JP3386627B2 - ウインドシールドモール - Google Patents
ウインドシールドモールInfo
- Publication number
- JP3386627B2 JP3386627B2 JP13989595A JP13989595A JP3386627B2 JP 3386627 B2 JP3386627 B2 JP 3386627B2 JP 13989595 A JP13989595 A JP 13989595A JP 13989595 A JP13989595 A JP 13989595A JP 3386627 B2 JP3386627 B2 JP 3386627B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- windshield
- mounting base
- guide portion
- body panel
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のフロントガラ
スの周縁部に取付けられるウインドシールドモールに関
するものである。 【0002】 【従来の技術】図3に示す如くオープンカーのウインド
シールドモール6は、図4に示すようにフロントガラス
Gの周縁部に取付けられ、前方に略垂直に立ち上がるレ
インガーター面7aを有したガイド部7と該ガイド部7
からボディパネルPに当接するように延びたシールリッ
プ8とを形成している。なお、11は詰め物である。ま
た、他の例として図5に示す如くガイド部9が前面の大
部分を略水平状に形成され、その端部9aに傾斜状のガ
イドリップ10を突設している。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、図4に示す
ウインドシールドモールの場合は、車両走行時に矢印の
如くフロントガラスGに降る雨Rが略垂直に立ち上がる
レインガーター面7aに当たり、雨水Rをせき止める機
能はあるがその背面に風Wの巻き込み現象つまり渦流を
生じるため走行抵抗の増大や風切り音が発生するという
問題がある。また、図5に示すウインドシールドモール
の場合は、風Wは矢印の如くスムーズにモールに沿って
流れ走行抵抗は少なく風切り音は小さいが、雨水Rをせ
き止めるレインガーター機能を有しないという問題があ
る。そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みて、レイ
ンガーター機能及び風の巻き込みによる走行抵抗の増大
や風切り音を防止する機能の双方を有したウインドシー
ルドモールを提供することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の構成は、図1に示すように、本発明の構成
は、自動車のフロントガラスGの周縁部に取付けられて
ボディパネルPとの間をシールするウインドシールドモ
ール1が、フロントガラスGの周縁部をはめ込む断面略
コ字状の溝部2aを形成した取付基部2と、該取付基部
2の前面側で、ボディパネルP側に向けて傾斜状に立ち
上がるように突設したガイド部3とからなり、該ガイド
部3がその頂部3aをフロントガラスGの周端面G 1 よ
りも側方かつ上記ボディパネルPの前端P 1 よりも前方
に位置するように形成され、上記取付基部2の前面と上
記ガイド部3が立ち上がる傾斜面とが略く字状の面をな
し、また上記ガイド部3の頂部3aからボディパネルP
に延びるシールリップ4が形成されて成るものである。 【0005】 【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。図1において、1はウインドシールドモール
で、図3に示すように自動車のフロントガラスGの周縁
部に取付けられてボディパネルPとの間をシールする。
そして、該ウインドシールドモール1はフロントガラス
Gの周縁部をはめ込む断面略コ字状の溝部2aを形成し
た取付基部2と、該取付基部2の前面側でかつ上記ボデ
ィパネルP側に、ボディパネルP側に向けて傾斜状に立
ち上がるように突設したガイド部3とからなり、該ガイ
ド部3はその頂部3aがフロントガラスGの周端面G1
よりも側方かつ上記ボディパネルPの前端P1よりも前
方に位置するように形成されている。また上記取付基部
2の前面と上記ガイド部3が立ち上がる傾斜面とは略く
字状の面をなしている。 【0006】また、上記ガイド部3の頂部3aには、ボ
ディパネルPに延びるシールリップ4が突設形成されて
いる。ガイド部3とボディパネルPとの隙間には、詰め
物11が詰められシールされている。上記構成によりフ
ロントガラスGの前面を矢印の如く流れる雨水Rは、上
記傾斜状に立ち上がるガイド部3に遮られてせき止めら
れ、また風Wは頂部3aを過ぎても実線で示すように流
れて、仮線のように風が巻き込まれることが少ない。つ
まり、本実施例は雨水をせき止めるレインガーター機能
及び風の巻き込み防止機能の双方を兼ね備えていること
になる。 【0007】図2は他の実施例を示すもので、上記ウイ
ンドシールドモール1の頂部3aに、突起5が付設され
ている。上記ガイド部3の前面に該突起5が設けられ、
折り返し面が形成されることにより、雨水の流れをせき
止める機能即ちレインガーター機能が一層増大される。
勿論、風の巻き込み防止機能も同様に備えられている。 【0008】 【発明の効果】以上説明したように本発明のウインドシ
ールドモールは、従来のものと異なり雨水をせき止める
レインガーター機能及び風の巻き込み防止機能の双方を
兼ね備えている。
スの周縁部に取付けられるウインドシールドモールに関
するものである。 【0002】 【従来の技術】図3に示す如くオープンカーのウインド
シールドモール6は、図4に示すようにフロントガラス
Gの周縁部に取付けられ、前方に略垂直に立ち上がるレ
インガーター面7aを有したガイド部7と該ガイド部7
からボディパネルPに当接するように延びたシールリッ
プ8とを形成している。なお、11は詰め物である。ま
た、他の例として図5に示す如くガイド部9が前面の大
部分を略水平状に形成され、その端部9aに傾斜状のガ
イドリップ10を突設している。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、図4に示す
ウインドシールドモールの場合は、車両走行時に矢印の
如くフロントガラスGに降る雨Rが略垂直に立ち上がる
レインガーター面7aに当たり、雨水Rをせき止める機
能はあるがその背面に風Wの巻き込み現象つまり渦流を
生じるため走行抵抗の増大や風切り音が発生するという
問題がある。また、図5に示すウインドシールドモール
の場合は、風Wは矢印の如くスムーズにモールに沿って
流れ走行抵抗は少なく風切り音は小さいが、雨水Rをせ
き止めるレインガーター機能を有しないという問題があ
る。そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みて、レイ
ンガーター機能及び風の巻き込みによる走行抵抗の増大
や風切り音を防止する機能の双方を有したウインドシー
ルドモールを提供することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の構成は、図1に示すように、本発明の構成
は、自動車のフロントガラスGの周縁部に取付けられて
ボディパネルPとの間をシールするウインドシールドモ
ール1が、フロントガラスGの周縁部をはめ込む断面略
コ字状の溝部2aを形成した取付基部2と、該取付基部
2の前面側で、ボディパネルP側に向けて傾斜状に立ち
上がるように突設したガイド部3とからなり、該ガイド
部3がその頂部3aをフロントガラスGの周端面G 1 よ
りも側方かつ上記ボディパネルPの前端P 1 よりも前方
に位置するように形成され、上記取付基部2の前面と上
記ガイド部3が立ち上がる傾斜面とが略く字状の面をな
し、また上記ガイド部3の頂部3aからボディパネルP
に延びるシールリップ4が形成されて成るものである。 【0005】 【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。図1において、1はウインドシールドモール
で、図3に示すように自動車のフロントガラスGの周縁
部に取付けられてボディパネルPとの間をシールする。
そして、該ウインドシールドモール1はフロントガラス
Gの周縁部をはめ込む断面略コ字状の溝部2aを形成し
た取付基部2と、該取付基部2の前面側でかつ上記ボデ
ィパネルP側に、ボディパネルP側に向けて傾斜状に立
ち上がるように突設したガイド部3とからなり、該ガイ
ド部3はその頂部3aがフロントガラスGの周端面G1
よりも側方かつ上記ボディパネルPの前端P1よりも前
方に位置するように形成されている。また上記取付基部
2の前面と上記ガイド部3が立ち上がる傾斜面とは略く
字状の面をなしている。 【0006】また、上記ガイド部3の頂部3aには、ボ
ディパネルPに延びるシールリップ4が突設形成されて
いる。ガイド部3とボディパネルPとの隙間には、詰め
物11が詰められシールされている。上記構成によりフ
ロントガラスGの前面を矢印の如く流れる雨水Rは、上
記傾斜状に立ち上がるガイド部3に遮られてせき止めら
れ、また風Wは頂部3aを過ぎても実線で示すように流
れて、仮線のように風が巻き込まれることが少ない。つ
まり、本実施例は雨水をせき止めるレインガーター機能
及び風の巻き込み防止機能の双方を兼ね備えていること
になる。 【0007】図2は他の実施例を示すもので、上記ウイ
ンドシールドモール1の頂部3aに、突起5が付設され
ている。上記ガイド部3の前面に該突起5が設けられ、
折り返し面が形成されることにより、雨水の流れをせき
止める機能即ちレインガーター機能が一層増大される。
勿論、風の巻き込み防止機能も同様に備えられている。 【0008】 【発明の効果】以上説明したように本発明のウインドシ
ールドモールは、従来のものと異なり雨水をせき止める
レインガーター機能及び風の巻き込み防止機能の双方を
兼ね備えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウインドシールドモールの断面図であ
る。 【図2】同上の他の実施例を示す断面図である。 【図3】自動車の斜視図である。 【図4】従来のウインドシールドモールの断面図であ
る。 【図5】同上の他の実施例を示す断面図である。 【符号の説明】 1 ウインドシールドモール 2 取付基部 2a 溝部 3 ガイド部 3a 頂部 4 シールリップ 5 突起 G フロントガラス G1 周端面 P ボディパネル P1 前端 W 風 R 雨水
る。 【図2】同上の他の実施例を示す断面図である。 【図3】自動車の斜視図である。 【図4】従来のウインドシールドモールの断面図であ
る。 【図5】同上の他の実施例を示す断面図である。 【符号の説明】 1 ウインドシールドモール 2 取付基部 2a 溝部 3 ガイド部 3a 頂部 4 シールリップ 5 突起 G フロントガラス G1 周端面 P ボディパネル P1 前端 W 風 R 雨水
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】自動車のフロントガラスの周縁部に取付け
られてボディパネルとの間をシールするウインドシール
ドモールが、フロントガラスの周縁部をはめ込む断面略
コ字状の溝部を形成した取付基部と、該取付基部の前面
側で、ボディパネル側に向けて傾斜状に立ち上がるよう
に突設したガイド部とからなり、該ガイド部がその頂部
をフロントガラスの周端面よりも側方かつ上記ボディパ
ネルの前端よりも前方に位置するように形成され、上記
取付基部の前面と上記ガイド部が立ち上がる傾斜面とが
略く字状の面をなし、また上記ガイド部の頂部からボデ
ィパネルに延びるシールリップが形成されて成ることを
特徴とするウインドシールドモール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13989595A JP3386627B2 (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | ウインドシールドモール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13989595A JP3386627B2 (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | ウインドシールドモール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08310234A JPH08310234A (ja) | 1996-11-26 |
JP3386627B2 true JP3386627B2 (ja) | 2003-03-17 |
Family
ID=15256117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13989595A Expired - Fee Related JP3386627B2 (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | ウインドシールドモール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3386627B2 (ja) |
-
1995
- 1995-05-15 JP JP13989595A patent/JP3386627B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08310234A (ja) | 1996-11-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |