JP3385629B2 - ビデオカメラの信号処理回路 - Google Patents

ビデオカメラの信号処理回路

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラの信号処
理回路に関し、特にビデオカメラにおけるノイズ低減お
よび残像改善に用いて好適な信号処理回路に関する。 【0002】 【従来の技術】ビデオカメラにおける信号処理回路で
は、被写体が低照度の場合、撮像素子から出力される
号に対してAGC(自動利得制御)回路や固定アンプに
よって増幅を行っている。この場合、信号処理回路中の
各種のノイズ成分も信号成分と一緒に増幅されてしまう
ので、結果的に、低照度ではノイズが映像として目立つ
こととなり、問題となる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】このようなノイズを低
減するものとして、帰還(巡回)型ノイズリダクション
回路がある。この帰還(巡回)型ノイズリダクション回
路においては、現フィールドの映像信号と1フィールド
前の映像信号との差分をノイズ成分として検出し、この
ノイズ成分に帰還係数kを乗じて現フィールドの映像信
号より減ずることにより、ノイズ低減を実現している。 【0004】しかしながら、この種のノイズリダクショ
ン回路をそのままビデオカメラの信号処理に適用した場
合には、帰還係数k(0≦k≦1)の値が大きい程ノイ
ズ低減効果は大きくなるものの、逆に残像も大きくなる
という問題があり、このことはビデオカメラにとって、
動きのある被写体に対しての欠点となる。 【0005】本発明は、上述した点に鑑みてなされたも
のであり、被写体の照度やシャッタースピードに対する
ノイズ低減および残像改善の適応的な制御が可能なビデ
オカメラの信号処理回路を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明によるビデオカメ
ラの信号処理回路は、撮像素子から出力される映像信号
の振幅を自動的に制御する自動利得制御回路と、この自
動利得制御回路を経た現フィールドの映像信号と1フィ
ールド前の映像信号との差分に帰還係数を乗じて現フィ
ールドの映像信号から減じる帰還型ノイズリダクション
回路と、撮像素子に入射光を導く撮像レンズの絞り位
、前記自動利得制御回路のフィードバックレベルおよ
びビデオカメラのシャッタースピードに応じて被写体が
低照度のときは帰還係数の値を大きく設定し、高照度の
ときは帰還係数の値を小さく設定するとともに、低速シ
ャッターのときは帰還係数の値を大きく設定し、高速シ
ャッターのときは帰還係数の値を小さく設定する帰還係
数制御回路とを備えた構成となっている。 【0007】 【作用】上記構成のビデオカメラの信号処理回路におい
て、帰還型ノイズリダクション回路の帰還係数を、撮像
レンズの絞り位置、自動利得制御回路のフィードバック
レベルおよびビデオカメラのシャッタースピードに応じ
て制御する。すなわち、被写体の照度に応じて低照度の
ときには、帰還係数の値を大きく設定することでノイズ
低減を図り、高照度(通常の照度を含む)のときには、
帰還係数を小さく設定することで残像改善を図り、また
低速シャッターのときは帰還係数の値を大きく設定する
ことでノイズ低減を図り、高速シャッターのときは帰還
係数の値を小さく設定することで残像改善を図る。 【0008】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例を示すブロック
図である。 【0009】図1において、被写体からの入射光は、撮
像レンズ1によってCCD(ChargeCoupled Device) 撮
像素子2の撮像面に導かれる。CCD撮像素子2の撮像
出力である映像信号は、AGC(自動利得制御)回路3
でその振幅が自動的に制御された後、帰還(巡回)型ノ
イズリダクション回路4に供給される。 【0010】ノイズリダクション回路4において、カメ
ラブロック5から供給される映像信号は減算器41,4
2の各被減算入力となる。減算器41の減算出力はノイ
ズ低減後の映像信号として外部へ出力されるとともに、
フィールドメモリ43で1フィールド期間だけ遅延され
た後減算器42の減算入力となる。 【0011】減算器42では、現フィールドの映像信号
から1フィールド前の映像信号を減ずることにより、そ
の減算出力(差分)をノイズ成分として検出する。この
ノイズ成分は、乗算器44で帰還係数kが乗ぜられた
後、減算器41の減算入力となって現フィールドの映像
信号から減算される。 【0012】すなわち、ノイズリダクション回路4で
は、現フィールドの映像信号と1フィールド前の映像信
号との差分に帰還係数kを乗じて現フィールドの映像信
号から減じることにより、ノイズ低減を実現している。 【0013】ここで、ノイズ量と残像量は帰還係数kに
比例し、帰還係数kが小さい程、ノイズ低減効果が小さ
くかつ残像も小さく、逆に帰還係数kが大きい程、ノイ
ズ低減効果が大きくかつ残像も大きい。 【0014】一方、カメラブロック5側には、ノイズリ
ダクション回路4の帰還係数kを制御する帰還係数制御
回路6が設けられている。この帰還係数制御回路6は、
撮像レンズ1の絞り(IRIS)位置、AGC回路3のフィー
ドバックレベルであるAGCレベル(増幅率)およびシ
ャッタースピードの3つの情報に基づいて帰還係数kを
制御する。 【0015】次に、帰還係数制御回路6における帰還係
数kの制御の具体例について説明する。 【0016】先ず、被写体照度による帰還係数kの制御
例について説明するに、一般に被写体の照度がある値L
以下では、図2(A)に示すように、撮像レンズ1の絞
りが全開状態となり、またその値L以下の照度では、図
2(B)に示すように、AGC回路3が働いてゲイン
(AGCレベル)を上げていく。 【0017】このとき、AGC回路3のゲインアップに
伴って回路中のノイズ成分も増幅されて目立ってくるの
で、図2(C)に示すように、帰還係数kの値をAGC
回路3のAGCレベルに比例して大きくしていくように
制御する。これにより、低照度時の画像のノイズを、被
写体の照度に合わせて低減できる。また、照度がある値
L以上(通常照度時を含む)では、回路ノイズも目立た
ないので、帰還係数kを小さく設定して残像を目立たな
くなるように制御する。 【0018】次に、シャッタースピードによる帰還係数
kの制御の具体例について説明するに、低速シャッター
使用時には、一般に低照度や動きの遅い被写体を撮影す
る場合が多いので、図3に示すように、帰還係数kの値
をシャッタースピードが遅くなるに連れて大きくなるよ
うに制御する。これにより、ノイズを低減できる。 【0019】逆に、高速シャッター使用時には、動きの
速い被写体を撮影する場合が多いので、帰還係数kの値
をシャッタースピードが速くなるにつれて小さくなるよ
うに制御する。これにより、残像を改善できる。 【0020】なお、帰還係数制御回路6における帰還係
数kの制御は、ハードウェアによって実現しても良く、
又マイクロコンピュータを用いてソフトウェアによって
実現することも可能である。 【0021】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
帰還型ノイズリダクション回路の帰還係数を、撮像レン
ズの絞り位置およびAGC回路のAGCレベルに応じて
制御するようにしたことにより、被写体の照度に対して
帰還係数を適応的に制御できるので、低照度時のノイズ
低減および高照度(通常照度を含む)時の残像改善が図
また、シャッタースピードに応じて帰還係数を制御
することで、低速シャッター時のノイズ低減および高速
シャッター時の残像改善も図れることになる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。 【図2】被写体照度に対する撮像レンズの絞り位置
(A)、AGC回路のフィードバックレベル(B)およ
び帰還係数kの関係を示す制御特性図である。 【図3】シャッタースピードに対する帰還係数kの関係
を示す制御特性図である。 【符号の説明】1…撮像レンズ、2…CCD撮像素子、3…AGC(自
動利得制御)回路、4…帰還(巡回)型ノイズリダクシ
ョン回路、5…カメラブロック、6…帰還係数制御回路

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 撮像素子から出力される映像信号の振幅
    を自動的に制御する自動利得制御回路と、 前記自動利得制御回路を経た 現フィールドの映像信号と
    1フィールド前の映像信号との差分に帰還係数を乗じて
    現フィールドの映像信号から減じる帰還型ノイズリダク
    ション回路と、 前記撮像素子に入射光を導く撮像レンズの絞り位置、前
    記自動利得制御回路のフィードバックレベルおよびビデ
    オカメラのシャッタースピードに応じて被写体が低照度
    のときは前記帰還係数の値を大きく設定し、高照度のと
    きは前記帰還係数の値を小さく設定するとともに、低速
    シャッターのときは前記帰還係数の値を大きく設定し、
    高速シャッターのときは前記帰還係数の値を小さく設定
    する帰還係数制御回路とを備えたことを特徴とするビデ
    オカメラの信号処理回路。
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