JPH0638098A - ビデオカメラの信号処理回路 - Google Patents

ビデオカメラの信号処理回路

Info

Publication number
JPH0638098A
JPH0638098A JP4214526A JP21452692A JPH0638098A JP H0638098 A JPH0638098 A JP H0638098A JP 4214526 A JP4214526 A JP 4214526A JP 21452692 A JP21452692 A JP 21452692A JP H0638098 A JPH0638098 A JP H0638098A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
feedback
feedback coefficient
video signal
circuit
noise reduction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4214526A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3385629B2 (ja
Inventor
Takushi Hanagata
卓志 花形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP21452692A priority Critical patent/JP3385629B2/ja
Publication of JPH0638098A publication Critical patent/JPH0638098A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3385629B2 publication Critical patent/JP3385629B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被写体の照度やシャッタースピードに対する
ノイズ低減および残像改善の適応的な制御が可能なビデ
オカメラの信号処理回路を提供する。 【構成】 帰還(巡回)型ノイズリダクション回路4の
帰還係数kを、撮像レンズ1の絞り(IRIS)位置、AGC
回路3のAGCレベル(増幅率)およびシャッタースピ
ードの3つの情報に基づいて帰還係数制御回路6によっ
て制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラの信号処
理回路に関し、特にビデオカメラにおけるノイズ低減お
よび残像改善に用いて好適な信号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラにおける信号処理回路で
は、被写体が低照度の場合、撮像素子から出力されるA
GC(自動利得制御)回路や固定アンプによって増幅を
行っている。この場合、信号処理回路中の各種のノイズ
成分も信号成分と一緒に増幅されてしまうので、結果的
に、低照度ではノイズが映像として目立つこととなり、
問題となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなノイズを低
減するものとして、帰還(巡回)型ノイズリダクション
回路がある。この帰還(巡回)型ノイズリダクション回
路においては、現フィールドの映像信号と1フィールド
前の映像信号との差分をノイズ成分として検出し、この
ノイズ成分に帰還係数kを乗じて現フィールドの映像信
号より減ずることにより、ノイズ低減を実現している。
【0004】しかしながら、この種のノイズリダクショ
ン回路をそのままビデオカメラの信号処理に適用した場
合には、帰還係数k(0≦k≦1)の値が大きい程ノイ
ズ低減効果は大きくなるものの、逆に残像も大きくなる
という問題があり、このことはビデオカメラにとって、
動きのある被写体に対しての欠点となる。
【0005】本発明は、上述した点に鑑みてなされたも
のであり、被写体の照度やシャッタースピードに対する
ノイズ低減および残像改善の適応的な制御が可能なビデ
オカメラの信号処理回路を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるビデオカメ
ラの信号処理回路は、撮像素子から出力される現フィー
ルドの映像信号と1フィールド前の映像信号との差分に
帰還係数を乗じて現フィールドの映像信号から減じる帰
還型ノイズリダクション回路と、撮像素子に入射光を導
く撮像レンズの絞り位置に応じて帰還型ノイズリダクシ
ョン回路の帰還係数を制御する帰還係数制御回路とを備
えた構成となっている。
【0007】本発明による他の信号処理回路は、撮像素
子から出力される映像信号の振幅を自動的に制御する自
動利得制御回路と、この自動利得制御回路を経た現フィ
ールドの映像信号と1フィールド前の映像信号との差分
に帰還係数を乗じて現フィールドの映像信号から減じる
帰還型ノイズリダクション回路と、自動利得制御回路の
フィードバックレベルに応じて帰還型ノイズリダクショ
ン回路の帰還係数を制御する帰還係数制御回路とを備え
た構成となっている。
【0008】本発明によるさらに他の信号処理回路は、
撮像素子から出力される現フィールドの映像信号と1フ
ィールド前の映像信号との差分に帰還係数を乗じて現フ
ィールドの映像信号から減じる帰還型ノイズリダクショ
ン回路と、ビデオカメラのシャッタースピードに応じて
帰還型ノイズリダクション回路の帰還係数を制御する帰
還係数制御回路とを備えた構成となっている。
【0009】
【作用】帰還型ノイズリダクション回路の帰還係数を、
撮像レンズの絞り位置又は自動利得制御回路のフィード
バックレベルに応じて制御する。すなわち、被写体の照
度に応じて低照度のときには、帰還係数の値を大きく設
定することでノイズ低減を図り、高照度(通常の照度を
含む)のときには、帰還係数を小さく設定することで残
像改善を図る。また、シャッタースピードに応じて帰還
係数を制御することで、低速シャッター時のノイズ低減
と、高速シャッター時の残像改善を図る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例を示すブロック
図である。図1において、被写体からの入射光は、撮像
レンズ1によってCCD(ChargeCoupled Device) 撮像
素子2の撮像面に導かれる。CCD撮像素子2の撮像出
力である映像信号は、AGC(自動利得制御)回路3で
その振幅が自動的に制御された後、帰還(巡回)型ノイ
ズリダクション回路4に供給される。
【0011】ノイズリダクション回路4において、カメ
ラブロック5から供給される映像信号は減算器41,4
2の各被減算入力となる。減算器41の減算出力はノイ
ズ低減後の映像信号として外部へ出力されるとともに、
フィールドメモリ43で1フィールド期間だけ遅延され
た後減算器42の減算入力となる。減算器42では、現
フィールドの映像信号から1フィールド前の映像信号を
減ずることにより、その減算出力(差分)をノイズ成分
として検出する。このノイズ成分は、乗算器44で帰還
係数kが乗ぜられた後、減算器41の減算入力となって
現フィールドの映像信号から減算される。
【0012】すなわち、ノイズリダクション回路4で
は、現フィールドの映像信号と1フィールド前の映像信
号との差分に帰還係数kを乗じて現フィールドの映像信
号から減じることにより、ノイズ低減を実現している。
ここで、ノイズ量と残像量は帰還係数kに比例し、帰還
係数kが小さい程、ノイズ低減効果が小さくかつ残像も
小さく、逆に帰還係数kが大きい程、ノイズ低減効果が
大きくかつ残像も大きい。
【0013】一方、カメラブロック5側には、ノイズリ
ダクション回路4の帰還係数kを制御する帰還係数制御
回路6が設けられている。この帰還係数制御回路6は、
撮像レンズ1の絞り(IRIS)位置、AGC回路3のフィー
ドバックレベルであるAGCレベル(増幅率)およびシ
ャッタースピードの3つの情報に基づいて帰還係数kを
制御する。
【0014】次に、帰還係数制御回路6における帰還係
数kの制御の具体例について説明する。先ず、被写体照
度による帰還係数kの制御例について説明するに、一般
に被写体の照度がある値L以下では、図2(A)に示す
ように、撮像レンズ1の絞りが全開状態となり、またそ
の値L以下の照度では、図2(B)に示すように、AG
C回路3が働いてゲイン(AGCレベル)を上げてい
く。
【0015】このとき、AGC回路3のゲインアップに
伴って回路中のノイズ成分も増幅されて目立ってくるの
で、図2(C)に示すように、帰還係数kの値をAGC
回路3のAGCレベルに比例して大きくしていくように
制御する。これにより、低照度時の画像のノイズを、被
写体の照度に合わせて低減できる。また、照度がある値
L以上(通常照度時を含む)では、回路ノイズも目立た
ないので、帰還係数kを小さく設定して残像を目立たな
くなるように制御する。
【0016】次に、シャッタースピードによる帰還係数
kの制御の具体例について説明するに、低速シャッター
使用時には、一般に低照度や動きの遅い被写体を撮影す
る場合が多いので、図3に示すように、帰還係数kの値
をシャッタースピードが遅くなるに連れて大きくなるよ
うに制御する。これにより、ノイズを低減できる。逆
に、高速シャッター使用時には、動きの速い被写体を撮
影する場合が多いので、帰還係数kの値をシャッタース
ピードが速くなるにつれて小さくなるように制御する。
これにより、残像を改善できる。
【0017】なお、帰還係数制御回路6における帰還係
数kの制御は、ハードウェアによって実現しても良く、
又マイクロコンピュータを用いてソフトウェアによって
実現することも可能である。また、上記実施例において
は、撮像レンズ1の絞り(IRIS)位置、AGC回路3のA
GCレベルおよびシャッタースピードの3つの情報に基
づいて帰還係数kを制御する場合について説明したが、
これら3つの情報のいずれか1つ、又は任意の2つの組
合せに基づいて帰還係数kを制御するようにしても良い
ことは勿論である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
帰還型ノイズリダクション回路の帰還係数を、撮像レン
ズの絞り位置又はAGC回路のAGCレベルに応じて制
御するようにしたことにより、被写体の照度に対して帰
還係数を適応的に制御できるので、低照度時のノイズ低
減および高照度(通常照度を含む)時の残像改善が図れ
ることになる。また、シャッタースピードに応じて帰還
係数を制御することで、低速シャッター時のノイズ低減
および高速シャッター時の残像改善も図れることにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】被写体照度に対する撮像レンズの絞り位置
(A)、AGC回路のフィードバックレベル(B)およ
び帰還係数kの関係を示す制御特性図である。
【図3】シャッタースピードに対する帰還係数kの関係
を示す制御特性図である。
【符号の説明】
1 撮像レンズ 2 CCD撮像素子 3 AGC(自動利得制御)回路 4 帰還(巡回)型ノイズリダクション回路 5 カメラブロック 6 帰還係数制御回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子から出力される現フィールドの
    映像信号と1フィールド前の映像信号との差分に帰還係
    数を乗じて現フィールドの映像信号から減じる帰還型ノ
    イズリダクション回路と、 前記撮像素子に入射光を導く撮像レンズの絞り位置に応
    じて前記帰還型ノイズリダクション回路の帰還係数を制
    御する帰還係数制御回路とを備えたことを特徴とするビ
    デオカメラの信号処理回路。
  2. 【請求項2】 撮像素子から出力される映像信号の振幅
    を自動的に制御する自動利得制御回路と、 前記自動利得制御回路を経た現フィールドの映像信号と
    1フィールド前の映像信号との差分に帰還係数を乗じて
    現フィールドの映像信号から減じる帰還型ノイズリダク
    ション回路と、 前記自動利得制御回路のフィードバックレベルに応じて
    前記帰還型ノイズリダクション回路の帰還係数を制御す
    る帰還係数制御回路とを備えたことを特徴とするビデオ
    カメラの信号処理回路。
  3. 【請求項3】 撮像素子から出力される現フィールドの
    映像信号と1フィールド前の映像信号との差分に帰還係
    数を乗じて現フィールドの映像信号から減じる帰還型ノ
    イズリダクション回路と、 ビデオカメラのシャッタースピードに応じて前記帰還型
    ノイズリダクション回路の帰還係数を制御する帰還係数
    制御回路とを備えたことを特徴とするビデオカメラの信
    号処理回路。
  4. 【請求項4】 前記帰還係数制御回路は、被写体が低照
    度のときは前記帰還係数の値を大きく設定し、高照度の
    ときは前記帰還係数の値を小さく設定することを特徴と
    する請求項1又は2記載のビデオカメラの信号処理回
    路。
  5. 【請求項5】 前記帰還係数制御回路は、低速シャッタ
    ーのときは前記帰還係数の値を大きく設定し、高速シャ
    ッターのときは前記帰還係数の値を小さく設定すること
    を特徴とする請求項3記載のビデオカメラの信号処理回
    路。
JP21452692A 1992-07-20 1992-07-20 ビデオカメラの信号処理回路 Expired - Fee Related JP3385629B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21452692A JP3385629B2 (ja) 1992-07-20 1992-07-20 ビデオカメラの信号処理回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21452692A JP3385629B2 (ja) 1992-07-20 1992-07-20 ビデオカメラの信号処理回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0638098A true JPH0638098A (ja) 1994-02-10
JP3385629B2 JP3385629B2 (ja) 2003-03-10

Family

ID=16657187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21452692A Expired - Fee Related JP3385629B2 (ja) 1992-07-20 1992-07-20 ビデオカメラの信号処理回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3385629B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6283438B1 (en) 1998-03-13 2001-09-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Shock absorbing holder and information processor having same
KR20020023523A (ko) * 2000-09-22 2002-03-29 박규영 조도 보정용 카메라
JP2009253675A (ja) * 2008-04-07 2009-10-29 Canon Inc 再生装置および方法、プログラム
JP2010004329A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Sony Corp 画像処理装置、画像処理方法、プログラム
JP2010245936A (ja) * 2009-04-08 2010-10-28 Sanyo Electric Co Ltd 撮像装置及び撮像方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6283438B1 (en) 1998-03-13 2001-09-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Shock absorbing holder and information processor having same
KR20020023523A (ko) * 2000-09-22 2002-03-29 박규영 조도 보정용 카메라
JP2009253675A (ja) * 2008-04-07 2009-10-29 Canon Inc 再生装置および方法、プログラム
US8803949B2 (en) 2008-04-07 2014-08-12 Canon Kabushiki Kaisha Reproducing apparatus and reproducing method
JP2010004329A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Sony Corp 画像処理装置、画像処理方法、プログラム
JP4666012B2 (ja) * 2008-06-20 2011-04-06 ソニー株式会社 画像処理装置、画像処理方法、プログラム
US9270897B2 (en) 2008-06-20 2016-02-23 Sony Corporation Apparatus, method, and program for processing image
JP2010245936A (ja) * 2009-04-08 2010-10-28 Sanyo Electric Co Ltd 撮像装置及び撮像方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3385629B2 (ja) 2003-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3730419B2 (ja) 映像信号処理装置
JPH0313785B2 (ja)
US6982755B1 (en) Image sensing apparatus having variable noise reduction control based on zoom operation mode
US8411163B2 (en) Auto exposure controlling device and method
JPH0638098A (ja) ビデオカメラの信号処理回路
JP2704624B2 (ja) 撮像装置
JP2904277B2 (ja) ノイズ低減装置
JP2629907B2 (ja) 輪郭補償信号制御装置
JPH0523672B2 (ja)
KR0167586B1 (ko) 잡음저감장치
JPH02228884A (ja) 低照度時でのビデオカメラ用雑音除去回路
JP3045394B2 (ja) ビデオカメラ
JPH10243290A (ja) ビデオカメラ
JP3072043B2 (ja) 撮像装置
JPH01318467A (ja) 画像信号処理装置
JPH0630300A (ja) 映像信号処理装置及び非線形信号処理装置
JPS62285583A (ja) デジタル画像処理装置
JP3278483B2 (ja) 輪郭補正回路
KR100594173B1 (ko) 채도에 의한 이미지 향상 방법
JPH01290380A (ja) ビデオカメラ
JPH0273783A (ja) 画像強調回路
JPH0730803A (ja) 露光制御方法及び装置
JP4742474B2 (ja) 撮像装置
JPH06350910A (ja) 撮像装置
JPH05191719A (ja) 撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080110

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090110

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100110

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees