JP3387978B2 - サーボシステム - Google Patents

サーボシステム

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JP3387978B2
JP3387978B2 JP19103893A JP19103893A JP3387978B2 JP 3387978 B2 JP3387978 B2 JP 3387978B2 JP 19103893 A JP19103893 A JP 19103893A JP 19103893 A JP19103893 A JP 19103893A JP 3387978 B2 JP3387978 B2 JP 3387978B2
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▲キョン▼煥 金
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P5/00Arrangements specially adapted for regulating or controlling the speed or torque of two or more electric motors
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/46Controlling, regulating, or indicating speed
    • G11B15/467Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven
    • G11B15/473Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the heads
    • G11B15/4731Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the heads control of headwheel rotation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサーボシステムに関する
もので、特にモータの回転状況を帰還制御するサーボシ
ステムにおいて、帰還パルスのドロップアウト(欠落)
時でもモータを安定的に動作させ得る回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、モータを使用するシステムで
は、モータによって生じる状態信号を分析した後、これ
を用いてこのモータの駆動を制御する。図8にはドラム
を使用するサーボシステムの構成を示す。このようなサ
ーボシステムの例としては磁気テープを記録媒体とする
VTRシステム又はDATシステム等をあげることがで
きる。このようなサーボシステムはドラムモータの周波
数発生器(Drum FrequencyGenerator)から出力される
モータ駆動信号(以下、“信号DFG”という)によ
り、ドラムモータの駆動を制御する。信号DFGはドラ
ムモータの回転状態によって発生するパルス信号であっ
て、制御部102に印加される。
【0003】この信号DFGが受信されると、制御部1
02は、図9に示したように信号DFGが下降エッジ
(falling edge)に遷移する時点t1でカウンタ103
をカウント停止させ、時点t2でカウンタ103をエネ
ーブルさせるためのプリセット信号PSを発生する。す
ると、カウンタ103は時点t1でカウントを停止し、
時点t2で今まで計数してきたカウントデータCNTを
初期化し、時点t2以後に受信されるクロックパルスC
Kから再度計数し始める。したがって、カウンタ103
はクロックパルス発生部101から受信されるクロック
パルスCKを、時点t2から計数し始めて信号DFGが
次の下降エッジになる時点まで計数する。なお、クロッ
クパルス発生部101への入力はVTRシステムの場
合、色副搬送波信号fscである。したがって、カウン
タ103は信号DFGの1周期の間に発生する色副搬送
波信号fscの数を計数することになる。
【0004】そして、カウンタ103が出力するカウン
トデータCNTは出力部104に印加され、この出力部
104は受信したカウントデータCNTをD/A変換器
107に印加する。また、時点t1で信号DFGが下降
エッジに遷移された瞬間に制御部102はサンプル信号
SPを出力する。このサンプル信号SPにより、メモリ
105が単発的記録動作を実施して、カウンタ103が
信号DFGの1周期の間に計数した値を受信し貯蔵す
る。そして、メモリ105の出力を受信するデータ出力
メモリであるROM106は、メモリ105の出力を受
信してD/A変換器107に印加する。D/A変換器1
07はROM106と出力部104の出力を受信して図
10のように、受信されたデータに従ってドラムモータ
の駆動電圧DVを発生する。このとき、カウントデータ
CNTによってドラムモータの駆動電圧DVのレンジ
(range) が決定され、D/A変換器107はこれを電
圧に変換する。
【0005】具体的には、図10に示すように、D/A
変換器107は、ROM106の出力に従って線形領域
D2において駆動電圧DVの電圧レンジを設定し、出力
部104の出力に従って非線形領域D1及びD3におい
て電圧レンジを設定する。すなわち、ドラムモータの回
転速度が正常であるときには、駆動電圧DVは線形領域
D2で設定され、そして、ドラムモータの回転速度が速
くなると、駆動電圧DVは非線形領域D3におかれ、回
転速度が遅くなると駆動電圧DVは非線形領域D1にお
かれる。したがって、D/A変換器107は、ドラムモ
ータが基準回転速度より遅く回転している場合に、VDD
/2より高い駆動電圧DVを発生し、ドラムモータが基
準回転速度より早く回転している場合に、VDD/2より
低い駆動電圧DVを発生する。このようにして、負帰還
(negative feedback) により駆動電圧DVがVDD/2に
維持される。
【0006】しかしながら、このようなドラムサーボシ
ステムにおいては、信号DFGに応じてドラムモータを
制御するようになっているため、信号DFGにドロップ
アウト、すなわちパルスの欠落があった場合、異常なカ
ウントデータCNTによって、非線形領域D1における
DD(5V)の駆動電圧DVがD/A変換107から発
生されてしまい、VTRの場合には画像の振れ現象を起
こすという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、信号DFGにドロップアウトが発生しても最終的
に出力される信号DFGが常に安定するように補償する
ことのできるサーボシステムを提供することにある。本
発明の他の目的は、信号DFGのドロップアウトの有無
を判別し、ドロップアウトがあった時にはそれ以前の状
態の信号DFGを出力してドラムモータの駆動を安定化
させることのできるサーボシステムを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、モータの回転状態に応じて発生されるモー
タ駆動信号を用いた帰還制御により駆動電圧を発生し
て、該モータの回転速度を制御するサーボシステムにお
いて、モータ駆動信号を受信し、これに応じてモータ駆
動周期に対応するカウント制御信号及びメモリ制御信号
を発生する制御手段と、カウント制御信号によりエネー
ブルされ、モータの駆動周期の単位で、受信されるクロ
ックパルスを計数して少なくとも二つのカウントデータ
を発生するカウント手段と、カウント手段の一方のカウ
ントデータを受信して第1出力データとして出力する出
力手段と、メモリ制御信号に従って、他方のカウントデ
ータを受信して第1のデータとして貯蔵すると共に、そ
れまで貯蔵されていたデータも第2のデータとして貯蔵
するメモリ手段と、メモリ手段の第1のデータを受信
し、そのレンジを検出してモータの回転速度を判断する
と共に、モータ駆動信号のドロップアウト有無を判別
し、モータ回転速度が正常な状態でないと判断され、且
つモータ駆動信号にドロップアウトが発生していると判
別される場合に、第2論理状態の信号を出力し、それ以
外の場合には第1論理状態の信号を出力する判別手段
と、モータ回転速度が正常な状態における第1出力デー
タを貯蔵するようになっており、判別手段の出力信号に
より制御され、該出力信号が第1論理状態の場合には前
記出力手段からの第1出力データをそのまま第1出力デ
ータとして出力し、第2論理状態の場合には貯蔵された
第1出力データを出力する第1データ出力手段と、メモ
リ手段の第1のデータ及び第2のデータを受け、判別手
段の出力信号により制御され、該出力信号が第1論理状
態の場合に第1のデータを第2出力データとして出力
し、第2論理状態の場合には第2のデータを第2出力デ
ータとして出力する第2データ出力手段と、第1出力デ
ータ及び第2出力データを受信し、これらに基づいて電
圧値を決定してアナログのモータ駆動電圧に変換出力す
るD/A変換手段と、を備えてなることを特徴とする
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付の図面を
参照して詳細に説明する。なお、従来と同じ部分には同
一の符号を付し、重複する説明は省略する。図1は、本
発明の実施例に係るVTR用サーボシステムのブロック
構成図である。以下、その構成を説明する。
【0010】制御部402は、信号DFGを受信し、こ
の信号DFGの遷移時点で第1サンプル信号SP1、第
3サンプル信号SP3、第2サンプル信号SP2の順に
出力し、カウント開始のためのプリセット信号PSを発
生する。
【0011】カウンタ403は、色副搬送波信号fsc
を基にしてクロックパルス発生部401から発生される
クロックパルス信号CKを受信し、また、制御部402
からのプリセット信号PSをエネーブル信号として受信
し、前記プリセット信号PSの受信時には、カウント状
態に移行して信号DFGの1周期の間のクロックパルス
数を計数してカウントデータCNT1、CNT2を出力
する一方で、このプリセット信号PSの解除時には、カ
ウントデータCNT1、CNT2を初期化する。
【0012】メモリ406は、数値を一つずつ記憶する
第1メモリ451、第2メモリ452、第3メモリ45
3を備え、制御部402から第1サンプル信号SP1、
第3サンプル信号SP3、第2サンプル信号SP2の順
に発せられる信号をそれぞれ制御信号として受信する。
第1メモリ451は、カウンタ405の出力と接続され
第1サンプル信号SP1の受信時にカウントデータCN
T2を現データとして貯蔵する。第3メモリ453は、
第2メモリ452と接続され第3サンプル信号SP3の
受信時に第2メモリ452の出力を前データとして貯蔵
する。第2メモリ452は、第1メモリ451と接続さ
れ第2サンプル信号SP2の受信時に第1メモリ451
の出力を前データとして貯蔵する。
【0013】判別部407は、メモリ406の第1メモ
リ451と接続され、第1メモリ451から出力される
現データを受信し、これに基づきモータ駆動電圧のレン
ジを検出すると共に、信号DFGのドロップアウトの有
無を判別してドロップアウトのない正常な状態では第1
論理状態で、信号DFGにドロップアウトのある状態で
は第2論理状態で第1スイッチング信号DOQを出力す
る。そして、第1スイッチング信号DOQが2判定検査
期間以上連続して第2論理状態で出力された時は、第2
スイッチング信号DHDを第2論理状態で、それ以外の
時は第1論理状態でデータ検出部408に出力する。
【0014】出力部404は、カウンタ403の出力端
に接続され、カウントデータCNT1を受信して非線形
領域での変換電圧を設定するための第1出力データを発
生する。
【0015】第1データ出力手段は、ラッチ405及び
スイッチSW3から構成される。ラッチ405は、正常
回転速度の状態に使用する基準データを常時貯蔵してお
り、必要時にこれを前記第1出力データとしてスイッチ
SW3に供給する。スイッチSW3は、出力部404に
接続された第1端子と、ラッチ405に接続された第2
端子と、及び判別部407に接続された制御端とを有
し、制御端に受ける第1スイッチング信号DOQにより
制御され、第1スイッチング信号DOQが第1論理状態
ならば第1端子の信号を、第2論理状態ならば第2端子
の信号を選択して第1出力データとして出力する。
【0016】データ検出手段は、データ検出部408及
びスイッチSW1から構成される。データ検出部408
は、判別部407から出力される第2スイッチング信号
DHDを受信し、この第2スイッチング信号DHDが第
2論理状態で発生される時にデータ検出信号を発生す
る。スイッチSW1は、制御部402の第3サンプル信
号SP3に接続された第1端子と、接地された第2端子
と、データ検出部408に接続された制御端とを有し、
前記データ検出信号が発生されるときには第2端子にス
イッチングされ、第3メモリ453が第2メモリ452
の出力を前データとして受信貯蔵できないよう制御する
一方で、前記データ検出信号が発生されないときには、
第1端子にスイッチングされ、第3メモリ453が第2
メモリ452の出力を貯蔵できるように、第3サンプル
信号SP3の経路を制御する。
【0017】第2データ出力手段は、スイッチSW2及
びROM409から構成される。スイッチSW2は、第
1メモリ451の出力端に接続された第1端子と、第3
メモリ453の出力端に接続された第2端子と、及び判
別部407に接続された制御端とを有し、制御端に受け
る第1スイッチング信号DOQにより制御され、この第
1スイッチング信号DOQが第1論理状態のときには、
第1メモリ451の現データを第2出力データとして出
力し、第2論理状態のときには、第3メモリ453の前
データを第2出力データとして出力する。ROM409
は、入力データの値に応じた特定の出力を発生するよう
にハードウェア的にプログラムされており、スイッチS
W2の出力を受けて、これに使用する第2出力データを
発生する。
【0018】D/A変換器410は、前記第1データ出
力手段からの第1出力データと、前記第2データ出力手
段の第2出力データとを受信して、第1出力データに基
づいて線形領域・非線形領域を区別し、そして、第2出
力データに基づいて電圧レンジを設定し、それによりア
ナログのモータ駆動電圧を出力する。
【0019】図2は図1における判別部407の構成図
である。受信された第2カウントデータCNT2を分析
してそのレンジを検出するレンジ検出器510と、この
レンジ検出器510の出力、すなわちレンジ検出信号E
Nの状態を分析し、信号DFGのドロップアウトの有無
に応じて第1スイッチング信号DOQ及び第2スイッチ
ング信号DHDを発生する信号ドロップアウト判別器5
20とから構成されている。
【0020】図3は図2のレンジ検出器510の構成図
である。第1基準データREF1と第2カウントデータ
CNT2とを比較する第1比較器511と、第2基準デ
ータREF2と第2カウントデータCNT2とを比較す
る第2比較器512と、第1比較器511及び第2比較
器512の各出力を論理的に組合わせて第2カウントデ
ータCNT2が線形領域D2内のデータであるか否かを
示すレンジ検出信号ENを出力するANDゲート513
とから構成される。第1比較器511はREF1≦CN
T2である時に正常回転速度状態を示す論理“ハイ”の
信号を出力し、第2比較器512はREF2≧CNT2
である時に所定の線形領域D2の正常回転速度状態を示
す論理“ハイ”の信号を出力する。したがって、AND
ゲート513はカウントデータCNT2がREF1≦C
NT2≦REF2である時にレンジ内にあることを示す
レンジ検出信号ENを論理“ハイ”で出力する。
【0021】図4は図2における信号ドロップアウト判
別器520の具体的な例を示す回路図である。レンジ検
出信号ENの論理状態を分析すると共に信号DFGのド
ロップアウト有無を判別し、この判別結果により第1ス
イッチング信号DOQ及び第2スイッチング信号DHD
を発生する。このとき、ドロップアウト確認のため、ク
ロックパルス信号CKの連続8パルス以上について、図
5のような判定作業を続ける。この図5は図4の回路に
おけるS1からS11までの遷移状態を示す状態図であ
る。各状態S1〜S11の値は次の通りである。
【0022】
【表1】
【0023】図6は、ドラムモータの回転によって発生
する信号DFGのドロップアウトの有無を判別して補償
する際の動作波形図である。同図中、(A)は信号DF
Gの波形で、(B)は信号DFGのドロップアウト時に
補償しない場合の波形で、(C)は信号DFGのドロッ
プアウト時にこれを補償した場合の波形である。
【0024】図7は、この実施例のサーボシステムでカ
ウントデータ(CNT1、CNT2)が受信されてから
信号DFGの状態が検出され、正常状態と判別された場
合には補償せずにそのままデータを出力してドラムモー
タの駆動電圧を出力し、信号DFGのドロップアウトが
あったと判別された場合には以前状態のデータを出力し
て以前状態と同一のモータ駆動電圧を発生する過程を示
すフローチャートである。
【0025】次に、この実施例の動作を図1〜図7を参
照して詳細に説明する。信号DFGはドラムモータの回
転状態に従って発生するパルス信号であって、制御部4
02に印加される。この信号DFGが受信されると、制
御部402は、図9に示されたように、信号DFGが下
降エッジに遷移する時点t1でカウントを停止させ、時
点t2でカウンタ403を初期化すると同時に、エネー
ブルさせるためのプリセット信号PSを発生する。する
と、カウンタ403は時点t1でカウントを停止し時点
t2で今まで計数してきたカウントデータ(CNT1、
CNT2)を初期化し、時点t2以後に受信されるクロ
ックパルス信号CKから再度計数し始める。したがっ
て、カウンタ403はクロックパルス発生部401より
受信されるクロックパルス信号CKを時点t2から計数
し始めて信号DFGが再び下降エッジになる時点まで計
数する。なお、クロックパルス発生部401の入力はV
TRシステムの場合には、内部で発生された色副搬送波
信号fscである。すなわち、カウンタ403は信号D
FGの1周期の間に発生する色副搬送波信号fscの数
を計数する。
【0026】このカウンタ403は、12ビットカウン
タであって、出力データは上位2ビットに該当するカウ
ントデータCNT1と、残りの下位10ビットに該当す
るカウントデータCNT2とからなる。このようにし
て、上位2ビットでは図10の下限線形領域(REF
1)と上限線形領域(REF2)を検出できる。例え
ば、上位2ビットのカウントデータCNT1が“0、
0”の値を有する場合は、カウンタ403がカウントし
たクロックCKの数が所定の数より少ないので、図10
の下限線形領域を示す。反対に、カウントデータCNT
1が“1、1”の値を有する場合は、図10の上限線形
領域を示す。一方、カウントデータCNT1が前記の値
以外、すなわち“0、1”又は“1、0”の値を有する
場合は、モータ駆動電圧が線形領域D2にあることを示
すようになる。このとき、残りの下位10ビットに該当
するカウントデータCNT2は、その値に応じて線形領
域D2でのモータ駆動電圧のレベルを1/2VDDの電
圧で安定的に維持するために使用される。
【0027】また、制御部402は信号DFGを分析し
て、メモリ406の第1メモリ451、第2メモリ45
2、第3メモリ453に各データを書き込ませるエネー
ブル信号として使用される第1サンプル信号SP1、第
2サンプル信号SP2、第3サンプル信号SP3を出力
する。第1サンプル信号SP1は、カウンタ403の出
力を第1メモリ451に貯蔵するための信号として信号
DFGが下降エッジに遷移する時、すなわちカウンタ4
03がリセットされる直前に発生する。そして、第1サ
ンプル信号SP1の発生後、やや遅れて第3サンプル信
号SP3及び第2サンプル信号SP2が順に発生する。
つまり、第3サンプル信号SP3及び第2サンプル信号
SP2は第1サンプル信号SP1を遅延させた信号であ
る。
【0028】これらの3個のメモリは第1、第3、第2
の順にエネーブルされる。すなわち、第1メモリ451
が第1サンプル信号SP1によってエネーブルされ、カ
ウンタ403から10ビットのカウントデータCNT2
を現データとして貯蔵し、この時点で第2メモリ452
内のデータは前データとなる。この後、第3サンプル信
号SP3が印加されることにより第3メモリ453がエ
ネーブルされて、第2メモリに貯蔵されている前データ
を入力し貯蔵する。その次、第2サンプル信号SP2に
より第2メモリがエネーブルされて、第1メモリ451
に貯蔵されている現データを貯蔵する。このように1周
期の貯蔵動作が完了した時、第1〜第3メモリはそれぞ
れ現データ、現データ、前データを貯蔵していることに
なる。上記のような貯蔵動作は、図9において、期間t
3のカウント動作が完了した直後にカウント動作が停止
されている間に発生し、信号DFGの1周期の間に1度
のみ行われるようになっている。
【0029】第1メモリ451から出力される第2カウ
ントデータCNT2(現データ)は図2のようにレンジ
検出器510と信号ドロップアウト判別器520とから
なる判別部407に印加される。なお、この実施例の場
合、第1論理状態は論理“ロウ”で、第2論理状態は論
理“ハイ”である。
【0030】レンジ検出器510は第2カウントデータ
CNT2(現データ)から駆動電圧のレンジを検出し
て、ドラムモータの回転速度が正常か、あるいは回転速
度が遅いか速いかを判定し、例えば、回転速度が遅いと
判定された場合には、信号DFGのドロップアウトの有
無を判別するためのレンジ検出信号ENを発生する。一
方、この第2カウントデータCNT2(現データ)が線
形領域D2に存在するカウント値を有する場合にはドラ
ムモータの回転速度を正常であるとみなす。
【0031】なお、レンジ検出器510の正常回転速度
の範囲は使用者によって適宜設定することができる。す
なわち、レンジ検出器510は図3のように、第1比較
器511及び第2比較器512を用いて構成され、第1
基準データREF1と第2基準データREF2をどのよ
うに設定するかによってレンジ検出信号ENの論理が決
定される。したがって、REF1≦CNT2≦REF2
となるように設定すれば、レンジ検出信号ENは線形領
域D2内に設定され、線形領域以外の領域に基準データ
を設定すれば、その対応領域にレンジ検出信号ENが設
定されるようになる。
【0032】ここで、レンジ検出器510の比較範囲を
REF1≦線形領域D2≦REF2と仮定する。このよ
うな場合、検出されたレンジが線形領域D2ならば、レ
ンジ検出器510は論理“ハイ”を有するレンジ検出信
号ENを発生する。一方、第1メモリ451から受信し
たカウントデータCNT2(現データ)が非線形領域D
1に存在する場合にはドラムモータの回転速度が遅い状
態であるので、レンジ検出器510はドラムモータが正
常回転速度でないことを検出し、図4の信号ドロップア
ウト判別器520をエネーブルさせるために論理“ロ
ウ”のレンジ検出信号ENを発生する。これを受けて信
号ドロップアウト判別器520がエネーブルされ、信号
DFGのドロップアウトを判別する。このとき、信号ド
ロップアウト判別器520は、レンジ検出信号ENの論
理状態に応じて、受信されるクロックパルス信号CKの
発生回数を確認して制御信号を発生するようになってい
る。
【0033】このように、ドロップアウト確認のため、
クロックパルス信号CKの連続8パルス以上について、
図5のような判定作業を続ける。この時の図4内の各部
信号状態は前述の表1及び後述の表2のようになる。
【0034】クロックパルスが8回以上の状態で論理
“ロウ”のレンジ検出信号ENが発生する場合は、第1
スイッチング信号DOQを論理“ハイ”、すなわち第2
論理状態で発生し、その後に正常回転速度でクロックパ
ルスが4回以上の状態で再度論理“ロウ”のレンジ検出
信号ENが発生すると、信号DOQを論理“ハイ”、す
なわち第2論理状態で出力する。このようなレンジで論
理“ロウ”のレンジ検出信号ENが一度又は二度まで発
生すると、信号DOQは論理“ハイ”として出力され
る。これ以外の状態の時にはこの信号DOQは論理“ロ
ウ”として出力される。
【0035】また、ドロップアウトを示す論理“ハイ”
の信号DOQが2判定検査期間以上連続する場合には、
信号DHDが論理“ハイ”に出力される。これ以外の状
態では信号DHDは常に論理“ロウ”に出力され、これ
は正常状態の信号となる。この信号DHDは、受信され
る信号のドロップアウトにより第2メモリ452に前デ
ータとして貯蔵されている非正常データが第3メモリ4
53に貯蔵されないようにするための信号である。
【0036】図4の信号ドロップアウト判別器520の
それぞれのDフリップフロップDF1〜DF4の入力で
あるDA〜DDの論理式、及び信号ドロップアウト判別
器520の出力である第1スイッチング信号DOQ及び
第2スイッチング信号DHDの論理式は次の通りであ
る。
【0037】
【数1】 なお、上記式中“X”はレンジ検出信号ENを示す。
【0038】そして、このようなDフリップフロップの
入力DA〜DD及びA〜Dの状態と現在のレンジ検出器
510から出力されるレンジ検出信号ENの論理状態に
より、第1スイッチング信号DOQは次の表2のような
状態で遷移する。
【0039】
【表2】
【0040】従って、上記表2のようなテーブルによっ
て入力されるレンジ検出信号ENによる状態遷移の流れ
は図5のようになる。このように、信号ドロップアウト
判別器520はこのレンジ検出器510から出力される
レンジ検出信号ENにより次の表3のように動作するこ
とが分る。
【0041】
【表3】
【0042】上記図4に示された信号ドロップアウト判
別器520において、レンジ検出信号ENはレンジ検出
器510の出力信号で、クロックパルス信号CKは第1
サンプル信号SP1よりは多少遅延され、第3サンプル
信号SP3よりは速い信号で、信号Rはパワーオンのと
きに発生するシステムリセット信号である。判別部40
7の第1スイッチング信号DOQは、論理“ハイ”すな
わち第2論理状態の場合には前データを出力させる信号
として発生し、論理“ロウ”すなわち第1論理状態の場
合には現データを出力するための信号として発生する。
【0043】また、判別部407の第2スイッチング信
号DHDは、論理“ハイ”の場合には第3サンプル信号
SP3の印加を遮断して第3メモリ453が第2メモリ
452の貯蔵データを受信しないようにし、論理“ロ
ウ”の場合には第3サンプル信号SP3を印加させて第
3メモリ453が第2メモリ452の貯蔵データを受信
するようにする。
【0044】上記動作は図7のようなフローチャートに
従って行われる。第1メモリ451から現データである
第2カウントデータCNT2をステップ701で受信す
ると、判別部407は、ステップ702でそのレンジを
検出する。そして現在の第2カウントデータCNT2を
受信した後、図3の線形領域D2に存在するカウント値
を有する場合には、ドラムモータの回転を正常回転速度
とみなし(ステップ703)、この場合には信号ドロッ
プアウト判別器520は信号DOQを論理“ロウ”の第
1論理状態で出力する。
【0045】すると、この第1論理状態の信号DOQに
よりスイッチSW2は第1端子にスイッチングされ、第
1メモリ451から受信される現在のカウントデータC
NT2をROM409のアドレス端子に印加し、ROM
出力としてカウントデータに1次変換した第2出力デー
タを出力する。スイッチSW3はやはり第1端子にスイ
ッチングされ、出力部404から出力される第1カウン
トデータCNT1を第1出力データとして選択して出力
する。そして、D/A変換器410は現在の第1出力デ
ータ及び第2出力データを受信して、正常なドラムモー
タの回転速度によって発生するデータをアナログ電圧に
変換して出力する。
【0046】しかし、第1メモリ451から判別部40
7に受信された現在のカウントデータCNT2が非線形
領域D3に存在する場合は、ドラムモータの回転速度が
遅い状態と判断される。そして、判別部407のレンジ
検出器510はステップ703でドラムモータが遅い速
度で駆動していることを検出し、信号ドロップアウト判
別器520をエネーブルさせ、この信号ドロップアウト
判別器520はステップ704でドロップアウトの有無
を調べる。
【0047】ここでドロップアウト有りと判別される
と、信号DOQを論理“ハイ”、すなわち第2論理状態
で出力する。すると、この第2論理状態の信号によりス
イッチSW2は第2端子にスイッチングされ、第3メモ
リ453から受信される前データを第2出力データとし
てROM409に印加し、また、スイッチSW3は第2
端子にスイッチングされ、ラッチ405から出力される
データを第1出力データとして選択し出力するようにな
る。なお、ラッチ405に貯蔵されているデータは、線
形領域に該当するカウントデータCNT1(すなわち、
“0、1”又は“1、0”)と同一な値のデータで、こ
れはシステムの起動時に取り込まれる。
【0048】このラッチ405はモータの正常回転速度
においての第1出力データ値を貯蔵している状態なの
で、この場合にはカウンタ403の出力と無関係に正常
な第1出力データを出力するようになる。したがって、
D/A変換器410は設定された第1出力データ及び以
前状態の第2出力データを受信してアナログ電圧に変換
するので、以前状態の速度でドラムモータを制御するよ
うになる。よって、信号DFGがドロップアウトしても
ドラムモータの速度を以前状態の速度に維持させるの
で、ドラムモータを安定的に制御することができる。
【0049】一方、信号DFGのドロップアウトが連続
して発生する場合には、前データを貯蔵する第3メモリ
453の値も正常なデータを維持しないことになる。な
ぜならば、信号DFGが連続して2つ以上ドロップアウ
トとなると、第2メモリ452に貯蔵されている現デー
タが第3メモリ453に貯蔵されても、既に誤りが発生
したデータであるため前データとしては用いることがで
きないからである。そこで、判別部407では信号DF
Gのドロップアウトが感知された場合に、連続してドロ
ップアウトが発生したか否かを判断した後、連続した場
合には第2メモリ452のデータが第3メモリ453に
貯蔵されないように制御する。
【0050】これを説明すると、まず、信号DFGのド
ロップアウトが連続して発生しない場合には、判別部4
07の信号ドロップアウト判別器520は連続ドロップ
アウトの有無を示す信号DHDを論理“ロウ”で出力す
る。そして、データ検出部408はスイッチSW1を第
1端子側に連結させ、これによってスイッチSW1は制
御部402から出力される第3サンプル信号SP3を第
3メモリ453に印加する。よって、第3メモリ453
は第2メモリ452に貯蔵されている現データを前デー
タとして受け取り貯蔵するようになる。この動作は信号
DFGのドロップアウトが1回発生するまで行なわれ
る。
【0051】しかし、この信号DFGのドロップアウト
が2回発生した場合は第2メモリ452に貯蔵されるデ
ータもドロップアウトが発生した状態のデータになる。
この様な場合には第2メモリ452に貯蔵されたデータ
を第3メモリ453に貯蔵しないようにしなければなら
ない。そこで、判別部407の信号ドロップアウト判別
器520は、信号DFGのドロップアウトが2回以上発
生した場合には、信号DHDを論理“ハイ”で出力し、
このときデータ検出部408はスイッチSW1を接地さ
せるようにする。したがって、第3メモリ453の第3
サンプル信号SP3の経路が遮断され、これによって第
3メモリ453はディスエーブルとなり、第2メモリ4
52の出力を受信しなくなる。従って、ドロップアウト
が2回以上連続する場合でも、第3メモリ453は正常
な状態で発生された以前状態のカウントデータCNT2
を貯蔵する。このように、ドロップアウトが連続する状
態が生じても、第3メモリ453には以前状態のデータ
が安定して維持されているので、D/A変換器410は
常に安定したデータでドラムモータの駆動電圧を発生す
るようになっている。
【0052】この発明は、上記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば、このようなサーボシステムを具現す
る場合に、カウンタ403から出力される第2カウント
データCNT2を貯蔵するカウントメモリと、予め所定
の値に設定された固定データが貯蔵されたセットメモリ
とによりメモリ406を構成してもよい。この場合には
カウントメモリは第1メモリに対応し、セットメモリは
第2メモリ及び第3メモリの機能を遂行する。したがっ
て、判別部407から正常状態を示す第1スイッチング
信号DOQが出力された場合、第2スイッチSW2がカ
ウントメモリ側にスイッチングされ、D/A変換器41
0に現在の第2カウントデータCNT2が印加される。
しかし、判別部407から非正常状態を示す第2スイッ
チング信号DOQが出力された場合は、第2スイッチS
W2がセットメモリ側にスイッチングされ、D/A変換
器410に所定のセットデータが出力される。したがっ
て、このような構成によっても、受信信号のドロップア
ウト時にドラムモータの駆動を安定に制御できることが
分る。
【0053】すなわち、このようなサーボシステムをV
TRシステムに用いる場合にドラムモータの信号DFG
がドロップアウトされても以前状態のドラムモータの駆
動状態を維持させることで、ドラム位相判別器(Drum P
hase Detector )の出力に瞬間的な振れが起るのを防止
することができる。また、ビデオヘッドスイッチ信号
(Video Head Switch Signal)の振れによる画面の振れ
を防止できる。
【0054】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の回路は、
サーボシステムにおいてモータの速度制御に用いられる
帰還パルス信号にドロップアウトが有るかどうかを判断
し、ドロップアウトが発生した場合には、それ以前の帰
還データに基づいてドラムモータの回転を制御するの
で、より安定した制御を行うことができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるサーボシステムのブロッ
ク構成図。
【図2】図1の判別部のブロック構成図。
【図3】図2のレンジ検出器のブロック構成図。
【図4】図2の信号ドロップアウト判別器の回路図。
【図5】図2のスイッチング信号状態を説明する図。
【図6】サーボシステムにおける補償信号の出力波形
図。
【図7】サーボシステムにおける信号のドロップアウト
を補償する過程を示すフローチャート。
【図8】従来のサーボシステムのブロック構成図。
【図9】図8のカウンタの動作波形図。
【図10】図8のD/A変換器の動作波形図。
【符号の説明】
401 クロックパルス発生部 402 制御部 403 カウンタ 404 出力部 405 ラッチ 406 メモリ 407 判別部 408 データ検出部 409 ROM 410 D/A変換器 510 レンジ検出器 520 信号ドロップアウト判別器 DFG ドラムモータからのパルス信号 CK クロックパルス信号 CNT1 第1カウントデータ CNT2 第2カウントデータ DOQ 第1スイッチング信号 DHD 第2スイッチング信号 SP1 第1サンプル信号 SP2 第2サンプル信号 SP3 第3サンプル信号 EN レンジ検出信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 5/00 G05B 11/36 G05D 3/00 G05D 3/12 G05D 13/62

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの回転状態に応じて発生されるモ
    ータ駆動信号を用いた帰還制御により駆動電圧を発生し
    て、該モータの回転速度を制御するサーボシステムにお
    いて、 モータ駆動信号を受信し、これに応じてモータ駆動周期
    に対応するカウント制御信号及びメモリ制御信号を発生
    する制御手段と、 カウント制御信号によりエネーブルされ、モータの駆動
    周期の単位で、受信されるクロックパルスを計数して少
    なくとも二つのカウントデータを発生するカウント手段
    と、 カウント手段の一方のカウントデータを受信して第1出
    力データとして出力する出力手段と、 メモリ制御信号に従って、他方のカウントデータを受信
    して第1のデータとして貯蔵すると共に、それまで貯蔵
    されていたデータも第2のデータとして貯蔵するメモリ
    手段と、 メモリ手段の第1のデータを受信し、そのレンジを検出
    してモータの回転速度を判断すると共に、モータ駆動信
    号のドロップアウト有無を判別し、モータ回転速度が正
    常な状態でないと判断され、且つモータ駆動信号にドロ
    ップアウトが発生していると判別される場合に、第2論
    理状態の信号を出力し、それ以外の場合には第1論理状
    態の信号を出力する判別手段と、 モータ回転速度が正常な状態における第1出力データを
    貯蔵するようになっており、判別手段の出力信号により
    制御され、該出力信号が第1論理状態の場合には前記出
    力手段からの第1出力データをそのまま第1出力データ
    として出力し、第2論理状態の場合には貯蔵された第1
    出力データを出力する第1データ出力手段と、 メモリ手段の第1のデータ及び第2のデータを受け、判
    別手段の出力信号により制御され、該出力信号が第1論
    理状態の場合に第1のデータを第2出力データとして出
    力し、第2論理状態の場合には第2のデータを第2出力
    データとして出力する第2データ出力手段と、 第1出力データ及び第2出力データを受信し、これらに
    基づいて電圧値を決定してアナログのモータ駆動電圧に
    変換出力するD/A変換手段と、 を備えてなることを特徴とするサーボシステム。
  2. 【請求項2】 判別手段は、 第1のデータを受信し、該第1のデータのレンジを検出
    してモータが正常回転速度の範囲内であるときは論理
    “ハイ”の信号を出力し、正常回転速度の範囲外である
    ときには論理“ロウ”の信号を出力するレンジ検出器
    と、 レンジ検出器からの出力信号が論理“ハイ”であるとき
    はディスエーブルされて第1論理状態の信号を出力し、
    論理“ロウ”であるときはエネーブルされて、モータ駆
    動信号のドロップアウトを感知した場合に第2論理状態
    の信号を出力する信号ドロップアウト判別器と、 から構成される請求項1記載のサーボシステム。
  3. 【請求項3】 レンジ検出器は、 受信されるデータを第1基準データと比較する第1比較
    手段と、 受信されるデータを第2基準データと比較する第2比較
    手段と、 第1比較手段と第2比較手段の各出力を受信して、基準
    データの範囲内に存在する場合は論理“ハイ”の信号を
    発生する手段と、 から構成される請求項2記載のサーボシステム。
  4. 【請求項4】 モータの回転状態に応じて発生されるモ
    ータ駆動信号を用いた帰還制御により駆動電圧を発生し
    て、該モータの回転速度を制御するサーボシステムにお
    いて、 モータ駆動信号を受信し、これに応じてモータ駆動周期
    に対応するカウント制御信号及びメモリ制御信号を発生
    する制御手段と、 カウント制御信号によりエネーブルされ、モータの駆動
    周期の単位で、受信されるクロックパルスを計数して少
    なくとも二つのカウントデータを発生するカウント手段
    と、 カウント手段の一方のカウントデータを受信して第1出
    力データとして出力する出力手段と、 メモリ制御信号に従って、他方のカウントデータを受信
    して第1のデータとして貯蔵すると共に、それまで貯蔵
    されていたデータも第2のデータとして貯蔵するメモリ
    手段と、 メモリ手段の第1のデータを受信し、そのレンジを検出
    してモータが正常回転速度の範囲内であると判断された
    ときは第1論理状態の第1スイッチング信号を発生し、
    正常回転速度の範囲外であるときにはさらに前記モータ
    駆動信号のドロップアウト有無を判別し、ドロップアウ
    トがある場合には第2論理状態の第1スイッチング信号
    を発生し、さらに第2論理状態の第1スイッチング信号
    が連続して発生する時には第2論理状態の第2スイッチ
    ング信号を発生する判別手段と、 判別手段から第2論理状態の第2スイッチング信号を受
    信した時に、メモリ手段に印加されるメモリ制御信号を
    制御して前記第2のデータを継続して維持させるデータ
    検出手段と、 モータ回転速度が正常な状態における第1出力データを
    貯蔵するようになっており、判別手段からの第1スイッ
    チング信号が第1論理状態の場合には前記出力手段から
    の第1出力データをそのまま第1出力データとして出力
    し、第2論理状態の場合には貯蔵された第1出力データ
    を出力する第1データ出力手段と、 メモリ手段の第1のデータ及び第2のデータを受け、判
    別手段の第1スイッチング信号により制御され、第1ス
    イッチング信号が第1論理状態の場合に第1のデータを
    第2出力データとして出力し、第2論理状態の場合には
    第2のデータを第2出力データとして出力する第2デー
    タ出力手段と、 第1出力データ及び第2出力データを受信し、第1出力
    データにより線形領域・非線形領域を区別し、第2出力
    データに基づいて電圧値を決定してアナログのモータ駆
    動電圧に変換出力するD/A変換手段と、 を備えてなることを特徴とするサーボシステム。
  5. 【請求項5】 判別手段は、 第1のデータを受信し、該第1のデータのレンジを検出
    してモータが正常回転速度の範囲内であるときは論理
    “ハイ”で、正常回転速度の範囲外であるときには論理
    “ロウ”でレンジ検出信号を出力する手段と、 レンジ検出信号が論理“ハイ”であるときはディスエー
    ブルされて第1論理状態の第1スイッチング信号を出力
    し、論理“ロウ”であるときはエネーブルされて、モー
    タ駆動信号のドロップアウトを感知した場合に第2論理
    状態の第1スイッチング信号を出力する手段と、 第1スイッチング信号の論理状態を検査し、該第1スイ
    ッチング信号が連続して2回以上第2論理状態で発生す
    る時に第2論理状態の第2スイッチング信号を発生する
    手段と、 から構成される請求項4記載のサーボシステム。
  6. 【請求項6】 制御手段は、モータ駆動信号の遷移時点
    で第1サンプル信号、第3サンプル信号、第2サンプル
    信号の順にメモリ制御信号として出力するようになって
    おり、メモリ手段は、第1メモリ、第2メモリ及び第3
    メモリから構成され、第1メモリが第1サンプル信号に
    よりカウンタ手段から出力される他方のカウントデータ
    を第1のデータとして貯蔵し、第3メモリが第3サンプ
    ル信号により第2メモリの第2のデータを貯蔵してか
    ら、第2メモリが第2サンプル信号により第1メモリの
    第1のデータを第2のデータとして貯蔵する請求項4又
    は5記載のサーボシステム。
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