JP3385792B2 - 背景パターン発生器 - Google Patents

背景パターン発生器

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JP3385792B2 JP10030795A JP10030795A JP3385792B2 JP 3385792 B2 JP3385792 B2 JP 3385792B2 JP 10030795 A JP10030795 A JP 10030795A JP 10030795 A JP10030795 A JP 10030795A JP 3385792 B2 JP3385792 B2 JP 3385792B2
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賢治 大利
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安藤電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、背景パターン発生器
についてのものであり、特に、SDH(Synchro
nous Digital Hierarchy:同期デ
ジタルハイアラーキ)インタフェースを有する測定器に
おいて、多数の信号の中から測定対象として選択された
チャネル以外の背景パターンを発生するための背景パタ
ーン発生器についてのものである。 【0002】 【従来の技術】デジタル通信網やデジタル通信装置など
における測定器がパターンとして送出する機能には、ビ
ットエラー試験用のPRBSパターン発生、エラー付
加、アラーム付加などがある。これらの機能は多数ある
チャネルの中の選択された1つのチャネルについてのみ
行われるため、測定器は通常は回路を1系統しか持って
いない。なお、背景パターンとは、TU(トリビュタリ
ユニット)という低速信号が多重されて構成されたSD
Hフレームにおいて、選択されたチャネル以外のチャネ
ルについて疑似的に発生させたパターンであり、装置が
異常パターンに反応してアラームなどを出力しないよう
にするためのものである。 【0003】ここで、VC4に入るTUG2は21個あ
るので、予めカウンタ21で1/21に分周する。また
TU2TUG2の中に1つ入るので、カウンタ21に
TU2アドレスカウンタ2を接続する構成としている。
図2に、VC4ペイロードのTUが入る範囲について、
1フレーム目のTU2アドレスカウンタ2の値を示す。
このTU2アドレスカウンタ2の値は107以降もカウ
ントし続けて16フレーム分動作し、0に戻る。具体的
に示すと、このTU2アドレスカウンタ2は108×1
6=1728、つまり0〜1727(6BFh)のプロ
グラムカウンタであり、パターンメモリ6からは0〜6
BFh番地の値が出力されることになる。 また、TU1
2はTUG2の中に3つ入るので、さらにカウンタ22
で1/3に分周し、TU12アドレスカウンタ3に接続
する構成としている。図3に、VC4ペイロードのTU
が入る範囲について1フレーム目のTU12アドレスカ
ウンタ3の値を示す。このTU12アドレスカウンタ3
の値は35以降もカウントし続けて16フレーム分動作
し、0に戻る。具体的示すと、このTU12アドレスカ
ウンタ2は36×16=576、つまり0〜575(2
3Fh)のプログラムカウンタであり、パターンメモリ
6からは1000〜123Fh番地の値が出力されるこ
とになる。更にまた、TU11はTUG2の中に4つ入
るので、カウンタ23で1/4に分周してTU11アド
レスカウンタ4に接続する構成としている。図4に、V
C4ペイロードのTUが入る範囲について1フレーム目
のTU11アドレスカウンタの値を示す。このTU11
アドレスカウンタ4の値は26以降もカウントし続けて
16フレーム分動作し、0に戻る。具体的示すと、この
TU11アドレスカウンタ2は26×16=432、つ
まり0〜431(1AFh)のプログラムカウンタであ
り、パターンメモリ6からは2000〜21AFh番地の
値が出力されることになる。」 【0004】次に、155.52Mbit/SのSDH
フレームであるVC4信号を例にとって説明する。ここ
で、STM(同期伝送モジュール)のフレーム構造は、
ITU−TのG.708,G.709に定義されてい
る。例えば、VC4の中の3分の1にTU2が入り、ま
た3分の1にTU12が入り、さらにもう3分の1にT
U11が入り、それぞれが順番に並んだ場合のフレーム
構造の例を図7に示す。 【0005】VC4は261バイトの9行で表され、ま
た各行の先頭バイトはPOH、先頭から2〜9バイトは
FixedStuffとしてそれぞれ定義され、さらに
それ以外のVC4ペイロードにTUが入る。また、VC
4ペイロードには、12バイトの9行で表されるTUG
2が21個入り、TUG2の中にはTU2なら1つが、
TU12なら3つが、TU11なら4つがそれぞれ入
る。全てのフレーム構成はバイトインタリーブされてい
て、TUG2が21個でVC4ペイロードを構成する場
合、最初にTUG#1、次に#2、#3と続き、#21
になると次は#1に戻る。また、TUG2の中にTU1
1が4つ入る場合にも最初にTU#1、次に#2、#
3、#4と続きそれが繰り返される。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】上記のパターンメモリ
はCPUにより書き換えができるため、どのような組み
合わせでもパターンを作成するのは可能である。ところ
が、こうしていろいろなTUが組み合わされて構成され
たフレームは非常に複雑なデータになることから、1つ
のTUG2の中をTU2×1からTU11×4に変更し
た場合でも、ソフトウエアによる処理は非常に複雑であ
り、また書き換え処理の時間もかかる。更に、大きなメ
モリ容量が必要となり、またそのアドレスカウンタもビ
ット数が多く必要になるという問題がある。 【0007】この発明は、上記のような問題がなく、S
DHフレームにおいてTU2、TU12、TU11など
の信号の混在した背景パターンを発生することができる
背景パターン発生器を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明は、SDHフレーム構造に従ってタイミン
グ信号を発生するタイミング発生器と、前記タイミング
発生器に接続されてTU のバイト数をカウントする第
1のカウンタと、前記タイミング発生器に接続されてT
U12のバイト数をカウントする第2のカウンタと、前
記タイミング発生器に接続されてTU11のバイト数を
カウントする第3のカウンタと、TU2とTU12とT
U11の各背景パターンが書き込まれたパターンメモリ
と、前記第1〜第3のカウンタの出力の1つを選択して
前記パターンメモリに供給する選択器とを備える。 【0009】 【作用】タイミング発生器からTUG2毎のTUの種類
を示すTU識別信号を出力し、パターンメモリへ与える
アドレスとメモリのバンクを切り替える。これにより、
小さなパターンメモリによって複雑でパターン長の長い
パターンを構成することができる。さらに、TUG2の
中に入るTUの種類をソフトウエアで変更する場合も簡
単な操作で変更でき、また動作中に変更しても変更箇所
以外のパターンに影響を与えることがない。 【0010】 【実施例】次に、この発明による背景パターン発生器の
実施例を図1に示す。 図1による実施例は、タイミン
グ発生器1、TU2アドレスカウンタ2、TU12アド
レスカウンタ3、TU11アドレスカウンタ4、選択器
5、パターンメモリ6、などから構成される。タイミン
グ発生器1は、カウンタ21・22・23並びにシフト
レジスタ24から構成され、SDHフレーム構造をカウ
ンタ21とカウンタ22とカウンタ23を組み合わせて
出力し、またTUG2の内容をシフトレジスタ24で出
力するものである。 【0011】ここで、VC4に入るTUG2は21個あ
るので、あらかじめカウンタ21で1/21に分周す
る。またTU2TUG2の中に1つ入るので、カウン
タ21にTU2アドレスカウンタ2を接続する構成とし
ている。図2に、VC4ペイロードのTUが入る範囲に
ついて、1フレーム目のTU2アドレスカウンタの値を
示す。そして、TU12はTUG2の中に3つ入るの
で、さらにカウンタ22で1/3に分周しTU12アド
レスカウンタ3に接続する構成としている。図3に、V
C4ペイロードのTUが入る範囲について1フレーム目
のTU12アドレスカウンタの値を示す。そして、TU
11はTUG2の中に4つ入るので、カウンタ23で1
/4に分周してTU11アドレスカウンタ4に接続する
構成としている。図4に、VC4ペイロードのTUが入
る範囲について1フレーム目のTU11アドレスカウン
タの値を示す。 【0012】ここで、TUG2の中にTU2とTU12
とTU11のどれが入るかを示す2ビット幅のTU識別
信号1aがシフトレジスタ24からパターンメモリ6に
出力される。このTU識別信号1aは、ソフトウエアで
設定したデータをシフトレジスタ24に一度ロードし、
またカウンタ21の動作に同期してデータを出力し、さ
らにその出力データをシフトレジスタ24の入力に戻す
ことにより、繰り返し42ビットの信号として出力され
る。 【0013】つぎに、パターンメモリ6に書き込まれた
TUパターンを 図5に示す。そして、TU識別信号1
aはパターンメモリ6の上位アドレスに接続され指定さ
れたTUパターンの書き込んである範囲を選択する。さ
らに、3つのアドレスカウンタ、つまりTU2アドレス
カウンタ2・TU12アドレスカウンタ3・TU11ア
ドレスカウンタ4の中からパターンメモリ6に接続する
アドレスカウンタを、TU識別信号1aにしたがって選
択器5により選択する。そして、パターンメモリ6から
はTU識別信号1aに従った背景パターンが出力され
る。 【0014】以上のように構成される実施例の背景パタ
ーン発生器では、TU2とTU12とTU11が混在し
た複雑なパターンをハードウエアによって組み立てるの
でソフトウエアによる処理が非常に軽くなる。また、ソ
フトウエアは、TU識別信号の設定として42ビットの
情報を設定すればよく、パターンメモリ6を動作中に書
き換える必要がない。 【0015】また、従来はパターンメモリの書き込み時
にはCPUに接続する必要があるために、変更箇所以外
のパターンも全く出力できなくなるが、本発明の実施例
の場合には動作中に書き換える必要がないためパターン
が崩れることはない。このため、パターンメモリ6をR
OM化することも可能である。 【0016】 【発明の効果】この発明によれば、ソフトウエアによる
複雑な処理などの問題がなく、SDHフレームにおいて
TU2、TU12、TU11などの信号の混在した背景
パターンを発生することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の背景パターン発生器の実施例の構成
を示した説明図である。 【図2】VC4ペイロードに対するTU2アドレスカウ
ンタの値を示した説明図である。 【図3】VC4ペイロードにおけるTU12アドレスカ
ウンタの値を示した説明図である。 【図4】VC4ペイロードにおけるTU11アドレスカ
ウンタの値を示した説明図である。 【図5】実施例のパターンメモリのアドレスに対するデ
ータ内容の説明図である。 【図6】従来の背景パターン発生器の構成の説明図であ
る。 【図7】VC4にTU2、TU12、TU11が順番に
入った状態のフレーム構造の説明図である。 【符号の説明】 1 タイミング発生器 2 TU2アドレスカウンタ 3 TU12アドレスカウンタ 4 TU11アドレスカウンタ 5 選択器 6・12・29 パターンメモリ 11 アドレスカウンタ 21 1/21カウンタ 22 1/3カウンタ 23 1/4カウンタ 24 シフトレジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/00 - 3/26 H04L 5/22 - 5/26 JICSTファイル(JOIS)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 SDHフレーム構造に従ってタイミング
    信号を発生するタイミング発生器(1) と、前記タイミン
    グ発生器(1) に接続されてTU2のバイト数をカウント
    する第1のカウンタ(2) と、前記タイミング発生器(1)
    に接続されてTU12のバイト数をカウントする第2の
    カウンタ(3) と、前記タイミング発生器(1) に接続され
    てTU11のバイト数をカウントする第3のカウンタ
    (4) と、TU2とTU12とTU11の各背景パターン
    が書き込まれたパターンメモリ(6) と、前記第1〜第3
    のカウンタ(2,3,4) の出力の1つを選択して前記パター
    ンメモリ(6) に供給する選択器(5) とを備えることを特
    徴とする背景パターン発生器。
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