JP3383433B2 - 自動車の後部床板構造 - Google Patents

自動車の後部床板構造

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JP3383433B2 JP24403994A JP24403994A JP3383433B2 JP 3383433 B2 JP3383433 B2 JP 3383433B2 JP 24403994 A JP24403994 A JP 24403994A JP 24403994 A JP24403994 A JP 24403994A JP 3383433 B2 JP3383433 B2 JP 3383433B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の後部床板構造に
関するもので、たとえば、車体前後方向で見た長さを変
えるような分野で利用されるものである。
【0002】
【従来の技術】図3、図4、図5、図6に従って従来の
技術を以下に説明する。同一型式で複数の車種、たとえ
ば、2ボックス車1および3ボックス車2となる自動車
において、2ボックス車1の後部床板3および3ボック
ス車2の後部床板4をそれぞれ専用のプレス金型にて成
形するようにしている。なお、後部床板3に形成した凹
部5および後部床板4に形成した凹部6はスペアタイヤ
用の収容空間である。また、7は後部床板3の後端部に
形成したフランジである。さらに、図5に示す後部床板
3と図6に示す後部床板4とは外観形状は類似している
が、車体前後方向の長さは後部床板4の方が後方にaだ
け長い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の自
動車の後部床板構造にあっては、2ボックス車と3ボッ
クス車の後部床板を成形するためには、それぞれ専用の
プレス金型が必要であり、金型の製造費が非常に高くつ
くという問題がある。また、車体前後方向で見た後部床
板の長い3ボックス車にあっては、車体後部の捩じり剛
性が不足するため、後部床板の下面にクロスメンバーの
追加などが必要であり、大幅なコストアップと重量アッ
プにつながるという問題がある。さらに、両床板は嵩の
高いパネル部品であるため、それらを個別に成形・保管
しようとすると、大きなスペースの確保が必要であると
いう問題がある。本発明は、これら従来の問題を解決す
ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、2ボックス車またはショートボデー車の後
部床板をそのまま共用して3ボックス車またはロングボ
デー車の前床板とし、車体前後方向で見た前記前床板の
後端部に後補助床板を接続することにより、3ボックス
車またはロングボデー車の後部床板を形成し、この接続
部分に前記前床板および前記後補助床板の屈曲形状によ
って構成される車幅方向の閉断面構造部を形成したもの
である。上記に加えて、閉断面構造部の箇所から前方に
かけて前記前床板に凹部を形成し、ここがスペアタイヤ
用の収容空間とされるようにしたものである。
【0005】
【作用】上記のように構成した自動車の後部床板構造に
おいて、閉断面構造部が車体後部の捩じり剛性をアップ
すると共に凹部がスペアタイヤの収容空間とする。
【0006】
【実施例】本発明は、2ボックス車と3ボックス車また
はショートボデーとロングボデーなどにおいて適用され
るが、以下の実施例では2ボックス車と3ボックス車を
例にとって以下に詳しく説明する。2ボックス車1の後
部床板3をそのまま共用して3ボックス車2の前床板8
とする。そして、3ボックス車2の後部床板4を形成す
るため、前記前床板8の後端部を垂直に折り曲げて形成
されているフランジ9を後方に折り返して水平とし、こ
の部分と後床板(後補助床板に相当)10の前端部後方
部位とを接続すると共に前記後床板10の前端部を下方
に垂直に折り曲げて形成したフランジ11と前床板8の
後端部前方部位とを接続する。そして、この接続部分に
両床板8、10の屈曲形状によって構成される車幅方向
の閉断面構造部12を形成する。また、後床板10の車
幅方向の断面形状を前床板8の後端部形状に沿う形状と
し、車体後部の捩じり剛性アップの一助となるようにす
る。また、本発明により形成された3ボックス車2のス
ペアタイヤの収容空間は、前記閉断面構造部12の箇所
から前方にかけて前床板8に形成した凹部13とする。
さらに、車体前後方向で見た後床板10の長さは、上記
従来の技術で説明した2ボックス車と3ボックス車の後
部床板3、4の差aと同じである。なお、図1に示す符
号4は両床板8、10が接続されたアッセンブリの状態
を指している
【0007】
【発明の効果】本発明は上記に説明したように構成され
ているので、以下に記載するような効果を奏する。2ボ
ックス車の後部床板をそのまま共用して3ボックス車の
後部床板を形成するようにしたので、3ボックス車の後
部床板の金型が不要となる一方、嵩の低い小さな後床板
の金型の追加が必要となるが、トータルでの金型の製造
費は大幅に低減することができるという効果がある。ま
た、車幅方向に閉断面構造部を形成するようにしたの
で、3ボックス車の車体後部の捩じり剛性をアップする
ことができるという効果がある。上記効果により、3ボ
ックス車の後部床板の下面に設定されていたクロスメン
バーをなくすことができるため、大幅なコスト低減と軽
量化を図ることができるという効果がある。さらに、3
ボックス車のような専用の嵩の高いパネル部品に替えて
嵩の低い後床板のパネル部品を用いて後部床板を形成す
るようにしたので、2ボックス車の後部床板も含めて全
パネル部品の成形・保管のために必要なスペースの省ス
ペース化を図ることができるという効果がある。また、
閉断面構造部の箇所から前方の2ボックス車の後部床板
に形成した凹部を3ボックス車のスペアタイヤの収容空
間として兼用するようにしたので、3ボックス車の後部
床板にはわざわざスペアタイヤの収容空間を形成する必
要がないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す自動車の後部床板構造の
斜視図である。
【図2】図1のA−A線の断面図である。
【図3】従来技術を示す2ボックス車の側面図である。
【図4】従来技術を示す3ボックス車の側面図である。
【図5】従来技術を示す2ボックス車の後部床板構造の
斜視図である。
【図6】従来技術を示す3ボックス車の後部床板構造の
斜視図である。
【符号の説明】
8 前床板 10 後補助床板 12 閉断面構造部 13 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 25/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2ボックス車またはショートボデー車の
    後部床板をそのまま共用して3ボックス車またはロング
    ボデー車の前床板とし、車体前後方向で見た前記前床板
    の後端部に後補助床板を接続することにより、3ボック
    ス車またはロングボデー車の後部床板を形成し、この接
    続部分に前記前床板および前記後補助床板の屈曲形状に
    よって構成される車幅方向の閉断面構造部を形成したこ
    とを特徴とする自動車の後部床板構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、閉断面構造部の箇所
    から前方にかけて前記前床板に凹部を形成し、ここがス
    ペアタイヤ用の収容空間とされていることを特徴とする
    自動車の後部床板構造。
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KR20040100027A (ko) 2003-05-21 2004-12-02 현대자동차주식회사 자동차용 리어플로어부의 구조
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JP4612464B2 (ja) * 2005-05-09 2011-01-12 本田技研工業株式会社 車両後部における収納筐体の取り付け構造

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