が接続されて
いる。シーケンサ18は、楽曲データ(情報データ)の
ヘッダに書き込まれている曲のジャンルデータや画面指
定データに基づいて再生する動画背景映像を決定し、そ
の映像番号をLDチェンジャ24に出力する。LDチェ
ンジャ24はその映像番号を受信してその動画映像を再
生し、表示制御部に入力する。楽音トラックにはノート
オン/オフなどのイベントデータが書き込まれており、
シーケンサ18はこのデータを音源装置19に出力す
る。音源装置19は複数チャンネルの発音チャンネルを
備えており、入力されたイベントデータによって指定さ
れた発音チャンネルの動作を制御する。DSP21は音
源装置19が合成した楽音信号やマイク27から入力さ
れる歌い手の歌唱信号を入力して残響などの効果を付与
する回路である。DSP21が出力した楽音信号はアン
プ・スピーカ22により増幅・出力される。シーケンサ
18はDSPコントロールトラックに書き込まれている
効果制御データをこのDSP21に入力する。DSP2
1はこのデータに基づいて効果の種類や程度を制御す
る。文字表示部23はシーケンサ18から入力された歌
詞表示データに基づき当該歌詞の文字をメモリ上に展開
する。展開された文字データは表示制御部25に入力さ
れる。表示制御部は背景映像上に該文字データをスーパ
ーインポーズで重ね合わせモニタ26に表示する。
報データ)をHDD17から読み出してシーケンサ18
に入力すれば、シーケンサ18は自動的にその楽曲デー
タ(情報データ)のプレイ動作(演奏または表示・アナ
ウンス)を実行する。
17の構成を示す図である。
予約テーブルおよび予約入力バッファを示す図である。
予約テーブルは、現在プレイ中の曲コードを記憶するプ
レイ曲コード記憶エリアと、第1順位〜第6順位までの
予約曲コードを記憶する予約曲コード記憶エリアを備え
ている。すなわち、この予約テーブルは現在プレイ中の
曲を含めて7曲分の予約が可能である。楽曲データまた
は情報データのプレイ動作が終了すると予約テーブルの
記憶内容がプレイ曲コード記憶エリアを含めて全体に上
位方向にシフトされ、最後尾の予約曲コード記憶エリア
には0000(予約無)のコードが書き込まれる。ま
た、新たな予約があるとその曲コードが最後尾の予約曲
として予約テーブルに記憶される。
ある。ハードディスクには複数(数百〜千数百)の楽曲
データを記憶する楽曲データファイルが設定され、この
楽曲データファイルに記憶している楽曲データを検索す
るためのインデックスファイルが設定されている。楽曲
データファイルにはカラオケ演奏用の楽曲データ以外に
取扱説明書の記載内容をデータ化した情報データも記憶
されているが、両方とも全く同一の構成(図4参照)で
あるため、これらのデータは区別することなく混在して
いる。
イルと楽曲データファイルの構成を説明する図である。
インデックスファイルは曲コードとその曲の楽曲データ
のファイル名とを対照させたテーブルである。利用者が
選択入力できる曲コードとして0001〜9999の9
999曲分の曲コードが設定されている。このうち00
01〜9800の9800曲分が通常の楽曲データを指
定するコードとして割り当てられており、9801〜9
999の199曲分が取扱説明や故障対応等の情報デー
タを指定するコードとして割り当てられている。さら
に、情報データには、通常の取扱説明や周辺機器の接続
を説明する取扱説明データ(取説データ)と、不具合に
対する検査・対応方法を指示する故障データとがあり、
取説データには9801〜9900が割り当てられ、故
障データ9901〜9999が割り当てられている。ま
た、楽曲データファイルには楽曲データおよび情報デー
タが前記曲データの順序と異なるランダムな順序で記憶
されている。各データは、たとえば、「TUGARU
12」や「KOSHOU 01」などのファイル名で識
別されている。曲コードが選択されると、CPU10は
その曲コードでインデックスファイルを検索してファイ
ル名を割り出し、割り出されたファイル名で楽曲データ
ファイルを検索して楽曲データ(情報データ)を読み出
す。読み出された楽曲データ(情報データ)はシーケン
サ18に入力される。
を示す図である。また、図5は楽曲データの詳細な構成
を示す図である。図4(A)において、1つの楽曲デー
タは、ヘッダ,楽音トラック,歌詞トラック,音声トラ
ック,DSPコントロールトラックおよび音声データ部
からなっている。ヘッダは、この楽曲データに関する種
々のデータが書き込まれる部分であり、曲名,ジャン
ル,発売日,曲の演奏時間(長さ)などのデータが書き
込まれている。シーケンサ18はジャンルデータに基づ
いて背景映像を決定し、LDチェンジャ24に対してそ
の映像のチャプタナンバを送信する。背景映像の決定方
式は、冬をテーマにした演歌の場合には雪国の映像を選
択し、ポップスの場合には外国の映像を選択するなどで
ある。
ィトラック,リズムトラックを初めとして種々のパート
のトラックが形成されている。各トラックには、イベン
トデータとデュレーションデータΔtからなるシーケン
スデータが書き込まれている。シーケンサ18は、デュ
レーションデータΔtをカウントして次のイベントデー
タを出力するタイミングになると、そのイベントデータ
を音源装置19に出力する。音源装置19はそのイベン
トデータに含まれているチャンネル指定データに基づい
て発音チャンネルを選択し、その発音チャンネルについ
てそのイベントを実行する。
示するためのデータであり、楽音データではないが、イ
ンプリメンテーションの統一をとり、作業工程を容易に
するためこのトラックもMIDIデータのシステム・エ
クスクルーシブ・メッセージの形式で記述されている。
歌詞トラックのデータ記述において、通常は1行の歌詞
を1つの歌詞表示データとして扱っている。歌詞表示デ
ータは1行の歌詞の文字データ(文字コードおよびその
文字の表示座標)、この歌詞の表示時間(通常は30秒
前後)、および、ワイプシーケンスデータからなってい
る。ワイプシーケンスデータとは、曲の進行に合わせて
歌詞の表示色を変更してゆくためのシーケンスデータで
あり、表示色を変更するタイミング(この歌詞が表示さ
れてからの時間)と変更位置(座標)が1行分の長さに
わたって順次記録されているデータである。
くいバックコーラスやハーモニーメロディの声などの人
声を発生するためのデータであり、実際のADPCMデ
ータ(音声データn(n=1,2,…))が書き込まれて
いる音声データ部と組み合わされてこのカラオケシステ
ムにおいてバックコーラスやハーモニーメロディを発生
する。音声トラックでは、音声データをD/A変換回路
20に出力してアナログの音声信号に変換するタイミン
グがデュレーションデータΔtで指定され、そのタイミ
ングに音声指定データが書き込まれている。この音声指
定データは、音声データ番号,音程データおよび音量デ
ータからなっている。音声データ番号は、音声データ部
に記録されている各音声データの識別番号nであり、こ
の番号の音声データがこのタイミングにD/A変換回路
20に出力される。また、D/A変換回路20は音量デ
ータに基づいて出力レベルを設定し、音程データに基づ
いてD/A変換時のサンプリングクロックを変換し出力
されるアナログ信号の音程を設定する。
装置19およびD/A変換回路20の後段に内蔵されて
いるDSP21の制御データが書き込まれている。DS
P21は主として楽音にリバーブなどの残響系の効果を
付与するためのものであり、DSPコントロールトラッ
クに記録されている効果の種類データと変化量データに
基づいて、その効果が時間的に調整される。
タと全く同一の構成になっているが、ヘッダには説明の
ための画像を指示する画像指示データが書き込まれてい
る。この画像指示データは、当該情報を説明するための
映像を記憶したチャプタをLDチェンジャ24に対して
指示するデータである。また、楽音トラックはBGMト
ラックとして設定され、情報データをプレイする際のB
GMを発生するデータが書き込まれる。また、歌詞トラ
ックは説明文トラックとして設定され、情報を文章や記
号で表示するためのデータが書き込まれる。この場合に
おいて、歌詞トラックの場合には、1つの歌詞表示デー
タは、一般的に1行分の文字列を表示するデータとして
構成されているが、説明文トラックの場合には、1つの
説明文表示データが複数行にわたる場合もあるものとす
る。またアナウンストラックは前記説明文に合わせてア
ナウンスを行うタイミングを設定する。実際のアナウン
ス音声は音声データ部に記憶されている。
フローチャートである。図6は、メインルーチンの一部
を示しており、図7は予約登録処理動作を示しており、
図8はプレイ処理動作を示している。
ドの入力があったか否かを判断する。曲コードの入力は
リモコン30またはパネルスイッチ15から行われる。
曲コードの入力があった場合には、予約登録処理動作
(n2)を実行する。予約入力がない場合にはn2をス
キップしてn3に進む。n3では現在シーケンサ18が
動作中(プレイ中)であるか否かを判断する。また、n
4では予約テーブルの第1順位の予約曲コード記憶エリ
アに曲コードが記憶されているか、すなわち、予約があ
るかを判断する。現在プレイ中でなく且つ予約があれ
ば、その第1順位の曲コードに基づくプレイ処理を行う
(n5)。
ートである。まず、リモコン受信機13またはパネルス
イッチ15から曲コードを取り込んで予約入力バッファ
に記憶する。取り込んだ曲コードからその曲が通常のカ
ラオケ曲の楽曲データであるか、取扱説明のための取説
データであるか故障等の不具合に対応するための故障デ
ータであるかを判断する。すなわち、曲コードが000
1〜9800であれば通常のカラオケ曲であり、980
1〜9900であれば取扱説明であり、9901〜99
99であれば故障対応である。この選曲の内容をn11
で判断し、通常のカラオケ曲であれば、図2(A)の予
約テーブルの最後尾にこの曲コードを書き込んで予約登
録を行う。また、取扱説明であれば、予約テーブルの第
1順位以下の曲コードを下位にシフトし、第1順位の予
約曲コード記憶エリアにこの取扱説明の曲コードを書き
込む。すなわち、取扱説明はある程度緊急を要するもの
が多いため、曲の合間に優先してプレイすることが好ま
しいからである。
この曲コードをプレイ曲コード記憶エリアに書き込み
(n15)、n16でプレイ処理動作(サブルーチン)
をコールする。これにより、現在カラオケ曲の演奏中で
あっても、その演奏が中断され、故障データのプレイす
なわち故障対応のための表示・アナウンスが実行され
る。これは、故障対応は緊急性を要するため、カラオケ
演奏を中断してでも表示・アナウンスする必要があるた
めである。
く緊急性のない情報については通常のカラオケ曲と同様
に最後尾に登録するようにしてもよい。また、取説デー
タの曲コードの登録において、予約曲データを下位にシ
フトしたとき最後尾に予約登録されている曲コードが予
約テーブルからはみ出す場合があるが、この場合にはこ
のデータを何らかのバッファに記憶しておき、現在プレ
イ中のカラオケ曲が終了し、予約テーブルが上位にシフ
トされるとき再度予約テーブルに登録するようにすれば
よい。さらに、故障対応データが選択された場合には、
そのとき演奏中のカラオケ曲が中断されるが、この曲に
関しては故障対応データの実行の終了後再度最初から演
奏するようにしてもよい。
トである。シーケンサ18がプレイ動作中でなく、予約
テーブルの第1順位の曲コード記憶エリアに曲コードが
記憶されているときこの動作が実行される。まず、予約
テーブルをプレイ曲コード記憶エリアを含めて全体に上
位にシフトして第1順位の曲コードを演奏曲コード記憶
エリアに書き込む。また、予約テーブルの最下位の曲コ
ード記憶エリアには0000(予約無し)を書き込む
(n20)。次にプレイ曲コードを読み出し(n2
1)、このプレイ曲コードでインデックスファイルを検
索してファイル名を割り出す(n22)。このファイル
名で楽曲データファイルを検索して楽曲データ(情報デ
ータ)を読み出して(n23)、シーケンサ18に送出
する。これにより、シーケンサ18はシーケンスプログ
ラムに従って楽曲データ(情報データ)を順次読み出し
プレイ動作を実行する。表示パネル14に現在プレイ中
の曲コードを表示して(n25)、リターンする。
説明を受けたい場合や故障対応の指示を受けたい場合で
も、カラオケ曲を選択する操作と全く同様の操作を行う
ことによって、モニタ26に説明文および画面が表示さ
れ、スピーカ22からアナウンスが出力されるため、電
気機器の取り扱いに不慣れな者であっても誤ることがな
い。さらに、情報データは楽曲データと全く同一の構成
であるため、このデータをシーケンサ18に入力するこ
とにより、シーケンサ18は楽曲データと同様にプレイ
動作を実行できる。したがって、情報データのプレイの
ために付加すべきハードは全くない。
曲データや情報データの更新は、定期的に行っても任意
のタイミングに行ってもよい。情報データが更新される
場合としては新たな周辺機器が発売されその接続方法を
説明する必要がある場合や、利用者からの問い合わせが
多かった取扱説明を追加するなどの場合である。
ケ装置を用いて種々の情報の説明文をモニタに表示し、
アナウンスをスピーカから出力することができるため、
極めて分かりやすく情報を伝達することができる。この
場合でも、情報データは楽曲データと共通構成の識別コ
ードで識別(選択)することができるため、利用者の選
択操作は容易である。さらに、情報データはカラオケ曲
の楽曲データと同一の構成であるため特別の機器を付加
する必要がない。また、この情報データの内容をカラオ
ケ装置の取扱説明書の記載内容とすることにより、利用
者は、取扱説明書よりも分かりやすく、即座に必要な説
明を獲得することができる。また、これにより、カラオ
ケ装置への取扱説明書の添付を無くすかまたは極めて簡
略なものにすることが可能になる。
優先してプレイすることにより、利用者は即座に知りた
い情報を得ることができ、迅速に対応できる利点があ
る。
示す図
示す図
(メインルーチン)
(予約登録処理)
(プレイ処理)
Claims (6)
- 【請求項1】 カラオケ演奏音データ、歌詞データ、コ
ーラス音データを含む楽曲データ、および、 説明文データ、アナウンスデータを含む情報データを記
憶するとともに、 楽曲データを識別する曲識別コード、および、 曲識別コードと共通の構成で情報データを識別する情報
識別コードを記憶する記憶手段と、 曲識別コードまたは情報識別コードを入力する入力手段
と、 楽曲再生手段、音声再生手段、文字表示手段を備えたプ
レイ手段であって、 入力手段から入力されたコードが曲識別コードであるか
情報識別コードであるかを判別し、 曲識別コードの場合には、該曲識別コードに対応する楽
曲データを記憶手段から読み出し、この楽曲データのカ
ラオケ演奏音データを楽曲再生手段を用いて再生し、こ
の楽曲データのコーラス音データを音声再生手段を用い
て再生し、歌詞データを文字表示手段を用いて表示する
プレイ動作を実行し、 情報識別コードの場合には、該情報識別コードに対応す
る情報データを記憶手段から読み出し、この情報データ
のアナウンスデータを音声再生手段を用いて再生し、説
明文データを文字表示手段を用いて表示するプレイ動作
を実行するプレイ手段と、 を設けたことを特徴とするカラオケ装置。 - 【請求項2】 楽曲データの歌詞データは、文字コード
データ,表示位置データ,表示時間制御データを含み、
楽曲データのコーラス音データは、デジタル音声デー
タ,再生時間制御データを含み、 前記情報データは、前記歌詞データと同一構成の説明文
データ、前記コーラス音データと同一構成のアナウンス
データを含む請求項1に記載のカラオケ装置。 - 【請求項3】 前記プレイ手段は、楽曲データのプレイ
動作中にコードが入力されたとき、このコードが情報識
別コードか否かを判別し、情報識別コードの場合には、
現在プレイ中の楽曲データのプレイ動作を中断して該情
報識別コードで指定される情報データのプレイ動作を実
行する手段である請求項1または請求項2に記載のカラ
オケ装置。 - 【請求項4】 前記プレイ手段は、入力手段から入力さ
れた複数の曲識別コードを入力順に記憶する予約テーブ
ルを有し、予約テーブルから順次曲識別コードを読み出
して該曲識別コードで指定される楽曲データのプレイ動
作を実行する手段であって、 入力手段から情報識別コードが入力されたとき、前記予
約テーブルから次に読み出される曲識別コードに優先し
て該情報識別コードで指定される情報データのプレイ動
作を実行する手段である請求項1または請求項2に記載
のカラオケ装置。 - 【請求項5】 楽曲データおよび情報データをホストス
テーションからダウンロードするダウンロード手段を備
えた請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のカラオケ
装置。 - 【請求項6】 情報データは、カラオケ装置の取扱説明
または故障対応を示す情報からなる請求項1乃至請求項
5のいずれかに記載のカラオケ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05335807A JP3081096B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | カラオケ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05335807A JP3081096B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | カラオケ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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