JP3383402B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3383402B2
JP3383402B2 JP06254194A JP6254194A JP3383402B2 JP 3383402 B2 JP3383402 B2 JP 3383402B2 JP 06254194 A JP06254194 A JP 06254194A JP 6254194 A JP6254194 A JP 6254194A JP 3383402 B2 JP3383402 B2 JP 3383402B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機、銀塩
方式複写機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置には、電子複写機や画像記
録材料として感光材料と受像材料を用いる銀塩方式複写
機がある。例えば銀塩方式複写機のような画像形成装置
では、感光材料と受像材料がそれぞれロール状に巻き取
られて収容されており、順次必要量だけ引き出して画像
記録処理を行うものがある。
【0003】感光材料と受像材料は、遮光された状態で
ロール状に巻き取られて収容されており、画像記録を行
うときには、必要量だけ引き出されて使用される。この
画像記録装置では、感光材料に画像露光する露光部、露
光後の感光材料に画像形成用溶媒を塗布する水塗布部、
水塗布の終了した感光材料と受像材料を重ね合わせて加
熱圧接して感光材料に形成された画像を受像材料へ転写
する熱現像転写部、感光材料を露光部、水塗布部を経て
熱現像転写部へ案内搬送する感光材料搬送手段、受像材
料を熱現像転写部へ案内搬送する受像材料搬送手段、熱
現像転写部で加熱圧接された感光材料と受像材料を剥離
してそれぞれを所定の場所へ搬送して排出する剥離搬送
部と、を備えたものがある。
【0004】このような画像形成装置では、感光材料搬
送手段、受像材料搬送手段及び剥離搬送手段を搬送ロー
ラやガイド板によって構成した搬送路を備えている。近
年の装置の小型化の要求により、狭いスペースで各処理
部を配置すると共に、それぞれの処理部を連結するよう
に感光材料、受像材料の搬送路を構成している。
【0005】ところで、このように構成された画像形成
装置の内部においても、感光材料や受像材料の詰まり
(所謂ジャム)が生じることがある。特に装置が小型化
されているため、仮にジャムが発生したときには、装置
内部を開放して狭い搬送路の中から感光材料や受像材料
を取り出さなければならない。このようなジャムの解消
作業は、装置がコンパクトになっているがために、さら
に困難な作業となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事実を
考慮してなされたものであり、仮にジャム等が発生した
ときに、その解消を容易とした画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の請求項1に係る画像形成装置は、それぞれが
互いに対向するガイド板を備えた複数のガイド部によっ
て機台内で記録紙を案内搬送しながら、前記記録紙に露
光画像を形成する画像形成装置であって、前記ガイド部
として、第1のガイド板に対して第1の支軸周りに回動
して離間する方向へ移動可能な第2のガイド板を備え
移動可能に配置された第1のガイド部と、第3のガイド
板に対して第2の支軸周りに回動して離間する方向へ移
動可能で前記第2のガイド板に隣接する第4のガイド板
を備えた第2のガイド部と、を含み、前記第2のガイド
板と前記第4のガイド板を連結し一方の移動に伴って
他方を移動可能とする連結部材を設けていることを特徴
とする。
【0008】請求項2に係る画像形成装置は、請求項1
の画像形成装置であって、前記機台の外方へ引き出すこ
とにより機台内を露出可能でかつ前記第1のガイド部が
取り付けられた引出しユニットを備え、前記引出しユニ
ットの引き出し操作に伴って前記連結部材が前記第1の
ガイド板と前記第2のガイド板とを離間する方向へ移動
させると共に、前記引出しユニットと共に移動する前記
第1のガイド部の第2のガイド板によって前記第2のガ
イド部の前記第4のガイド板を前記第3のガイド板に対
して離間する方向へ移動させることを特徴とする。
【0009】請求項3に係る画像形成装置は、請求項1
又は請求項2の画像形成装置であって、前記第1及び第
2のガイド部が前記記録紙を挟持搬送する搬送ローラを
備え、前記搬送ローラ対の一方のローラが前記第2のガ
イド板及び前記第4のガイド板と共に移動して他方のロ
ーラから離間することを特徴とする。
【0010】請求項4に係る画像形成装置は、請求項1
から請求項3のいずれかの画像形成装置であって、前記
第1及び第2のガイド部が前記第2のガイド板と前記第
4のガイド板を互いに前記記録紙の搬送路と反対側の面
が対向するように隣接されているときに、前記第2のガ
イド板と前記第4のガイド板が所定の位置に接近したと
きに互いを対向する前記第1のガイド板又は第3のガイ
ド板へ向けて付勢可能な弾性体を設けていることを特徴
とする。請求項5に係る画像形成装置は、それぞれが互
いに対向するガイド板を備えた複数のガイド部によって
機台内で記録紙を案内搬送しながら、前記記録紙に露光
画像を形成する画像形成装置であって、前記ガイド部と
して、第1のガイド板に対して第1の支軸周りに回動し
て離間する方向へ移動可能な第2のガイド板を備え、移
動可能に配置された第1のガイド部と、第3のガイド板
に対して第2の支軸周りに回動して離間する方向へ移動
可能で前記第2のガイド板に隣接する第4のガイド板を
備えた第2のガイド部と、を含み、前記第2のガイド板
が支軸周りに回動するとき前記第2のガイド板と前記第
4のガイド板を連結して前記第4のガイド板を移動可能
とする連結部材を設け、前記第2のガイド板を前記第4
のガイド板から離間する方向へ移動させると、前記連結
部材の弛みが無くなり、前記第2のガイド板と前記第4
のガイド板が互いに引き合うことを特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成の請求項1に記載の画像形成装置で
は、第1のガイド部を移動させることにより第1のガイ
ド部の第2のガイド板と第2のガイド部の第4のガイド
板が連結部材によって互いに引っ張り合い、それぞれ支
軸周りに回動して、第1のガイド部の第1のガイド板と
第2のガイド板及び第2のガイド部の第3のガイド板と
第4のガイド板とをそれぞれ互いに離間させる。
【0012】このため、仮に機台内でジャム等の記録紙
の搬送不良が生じたときに、第1のガイド部を移動させ
るだけで、第1のガイド部は勿論、第2のガイド部も開
放することができ、ジャムの解消が極めて容易となる。
【0013】請求項2に記載の画像形成装置では、引出
しユニットに第1のガイド部を取り付けており、引出し
ユニットの引き出し操作によって第1のガイド部を機台
外に露出させることができる。また、この引出しユニッ
トの引き出し操作によって移動する第1のガイド部の第
2のガイド板が、機台内の第2のガイド部の第4のガイ
ド板を第3のガイド板から離間させる方向へ移動する。
【0014】これによって、引出しユニットの引き出し
操作によって記録紙を搬送する第1及び第2のガイド部
を同時に開放することができる。
【0015】請求項3に記載の画像形成装置では、互い
に対向するガイド板を離間する方向へ移動させることに
より、第1及び第2のガイド部に設けた搬送ローラ対が
離間して挟持力を解除する。これによって、第1のガイ
ド部を移動させるだけで、第1のガイド部と第2のガイ
ド部のそれぞれのガイド板の間を開くと共に搬送ローラ
対の挟持力を解除して、記録紙の搬送路を開放すること
ができる。
【0016】請求項4に記載の画像形成装置では、第2
のガイド板と第4のガイド板を背中合わせに配置してい
るときに、第2のガイド板と第4のガイド板との間で互
いに離間する方向へ付勢可能な弾性部材を設けている。
【0017】これによって、記録紙の搬送路を開放した
状態から復帰させるときに、この弾性部材によて第2の
ガイド板が第1のガイド板へ向けて付勢され、第4のガ
イド板が第3のガイド板へ向けて付勢されるため、第1
及び第2のガイド部のそれぞれを記録紙の搬送可能状態
に接近させて保持することができる。なお、第1のガイ
ド板と第2のガイド板及び第3のガイド板と第4のガイ
ド板の間には、弾性部材の付勢力に抗して所定の間隙を
維持するためにストッパー等を設ければよい。請求項5
に記載の画像形成装置では、第2のガイド板と第4のガ
イド板は、連結部材で係止されている。第2のガイド板
を第4のガイド板から離間する方向へ移動させると、連
結部材によって第2のガイド板と第4のガイド板が互い
に引き合うようになっている。 このため、第2のガイド
板は、連結部材を介して第4のガイド板に引っ張られて
支軸を中心に回動し、対向する第1のガイド板から離間
してガイド部を開放するようになっている。 同様に第4
のガイド板は、連結部材を介して第2のガイド板に引っ
張られて支軸を中心に回動し、対向する第3のガイド板
から離間してガイド部を開放するようになっている。
【0018】
【実施例】図1には、本実施例に適用した画像記録装置
10の概略構成を示し、図2には画像記録装置10の外
観斜視図を示している。
【0019】図2に示されるように、画像記録装置10
は箱型に構成されており、機台12には、前面扉13、
側面扉15等が取り付けられており、前面扉13、側面
扉15を開放することにより機台12内を露出させるこ
とができる。なお、前面扉13、側面扉15には図示し
ないインターロック機構による安全装置が設けられてお
り、開放と同時に機台12内の所定部位に電源が切れる
ようになっている。
【0020】また、画像記録装置10の機台12の上面
には、画像が記録された原稿を載置するための載置台1
2Aが設けられている。この載置台12Aには、矩形形
状の開口が設けられ透明ガラス板45が嵌め込まれてい
る。この透明ガラス板45上に、装置奥側の辺を軸にし
て開閉可能な押さえカバー12Bが取り付けられてい
る。透明ガラス板45上には、画像面を下向きにして載
置され、その上に押さえカバー12Bを重ね合わせられ
て原稿がセットされる。
【0021】図1に示されるように、画像記録装置10
の機台12内には、感光材料16をロール状に巻き取っ
て収容している感材マガジン14が配置されている。本
実施例で用いるこの感光材料16としては、支持体上に
感光性ハロゲン化銀、バインダー、色素供与性物質、還
元剤等を有するものであり、画像記録装置10は銀塩方
式複写機を構成しており、感光材料16はその感光面が
装置の下方へ向けて配置される。
【0022】感材マガジン14の感光材料取出し口近傍
には、ニップローラ18及びカッター20が配置されて
いる。このニップローラ18は、感光材料16を挟持し
て感材マガジン14から引き出してさらに送り出してお
り、カッタ20は、感材マガジン14から引き出された
感光材料16を所定の長さに切断している。なお、カッ
タ20の作動後は、ニップローラ18が逆転駆動して、
このニップローラ18に感光材料16の先端部が僅かに
ニップされる程度まで、感光材料16を感材マガジン1
4へ巻戻すようになっている。また、カッタ20の上方
には、搬送ローラ19、21及びガイド板27が配置さ
れており、所定長さに切断された感光材料16を露光部
22へ案内搬送する。
【0023】露光部22は、搬送ローラ23と搬送ロー
ラ24の間に位置しており、これらの搬送ローラ23、
24間が露光部(露光点)とされており、感光材料16
が搬送ローラ23側から搬送ローラ24側へ向けて所定
速度で通過するようになっている。
【0024】露光部22の上方でかつ前記透明ガラス板
45の下方の空間部分には露光装置38が設けられてい
る。露光装置38は、ハロゲンランプ38A、レンズユ
ニット38B、ミラーユニット38C及び図示しないフ
ィルター、絞りを備えており、透明ガラス板45(図1
では図示省略)上に配置された原稿の画像を走査露光し
て、その光を露光部22へ案内している。露光部22で
は、露光装置38で走査露光した光が搬送ローラ23と
搬送ローラ24の間の露光点に結像し、搬送ローラ2
3、24によって搬送される感光材料16が画像露光さ
れる。
【0025】また、露光部22の側方にはスイッチバッ
ク部40が設けられており、露光部22の下方には、水
塗布部62が設けられている。感材マガジン14の側方
を上昇し、露光部22で露光された感光材料16は、一
旦スイッチバック部40へ送り込まれた後、搬送ローラ
26の逆回転駆動によって露光部22の下方に向けられ
た搬送経路を経て水塗布部62へ送り込まれるようにな
っている。
【0026】この水塗布部62には、水が供給される塗
布タンク64が配置されており、塗布タンク64の感光
材料16搬送方向上流側の端部には、供給ローラ66が
配置され、感光材料16搬送方向下流側の端部には、一
対のスクイズローラ68が配置されている。供給ローラ
66及びスクイズローラ68は、長手方向両端部におい
てそれぞれ所定圧力が加えられており、供給ローラ66
は、前述のスイッチバック部40から搬送される感光材
料16の所謂スキューを矯正するためのレジストレーシ
ョンローラの役目も兼ねている。
【0027】また、塗布タンク64の上方には、塗布タ
ンク64に対向してガイド板70が取り付けられてお
り、このガイド板70と塗布タンク64の間を感光材料
16が通過するときに、塗布タンク64内の水が塗布さ
れ、次にスクイズローラ68によって余分な水が除去さ
れると、水塗布部62の側方に隣接して配置された熱現
像転写部104へ送り出される。
【0028】一方、感材マガジン14の側方の機台12
には、受像材料108をロール状に巻き取って収容した
受材マガジン106が配置されている、受像材料108
の幅寸法は、前記感光材料16の幅寸法より僅かに小さ
く形成されており、画像形成面には媒染剤を有する色素
固定材料が塗布されて、この画像形成面が上方へ向けら
れている。なお、受材マガジン106は、機台12の前
面側(図1の紙面手前側、即ち受像材料108の幅方向
側)へ引き出し可能となっている。
【0029】受材マガジン106の受像材料取出し口近
傍には、ニップローラ110とカッタ120が配置され
ている。ニップローラ110は、受材マガジン106か
ら受像材料108を引き出すと共に、そのニップを解除
することができ、ニップローラ110によって所定の長
さ引き出した受像材料108をカッタ112によって切
断する。なお、受像材料108は、感光材料16の切断
長さよりも短い長さに切断される。
【0030】カッタ112の側方には、上方の熱現像転
写部104へ向けて受像材料108を案内搬送する受材
供給ガイド部180が設けられており、所定長さに切断
された受像材料108は、この受材供給ガイド部180
により熱現像転写部104へ向けて案内搬送される。な
お、この受材供給ガイド部180の詳細については後述
する。
【0031】感光材料16と受像材料108が送り込ま
れる熱現像転写部104は、前記した側扉15の内方に
一体で設けられており、後述する剥離搬送部143と共
に側扉15に取り付けられた引出しユニット80を構成
している。側扉15は下端部の支軸193を中心に回動
可能となっている。
【0032】図4に示されるように、この引出しユニッ
ト80は、機台12内に設けられたストッパー72に当
接して位置決めされると共に、押圧バネ74によって保
持されて装着される。また、引出しユニット80は、押
圧バネ74の付勢力に抗してストッパー72から離間す
る方向へ支軸193を中心に回動させることにより、機
台12から引き出されて開放されると共に、機台12の
内部を露出させるようになっている(図5参照)。
【0033】図1に示されるように、熱現像転写部10
4には、加熱ドラム116と無端圧接ベルト118を備
え、さらに水塗布部62側の加熱ドラム116の外周部
には、貼り合わせローラ120が配設されている。加熱
ドラム116は、薄肉のアルミパイプによって形成さ
れ、内部に外周部を加熱するハロゲンランプ132A、
132Bが配設されている。また、貼り合わせローラ1
20は、長手方向の両端部においてそれぞれ所定の加圧
力が加えられて加熱ドラム116の外周面に圧接されて
いる。この貼り合わせローラ120は、図示しない駆動
手段の駆動力によって回転し、熱現像転写部104に送
り込まれた感光材料16と受像材料108を重ね合わせ
て加熱ドラム116との間で挟持搬送するようになって
いる。
【0034】なお、スクイズローラ68による感光材料
16の搬送速度や搬送ローラ対114による受像材料1
08の搬送速度は、貼り合わせローラ120により感光
材料16と受像材料108の搬送速度より若干(例えば
2%程度)遅くなるように設定されており、感光材料1
6と受像材料108にバックテンションを付与するよう
にしている。また、受像材料108は、感光材料16の
搬送に同期して感光材料16を所定長さ先行させた状態
で貼り合わせローラ120と加熱ドラム116の間に送
り込まれ、感光材料16と受像材料108を重ね合わせ
るようになっている。
【0035】また、加熱ドラム116の軸端面には、後
述する剥離爪154、176と係合して回動させるカム
130及び加熱ドラム116と感光材料16及び受像材
料108の位置合わせ検出用のフィラー131が設けら
れている。
【0036】無端圧接ベルト118は、加熱ドラム11
6の外周に沿って配置された5本の巻掛ローラ134、
135、136、138、140に巻き掛けられてお
り、無端圧接ベルト118は巻掛ローラ134と巻掛ロ
ーラ140の間で加熱ドラム116の外周面に巻き掛け
られている。なお、巻掛ローラ136は軸線方向の両端
部側が拡径するようにテーパ状に形成されており、ま
た、軸方向の両端部に所定の圧力を加熱ドラム116か
ら離間する方向に加えられている。これによって、無端
圧接ベルト118が片寄るのを防止すると共に、無端圧
接ベルト118に所定の張力を付与して加熱ドラム11
6の周面を所定の圧力で押圧するようにしている。
【0037】巻掛ローラ140は、図示しない駆動手段
の駆動力によって回転して無端圧接ベルト118を回転
駆動するようになっており、この無端圧接ベルト118
の回転駆動によって加熱ドラム116が従動回転するよ
うになっている。
【0038】貼り合わせローラ120によって重ね合わ
された感光材料16と受像材料108は、重ね合わせら
れた状態で加熱ドラム116と無端圧接ベルト118の
間に送り込まれて、加熱ドラム116の略2/3周(略
巻掛ローラ134と巻掛ローラ140の間)に亘って巻
欠けられて挟持搬送される。さらに、重ね合わされた感
光材料16と受像材料108が加熱ドラム116と無端
圧接ベルト118の間に完全に収まった時点で、無端圧
接ベルト118の回転駆動が停止し、感光材料16と受
像材料108を一体で圧接加熱する。感光材料16は、
加熱されることにより可動性の色素を放出して、同時に
この色素が受像材料108の色素固定層に転写されて受
像材料108に画像が形成されるようになっている。
【0039】なお、ハロゲンランプ132A、132B
は、昇温開始時に同時に作動し、加熱ドラム116が所
定温度に達すると何れか一方が作動するように制御され
ている。
【0040】加熱ドラム116の下方には、剥離搬送部
143が配置されている。この剥離搬送部143は、熱
現像転写部104と共に側扉15に取り付けられてお
り、側扉15の開放によって機台12の外方に引き出さ
れるようになっている。
【0041】この剥離搬送部143においては、無端圧
接ベルト118の材料供給方向下流側の加熱ドラム11
6下部に配置され、図示しない駆動手段の駆動力によっ
て回転する屈曲案内ローラ142を備えている。この屈
曲案内ローラ142は、加熱ドラム116の外周に所定
の圧力で圧接されている。
【0042】屈曲案内ローラ142の材料供給方向下流
側の加熱ドラム116の下方には、剥離爪154が回動
可能に軸支されている。この剥離爪154の先端部は加
熱ドラム116の外周面に対応しており、前述のカム1
30の作動によって加熱ドラム116の周面に対して接
離するようになっている。剥離爪154が加熱ドラム1
16の周面に当接した状態では、屈曲案内ローラ142
と加熱ドラム116との間で挟持されて屈曲案内ローラ
142から送り出された感光材料16と受像材料108
のうち、所定の長さ先行した状態で重ね合わせられてい
る感光材料16の先端部にのみ係合して、感光材料16
の先端部を加熱ドラム116の周面から離間する方向に
案内し、このとき、感光材料16は屈曲案内ローラ14
2に押圧されていることにより剥離されて屈曲案内ロー
ラ142に巻き掛けられるようにして下方へ送り出され
る。
【0043】屈曲案内ローラ142及び剥離爪154の
下方には、感材排出ローラ158、160及び複数のガ
イドローラ162及びガイド板によって構成される感材
排出ガイド部179が設けられており、屈曲案内ローラ
142に巻き掛けられるようにして下方へ送り出された
感光材料16をさらに搬送して、側扉15の内方に設け
られた廃棄感光材料収容箱178へ送り込んで収容する
ようになっている。なお、感材排出ローラ158、16
0の駆動搬送速度は、加熱ドラム116の搬送速度より
も1〜3%遅くなるように設定され、感光材料16に不
必要に張力を生じるのを防止しており、ガイドローラ1
62の近傍に設けた乾燥ファン165によって排出する
感光材料16の乾燥を促進させている。
【0044】屈曲案内ローラ142の側方の加熱ドラム
116の近傍には、剥離ローラ174及び剥離爪176
が配設されている。剥離ローラ174は、所定の圧力で
加熱ドラム116の周面に圧接されている。このため、
剥離ローラ174と加熱ドラム116によって挟持され
て送り出された受像材料108の先端が、剥離爪176
によって加熱ドラム116の周面から剥離されると、こ
の受像材料108を剥離ローラ174が屈曲させて下方
へ案内する。
【0045】剥離ローラ174及び剥離爪176の下方
には、前記した受材供給ガイド部180に隣接して受材
排出ガイド部182が形成されている。ここで、図3乃
至図5を参照しながら受材供給ガイド部180と受材排
出ガイド部182の構成について詳細に説明する。
【0046】図3及び図4に示されるように、受材供給
ガイド部180は、本発明の第2のガイド部として機台
12に設けられており、搬送ローラ対190、186、
114によって受像材料108を案内搬送するようにな
っている。この受材供給ガイド部180には、搬送ロー
ラ対190と搬送ローラ対186の間の受材排出ガイド
部182側に、上方へ向けて湾曲したガイド板122が
配置され、また、搬送ローラ対186と搬送ローラ対1
14の間の受材排出ガイド部182側に第4のガイド板
としてのガイド板124が配置されている。また、これ
らのガイド板122、124に対向して搬送ローラ対1
90から搬送ローラ対114の間に第3のガイド板とし
てガイド板126が設けられている。
【0047】ガイド板122、126は、機台12内の
図示しないフレームに取り付けられており、ガイド板1
24は、加熱ドラム116側の上端部が支軸183を介
して機台12内に回転可能に取り付けられている。な
お、この支軸183によりガイド板124の支持位置
は、ガイド板124が回動してもガイド板126と干渉
しないようにガイド板126の上端よりも上方に突出し
ている。
【0048】搬送ローラ対114、186は、一方のロ
ーラ114A、186Aがガイド板124に回転自在に
取り付けられており、他方のローラ114B、186B
がガイド板126に回転自在に取り付けられている。ま
た、ローラ114A、186Aは、コイルバネ128
(図3参照)によって、対向するローラ114B、18
6Bに所定の付勢力で付勢されており、ガイド板12
4、126が受像材料108を案内する所定の間隙で対
向したときに、ニップ力が付与される。
【0049】この受材供給ガイド部180では、支軸1
83を中心にガイド板124をガイド板126から離間
する方向へ回動させることにより間隙が広がると共に搬
送ローラ対114、186のそれぞれ対向するローラ同
志が離間して、受材供給ガイド部180が開放されるよ
うになっている。なお、ガイド板124、126の間に
は、ストッパー187(図3参照)が設けられており、
互いに接近して受像材料108の搬送路を構成するとき
に、このストッパ187によって一定の搬送路間隙が確
保している。
【0050】一方、受材排出ガイド部182は、加熱ド
ラム116の下部近傍から下方へ向けて対で配置された
第1のガイド板であるガイド板144と第2のガイド板
であるガイド板146を備えている。これらのガイド板
144、146の上部近傍及び下方には、搬送ローラ対
172、173がそれぞれ取り付けられている。また、
図4及び図5に示されるように、一対のガイド板14
4、146の下部からトレイ177へ向けて湾曲したガ
イド板192A、192Bが対向して配置されており、
ガイド板192A、192Bの先端部近傍には、排出ロ
ーラ対175が設けられている。
【0051】加熱ドラム116から剥離された受像材料
108は、ガイド板144、146によって案内されな
がら搬送ローラ対172、173によって搬送され、さ
らにガイド板192A、192Bによってトレイ177
へ向けて案内されて排出ローラ対175によって送り出
されるようになっている。
【0052】ここで、側扉15側のガイド板144及び
下方のガイド板192A、192Bは、側扉15から延
設された一対の側板(図4及び図5では一方のみ図示)
80Aに搬送ローラ対173及び排出ローラ対175と
共に取り付けられている。また、搬送ローラ対172の
一方のローラ172Bはガイド板144に回転自在に取
り付けられ、これに対して、他方のローラ172Bはガ
イド板146に回転自在に取り付けられると共に。コイ
ルバネ128によってローラ172Aへ向けて付勢さ
れ、搬送ローラ対172で受像材料108を挟持する挟
持力が付与されている。
【0053】また、ガイド板146は、下端部が支軸1
71を中心に回動可能に側板80Aに取り付けられてお
り、支軸171を中心にガイド板146がガイド板14
4から離間する方向へ回動可能となっている。なお、ガ
イド板144、146との間には、ストッパー169
(図3参照)が設けられており、互いに接近させたとき
に、受像材料108を搬送するための所定の搬送路間隙
を確保されるようになっている。
【0054】また、ガイド板146の受材供給ガイド部
180側の面には、押圧バネ191の一端が係止されて
おり、この押圧バネ191の他端は、受材供給ガイド部
180のガイド板124に当接するようになっている。
このため、側扉15を閉止して、受材供給ガイド部18
0と受材排出ガイド部182を所定の間隙で隣接させる
と、押圧バネ191によってガイド板146、124が
それぞれ対向するガイド板144、126に向けて付勢
し合い、ガイド板124、126及びガイド板144、
146が互いに離間しないように保持される。
【0055】また、互いに隣接するガイド板124、1
46の搬送方向の中間部には、紐状で所定長さの連結部
材148が係止されている。通常、この連結部材148
は、ガイド板124、146の間で弛んでいるが、側扉
15を回動させてガイド板146をガイド板124から
離間する方向へ移動させると、押圧バネ191がガイド
板124から離間すると共に、連結部材148の弛みが
無くなり、ガイド板124とガイド板146が互いに引
き合うようになっている。このため、受材供給ガイド部
180側のガイド板124は、連結部材148を介して
ガイド板146に引っ張られて支軸183を中心に対向
するガイド板126から離間して受材供給ガイド部18
0を開放するようになっている。
【0056】これに対して、側扉15に伴って移動する
ガイド板146は、連結部材148によって引っ張られ
て支軸171を中心にガイド板144から離間する方向
に回動し、搬送ローラ対172のローラ172A、17
2Bが離間してニップ力が解除され、受材排出ガイド部
182が開放されるようになっている。
【0057】なお、搬送ローラ対172の近傍には、感
材排出ガイド部179と受材排出ガイド部182の間に
ドラムファン168が設けられ、加熱ドラム116に沿
って移動する受像材料108は、加熱ドラム116の熱
によって加熱乾燥されるのみならず、ドラムファン16
8によって供給される乾燥風によって乾燥が促進され
る。なお、このドラムファン168は、雰囲気条件に応
じて作動し、加熱ドラム116の周面の温度分布を均一
に維持するようになっている。また、ガイド板144の
中間部には、受像材料108の乾燥を促進するセラミッ
クヒータ210を設けている。
【0058】次に本実施例の作用を説明する。画像記録
装置10では、原稿が載置台12Aにセットされ、感光
材料16を収容した感材マガジン14がセットされる
と、ニップローラ18によって感光材料16を引き出し
て所定の長さに切断してから、この感光材料16を露光
部22へ向けて搬送する。露光部22では、搬送ローラ
23、24によって感光材料16を一定速度で搬送しな
がら、露光装置38によって原稿に記録された画像を走
査露光して、一旦、スイッチバック部40へ送り込んで
から水塗布部62へ送り出す。水塗布部62では感光材
料16水を塗布し、この後スクイズローラ68によって
スクイズしながら熱現像転写部104の加熱ドラム11
6と貼り合わせローラ120の間へ向けて送り出す。
【0059】一方、感光材料16への画像露光に合わせ
て受材マガジン106から引き出されて所定長さに切断
された受像材料108は、受材供給ガイド部180のガ
イド板122、124、126に沿って案内されて熱現
像転写部104へ送り込まれる。この後、貼り合わせロ
ーラ120によって感光材料16と受像材料108を重
ね合わせながら加熱ドラム116の周面に沿って無端圧
接ベルト118との間へ送り込み、加熱ドラム116と
無端圧接ベルト118との間に感光材料16と受像材料
108を挟持して加熱し、感光材料16に形成された画
像を受像材料108へ転写する。受像材料108へ画像
転写の終了した感光材料16は、剥離爪154によって
加熱ドラム116から剥離されて、感材排出ガイド部1
79を経て廃棄感材収容箱178へ排出される。
【0060】また、画像が転写された受像材料108
は、剥離爪176と剥離ローラ174によって加熱ドラ
ム116から剥離されると、搬送ローラ対172、17
3とガイド板144、146によって構成される受材排
出ガイド部182を経て、排出ローラ対175によって
トレイ177へ送り出される。
【0061】このような、画像記録装置10において、
例えば、熱現像転写部104へ送り込む受像材料108
又は熱現像転写部104からトレイ177へ排出される
受像材料108に搬送途中で仮にジャム等の搬送不良が
生じた場合、このジャム等の搬送不良を生じた受像材料
108を機台12の内部から除去する必要がある。
【0062】画像記録装置10で搬送途中の受像材料1
08を除去するときには、先ず、側扉15を開いて引き
出しユニット80の引き出し操作を行う。この画像記録
装置10では、側扉15が開かれると図示しないインタ
ーロック機構によって機台12の主要部の電源が切られ
て作動が停止する。
【0063】図5に示すように、画像記録装置10で
は、側扉15を開いて引出しユニット80を支軸193
周りに回動させて引出しユニット80を開放すると、こ
の引出しユニット80に設けられた受材排出ガイド部1
82が露出すると共に、この受材供給ガイド部180も
露出する。
【0064】このとき、受材排出ガイド部182のガイ
ド板146と受材供給ガイド部180のガイド板124
が連結部材148によって連結されているため、引出し
ユニット80の引き出し操作によってガイド板146が
移動して弛んでいた連結部材148が緊張し、ガイド板
146とガイド板124が互いに引っ張り合ってそれぞ
れ支軸171、183周りに回動して対向するガイド板
144、126から離間する。これと共に、搬送ローラ
対114、186、172がそれぞれ離間してニップ力
が解除されて、受材供給ガイド部180及び受材排出ガ
イド部182が受像材料108の搬送路を開放する。
【0065】したがって、機台12からの引出しユニッ
ト80の引き出し操作を行うだけで、機台12の内部か
ら露出され開放された受材供給ガイド部180又は受材
排出ガイド部182から搬送が停止している受像材料1
08を容易に取り出すことができる。
【0066】一方、機台12から引き出した引出しユニ
ット80を機台12内へ収容するときには、側扉15を
支軸193周りに機台12側へ回動させて側扉15を閉
止する。これにより、図4に示すように、引出しユニッ
ト80は、ストッパー82に当接して位置決めされると
共に押圧バネ84に押圧されて保持される。
【0067】また、互いに離間しているガイド板14
4、146は、引出しユニット80の収容操作によって
機台12内へ向けて移動し、連結部材148の緊張状態
が解かれると共に、ガイド板146に取り付けた押圧バ
ネ191がガイド板124に当接してガイド板124を
ガイド板126へ向けて移動すると共に、ガイド板14
6をガイド板144へ向けて回動させる。また、引出し
ユニット80が機台12内の所定の位置に収容される
と、ガイド板146とガイド板124は互いに押圧バネ
191から付勢力を受けて対向するガイド板144、1
26に所定の間隙となるように保持され、受材供給ガイ
ド部180及び受材排出ガイド部182が受像材料10
8を案内搬送可能となる。また、画像記録装置10で
は、側扉15の閉止によってインターロック機構が解除
されて、画像記録操作が可能となる。
【0068】このように、画像記録装置10では、引出
しユニット80の機台12への収容操作を行うだけで、
機台12から露出し開放されていた受材供給ガイド部1
80、受材排出ガイド部182が受像材料108を搬送
可能な状態に復帰される。
【0069】なお、本実施例では連結部材148として
紐状部材としたが、これは、植物繊維や動物繊維等の自
然繊維や、樹脂繊維やガラス繊維等の加工繊維によって
紐状に形成したものであってもよく、また、金属や樹脂
によって鎖状に形成したものであってもよく、ガイド板
124とガイド板146が所定以上離間しないように保
持するものであればよい。
【0070】また、弾性部材として押圧バネ191を用
いたが、ガイド板146とガイド板124を互いに対向
するガイド板144、126へ向けて付勢して、受像材
料108を搬送するための一定の間隙を形成するもので
あればよく、板状に限らず、コイル状に形成したバネ
や、天然ゴム、樹脂ゴム等の付勢力を付与可能な弾性部
材を用いてよい。
【0071】また、本実施例では、受材供給ガイド部1
80及び受材排出ガイド部182という受像材料108
の搬送路を開放するように構成したが、これに限らず、
感材排出ガイド部179を開放する構成を加えてもよ
い。
【0072】また、本実施例ではガイド板124、14
6をそれぞれ支軸183、171周りに回動して対向す
るガイド板126、144と離間させるように構成した
が、これに限らず、例えばガイド板124を対向するガ
イド板126のガイド面に沿って移動させて搬送路を開
放する構成であってもよい。
【0073】また、本実施例では、画像形成装置の一例
として銀塩方式複写機である画像記録装置10を用いて
説明したが、電子式複写機等の他の構成の画像形成装置
において記録紙を搬送するガイド部に本発明を適用して
もよい。
【0074】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明の画像形成装
置では、記録紙を搬送する第1のガイド部又は第2のガ
イド部のいずれか又は双方で、仮に記録紙の搬送不良が
生じたときに、第1のガイド部を移動させるだけで第1
のガイド部と第2のガイド部とを同時に開放して簡単に
記録紙を排除可能な状態にすることができる。
【0075】また、第1のガイド部を引出しユニットに
設けたときには、引出しユニットの引出し及び収容操作
によって簡単に第1及び第2のガイド部の開放、復帰操
作を行うことができる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に適用した画像記録装置の概略構成図
である。
【図2】本実施例に適用した画像記録装置の外観を示す
斜視図である。
【図3】本発明を適用した受材供給ガイド部と受材排出
ガイド部の一部を示す概略構成図である
【図4】引出しユニットを機台内に収容した状態を示す
引出しユニット近傍の概略構成図である。
【図5】引出しユニットを機台内から引き出した状態を
示す引出しユニット近傍の概略構成図である。
【符号の説明】
10 画像記録装置(画像形成装置) 12 機台 16 感光材料 80 引出しユニット 108 受像材料(記録紙) 124 ガイド板(第4のガイド板) 126 ガイド板(第3のガイド板) 144 ガイド板(第1のガイド板) 146 ガイド板(第2のガイド板) 148 連結部材 180 受材供給ガイド部(第2のガイド部) 182 受材排出ガイド部(第1のガイド部) 191 押圧バネ(弾性部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 5/36 B65H 5/06 G03G 15/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが互いに対向するガイド板を備
    えた複数のガイド部によって機台内で記録紙を案内搬送
    しながら、前記記録紙に露光画像を形成する画像形成装
    置であって、前記ガイド部として、第1のガイド板に対
    して第1の支軸周りに回動して離間する方向へ移動可能
    な第2のガイド板を備え移動可能に配置された第1の
    ガイド部と、第3のガイド板に対して第2の支軸周りに
    回動して離間する方向へ移動可能で前記第2のガイド板
    に隣接する第4のガイド板を備えた第2のガイド部と、
    を含み、前記第2のガイド板と前記第4のガイド板を連
    結し一方の移動に伴って他方を移動可能とする連結部
    材を設けていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記機台の外方へ引き出すことにより機
    台内を露出可能でかつ前記第1のガイド部が取り付けら
    れた引出しユニットを備え、前記引出しユニットの引き
    出し操作に伴って前記連結部材が前記第1のガイド板と
    前記第2のガイド板とを離間する方向へ移動させると共
    に、前記引出しユニットと共に移動する前記第1のガイ
    ド部の第2のガイド板によって前記第2のガイド部の前
    記第4のガイド板を前記第3のガイド板に対して離間す
    る方向へ移動させることを特徴とする請求項1の画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2のガイド部が前記記録
    紙を挟持搬送する搬送ローラを備え、前記搬送ローラ対
    の一方のローラが前記第2のガイド板及び前記第4のガ
    イド板と共に移動して他方のローラから離間することを
    特徴とする請求項1又は請求項2の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2のガイド部が前記第2
    のガイド板と前記第4のガイド板を互いに前記記録紙の
    搬送路と反対側の面が対向するように隣接されていると
    きに、前記第2のガイド板と前記第4のガイド板が所定
    の位置に接近したときに互いを対向する前記第1のガイ
    ド板又は第3のガイド板へ向けて付勢可能な弾性体を設
    けていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れ
    かの画像形成装置。
  5. 【請求項5】 それぞれが互いに対向するガイド板を備
    えた複数のガイド部によって機台内で記録紙を案内搬送
    しながら、前記記録紙に露光画像を形成する 画像形成装
    置であって、前記ガイド部として、第1のガイド板に対
    して第1の支軸周りに回動して離間する方向へ移動可能
    な第2のガイド板を備え、移動可能に配置された第1の
    ガイド部と、第3のガイド板に対して第2の支軸周りに
    回動して離間する方向へ移動可能で前記第2のガイド板
    に隣接する第4のガイド板を備えた第2のガイド部と、
    を含み、前記第2のガイド板が支軸周りに回動するとき
    前記第2のガイド板と前記第4のガイド板を連結して前
    記第4のガイド板を移動可能とする連結部材を設け、前
    記第2のガイド板を前記第4のガイド板から離間する方
    向へ移動させると、前記連結部材の弛みが無くなり、前
    記第2のガイド板と前記第4のガイド板が互いに引き合
    うことを特徴とする画像形成装置。
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