JP3384907B2 - 新規ビフィズス菌及びその利用 - Google Patents
新規ビフィズス菌及びその利用Info
- Publication number
- JP3384907B2 JP3384907B2 JP07014995A JP7014995A JP3384907B2 JP 3384907 B2 JP3384907 B2 JP 3384907B2 JP 07014995 A JP07014995 A JP 07014995A JP 7014995 A JP7014995 A JP 7014995A JP 3384907 B2 JP3384907 B2 JP 3384907B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- longum
- ferm
- bifidobacterium longum
- serum cholesterol
- sbt10254
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Dairy Products (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
Description
昇抑制作用を有すると共に発酵乳製品中での生残性が高
いビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacterium l
ongum) SBT10254 (FERM P-14820)に関する。また、本発
明は、このビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifidobac
terium longum) SBT10254 (FERM P-14820)を含有する発
酵乳用スターターに関する。さらに、本発明は、このビ
フィドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacterium longu
m) SBT10254 (FERM P-14820)を含有する発酵乳用スター
ターを用いた発酵乳製品の製造法に関する。
る主要菌叢であり、人間の健康に有益な効果があるとさ
れている。この有益な効果としては、血清コレステロー
ル上昇抑制作用、免疫賦活作用、抗変異原性、抗腫瘍性
などの生理効果や下痢治癒、便秘改善、腸内有害物質の
低減などの整腸効果などが挙げられる。
ウム・ロンガム(Bifidobacterium longum)の中、ビフィ
ドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacterium longum) S
BT2933R (FERM P-8743) には、菌体及びその培養物に強
い血清コレステロール上昇抑制作用があることが知られ
ており [青江誠一郎ら, 第6回日本ビフィズス菌センタ
ー学術集会予稿集, p.18, 1987] 、この菌体や培養物を
血清コレステロール上昇抑制剤として利用することが提
案されている [特開昭 62-258323号公報] 。しかしなが
ら、このビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacte
rium longum) SBT2933R (FERM P-8743) で代表される血
清コレステロール上昇抑制作用を有するビフィズス菌は
発酵乳製品中における生残性が低く、このビフィズス菌
を含有する発酵乳用スターターで製造した発酵乳製品中
では、賞味期限である製造より14日の保存期間中、ビフ
ィズス菌の生菌数を107/g 以上に維持できない場合が多
かった。
問題に鑑み、ビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifidob
acterium longum) SBT2933R (FERM P-8743) で代表され
る血清コレステロール上昇抑制作用を有するビフィズス
菌の発酵乳製品中での生残性を向上させるべく、鋭意研
究を進めたところ、育種改良することにより、血清コレ
ステロール上昇抑制作用を有すると共に発酵乳製品中で
の生残性の高いビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifid
obacterium longum)を取得することができることを見出
した。そして、このビフィドバクテリウム・ロンガム(B
ifidobacterium longum)を含有する発酵乳用スターター
を調製し、この発酵乳用スターターを用い発酵乳製品を
製造したところ、10℃、14日間の保存後もビフィズス菌
の生菌数が107/g 以上に維持されていることを見出し、
本発明を完成するに至った。したがって、本発明は、血
清コレステロール上昇抑制作用を有すると共に発酵乳製
品中での生残性の高いビフィドバクテリウム・ロンガム
(Bifidobacterium longum)を提供することを課題とす
る。また、本発明は、血清コレステロール上昇抑制作用
を有すると共に発酵乳製品中での生残性の高いビフィド
バクテリウム・ロンガム(Bifidobacteriumlongum)を含
有する発酵乳用スターターを提供することを課題とす
る。さらに、本発明は、血清コレステロール上昇抑制作
用を有すると共に発酵乳製品中での生残性の高いビフィ
ドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacterium longum)を
含有する発酵乳用スターターを用い発酵乳製品を製造す
る方法を提供することを課題とする。
テロール上昇抑制作用を有すると共に発酵乳製品中で生
残性の高いビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifidobac
terium longum)を得るために、血清コレステロール上昇
抑制作用を有するビフィドバクテリウム・ロンガム(Bif
idobacterium longum) SBT2933R (FERM P-8743) の育種
改良を試みた。次に、この育種改良法について説明す
る。
コレステロール上昇抑制作用を有するビフィドバクテリ
ウム・ロンガム(Bifidobacterium longum) SBT2933R (F
ERMP-8743) を懸濁し、10℃、7日間保存した後、生残
した菌を回収した。さらに、この菌を同様に懸濁し、保
存した後、回収するという操作を繰り返し、生残性の高
い菌株を得た。そして、この菌株をビフィドバクテリウ
ム・ロンガム(Bifidobacterium longum) SBT10254 と命
名した。このビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifidob
acterium longum) SBT10254 の菌学的性質を次に示す。
法により嫌気培養したとき、 大きさ: 0.3〜0.8 × 4〜10μm 形状:桿菌で多形性 (棍棒型、Y字型など) (2)グラム染色性 (1)と同一条件で培養したとき、陽性を示す。 (3)コロニー形態 (1)と同一条件で培養したときのコロニー形態は次の
通りである。 形状:円形 隆起:半球状に隆起 周縁:波状 大きさ:1〜4mm 色調:黄褐色 表面:円滑 (4)芽胞形成:陰性 (5)ガス産生:なし (6)運動性:なし (7)カタラーゼ活性:陰性 (8)脱脂乳凝固性:凝固 (9)ゼラチン液化性:なし (10)硝酸塩還元性:なし (11)インドール産生:なし (12)硫化水素産生:なし (13)酢酸/L (+) 乳酸のモル比: 1.5以上 (14)酢酸生成性:あり (15)糖の発酵性
8, pp.1163-1172, 1974] に従って実施した。 1.アラビノース + 2.キシロース − 3.リボース − 4.グルコース − 5.マンノース + 6.フラクトース − 7.ガラクトース − 8.シュクロース − 9.マルトース − 10.セロビオース − 11.ラクトース + 12.トレハロース − 13.メリビオース − 14.ラフィノース − 15.メレジトース − 16.デンプン − 17.グリコーゲン − 18.イヌリン − 19.マンニット − 20.ソルビット − 21.イノシット − 22.エスクリン − 23.サリシン − 24.アミグダリン − (+は発酵性ありを示し、−は発酵性なしを示す。)
gum) SBT10254 、ビフィドバクテリウム・ロンガム(Bif
idobacterium longum) SBT2933R 、基準株のビフィドバ
クテリウム・ロンガム(Bifidobacterium longum) ATCC1
5707及び標準コントロールとして大腸菌(Escherichia c
oli)のDNAを抽出、精製し、ホモロジー試験を行った
結果を図1に示す。基準株のビフィドバクテリウム・ロ
ンガム(Bifidobacterium longum) ATCC15707のホモロジ
ーを 100%とし、大腸菌(Escherichia coli)のホモロジ
ーを0%としたとき、取得したビフィドバクテリウム・
ロンガム(Bifidobacterium longum) SBT10254 は70%以
上の高いホモロジーを示した。
的なビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacterium
longum)としての糖の発酵性を示すビフィドバクテリウ
ム・ロンガム(Bifidobacterium longum) SBT2933R に比
べ、ビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacterium
longum) SBT10254 は陽性となった項目が少なく、異な
る性質を示したが、その他の菌学的性質は、Bergey's M
anual of SystematicBacteriology, vol.2, 1986 の分
類基準に従うとビフィドバクテリウム(Bifidobacteriu
m) としての性質を示しており、さらに、DNAホモロ
ジー試験においてビフィドバクテリウム・ロンガム(Bif
idobacterium longum)としてのホモロジーを示すことか
ら取得した菌株は、ビフィドバクテリウム・ロンガム(B
ifidobacterium longum)であると同定した。このビフィ
ドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacterium longum) S
BT10254 は、血清コレステロール上昇抑制作用を有する
と共に発酵乳製品中での生残性が高いという点では新規
である。そして、ビフィドバクテリウム・ロンガム(Bif
idobacterium longum) SBT10254 は、(FERM P-14820)と
して寄託されている。次に、実施例を挙げて本発明を具
体的に説明する。
ビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacterium lon
gum) SBT2933R (FERM P-8743) を親株とし、血清コレス
テロール上昇抑制作用を有すると共に発酵乳製品中での
生残性の高い育種株であるビフィドバクテリウム・ロン
ガム(Bifidobacterium longum) SBT10254 (FERM P-1482
0)を得た。すなわち、発酵乳 (無脂乳固形分 9.5%、脂
肪 3.2%) を遠心分離して得られた上清をpH 4.0に調整
して除菌フィルターで濾過して得た濾液に、TGAM培
地(日水製薬社製)にトマトジュースを添加した培地で
培養したビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacte
rium longum) SBT2933R (FERM P-8743)の菌体を懸濁
し、10℃で7日間保存した後、BL寒天平板培地(日水
製薬社製)に塗抹し、37℃で72時間嫌気培養して生残菌
を回収した。この生残菌をTGAM培地で培養し、同様
の濾液に懸濁し、同様に保存し、回収するという操作を
繰り返すことにより生残性の高いビフィドバクテリウム
・ロンガム(Bifidobacteriumlongum) SBT10254 (FERM P
-14820)を取得した。
を有すると共に発酵乳製品中での生残性の高いビフィド
バクテリウム・ロンガム(Bifidobacterium longum) SBT
10254 (FERM P-14820)と従来の血清コレステロール上昇
抑制作用を有するビフィドバクテリウム・ロンガム(Bif
idobacterium longum) SBT2933R (FERM P-8743) につい
て、発酵乳製品中での生残性を確認した。
アスコルビン酸0.03%を含有する還元脱脂乳培地に各ビ
フィズス菌を接種し、37℃で16時間培養してバルクスタ
ーターとした。なお、このバルクスターターの乳酸酸度
は約 1.3%であった。一方、脱脂粉乳 11.53%、酵母エ
キス 0.5%を含有する還元脱脂乳培地にラクトバチルス
・アシドフィルス(Lactobacillus acidophilus) SBT206
2 (FERM P-10730)及びストレプトコッカス・サリバリウ
ス・サブスピーシズ・サーモフィルス(Streptococcus s
alivarius subsp. thermophilus) SBT1021A (FERM P-10
658)を接種し、32℃で16時間培養してバルクスターター
とした。なお、このバルクスターターの乳酸酸度は1.20
〜1.40%であった。
ラクトバチルス・アシドフィルス(Lactobacillus acido
philus) SBT2062 (FERM P-10730)及びストレプトコッカ
ス・サリバリウス・サブスピーシズ・サーモフィルス(S
treptococcus salivarius subsp. thermophilus) SBT10
21A (FERM P-10658)からなるバルクスターターを5%添
加し、さらに、ビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifid
obacterium longum) SBT10254 (FERM P-14820)又はビフ
ィドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacteriumlongum)
SBT2933R (FERM P-8743) からなるバルクスターターを
5%添加した後、それぞれ、38℃で乳酸酸度が0.80%に
なるまで発酵させて発酵乳製品を製造した。これらの発
酵乳製品について、10℃で保存し、経時的に発酵乳製品
中のビフィズス菌数を測定した。その結果を図2に示
す。育種株であるビフィドバクテリウム・ロンガム(Bif
idobacterium longum) SBT10254 (FERM P-14820)は、10
℃、14日間の保存後も 107/g以上の生菌数を維持してお
り、親株であるビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifid
obacterium longum) SBT2933R (FERM P-8743) に比べて
生残性が改善されていることが判る。
を有すると共に発酵乳製品中での生残性の高いビフィド
バクテリウム・ロンガム(Bifidobacterium longum) SBT
10254 (FERM P-14820)と従来の血清コレステロール上昇
抑制作用を有するビフィドバクテリウム・ロンガム(Bif
idobacterium longum) SBT2933R (FERM P-8743) につい
て、血清コレステロール上昇抑制作用を確認した。
モニア水で 6.8〜7.0 に調整し、不溶解物を遠心分離し
て除去した後、コッホ殺菌器で15分間加熱し、再び遠心
分離して沈澱を除去した。このようにして得られたホエ
ーに、アスコルビン酸ナトリウム0.05%及び酵母エキス
0.2%を添加し、オートクレーブで 121℃、15分間滅菌
したものを培地として用いた。この培地に、予め同培地
中で前培養したビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifid
obacterium longum) SBT10254 (FERM P-14820)又はビフ
ィドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacterium longum)
SBT2933R (FERM P-8743) を2%接種し、37℃で18時間
培養した。なお、培養中は培地のpHが 6.5〜6.8 となる
ようpHスタットを用い1Nアンモニア水で中和した。培養
終了後、遠心分離して菌体を集め、生理食塩水で2回洗
浄した後、得られた菌体をグルタミン酸ナトリウムを1
%添加した10%濃度の還元脱脂乳培に分散して凍結乾燥
した。そして、この凍結乾燥菌体を血清コレステロール
上昇抑制作用を確認するための試料とした。なお、この
試料中の菌数は1010/gであった。
料に上記した試料を添加し、実験動物へ給与して血清コ
レステロール値を測定した。また、対照として上記の試
料に代えて同量の脱脂粉乳を添加したものについても同
様に測定した。
-2、日本クレア社製) で7日間予備飼育した後、体重が
ほぼ平均化するように1群8匹に群分けし、各群に上記
各飼料を自由に摂取させた。ラットの1日平均飼料摂取
量及びコレステロール負荷量は、群間で差は認められな
かった。そして、自由摂取開始12日目から24時間絶食さ
せ、13日目に断頭採血し、血清コレステロール値を測定
した。なお、対照群の平均血清コレステロールに対する
試験群の平均血清コレステロールの上昇抑制率(%)は
次式で求めた。{(対照群の平均血清コレステロール
値)−(試験群の平均血清コレステロール値)}÷(対
照群の平均血清コレステロール値)× 100その結果、試
験群の血清コレステロールの上昇抑制率は、親株である
ビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacterium lon
gum) SBT2933R (FERM P-8743) の凍結乾燥試料摂取群が
25%であるのに対し、育種株であるビフィドバクテリウ
ム・ロンガム(Bifidobacterium longum) SBT10254 (FER
M P-14820)の凍結乾燥試料摂取群は26%であり、同等の
血清コレステロール上昇抑制作用を有していることが判
る。
アスコルビン酸0.03%を含有する還元脱脂乳培地5kg
に、本発明の血清コレステロール上昇抑制作用を有する
と共に発酵乳製品中での生残性の高いビフィドバクテリ
ウム・ロンガム(Bifidobacterium longum) SBT10254 (F
ERM P-14820)の前培養物を3%接種し、37℃で16時間培
養して発酵乳用スターターを調製した。なお、この発酵
乳用スターターの乳酸酸度は1.25%であった。
有する還元脱脂乳培地5kgに、ラクトバチルス・アシド
フィルス(Lactobacillus acidophilus) SBT2062 (FERM
P-10730)及びストレプトコッカス・サリバリウス・サブ
スピーシズ・サーモフィルス(Streptococcus salivariu
s subsp. thermophilus) SBT1021A (FERM P-10658)の前
培養物をそれぞれ 1.5%接種し、32℃で16時間培養して
発酵乳用スターターを調製した。なお、この発酵乳用ス
ターターの乳酸酸度は1.30%であった。
00kgに、上述したラクトバチルス・アシドフィルス(Lac
tobacillus acidophilus) SBT2062 (FERM P-10730)及び
ストレプトコッカス・サリバリウス・サブスピーシズ・
サーモフィルス(Streptococcus salivarius subsp. the
rmophilus) SBT1021A (FERM P-10658)からなる発酵乳用
スターター5kgを添加し、さらに、実施例2で得られた
ビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacterium lon
gum) SBT10254 (FERM P-14820)からなる発酵乳用スター
ター5kgを添加した後、38℃で乳酸酸度が0.75%になる
まで発酵させ、酸素透過性容器に充填して発酵乳製品を
製造した。この発酵乳製品中のビフィズス菌数は、製造
直後で 7.0×108cfu/gであり、10℃で14日間保存後で
3.0×107cfu/gであった。また、この発酵乳製品は通常
の製品と何ら変わらないものであった。
用を有すると共に発酵乳製品中での生残性が高いビフィ
ドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacterium longum) S
BT10254 (FERM P-14820)を用いることにより、優れた血
清コレステロール上昇抑制作用を有すると共にビフィズ
ス菌の生残性の高い発酵乳製品を提供することができ
る。
るビフィズス菌数を示す。
longum) SBT10254 (FERM P-14820)の生残する菌数を示
す。△はビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacte
rium longum) SBT2933R (FERM P-8743) の生残する菌数
を示す。
Claims (3)
- 【請求項1】 次の性質を有するビフィドバクテリウム
・ロンガム(Bifidobacterium longum) SBT10254 (FERM
P-14820)。 (1)血清コレステロール上昇抑制作用を有する。 (2)発酵乳製品中で10℃、14日間保存後の生菌数が 1
07/g以上である。 - 【請求項2】 次の性質を有するビフィドバクテリウム
・ロンガム(Bifidobacterium longum) SBT10254 (FERM
P-14820)を含有することを特徴とする発酵乳用スタータ
ー。 (1)血清コレステロール上昇抑制作用を有する。 (2)発酵乳製品中で10℃、14日間保存後の生菌数が 1
07/g 以上である。 - 【請求項3】 次の性質を有するビフィドバクテリウム
・ロンガム(Bifidobacterium longum) SBT10254 (FERM
P-14820)を含有する発酵乳用スターターを添加して培養
することを特徴とする発酵乳製品の製造法。 (1)血清コレステロール上昇抑制作用を有する。 (2)発酵乳製品中で10℃、14日間保存後の生菌数が 1
07/g 以上である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07014995A JP3384907B2 (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | 新規ビフィズス菌及びその利用 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07014995A JP3384907B2 (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | 新規ビフィズス菌及びその利用 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08256762A JPH08256762A (ja) | 1996-10-08 |
JP3384907B2 true JP3384907B2 (ja) | 2003-03-10 |
Family
ID=13423239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07014995A Expired - Fee Related JP3384907B2 (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | 新規ビフィズス菌及びその利用 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3384907B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007029773A1 (ja) | 2005-09-08 | 2007-03-15 | Kabushiki Kaisha Yakult Honsha | コレステロール吸収抑制剤 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2540467C (en) * | 2003-09-30 | 2013-11-12 | Kibow Biotech, Inc. | Compositions and methods for augmenting kidney function |
FR2888468B1 (fr) * | 2005-07-13 | 2010-08-27 | Gervais Danone Sa | Produits alimentaires fermentes contenant des souches probiotiques, et leur procede de preparation |
JP2008195635A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-08-28 | Crossfield Bio Inc | 馬用乳酸菌製剤 |
-
1995
- 1995-03-28 JP JP07014995A patent/JP3384907B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007029773A1 (ja) | 2005-09-08 | 2007-03-15 | Kabushiki Kaisha Yakult Honsha | コレステロール吸収抑制剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08256762A (ja) | 1996-10-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0508701B1 (en) | Probiotic | |
Yamamoto et al. | Antihypertensive effects of different kinds of fermented milk in spontaneously hypertensive rats | |
AU686389B2 (en) | Lactobacillus strains of human origin, their compositions and uses thereof | |
JP2742962B2 (ja) | 腸定着ラクトバシラス | |
US4797278A (en) | Hypocholesterolemically and/or hypotriglyceridemically active products and their use | |
JP2992945B2 (ja) | ラクトバチルス・アシドフィルス乳酸菌 | |
EP0154549B1 (en) | Anticariogenic or antiperiodontitic agent | |
EP0555618B1 (en) | Dietetic and/or pharmaceutical compositions containing lyophilized lactic bacteria | |
EP0165726A2 (en) | Intestinal microflora-improving agent | |
GB1561169A (en) | Fermented food product | |
JP2007189973A (ja) | 血中コレステロール低減作用を有する新規乳酸菌 | |
JP3648233B2 (ja) | 飼料組成物 | |
CN114540243A (zh) | 一种能够预防和或治疗幽门螺杆菌感染的鼠李糖乳杆菌及其应用 | |
JPS62145026A (ja) | 抗発癌剤 | |
JP3384907B2 (ja) | 新規ビフィズス菌及びその利用 | |
JPH0696537B2 (ja) | 血清コレステロ−ル上昇抑制剤 | |
CN117264839A (zh) | 唾液联合乳杆菌mb1在制备美白和缓解痛风食品药品中的应用 | |
EP1353681B1 (en) | Bifidobacteria capable of preventing diarrhea | |
EP1642963A1 (en) | Lactobacillus casei lc2w strain and its use in antihypertensive aspect | |
JP2660908B2 (ja) | ビフィズス菌増殖促進性及び生残性が良好なヨーグルト | |
EP0196858A2 (en) | Liver function-improving agent and blood pressure-lowering agent | |
CN118240724B (zh) | 一株动物双歧杆菌乳亚种ProSci-246及由其制备的产品和应用 | |
JP2555417B2 (ja) | 乳酸菌培養物を有効成分とする抗腫瘍剤 | |
WO1991011510A1 (fr) | $i(LACTOBACTILLUS ACIDOPHILUS F-133, PREPARATION DE BACTERIES D'ACIDE LACTIQUE PREPAREE A PARTIR DE CELUI-CI, ET SON PROCEDE DE PREPARATION) | |
JP2553379B2 (ja) | 抗腫瘍活性を有する発酵乳 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081227 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081227 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091227 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101227 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101227 Year of fee payment: 8 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111227 Year of fee payment: 9 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111227 Year of fee payment: 9 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111227 Year of fee payment: 9 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111227 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121227 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121227 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131227 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |