JP3382541B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP3382541B2
JP3382541B2 JP19655898A JP19655898A JP3382541B2 JP 3382541 B2 JP3382541 B2 JP 3382541B2 JP 19655898 A JP19655898 A JP 19655898A JP 19655898 A JP19655898 A JP 19655898A JP 3382541 B2 JP3382541 B2 JP 3382541B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子写真方
式或いは静電記録方式により像担持体に静電潜像を形成
し、この静電潜像を2成分現像剤を使用して可視像(ト
ナー像)とする、例えばプリンタ、ファクシミリ或いは
複写機等とされる画像形成装置に用いられる現像装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、像担持体に静電潜像を形成
し、この静電潜像を現像装置にてトナー像とする画像形
成装置では、現像装置として2成分現像剤の磁気ブラシ
を用いて現像を行なう現像装置が使用されている。その
一例を図8に示す。
【0003】本例にて現像装置は、2成分現像剤を収容
した現像容器2を備え、像担持体としての感光ドラム1
00と対面した現像容器2の開口部に、現像剤担持体で
ある現像スリーブ10が感光ドラム100と所定の間隙
を開けて回転自在に設置されている。現像スリーブ10
は非磁性材料の円筒体からなり、矢印a方向に回転する
感光ドラム100に対し、対向部が同方向に移動する向
きの矢印b方向に回転される。この現像スリーブ10の
内側には磁界発生手段のマグネットローラ11が、現像
スリーブ10の回転に対して非回転に配置されている。
マグネットローラ11は5つの磁極N1、S1、N2、
N3、S2を有している。現像スリーブ10上方の現像
容器2の部分には磁性部材の規制ブレード30が取付け
られ、この規制ブレード30は、マグネットローラ11
の鉛直方向最上点に略位置した磁極S2の近傍に向け
て、現像スリーブ10と非接触に配置されている。現像
容器2内下部には現像剤搬送スクリュー4、6が配置さ
れている。
【0004】現像容器2内に収容された2成分現像剤
は、搬送スクリュー4、6の撹拌、搬送により容器2内
を循環されながら、現像スリーブ10に供給される。現
像スリーブ10に供給された現像剤は、マグネットロー
ラ11の磁極N3により現像スリーブ10上に汲み上げ
られ、現像スリーブ10の回転にともない、現像スリー
ブ10上を磁極S2→磁極N1と搬送され、現像スリー
ブ10と感光ドラム100とが対向した現像部に至る。
その搬送の途上で現像剤は、規制ブレード30により磁
極S2と協同して磁気的に層厚を規制され、現像スリー
ブ10上に現像剤の薄層が形成される。
【0005】現像部に位置されたマグネットローラ11
の磁極N1は現像主極であり、現像部に搬送された現像
剤は、磁極N1によって穂立ちして感光ドラム100の
表面に接触し、感光ドラム100の表面に形成された静
電潜像を現像する。潜像を現像した現像剤は、現像スリ
ーブ10の回転にともない現像部を通過し、搬送極S1
を経て現像容器2内に戻され、磁極N2、N3の反発磁
界により現像スリーブ10から除去され、回収される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の現像装置に
おいて、規制ブレード30による規制で現像スリーブ1
0上から排除された余った現像剤は、磁極N3、S2の
磁力により、規制ブレード30の現像スリーブ10の回
転方向上流側付近に保持され、大量に溜る。
【0007】この規制ブレード30付近に溜った現像剤
に対して現像スリーブ10によって次々に現像剤が搬送
されてくるので、この溜った現像剤に大きな圧力がかか
り、現像剤の磁性キャリアとトナーとが加圧されて、ト
ナーに外添したシリカ(SiO2 )等の微粒子がトナー
中に埋め込まれるという現象を生じる。更に、トナーと
磁性キャリアとの摩擦によって、トナー自体の粒子形状
も角がとれて丸みを帯びてくる。又、長時間使用する
と、磁性キャリアの表面にトナーが付着して取れなくな
る、所謂、スペント現象が生じる。
【0008】このような現像剤の劣化が生じると、トナ
ーの摩擦帯電量(所謂、トリボ)が使用時間とともに変
化し、トナーの現像性が変わって画像濃度が変化した
り、磁性キャリアや感光ドラムに対するトナーの付着力
が増大し、電界に対応した現像や転写が行なわれにくく
なって、トナーが部分的に欠落する画像むらが発生す
る。即ち、使用とともに、初期の画像と比べると、極め
て印象の悪い画像になってしまっていた。
【0009】上記現像剤の溜りを防止する方法として、
現像スリーブ10周方向上の接線方向tに対し現像スリ
ーブ回転方向下流方向(図で反時計方向)への規制ブレ
ード30の角度αを90°から増大して、α=150°
〜180°で規制ブレード30を配置することが提案さ
れている。
【0010】このように規制ブレード30を配置するこ
とにより、規制ブレード30による規制で余った現像剤
は、規制ブレード30に沿って送られるので、現像剤が
磁極S2、N3の磁力により、規制ブレード30の現像
スリーブ10の回転方向上流側付近に溜りにくくなる。
しかし、現像剤は現像スリーブ10によって規制ブレー
ド30に次から次に送られて来るので、規制ブレード3
0上に余った現像剤が次第に滞留し、加圧される。この
ため長期間使用するうちに加圧により現像剤が劣化し、
現像剤の劣化を大幅に低減できなかった。
【0011】従って、本発明の目的は、現像容器内の現
像剤規制手段の上流側に溜る2成分現像剤の溜り量を少
なくし、また次々と現像剤が搬送されてくるのを防ぐこ
とで、現像剤にかかる圧力を軽減して現像剤の劣化を防
止し、初期画像と同様に濃度が十分な画像を長期に亙っ
て安定して得ることができる現像装置を提供することで
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
現像装置にて達成される。要約すれば、本発明は、磁性
キャリア及び非磁性トナーを含む現像剤を収容する現像
容器と、現像容器内の現像剤を担持搬送する現像剤担持
体と、現像剤担持体内に設けられ磁界を発生する磁界発
生手段と、現像剤担持体に担持された現像剤の層厚を規
制する現像剤規制手段と、を有し、現像剤規制手段によ
り規制後の現像剤を現像剤担持体によって像担持体との
対向部へ搬送し、像担持体上に形成された潜像を現像す
る現像装置において、前記磁界発生手段は、垂直方向の
磁束密度Br及び水平方向の磁束密度Bθが50ガウス
以下の反発磁界領域を形成する、前記対向部よりも前記
現像剤担持体の回転方向下流側で且つ前記現像容器内に
位置する第1磁極及び前記第1磁極の前記回転方向下流
側に隣接する同極性の第2磁極を備えており、前記現像
剤規制手段は前記第2磁極の対向位置近傍で且つ前記現
像剤担持体の鉛直方向最下点0°の位置から前記回転方
向に90°の位置までの間に最近接部が対向するように
設けられていることを特徴とする現像装置である。
【0013】本発明の一実施態様によると、前記第2磁
極の磁束密度の半値幅をX°とすると、前記現像剤規制
手段は前記第2磁極の最大磁束密度位置となる対向位置
から前記回転方向にX°/2の位置までの間に前記最近
接部が位置するように設けられている。
【0014】本発明の他の実施態様によると、前記現像
剤規制手段は、非磁性部材と、前記非磁性部材の先端側
であって前記回転方向上流側の部分に設けられた磁性部
材と、を備える。本発明の更に他の実施態様によると、
前記反発磁界領域にて前記現像剤担持体から除去された
現像剤を攪拌搬送し、かつ、前記第2磁極近傍にて現像
剤を前記現像剤担持体に汲み上げるように前記現像剤担
持体の下方に設けられたスクリューを有する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る現像装置を図
面に則して更に詳しく説明する。尚、次に説明する参考
例及び実施例にては、現像装置は、例えば図7に示され
るような電子写真画像形成装置に使用されるものとして
説明するが、これに限定されるものではない。
【0016】図7にて、電子写真画像形成装置は、像担
持体である感光ドラム100を矢印a方向へ回転自在に
設け、該感光ドラム100を一次帯電器21で一様に帯
電し、次に例えばレーザのような発光素子22によって
情報信号を露光して静電潜像を形成し、現像装置1で可
視像化する。次に該可視像を転写帯電器23により転写
紙24に転写し、更に定着装置25にて定着して永久画
像を得る。又、感光ドラム100上の転写残トナーはク
リーニング装置26により除去し、感光ドラム100は
次の画像形成に供される。
【0017】参考例 図1に、現像装置の参考例を示す。図8に示した従来の
現像装置と同様の構成及び作用をなす部材には、同じ参
照番号を付し、詳しい説明は省略する。
【0018】本参考例の現像装置1は、磁性キャリアと
非磁性トナーとを含む2成分現像剤を収容した現像容器
2を備え、この現像容器2内には現像剤担持体である、
SUSなどの非磁性材料にて作製された現像スリーブ1
0が、矢印a方向に回転する感光ドラム100に対向し
て設けられている。現像スリーブ10内には、5つの磁
極、即ち、感光ドラムに100に対向配置された現像主
極、本参考例では磁極S1と、現像スリーブ10の回転
方向に順にN2、N3、S2、N1の各磁極を有する磁
界発生手段であるマグネットローラ11が非回転に設け
られている。
【0019】現像容器2は、隔壁5により上部の第1室
2aと下部の第2室2bとに区画され、第1室2aと第
2室2bにはそれぞれ現像剤搬送スクリュー4、6が配
置されている。
【0020】又、第1室2aの上部には現像剤規制手段
である規制ブレード30が、現像スリーブ10の回転方
向において、N3極の5°下流側に現像スリーブ10と
600μmの間隔を開けて最近接点が位置するように配
置されている。規制ブレード30は、非磁性材料にて作
製されたブレード30aと、その側面に接着された厚み
0.3mmの磁性材料にて作製された磁性板30bとか
ら構成されている。
【0021】現像容器2内の現像剤は、現像容器2に設
けられた現像剤搬送スクリュー4により撹拌されながら
奥側から手前側に搬送されるが、このとき一部の現像剤
がマグネットローラ11のN3極により汲み上げられ
る。ここでN3極の現像スリーブ表面の最大磁束密度は
600ガウス、磁束密度の半値幅は30°である。
【0022】汲み上げられた現像剤は、規制ブレード3
0の磁性板30bとN3極との間で、約45mg/cm
2 の層厚に規制される。
【0023】なお、規制ブレード30は、N3極対向位
置より5°以上回転方向上流側に配置すると現像剤の溜
りが少な過ぎて、規制された現像剤層に層厚ムラが生じ
た。また、15°以上回転方向下流に配置しても、N3
極と磁性板30b間の磁界が弱く、やはり層厚ムラが生
じた。
【0024】即ち、N3極の半値幅をX°としたとき規
制ブレード30は、N3極の最大磁束密度位置対向位置
から、現像スリーブ10の回転方向下流側にX°/2の
間の位置に配置されることが好ましい。
【0025】層厚が規制された現像剤は、更にS2→N
1極と搬送され、現像極であるS1極近傍において、感
光ドラム100上の潜像が現像される。現像部を通過し
た現像剤はN2極(磁束密度は例えば400〜500ガ
ウス)へと搬送され、N2極(第1の磁極)とN3極
(第2の磁極)の間の現像スリーブ10上の垂直方向の
磁束密度Brが50ガウス以下且つ水平方向の磁束密度
Bθが50ガウス以下の領域で、現像スリーブ10から
落下し、現像スリーブ下方に設けられた搬送スクリュー
6によって奥側に搬送され、図に示されない開口を通じ
て上方の搬送スクリュー4に受け渡される。なお、上記
垂直及び水平磁束密度は0ガウス以上で、第1、第2の
極と逆極でなければよい。
【0026】本参考例によれば、2つの同極の磁極N
2、N3のうち、現像スリーブ10の回転方向下流側に
位置するN3極の対向位置近傍で規制ブレード30によ
り現像剤を規制することによって、現像スリーブ10上
に塗布されずに余った現像剤のうち、N3極で保持でき
ない現像剤は速やかに搬送スクリュー6上へと落下する
ので、規制ブレード30の現像スリーブ10の回転方向
下流側の近傍に現像剤の大きな溜りが発生することはな
い。
【0027】また、N2、N3の反発極間で現像剤が落
下除去されているので、従来のように次々と現像剤が搬
送されてきて大きな圧力が現像剤にかかることはない。
【0028】これにより、磁性キャリアや磁性トナーの
劣化が生じるのを防ぐことができる。
【0029】尚、発明者らの実験によると、現像装置の
空回転時間と、得られた画像性から判断した現像剤劣化
レベルを図8に示した従来の現像装置と比較すると、本
参考例の現像装置においては従来の現像装置に比べ、約
5倍の空回転時間でほぼ同等の現像剤劣化となった。
【0030】実施例1 図2に、本発明に従った現像装置の第1の実施例を示
す。
【0031】本実施例の現像装置1は、図示するよう
に、現像装置1に対して鉛直方向上方に位置する感光ド
ラム100に対して現像を行なうものであり、現像スリ
ーブ10の鉛直方向最下点を0°としたとき、該現像ス
リーブ回転方向に60°の位置に、規制ブレード30の
先端が配置されている。
【0032】現像容器2は、隔壁5により水平方向に2
つに区画された第1室2aと第2室2bとを有し、それ
ぞれ現像剤搬送スクリュー4、6が収容されている。
【0033】現像スリーブ10の内部に非回転にマグネ
ットローラ11が設けられ、マグネットローラ11は、
5つの磁極、即ち、感光ドラム100に対向して配置さ
れた現像主極、本実施例では磁極N1極と、現像スリー
ブ10の回転方向に順にS1、N2、N3、S2の各磁
極とが配設されている。
【0034】上記磁極のうち、少なくともN2、N3極
は第1室2a内に配置され、N3極は参考例にて説明し
た規制ブレード30に概略対向するように配置されてい
る。規制ブレード30は、参考例と同様に、N3極の磁
束密度の半値幅を30°としたとき、N3極の最大磁束
密度位置対向位置から、現像スリーブ10の回転方向下
流側に15°の間の位置に配置される。
【0035】図2において、搬送スクリュー4は現像剤
を奥側から手前側に搬送し、N2極とN3極間で、搬送
スクリュー4の図中において左側に落下した現像剤は、
搬送スクリュー4により搬送されている現像剤と撹拌さ
れ、図2において搬送スクリュー4右側から、N3極に
よって汲み上げられる。
【0036】搬送スクリュー4で手前側まで搬送された
現像剤は、搬送スクリュー4の図中右側に配置された搬
送スクリュー6に受け渡され、不図示の補給口から補給
されたトナーと混合されつつ、搬送スクリュー6によっ
て、奥側に搬送され、再び搬送スクリュー4に受け渡さ
れる。
【0037】このように規制ブレード30を現像剤担持
体10の鉛直方向最下点から回転方向90゜の間に配置
することで、規制ブレード30での規制により現像スリ
ーブ10上に塗布されずに余った現像剤のうちN3極で
保持できない現像剤は、参考例よりさらに搬送スクリュ
ー6上へと落下し易くなる。従って、規制ブレード30
の現像スリーブ回転方向上流側で、現像剤が溜って圧力
を受けるのをさらに低減できる。
【0038】上記のように、本実施例においても、規制
ブレード近傍に現像剤が溜って圧力を受けるのを低減す
ることができる。
【0039】実施例2 図3に、本発明に従って構成される現像装置の第2の実
施例を示す。
【0040】本実施例は、図3に示すように、矢印a方
向に回転する感光ドラム100に対して、現像部におい
てカウンター方向、即ち矢印c方向に回転する現像スリ
ーブ10を用いた現像装置に関する。
【0041】本実施例の現像装置1において、マグネッ
トローラ11は、感光ドラム100に対向配置された現
像主極S1、及び現像スリーブ10の回転方向にN1、
S2、N2(第1の磁極)、N3極(第2の磁極)の5
つの磁極を備えている。又、鉛直方向下部に配置された
N3極、即ち、第2の磁極に対向して規制ブレード30
が、上記実施例と略同様の条件にて配置されている。
【0042】このような構成の現像装置1においては、
現像スリーブ10の鉛直方向最下点近傍に規制ブレード
30を配置することが可能であり、搬送スクリュー4か
ら現像剤を重力に逆らって汲み上げる必要がなく、搬送
スクリュー4に存在する現像剤の量が少なくても現像剤
を汲み上げることができる。
【0043】即ち、現像容器2内の現像剤量によらず、
安定した汲み上げができ、これにより規制された現像剤
層の厚みムラを低減できる。
【0044】但し、規制ブレード30を現像スリーブ1
0の鉛直方向最下点より上流側に配置すると、現像スリ
ーブ10上流側の現像剤の溜りが重力により圧を受け、
現像剤の劣化は悪化した。
【0045】従って、規制ブレード30は、現像スリー
ブの鉛直方向最下点を0°としたとき、該現像スリーブ
回転方向に0°〜90°の位置に設置するのが良い。
【0046】実施例3 図4は、本発明に従って構成される現像装置の第3の実
施例を示す。図5は、その拡大図である。
【0047】本実施例にて現像装置1は、前に説明した
実施例1の現像装置と同様の構成とされる。
【0048】つまり、現像装置1は、磁性キャリアと非
磁性トナーを含む2成分現像剤を収容した現像容器2を
備え、この容器2の感光ドラム100と対面した上側に
位置する開口部に、現像剤担持体としての現像スリーブ
10が感光ドラム100と所定の間隙を開けて回転自在
に設置されている。現像スリーブ10はSUS等の非磁
性材料の円筒体からなり、矢印b方向に回転する感光ド
ラム100に対し、対向部が同方向に移動する向きの矢
印b方向に回転される。この現像スリーブ10の内側に
は磁界発生手段のマグネットローラ11が、現像スリー
ブ10の回転に対して非回転に配置されている。
【0049】現像容器2内は、現像スリーブ10の軸方
向両端部に図示しない開口を有する隔壁5により2つの
部屋2a、2bに分けられ、その一方の現像スリーブ1
0が配置された側の部屋2aに現像剤搬送スクリュー4
が、他方の側の部屋2bに現像剤搬送スクリュー6が設
置されている。現像容器2の搬送スクリュー6が配置さ
れた部屋2aの上部、つまり図で見て現像容器2の現像
スリーブ10の右方の部分には規制ブレード30が取付
けられ、この規制ブレード30は現像スリーブ10と非
接触に配置されている。
【0050】マグネットローラ11は、その周囲に5つ
の磁極N1〜N3、S1〜S2を有し、このうち、磁極
N1 は現像主極で、像担持体100と現像スリーブ10
とが対向した現像部に位置し、同極の磁極N2、N3は
反発磁極で、現像スリーブ10の矢印の回転方向に関し
て現像部よりも下流の現像容器2内に位置し、磁極N2
よりもN3が下流側である。
【0051】本実施例によれば、反発磁極N2、N3
に、その磁極間に、現像スリーブ表面の垂直方向の磁束
密度Brが50ガウス以下で、且つ水平方向の磁束密度
Bθが50ガウス以下の中心領域を有する反発磁界領域
を形成させる。
【0052】本実施例では、上流側の磁極N2の最大磁
束密度を現像スリーブ表面で500ガウス、磁束密度の
半値幅を35°とし、下流側の磁極N3の最大磁束密度
を現像スリーブ表面で600ガウス、磁束密度の半値幅
を30°とすることにより、これら磁極N2、N3の間
に、現像スリーブ表面の垂直方向の磁束密度が50ガウ
ス以下で、水平方向の磁束密度が50ガウス以下の中心
領域を有する反発磁界領域を形成させた。
【0053】また、図5にて、規制ブレード30の現像
スリーブ10との最近接部を、磁極N3の対向位置近
傍、つまり、磁極N3よりも回転方向下流で、現像スリ
ーブ10の回転方向に、磁極N3の半値幅X°の2分の
1(X°/2)以下であって、現像スリーブ10の鉛直
方向最下点(0°)から現像スリーブ回転方向下流側に
θ≦90°の間の位置に、現像スリーブ10から400
〜800μmの距離で配置する。
【0054】本実施例では、規制ブレード30の現像ス
リーブ10との最近接部は、現像スリーブ10の鉛直方
向最下点(0°)から現像スリーブ回転方向下流側にθ
=60°の位置に、現像スリーブ10から600μmの
距離で配置した。磁極N3は、規制ブレードよりも現像
スリーブ10の回転方向に5°上流に配置した。
【0055】さらに、その規制ブレード30の現像スリ
ーブに10対する姿勢を、つまり、最近接部が位置する
現像スリーブ10の周方向上の接線方向tに対し、規制
ブレード30を現像スリーブ回転方向下流方向(図では
反時計方向)への角度αが90°〜180°、本実施例
では130°となるように配置した。
【0056】更に、本実施例では、規制ブレード30に
よる現像剤層厚の規制を安定させるために、非磁性材料
のブレード30a先端部の現像スリーブ10の回転方向
上流側の面に磁性板30bを接着等により設けて、規制
ブレード30を構成した。本実施例では、磁性板30b
の厚さを0.3mm、幅(図の規制ブレード30の断面
の長手方向の長さ)を2.0mmとした。
【0057】この磁性板30bは、磁極N3による現像
剤の拘束磁界を大きくする効果があり、これにより、現
像スリーブ10上の現像剤を安定して所定の層厚に規制
することが可能となる。しかしながら、磁性板30bの
幅が2.0mmより広すぎると、規制ブレード30によ
る規制で現像スリーブ10上から余って、規制ブレード
30に沿って移動する現像剤に対し、磁極N3の拘束磁
界が規制ブレード30の遠くまで及ぶことになり、規制
ブレード30に沿って移動した現像剤に対し拘束磁界に
よる保持を失わせて、規制ブレード30から除去するこ
とができなくなる。従って、磁性部材30bの幅は2.
0mmを超えることは好ましくない。同様の理由から、
規制ブレード30の全体が磁性体のみからなることも好
ましくない。磁性板30bの幅が0.5mm未満のとき
は、拘束磁界を大きくする効果が得られないので、下限
は0.5mmである。
【0058】本実施例によれば、現像容器2内に収容さ
れた2成分現像剤は、搬送スクリュー4により撹拌しな
がら、図の紙面の奥側から手前側に搬送され、この過程
で一部の現像剤がマグネットローラ11の磁極N3によ
り、現像スリーブ10上に汲み上げられ、汲み上げられ
た現像剤が、磁極N3の5°下流で、現像スリーブ10
と600μmの間隔で位置させた規制ブレード30によ
り、約45mg/cm2 の層厚に規制される。
【0059】規制ブレード30の規制により現像スリー
ブ10上から余った現像剤は、規制ブレード30に沿っ
て現像スリーブ10から離れる方向に押出され、磁極N
3の磁界が及びにくくなる位置に達すると、磁極N3に
よる保持を失ってスクリュー4上に落下する。従って、
規制ブレード30の現像スリーブ10の回転方向上流側
の近傍は勿論、下流側の近傍にも現像剤の大きな溜りが
発生することはない。
【0060】規制により現像スリーブ10上に薄層に形
成された現像剤は、現像スリーブ10の回転にともない
磁極S2→磁極N1と搬送され、現像部で現像主極のN
1により穂立ちして、感光ドラム100上に形成された
静電潜像に接触し、潜像を現像する。現像部で現像を終
了した現像剤は、現像スリーブ10の回転に従い現像部
を通過し、磁極S1→磁極N2へと搬送されて現像容器
2内に戻される。そして反発磁極N2とN3間の、反発
磁界領域の現像スリーブ10上の垂直方向の磁束密度が
50ガウス以下、かつ水平方向の磁束密度が50ガウス
以下の領域で、現像スリーブ10から剥離して、その下
方のスクリュー4上に落下する。
【0061】従って、本発明によれば、上記の規制ブレ
ード30の現像スリーブ回転方向上流側は、磁極N3で
保持される現像剤だけなので、従来のような大きな現像
剤溜りは生じない。また規制ブレード30の現像スリー
ブ回転方向下流側は、現像剤が流れていくので、現像剤
に大きな圧力が加わることがない。それ故、長時間使用
しても現像剤の磁性キャリアおよび非磁性トナーの劣化
を大幅に防止することができる。
【0062】搬送スクリュー4上に落下した現像剤は、
上記の規制で余った現像剤とともに、スクリュー4によ
り現像容器2の図の紙面に対し手前側に搬送され、隔壁
5の開口を通って搬送スクリュー6に受け渡され、搬送
スクリュー6により現像容器2の奥側に搬送され、その
間に図示しないトナー補給槽から補給されたトナーと混
合される。現像容器2の奥側に搬送された現像剤は、隔
壁5の他方の開口を通って搬送スクリュー4に受け渡さ
れ、循環使用される。
【0063】本実施例において、現像装置の稼働時間と
得られた画像の画質とから、現像剤の劣化を判断した。
その結果、本発明の現像装置では、現像剤の劣化が非常
に少なく、図8の従来の現像装置の約7倍の稼働時間に
至って、ほぼ同等の現像剤劣化を生じた。
【0064】以上では、規制ブレード30の非磁性ブレ
ード30aの厚さを、ブレード断面の長手方向で同一厚
さとしたが、図6に示すように、ブレード30aの厚さ
を先端部のところで最近接部に向けて細くなるように形
成することができる。このようにすると、規制ブレード
30の先端部で現像剤が滞留し、無用の圧力がかかるの
を防止できるので、本発明による現像剤の劣化低減効果
をさらに向上することができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、磁性キ
ャリア及び非磁性トナーを含む現像剤を収容する現像容
器と、現像容器内の現像剤を担持搬送する現像剤担持体
と、現像剤担持体内に設けられ磁界を発生する磁界発生
手段と、現像剤担持体に担持された現像剤の層厚を規制
する現像剤規制手段と、を有し、現像剤規制手段により
規制後の現像剤を現像剤担持体によって像担持体との対
向部へ搬送し、像担持体上に形成された潜像を現像する
現像装置において、磁界発生手段は、垂直方向の磁束密
度Br及び水平方向の磁束密度Bθが50ガウス以下の
反発磁界領域を形成する、前記対向部よりも現像剤担持
体の回転方向下流側で且つ現像容器内に位置する第1磁
極及び第1磁極の回転方向下流側に隣接する同極性の第
2磁極を備えており、現像剤規制手段は第2磁極の対向
位置近傍で且つ現像剤担持体の鉛直方向最下点0°の位
置から前記回転方向に90°の位置までの間に最近接部
が対向するように設けられているので、現像剤規制手段
の上流側に溜る2成分現像剤の溜り量を少なくし、また
次々と現像剤が搬送されてくるのを防ぐことで、現像剤
にかかる圧力を軽減して、現像剤の劣化を防止し、初期
画像と同様に濃度が十分な画像を長期に亙って安定して
得ることができるという効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】現像装置の参考例を示す断面図である。
【図2】本発明に従って構成される第1の実施例の現像
装置を示す断面図である。
【図3】本発明に従って構成される第2の実施例の現像
装置を示す断面図である。
【図4】本発明に従って構成される第3の実施例の現像
装置を示す断面図である。
【図5】図4に示す現像装置の拡大図である。
【図6】本発明に従って構成される第4の実施例の現像
装置を示す断面図である。
【図7】画像形成装置の一例を示す概略構成図である。
【図8】従来の現像装置の一例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 現像装置 2 現像容器 4、6 搬送スクリュー 10 現像スリーブ(現像剤担持
体) 11 マグネットローラ(磁界発
生手段) 30 規制ブレード(現像剤規制
手段) 30a 非磁性ブレード(非磁性部
材) 30b 磁性板(磁性部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 和弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−83000(JP,A) 特開 平8−137255(JP,A) 特開 平4−128856(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/09

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性キャリア及び非磁性トナーを含む現
    像剤を収容する現像容器と、現像容器内の現像剤を担持
    搬送する現像剤担持体と、現像剤担持体内に設けられ磁
    界を発生する磁界発生手段と、現像剤担持体に担持され
    た現像剤の層厚を規制する現像剤規制手段と、を有し、
    現像剤規制手段により規制後の現像剤を現像剤担持体に
    よって像担持体との対向部へ搬送し、像担持体上に形成
    された潜像を現像する現像装置において、 前記磁界発生手段は、垂直方向の磁束密度Br及び水平
    方向の磁束密度Bθが50ガウス以下の反発磁界領域を
    形成する、前記対向部よりも前記現像剤担持体の回転方
    向下流側で且つ前記現像容器内に位置する第1磁極及び
    前記第1磁極の前記回転方向下流側に隣接する同極性の
    第2磁極を備えており、 前記現像剤規制手段は前記第2磁極の対向位置近傍で且
    つ前記現像剤担持体の鉛直方向最下点0°の位置から前
    記回転方向に90°の位置までの間に最近接部が対向す
    るように設けられていることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記第2磁極の磁束密度の半値幅をX°
    とすると、前記現像剤規制手段は前記第2磁極の最大磁
    束密度位置となる対向位置から前記回転方向にX°/2
    の位置までの間に前記最近接部が位置するように設けら
    れていることを特徴とする請求項1の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記現像剤規制手段は、非磁性部材と、
    前記非磁性部材の先端側であって前記回転方向上流側の
    部分に設けられた磁性部材と、を備えることを特徴とす
    る請求項1又は2の現像装置。
  4. 【請求項4】 前記反発磁界領域にて前記現像剤担持体
    から除去された現像剤を攪拌搬送し、かつ、前記第2磁
    極近傍にて現像剤を前記現像剤担持体に汲み上げるよう
    に前記現像剤担持体の下方に設けられたスクリューを有
    することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの現像
    装置。
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