JPH08274739A - 背景パターン発生器 - Google Patents

背景パターン発生器

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JPH08274739A
JPH08274739A JP10030795A JP10030795A JPH08274739A JP H08274739 A JPH08274739 A JP H08274739A JP 10030795 A JP10030795 A JP 10030795A JP 10030795 A JP10030795 A JP 10030795A JP H08274739 A JPH08274739 A JP H08274739A
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Kenji Otoshi
賢治 大利
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ソフトウエアによる複雑な処理なしにTU2
1、TU12、TU11の混在した背景パターンを発生
する背景パターン発生器を提供する。 【構成】 フレーム構造とTU識別信号1aを出力する
タイミング発生器1、TU21アドレスカウンタ2、T
U12アドレスカウンタ3、TU11アドレスカウンタ
4、並びにTU識別信号1aにしたがってパターンメモ
リ6に接続するアドレスカウンタを選択する選択器5を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、背景パターン発生器
についてのものであり、特に、SDH(Synchro
nous Digital Hierarchy:同期
デジタルハイアラーキ)インタフェースを有する測定器
において、多数の信号の中から測定対象として選択され
たチャネル以外の背景パターンを発生するための背景パ
ターン発生器についてのものである。
【0002】
【従来の技術】デジタル通信網やデジタル通信装置など
における測定器がパターンとして送出する機能には、ビ
ットエラー試験用のPRBSパターン発生、エラー付
加、アラーム付加などがある。これらの機能は多数ある
チャネルの中の選択された1つのチャネルについてのみ
行われるため、測定器は通常は回路を1系統しか持って
いない。なお、背景パターンとは、TU(トリビュタリ
ユニット)という低速信号が多重されて構成されたSD
Hフレームにおいて、選択されたチャネル以外のチャネ
ルについて疑似的に発生させたパターンであり、装置が
異常パターンに反応してアラームなどを出力しないよう
にするためのものである。
【0003】次に、従来の背景パターンの発生方式を図
6に示す。図6で、アドレスカウンタ11は、例えば背
景パターンを出力する範囲内で動作する。また動作した
アドレスカウンタ11は、パターンメモリ12にアドレ
スを与え、これにより、あらかじめパターンメモリ12
に書き込んであるパターン(背景パターン)が出力され
る。例えば、VC(仮想コンテナ)4の背景パターンの
場合は、TUが16フレーム長だと260バイト×9行
×16フレーム=37440バイトになり、よって、ア
ドレスカウンタ11は16ビット、またパターンメモリ
12は512Kビットそれぞれ必要になる。
【0004】次に、155.52Mbit/SのSDH
フレームであるVC4信号を例にとって説明する。ここ
で、STM(同期伝送モジュール)のフレーム構造は、
ITU−TのG.708,G.709に定義されてい
る。例えば、VC4の中の3分の1にTU21が入り、
また3分の1にTU12が入り、さらにもう3分の1に
TU11が入り、それぞれが順番に並んだ場合のフレー
ム構造の例を図7に示す。
【0005】VC4は261バイトの9行で表され、ま
た各行の先頭バイトはPOH、先頭から2〜9バイトは
FixedStuffとしてそれぞれ定義され、さらに
それ以外のVC4ペイロードにTUが入る。また、VC
4ペイロードには、12バイトの9行で表されるTUG
21が21個入り、TUG21の中にはTU21なら1
つが、TU12なら3つが、TU11なら4つがそれぞ
れ入る。全てのフレーム構成はバイトインタリーブされ
ていて、TUG21が21個でVC4ペイロードを構成
する場合、最初にTUG#1、次に#2、#3と続き、
#21になると次は#1に戻る。また、TUG21の中
にTU11が4つ入る場合にも最初にTU#1、次に#
2、#3、#4と続きそれが繰り返される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のパターンメモリ
はCPUにより書き換えができるため、どのような組み
合わせでもパターンを作成するのは可能である。ところ
が、こうしていろいろなTUが組み合わされて構成され
たフレームは非常に複雑なデータになることから、1つ
のTUG21の中をTU21×1からTU11×4に変
更した場合でも、ソフトウエアによる処理は非常に複雑
であり、また書き換え処理の時間もかかる。更に、大き
なメモリ容量が必要となり、またそのアドレスカウンタ
もビット数が多く必要になるという問題がある。
【0007】この発明は、上記のような問題がなく、S
DHフレームにおいてTU21、TU12、TU11な
どの信号の混在した背景パターンを発生することができ
る背景パターン発生器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明は、SDHフレーム構造に従ってタイミン
グ信号を発生するタイミング発生器と、前記タイミング
発生器に接続されてTU21のバイト数をカウントする
第1のカウンタと、前記タイミング発生器に接続されて
TU12のバイト数をカウントする第2のカウンタと、
前記タイミング発生器に接続されてTU11のバイト数
をカウントする第3のカウンタと、TU21とTU12
とTU11の各背景パターンが書き込まれたパターンメ
モリと、前記第1〜第3のカウンタの出力の1つを選択
して前記パターンメモリに供給する選択器とを備える。
【0009】
【作用】タイミング発生器からTUG21毎のTUの種
類を示すTU識別信号を出力し、パターンメモリへ与え
るアドレスとメモリのバンクを切り替える。これによ
り、小さなパターンメモリによって複雑でパターン長の
長いパターンを構成することができる。さらに、TUG
21の中に入るTUの種類をソフトウエアで変更する場
合も簡単な操作で変更でき、また動作中に変更しても変
更箇所以外のパターンに影響を与えることがない。
【0010】
【実施例】次に、この発明による背景パターン発生器の
実施例を図1に示す。図1による実施例は、タイミング
発生器1、TU21アドレスカウンタ2、TU12アド
レスカウンタ3、TU11アドレスカウンタ4、選択器
5、パターンメモリ6、などから構成される。タイミン
グ発生器1は、カウンタ21・22・23並びにシフト
レジスタ24から構成され、SDHフレーム構造をカウ
ンタ21とカウンタ22とカウンタ23を組み合わせて
出力し、またTUG21の内容をシフトレジスタ24で
出力するものである。
【0011】ここで、VC4に入るTUG21は21個
あるので、あらかじめカウンタ21で1/21に分周す
る。またTU21はTUG21の中に1つ入るので、カ
ウンタ21にTU21アドレスカウンタ2を接続する構
成としている。図2に、VC4ペイロードのTUが入る
範囲について、1フレーム目のTU21アドレスカウン
タの値を示す。そして、TU12はTUG21の中に3
つ入るので、さらにカウンタ22で1/3に分周しTU
12アドレスカウンタ3に接続する構成としている。図
3に、VC4ペイロードのTUが入る範囲について1フ
レーム目のTU12アドレスカウンタの値を示す。そし
て、TU11はTUG21の中に4つ入るので、カウン
タ23で1/4に分周してTU11アドレスカウンタ4
に接続する構成としている。図4に、VC4ペイロード
のTUが入る範囲について1フレーム目のTU11アド
レスカウンタの値を示す。
【0012】ここで、TUG21の中にTU21とTU
12とTU11のどれが入るかを示す2ビット幅のTU
識別信号1aがシフトレジスタ24からパターンメモリ
6に出力される。このTU識別信号1aは、ソフトウエ
アで設定したデータをシフトレジスタ24に一度ロード
し、またカウンタ21の動作に同期してデータを出力
し、さらにその出力データをシフトレジスタ24の入力
に戻すことにより、繰り返し42ビットの信号として出
力される。
【0013】つぎに、パターンメモリ6に書き込まれた
TUパターンを図5に示す。そして、TU識別信号1a
はパターンメモリ6の上位アドレスに接続され指定され
たTUパターンの書き込んである範囲を選択する。さら
に、3つのアドレスカウンタ、つまりTU21アドレス
カウンタ2・TU12アドレスカウンタ3・TU11ア
ドレスカウンタ4の中からパターンメモリ6に接続する
アドレスカウンタを、TU識別信号1aにしたがって選
択器5により選択する。そして、パターンメモリ6から
はTU識別信号1aに従った背景パターンが出力され
る。
【0014】以上のように構成される実施例の背景パタ
ーン発生器では、TU21とTU12とTU11が混在
した複雑なパターンをハードウエアによって組み立てる
のでソフトウエアによる処理が非常に軽くなる。また、
ソフトウエアは、TU識別信号の設定として42ビット
の情報を設定すればよく、パターンメモリ6を動作中に
書き換える必要がない。
【0015】また、従来はパターンメモリの書き込み時
にはCPUに接続する必要があるために、変更箇所以外
のパターンも全く出力できなくなるが、本発明の実施例
の場合には動作中に書き換える必要がないためパターン
が崩れることはない。このため、パターンメモリ6をR
OM化することも可能である。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、ソフトウエアによる
複雑な処理などの問題がなく、SDHフレームにおいて
TU21、TU12、TU11などの信号の混在した背
景パターンを発生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の背景パターン発生器の実施例の構成
を示した説明図である。
【図2】VC4ペイロードに対するTU21アドレスカ
ウンタの値を示した説明図である。
【図3】VC4ペイロードにおけるTU12アドレスカ
ウンタの値を示した説明図である。
【図4】VC4ペイロードにおけるTU11アドレスカ
ウンタの値を示した説明図である。
【図5】実施例のパターンメモリのアドレスに対するデ
ータ内容の説明図である。
【図6】従来の背景パターン発生器の構成の説明図であ
る。
【図7】VC4にTU21、TU12、TU11が順番
に入った状態のフレーム構造の説明図である。
【符号の説明】
1 タイミング発生器 2 TU21アドレスカウンタ 3 TU12アドレスカウンタ 4 TU11アドレスカウンタ 5 選択器 6・12・29 パターンメモリ 11 アドレスカウンタ 21 1/21カウンタ 22 1/3カウンタ 23 1/4カウンタ 24 シフトレジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SDHフレーム構造に従ってタイミング
    信号を発生するタイミング発生器(1) と、 前記タイミング発生器(1) に接続されてTU21のバイ
    ト数をカウントする第1のカウンタ(2) と、 前記タイミング発生器(1) に接続されてTU12のバイ
    ト数をカウントする第2のカウンタ(3) と、 前記タイミング発生器(1) に接続されてTU11のバイ
    ト数をカウントする第3のカウンタ(4) と、 TU21とTU12とTU11の各背景パターンが書き
    込まれたパターンメモリ(6) と、 前記第1〜第3のカウンタ(2,3,4) の出力の1つを選択
    して前記パターンメモリ(6) に供給する選択器(5) とを
    備えることを特徴とする背景パターン発生器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002368710A (ja) * 2001-06-07 2002-12-20 Nec Eng Ltd 多重化伝送装置

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