JP3382850B2 - 液晶表示装置の包装材および包装方法 - Google Patents
液晶表示装置の包装材および包装方法Info
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- JP3382850B2 JP3382850B2 JP12936398A JP12936398A JP3382850B2 JP 3382850 B2 JP3382850 B2 JP 3382850B2 JP 12936398 A JP12936398 A JP 12936398A JP 12936398 A JP12936398 A JP 12936398A JP 3382850 B2 JP3382850 B2 JP 3382850B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は文字および画像など
を表示する液晶表示装置の包装材および包装方法に関す
る。
を表示する液晶表示装置の包装材および包装方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置はブラウン管(陰極線管)
と比較して、消費電力が少なく、軽量、小型であるとい
う特徴を持っていることから、近年急速に研究、開発、
製造などの技術が進歩しており、多種多様な液晶表示装
置が商品化されて普及してきている。
と比較して、消費電力が少なく、軽量、小型であるとい
う特徴を持っていることから、近年急速に研究、開発、
製造などの技術が進歩しており、多種多様な液晶表示装
置が商品化されて普及してきている。
【0003】以下に従来の液晶表示装置の包装構造につ
いて、図5から図6を参照しながら説明する。図5は従
来の液晶表示装置の包装構造の斜視図、図6は従来の液
晶表示装置の梱包形態の斜視図を示すものである。
いて、図5から図6を参照しながら説明する。図5は従
来の液晶表示装置の包装構造の斜視図、図6は従来の液
晶表示装置の梱包形態の斜視図を示すものである。
【0004】図5、図6において、1は文字および映像
を表示する液晶モジュールなどの液晶表示装置、1aは
液晶表示装置1の内部に構成された照明ユニット用のラ
ンプに接続されたハーネスで、このハーネス1aが液晶
表示装置本体1fの側面から出ている。1bはハーネス
1aの先端に取り付けられたコネクタで、コネクタ1b
をインバータ回路などに接続して液晶表示装置1の照明
ユニットを発光させることができるようになっている。
1cはコネクタ1bを液晶表示装置1の裏面1eに貼り
付けるための粘着テープである。3は液晶表示装置1を
入れる軟質の包装袋、4は液晶表示装置1を包装袋3で
包装した状態で数台を同梱する梱包箱である。
を表示する液晶モジュールなどの液晶表示装置、1aは
液晶表示装置1の内部に構成された照明ユニット用のラ
ンプに接続されたハーネスで、このハーネス1aが液晶
表示装置本体1fの側面から出ている。1bはハーネス
1aの先端に取り付けられたコネクタで、コネクタ1b
をインバータ回路などに接続して液晶表示装置1の照明
ユニットを発光させることができるようになっている。
1cはコネクタ1bを液晶表示装置1の裏面1eに貼り
付けるための粘着テープである。3は液晶表示装置1を
入れる軟質の包装袋、4は液晶表示装置1を包装袋3で
包装した状態で数台を同梱する梱包箱である。
【0005】この液晶表示装置1を包装する際には、ま
ず液晶表示装置1の側面から出ているハーネス1aを液
晶表示装置1の裏面1eに折り曲げて、コネクタ1bを
粘着テープ1cで液晶表示装置1の裏面1eに貼り付け
る。これにより、液晶表示装置1を包装袋3に入れるこ
とを容易にしている。次に、液晶表示装置1を包装袋3
に入れて包装袋3の余った部分を折り返し、このような
形態にして梱包箱4に数台の液晶表示装置1を同梱して
いる。
ず液晶表示装置1の側面から出ているハーネス1aを液
晶表示装置1の裏面1eに折り曲げて、コネクタ1bを
粘着テープ1cで液晶表示装置1の裏面1eに貼り付け
る。これにより、液晶表示装置1を包装袋3に入れるこ
とを容易にしている。次に、液晶表示装置1を包装袋3
に入れて包装袋3の余った部分を折り返し、このような
形態にして梱包箱4に数台の液晶表示装置1を同梱して
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
構成では、包装袋3だけでは外力を吸収する機能を有し
ないため、液晶表示装置1を数台、梱包箱4に同梱して
輸送すると、輸送中に振動、衝撃を受けた場合に、液晶
表示装置1同士が包装袋3を介してぶつかり合い、液晶
表示装置1が外力を受けて破損するという問題があっ
た。
構成では、包装袋3だけでは外力を吸収する機能を有し
ないため、液晶表示装置1を数台、梱包箱4に同梱して
輸送すると、輸送中に振動、衝撃を受けた場合に、液晶
表示装置1同士が包装袋3を介してぶつかり合い、液晶
表示装置1が外力を受けて破損するという問題があっ
た。
【0007】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、液晶表示装置を梱包状態で輸送中に振動、衝撃を受
けても液晶表示装置が破損することのない包装材および
包装方法を提供することを目的とする。
で、液晶表示装置を梱包状態で輸送中に振動、衝撃を受
けても液晶表示装置が破損することのない包装材および
包装方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明の液晶表示装置の包装材は、包装時に液晶表示
装置の一方の面に沿って配置される背面部と、背面部に
おける互いに対向する辺からそれぞれ延設され、包装時
に背面部から折曲線を介して折り曲げられて液晶表示装
置の前記一方の面の裏側となる他方の面に沿って包装さ
れる第1、第2の折曲片部とを有し、各折曲片部におけ
る折曲時に端部となる辺には、それぞれ各折曲片部の折
曲線側に向けて窪むように切欠かれて包装時に互いに接
近してまたは当接して向き合うよう配置される切欠部を
それぞれ形成し、各折曲片部における切欠部近傍の両側
片部が、包装時に切欠部で交差して液晶表示装置に対し
て互いに逆の順序で重なり合わされて包装されるように
構成したものである。
に本発明の液晶表示装置の包装材は、包装時に液晶表示
装置の一方の面に沿って配置される背面部と、背面部に
おける互いに対向する辺からそれぞれ延設され、包装時
に背面部から折曲線を介して折り曲げられて液晶表示装
置の前記一方の面の裏側となる他方の面に沿って包装さ
れる第1、第2の折曲片部とを有し、各折曲片部におけ
る折曲時に端部となる辺には、それぞれ各折曲片部の折
曲線側に向けて窪むように切欠かれて包装時に互いに接
近してまたは当接して向き合うよう配置される切欠部を
それぞれ形成し、各折曲片部における切欠部近傍の両側
片部が、包装時に切欠部で交差して液晶表示装置に対し
て互いに逆の順序で重なり合わされて包装されるように
構成したものである。
【0009】この発明によれば、液晶表示装置を梱包状
態で輸送中に振動、衝撃を受けても液晶表示装置が破損
することのない包装材を得られる。
態で輸送中に振動、衝撃を受けても液晶表示装置が破損
することのない包装材を得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の液晶表
示装置の包装材は、包装時に液晶表示装置の一方の面に
沿って配置される背面部と、前記背面部における互いに
対向する辺からそれぞれ延設され、前記包装時に前記背
面部から折曲線を介して折り曲げられて前記液晶表示装
置の前記一方の面の裏側となる他方の面に沿って配置さ
れ、それぞれの端部となる辺に前記折曲線側に向けて窪
むように切り欠かれた切欠部が形成された第1及び第2
の折曲片部と、を有する液晶表示装置の包装材であっ
て、前記第1及び第2の折曲片部を、前記各折曲線から
の延設長さが長い長延片部と延設長さが短い短延片部と
からなり、前記液晶表示装置を包装するために前記第1
及び第2の折曲片部を折り曲げた際、前記各折曲片部の
長延片部と短延片部とが、一方の折曲片部の短延片部の
上に他方の折曲片部の長延片部が重なるように構成した
ものである。
示装置の包装材は、包装時に液晶表示装置の一方の面に
沿って配置される背面部と、前記背面部における互いに
対向する辺からそれぞれ延設され、前記包装時に前記背
面部から折曲線を介して折り曲げられて前記液晶表示装
置の前記一方の面の裏側となる他方の面に沿って配置さ
れ、それぞれの端部となる辺に前記折曲線側に向けて窪
むように切り欠かれた切欠部が形成された第1及び第2
の折曲片部と、を有する液晶表示装置の包装材であっ
て、前記第1及び第2の折曲片部を、前記各折曲線から
の延設長さが長い長延片部と延設長さが短い短延片部と
からなり、前記液晶表示装置を包装するために前記第1
及び第2の折曲片部を折り曲げた際、前記各折曲片部の
長延片部と短延片部とが、一方の折曲片部の短延片部の
上に他方の折曲片部の長延片部が重なるように構成した
ものである。
【0011】この液晶表示装置の包装材によれば、背面
部に液晶表示装置を載せ、第1及び第2の折曲片部を同
様の折り曲げ角度で折り曲げるだけで、包装材をひねっ
たりしなくても、一方の折曲片部の短延片部の上に他方
の折曲片部の長延片部が自然に重なり合った状態となっ
て、容易に折り畳まれて略箱形状となり、液晶表示装置
を梱包することができる。したがって、この包装材によ
り液晶表示装置が保護されるとともに、液晶表示装置の
厚み方向に向けて包装材の外側より力が作用した場合で
もこの箱形状の包装材により振動、衝撃などの外力が受
けられたり吸収されたりして、液晶表示装置が破損する
ことが防止される。また、包装を解く際でも、各折曲片
部の長延片部を持って開くだけで容易に長延片部と短延
片部との重なり状態を解除することができ、液晶表示装
置の取り出しを容易に行なうことができる。
部に液晶表示装置を載せ、第1及び第2の折曲片部を同
様の折り曲げ角度で折り曲げるだけで、包装材をひねっ
たりしなくても、一方の折曲片部の短延片部の上に他方
の折曲片部の長延片部が自然に重なり合った状態となっ
て、容易に折り畳まれて略箱形状となり、液晶表示装置
を梱包することができる。したがって、この包装材によ
り液晶表示装置が保護されるとともに、液晶表示装置の
厚み方向に向けて包装材の外側より力が作用した場合で
もこの箱形状の包装材により振動、衝撃などの外力が受
けられたり吸収されたりして、液晶表示装置が破損する
ことが防止される。また、包装を解く際でも、各折曲片
部の長延片部を持って開くだけで容易に長延片部と短延
片部との重なり状態を解除することができ、液晶表示装
置の取り出しを容易に行なうことができる。
【0012】
【0013】
【0014】本発明の請求項2に記載の液晶表示装置の
包装方法は、液晶表示装置を請求項1に記載の包装材の
背面部に載せ、前記包装材の第1及び第2の折曲片部を
切欠部を合わせるように折り曲げて前記液晶表示装置を
前記包装材で略箱形状に包装するものである。
包装方法は、液晶表示装置を請求項1に記載の包装材の
背面部に載せ、前記包装材の第1及び第2の折曲片部を
切欠部を合わせるように折り曲げて前記液晶表示装置を
前記包装材で略箱形状に包装するものである。
【0015】この包装方法によれば、包装材で容易に略
箱形状に折り畳んで包装することができ、また、包装を
解く作業も容易に行えるため、作業能率が良好となり、
さらに何度も包装したり包装を解いたりすることも可能
となる。
箱形状に折り畳んで包装することができ、また、包装を
解く作業も容易に行えるため、作業能率が良好となり、
さらに何度も包装したり包装を解いたりすることも可能
となる。
【0016】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図4を参照しながら説明する。図1および図2は本
発明の実施の形態における液晶表示装置を包装材で包装
する際の包装前および包装途中の状態を示す斜視図、図
3は同実施の形態にかかる液晶表示装置を包装材で包装
した状態を示す平面図、図4は本発明の実施形態におけ
る包装材で包装した液晶表示装置の梱包形態を示す斜視
図である。
から図4を参照しながら説明する。図1および図2は本
発明の実施の形態における液晶表示装置を包装材で包装
する際の包装前および包装途中の状態を示す斜視図、図
3は同実施の形態にかかる液晶表示装置を包装材で包装
した状態を示す平面図、図4は本発明の実施形態におけ
る包装材で包装した液晶表示装置の梱包形態を示す斜視
図である。
【0017】図1〜図4において、1は文字および映像
を表示する液晶モジュールなどの略薄板形状の液晶表示
装置、1aは液晶表示装置1の内部に構成された照明ユ
ニット用のランプに接続されたハーネスで、このハーネ
ス1aが液晶表示装置本体1fの側面から出ている。1
bはハーネス1aの先端に取り付けられたコネクタで、
コネクタ1bをインバータ回路などに接続して液晶表示
装置1の照明ユニットを発光させることができるように
なっている。1cはコネクタ1bを液晶表示装置1の裏
面に貼り付けるための粘着テープである。ハーネス1a
は輸送の際などに、予め液晶表示装置1の裏面に折り曲
げられて、コネクタ1bが粘着テープ1cで液晶表示装
置1の裏面に貼り付けられる。
を表示する液晶モジュールなどの略薄板形状の液晶表示
装置、1aは液晶表示装置1の内部に構成された照明ユ
ニット用のランプに接続されたハーネスで、このハーネ
ス1aが液晶表示装置本体1fの側面から出ている。1
bはハーネス1aの先端に取り付けられたコネクタで、
コネクタ1bをインバータ回路などに接続して液晶表示
装置1の照明ユニットを発光させることができるように
なっている。1cはコネクタ1bを液晶表示装置1の裏
面に貼り付けるための粘着テープである。ハーネス1a
は輸送の際などに、予め液晶表示装置1の裏面に折り曲
げられて、コネクタ1bが粘着テープ1cで液晶表示装
置1の裏面に貼り付けられる。
【0018】2は包装材で、図1に示すように、この包
装材2は、液晶表示装置1とほぼ同幅で横方向(以下前
後方向と称す)に延びる平板状の例えば段ボールなどの
紙で作られている。包装材2は、包装の際に液晶表示装
置1の例えば表面(コネクタ1bが貼り付けられていな
い面)1d側に沿って配置され、内側が液晶表示装置1
の表面部分とほぼ同形状とされている背面部2aと、背
面部2aにおける互いに対向する長辺となる第1の折曲
線2b,2cを介して延設され、包装の際に背面部2a
から立設されて液晶表示装置1の厚み部分の面を覆う立
設面2d,2eと、これらの立設面2d,2eから第2
の折曲線2f,2gを介してさらに延設され、包装時に
背面部2aから折曲線2b,2c,2f,2gを介して
折り曲げられて液晶表示装置1の裏面1eに沿って包装
される第1、第2の折曲片部2h,2iとを有する。
装材2は、液晶表示装置1とほぼ同幅で横方向(以下前
後方向と称す)に延びる平板状の例えば段ボールなどの
紙で作られている。包装材2は、包装の際に液晶表示装
置1の例えば表面(コネクタ1bが貼り付けられていな
い面)1d側に沿って配置され、内側が液晶表示装置1
の表面部分とほぼ同形状とされている背面部2aと、背
面部2aにおける互いに対向する長辺となる第1の折曲
線2b,2cを介して延設され、包装の際に背面部2a
から立設されて液晶表示装置1の厚み部分の面を覆う立
設面2d,2eと、これらの立設面2d,2eから第2
の折曲線2f,2gを介してさらに延設され、包装時に
背面部2aから折曲線2b,2c,2f,2gを介して
折り曲げられて液晶表示装置1の裏面1eに沿って包装
される第1、第2の折曲片部2h,2iとを有する。
【0019】各折曲片部2h,2iにおける折曲時に端
部側となる辺には、第2の折曲線2f,2g側に向けて
窪むように略V字状に切欠かれた切欠部2j,2kがそ
れぞれ形成されている。また、各折曲片部2h,2i近
傍の両側片部は、各第2の折曲線2f,2gからの延設
長さが長い長延片部2m,2nと延設長さが短い短延片
部2o,2pとから構成されている。各折曲片部2h,
2iの長延片部2m,2nと短延片部2o,2pとは、
図1に示すように、包装材2を展開した際に左右が逆と
なる位置(点対称位置)に形成されている。また、第2
の折曲片部2iには、包装時に液晶表示装置1のコネク
タ1bに対応する箇所に四角形の孔2qが形成されてい
る。
部側となる辺には、第2の折曲線2f,2g側に向けて
窪むように略V字状に切欠かれた切欠部2j,2kがそ
れぞれ形成されている。また、各折曲片部2h,2i近
傍の両側片部は、各第2の折曲線2f,2gからの延設
長さが長い長延片部2m,2nと延設長さが短い短延片
部2o,2pとから構成されている。各折曲片部2h,
2iの長延片部2m,2nと短延片部2o,2pとは、
図1に示すように、包装材2を展開した際に左右が逆と
なる位置(点対称位置)に形成されている。また、第2
の折曲片部2iには、包装時に液晶表示装置1のコネク
タ1bに対応する箇所に四角形の孔2qが形成されてい
る。
【0020】また、3は液晶表示装置1を入れる軟質の
包装袋、4は液晶表示装置1を包装袋3で包装した状態
で数台を同梱する梱包箱であり、包装袋3は帯電防止処
理をしたものを用いることが好ましい。
包装袋、4は液晶表示装置1を包装袋3で包装した状態
で数台を同梱する梱包箱であり、包装袋3は帯電防止処
理をしたものを用いることが好ましい。
【0021】この液晶表示装置1を包装する際には、ま
ず、粘着テープ1cでコネクタ1bを裏面1eに貼り付
けた液晶表示装置1を包装袋3に入れ、包装袋3の余っ
た部分を折り返す。そして、液晶表示装置1の画面(表
面1側)を下向きにした状態で包装材2の上に置く。液
晶表示装置1の裏面に貼り付けられたコネクタ1bは上
向きになっているので、コネクタ1bの方に包装材2の
孔2qがくるように液晶表示装置1と包装材2の左右の
向きを合わせる。
ず、粘着テープ1cでコネクタ1bを裏面1eに貼り付
けた液晶表示装置1を包装袋3に入れ、包装袋3の余っ
た部分を折り返す。そして、液晶表示装置1の画面(表
面1側)を下向きにした状態で包装材2の上に置く。液
晶表示装置1の裏面に貼り付けられたコネクタ1bは上
向きになっているので、コネクタ1bの方に包装材2の
孔2qがくるように液晶表示装置1と包装材2の左右の
向きを合わせる。
【0022】次に、図2、図3に示すように、包装材2
に設けられた第1、第2の折曲片部2h,2iを折曲線
2b,2c,2f,2gを介して同時に折り曲げて、こ
れらの折曲片部2h,2iが、包装袋3に梱包された状
態の液晶表示装置1の裏面1e上で同時に交互に重なる
ようにする。つまり、第1、第2の折曲片部2h,2i
を、各切欠部2j,2k同士が互いに接近して向き合う
ように同様の折り曲げ角度で折り返すことで、包装材2
をひねったりしなくても、各折曲片部2h,2iの短延
片部2o,2pの上に長延片部2m,2nが重なり合
う。これにより、液晶表示装置1は包装材2で容易に略
箱形状に折り畳んで包装される。
に設けられた第1、第2の折曲片部2h,2iを折曲線
2b,2c,2f,2gを介して同時に折り曲げて、こ
れらの折曲片部2h,2iが、包装袋3に梱包された状
態の液晶表示装置1の裏面1e上で同時に交互に重なる
ようにする。つまり、第1、第2の折曲片部2h,2i
を、各切欠部2j,2k同士が互いに接近して向き合う
ように同様の折り曲げ角度で折り返すことで、包装材2
をひねったりしなくても、各折曲片部2h,2iの短延
片部2o,2pの上に長延片部2m,2nが重なり合
う。これにより、液晶表示装置1は包装材2で容易に略
箱形状に折り畳んで包装される。
【0023】また、2つの折曲片部2h,2iがV字型
の切欠部2j,2kで交互に上下に重なり合う構造のた
め、一度折り曲げて組み立てると開くことはない。しか
し、2つの折曲片部2h,2iの長延片部2m,2nを
持って同時に開こうとすれば容易に開くことができる。
さらに、2つの折曲片部2h,2iを折り曲げて液晶表
示装置1を包装した形態はいつでも同じになるため、コ
ネクタ1bのところには、包装材2の孔2qがくるよう
になり、包装した状態ではコネクタ1bの部分を包装材
2が避けることとなる。このように、包装材2は開閉が
容易で、何回でも開閉して包装することができるという
利点を有している。
の切欠部2j,2kで交互に上下に重なり合う構造のた
め、一度折り曲げて組み立てると開くことはない。しか
し、2つの折曲片部2h,2iの長延片部2m,2nを
持って同時に開こうとすれば容易に開くことができる。
さらに、2つの折曲片部2h,2iを折り曲げて液晶表
示装置1を包装した形態はいつでも同じになるため、コ
ネクタ1bのところには、包装材2の孔2qがくるよう
になり、包装した状態ではコネクタ1bの部分を包装材
2が避けることとなる。このように、包装材2は開閉が
容易で、何回でも開閉して包装することができるという
利点を有している。
【0024】そして、図4に示すように、包装材2で液
晶表示装置1を包装した状態で、梱包箱4に数台を同梱
して輸送することができるだけでなく、輸送中に振動、
衝撃を受けた場合でも箱形状の包装材2により外力が受
けられたり吸収されたりして、液晶表示装置1が破損す
ることが防止される。すなわち、液晶表示装置1は包装
袋3に加えて単に包装材2によっても包装されているだ
けでなく、包装材2が箱形状であるため、液晶表示装置
1の厚み方向Aに向けて包装材2の外側より力が作用し
た場合でもこの方向に沿って立設されている立設面2
d,2eなどにより外力が受けられて、液晶表示装置1
自体に外力が加わることが最小限に抑えられ、液晶表示
装置1が破損することは防止される。
晶表示装置1を包装した状態で、梱包箱4に数台を同梱
して輸送することができるだけでなく、輸送中に振動、
衝撃を受けた場合でも箱形状の包装材2により外力が受
けられたり吸収されたりして、液晶表示装置1が破損す
ることが防止される。すなわち、液晶表示装置1は包装
袋3に加えて単に包装材2によっても包装されているだ
けでなく、包装材2が箱形状であるため、液晶表示装置
1の厚み方向Aに向けて包装材2の外側より力が作用し
た場合でもこの方向に沿って立設されている立設面2
d,2eなどにより外力が受けられて、液晶表示装置1
自体に外力が加わることが最小限に抑えられ、液晶表示
装置1が破損することは防止される。
【0025】また、包装した状態でコネクタ1bの部分
は包装材2が避けられているため、包装時に、このコネ
クタ1bの部分だけが厚くなって力が集中して、コネク
タ1bが破損したり、コネクタ1bが貼り付けられてい
る液晶表示装置1の部分が損傷したりすることも防止さ
れる。
は包装材2が避けられているため、包装時に、このコネ
クタ1bの部分だけが厚くなって力が集中して、コネク
タ1bが破損したり、コネクタ1bが貼り付けられてい
る液晶表示装置1の部分が損傷したりすることも防止さ
れる。
【0026】以上のようにこの実施の形態によれば、梱
包状態で包装材2の外側から振動、衝撃を受けた場合で
も液晶表示装置1が良好に保護され、しかも包装を容易
に行うことができる。
包状態で包装材2の外側から振動、衝撃を受けた場合で
も液晶表示装置1が良好に保護され、しかも包装を容易
に行うことができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単な構造の包装材により、梱包状態で外部から振動、
衝撃を受けた場合でも、液晶表示装置が良好に保護され
ることとなり、また、包装材は何回でも開閉して包装で
きるという有効な効果も得られて、作業能率および操作
性も良好となる。
簡単な構造の包装材により、梱包状態で外部から振動、
衝撃を受けた場合でも、液晶表示装置が良好に保護され
ることとなり、また、包装材は何回でも開閉して包装で
きるという有効な効果も得られて、作業能率および操作
性も良好となる。
【図1】本発明の実施の形態における液晶表示装置を包
装材で包装する際の包装前の状態を示す斜視図
装材で包装する際の包装前の状態を示す斜視図
【図2】同実施の形態における液晶表示装置を包装材で
包装する際の包装途中の状態を示す斜視図
包装する際の包装途中の状態を示す斜視図
【図3】同実施の形態にかかる液晶表示装置を包装材で
包装した状態を示す平面図
包装した状態を示す平面図
【図4】同実施の形態における包装材で包装した液晶表
示装置の梱包形態を示す斜視図
示装置の梱包形態を示す斜視図
【図5】従来の液晶表示装置の包装構造の斜視図
【図6】従来の液晶表示装置の梱包形態の斜視図
1 液晶表示装置
1b コネクタ
2 包装材
2a 背面部
2b,2c 第1の折曲線
2d,2e 立設面
2f,2g 第2の折曲線
2h 第1の折曲片部
2i 第2の折曲片部
2j,2k 切欠部
2m,2n 長延片部
2o,2p 短延片部
2q 孔
3 包装袋
4 梱包箱
Claims (2)
- 【請求項1】 包装時に液晶表示装置の一方の面に沿っ
て配置される背面部と、前記背面部における互いに対向
する辺からそれぞれ延設され、前記包装時に前記背面部
から折曲線を介して折り曲げられて前記液晶表示装置の
前記一方の面の裏側となる他方の面に沿って配置され、
それぞれの端部となる辺に前記折曲線側に向けて窪むよ
うに切り欠かれた切欠部が形成された第1及び第2の折
曲片部と、を有する液晶表示装置の包装材であって、 前記第1及び第2の折曲片部は、前記各折曲線からの延
設長さが長い長延片部と延設長さが短い短延片部とから
なり、前記液晶表示装置を包装するために前記第1及び
第2の折曲片部を折り曲げた際、前記各折曲片部の長延
片部と短延片部とが、一方の折曲片部の短延片部の上に
他方の折曲片部の長延片部が重なるように構成された 液
晶表示装置の包装材。 - 【請求項2】 液晶表示装置を請求項1記載の包装材の
背面部に載せ、前記包装材の第1及び第2の折曲片部を
切欠部を合わせるように折り曲げて前記液晶表示装置を
前記包装材で略箱形状に包装する液晶表示装置の包装方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12936398A JP3382850B2 (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 液晶表示装置の包装材および包装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12936398A JP3382850B2 (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 液晶表示装置の包装材および包装方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11321812A JPH11321812A (ja) | 1999-11-24 |
JP3382850B2 true JP3382850B2 (ja) | 2003-03-04 |
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ID=15007744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP12936398A Expired - Fee Related JP3382850B2 (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 液晶表示装置の包装材および包装方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3382850B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4550294B2 (ja) * | 2001-01-22 | 2010-09-22 | 東芝モバイルディスプレイ株式会社 | 表示装置の梱包装置および梱包方法 |
-
1998
- 1998-05-13 JP JP12936398A patent/JP3382850B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH11321812A (ja) | 1999-11-24 |
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