JP3386759B2 - タイルユニットの製造方法 - Google Patents

タイルユニットの製造方法

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尚学 金山
圭玉 夏山
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金山機械株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、複数のタイルを建
物の壁や床に同時に施工するために、一群のタイルをユ
ニット化したタイルユニットの製造方法に関する。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】特許第
2897955号公報には、平滑な基板の上面に凹部を
形成してその中に合成樹脂の素材を充填し、その上に隣
合うタイル同士の両縁部を目地間隙を中心として載せる
ことにより合成樹脂の素材を隣合うタイル同士を跨ぐよ
うに接着させた後に硬化処理を施して一群のタイルを連
結する方法が開示されているが、基板に貫通しない多数
の凹部を形成するのは加工上きわめて困難であって、コ
スト高になるとともに、その凹部に合成樹脂の素材を充
填するには、へらでこする必要があり、そうすると、合
成樹脂の素材が基板の上面と面一になるため、その基板
に載せたタイルの裏面に合成樹脂の素材が接着しない場
合がある。 【0003】このため、同公報には基板の上に薄いプレ
ートを載せてから合成樹脂の素材を充填し、そのプレー
トを剥がすことにより合成樹脂の素材が基板の上面から
少し突出させた状態にして、タイルの裏面に合成樹脂の
素材を確実に接着させるようにする手段が開示されてい
るが、プレートを基板上に載せたり剥がしたりするのに
時間がかかり、作業能率が低い。 【0004】 【課題を解決するための手段、作用及び効果】このよう
な課題を解決するための手段として、本発明のタイルユ
ニットの製造方法は、所定の目地間隔をあけて整列した
複数のタイルからなるタイル群の隣合うタイル同士を裏
面において合成樹脂製のブリッジ片で連結するタイルユ
ニットの製造方法において、前記ブリッジ片の平面形状
に対応する形状を有しかつ前記ブリッジ片と同一の配置
で形成した透孔と下面の前記透孔から離れた位置に一体
的に形成された薄板とを有する孔明き板を平滑な基板の
上に載せ、前記透孔内に前記ブリッジ片の素材となる合
成樹脂の素材を充填し、前記孔明き板を除去して前記合
成樹脂の素材を基板上に載置し、該基板上に表面を上に
して前記タイル群を載せることにより前記目地間隔を跨
ぐように前記合成樹脂の素材を前記タイル群の裏面に接
着させた状態で該合成樹脂の素材に硬化処理を施した後
に前記タイル同士の連結された前記タイル群から前記基
板を除去することを特徴とする。 本発明のタイルユニッ
トの製造方法で使用する孔明き板に透孔を形成するのは
プレスなどにより容易に行うことができ、また、基板の
上面に合成樹脂の素材が載せられているからタイルを上
から押し付けるだけでその裏面に確実に接着させること
ができる。 【0005】明き板の下面から離れた位置に一体的に
設けられた薄板は、透孔の周りの基板と孔明き板との間
に一定の高さの隙間を形成する。従って、基板と孔明き
板とを直接接触させたとき、剛性樹脂の素材が液状の場
合に両板の間に毛細管現象により染み込んで広がるのが
防止される。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図において、1は厚さ10
mm程度のアルミニウム製の基板、2は、図7に示すよ
うに、隣合うタイルaを連結するブリッジ片と形が対応
し、かつ、配列が同一の多数の透孔3の形成された厚さ
0.5〜1.0mm程度のステンレス鋼製の孔明き板、
4はこの孔明き板2の透孔3から離れた位置に一体的に
形成された厚さ0.3〜0.5mm程度の薄板であっ
て、基板1と孔明き板2との間に間隙cを構成するよう
になっている。 【0007】この薄板4はステンレス板やガムテープ等
からなる。 【0008】次に、これらを用いて多数のタイルaを連
結してタイルユニットを製造する手順を説明すると、ま
ず、図1に示すように、基板1の上に孔明き板2を載
せ、その上に合成樹脂の素材bを載せてへら5でこすり
つけて、図2に示すように、透孔3から基板1上に落と
し込んだ後に、孔明き板2を除去すると、図3に示すよ
うに、基板1上に合成樹脂の素材bが整列して載置され
る。 【0009】そして、図4に示すように、整列された多
数のタイルaをその目地を合成樹脂の素材bに整合させ
て載置し、最後に、この合成樹脂の素材の硬化処理が行
われた後、図5、6に示すように基板1が剥離されて多
数のタイルaが硬化した合成樹脂からなるブリッジ片d
により結合されたタイルユニットが製造される。 【0010】したがって、基板1の上面にはテフロン
(登録商標)コーテイングなどの易剥離処理を施すのが
好ましい。 【0011】合成樹脂の素材bの硬化方法は熱硬化性、
熱可塑性等の合成樹脂の組成によって異なる。
【図面の簡単な説明】 【図1】合成樹脂の素材を基板上に落とし込む前の状態
の断面図である。 【図2】合成樹脂の素材を基板上に落とし込んだ後の状
態の断面図である。 【図3】基板上に合成樹脂の素材が整列して載置された
状態の断面図である。 【図4】基板の表面にタイルが整列して載置された状態
の平面図である。 【図5】多数のタイルaが硬化した合成樹脂からなるブ
リッジ片により結合されたタイルユニットの裏面図であ
る。 【図6】図5のA−A線拡大断面図である。 【図7】孔明き板の平面図である。 【符号の説明】 1:基板 2:孔明き板 3:透孔 4:薄板 5:へら a:タイル b:合成樹脂の素材 c:間隙 d:硬化した合成樹脂からなるブリッジ片

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 所定の目地間隔をあけて整列した複数の
    タイルからなるタイル群の隣合うタイル同士を裏面にお
    いて合成樹脂製のブリッジ片で連結するタイルユニット
    の製造方法において、前記ブリッジ片の平面形状に対応
    する形状を有しかつ前記ブリッジ片と同一の配置で形成
    した透孔と下面の前記透孔から離れた位置に一体的に形
    成された薄板とを有する孔明き板を平滑な基板の上に載
    せ、前記透孔内に前記ブリッジ片の素材となる合成樹脂
    の素材を充填し、前記孔明き板を除去して前記合成樹脂
    の素材を基板上に載置し、該基板上に表面を上にして前
    記タイル群を載せることにより前記目地間隔を跨ぐよう
    に前記合成樹脂の素材を前記タイル群の裏面に接着させ
    た状態で該合成樹脂の素材に硬化処理を施した後に前記
    タイル同士の連結された前記タイル群から前記基板を除
    去することを特徴とするタイルユニットの製造方法。
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