JP3389334B2 - 音声出力用集積回路 - Google Patents

音声出力用集積回路

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JP3389334B2
JP3389334B2 JP14926494A JP14926494A JP3389334B2 JP 3389334 B2 JP3389334 B2 JP 3389334B2 JP 14926494 A JP14926494 A JP 14926494A JP 14926494 A JP14926494 A JP 14926494A JP 3389334 B2 JP3389334 B2 JP 3389334B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は音声出力用集積回路に
関し、特にたとえばVTRなどに用いられ、音声信号に
所定の処理を施して音声ライン出力として出力する、音
声出力用集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】民生ハイファイVTRにおいては、ハイ
ファイ音声信号の記録再生処理に際してICによる集積
化が進み、入力制御信号処理,ノイズリダクション,変
復調,および出力信号処理のそれぞれの回路が1チップ
ICで構成されるようになっている。これらの回路素子
数は、6000素子以上にもなり、消費電流も大幅に増
えてきている。このため、従来から、入力制御信号処
理,ノイズリダクションおよび出力信号処理の回路につ
いては9V以上、変復調回路については5Vの電源とい
うように、別々の電源をもって動作させることによって
消費電力を少なくしている。それもパッケージパワーぎ
りぎりとなり、発熱も多いものとなっている。
【0003】一方、ハイファイ方式のVTRで音声を出
力する場合、基準出力を−9DBS前後とし、最大出力
を、歪み率を0.3%以下に抑えた状態で+10DBS
とすることが必要であり、これを満足するためには9V
以上の電圧が必要となる。このため、図20に示す従来
の音声出力用集積回路1では、音声信号の変復調回路2
には5V電源3から電圧を供給する一方、入力切換回路
4,ノイズリダクション回路5,アンプ6,切換回路7
および増幅回路部8には、10V電源9から電圧を供給
していた。
【0004】これによって、入力切換回路4または変復
調回路2から出力された音声信号は、ノイズリダクショ
ン回路5でノイズを除去され、その後アンプ6および切
換回路7を経て増幅回路部8に入力される。増幅回路部
8においては、音声信号はアンプ8aまたは8bで増幅
され、Lチャネル出力またはRチャネル出力として出力
されるとともに、ミキサ8cでミックスされ、ミックス
された音声信号がAGCアンプ8dに与えられる。AG
Cアンプ8dからは、AGC検波回路8eからの信号に
よって所定のゲインだけ増幅された音声信号が出力さ
れ、これがアンプ8fを介してRF音声出力として出力
される。
【0005】ノイズリダクション回路5の構成を図21
に示す。入力切換回路4および変復調回路2の出力信号
は、スイッチ5aを介してオペアンプ5bの(+)入力
端子に入力され、オペアンプ5bの(−)入力端子には
スイッチ5cを介してオペアンプ5bの出力またはCC
A(Current Condrol Amp) 5dからの出力が与えられ
る。オペアンプ5bからの出力信号はFM記録信号とし
て変復調回路2に与えられるとともに、NRエンファシ
ス回路5eで高域成分にデエンファシスをかけられ、ま
たウェイティング回路5fで高域成分にウェイティング
をかけられる。ウェイティング回路5fから出力された
音声信号は、その後整流回路5gで整流され、整流され
た信号がV−I変換回路5hで電流に変換され、そして
変換された電流がCCA5dに与えられる。CCA5d
は図22に示すような特性を持ち、入力電流によって増
幅度が変化する。NRエンファシス5eから出力された
音声信号は、このCCA5dによって増幅され、増幅さ
れた音声信号がスイッチ5cに与えられるとともに、ア
ンプ6に対して出力される。なお、スイッチ5aおよび
5cは、ビデオテープの再生時、端子C2およびC4と
接続され、再生時以外は端子C1およびC3と接続され
る。
【0006】したがって、入力切換回路4から出力され
た音声信号を記録するときオペアンプ5bに図23
(A)に示すような複数の周波数を含む音声信号が入力
されると、オペアンプ5bからは図23(B)に示す信
号が出力される。この信号は、FM記録信号としてビデ
オテープ(図示せず)に記録されるとともに、NRエン
ファシス回路5eにおいて図23(C)に示すようにデ
エンファシスがかけられ、またウェイティング回路5f
において図24(A)に示すようにウェイティングがか
けられる。CCA5dには図24(A)に示す信号に基
づく電流が制御電流として与えられ、これによってNR
エンファシス回路5eからの出力信号が図24(B)に
示すように増幅される。なお、再生時は変復調回路2か
ら図23(B)に示す信号が出力され、このときスイッ
チ5cは端子C4と接続されるため、オペアンプ5bは
バッファとして動作し、オペアンプ5bから図23
(B)に示す信号が出力される。したがって、再生時も
CCA5dからは図24(B)に示す信号が出力され
る。ちなみに、テープの再生時に発生するヒスノイズ
は、オペアンプ5bから出力された図23(B)に示す
信号にNRエンファシス5eでデエンファシスをかける
ときに低減される。
【0007】一方、音声信号を記録するとき入力切換回
路4からオペアンプ5bに図25(A)に示すような単
一周波数の信号が与えられると、オペアンプ5bからは
図25(B)に示すような信号が出力され、これが変復
調回路2,NRエンファシス回路5eおよびウェイティ
ング回路5fに与えられる。そして、NRエンファシス
回路5eおよびウェイティング回路5fのそれぞれか
ら、図25(C)および図26(A)に示す信号が出力
され、CCA5dから図26(B)に示す信号が出力さ
れる。図26(B)からわかるように、デエンファシス
およびウェイティングがかけられている周波数信号のレ
ベルとデエンファシスおよびウェイティングがかけられ
ていない周波数信号のレベルとはほぼ同じであり、単一
周波数信号については、NRエンファシス回路5eおよ
びウェイティング回路5fがあってもなくても、CCA
5dからの出力にはほとんど影響はない。なお、テープ
に記録された単一周波数信号を再生するときは、上述と
同様にオペアンプ5bから図25(B)に示す信号が出
力され、これによってCCA5dからは図26(B)に
示す信号が出力される。
【0008】音声出力用集積回路1に含まれる入力切換
回路4への入力に対するLチャネルおよびRチャネル出
力特性を図27に示す。これより、最大出力電圧は20
dB(11dBS )であることがわかる。一方、アンプ
8aおよび8bの使用電圧に対する最大出力電圧特性は
図28のように示され、10Vの電源電圧に対する最大
出力電圧は11dBS であることがわかる。したがっ
て、増幅回路部8は10Vの電源電圧で十分動作する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の音声出力用集積回路1では、2種類の電源電圧が必
要であり、また10Vの電圧に回路素子が耐え得るよう
にチップサイズを大型化する必要があるという問題点が
あった。それゆえに、この発明の主たる目的は、電源電
圧を低くすることができかつ小型化できる、音声出力用
集積回路を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】の発明は、第1音声信
号をプラス入力端から入力し、第2音声信号をマイナス
入力端から入力し、そして第3音声信号を出力端子から
出力するオペアンプ、第3音声信号に基づいて第1制御
電流を生成する生成手段、第1制御電流の最大値を制限
して第2制御電流を出力するリミッタ、および第3音声
信号に増幅を含む信号処理を施す信号処理手段を備え、
信号処理手段は、第1制御電流に基づく増幅によって第
2音声信号を生成する第2音声信号生成手段、および第
2制御電流に基づく増幅によって第4音声信号を生成す
る第4音声信号生成手段を含み、第3音声信号は記録用
の音声信号であり、第4音声信号は出力用の音声信号で
ある、音声出力用集積回路である。
【0011】
【0012】
【0013】
【作用】 の発明によれば、高域が持ち上げられたとえ
ばテープに記録された音声信号は、たとえばデエンファ
シス回路で高域を抑圧され、抑圧された音声信号がたと
えばCCAに入力される。高域が持ち上げられた音声信
号はまた、たとえばウェイティング回路に入力され、こ
こで高域成分がさらに持ち上げられた音声信号が、たと
えば整流回路で整流された後、たとえばV−I変換回路
で電流に変換される。V−I変換回路で変換された電流
は、リミッタを介して制御電流としてCCAに与えら
れ、これによって増幅度が決まる。したがって、CCA
の増幅度は所定値以上に上昇することはなく、このよう
なCCAによって増幅された音声信号が音声ライン出力
として出力される。
【0014】
【0015】
【発明の効果】の発明によれば、たとえば5Vのよう
な定電源電圧においても十分な特性の音声出力用集積回
路が得られる。
【0016】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0017】
【実施例】図1を参照して、この実施例の音声出力用集
積回路10は、入力切換回路12aおよび12bを含
む。このうち、入力切換回路12aにはLチャネル用の
低周波音声信号がチューナ,ラインあるいは外部から入
力され、入力切換回路12bにはRチャネル用の低周波
音声信号がチューナ,ラインあるいは外部から入力さ
れ、この入力切換回路12aまたは12bによって入力
が切り換えられる。入力切換回路12aおよび12bか
らそれぞれ出力された音声信号は、その後ノイズリダク
ション回路14aおよび14bを経てアンプ16aおよ
び16bに入力されるとともに、ノイズリダクション回
路14aおよび14bによって高域を持ち上げられ、変
復調回路18を経てFM記録信号としてビデオテープ
(図示せず)に記録される。
【0018】またビデオテープ(図示せず)から再生さ
れたFM記録信号は、変復調回路18で復調された後、
ノイズリダクション回路14aおよび14bでノイズを
除去されてアンプ16aおよび16bに入力される。ア
ンプ16aおよび16bによって増幅された音声信号は
直接あるいはミックス回路20aおよび20bによって
ノーマルの音声信号とミックスされて切換回路22aお
よび22bに入力される。なお、ノーマルの音声信号は
また、直接、切換回路22aおよび22bに入力され
る。切換回路22aおよび22bから出力された音声信
号は、その後増幅回路部24aに含まれるAGCアンプ
26aおよび26bに入力される。なお、入力切換回路
12aおよび12b,ノイズリダクション回路14aお
よび14b,アンプ16aおよび16b,復調回路1
8,切換回路22aおよび22bおよび増幅回路24a
には、5V電源28から5Vの電源電圧が供給される。
【0019】AGCアンプ26aおよび26bに入力さ
れた音声信号はここで増幅され、この出力がAGC検波
回路30で検波される。そして、検波出力がAGCアン
プ26aおよび26bにフィードバックされ、これによ
ってAGCアンプ26aおよび26bの増幅度が調整さ
れる。なお、AGC検波回路30には、並列接続された
コンデンサCおよび抵抗Rが外付けされる。AGCアン
プ26aおよび26bの出力はまた、直接あるいは加算
器31で加算されて、増幅度が5dBのアンプ32a,
32bおよび32cから出力される。なお、アンプ32
aからはLチャネル出力として、アンプ32bからはR
F音声出力として、そしてアンプ32cからはRチャネ
ル出力として音声信号が出力される。
【0020】AGCアンプ26aおよび26bは図2に
示すような回路構成となっている。すなわち、AGCア
ンプ26aおよび26bは差動対34,36および38
を含む。差動対34には、エミッタどうしが接続され定
電流源40を介して接地された2つのトランジスタT1
およびT2が含まれ、それぞれのコレクタが抵抗R1お
よびR2を介して接続されている。また、トランジスタ
T1のベースには抵抗R3が接続され、AGC検波回路
30の出力は抵抗R3を介してトランジスタT1のベー
スに入力され、また直接トランジスタT2のベースに入
力される。抵抗R1およびR2には、コレクタとベース
とが接続されたトランジスタT3のエミッタが接続さ
れ、トランジスタT3のコレクタには5Vのバイアス電
圧が印加される。
【0021】トランジスタT1のコレクタは、差動対3
6を構成するトランジスタT4および差動対38を構成
するトランジスタT5のベースと接続され、トランジス
タT2のコレクタは、差動対36を構成するトランジス
タT6および差動対38を構成するトランジスタT7の
ベースと接続される。トランジスタT4およびT6のエ
ミッタは、エミッタが定電流源42を介して接地された
トランジスタT8のコレクタと接続される。このトラン
ジスタT8のベースには、リファレンス回路44から基
準信号が入力される。また、トランジスタT5およびT
7のエミッタは、エミッタが定電流源46を介して接地
されたトランジスタT9のコレクタに接続される。この
トランジスタT9のベースに音声信号および基準信号が
入力される。なお、トランジスタT8のエミッタとトラ
ンジスタT9のエミッタとは抵抗R4を介して接続され
る。さらに、トランジスタT4およびT5のコレクタに
は直接5Vのバイアス電圧が供給され、トランジスタT
6およびT7のコレクタには、それぞれトランジスタT
10およびT11を介して5Vのバイアス電圧が供給さ
れる。
【0022】トランジスタT10のベースは、エミッタ
にバイアス電圧が供給されるトランジスタT12のベー
スと接続され、これによってカレントミラー回路48が
構成される。また、トランジスタT11のベースも、エ
ミッタにバイアス電圧が供給されるトランジスタT13
のベースと接続され、これによってカレントミラー回路
50が構成される。トランジスタT12およびT13の
コレクタは、それぞれカレントミラー回路52を構成す
るトランジスタT14およびT15のコレクタと接続さ
れ、トランジスタT14およびT15のエミッタは接地
される。また、トランジスタT15のコレクタは、抵抗
R5を介してリファレンス回路44と接続される。増幅
された音声信号および基準信号は、トランジスタT15
のコレクタと抵抗R5の接続点(A点)から出力され
る。
【0023】差動対34にAGC検波回路30の出力が
印加されると、B点の電位の方がC点の電位より高くな
るので、D点の方がE点より電位が高くなる。一方、ト
ランジスタT9のベース入力が基準信号より大きくなる
と、トランジスタT9の導通量が増加しトランジスタT
9のエミッタ電流の一部が抵抗R4を介して定電流源4
2へ流れる。これによって、トランジスタT8の導通量
が減少する。トランジスタT10およびT11には、D
点およびE点の電位に応じてトランジスタT8のコレク
タ電流の一部およびトランジスタT9のコレクタ電流の
一部が流れ、それぞれのトランジスタT10およびT1
1の導通量と同じだけの電流がトランジスタT12およ
びT13に流れる。一方、トランジスタT14およびT
15の導通量は同じであるので、トランジスタT12お
よびT13のエミッタ電流の差が抵抗R5を介してリフ
ァレンス回路44に流入する。これによって、A点から
音声信号および基準信号が電圧として出力される。
【0024】したがって、音声信号の出力レベルが高く
なるとAGC検波回路30からの入力が高くなり、B点
すなわちD点の電位とC点すなわちE点の電位との差が
大きくなる。このため、トランジスタT6およびT7を
流れる電流の割合が低くなり、A点に表れる出力レベル
が低下する。一方、音声信号の出力レベルが低くなる
と、D点とE点の電位差が小さくなるので、A点に表れ
る出力レベルが上昇する。
【0025】動作において、入力切換回路12aまたは
変復調回路18から出力されたLチャネル音声信号は、
ノイズリダクション回路14aおよびアンプ16aを介
してスイッチ22aに与えられる。スイッチ回路22a
にはまた、ノーマル音声信号が直接与えられるととも
に、ノーマル音声信号とLチャネル音声信号とがミック
スされた信号が与えられる。Rチャネル音声信号につい
ても、上述と同様にして切換回路22bに与えられ、ノ
ーマル音声信号もまた上述と同様にして切換回路22b
に与えられる。切換回路22aおよび22bから出力さ
れた音声信号は、その後AGCアンプ26aおよび26
bで出力レベルが0dBS 以下となるようにゲインコン
トロールされる。
【0026】このようなAGCアンプ26aおよび26
bによって増幅された音声信号は、それぞれアンプ32
aおよび32cに与えられるとともに、それぞれの音声
信号がミックスされてアンプ32bに与えられる。アン
プ32a〜32cの増幅度は5dBであるため、これら
のアンプ32a〜32cからは、最大出力電圧が5dB
S の音声信号が、それぞれLチャネル出力,RF音声出
力およびRチャネル出力として出力される。注目すべき
は図3に示されるアンプ32a〜32cの電源電圧に対
する最大出力電圧特性である。図3からわかるように、
電源電圧が5Vのときの最大出力電圧は6dBS である
が、アンプ32a〜32cから出力される音声信号の最
大出力電圧は、上述のように5dBS であるため、増幅
回路部24aに5V電源28から電圧を供給しても何ら
問題はない。
【0027】このように、音声信号の入力レベルに応じ
てAGCアンプ26aおよび26bの増幅度が調整され
るので、電源電圧を5Vと低くすることができ、また音
声出力用集積回路10のチップサイズを小型化できる。
図4を参照して、他の実施例の音声出力用集積回路10
は、ノイズリダクション回路14cおよび14dと増幅
回路部24bとを除き、図1に示す音声出力用集積回路
10と同様であるので、異なる点についてのみ説明し、
同様の点についての説明は省略する。増幅回路部24b
においては、切換回路22aから出力された音声信号は
アンプ32aで増幅され、Lチャネル出力として出力さ
れる。また、切換回路22bから出力された音声信号
は、アンプ32cで増幅され、Rチャネル出力として出
力される。さらに、切換回路22aおよび22bから出
力された音声信号が加算器31で加算され、加算器から
の出力がAGCアンプ26cに与えられる。AGCアン
プ26cの増幅度は、AGCアンプ26cの出力をAG
C検波回路30で検波することによって得られる検波信
号に応じて決まり、この増幅度に従って増幅された音声
信号が、アンプ32bを介してRF音声出力として出力
される。なお、AGC検波回路30には、コンデンサC
および抵抗Rが外付けされる。
【0028】ノイズリダクション回路14cは、図5に
示すように構成される。なお、ノイズリダクション回路
14dはノイズリダクション回路14cと同様の構成と
なっているため、重複する説明は省略する。入力切換回
路12aからの音声信号および変復調回路18からの音
声信号のいずれかがスイッチ54を介してオペアンプ5
6の(+)入力端子に与えられ、またCCA58から出
力された音声信号またはオペアンプ56出力が、スイッ
チ55を介してオペアンプ56の(−)入力端子に与え
られる。そして、オペアンプ56から出力された音声信
号が、FM記録信号として変復調回路18に与えられる
とともに、NRエンファシス回路60およびウェイティ
ング回路62に与えられる。ウェイティング回路62で
は、入力音声信号の高域部分に重み付けがかけられ、重
み付けされた音声信号が整流回路64で整流される。整
流された信号は、その後V−I変換回路66で電流に変
換され、変換された電流が、直接または最大出力電流が
100μAのリミッタ68を介して、制御電流I2 また
はI2 ′としてCCA68に与えられる。NRエンファ
シス回路60では、入力音声信号の高域部分にデエンフ
ァシスがかけられ、デエンファシスされた音声信号がC
CA68に入力される。そして、入力された制御電流I
2 およびI2 ′に従って定まる増幅度に従って音声信号
が増幅され、CCA68からの出力信号がスイッチ55
の端子C3に与えられるとともにアンプ16aに対して
出力される。すなわち、制御電流I2 に基づいて増幅さ
れた音声信号が端子C3に与えられ、制御電流I2 ′に
基づいて増幅された音声信号がアンプ16aに対して出
力される。
【0029】CCA58は図6に示すように構成され
る。すなわち、CCA58は増幅回路部60,62およ
び64を含み、NRエンファシス回路60からの出力信
号は増幅回路部60に与えられ、制御電流I2 およびI
2 ′はそれぞれ増幅回路部66aおよび66bに与えら
れる。そして、増幅回路部66aからの出力信号がオペ
アンプ56に与えられ、増幅回路部66bからの出力信
号がアンプ16aに対して出力される。増幅回路部60
はトランジスタT1およびT2を含み、トランジスタT
1およびT2のエミッタが定電流源62および64を介
して接地される。トランジスタT1およびT2のエミッ
タはまた、抵抗R1を介して接続される。トランジスタ
T1およびT2のコレクタは、トランジスタT3および
T4を介して5V電源と接続され、トランジスタT1の
ベースは抵抗R2およびコンデンサC1を介して接地さ
れ、トランジスタT2はコンデンサC1を介して接地さ
れる。NRエンファシス回路60からの音声信号はトラ
ンジスタT1のベースに与えられる。
【0030】増幅回路部66aはトランジスタT5aお
よびT6aを含み、トランジスタT5aおよびT6aの
エミッタは、V−I変換器66からの制御電流I2 と同
じ電流を出力する定電流源68aを介して接地される。
また、トランジスタT5aおよびT6aのコレクタはト
ランジスタT7aおよびT8aを介して5V電源と接続
され、トランジスタT5aおよびT6aのベースはトラ
ンジスタT1のコレクタおよび増幅回路部66bに含ま
れるトランジスタT6bのベースと接続される。トラン
ジスタT7aおよびT8aはそれぞれ、トランジスタT
9aおよびT10aとの間でカレントミラー回路70a
および72aを構成し、トランジスタT9aおよびT1
0aのコレクタが、カレントミラー回路74aを構成す
るトランジスタT11aおよびT12aのコレクタと接
続される。トランジスタT9aおよびT10aのエミッ
タは5V電源と接続され、トランジスタT11aおよび
T12aのエミッタは接地される。さらに、トランジス
タT12aのコレクタは抵抗R3aを介してトランジス
タT2のベースと接続され、トランジスタT12aのコ
レクタからオペアンプ56に対して音声信号が出力され
る。
【0031】増幅回路部66bは、定電流源68bに対
してリミッタ68からの制御電流I 2 ′が与えられ、ト
ランジスタT12bのコレクタからアンプ16aに対し
て音声信号が出力される点を除き、増幅回路部66aと
同様であるので、参照番号に付されたaをbに変えるこ
とで重複する説明は省略する。なお、CCA58が図2
0に示す従来の音声出力用集積回路1のノイズリダクシ
ョン回路5に含まれるCCA5dと異なる点は、増幅回
路部66bを付加した点である。
【0032】次に、CCA58の増幅度について説明す
る。増幅回路部60の増幅度をA1とすると、この増幅
度A1は数1で表される。
【0033】
【数1】A1=re1/(2re1+R1) ここで、re1はトランジスタT1およびT2のエミッタ
抵抗であり、このエミッタ抵抗re1は、エミッタ電流を
1 とすると数2で表される。
【0034】
【数2】re1=(1/I1 )・(KT/q) したがって、増幅度A1は数3で表される。
【0035】
【数3】A1=KT/(2re1+R1)I1 q また、増幅回路部66aの増幅度をA2とすると、この
増幅度A2は数4で表される。
【0036】
【数4】A2=R3a/re2 ここで、re2はトランジスタT5aおよびT6aのエミ
ッタ抵抗であり、このエミッタ抵抗re2は数5で表され
る。
【0037】
【数5】re2=(1/I2 )・(KT/q) したがって、増幅度A2は数6で表され、これより増幅
回路部60および66aを合わせた増幅度A3は数7で
表される。
【0038】
【数6】A2=(I2 q/KT)・R3a
【0039】
【数7】 A3=A1×A2=R3aI2 /(2re1+R1)I1 一方、増幅回路部60および66bを合わせた増幅度A
3′は数8で表される。
【0040】
【数8】 A3′=A1×A2′=R3bI2 ′/(2re1+R1)I1 数7および数8より、制御電流I2 およびI2 ′によっ
てCCA58の増幅度を調整できることがわかる。ここ
で、I1 =100μA,R1=10kΩおよびR3a=
12kΩとした場合の制御電流I2 に対する増幅度A3
は図7のように表される。なお、増幅度A3′の制御電
流I2 に対する特性としては、制御電流I2 に100μ
Aでリミッタがかかることから、増幅度が0dBまで上
昇した時点で頭打ちとなる。
【0041】図5に示すノイズリダクション回路14c
に含まれるスイッチ54および55をそれぞれ端子C1
およびC3に接続し、入力切換回路12aから出力され
た音声信号を音声出力として出力するとともにテープ
(図示せず)に記録する場合、オペアンプ56の(+)
入力端子に図8(A)に示すように複数の周波数を含む
音声信号が与えられると、オペアンプ56からは図8
(B)に示す信号が出力される。このように低域に比べ
て高域が持ち上げられた音声信号は、変復調回路18に
与えられるとともに、NRエンファシス回路60および
ウェイティング回路62に与えられる。そして、NRエ
ンファシス回路60では図8(C)に示すように高域に
デエンファシスがかけられ、NRエンファシス回路60
からの出力信号がCCA58に与えられる。一方、ウェ
イティング回路62では図9(A)に示すように高域に
ウェイティングがかけられ、このようにウェイティング
がかけられた音声信号に基づいてV−I変換回路66か
ら制御電流I2 が出力されるとともに、制御電流I2
対してリミッタ68がかけられた制御電流I2 ′がCC
A58に与えられる。したがって、CCA58からは制
御電流I2 に基づいて増幅された図9(B)に示すよう
な信号がオペアンプ56に対して出力されるとともに、
制御電流I2 ′に基づいて増幅された図9(C)に示す
ような音声信号がアンプ16aに対して出力される。
【0042】テープに記録された図8(B)に示すよう
な音声信号を再生するときは、スイッチ54および55
はそれぞれ端子C2およびC4と接続され、オペアンプ
56からは変復調回路18からの出力信号がそのまま出
力される。そして、再生時に生じるヒスノイズがNRエ
ンファシス回路60によって低減され、ノイズが低減さ
れた音声信号が制御電流I2 ′に基づいてCCA58で
増幅され、アンプ16aに対して出力される。
【0043】入力切換回路12aおよび12bに与えら
れる音声信号に対するFM記録信号特性と入力切換回路
12aおよび12bへの入力に対するLチャネルおよび
Rチャネル出力特性とを図10に示す。図10の直線a
がFM記録信号特性であり、入力信号に対して1/2に
圧縮されていることがわかる。また、直線bはLチャネ
ルおよびRチャネル出力信号の特性を表しており、入力
信号が負の領域ではFM記録信号がCCA58によって
伸長され、入力信号が正の領域においてはFM記録信号
と同じ傾きで信号が出力されていることがわかる。これ
は、入力信号が0dBになった時点でV−I変換回路6
6からの出力信号にリミッタがかかり、CCA58が、
増幅度が0dBとなった時点で増幅度の伸長を止めるた
めである。この特性からわかるように、最大出力電圧は
10dB(2dBS )である。一方、アンプ32aおよ
び32cの使用電圧に対する最大出力電圧特性は図11
のように示され、5Vの電源電圧に対する最大出力電圧
は5.5dBS となる。したがって、増幅回路部24b
に対して5V電源28から電圧を供給しても何ら問題は
ない。
【0044】このようにノイズリダクション回路14c
に含まれるオペアンプ56からの出力レベルに応じてC
CA58の増幅度が調整されるので、電源電圧を5Vと
低くすることができ、また音声出力用集積回路のチップ
サイズを小型化できる。しかし、図4に示す音声出力用
集積回路10では、ノイズリダクション回路14cに含
まれるオペアンプ56の(+)入力端子に図12(A)
に示すような単一周波数信号を入力すると、CCA58
からアンプ16aに対して出力される音声信号の高域に
おいてレベルが低下するという問題点が生じる。すなわ
ち、オペアンプ56の(+)入力端子に図12(A)に
示すような単一周波数信号が入力されると、オペアンプ
56からは図12(B)に示すような信号が出力され、
これがNRエンファシス回路60およびウェイティング
回路62に与えられる。これによって、NRエンファシ
ス回路60からは図12(C)に示すような信号が出力
され、ウェイティング回路62からは図13(A)に示
す信号が出力される。CCA58の制御電流としては、
ウェイティング回路62からの出力信号を整流し、V−
I変換した電流I2 および電流I2 にリミッタをかけた
電流I2 ′が与えられる。そして、制御電流I2 に基づ
いてNRエンファシス回路60からの出力信号を増幅し
た図13(B)に示す信号が、オペアンプ56の(−)
入力端子に与えられ、制御電流I2 ′に基づいてNRエ
ンファシス回路60からの出力を増幅した図13(C)
に示す音声信号が、アンプ16aに対して出力される。
図13(C)に示す信号からわかるように、アンプ16
aに対する音声信号については、リミッタ68のために
高域部分でウェイティング回路62の効果が得られず、
出力レベルが低下してしまう。このような問題点を解決
するための音声出力用集積回路10を図14に示す。
【0045】図14を参照して、その他の実施例の音声
出力用集積回路10は、増幅回路部24cを除いて図2
0に示す従来の音声出力用集積回路10と同様の構成と
なっているため、異なる点についてのみ説明し、同様の
点についての説明は省略する。切換回路22aから出力
された音声信号は、オペアンプ76aの(+)入力端子
に与えられ、オペアンプ76aの(−)入力端子にはC
CA78aから出力された音声信号が与えられる。オペ
アンプ76aから出力された音声信号は、CCA78a
に与えられるほか、整流回路80aに与えられ、整流回
路80aで整流された信号がV−I変換回路82aによ
って電流に変換される。そして、V−I変換回路82a
から出力された電流が、制御電流I3 としてCCA78
aに与えられ、これによってCCA78aの増幅度が決
まる。オペアンプ76aから出力された音声信号はま
た、CCA84aに入力され、V−I変換回路82aか
ら出力された制御電流I3 にリミッタ86aによってリ
ミッタをかけた制御電流I3′によって、所定のレベル
に増幅される。そして、CCA84aから出力された音
声信号が、アンプ88aでさらに増幅された後、Lチャ
ネル出力として出力される。切換回路22bから出力さ
れた音声信号がオペアンプ76bの(+)入力端子に入
力されてからアンプ88bで増幅されRチャネル出力と
して出力されるまでの処理は、上述のオペアンプ76a
に入力されてからLチャネル出力として出力されるまで
の処理と同様であるので、参照番号に付すaをbに変え
ることで重複する説明は省略する。
【0046】CCA84aから出力された音声信号およ
びCCA84bから出力された音声信号はまた、加算器
90で加算され、AGCアンプ92でAGC検波回路9
4からの検波信号に基づいて増幅される。そして、AG
Cアンプ92から出力された音声信号が、AGC検波回
路94に与えられるとともに、アンプ88cで増幅さ
れ、RF音声出力として出力される。
【0047】CCA78aの構成を図15に示す。な
お、CCA78b,84aおよび84bもCCA78a
と同様に構成される。ただし、CCA84aおよび84
bについては、定電流源68aにリミッタ86aおよび
86bから出力された電流I3′が与えられる。図15
を参照して、CCA78aは増幅回路部96および98
を含むが、増幅回路部96および98はそれぞれ、図6
に示す増幅回路部60および66aと同様の構成となっ
ており、電流I3 に対する増幅度A4の特性は図7と同
様であるので、同様の参照番号を付し詳しい説明は省略
する。ちなみにCCA78aおよび78bの増幅度A4
は数9で表され、CCA84aおよび84bの増幅度A
4′は数10で表される。
【0048】
【数9】A4=R3aI3 /(2re1+R1)I1
【0049】
【数10】 A4′=R3aI3 ′/(2re1+R1)I1 動作において、切換回路22aからオペアンプ76aの
(+)入力端子に対して図16(A)に示すような音声
信号が入力されると、オペアンプ76aからは図16
(B)に示すようにレベルが抑圧された音声信号が出力
される。そして、このオペアンプ76a出力が整流回路
80aで整流され、整流された信号がV−I変換回路8
2aで制御電流I3 に変換される。その後、変換された
制御電流I 3 にリミッタ86aでリミッタをかけられ、
リミッタ86aから出力された制御電流I3 ′によって
CCA84aの増幅度が決まる。オペアンプ76aから
出力された音声信号は、この増幅度に従ってCCA84
aで増幅され、CCA84aから図16(C)に示す音
声信号が出力される。そして、CCA84a出力がアン
プ88aでさらに増幅され、Lチャネル出力として出力
される。一方、切換回路22aからオペアンプ76aの
(+)入力端子に対して図17(A)に示す単一周波数
信号が入力されると、オペアンプ76aからは図17
(B)に示す信号が出力され、さらにCCA84aから
は図17(C)に示す信号が出力される。
【0050】オペアンプ76aおよび76bの(+)入
力端子への入力に対するLチャネルおよびRチャネル出
力特性を図18に示す。直線aがオペアンプ76aの出
力信号特性であり、入力信号に対して1/2に圧縮され
ていることがわかる。また、直線bはアンプ88aおよ
び88bの出力信号特性を表しており、入力信号が負の
領域ではオペアンプ76aおよび76bの出力信号がC
CA84aおよび84bによって伸長されるが、入力信
号が正の領域ではオペアンプ76aおよび76bの出力
信号がそのまま出力されることがわかる。これは、入力
信号が0dBになった時点でV−I変換回路82aおよ
び82bからの出力信号にリミッタがかかり、CCA8
4aおよび84bの増幅度が0dBとなった時点で増幅
度の伸長が止まるためである。
【0051】アンプ88aおよび88bの使用電圧に対
する最大出力電圧特性を図19に示す。図19からわか
るように、5Vの電源電圧に対する最大出力電圧は+
5.5dBS となる。一方、図18からわかるように、
アンプ88aおよび88bの最大出力電圧は2dBS
あるため、増幅回路部24cに対して5V電源28から
の電圧を供給しても何ら問題はない。
【0052】このように、オペアンプ76aおよび76
bからの出力レベルに応じてCCA84aおよび84b
の増幅度が調整されるので、電源電圧を5Vと低くする
ことができ、また音声出力用集積回路のチップサイズを
小型化できる。また、オペアンプ76aおよび76bの
次段にウェイティング回路およびNRエンファシス回路
を設けていないので、図17(C)からわかるように、
単一周波数信号の高域部分においてレベルが低下するこ
とはない。さらに、切換回路22aおよび22bの後段
で音声信号を処理しているため、端子94から入力され
るノーマル音声信号に対しても上述の処理を施すことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1実施例の一部を示す回路図である。
【図3】アンプ使用電圧に対する最大出力電圧特性を示
すグラフである。
【図4】この発明の他の実施例を示すブロック図であ
る。
【図5】図4実施例の一部を示すブロック図である。
【図6】図4実施例の他の一部を示す回路図である。
【図7】図4実施例の動作の一部を示すグラフである。
【図8】(A)はオペアンプの(+)端子入力を示すグ
ラフであり、(B)はオペアンプ出力を示すグラフであ
り、(C)はNRエンファシス回路の出力を示す波形図
である。
【図9】(A)はウェイティング回路の出力を示す波形
図であり、(B)および(C)はCCAの出力を示す波
形図である。
【図10】図4実施例の動作の一部を示すグラフであ
る。
【図11】図4実施例の動作の一部を示すグラフであ
る。
【図12】(A)はオペアンプの(+)端子入力を示す
グラフであり、(B)はオペアンプ出力を示すグラフで
あり、(C)はNRエンファシス回路の出力を示す波形
図である。
【図13】(A)はウェイティング回路の出力を示す波
形図であり、(B)および(C)はCCAの出力を示す
波形図である。
【図14】この発明のその他の実施例を示すブロック図
である。
【図15】図14実施例の一部を示す回路図である。
【図16】(A)はオペアンプ(+)端子入力を示す波
形図であり、(B)はオペアンプ出力を示す波形図であ
り、(C)はCCA出力を示す波形図である。
【図17】(A)はオペアンプ(+)端子入力を示す波
形図であり、(B)はオペアンプ出力を示す波形図であ
り、(C)はCCA出力を示す波形図である。
【図18】図14実施例の動作の一部を示すグラフであ
る。
【図19】図14実施例の動作の一部を示すグラフであ
る。
【図20】従来技術を示すブロック図である。
【図21】従来技術の一部を示すブロック図である。
【図22】従来技術の動作の一部を示すグラフである。
【図23】(A)はオペアンプ(+)端子入力を示す波
形図であり、(B)はオペアンプ出力を示す波形図であ
り、(C)はNRエンファシス出力を示す波形図であ
る。
【図24】(A)はウェイティング回路の出力を示す波
形図であり、(B)はCCA出力を示す波形図である。
【図25】(A)はオペアンプ(+)端子入力を示す波
形図であり、(B)はオペアンプ出力を示す波形図であ
り、(C)はNRエンファシス出力を示す波形図であ
る。
【図26】(A)はウェイティング回路の出力を示す波
形図であり、(B)はCCA出力を示す波形図である。
【図27】(A)は記録時のノイズリダクション回路の
特性を示すグラフであり、(B)は再生時のノイズリダ
クション回路の特性を示すグラフである。
【図28】アンプ使用電圧に対する最大出力電圧特性を
示すグラフである。
【符号の説明】
10 …音声出力用集積回路26a,26b,26c,
92 …AGCアンプ 30,94 …AGC検波回路 60 …NRエンファシス回路 62 …ウェイティング回路 68,86a,86b …リミッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03G 7/04 H03F 3/45 H03G 3/30 H03G 11/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1音声信号をプラス入力端から入力し、
    第2音声信号をマイナス入力端から入力し、そして第3
    音声信号を出力端子から出力するオペアンプ、 前記第3音声信号に基づいて第1制御電流を生成する生
    成手段、 前記第1制御電流の最大値を制限して第2制御電流を出
    力するリミッタ、および前記第3音声信号に増幅を含む
    信号処理を施す信号処理手段を備え、 前記信号処理手段は、前記第1制御電流に基づく増幅に
    よって前記第2音声信号を生成する第2音声信号生成手
    段、および前記第2制御電流に基づく増幅によって第4
    音声信号を生成する第4音声信号生成手段を含み、前記
    第3音声信号は記録用の音声信号であり、前記第4音声
    信号は出力用の音声信号である、音声出力用集積回路。
  2. 【請求項2】前記信号処理手段は、前記第3音声信号の
    高域周波数成分を抑圧する抑圧手段をさらに含み、 前記第2音声信号生成手段および前記第4音声信号生成
    手段の各々は前記抑圧手段から出力された音声信号を増
    幅する、請求項1記載の音声出力用集積回路。
  3. 【請求項3】前記生成手段は、前記第3音声信号の高域
    周波数成分に重み付けを施す重み付け手段、前記重み付
    け手段から出力された音声信号を整流する整流手段、お
    よび前記整流手段による整流信号を電流に変換する変換
    手段を含む、請求項2記載の音声出力用集積回路
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