JP3868818B2 - パススイッチ装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はパススイッチ装置に関し、特に、SONET(synchronous optical network)/SDH(synchronous digital hierarchy)のネットワーク上でパススイッチ処理を行うパススイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディジタル伝送の信号階層多重化方式として、SONET/SDHが標準化され、経済的なディジタルネットワークの開発が進んでいる。
【0003】
また、SONETではADX(add drop cross connect)と呼ばれる機能を持つノードをリング状に接続したリングネットワークが広く採用されている。このリングネットワークには、BLSR(Bi-directional Link Switched Ring)またはUPSR(Unidirectional Path Switch)といった障害回避用の冗長機能が設けられている。
【0004】
このようなリングネットワーク上では、光信号の多重化単位として、OC(Optical Carrier)−1(51.840Mb/s)、OC−3(155.520Mb/s)、OC−12(622.080Mb/s)、OC−48(2.488320Gb/s)、OC−192(9.953280Gb/s)等の構築が可能であり、ノード内でパススイッチ処理が行われて、それぞれの多重化単位によるデータ伝送が行われる。
【0005】
パススイッチ処理とは、リング上のノードにおいて、STS(Synchronous Transport Signal)−n(n=1、3c、12c、48c、192c:cはconcatinationを表す)単位で、パスのスイッチング(回線の切り替え)を行って、ノードから所要のデータ(品質の良い方のデータ)を出力する処理のことである。
【0006】
従来のノードでは、パススイッチ処理や障害回避処理等の機能は、並列処理を行うために、個別の機能毎にハードウェアで構成されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ノードの各機能ブロックがハードウェアを中心に実現されている場合は、標準勧告(ITU-T等)の仕様変更や機能追加などがある度に、再度ハードウェア設計を行って、回路を作り直す必要がある。このため、開発期間が延び、コストも増大してしまうので、利便性及び設計効率が悪いといった問題があった。さらに、ハードウェア主体のノードでは、回路規模及び消費電力が増大し、小型化への阻害も生じるなどの問題もあった。
【0008】
一方、パススイッチのように処理時間の大きい機能を、単純にソフトウェアで高速処理しようとすると、CPUの動作周波数を上げたり、バンド幅を上げたりする必要があるが、このような対策を施しても、時間的制約を満足させることが難しく、さらに、その後に機能追加などがあった場合には、柔軟に対応できなかった。また、マルチプロセッサ構成にしたとしても、消費電力や回路規模が増大してしまうことになる。
【0009】
したがって、ソフトウェアで処理する場合には、1つのCPUを用いて、効率のよいリソース・シェアリング(Resource Sharing)を行うことで、ハードウェア構成時の処理性能は落とさずに、さらに仕様変更に対しても、柔軟に対応できるようなシステムを開発する必要がある。
【0010】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、効率のよいソフトウェア処理を行って、伝送品質及び柔軟性の向上を図ったパススイッチ装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、図1に示すような、SONET/SDHのネットワーク上でパススイッチ処理を行うパススイッチ装置1において、多重化単位を示す多重化情報と、アラームまたは上位からの設定内容を示す指示情報との少なくとも1つのデータを受信して格納し、格納済みのデータと、入力データとを比較して、変化を認識した場合には、多重化変化フラグまたは指示変化フラグをセットするデータ監視部11と、多重化変化フラグに変化があった場合、多重化変化フラグをリセットする多重化変化フラグリセット部12aと、入力データが、1つの多重化フォーマット内の先頭チャネルか従属チャネルかの先頭/従属判断処理を行うチャネル判断処理部12bと、指示変化フラグをセットする指示変化フラグセット部12cと、から構成される多重化処理部12と、指示変化フラグに変化があった場合、指示変化フラグをリセットする指示変化フラグリセット部13aと、処理対象とする多重化グループのEAST側のパスを設定するEAST側パス設定部13bと、指示変化フラグの内容をコピーした内部フラグをセットする内部フラグセット部13cとから構成されるEAST用パススイッチ処理部13と、内部フラグに変化があった場合、内部フラグをリセットする内部フラグリセット部14aと、処理対象とする多重化グループのWEST側のパスを設定するWEST側パス設定部14bと、処理状態を示すフラグをセットする処理状態フラグセット部14cと、から構成されるWEST用パススイッチ処理部14と、から構成されソフトウェアによるパススイッチ処理を分割して行うパススイッチ処理部10と、パス設定の結果であるステータス情報を出力するステータス情報出力部15と、を有することを特徴とするパススイッチ装置1が提供される。
【0012】
ここで、データ監視部11は、多重化単位を示す多重化情報と、アラームまたは上位からの設定内容を示す指示情報との少なくとも1つのデータを受信して格納し、格納済みのデータと、入力データとを比較して、変化を認識した場合には、多重化変化フラグまたは指示変化フラグをセットする。多重化変化フラグリセット部12aは、多重化変化フラグに変化があった場合、多重化変化フラグをリセットする。チャネル判断処理部12bは、入力データが、1つの多重化フォーマット内の先頭チャネルか従属チャネルかの先頭/従属判断処理を行う。指示変化フラグセット部12cは、指示変化フラグをセットする。指示変化フラグリセット部13aは、指示変化フラグに変化があった場合、指示変化フラグをリセットする。EAST側パス設定部13bは、処理対象とする多重化グループのEAST側のパスを設定する。内部フラグセット部13cは、指示変化フラグの内容をコピーした内部フラグをセットする。内部フラグリセット部14aは、内部フラグに変化があった場合、内部フラグをリセットする。WEST側パス設定部14bは、処理対象とする多重化グループのWEST側のパスを設定する。処理状態フラグセット部14cは、処理状態を示す処理状態フラグをセットする。ステータス情報出力部15は、パス設定の結果であるステータス情報を出力する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1はパススイッチ装置の原理図である。パススイッチ装置1は、SONET/SDH(SONETを対象に説明する)のネットワーク上でパススイッチ処理(回線切り替え処理)を行う。パススイッチ装置1は、例えば、SONETリングネットワークを構成するノードに搭載されて、パスのスイッチングを行うものである。
【0014】
データ監視部11は、多重化単位を示す多重化情報(以下、コンカチネーション情報)、指定情報(アラーム情報、上位CPUからの設定情報を含む)との少なくとも1つのデータを受信して格納する。そして、変化を認識した場合には、多重化変化フラグまたは指示変化フラグをセットする(“0”→“1”)。
【0015】
パススイッチ処理部10は、多重化処理部12、EAST用パススイッチ処理部13、WEST用パススイッチ処理部14から構成され、1つのプロセッサを用いてソフトウェア処理を分割して行う。なお、EAST、WESTとは、リングネットワーク上のデータ転送方向のことである。
【0016】
多重化処理部12に対し、多重化変化フラグリセット部12aは、多重化変化フラグに変化があった場合、多重化変化フラグをリセットする。チャネル判断処理部12bは、入力データが、1つの多重化フォーマット内の先頭チャネルか従属チャネルかの先頭/従属判断処理を行う。
【0017】
EAST用パススイッチ処理部13に対し、指示変化フラグセット部12cは、指示変化フラグをセットする。指示変化フラグリセット部13aは、指示変化フラグに変化があった場合、指示変化フラグをリセットする。EAST側パス設定部13bは、処理対象とする多重化グループ(以下、コンカチネーション・グループ)のEAST側のパスを設定する。内部フラグセット部13cは、指示変化フラグの内容をコピーした内部フラグをセットする。
【0018】
ここで、パスを設定するとは、コンカチネーション・グループ単位に、EASTのワーキングパスかプロテクションパス、WESTのワーキングパスかプロテクションの4つのどれかを設定するということである。
【0019】
WEST用パススイッチ処理部14に対し、内部フラグリセット部14aは、内部フラグに変化があった場合、内部フラグをリセットする。WEST側パス設定部14bは、処理対象とするコンカチネーション・グループのWEST側のパスを設定する。処理状態フラグセット部14cは、処理状態を示すフラグをセットする。ステータス情報出力部15は、パス設定の結果であるステータス情報(上記の4つの内のいずれかのパス設定情報)を出力する。
【0020】
図2は多重化単位が切り替わったときのパススイッチ処理部10での動作を説明するための図である。STS−12cからSTS−3cへ多重化単位が切り替わった場合を例にして説明する。STS−12cからSTS−3cへ切り替わると、データ監視部11では、変化フラグを立てる。
【0021】
すると、多重化処理部12は、変化ありと認識し、入力チャネルが、先頭チャネルか従属チャネルかを判断する。ここで、STS−12cは12チャネル(ch1〜ch12)で構成され、STS−3cは3チャネルで構成されるから、STS−12cの1、4、7、10チャネル目が、4つのSTS−3cのそれぞれの先頭チャネル(1チャネル目)と判断されることになる。
【0022】
その後、EAST用パススイッチ処理部13とWEST用パススイッチ処理部14は、あらたなSTS−3cのコンカチネーション・グループに対して、パスを設定する。
【0023】
なお、コンカチネーション情報には変化がなく、アラーム情報または設定情報のいずれかに変化があった場合は、現在認識しているコンカチネーション・グループに対して、先頭チャネルに含まれるアラーム情報や設定情報にもとづいて、パスを設定する。なお、動作の詳細については図9以降でフローチャート等を用いて後述する。
【0024】
にパススイッチ装置1を具体化した際の構成について説明する。図3はパススイッチ装置の構成を示す図である。パススイッチ装置1aに対し、時分割多重部21は、コンカチネーション情報、指示情報(以下、アラーム情報、設定情報とする)を受信して、これらを時分割多重して出力する。データ格納部(RAM)22は、書き込みイネーブルにもとづいて、これらの情報を格納する。
【0025】
比較部23は、RAM22からの出力(格納済みのデータ)と、時分割多重部21からの出力(入力データ)とを比較し、変化が生じているか否かを判断し、判断結果を変化フラグ保持部24へ送信する。
【0026】
変化フラグ保持部24は、コンカチネーション情報、アラーム情報、設定情報の種別毎に変化フラグを設定して保持する。制御部(CPU)25は、変化フラグ保持部24とポーリング通信を行って変化フラグの状態を認識し、パススイッチング関連のソフトウェア処理(図1で示したパススイッチ処理部10が行う処理)を行う。なお、CPU25は、他ブロックともポーリング通信を行って、他ブロックのソフトウェア処理も行う(例えば、BLSRの障害回避処理等)。
【0027】
CPU25は、パス設定の結果であるステータス情報を書き込み用バッファ26aへ書き込む。転送用バッファ26bは、書き込み用バッファ26aへ書き込まれたステータス情報を読み出し、自身に書き込んで、転送イネーブルにもとづき出力する。
【0028】
処理状態通知部27は、CPU25でのパススイッチング関連の処理中には、RAM22へ書き込みイネーブルを送信し書き込みをマスクし、処理終了後に解除する。また、CPU25でのパススイッチング関連の処理後には、転送用バッファ26bへ転送イネーブルを送信する。
【0029】
ここで、書き込みイネーブルや転送イネーブルといった信号が存在しないと、例えば、転送イネーブルの場合、CPU25が書き込み用バッファ26aのアドレスAに情報を書く前に、転送用バッファ26bが、アドレスAから以前の情報を読み出してしまうといった不都合が発生する可能性がある。このため、処理状態通知部27を設けて、書き込みイネーブルや転送イネーブルを生成して送信することにより、このようなエラー発生を防止している。
【0030】
また、上述の変化フラグ保持部24は、コンカチネーション情報、アラーム情報、設定情報の種別毎に変化フラグを設定・保持しているが、種別毎にかつE/W別に設定してもよい。例えば、コンカチネーション情報のEAST側の変化フラグ、WEST側の変化フラグというようにさらに細かく設定してもよい。
【0031】
さらに、ポーリングにより読み込んだ変化フラグの情報は、CPU25のWork領域上に保持される。これにより、再度読み込む必要がなくなるのでソフトウェア処理時間を短縮することができる。
【0032】
また、先頭/従属判断処理の結果を保持するメモリを設けて、同一コンカチネーション・グループに対しては、このメモリから情報を読み出すようにすれば、先頭/従属判断の演算処理を省略することができ、処理時間の短縮を図ることができる。
【0033】
次に変化フラグについて説明する。図4は変化フラグを示す図である。CPU25は32ビットバスであり、0〜13ビットまでがコンカチネーション変化フラグ、アラーム変化フラグ、設定値変化フラグ、内部フラグに用いられる(アラーム変化フラグ、設定値変化フラグ、内部フラグは、ソフトウェアのWork領域上にも設定・保持される)。また、処理終了通知ビットは、0ビット目(処理状態フラグのことであり、“0”で処理終了、“1”で処理中である)を用いる。また、図に示す各フラグの記号は(Xは除く)、装置基板の挿入位置(スロット番号)に該当する。
【0034】
図5は基板の挿入位置を示す図である。装置筐体200に対して、#1〜#10、#4+、#5+、#9+、#10+は基板の挿入位置を示すスロット番号である。#4+、#5+、#9+、#10+は、最初の筐体に対して、追加実装されたスロットであるため、このような記号にしてある。
【0035】
ここで、図4で示したコンカチネーション変化フラグと、装置筐体200のスロットとの関係は、C1〜C5が#1〜#5に対応し、C4+、C5+が#4+、#5+に対応し、C6〜C10が#6〜#10に対応し、C9+、C10+が#9+、#10+に対応する。同様に、アラーム変化フラグと設定値変化フラグと内部フラグも装置筐体200の各スロットに対応している。すなわち、変化フラグ名の数字の部分は、スロット番号と同一である。
【0036】
例えば、装置筐体200のスロット番号#4+に挿入される基板のコンカチネーション・フラグはC4+、アラーム変化フラグはA4+,内部フラグはI4+となる。
【0037】
図6はコンカチネーション・グループを示す図である。コンカチネーション・グループのグループG1(例えば、STS−48c)、グループG2(例えば、STS−192c)、グループG3(例えば、STS−192c)は、図に示すような変化フラグ(コンカチネーション、アラーム、設定値、内部)ビットに対応している。例えば、C1は、グループG1のコンカチネーション変化フラグであり、A9は、グループG3のアラーム変化フラグを意味する。
【0038】
また、コンカチネーション・グループ単位での処理が行われるため、例えば、#10の基板に対する入力データが変化した場合、同じグループG3の#4、#5、#4+、#5+、#9、#10、#9+、#10+に対してもパススイッチ処理が行われることになる。
【0039】
次にタイムチャートを用いてパススイッチ装置1aの動作について説明する。図7は動作タイムチャートを示す図である。コンカチネーション情報が変化した場合のタイムチャートである。
【0040】
8kフレームパルス単位に、1つのグループ(EASTとWEST合わせて1344チャネル)のコンカチネーション情報、アラーム情報、設定値情報が送信される。保持コンカチ、保持アラーム、保持設定値とは、CPU25がバスを占有している(ポーリング中)ときのタイミングである。
【0041】
〔S1〕コンカチネーション変化フラグに変化が生じ“L”から“H”となると、書き込みイネーブルが“H”になり(マスク状態)、RAM22へのデータ書き込みが禁止される。
【0042】
〔S2〕CPU25でパススイッチ処理として、先頭/従属判断処理とパス設定の2つの処理が起動する。また、ステータス情報は、図3で示した書き込み用バッファ26aへ順次書き込まれ、書き込まれたステータス情報は、転送用バッファ26bへ送信される。
【0043】
〔S3〕処理終了後に、Xビットは“H”から“L”になり、これをトリガにして転送用バッファ26bからステータス情報が出力される。また、この時点で書き込みマスクは解除される。
【0044】
図8は動作タイムチャートを示す図である。コンカチネーション情報の変化はなく、アラーム情報が変化した場合のタイムチャートである。8kフレームパルス単位に、1つのグループ(EASTとWEST合わせて1344チャネル)のコンカチネーション情報、アラーム情報、設定情報が送信される。保持コンカチ、保持アラーム、保持設定値とは、CPU25がバスを占有している(ポーリング中)ときのタイミングである。
【0045】
〔S4〕アラーム変化フラグに変化が生じ“L”から“H”となると、書き込みイネーブルが“H”になり(マスク状態)、RAM22へのデータ書き込みが禁止される。
【0046】
〔S5〕CPU25でパススイッチ処理として、パス設定の処理が起動する。また、ステータス情報は、図3で示した書き込み用バッファ26aへ順次書き込まれ、書き込まれたステータス情報は、転送用バッファ26bへ送信される。
【0047】
〔S6〕処理終了後に、Xビットは“H”から“L”になり、これをトリガにして転送用バッファ26bからステータス情報が出力される。また、この時点で書き込みマスクは解除される。
【0048】
次にフローチャートを用いてパススイッチ装置1a(パススイッチ方法)の動作について説明する。図9は動作を示すフローチャートである。
〔S10〕コンカチネーション情報、アラーム情報、設定情報の変化フラグ(変化状態)を監視する。
【0049】
〔S11a〕コンカチネーション変化フラグCが“1”の場合には変化ありとしてステップS12aへ行き、“0”の場合には変化なしとしてステップS11bへ行く。
【0050】
〔S12a〕ステップS11aのコンカチネーション変化フラグに該当するコンカチネーション・グループのすべてのコンカチネーション変化フラグをリセットして“0”にする。
【0051】
〔S13a〕コンカチネーション・グループの先頭/従属判断処理を行う。
〔S14a〕コンカチネーション・グループのアラーム変化フラグを“1”にセットする。ステップS10へ戻る。
【0052】
〔S11b〕アラーム変化フラグAが“1”の場合には変化ありとしてステップS12bへ行き、“0”の場合には変化なしとしてステップS11cへ行く。〔S12b〕ステップS11bのアラーム変化フラグに該当するコンカチネーション・グループのすべてのアラーム変化フラグ及び設定値変化フラグをリセットして“0”にする(ここでは、アラーム変化または設定値変化のいずれか一方に変化が生じた場合でも、両方のフラグに対して同じ処理を施す)。
【0053】
〔S13b〕EAST側のパス設定処理を行う。
〔S14b〕コンカチネーション・グループの内部フラグを“1”にセットする。ステップS10へ戻る。
【0054】
〔S11c〕内部フラグIが“1”の場合には変化ありとしてステップS12cへ行き、“0”の場合には変化なしとして終了する。
〔S12c〕ステップS11cの内部フラグに該当するコンカチネーション・グループのすべての内部フラグをリセットして“0”にする。
【0055】
〔S13c〕WEST側のパス設定処理を行う。
〔S14c〕コンカチネーション・グループの処理終了ビットを処理状態に応じてセットする。
【0056】
なお、上記に示したパススイッチ処理は、1つのプロセッサで動作し、多重化処理のルーティン(ステップS11a〜ステップS14a)、EAST側パス設定のルーティン(ステップS11b〜ステップS14b)を終了すると、メインルーティンに一旦行く。そして、メインルーティンの処理が終わったら、内部フラグを見て、再びパススイッチ処理に戻り、WEST側のパス設定のルーティン(ステップS11c〜ステップS14c)を継続して行う。
【0057】
ここで、動作に対して、コンカチネーション情報を外部から受信してデータ監視部11で変化を認識した場合は、先頭/従属チャネル判断処理により、先頭チャネルを見つけ、この先頭チャネル中にアラーム変化フラグや設定値変化フラグをセットして、EAST用パススイッチ処理部13、WEST用パススイッチ処理部14での処理へ渡す。
【0058】
一方、コンカチネーション情報に変化はなく、アラーム情報や設定情報に変化があった場合(外部から受信した場合でも、コンカチネーション情報変化時にセットされた場合でも)、先頭チャネルはすでに既知なので(コンカチネーション・グループが既知)、EAST用パススイッチ処理部13、WEST用パススイッチ処理部14での処理を行うことになる。
【0059】
次に処理分割表を用いてパススイッチ装置1a(パススイッチ方法)の動作について説明する。図10〜図12は処理分割表を示す図である。処理分割表T1は、コンカチネーション変化フラグ対応の表(図9のステップS11a〜ステップS14aに該当)であり、処理分割表T2は、アラーム変化フラグ及び設定値変化フラグ対応の表(図9のステップS11b〜ステップS14bに該当)であり、処理分割表T3は、内部フラグ対応の表(図9のステップS11c〜ステップS14cに該当)である。
【0060】
各処理分割表とも、変化フラグ名、コンカチネーション・グループ(コンカチグループ)、フラグリセット、処理本体、フラグセットの項目からなる。
これらの表を用いて動作について説明する。図10の処理分割表T1の変化フラグ名がC1=1のとき、処理対象となるコンカチネーション・グループは1(グループG1)と認識する。そして、グループG1のコンカチネーション変化フラグは、図6からわかるように、C1、C6であるから、これらのフラグをリセットして“0”にする。
【0061】
その後、先頭/従属判断処理を行う。図に示すpsw.control(CONC,G1)とはグループG1の先頭/従属判断処理のことを意味する。そして、処理終了後にグループG1のアラーム変化フラグの内の1つに“1”をフラグセットする(A1=1としている)。
【0062】
一方、図11の処理分割表T2の変化フラグ名がA1=1のとき、処理対象となるコンカチネーション・グループは1(グループG1)と認識する。そして、グループG1のアラーム変化フラグ及び設定値変化フラグは、図6からわかるように、A1、R1、A6、R6であるから、これらのフラグをリセットして“0”にする。
【0063】
その後、グループG1のパス設定を行う。図に示すpsw.control(SIDE1,G1)とはグループG1のEAST(=SIDE1)のパス設定を意味する。そして、処理終了後にグループG1の内部変化フラグの内の1つに“1”をフラグセットする(I1=1としている)。
【0064】
一方、図12の処理分割表T3の変化フラグ名がI1=1のとき、処理対象となるコンカチネーション・グループは1(グループG1)と認識する。そして、グループG1の内部フラグは、図6からわかるように、I1、I6であるから、これらのフラグをリセットして“0”にする。
【0065】
その後、グループG1のパス設定を行う。図に示すpsw.control(SIDE2,G1)とはグループG1のWEST(=SIDE2)のパス設定を意味する。そして、処理中はXビットは“1”にし、処理終了は“0”をセットする。
【0066】
以上説明したように、本発明によれば、従来、ハードウェアで実現していた処理をインタフェース部分は既存と同じでソフトウェア化することができ、仕様変更機能追加にも柔軟に対応することが可能になる。
【0067】
(付記1) SONET/SDHのネットワーク上でパススイッチ処理を行うパススイッチ装置において、
多重化単位を示す多重化情報と、アラームまたは上位からの設定内容を示す指示情報との少なくとも1つのデータを受信して格納し、格納済みのデータと、入力データとを比較して、変化を認識した場合には、多重化変化フラグまたは指示変化フラグをセットするデータ監視部と、
前記多重化変化フラグに変化があった場合、前記入力データが、1つの多重化フォーマット内の先頭チャネルか従属チャネルかの先頭/従属判断処理を行う多重化処理部と、前記指示変化フラグに変化があった場合、処理対象とする多重化グループのEAST側のパスを設定し、前記指示変化フラグの内容をコピーして内部フラグを生成するEAST用パススイッチ処理部と、前記内部フラグに変化があった場合、処理対象とする多重化グループのWEST側のパスを設定するWEST用パススイッチ処理部と、から構成されソフトウェアによるパススイッチ処理を分割して行うパススイッチ処理部と、
パス設定の結果であるステータス情報を出力するステータス情報出力部と、
を有することを特徴とするパススイッチ装置。
【0068】
(付記2) 前記多重化処理部は、前記多重化変化フラグをリセットする多重化変化フラグリセット部と、前記入力データが、1つの多重化フォーマット内の先頭チャネルか従属チャネルかの先頭/従属判断処理を行うチャネル判断処理部と、前記指示変化フラグをセットする指示変化フラグセット部と、から構成され、前記EAST用パススイッチ処理部は、前記指示変化フラグをリセットする指示変化フラグリセット部と、処理対象とする多重化グループのEAST側のパスを設定するEAST側パス設定部と、前記指示変化フラグの内容をコピーした前記内部フラグをセットする内部フラグセット部と、から構成され、前記WEST用パススイッチ処理部は、前記内部フラグをリセットする内部フラグリセット部と、処理対象とする多重化グループのWEST側のパスを設定するWEST側パス設定部と、処理状態を示す処理状態フラグをセットする処理状態フラグセット部と、から構成されることを特徴とする付記1記載のパススイッチ装置。
【0069】
(付記3) 前記パススイッチ処理部は、フラグの情報を、ソフトウェアのWork領域上に設定・保持することを特徴とする付記2記載のパススイッチ装置。
【0070】
(付記4) 前記ステータス情報出力部は、前記パススイッチ処理部から送信された前記ステータス情報を書き込む書き込み用バッファと、前記書き込み用バッファから前記ステータス情報を読み出して転送する転送用バッファとのダブルバッファ構成を有し、前記処理状態フラグにもとづき、前記パススイッチ処理部でのソフトウェア処理の終了を認識した場合は、前記転送用バッファから前記ステータス情報を転送することを特徴とする付記2記載のパススイッチ装置。
【0071】
(付記5) 前記データ監視部は、前記処理状態フラグにもとづき前記パススイッチ処理部でのソフトウェア処理中を認識した場合は、前記多重化情報及び前記指示情報の受信を停止することを特徴とする付記2記載のパススイッチ装置。
【0072】
(付記6) 前記パススイッチ処理部は、前記多重化処理部のルーティンと、前記EAST側パス設定部のルーティンとを終了すると、メインルーティンに行き、前記内部フラグを見て前記WEST側パス設定部のルーティンを継続して行うことを特徴とする付記2記載のパススイッチ装置。
【0073】
(付記7) SONET/SDHのネットワーク上でパススイッチ処理を行うパススイッチ方法において、
多重化単位を示す多重化情報と、アラームまたは上位からの設定内容を示す指示情報との少なくとも1つのデータを受信して格納し、
格納済みのデータと、入力データとを比較して、変化を認識した場合には、多重化変化フラグまたは指示変化フラグをセットし、
前記多重化変化フラグに変化があった場合、前記多重化変化フラグをリセットし、
前記入力データが、1つの多重化フォーマット内の先頭チャネルか従属チャネルかの先頭/従属判断処理を行い、
前記指示変化フラグをセットし、
前記指示変化フラグに変化があった場合、前記指示変化フラグをリセットし、
処理対象とする多重化グループのEAST側のパスを設定し、
前記指示変化フラグの内容をコピーした内部フラグをセットし、
前記内部フラグに変化があった場合、前記内部フラグをリセットし、
処理対象とする多重化グループのWEST側のパスを設定し、
処理状態を示す処理状態フラグをセットし、
パス設定の結果であるステータス情報を出力することを特徴とするパススイッチ方法。
【0074】
(付記8) フラグの情報を、ソフトウェアのWork領域上に設定・保持することを特徴とする付記7記載のパススイッチ方法。
(付記9) 送信された前記ステータス情報を書き込む書き込み用バッファと、前記書き込み用バッファから前記ステータス情報を読み出して転送する転送用バッファとのダブルバッファを有し、前記処理状態フラグにもとづき、パススイッチのソフトウェア処理の終了を認識した場合は、前記転送用バッファから前記ステータス情報を転送することを特徴とする付記7記載のパススイッチ方法。
【0075】
(付記10) 前記処理状態フラグにもとづきパススイッチのソフトウェア処理中を認識した場合は、前記多重化情報及び前記指示情報の受信を停止することを特徴とする付記7記載のパススイッチ方法。
【0076】
(付記11) パススイッチ処理は、1つのプロセッサで動作し、多重化処理のルーティン、EAST側パス設定のルーティンを終了すると、メインルーティンに行き、前記内部フラグを見て前記WEST側パス設定のルーティンを継続して行うことを特徴とする付記7記載のパススイッチ方法。
【0077】
【発明の効果】
以上説明したように、パススイッチ装置は、多重化情報、指示情報の変化から、先頭/従属判断、EASTとWESTのパス設定の処理を分割して行い、その結果であるステータス情報を出力する構成とした。これにより、処理時間の大きいパススイッチ処理を、効率よくソフトウェア処理することができ、伝送品質及び柔軟性の向上を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ススイッチ装置の原理図である。
【図2】パススイッチ処理部の動作を説明するための図である。
【図3】パススイッチ装置の構成を示す図である。
【図4】変化フラグを示す図である。
【図5】基板の挿入位置とコンカチネーション・グループの関係を示す図である。
【図6】コンカチネーション・グループを示す図である。
【図7】動作タイムチャートを示す図である。
【図8】動作タイムチャートを示す図である。
【図9】動作を示すフローチャートである。
【図10】処理分割表を示す図である。
【図11】処理分割表を示す図である。
【図12】処理分割表を示す図である。
【符号の説明】
1 パススイッチ装置
10 パススイッチ処理部
11 データ監視部
12 多重化処理部
12a 多重化変化フラグリセット部
12b チャネル判断処理部
12c 指示変化フラグセット部
13 EAST用パススイッチ処理部
13a 指示変化フラグリセット部
13b EAST側パス設定部
13c 内部フラグセット部
14 WEST用パススイッチ処理部
14a 内部フラグリセット部
14b WEST側パス設定部
14c 処理状態フラグセット部
15 ステータス情報出力部

Claims (4)

  1. SONET/SDHのネットワーク上でパススイッチ処理を行うパススイッチ装置において、
    多重化単位を示す多重化情報と、アラームまたは上位からの設定内容を示す指示情報との少なくとも1つのデータを受信して格納し、格納済みのデータと、入力データとを比較して、変化を認識した場合には、多重化変化フラグまたは指示変化フラグをセットするデータ監視部と、
    前記多重化変化フラグに変化があった場合、前記入力データが、1つの多重化フォーマット内の先頭チャネルか従属チャネルかの先頭/従属判断処理を行う多重化処理部と、前記指示変化フラグに変化があった場合、処理対象とする多重化グループのEAST側のパスを設定し、前記指示変化フラグの内容をコピーして内部フラグを生成するEAST用パススイッチ処理部と、前記内部フラグに変化があった場合、処理対象とする多重化グループのWEST側のパスを設定するWEST用パススイッチ処理部と、から構成されソフトウェアによるパススイッチ処理を分割して行うパススイッチ処理部と、
    パス設定の結果であるステータス情報を出力するステータス情報出力部と、
    を有し、
    前記多重化処理部は、前記多重化変化フラグをリセットする多重化変化フラグリセット部と、前記入力データが、1つの多重化フォーマット内の先頭チャネルか従属チャネルかの先頭/従属判断処理を行うチャネル判断処理部と、前記指示変化フラグをセットする指示変化フラグセット部と、から構成され、前記 EAST 用パススイッチ処理部は、前記指示変化フラグをリセットする指示変化フラグリセット部と、処理対象とする多重化グループの EAST 側のパスを設定する EAST 側パス設定部と、前記指示変化フラグの内容をコピーした前記内部フラグをセットする内部フラグセット部と、から構成され、前記 WEST 用パススイッチ処理部は、前記内部フラグをリセットする内部フラグリセット部と、処理対象とする多重化グループの WEST 側のパスを設定する WEST 側パス設定部と、処理状態を示す処理状態フラグをセットする処理状態フラグセット部と、から構成される、
    ことを特徴とするパススイッチ装置。
  2. 前記パススイッチ処理部は、フラグの情報を、ソフトウェアのWork領域上に設定・保持することを特徴とする請求項1記載のパススイッチ装置。
  3. 前記ステータス情報出力部は、前記パススイッチ処理部から送信された前記ステータス情報を書き込む書き込み用バッファと、前記書き込み用バッファから前記ステータス情報を読み出して転送する転送用バッファとのダブルバッファ構成を有し、前記処理状態フラグにもとづき、前記パススイッチ処理部でのソフトウェア処理の終了を認識した場合は、前記転送用バッファから前記ステータス情報を転送することを特徴とする請求項1記載のパススイッチ装置。
  4. 前記データ監視部は、前記処理状態フラグにもとづき前記パススイッチ処理部でのソフトウェア処理中を認識した場合は、前記多重化情報及び前記指示情報の受信を停止することを特徴とする請求項1記載のパススイッチ装置。
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