JPH08135153A - 置敷床タイルユニットにおける樹脂ベースとタイルの接合方法 - Google Patents

置敷床タイルユニットにおける樹脂ベースとタイルの接合方法

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Publication number
JPH08135153A
JPH08135153A JP27656794A JP27656794A JPH08135153A JP H08135153 A JPH08135153 A JP H08135153A JP 27656794 A JP27656794 A JP 27656794A JP 27656794 A JP27656794 A JP 27656794A JP H08135153 A JPH08135153 A JP H08135153A
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JP
Japan
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resin base
tile
tiles
joint member
joint
Prior art date
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Pending
Application number
JP27656794A
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English (en)
Inventor
Takaaki Kuwabara
隆顕 桑原
Tetsuo Kuwabara
哲夫 桑原
Eiji Takada
栄治 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 置敷床タイルユニットにおいて、接着剤を使
用することなくタイルを床に固定することができ、雨水
等の排水も下部に浸入することがなく、タイルの取付け
及び取り外しが簡単にできる樹脂ベースとタイルの接合
方法を提供するものである。 【構成】 樹脂ベースと目地部材との間にタイルを挟み
込み固定するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂ベース上にタイル
を配したタイルユニットにおいて、樹脂ベースとタイル
を接合する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】置敷床タイルユニットは、戸建住宅や、
マンション等のバルコニー、ベランダや、これら以外に
も玄関周り、浴室、廊下等にも敷き並べるだけの簡易施
工商品として使用されている。
【0003】例えば、図4に示すように、特開平4ー3
60951号には、タイル床仕上げ方法が開示されてい
る。この方法は、複数枚のタイル1を床下地材2に有機
接着性組成物で接着した床パネル9をバルコニーの床に
ビス止め10し、床パネル9と床パネル9との間に弾性
目地材11をへら12を使用して挿入し、この部分を水
密にし、次に、タイル2が接着されていない部分を有機
接着性組成物9で接着し床を仕上げるものである。
【0004】しかしながら、前記の方法は、床下地材と
タイルとを接着剤で接着するため、接着するのに手間と
費用がかかり、接着後は床下地材にタイルが接着されて
いるので、その取り外しが難しいという欠点がある。
【0005】また、図3に示すように、特開平5ー23
0978号には、バルコニー等の床材に床面材を介して
敷設される仕上材を床面材に固定する野外床用固定具が
提案されており、この提案によれば、床面材13の表裏
に渡って形成された挿通孔部14に挿通されて床材15
側に設けられた係合部16に係合可能とされる被係合部
17と、挿通孔部14よりも幅広に設定されている床面
材13をその表面側から押圧して床材15側に固定する
固定部18と、床面材13の表面に敷設される仕上材1
9の一端縁部をその表面側から把持する把持部20とを
備えている固定具21で仕上材19を固定するものであ
る。
【0006】しかしながら、この固定具による仕上材の
固定方法は、特殊な形状をした固定具を必要とし、その
ために、床面材に挿通孔部を設けたり、床材に溝を設
け、その中に別体の係合部を設けるなど、部品点数が多
く、また、構造も複雑で施工に手間がかかるという欠点
がある。
【0007】さらに、従来の置敷床タイルユニットは、
目地部より雨水等を通し、ユニット裏面排水であったた
め、目地部やユニットにごみ詰まり等が発生し、不衛生
になりやすかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】置敷床タイルユニット
において、接着剤を使用することなくタイルを床に固定
することができ、雨水等の排水も下部に浸入することが
なく、また、タイルの取り外しも簡単にできる樹脂ベー
スとタイルの接合方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】樹脂ベースと目地部材と
の間にタイルを挟み込み固定するものである。
【0010】
【作用】本発明は、樹脂ベースと目地部材とでタイルを
固定するから、樹脂ベースとタイルの接合に接着剤を必
要としないので手間と費用がかからず、目地部材により
排水が下部に浸入しない。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しながら、実施例により本
発明の特徴を具体的に説明する。樹脂ベース1上に数枚
のタイル2を置き、次に、目地部材3をタイル2間の目
地部に押し込んで樹脂ベース1と接合させることにより
樹脂ベース1にタイル2を固定する。
【0012】樹脂ベース1と目地部材3との接合は、目
地部材3の裏面に設けられた突起部4を樹脂ベース1の
孔5に嵌合することにより行われ、樹脂ベース1と目地
部材3との接合により、タイル2は、樹脂ベース1と目
地部材3に挟まれる形となり固定される。
【0013】目地部材3は、目地部に密着させる必要が
あるために、柔らかい樹脂でできており、目地部に押し
込んで樹脂ベース1と接合させたとき、目地部材3とタ
イル2との間に隙間ができないように目地幅より少し大
きくし、圧着するようにする。
【0014】目地部材3は、種々の形状のものが適用で
き、例えば、図2(a)に示すように、タイル上面の四
辺縁に形成されたかぎ形の切り込み6に合致する形状と
し、目地部材3でタイル2の切り込み部を押さえるよう
にしてもよく、また、図2(b)のように目地部材3上
面のレベルを下げて、目地溝を作ることもできるし、図
2(c)に示すように、タイルに斜めに面取りしてテー
パーを設け、このテーパー7に合致させるため、目地部
材に逆テーパーを設けて見栄えよく収めることもでき、
さらに、図2(d)のように、目地部材自体を溝形に成
形してこの溝を排水溝8としてもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明の効果は次のとおりである。
【0016】 接着剤を用いないで樹脂ベースと目地
部材を嵌合するので、タイルの着脱が容易であり、タイ
ルの取替えが簡単にできる。
【0017】 目地部材をタイル間の目地部に押し込
み、樹脂ベースと嵌合させるので、タイル列の多少のず
れも目地部材で吸収され、タイルをきれいに並べること
ができる。
【0018】 目地を別体に形成しているので、樹脂
ベースの熱膨張との違いから発生する目地割れ等がな
く、目地塗布等の手間がかからない。
【0019】 目地部材が目地部で密着するため、そ
のパッキン効果で雨水はユニット裏面には浸入せず、ユ
ニット表面排水となるので、ユニット下部が不衛生とな
ることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】樹脂ベース上にタイルを配し、目地部材を押し
込む工程図。
【図2】種々の目地部材を使用した場合のユニット断面
図で、(a)はタイル表面と一致する表面を有する目地
部材、(b)は目地部材のレベルをタイルの表面より低
くした目地部材、(C)はタイルの4辺縁のテーパーに
合わせて逆テーパーを有する目地部材、(d)は溝を有
する目地部材の断面図。
【図3】従来の屋外床用固定具を用いた床部の納まりを
示す断面図。
【図4】従来のタイル床の仕上げ方法の説明図。
【符号の説明】
1 樹脂ベース、2 タイル、3 目地部材、4 突起
部、5 孔、6 切り込み、7 テーパー、8 排水
溝、9 床パネル、10 ビス止め、11 弾性目地
材、12 へら、13 床面材、14 挿通孔部、15
床材、16 係合部、17 被係合部、18 固定
部、19 仕上材、20 把持部、21 固定具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂ベース上に複数枚のタイルを置き、
    次いで、目地部材をタイル間に形成された目地部に押し
    込んで樹脂ベースと接合させることを特徴とする置敷床
    タイルユニットにおける樹脂ベースとタイルの接合方
    法。
  2. 【請求項2】 前記樹脂ベースに複数の孔を配設すると
    共に、該孔に嵌合する突起部を、前記目地部材に配設さ
    せることを特徴とする請求項1記載の置敷床タイルユニ
    ットにおける樹脂ベースとタイルの接合方法。
JP27656794A 1994-11-10 1994-11-10 置敷床タイルユニットにおける樹脂ベースとタイルの接合方法 Pending JPH08135153A (ja)

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JP27656794A JPH08135153A (ja) 1994-11-10 1994-11-10 置敷床タイルユニットにおける樹脂ベースとタイルの接合方法

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JP27656794A JPH08135153A (ja) 1994-11-10 1994-11-10 置敷床タイルユニットにおける樹脂ベースとタイルの接合方法

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JPH08135153A true JPH08135153A (ja) 1996-05-28

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012172301A (ja) * 2011-02-17 2012-09-10 Sekisui Chem Co Ltd 置敷化粧床材
JP2012180654A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Asahi Tostem Gaiso Kk 建物外装用の仕上剤、及び、建物外装の仕上方法
JP2019015143A (ja) * 2017-07-10 2019-01-31 積水化学工業株式会社 建築用面材

Cited By (3)

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JP2012180654A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Asahi Tostem Gaiso Kk 建物外装用の仕上剤、及び、建物外装の仕上方法
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