JPH10264923A - 包装装置 - Google Patents

包装装置

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JPH10264923A
JPH10264923A JP7361297A JP7361297A JPH10264923A JP H10264923 A JPH10264923 A JP H10264923A JP 7361297 A JP7361297 A JP 7361297A JP 7361297 A JP7361297 A JP 7361297A JP H10264923 A JPH10264923 A JP H10264923A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、最小限の材料から製造するととも
に、包装にかかる全ての工程においてシンプルで合理的
な包装装置を提供するものである。 【解決手段】第1面部21,第2面部22,第3面部2
3,第4面部24,第5面部25を幅方向に形成した包
装装置主部20aを設け、第1面部の表面に第5面部の
裏面を互いに重ね合せて包装装置主部を筒状に折曲げ両
端に開口部を有する筒状体45を設け、筒状体の長手方
向に沿って筒状体の両端部に斜めに配置され緩衝空間4
6を形成する緩衝片30を継ぎしろ32を残して第1面
部の両端から延出して設け、緩衝空間の間に被包装物1
を収納するとともに対向する第2面部と第4面部の両端
から延出して筒状体の開口部を覆う一対の内フラップ3
4,35を設け、第5面部の両端から延出して内フラッ
プを覆うとともに筒状体の内側に内接係止するフラップ
片41を有するつま面40を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、照明器具
を包装する一枚の包装材からなる包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、照明器具を包装する包装
装置として、図12および図13に示すものが知られて
いる。
【0003】照明器具1は、下方開口した細長の箱形を
した器具本体2とこの器具本体2の両端に着脱可能に取
着された一対のランプソケット3,3と、前記器具本体
の中央に取付けられた安定器4などから構成している。
なお、この照明器具1を包装装置で包装する際は、図1
2に示すように、ランプソケット3を器具本体2の端部
からそれぞれ取外し、照明器具1内から突出しない状態
で当該ランプソケット3,3を照明器具1内に収納した
状態で包装する。
【0004】包装装置10は、長手方向に沿って形成さ
れた折曲げ線を介して幅方向に連続形成された内側天面
部12,側面部13,底面部14,側面部15および外
側天面部16とからなる矩形状をした一枚の段ボール材
からなる胴体部11と、照明器具1の両端部を保護する
一枚の段ボール材を四角筒状に折曲げテープ17止めし
た一対の四角筒状緩衝体18,18とから構成してい
る。なお、照明器具の長さa2と、緩衝体の幅a1と、
胴体部の長さAとの関係は、A=a2+a1×2の関係
になっているとともに、前記胴体部の底面部14の幅
は、照明器具1の幅と略同一形状になっている。
【0005】照明器具を包装する手順を説明する。
【0006】最初に、照明器具1を胴体部の底面部14
の長手方向両端が、等しく残るように当該底面部上に載
置する。それから、当該底面部上の両端に四角筒状緩衝
体18,18をそれぞれ載置する。
【0007】つぎに、照明器具1を筒状に巻き込み、胴
体部の側面部13,15と天面部12,16とを折曲げ
線に沿って筒状に折曲げる。このとき、内側天面部12
上に外側天面部16が重ね合うように折曲げる。
【0008】最後に、図13に示すように、胴体部の外
側天面部16と側面部13とのコーナ部をテープ17で
複数箇所固定するとともに、長手方向端部に取付けられ
ている筒状緩衝体18を外側天面部16と底面部14と
にかけてテープ19で固定する。この筒状緩衝体18
は、胴体部を幅方向に筒状に折曲げ形成した筒状体の両
端開口部を覆うつま面として配置梱包されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の包
装装置は、一枚の段ボール材からなる胴体部1枚と、一
枚の段ボール材を四角筒状に折曲げテープで固定した筒
状緩衝体2個とを使用している。このため、製造から、
運搬、梱包、包装材の産業廃棄処理に至るまでの包装に
かかる全ての工程において、時間と費用がかかるという
問題があった。
【0010】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、最小限の材料から製造するとともに、包装にかかる
全ての工程においてシンプルで合理的な包装装置を提供
することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、請求項1記載の本発明に係る包装装置は、長手方向
に沿ってそれぞれ形成した第1面部,第2面部,第3面
部,第4面部および第5面部を幅方向に並列形成した矩
形状の包装装置主部を設け、この包装装置主部の第1面
部の表面に第5面部の裏面を互いに重ね合せて当該包装
装置主部を筒状に折曲げ両端に開口部をそれぞれ有する
筒状体を設け、この筒状体の長手方向に沿って当該筒状
体の両端部に斜めにそれぞれ配置され緩衝空間を形成す
る緩衝片を継ぎしろを残して前記第1面部の両端から延
出してそれぞれ設け、前記緩衝空間との間に被包装物を
収納するとともに前記対向する第2面部と第4面部の両
端からそれぞれ延出して前記筒状体の開口部を覆う一対
の内フラップをそれぞれ設け、前記第5面部の両端から
それぞれ延出して前記内フラップをそれぞれ覆うととも
に前記筒状体の内側に内接係止するフラップ片を有する
つま面を設けた一枚の包装材からなることを特徴とする
ものである。
【0012】また、請求項2記載の本発明に係る包装装
置は、長手方向に沿って形成した第4面部の両側に第5
面部,第6面部および第7面部と第3面部,第2面部お
よび第1面部とをそれぞれ連続形成した矩形状の包装装
置主部を設け、この包装装置主部の第1面部と第7面部
とを互いに突き合わせて前記第1面部,第2面部および
第3面部と第5面部,第6面部および第7面部とをそれ
ぞれ筒状に折曲げ両端に開口部を有する第1の筒状体と
第2の筒状体とをそれぞれ設け、これら第1の筒状体と
第2の筒状体の長手方向に沿って当該第1の筒状体と第
2の筒状体の両端部に斜めにそれぞれ配置され第1の緩
衝空間と第2の緩衝空間とを形成する第1の緩衝片と第
2の緩衝片とを継ぎしろを残して前記第3面部と前記第
5面部との両端から延出してそれぞれ設け、前記第1の
緩衝空間の間および第2の緩衝空間の間に第1の被包装
物と第2の被包装物とをそれぞれ収納するとともに、前
記第4面部の両端からそれぞれ延出して前記第1の筒状
体と第2の筒状体との開口部を覆うとともに当該第1の
筒状体と第2の筒状体の内側にそれぞれ内接係止する第
1のフラップ片と第2のフラップ片を有するつま面を設
けた一枚の包装材からなることを特徴とするものであ
る。
【0013】上記の請求項1記載の構成において、一枚
の包装材から、被包装物を覆う筒状体の両端にそれぞれ
若干の継ぎしろを有し緩衝空間を形成する緩衝片を具備
したので、これら緩衝片を継ぎしろから捻ることによ
り、筒状体の対角上に緩衝片を配置させ、被包装物の端
部にあてがうものである。
【0014】請求項2記載の構成において、この包装装
置は、2台の照明器具を並列に包装するもので、第1面
部〜第7面部からなる一枚の段ボール材などの包装材を
当該照明器具にそれぞれ巻き込み、前記第1面部と第7
面部とが互いに重なり合う第1の筒状体と第2の筒状体
を設けて、これら第1の筒状体内と第2の筒状体内に被
包装物をそれぞれ収納する。さらに、前記第3面部と第
5面部の両側に第1の実施の形態と同様な継ぎしろを有
する第1の緩衝片と第2の緩衝片とをそれぞれ設け、こ
れら第1の緩衝片と第2の緩衝片を継ぎしろから捻るこ
とにより、第1の筒状体の対角上および第2の筒状体の
対角上に第1の緩衝片と第2の緩衝片とをそれぞれ配置
し、2台の被包装物の端部にそれぞれあてがうものであ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図8を参照して
本発明の第1の実施の形態を説明する。なお、従来技術
と同一構成部品は、同一番号を付して説明する。
【0016】図1は本発明に係る第1の実施の形態に係
る包装装置の展開図を示すもので、この包装装置20
は、一枚の段ボール板材などからなるもので、例えば、
被包装物である直方体状の照明器具1を筒状に包装する
長手方向に沿って縦長に形成された矩形状の第1面部2
1と第2面部22と第3面部23と第4面部24および
第5面部25を折曲げ線26,27,28,29を介し
てそれぞれ並列に形成した矩形状の包装装置主部20a
と、前記第1面部21の両端部にそれぞれ継ぎしろ32
を残して形成した切込み線31を介して長手方向にそれ
ぞれ延出形成した台形状の緩衝片30,30と、前記第
2面部22と前記第4面部24との両端部にそれぞれ形
成した折曲げ線36と折曲げ線37とを介して長手方向
にそれぞれ延出形成した矩形状の内フラップ34と内フ
ラップ35と、前記第5面部25両端部に形成した折曲
げ線42を介して長手方向に延出形成し先端側に折曲げ
線43を介して形成したフラップ片41を有する矩形状
のつま面40とから構成している。なお、Cは段ボール
材の中芯の方向を示すものである。
【0017】前記第3面部23の幅は、照明器具1の幅
と略同一形状になっている。さらに、包装装置20の長
さAと照明器具1の長さa2と緩衝片の幅a1との関係
は、A=a2+a1×2の関係寸法になっている。
【0018】図2から図8を参照して第1の包装装置を
使用して照明器具を包装する手順を説明する。
【0019】最初に、図2に示すように、照明器具1の
天面部を包装装置の第3面部23に沿って当該第3面部
23の中央に載置する。
【0020】つぎに、照明器具1の両側面部に沿うよう
に、第2面部22と第4面部24とを折曲げ線27と折
曲げ線28とに沿ってそれぞれ上方に向けて直角に折曲
げるとともに、照明器具の底面部に沿うように、第1面
部21を折曲げ線26に沿って内方に向けて直角に折曲
げて筒状体45を形成する。
【0021】それから、図3に示すように、緩衝片30
を継ぎしろ32を支点として矢印方向に捻りながら、前
記第1面部21の裏面に当該緩衝片30の天面縁部30
aが当接するように折曲げると、この緩衝片30は、図
4に示すように、照明器具1の端面(図8参照)対角線
上に折曲げられる。それから、第2面部と第4の両端部
に設けられている内フラップ34,35をそれぞれ矢印
方向に折曲げる。
【0022】つぎに、図5に示すように、つま面40を
矢印方向に折曲げつつ、筒状体45の内側へ内接するよ
うフラップ片41を差し込む。最後に、図6に示すよう
に、テープ17で複数箇所封緘する。
【0023】図7は包装装置の筒状体内に梱包した照明
器具と当該包装装置の両端にそれぞれ形成した一対の緩
衝片との関係を示すもので、照明器具1の両端は、緩衝
片30にそれぞれ当接しつつ当該緩衝片30,30間に
配置されている。このため、これら緩衝片30,30
は、筒状体45の緩衝空間46,46をそれぞれ形成し
ている。
【0024】以下、図9ないし図11を参照して本発明
の第2の実施の形態を説明する。なお、第1の実施の形
態に係る包装装置が、一台の照明器具を包装するのに対
し、第2の実施の形態に係る包装装置は、二台の照明器
具を並列に包装するものである。
【0025】図9は本発明に係る第2の実施の形態に係
る包装装置の展開図を示すもので、この包装装置50
は、一枚の段ボール板材などからなるもので、例えば、
被包装物である直方体状の照明器具(図示せず)を二台
並列に筒状に包装するもので、長手方向に沿って縦長に
形成した矩形状の第4面部55の両側にそれぞれ折曲げ
線61,60,59を介して形成した第3面部54,第
2面部53,第1面部52と折曲げ線62,63,64
を介して形成した第5面部56,第6面部57,第7面
部58とからなる矩形状の包装装置主部51と、前記第
3面部54の両端部にそれぞれ継ぎしろ67を残して形
成した切込み線65を介して長手方向にそれぞれ延出形
成した台形状の第1の緩衝片69,69と、前記第5面
部56の両端部にそれぞれ継ぎしろ68を残して形成し
た切込み線66を介して長手方向にそれぞれ延出形成し
た台形状の第2の緩衝片70,70と、前記第4面部5
5両端部に形成した折曲げ線75,75を介して長手方
向に延出形成し先端側に折曲げ線79を介して形成した
第1のフラップ片77と第2のフラップ片78とを有す
る矩形状のつま面76とから構成している。なお、C部
は段ボール材の中芯の方向を示すものである。
【0026】つぎに、第2の包装装置を使用して二台の
照明器具を並列に包装する手順を説明する。
【0027】最初に、照明器具の天面部(図示せず)を
包装装置の第4面部55に沿って当該第4面部55の中
央に並列に載置する。
【0028】つぎに、図10に示すように、照明器具の
両側面部(図示せず)に沿うように、第3面部54と第
5面部56とを折曲げ線61と折曲げ線62とに沿って
それぞれ上方に向けて直角に折曲げる。さらに、照明器
具の底面部(図示せず)に沿つて、第2面部53と第6
面部57とを折曲げ線60,63に沿って内方に向けて
直角に折曲げるとともに、第1面部52と第7面部58
とがお互いに突き合うように、折曲げ線59,64に沿
ってそれぞれ下方に向けて筒状にそれぞれ折曲げ、第1
の筒状体85と第2の筒状体87とをそれぞれ設ける。
【0029】それから、第1の緩衝片69を継ぎしろ6
7を支点として内側方向に捻りながら、前記第3面部5
4の裏面に当該第1の緩衝片69の天面縁部69aが当
接するように折曲げる。同様にして、第2の緩衝片70
を継ぎしろ68を支点として内側方向に捻りながら、前
記第5面部56の裏面に当該第2の緩衝片70の天面縁
部70aが当接するように折曲げる。前記第1の緩衝片
69と第2の緩衝片70は、図10に示すように、照明
器具の端面(図8参照)対角線上にそれぞれ折曲げられ
る。
【0030】つぎに、つま面76を矢印方向に折曲げつ
つ、第1の筒状体85および第2の筒状体87の内側へ
それぞれ内接するよう第1のフラップ片77と第2のフ
ラップ片78とをそれぞれ差し込む。最後に、図11に
示すように、テープ90で第2面部53と第6面部57
との突き合わせ面およびつま面76にかけてテープ止め
し封緘する。
【0031】包装装置で並列に包装された照明器具(図
示せず)の両端は、第1の緩衝片69と第2の緩衝片7
0にそれぞれ当接しつつ当該第1の緩衝片69,69と
の間および当該第2の緩衝片70,70との間にそれぞ
れ配置されている。このため、これら第1の緩衝片6
9,69と第2の緩衝片70,70とは、第1の筒状体
85および第2の筒状体87の第1の緩衝空間91と第
2の緩衝空間92とをそれぞれ形成している。
【0032】上記第1の実施の形態の作用を説明する。
【0033】第1面部〜第5面部からなる一枚の段ボー
ル材などからなる包装材で被包装物を巻き込み、前記第
1面部と第5面部とが互いに重なり合わせて筒状に折曲
げた形成した筒状体と、この筒状体の両端部の前記第1
面部の延長上に前記筒状体の断面対角に配置され、前記
筒状体の両端部の緩衝空間を形成する緩衝片が第1面部
の端部に若干の継ぎしろで繋がっている。
【0034】さらに、第2面部と第4面部の両端延長上
には、前記筒状体の両端開口部を覆う内フラップを設け
るとともに、前記第5面部の両端延長上には、筒状体の
内側に内接させ係止するフラップ片を有するつま面を設
ける構成にしたので、一枚の包装材から、被包装物を覆
う筒状体の両端に若干の継ぎしろを有し緩衝空間を形成
する緩衝片を具備したので、この緩衝片を継ぎしろから
捻るようにして、筒状体の対角上に緩衝片を配置させ、
被包装物の端部にあてがうものである。このため、包装
装置は、最小限の材料から製造することができるので、
包装材の製造から、運搬、梱包、包装材の産業廃棄物処
理に至るまでの包装にかかる全ての工程において、シン
プルで合理的な包装装置を提供することができる。な
お、継ぎしろの方向は、段ボール材の中芯の方向に沿っ
て作られているので、この継ぎしろを捻っても容易に切
れることはない。
【0035】上記第2の実施の形態の作用を説明する。
【0036】第2の実施の形態の包装装置は、2台の照
明器具を並列に包装するもので、第1面部〜第7面部か
らなる一枚の段ボール材などの包装材を内方に向けて巻
き込み、前記第1面部と第7面部とが互いに重ね合わせ
て第1の筒状体と第2の筒状体をそれぞれ設け、これら
第1の筒状体と第2の筒状体内に被包装物をそれぞれ収
納する。さらに、前記第3面部と第5面部の両側に第1
の実施の形態と同様な継ぎしろを有する第1の緩衝片と
第2の緩衝片とをそれぞれ設け、これら第1の緩衝片と
第2の緩衝片とを継ぎしろから捻るようにして、第1の
筒状体の対角上および第2の筒状体の対角上に第1の緩
衝片とを第2の緩衝片とをそれぞれ配置し、被包装物の
端部にそれぞれあてがう。さらに、第1の筒状体と第2
の筒状体の開口部を塞ぐつま面を第4面部の両端にそれ
ぞれ設けた。このため、この包装装置は、最小限の材料
から製造することができるので、包装材の製造から、運
搬、梱包、包装材の産業廃棄物処理に至るまでの包装に
かかる全ての工程において、シンプルで合理的な包装装
置を提供することができるものである。
【0037】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、一
枚の段ボール材からなる包装材を使用するだけで、包装
装置を製造することができるので、包装材の製造から、
運搬、梱包、包装材の産業廃棄物処理に至るまでの包装
にかかる全ての工程において、シンプルで合理的な包装
装置を提供することができる。なお、請求項1記載の本
発明は、被包装物を一台包装するものであり、請求項2
記載の本発明は、被包装物を二台包装するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る包装装置の構成
を示す展開図。
【図2】同実施の形態における包装装置の第3面部に照
明器具を載置した状態を示す斜視図。
【図3】同実施の形態に係る包装装置を筒状に折曲げ形
成した状態を示す斜視図。
【図4】同実施の形態に係る筒状体に内フラップを折曲
げる状態を示す斜視図。
【図5】同実施の形態に係る筒状体につま面を折曲げる
状態を示す斜視図。
【図6】同実施の形態に係る筒状体をテープで封緘した
状態を示す斜視図。
【図7】同実施の形態に係る筒状体の両端に形成する緩
衝空間を示す斜視図。
【図8】同実施の形態に係る包装装置の緩衝片を被包装
物の端面に当接した状態を示す側面図。
【図9】本発明の第2の実施形態に係る包装装置の構成
を示す展開図。
【図10】同第2の実施形態に係る包装装置を並列に筒
状体を形成した状態を示す斜視図。
【図11】同第2の実施形態に係る包装装置をテープで
封緘した状態を示す斜視図。
【図12】従来技術に係る包装装置に被包装物を収納す
る状態を示す斜視図。
【図13】従来技術に係る包装装置をテープで封緘した
状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1…照明器具(被包装物),20a…包装装置主部,2
1…第1面部,22…第2面部, 23…第
3面部, 24…第4面部,25…第5面部,
30…緩衝片, 32…継ぎしろ,34
…内フラップ, 35…内フラップ, 40
…つま面,41…フラップ片, 45…筒状
体, 46…緩衝空間,51…包装装置主部,
52…第1面部, 53…第2面部,54…
第3面部, 55…第4面部, 56…
第5面部,57…第6面部, 58…第7面
部, 67…継ぎしろ,68…継ぎしろ,
69…第1の緩衝片,70…第2の緩衝片,
76…つま面,77…第1のフラップ片, 78…
第2のフラップ片,85…第1の筒状体, 87
…第2の筒状体,91…第1の緩衝空間,92…第2の
緩衝空間。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向に沿ってそれぞれ形成した第1面
    部,第2面部,第3面部,第4面部および第5面部を幅
    方向に並列形成した矩形状の包装装置主部を設け、 この包装装置主部の第1面部の表面に第5面部の裏面を
    互いに重ね合せて当該包装装置主部を筒状に折曲げ両端
    に開口部をそれぞれ有する筒状体を設け、 この筒状体の長手方向に沿って当該筒状体の両端部に斜
    めにそれぞれ配置され緩衝空間を形成する緩衝片を継ぎ
    しろを残して前記第1面部の両端から延出してそれぞれ
    設け、 前記緩衝空間との間に被包装物を収納するとともに前記
    対向する第2面部と第4面部の両端からそれぞれ延出し
    て前記筒状体の開口部を覆う一対の内フラップをそれぞ
    れ設け、 前記第5面部の両端からそれぞれ延出して前記内フラッ
    プをそれぞれ覆うとともに前記筒状体の内側に内接係止
    するフラップ片を有するつま面を設けた一枚の包装材か
    らなることを特徴とする包装装置。
  2. 【請求項2】長手方向に沿って形成した第4面部の両側
    に第5面部,第6面部および第7面部と第3面部,第2
    面部および第1面部とをそれぞれ連続形成した矩形状の
    包装装置主部を設け、 この包装装置主部の第1面部と第7面部とを互いに突き
    合わせて当該第1面部,第2面部および第3面部と第5
    面部,第6面部および第7面部とをそれぞれ筒状に折曲
    げ両端に開口部を有する第1の筒状体と第2の筒状体と
    を並列に設け、 これら第1の筒状体と第2の筒状体の長手方向に沿って
    当該第1の筒状体と第2の筒状体の両端部に斜めにそれ
    ぞれ配置され第1の緩衝空間と第2の緩衝空間とを形成
    する第1の緩衝片と第2の緩衝片とを継ぎしろを残して
    前記第3面部と前記第5面部との両端から延出してそれ
    ぞれ設け、 前記第1の緩衝空間との間および第2の緩衝空間との間
    に第1の被包装物と第2の被包装物とをそれぞれ収納す
    るとともに、 前記第4面部の両端からそれぞれ延出して前記第1の筒
    状体と第2の筒状体との開口部を覆うとともに当該第1
    の筒状体と第2の筒状体の内側にそれぞれ内接係止する
    第1のフラップ片と第2のフラップ片とを有するつま面
    を設けた一枚の包装材からなることを特徴とする包装装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012041079A (ja) * 2010-08-23 2012-03-01 Sanyo Electric Co Ltd 直管形照明灯の梱包装置
JP2013001425A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Sanyo Electric Co Ltd 梱包装置
JP2019182514A (ja) * 2018-04-13 2019-10-24 三菱電機株式会社 包装材

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