JP3384656B2 - テープローディング装置 - Google Patents

テープローディング装置

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JP3384656B2
JP3384656B2 JP23307995A JP23307995A JP3384656B2 JP 3384656 B2 JP3384656 B2 JP 3384656B2 JP 23307995 A JP23307995 A JP 23307995A JP 23307995 A JP23307995 A JP 23307995A JP 3384656 B2 JP3384656 B2 JP 3384656B2
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浩士 中島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープカセットか
らテープを引き出してシリンダに巻き付ける、ビデオテ
ープ(VTR)等の磁気記録再生装置のテープ引き出し
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に従来のテープローディング装置の
平面図を示す。図において、1は供給側テープ引き出し
部材で、該テープ引き出し部材1はリンク2を介して駆
動ギア3に取着されたリンクレバー4に連結されてい
る。5は巻き取り側のテープ引き出し部材で、該テープ
引き出し部材5はリンク6を介して駆動ギア3に噛合し
たギア7に取着されたリンクレバー8に連結されてい
る。メカニズムの小型化を図るため、シリンダの小型化
と共に、テープローディング装置の構成を極力省スペー
ス化するために、供給側のリンク2とリンクレバー4
は、巻き取り側のリンク6とリンクレバー8の下方に配
置して互いに交差させ、リンク2の一端2aをコ字状に
折曲してその先端にテープ引き出し部材1を取着してい
る。そのように構成することで、テープ引き出し部材の
移動距離を犠牲にすること無く、テープローディング・
アンローディング時のリンク及びリンクレバーの可動範
囲を小さくしている。
【0003】テープローディング時、テープ引き出し部
材1,5は、カセットCからテープTを引き出しながら
それぞれシャーシ9の案内溝9a,9bを摺動して、図
示のテープ引き出し部材1’,5’の位置まで移動して
シリンダ10の所定角範囲に渡ってテープTを巻き付け
る。テープアンローディング時は、上述と逆の動作がな
され、テープTがカセットC内に収納される。
【0004】近年、単一のメカニズンムでリール間隔の
異なる2種類のテープカセットの装着を可能とするVT
Rが開発されている。その場合、カセットアダプタに小
さい方のカセットを装着し、大きい方のカセットサイズ
のリール間隔に合わせることにより、大小2種類のカセ
ットを単一のリール間隔のメカニズムに適応させる構成
のものがある(例えば、公開特許公報 特開平2−50
340号参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のサイズの異なる
2種類のテープカセットを単一のメカニズムに適応させ
る場合、小カセットを使用するのにその都度カセットア
ダプタに装着する煩わしさがある。その解決策として、
装着されるカセットを検知し、該テープカセットのリー
ル間隔に応じてメカニズムのリール台を可動させる構成
のメカニズムに関する技術が、例えば公開特許公報 特
開平7−29250号に開示されている。該当の公報に
開示されている構成では、リール間隔を可変する構造が
複雑、且つ部品点数の増加と比較的大きいスペースを要
すると云った問題があり、出願人は、スライド体でリー
ル台を移動させるリール台移動機構を特願平7−132
387号に開示している。
【0006】ところで、上述の図6に示すテープローデ
ィング装置に、スライド体によるリール台移動機構を適
用すると、リール間隔の小さいテープカセットを装着し
た場合、テープアンローディング状態では、スライド体
が供給側のリンク2のコ字状の折曲部に当接・干渉して
しまうと云った問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、リー
ル間隔の異なる複数種類のカセットの装着が可能な磁気
記録再生装置のテープローディング装置において、一対
のリール台を2位置に移動可能に載置するメカニズムシ
ャーシと、案内溝を有し一対のテープ引き出し部材を摺
動案内するサブシャーシと、メカニズムシャーシの一面
に配置されてリール台を可動するスライド体と、メカニ
ズムシャーシの他面に配置されてテープ引き出し部材を
駆動する駆動手段と、該駆動手段とテープ引き出し部材
間をリンクとリンクレバーによる2節リンク手段で連結
する。該リンク手段はメカニズムシャーシの表裏に配置
し、一方のリンクの一端をメカニズムシャーシの透孔か
ら覗出させると共に、所要長折り返して先端にテープ引
き出し部材を取着する。又、2節リンク手段を円弧状に
形成して互いに交差して配置する構成とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な一実施例
について図面を参照しながら説明する。図1は分解斜視
図、図2は主要部分の外観斜視図、図3は平面図、図4
及び図5はそれぞれテープアンローディング時、及びテ
ープローディング完了時の正面図である。図1乃至図3
において、11は第1の透孔11a、第2の透孔11
b、及び3本の長孔11cが形成されたメカニズムシャ
ーシである。12は案内溝12a,12b、透孔12
c,12dを有するサブシャーシであり、該案内溝12
a,12bの端部に開口部12e,12fが設けられて
いる。
【0009】14,15は軸はそれぞれボス部14a,
14b、及び軸部14b,15bを有する軸部材、16
はギア16aが一体に形成された取付具、17は2段ギ
ア17a,17bが一体に形成された取付具、18,1
9はそれぞれ取付具16,17に取着されたリンクレバ
ー、20はリンクレバー18に連結されリンク、21は
一端をリンク19に連結され他端をコ字状に折曲して所
要長L1だけ折返した折返し片21aを有するリンク、
22,23はそれぞれ供給側及び巻き取り側のテープ引
き出し部材で、該部材22,23はそれぞれリンク21
及びリンク20に連結されている。24はラック24a
を有するスライドである。
【0010】組立てについて簡単に説明する。サブシャ
ーシ12の裏面から、該シャーシ12の透孔12c,1
2dに軸部材14,15をカシメ固着し、該軸部材14
の軸14bにリンクレバー18付き取付具16を回動可
能に嵌めた後、取付具16のギア16a及び軸部材15
のボス部15aをメカニズムシャーシ11の第2の透孔
11bに貫挿させ(図4参照)、サブシャーシ12をメ
カニズムシャーシ11に固着する。メカニズムシャーシ
11とサブシャーシ12の間には、ボス(図示せず)等
により、所定間隔L2(図4参照)の空間を設け、スラ
イド体13を配置する。該スライド体13の3本のガイ
ドピン13c,13c,13c(図3参照)をメカニズ
ムシャーシ11の長孔11c,13c,13cに挿入
し、スライド体13の摺動を可能とする。
【0011】次にメカニズムシャーシ11の裏面に突出
した軸15bにリンクレバー19付き取付具17を回動
可能に嵌めると共に、折返し片21aを第1の透孔11
aからシャーシ11の表面に覗出させ、上述のリンク2
0の先端及び折返し片21aの先端にテープ引き出し部
材23及び22を回動可能に取着する。テープ引き出し
部材22,23はそれぞれサブシャーシ12の開口部1
2e,12fから挿入して、案内溝12a,12bを摺
動するように組み立てる。最後に、シャーシ11の裏面
から、スライド24のラック24aをギア17bに噛合
させて取り付ける。尚、リール台、リール台移動機構及
びスライド24の駆動機構等は、メカニズムシャーシ1
に組み込まれるが、その構成は図3により簡単に説明す
る。
【0012】図3において、25,26はシャーシ11
の軸11d,11dに駆動ギア27,28と同軸に回転
自在に軸支された回動レバー、29,30は回動レバー
25,26にそれぞれ回転自在に軸支され、駆動ギア2
7,28に噛合したリール台ギア、31,32は回動レ
バー25,26をそれぞれ反時計方向(CCW)およに
時計方向(CW)へ付勢するバネである。図3の実線部
分は、小カセットC1が装着された状態を示している。
この場合は、リール台ギア29,30は、スライド体1
3の円弧状切り欠き部13a,13aに係合して図示の
位置に保持されている。大カセットC2が装着される
と、スライド体13が図面下方(矢印)へ摺動して1
3’の位置へ移動する。その際、スライド体13の傾斜
面13b,13bに沿って回動レバー25,26がバネ
付勢に抗してそれぞれCW及びCCWへ回動し、リール
台ギア29,30が図示の2点鎖線の位置29’,3
0’へ移動する。
【0013】テープローディング動作については、両カ
セットC1,C2とも同じである。カセットC1が装着さ
れると、スライド24が摺動し、該スライド24の摺動
によりギア17b,17aがCWへ、ギア16がCCW
へ回転する。ギア17,16の回転により、リンクレバ
ー19,18、リンク21,20からなる円弧状の2節
リンク手段を介してテープ引き出し部材22,23が案
内溝12a,12bを摺動し、テープをシリンダ33に
巻き付け、図示の位置22’,23’に至る。テープア
ンローディング時は、上述と逆の動作が行われ、テープ
がカセット内に収納される。本発明のテープ引き出し装
置は、図4及び図5に示すように、メカニズムシャーシ
11の表面にリンクレバー18とリンク20からなる円
弧状の2節リンク手段を配置し、メカニズムシャーシ1
1の裏面に供給側のテープ引き出し部材22に連結され
るリンクレバー19とリンク21からなる円弧状の2節
リンク手段を配置し、両リンク手段を交差させ、該リン
ク手段の可動範囲の小スペース化を図っている。
【0014】又、サブシャーシ12にテープ引き出し部
材22,23の案内溝12a,12bを設け、サブシャ
ーシ12とメカニズムシャーシ11との空間にスライド
体13を摺動可能に配置する構成とすることにより、メ
カニズム装置の平面的な面積の縮小化を図っている。即
ち、一方のリンク21をシャーシ11の裏面に配置し
て、シャーシ11の透孔11aから表面に覗出させ、リ
ンク21の先端を所要長L1だけ折返す折返し片21a
を設けて、立体的な配置に構成することにより、スライ
ド体13の移動範囲内における連結手段との当接・干渉
を回避している。尚、本発明では、供給側のテープ引き
出し部材22のリンク手段をメカニズムシャーシ11の
裏面に配置したが、逆に巻き取り側のテープ引き出し部
材23のリンク手段をメカニズムシャーシ11の裏面に
配置し、供給側のテープ引き出し部材22のリンク手段
をシャーシ11の表面に配置してもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明の構成によれば、リール間隔の異
なる複数のテープカセットを、リール台移動機構を備え
るテープローディング装置において、リール台移動手段
としてのスライド等が、テープ引き出し部材に連結され
るリンクレバー、リンク等に当接・干渉することなく、
テープローディングがなされ、小型小スペース化を図っ
た装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープローディング装置の分解斜視図である。
【図2】主要部分の外観斜視図である。
【図3】テープローディング装置の平面図である。
【図4】テープアンローディング時の正面図である。
【図5】テープローディング完了時の正面図である。
【図6】従来例のテープローディング装置の平面図であ
る。
【符号の説明】
11 メカニズムシャーシ 11a 透孔 12 サブシャーシ 13 スライド体 19 リンクレバー 21 リンク 21a 折返し片 22 テープ引き出し部材 23 テープ引き出し部材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール間隔の異なる複数種類のカセット
    の装着を可能とする磁気記録再生装置のテープローディ
    ング装置において、 一対のリール台を2位置に移動可能に載置するメカニズ
    ムシャーシと、 案内溝を有し一対のテープ引き出し部材を摺動案内する
    サブシャーシと、 前記メカニズムシャーシの一面に配置されて前記リール
    台を可動するスライド体と、 前記メカニズムシャーシの他面に配置されて前記テープ
    引き出し部材を駆動する駆動手段と、 該駆動手段と前記テープ引き出し部材間を連結するリン
    クレバーとリンクから成る2節リンク手段とを備え、 該リンク手段を前記メカニズムシャーシの表裏に配置し
    て、一方のリンクの一端をメカニズムシャーシの透孔か
    ら覗出させると共に所要長折り返して先端に前記テープ
    引き出し部材を取着することを特徴とするテープローデ
    ィング装置。
  2. 【請求項2】 前記2節リンク手段は円弧状に形成さ
    れ、互いに交差していることを特徴とする請求項1に記
    載のテープローディング装置。
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