JP3389512B2 - 圧力式電気炊飯器 - Google Patents

圧力式電気炊飯器

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は鍋内を密閉して炊飯
を行う圧力式電気炊飯器に関する。 【0002】 【従来の技術】米と水を収容した鍋内の圧力を大気圧以
上にして炊飯を行った場合には、炊飯開始から沸騰状態
を維持した後のむらしの期間までの間に圧力によって水
が米粒内に十分に浸透し短時間で美味しいご飯を炊くこ
とができる。(特開平6−22710号公報) そして、ご飯を食するのは炊飯終了後の約15分間のむ
らし時間が終了した後であり、この時には炊きたての熱
いご飯が得られる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、炊飯終了直
後には炊飯物の加熱を止めて前述の15分間のむらしを
行うわけであるが、炊飯中に大気圧以上に上昇した鍋内
の圧力は15分間のむらし時間中に大気圧まで低下しな
い。 【0004】勿論、むらし時間を20分以上に設定する
と、徐々に鍋内の圧力が低下して大気圧まで戻るもの
の、むらし時間を長くすることはご飯を食することがで
きるまでの時間が長くなり好ましいことではない。 【0005】前述の様に圧力炊飯が終了し15分間のむ
らしが終了した時には、むらしの間に鍋内温度が低下す
ることから、今まで高温加熱により膨張していた鍋内の
空気が冷却されて元に戻るのに伴い鍋内が負圧となり蓋
体が鍋に密着し該蓋体を開けることができない欠点があ
った。 【0006】実際の蓋体の開放は、該蓋体の外側に設け
た圧力抜き釦を操作して前記鍋を密閉する蓋の一部に設
けた圧力抜き弁を機械的に押圧し鍋内と大気とを連通状
態にして鍋内の高圧蒸気を大気中に放出した後、蓋体を
開放するものであるが、前述の様に鍋内が負圧状態にな
ると蓋が鍋側に吸引されるため、相対的に蓋に設けた前
記圧力抜き弁と圧力抜き釦が離れ、該圧力抜き釦を操作
してもその押下力が圧力抜き弁まで届かず圧力抜き操作
ができなかった。 【0007】本発明は圧力炊飯が終了した後に鍋内の圧
力が低下してもむらしが終了する頃、或は終了後に再度
炊飯物を加熱して鍋内の温度を上昇させて該鍋内が負圧
になるのを防止し、容易に蓋の開放を行うものである。 【0008】本発明は、炊飯物を収容する鍋を収納した
炊飯器本体と、炊飯物を加熱する加熱手段と、前記鍋を
密閉する開閉自在に設けた蓋体とを備え、前記蓋体は、
外部からの押圧操作により開放して鍋内と大気とを連通
する圧力抜き弁を設けた中蓋と、この中蓋の上方に位置
し炊飯終了後に作動して前記圧力抜き弁を開放するよう
になした駆動モータを有する外蓋とを有し、炊飯終了後
のむらし時間終了前、又はむらし時間終了後の前記駆動
モータによる圧力抜き弁の開放動作中又はこの圧力抜き
弁の開放動作後に前記加熱手段により炊飯物を加熱する
ものである。 【0009】 【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本発明の圧力式電気炊飯器の各部温度
鍋内圧力、加熱タイミング、圧力抜き状態を表す特性
図、図2は同じく鍋を密閉して圧力炊飯する場合の代表
的な概略ブロック図、図3は同じく図2とは異なり外部
操作により鍋を密閉している中蓋に設けた圧力抜き弁を
開放する実施例の部分断面図、図4は同じく図3の実施
例において、圧力抜き弁が閉止している炊飯状態を示す
一部断面図、図5は同じく図4の状態の圧力抜き弁の閉
止状態を示す一部断面図、図6は同じく図3の実施例に
おいて、圧力抜き弁が開放している状態を示す一部断面
図、図7は同じく図6の状態の圧力抜き弁の開放状態を
示す一部断面図、図8は同じく操作装置(圧力抜き釦)
により圧力抜き弁を開放した状態の一部断面図、図9は
鍋内が負圧状態の時に外部操作(圧力抜き釦、駆動モー
タ)により圧力抜き操作を行った場合の説明図、図10
は同じくフローチャートである。 【0010】(1)は炊飯器本体、(2)は前記炊飯器
本体の内側に収納自在に設けられ炊飯物を収容する磁性
体により構成した鍋で、所定量の米と水を収容する。
(3)(3)(3)(3)は前記鍋(2)の底部外面に
接近して配設した加熱手段(以下コイルとする)、
(4)は前記鍋(2)の外底面に接触して鍋温度を検出
する底センサー、(5)は外周縁に設けたパッキング
(6)を前記鍋(2)の開口部(7)に密着して鍋を密
閉する中蓋で、適所には外部からの押圧操作により、或
は所定圧力以上の時に自動開放する圧力抜き弁(8)を
設けている。(9)は前記中蓋(5)の上方に設けられ
蓋を加圧する加圧機構(10)を内装した外蓋で、蓋セ
ンサー(11)と後述する押圧操作により前記圧力抜き
弁(8)を開放する操作装置(A)を有している。前記
中蓋(5)と外蓋(9)は蓋体(12)を構成する。 【0011】(13)はマイコンよりなる制御部で、演
算処理装置(14)と、第1タイマー手段(15)と、
第2タイマー手段(16)と、演算処理手段(17)を
有する第3タイマー手段(18)と、入出力部(1
9)、(20)を備えている。(21)は炊飯動作を実
行する炊飯スタート釦、(22)は炊飯の種別、例えば
白米、玄米等を選択するメニュー選択釦、(23)は前
記底センサー(4)と蓋センサー(11)の温度情報を
検出して制御部(13)に入力する温度検出手段、(2
4)は沸騰状態を一定時間維持した後に炊飯物を強制的
に強火加熱してドライアップ状態にする強制ドライアッ
プ手段、(25)は炊飯終了後のむらし時間を終了する
前、又はむらし時間終了後の一時期(駆動モータ(2
9)の作動による圧力抜き中、又は圧力抜き後に炊飯物
を再加熱する強制加熱手段、(26)は制御部(13)
の出力により炊飯の進行状況を表示する工程表示器、
(27)はむらし時間や炊飯予約時間を表示する時間表
示器、(28)は前述のメニュー選択釦(22)により
選択されたメニューを表示する選択表示器である。 【0012】前記第1タイマー手段(15)を詳記する
と、このタイマー手段は計時時間(T1)を90秒程度
に設定しており、底センサー(4)の温度検出手段が1
00度を検出した後に計時を開始するもので、この計時
中は炊飯物の加熱を行わず鍋温度が低下する。 【0013】即ち、計時時間(T1)が計時を終了した
時の鍋温度を測温し、この温度を基に後工程である沸騰
維持期間中の温度及び強制ドライアップ時の温度を決定
するもので、計時時間(T1)の経過後の測温データは
重要なものとなる。 【0014】前記第2タイマー手段(16)を詳記する
と、このタイマー手段は沸騰維持期間を設定するもので
計時時間(T2)を20分間に固定しており、計時時間
(T2)が終了すると炊飯物を急激に加熱する強制ドラ
イアップ動作を行うものである。 【0015】前記第3タイマー手段(18)を詳記する
と、このタイマー手段は強制ドライアップ動作の終了後
に計時時間(T3)の計時を開始するもので、時間
(T3)の10分はむらし時間を確保するものである
が、演算処理手段(17)によって計時した時間が10
分の終了前の所定時間(t)の起点を計時すると、演算
強制加熱手段(25)によって炊飯物を加熱し鍋内が負
圧になるのを防止する。この場合の所定時間は概ね15
〜40秒の間の時間が適当である。 【0016】次に図3乃至図9は、外部からの押圧操作
により圧力抜き弁を開放して鍋内の圧力を抜くようにし
た実施例であり、図4乃至図7は外部からの押圧操作を
行う操作装置として駆動モータ(29)を例示し、図8
は同じく操作装置として圧力抜き釦(30)を例示し、
図9は鍋内が負圧状態の時に駆動モータ(29)と圧力
抜き釦(30)のそれぞれを押圧操作をした場合の圧力
抜き弁(8)との関係を示している。 【0017】(31)は前記中蓋(5)の上面中央部に
設けた係合ツマミ、(32)は前記中蓋(5)の一部に
設けた蒸気孔である。 【0018】前記圧力抜き弁(8)は、中蓋(5)に設
けた蒸気孔(32)に位置し下部に弁板(33)を固定
した上下動自在な弁杆(34)と、この弁杆との間に逃
がし孔(35)を形成して配設した受台(36)と、こ
の受台と弁杆(34)とを囲む筒ケース(37)と、受
台(36)と筒ケース(37)との間に介装した第1ス
プリング(38)及び弁杆(34)の上部と受台(3
6)との間に介装し前記弁杆を常時上方に附勢した第2
スプリング(39)とから構成している。 【0019】従って、通常の鍋内の圧力が低い場合に
は、弁板(33)は第2スプリング(39)により受台
(36)に密着して逃がし孔(35)を閉止しており、
受台(36)は第1スプリング(38)により押し下げ
られて蒸気孔(32)を閉止している。 【0020】前記外蓋(9)は、一側をヒンジ(40)
により炊飯器本体(1)に枢支して開閉自在にしてお
り、上面中央部には蒸気抜き口(41)を設けると共に
上面の一側には回動自在とした圧力抜き釦(30)を設
け、下部には前記係合ツマミ(31)を係合保持する係
合受部(42)を設け、内部には加圧機構(10)と前
記蒸気抜き釦(30)の下方には一側を軸(43)によ
り回動自在に枢支した押圧ピン(44)を有する可動板
(45)を設けている。(46)は前記蓋体(12)の
下面の前記可動板(45)と圧力抜き弁(8)との間に
配設固定したパッキングである。 【0021】(47)はフレーム(48)の側壁上部に
設けた前記蓋体(12)の施蓋状態を保持するロック釦
である。 【0022】(49)は前記外蓋(12)内に設けられ
炊飯終了後の所定時間経過後に作動する駆動装置で、前
述の駆動モータ(29)と、該駆動モータの軸(50)
に取り付けたカム(51)及びカムと同じ軌跡上で回転
する作動片(52)と、一端をカム(51)に連結し、
他端を遊端とし前記カム(51)の回転により水平方向
に移動する伝達レバー(53)と、制御部(13)の入
出力回路を介して前記駆動モータ(29)の停動を行う
スイッチ(54)とを有している。 【0023】前記伝達レバー(53)の遊端(他端)は
前記可動板(45)の一側に連係させ、駆動モータ(2
9)の作動により伝達レバー(53)が移動して前記可
動板(45)を回転させる。 【0024】次に主として図10のフローチャートを基
に動作について述べる。米と水を入れた鍋(2)を炊飯
器本体(1)内に収納し中蓋(5)を鍋(2)の開口部
(7)に当てて密閉した状態で外蓋(9)を施蓋する
と、蓋体の施蓋により加圧機構(10)が蓋(5)を一
層鍋に押し当てて加圧状態とする。 【0025】その後、メニュー選択釦(22)を操作し
た後、炊飯スタート釦(21)を操作しコイル(3)
(3)(3)(3)にインバータ電流を印加して鍋
(2)を介し流れるうづ電流によって鍋(2)を発熱せ
しめ米と水を加熱する(S1、S2)。 【0026】底センサー(4)が約60度を検出する
と、インバータ電流のコイルへの印加を間欠的に行い予
熱動作を行う。予熱動作が終了すると、コイルへのイン
バータ電流を増加し炊飯物を急激に加熱し炊き上げ動作
を行うが、鍋が圧力抜き弁(8)及び加圧機構(10)
により密閉状態になっているために鍋内の圧力が上昇し
1.2気圧程度まで上昇する。 【0027】やがて、底センサー(4)が約70度を検
出すると(S3)、この時には鍋内温度は100度付近
に達しており、沸騰状態となっている。底センサー
(4)の出力は第1タイマー手段(15)の計時時間
(T1)の計時を開始すると共にインバータ電流のコイ
ルへの印加を止める(S4、S5)。 【0028】計時時間(T1)の計時中は、炊飯物の加
熱が停止しているために炊飯物の温度が低下をつづける
が、計時時間(T1)の計時が終了すると、この時点で
の鍋温度を測温し記憶する(S6)。 【0029】さらに計時時間(T1)の終了後には、沸
騰維持工程が開始し(S7、S8)、第2タイマー手段
(16)による計時時間(T2)の計時を開始し(S
9)、前述の鍋温度を基にしてコイルにインバータ電流
を間欠印加しながら、この鍋温度よりも若干高い温度に
て沸騰状態を維持する。この間には炊飯物への加熱が間
欠的であることから鍋内の圧力は加熱、停止に応じて
1.1気圧程度を維持し水を米粒内に吸収させる。 【0030】第2タイマー手段(16)による計時時間
(T2)が計時が終了すると(図1のイ、S10)、即
時にこの時のタイムアップ信号を受けて強制ドライアッ
プ手段(24)が作動し炊飯物を短時間に急激に加熱し
鍋内の余分な水分を蒸発させて炊飯を終了すると共にむ
らし工程に移行する(S11、S12)。強制ドライア
ップの作動時間は図示していないが僅かでよい。 【0031】むらし工程の期間(むらし時間)は第3タ
イマー手段(18)により設定された時間であり、この
間は基本的に炊飯物の加熱を停止すると共に(S1
3)、むらし工程への移行と同時に計時時間(T3)の
計時を開始する(S14)。 【0032】やがて、計時時間(T3)の計時が進行し
減算処理手段(17)よりむらし終了前の1分間、即
ち、計時開始後約9分が経過(図1のロ)すると(S1
5)、制御部(13)の出力により駆動モータ(29)
が図4の状態から回転し徐々に伝達レバー(53)が図
5の左側に移動して図7の様に可動板(45)を回転さ
せ弁杆(34)を押し下げて逃がし孔(35)を徐々に
開放し鍋内の圧力を少しづつ大気中に逃がす(S1
6)。 【0033】この駆動モータ(29)の回転中で、計時
時間が9分10秒に達すると(図1のハ、S17)、減
算処理手段(17)の出力により、強制加熱手段(2
5)を作動して所定時間(t)の期間中、炊飯物を加熱
し鍋内の温度を高くする(S18)。計時時間(T3
の計時終了(所定時間tの計時終了)前の9分50秒を
計時した時(図1のニ)には炊飯物への加熱を停止する
(S19)。 【0034】前述の駆動モータ(29)の回転に伴い逃
がし孔(35)が徐々に開放するわけであるが、実際に
は図1のハの時点で完全に開放し鍋内の圧力が抜けるこ
とになる。 【0035】やがて、計時時間が10分となり図1のホ
の時点では圧力抜き弁(8)の開放徐動動作が終了しむ
らし工程を終了する(S21)。 【0036】尚、図10に示すフローチャートのステッ
プ(S18)の強制加熱動作は、むらし工程(時間)の
終了前に実行したが、むらし工程の終了直後に駆動モー
タを駆動して圧力抜き弁の開放を行っている際に加熱し
てもよく、又、駆動モータによる圧力抜き弁の開放直後
に加熱してもよい。 【0037】前述の一連の動作において、圧力抜き弁
(8)の動作と鍋内の圧力に伴う中蓋(5)の変位につ
いて述べる。 【0038】炊飯動作が開始し鍋内が一定圧力値に達す
るまでは弁板(33)と受台(36)は図5の状態にあ
り鍋内と大気とは遮断されている。 【0039】炊飯及びむらし工程が終了し鍋内の圧力が
大気圧程度まで低下した時に、図8に示す様に圧力抜き
釦(30)を押圧すると、この釦の下部が可動板(4
5)を押し下げ、該可動板は回動しながら押圧ピン(4
4)がパッキング(46)を押し下げ第2スプリング
(39)に抗して弁杆(34)を押し下げて弁板(3
3)を受台(36)から離し逃がし孔(35)を開放す
る。この逃がし孔(35)の開放に伴い鍋内の若干高い
圧力は逃がし孔(35)、中蓋(5)と蓋体(12)の
空間(S)を介して蒸気抜き口(41)より大気中に放
出される。 【0040】以上の動作は鍋内が負圧になっておらず、
むらし工程終了後には中蓋(5)が所定位置にあるた
め、可動板(45)の押圧ピン(44)が移動するスト
ロークと弁杆(34)の位置とが所定の位置に静止して
おり、圧力抜き弁(8)を開放することができる。 【0041】ところが、図9は前述の様にむらし工程の
終了前、むらし工程の終了後に強制加熱を行わなかった
場合の説明図であるが、この場合には炊飯量が少ない時
に顕著に表れるものであり、むらし工程の終了直後には
負圧となって中蓋(5)が所定位置よりも距離(H)だ
け鍋側に吸引されるため、鍋内の圧力を抜くために圧力
抜き釦(30)を押圧操作しても可動板(45)の押圧
ピン(44)が弁杆(34)の上端まで届かず逃がし孔
(35)を開放することがてきない。 【0042】しかしながら、むらし時間の終了前、又は
むらし時間の終了後の駆動モータ(29)による圧力抜
き弁(8)の徐動開放中、又は開放動作後に炊飯物を加
熱することにより鍋内の温度を上昇せしめて中蓋を元の
位置まで戻し(上昇させ)、圧力抜き釦(30)を押し
下げた時に押圧ピン(44)の下端を弁杆(34)の上
端に当てることができる。 【0043】 【発明の効果】以上の様に本発明は、炊飯終了後のむら
し時間終了前、又はむらし時間終了後の駆動モータによ
る圧力抜き弁の開放動作中又は開放動作後に炊飯物を加
熱するものであるから、鍋内が負圧にならず中蓋が鍋側
に吸引されることがなく、外部からの力を正確に圧力抜
き弁に伝達し該圧力抜き弁を開放することができる。 【0044】即ち、少なくとも外部から圧力抜き弁を開
放する必要がある時には、自動的に鍋内の負圧を防止し
て圧力抜き動作を実行することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の圧力式電気炊飯器の各部温度、鍋内圧
力、加熱タイミングを表す特性図である。 【図2】同じく鍋を密閉して圧力炊飯する場合の代表的
な概略ブロック図である。 【図3】同じく図2とは異なり外部操作により鍋を密閉
している中蓋に設けた圧力抜き弁を開放する実施例の部
分断面図である。 【図4】同じく図3の実施例において、圧力抜き弁が閉
止している炊飯状態を示す一部断面図である。 【図5】同じく図4の状態の圧力抜き弁の閉止状態を示
す一部断面図である。 【図6】同じく図3の実施例において、圧力抜き弁が開
放している状態を示す一部断面図である。 【図7】同じく図6の状態の圧力抜き弁の開放状態を示
す一部断面図である。 【図8】同じく操作装置(圧力抜き釦)により圧力抜き
弁を開放した状態の一部断面図である。 【図9】鍋内が負圧状態の時に外部操作(圧力抜き釦、
駆動モータ)により圧力抜き操作を行った場合の説明図
である。 【図10】同じくフローチャートである。 【符号の説明】 1 炊飯器本体 2 鍋 3 加熱手段 5 中蓋 8 圧力抜き弁 9 外蓋 10 加圧機構 12 蓋体 29 駆動モータ(操作装置A) 30 圧力抜き釦(操作装置A)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−248712(JP,A) 特開 平9−140576(JP,A) 特開 平10−5126(JP,A) 特開2000−37291(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/00 A47J 27/08

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 炊飯物を収容する鍋を収納した炊飯器本
    体と、炊飯物を加熱する加熱手段と、前記鍋を密閉する
    開閉自在に設けた蓋体とを備え、前記蓋体は、外部から
    の押圧操作により開放して鍋内と大気とを連通する圧力
    抜き弁を設けた中蓋と、この中蓋の上方に位置し炊飯終
    了後に作動して前記圧力抜き弁を開放するようになした
    駆動モータを有する外蓋とを有し、炊飯終了後のむらし
    時間終了前、又はむらし時間終了後の前記駆動モータ
    よる圧力抜き弁の開放動作中又はこの圧力抜き弁の開放
    動作後に前記加熱手段により炊飯物を加熱することを特
    徴とする圧力式電気炊飯器。
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