JPH11175059A - カラオケ装置 - Google Patents

カラオケ装置

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JPH11175059A
JPH11175059A JP9344746A JP34474697A JPH11175059A JP H11175059 A JPH11175059 A JP H11175059A JP 9344746 A JP9344746 A JP 9344746A JP 34474697 A JP34474697 A JP 34474697A JP H11175059 A JPH11175059 A JP H11175059A
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JP
Japan
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sound source
program
music data
source device
data
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JP9344746A
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English (en)
Inventor
Katsumi Ishikawa
克己 石川
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】古い楽曲データをそのまま再生でき、新しい楽
曲データは以前にない新機能で再生する。 【解決手段】音源装置18に書き換え可能なRAMを設
けておき、楽曲データ毎に必要なプラグインプログラム
やライブラリなどを書き込む。これで、音源装置18を
古い音源装置や最新の音源装置など必要に応じた振る舞
いをさせることができる。また、フラッシュメモリを備
えておき、最新バージョンの制御プログラムをセンタか
らダウンロードして書き込むことにより、ハードスペッ
クの範囲で常に最高機能の音源装置にしておくことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、音源装置の機能
の新旧および楽曲データの制作の新旧に応じて最適の演
奏を行うことのできるカラオケ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通信カラオケ装置が実用化されて数年が
経過し、装置の機能、特に音源装置の機能の改良が進ん
でいる。音源装置の改良により、従来は出せなかったよ
うな楽音が発音可能になったり、特定の音色が従来と全
く異なる音色になるなどの相違も現れている。
【0003】また、楽曲データも従来は従来の音源用の
制作されていたものが、新しいものは上記改良された音
源装置向けに制作されている。
【0004】したがって、改良された音源装置に新しい
楽曲データを供給すれば音源の機能を最大限に活かした
音質でカラオケ演奏を行うことができるが、たとえば、
古い楽曲データを改良された音源装置で演奏しようとす
ると当初予定されていた楽音と全く異なる楽音が発音さ
れてしまうことがあり、また逆に、新しい楽曲データを
従来の音源装置で演奏しようとすると、楽曲データ中に
従来の音源装置では解釈できないまたは発音できないデ
ータが含まれているなどという問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、音源装置を
改良する場合でも、古い楽曲データを演奏できる範囲で
しか改良することができず、改良範囲が限定されるとい
う問題点があり、また、新しく楽曲データを作成する場
合でも、従来の音源装置でも演奏可能にしなければなら
ないため、データの形式やフォーマットを完全に新しく
できないという問題点があった。
【0006】この発明は、古い楽曲データの互換性と新
機能の拡張性を両立したカラオケ装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1の発
明は、複数の音源制御プログラムを記憶する音源制御プ
ログラム記憶手段と、書き換え可能なプログラムメモリ
を有する音源装置と、カラオケ曲の演奏が指示されたと
き該カラオケ曲に対応する音源制御プログラムを前記音
源制御プログラム記憶手段から選択して前記プログラム
メモリに書き込む手段と、を設けたことを特徴とする。
【0008】この出願の請求項2の発明は、複数種類の
音源装置に対応して複数種類の演奏データを有する楽曲
データを記憶する楽曲データ記憶手段と、カラオケ曲の
演奏が指示されたとき音源装置の種類を判断し、対応す
る演奏データを前記楽曲データ記憶手段から読み出して
カラオケ演奏を実行するカラオケ演奏手段と、を備えた
ことを特徴とする。
【0009】この出願の請求項3書き換え可能なプログ
ラムメモリを有する音源装置と、該音源装置が自己の動
作を制御するために使用する音源制御プログラムをダウ
ンロードして前記プログラムメモリに書き込むプログラ
ム更新手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】この発明のカラオケ装置は、音源装置を備
えた音源カラオケ装置であり、音源装置が楽曲データに
基づいて楽音信号を形成することでカラオケ曲を演奏す
る。楽曲データは音源装置の機能に合わせて制作される
ため、以前に制作された楽曲データは、現在の新たな音
源装置の機能に正確に対応していない。そこで、古い楽
曲データの場合には、その楽曲データを演奏するために
必要な音源制御プログラムを読み込んで、音源をその楽
曲データに合わせ、古い楽曲データでもそのままの状態
で演奏可能にした。また、これにより新たな音源装置の
機能が古い楽曲データに対応する必要がなくなり、古い
楽曲データでは演奏不可能な斬新な機能を盛り込むこと
ができる。
【0011】また、逆に新たに制作された楽曲データは
古いカラオケ装置(従来の音源装置)では演奏不可能な
データも含んでいる。そこで、楽曲データに演奏データ
を複数記憶しておき、音源装置に合わせて演奏データを
選択することにより、新しく楽曲データを制作する場合
に、新しい音源用に全く斬新なデータと古い音源用に従
来の形式のデータとを組み合わせることでどのようなカ
ラオケ装置でも演奏可能になる。また、複数の演奏デー
タから1つを選択する機能は、従来のカラオケ装置であ
っても、ソフト的に容易に付加可能な機能である。
【0012】さらに、音源装置にプログラムメモリを設
け、このプログラムメモリにダウンロードしたデータを
書き込んで音源装置をバージョンアップするようにした
ことにより、音源チップを交換するなどの大がかりなメ
ンテナンスをすることなく容易に音源装置の機能を向上
することができる。
【0013】なお、上記音源制御プログラムを楽曲デー
タに付属して記憶しておくことにより、プログラムの選
択が容易になる。
【0014】
【発明の実施の形態】図面を参照してこの発明の実施形
態であるカラオケ装置について説明する。図1は同カラ
オケ装置のブロック図である。図2は同カラオケ装置の
音源装置の構成を示す図である。
【0015】このカラオケ装置は、利用者がリクエスト
した曲を演奏するための楽曲データをハードディスク記
憶装置17またはCD−ROMチェンジャ4から読み出
し、この楽曲データに基づいてカラオケ曲を演奏する。
CD−ROMに記憶されている曲は、いわゆる定番曲で
あり、過去に制作されたものである。一方、ハードディ
スク記憶装置17に記憶されている楽曲データの多く
は、最近配信センタ9からダウンロードされた新曲の楽
曲データである。以前に制作された楽曲データと最近制
作された楽曲データとでは、対象としている音源装置が
異なるためその構成が異なる。このカラオケ装置では、
このような楽曲データが対象としている音源装置の相違
をソフト的に補償してその楽曲データにあった動作をす
るようにしている。
【0016】図1において、このカラオケ装置は、カラ
オケ装置本体1,コントロールアンプ2,音声信号処理
装置3,CD−ROMチェンジャ4,スピーカ5,モニ
タ6,マイク7および赤外線のリモコン装置8で構成さ
れている。カラオケ装置本体1はこのカラオケ装置全体
の動作を制御する。該カラオケ装置本体1の制御装置で
あるCPU10には、内部バスを介してROM11,R
AM12,ハードディスク記憶装置17,通信制御部1
6,リモコン受信部13,表示パネル14,パネルスイ
ッチ15,音源装置18,音声データ処理部19,文字
表示部20,表示制御部21が接続されるとともに、上
記外部装置であるコントロールアンプ2,音声信号処理
装置3およびCD−ROMチェンジャ4がインタフェー
スを介して接続されている。
【0017】ROM11にはこの装置を起動するために
必要な起動プログラムなどが記憶されている。装置の動
作を制御するシステムプログラム,カラオケ演奏実行プ
ログラムなどはハードディスク記憶装置17に記憶され
ている。カラオケ装置の電源がオンされると上記起動プ
ログラムによってシステムプログラムやカラオケ演奏プ
ログラムがRAM12に読み込まれる。RAM12に
は、ハードディスク記憶装置17からプログラムを読み
込むエリア、選曲されたカラオケ曲の楽曲データを読み
込むエリアなどが設定されている。
【0018】ハードディスク記憶装置17には、上記プ
ログラムを記憶するプログラム記憶エリアのほか、数千
曲分の楽曲データを記憶できる楽曲データ記憶エリア1
7a、音源制御プログラム記憶エリア17bなどが設定
されている。楽曲データ記憶エリア17aは、配信セン
タ9からダウンロードされる新たな楽曲データを記憶す
る。音源制御プログラム記憶エリア17bには、音源装
置18のRAM34(図2参照)に適宜書き込まれる単
機能の付加機能プログラムであるプラグインプログラム
が記憶される。
【0019】通信制御部16はISDN回線を介して配
信センタ9と接続される。配信センタ9からは、前記楽
曲データや音源制御プログラムなどがダウンロードされ
る。音源制御プログラムとしては、上記プラグインプロ
グラムのほか、音源装置18のフラッシュメモリ33
(図2参照)に書き込まれるメインプログラムがある。
【0020】リモコン装置8は、テンキーなどのキース
イッチを備えており、利用者がこれらのスイッチを操作
するとその操作に応じたコード信号が赤外線で出力され
る。リモコン受信部13はリモコン装置8から送られて
くる赤外線信号を受信して、そのコード信号を復元しC
PU10に入力する。カラオケ装置本体1は、リモコン
装置8から曲番号が入力されると、この曲番号で識別さ
れる楽曲データの演奏を実行する。
【0021】表示パネル14はこのカラオケ装置本体1
の前面に設けられており、現在演奏中の曲番号や予約曲
数を表示するマトリクス表示器や、現在設定されている
キーやテンポを表示するLED群などを含んでいる。パ
ネルスイッチ15は、前記リモコン装置8と同様の曲番
号入力用のテンキーやキーチェンジスイッチ、テンポチ
ェンジスイッチを備えている。
【0022】文字表示部20はVRAMを備え、カラオ
ケ曲の歌詞などを文字パターンに展開する。この文字パ
ターンは、映像信号として表示制御部21に入力され
る。また、カラオケ演奏時はCD−ROMチェンジャ4
は背景映像を再生し、この映像信号も表示制御部21に
入力される。表示制御部21は、文字パターンを背景映
像にスーパーインポーズで合成してモニタ6に表示す
る。
【0023】音源装置18は、図2に示す構成をしてい
る。音源装置18の動作は音源CPU30が制御し、楽
音波形信号の形成は波形信号形成回路31が行う。すな
わち、発音制御データ(楽音トラックのイベントデー
タ)はバスから音源CPU30に入力され、音源CPU
30がこのデータで波形信号形成回路31を駆動する。
音源CPU30および波形信号形成回路31には、RO
M32,フラッシュメモリ33,RAM34が接続され
ている。これらROM32,フラッシュメモリ33およ
びRAM34には、音源装置18の動作を制御するため
のプログラムや波形信号を形成するための波形データな
どが記憶されている。ROM32には、この音源装置1
8に必須の基本的なプログラム、たとえば、音源装置1
8を起動して本体CPU10と交信するためのプログラ
ムや、波形信号形成回路31が使用する基本的な波形デ
ータなどが記憶されている。そしてフラッシュメモリ3
3には、この音源装置18の動作を制御するための音源
制御プログラムの本体部分であるメインプログラムや波
形データの追加分などが記憶されている。このメインプ
ログラムや波形データは、配信センタ9からのダウンロ
ードによって定期的または不定期に更新される。また、
RAM34には、曲毎に臨時に使用される単機能の音源
制御プログラムであるプラグインやその曲のみに使用さ
れる特殊な波形データなどが記憶される。したがって、
RAM34の記憶内容は必要に応じて曲毎に更新され
る。音源装置18のバージョンは、波形信号形成回路3
1などのハードの型式とフラッシュメモリ33にインス
トールされているメインプログラムのバージョンで決定
される。また、同じバージョンの音源装置であっても、
RAM34にインストールされているプラグインプログ
ラムにより動作モードを変更することができる。
【0024】上記構成の音源装置18は、発音制御デー
タ(楽曲データの楽音トラックのイベントデータ:図3
(E)参照)に基づいて楽音信号を形成する。発音制御
データは、波形信号形成回路31に対して所定の波形信
号の形成を指示したり、そのレベルを制御するデータで
あり、音源装置18のバージョンにより同じ内容の指示
をしてもその具体的な動作が異なる場合があるが、RA
M34に適当なプラグインプログラムをインストールす
ることにより、この相違を吸収することができる。楽音
トラックは、複数のトラックを有しており、音源装置1
8はこのデータに基づいて複数パートの楽音信号を同時
に形成する。音声データ処理部19は、楽曲データに含
まれる音声データに基づき、指定された長さ、指定され
た音高の音声信号を形成する。音声データは、バックコ
ーラスなどの人声など電子的に形成しにくい信号波形を
そのままPCM信号として記憶したものである。前記音
源装置18が形成した楽音信号および音声データ処理部
19が再生した音声信号は、コントロールアンプ2に入
力される。コントロールアンプ2には、2本のマイク7
a,7bが接続されており、カラオケ歌唱者の歌唱音声
信号が入力される。コントロールアンプ2はこれらのオ
ーディオ信号に、それぞれエコーなど所定の効果を付与
したのち増幅してスピーカ5に出力する。音声信号処理
装置3は、コントロールアンプ2から入力された歌唱音
声信号をディジタル処理することにより、音程のずれを
修正したり、他のパートのハーモニー歌唱を作成したり
する。修正された歌唱音声信号および作成された他のパ
ートのハーモニー歌唱信号は再度コントロールアンプ2
に入力される。
【0025】図3は前記ハードディスク記憶装置17の
記憶内容を示す図である。ハードディスク記憶装置17
には、カラオケ装置本体1のCPU10が実行するプロ
グラムのほか、音源装置18の音源CPU30が必要に
応じて使用するプラグインプログラム(単機能の付加機
能プログラム)のライブラリ、および、複数の楽曲デー
タが記憶されている。なお、前記CD−ROMチェンジ
ャ4にセットされているCD−ROMにも楽曲データが
記憶されている。プラグインライブラリには、楽音に対
する効果(エフェクト)を制御するプログラム、発音形
式を変更するプログラムのほか音色を追加する波形デー
タも含まれている。効果を制御するプログラムとして
は、たとえば、エコー回路のタップ数やエコー音質など
を切り換えるプログラムなどである。また、発音形式を
変更するプログラムでPCM音源を物理モデル音源に切
り換えるなどの変更も可能である。
【0026】また、前記複数の楽曲データは、それぞれ
同図(B)、(C)、(D)のいずれかの構成をしてい
る。タイプ1の楽曲データは、複数の異なる音源向けの
演奏データブロックを内包している。演奏データブロッ
クは、同図(E)の楽曲データの構成において、少なく
とも楽音トラック(場合によっては効果制御トラック)
を含むものであり、音源装置のバージョンに依存して変
化するものである。音源装置のバージョンに依存しない
歌詞トラックなどのデータは共通データブロックにまと
められている。各演奏データブロックはそれぞれどのバ
ージョンの音源装置向けのものであるかが記憶されてお
り、演奏に使用される音源装置のバージョンに応じて最
適の演奏データが読み出される。
【0027】また、同図(C)おいて、タイプ2の楽曲
データは楽曲データ本体とこの楽曲データの演奏に必要
なプラグインプログラムからなっている。このタイプの
楽曲データでカラオケ曲を演奏する場合、まず音源装置
のバージョンを参照し、このプラグインが必要なバージ
ョンであれば、このプラグインを音源装置18のRAM
34に送信して機能を追加(変更)する。
【0028】また、上記タイプ1とタイプ2を複合した
楽曲データを構成してもよい。すなわち、タイプ1の楽
曲データは音源のバージョンに合わせて複数種類の演奏
データブロックを記憶しているが、各演奏データブロッ
クを演奏データブロック本体およびプラグインプログラ
ムで構成してもよい。また、あるバージョンの音源装置
に対しては他のバージョンの音源装置向けの演奏データ
ブロックにプラグインプログラムを付加することで対応
するようにしてもよい。
【0029】同図(D)において、タイプ3の楽曲デー
タは、ほぼ従来の楽曲データ(同図(E)参照)と同様
の構成である。すなわち、楽曲データ本体に情報ブロッ
クを付加したのみの構成からなっている。この情報ブロ
ックはヘッダで代用することもでき、その場合には同図
(E)の構成と同様になる。このタイプの楽曲データ
は、プラグインプログラムを内包していないが、情報ブ
ロックに上記ライブラリ170のプラグインプログラム
を指定するデータが書き込まれている。このタイプの楽
曲データを演奏する場合には、この指定データに基づい
てプラグインプログラムをRAM34に送信したのち、
楽音トラックの読み出しをスタートする。なお、この実
施形態のカラオケ装置は、上記情報ブロックが存在しな
い場合でも、その楽曲データの制作時期などに基づいて
どのバージョンの音源装置向けのデータであるかを判断
し、それに対応するプラグインを読み込む機能を有して
いる。
【0030】以上の構成のカラオケ装置において、カラ
オケ曲のリクエストがあると、このリクエスト曲の楽曲
データをハードディスク記憶装置17(またはCD−R
OMチェンジャ4)上で検索し、この楽曲データのタイ
プを割り出す。そして、この楽曲データのタイプと音源
装置18のバージョンとを比較し、必要に応じてRAM
34に所定のプラグインプログラムをロードする。そし
て、カラオケ演奏をスタートする。
【0031】図4は同カラオケ装置の演奏スタート時の
動作を示すフローチャートである。まず、リクエストさ
れたカラオケ曲の曲番号を取り込む(s1)。この曲番
号で識別される楽曲データを検索し(s2)、検索され
た楽曲データのタイプを調べる(s3)。選曲された楽
曲データがタイプ1の楽曲データの場合にはs4以下の
動作を実行する。
【0032】s4では、音源装置18に対して現在の動
作モードを問い合わせる。動作モードとは、音源装置ハ
ードの型式、メインプログラムのバージョン、現在イン
ストールされているプラグインの種類などである。この
問い合わせに対する音源装置18からの返信を受信し
(s5)、この動作モードに適合した演奏データブロッ
クおよび共通データブロックからなる楽曲データ(図3
(B)参照)を読み出す(s6)。この読み出された楽
曲データに基づいてカラオケ演奏をスタートする(s
7)。なお、そのとき、インストールされているプラグ
インプログラムが不要の場合には、外すことも可能であ
る。
【0033】検索された楽曲データがタイプ2のもので
あった場合にはs8以下の動作を実行する。まず、音源
装置18にバージョンを問い合わせる(s8)。s9で
これに対する返信を受信し、上記楽曲データに付属して
いるプラグインがこの音源装置18のバージョンに適合
したものであるかを判断する(s10)。適合している
場合には、このプラグインプログラムを読み出して音源
装置18にインストールしたのち(s11)、楽曲デー
タ本体を読み出す(s12)。読み出された楽曲データ
でカラオケ演奏をスタートする(s7)。一方、この楽
曲データのプラグインプログラムがこの音源装置18の
バージョンに適合しない場合には、s10からs14に
進む。s14以下の動作は後述する。
【0034】s3で検索された楽曲データのタイプがタ
イプ3であった場合にはs13以下の動作を実行する。
まず、その楽曲データの情報ブロック(ヘッダ)にプラ
グインプログラムの指定があるかを判断する(s1
3)。指定がある場合には、このカラオケ装置のライブ
ラリ170に指定されたプラグインプログラムが記憶さ
れているかを判断する(s17)。記憶されている場合
には、その指定されたプラグインを読み出して音源装置
18のRAM34にインストールし(s18)、楽曲デ
ータを読み出して(s19)、カラオケ曲の演奏をスタ
ートする(s7)。
【0035】一方、s13で楽曲データにプラグインの
指定がない場合、プラグインの指定があるがそのプラグ
インプログラムがライブラリ170に記憶されていない
場合(s17)、および、前記タイプ2の楽曲データで
プラグインプログラムが音源装置18に適合しなかった
場合(s10)には、s14に進む。s14では、楽曲
データの制作日付などのデータを読み出し、この楽曲デ
ータがどのバージョンの音源装置向けに制作されたもの
であるかを判断して、これに対応するプラグインをライ
ブラリ170から検索してこれを音源装置18のRAM
34にインストールする(s15)。そして楽曲データ
を読み出し(s16)、カラオケ演奏を実行する(s
7)。
【0036】また、音源装置18のフラッシュメモリ3
3は、音源を制御するメインプログラムを記憶している
が、配信センタ9から新しいバージョンのメインプログ
ラムをダウンロードしてこの内容を更新する(バージョ
ンアップする)ことができる。図5はそのときの動作を
示すフローチャートである。配信センタ9と交信してい
るとき、配信センタ9に対して音源装置18のハードの
型式をアップロードする(s30)。これに対応して、
配信センタ9からこの型式用の最新のメインプログラム
がダウンロードされてくる(s31)。これを音源装置
18のフラッシュメモリ33に書き込む(s32)。こ
れにより、音源装置18はそのハードの型式の範囲内で
常に最新の機能をもつものに更新される。なお、この動
作は、新曲の楽曲データのダウンロードや運用ログのア
ップロードなどを行う定期メンテナンス時に同時に行え
ばよい。
【0037】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、どのような楽
曲データであっても音源装置を最適にセットアップして
演奏することができるため、古い楽曲データに対する互
換性と新しい楽曲データに用いる新機能とを両立するこ
とができる。また、プログラム記憶手段に複数の音源制
御プログラムを記憶しておき、楽曲データに基づいてこ
れを選択するようにしたことにより、楽曲データのデー
タ量を大きくしないで最適の音源制御プログラムを選択
することができる。
【0038】請求項2の発明によれば、1曲のカラオケ
曲に対して複数の演奏データを記憶し、音源装置に対応
した楽曲データを選択することができるため、どのよう
な音源装置であっても、その音源装置において最適の演
奏が可能になる。
【0039】請求項3の発明によれば、音源装置に書き
換え可能なプログラムメモリを設け、これをダウンロー
ドした音源制御プログラムで更新することにより、音源
装置を常に最高機能に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるカラオケ装置のブロ
ック図
【図2】同カラオケ装置の音源部の構成を示す図
【図3】同カラオケ装置のハードディスクの記憶内容を
説明する図
【図4】同カラオケ装置の動作を示すフローチャート
【図5】同カラオケ装置の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
18…音源装置、39…音源CPU、31…波形形成回
路、32…ROM、33…フラッシュメモリ、34…R
AM

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の音源制御プログラムを記憶する音
    源制御プログラム記憶手段と、 書き換え可能なプログラムメモリを有する音源装置と、 カラオケ曲の演奏が指示されたとき、該カラオケ曲に対
    応する音源制御プログラムを前記音源制御プログラム記
    憶手段から選択して前記プログラムメモリに書き込む手
    段と、 を設けたことを特徴とするカラオケ装置。
  2. 【請求項2】 複数種類の音源装置に対応して複数種類
    の演奏データを有する楽曲データを記憶する楽曲データ
    記憶手段と、 カラオケ曲の演奏が指示されたとき、音源装置の種類を
    判断し、対応する演奏データを前記楽曲データ記憶手段
    から読み出してカラオケ演奏を実行するカラオケ演奏手
    段と、 を備えたことを特徴とするカラオケ装置。
  3. 【請求項3】 書き換え可能なプログラムメモリを有す
    る音源装置と、 該音源装置が自己の動作を制御するために使用する音源
    制御プログラムをダウンロードして前記プログラムメモ
    リに書き込むプログラム更新手段と、 を備えたことを特徴とするカラオケ装置。
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Cited By (2)

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