JP3381543B2 - 自動車のバックドア開閉構造 - Google Patents

自動車のバックドア開閉構造

Info

Publication number
JP3381543B2
JP3381543B2 JP07259097A JP7259097A JP3381543B2 JP 3381543 B2 JP3381543 B2 JP 3381543B2 JP 07259097 A JP07259097 A JP 07259097A JP 7259097 A JP7259097 A JP 7259097A JP 3381543 B2 JP3381543 B2 JP 3381543B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
back door
hinge
opening
glass hatch
hatch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP07259097A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10226237A (ja
Inventor
哲也 矢野
左千生 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
Priority to JP07259097A priority Critical patent/JP3381543B2/ja
Publication of JPH10226237A publication Critical patent/JPH10226237A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3381543B2 publication Critical patent/JP3381543B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のバックド
ア開閉構造に関する。 【0002】 【従来技術】車体後部の開口部上縁に、バックドア本体
と該バックドア本体の開口部に配設されるガラスハッチ
とをヒンジ部材を介して開閉自在に枢着するとともに、
車体とバックドア本体間およびバックドア本体とガラス
ハッチ間にそれぞれ、バックドア本体およびガラスハッ
チを開方向へ付勢するダンパステーを設けた自動車のバ
ックドア開閉構造がある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし上記構造では、
ガラスハッチを開けた状態でバックドア本体を開ける
と、ガラスハッチがバックドア本体と一体に回転して車
体ルーフ上に積載した荷物に干渉するという問題があ
る。そこで本発明は、ガラスハッチが車体ルーフ上の荷
物と干渉するのを防止することを課題とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、車体1後部の
開口部11上縁に、バックドア本体2と該バックドア本
体2の開口部21に配設されるガラスハッチ3とをヒン
ジ部材4を介して開閉自在に枢着し、バックドア本体2
とガラスハッチ3を一体に開けることができ、かつガラ
スハッチ3のみを開けることもできるようにするととも
に、上記車体1とバックドア本体2間にバックドア本体
2を車体1に対して開方向へ付勢するダンパステー8を
設け、バックドア本体2とガラスハッチ3間にバックド
ア本体2に対してガラスハッチ3を開方向へ付勢するダ
ンパステー9を設けた自動車のバックドア開閉構造にお
いて、上記ヒンジ部材4を車体1後部の開口部11上縁
に固着されるヒンジヒメール41と、該ヒンジヒメール
41にヒンジピン42により連結されて上記バックドア
本体2の上縁部に固定される第1のヒンジメール43
と、上記ヒンジヒメール41に上記ヒンジピン42によ
り第1のヒンジメール43と同軸連結されるとともに、
第1のヒンジメール43の上方にオフセットされて上記
ガラスハッチ3の上縁部に固定される第2のヒンジメー
ル44とで構成し、かつ第2のヒンジメール44に、ヒ
ンジヒメール41に当接して、車体1に対するガラスハ
ッチ3の回動角度を制限するストッパー443を設けた
ことを特徴とする。 【0005】本発明によれば、ガラスハッチ3を開けた
状態でバックドア本体2を開けると、第2のヒンジメー
ル44に設けたストッパー443がヒンジヒメール41
に当接して車体1に対するガラスハッチ3の回動を規制
する。したがってバックドアドア本体2のみが回転する
ため、ガラスハッチ3が車体1ルーフ上に積載した荷物
と干渉することはない。また車体1に対するガラスハッ
チ3の回動角度を制限する手段は、ヒンジ部材4の第2
ヒンジメール44にストッパー443を設けるだけのも
のであるので構造が簡単である。 【0006】 【発明の実施の形態】図1に示すように、車体1後部の
開口部11上縁に、左右一対のヒンジ部材4を介して、
バックドア本体2と該バックドア本体2の開口部21に
配設されるガラスハッチ3とが上下方向に開閉自在に枢
着されている。また図3および図4に示すように、車体
1とバックドア本体2間およびバックドア本体2とガラ
スハッチ3間にそれぞれダンパステー8,9が設けられ
ており、このダンパステー8,9によってバックドア本
体2およびガラスハッチ3が開方向へ付勢されるととも
に、車体1に対するバックドア本体2の回動角度および
バックドア本体2に対するガラスハッチ3の回動角度が
制限されている。またバックドア本体2の上端部には上
記ヒンジ部材4およびガラスハッチ3の上縁部を覆うカ
バー部材5が設けられている。 【0007】図5に示すように、開口部11上縁を構成
するルーフパネル12の後端部121はルーフパネル1
2の一般面より一段低く形成されており、このルーフパ
ネル後端部121にヒンジ部材4がボルトB1により固
定されている。図2に示すように、ヒンジ部材4はボル
トB1が溶着され、ルーフパネル12の後端部121に
固着されるヒンジヒメール41と、ヒンジヒメール41
によって水平に支持されたヒンジピン42と、ヒンジピ
ン42によりヒンジヒメール41に回転自在に互いに同
軸連結された第1および第2のヒンジメール43,44
とで構成されている。ヒンジヒメール41は底壁411
と、底壁411の左右両側に立設されヒンジピン42が
架設される側壁412と、底壁411と側壁412の後
ろ側のコーナー部に形成された当接部413とより構成
されている。第1のヒンジメール43前端にはロール巻
き状の軸受け部431が形成されており、この軸受け部
431にヒンジピン42が挿通され第1のヒンジメール
43がヒンジヒメール41に回動自在に連結されてい
る。 【0008】第2のヒンジメール44の左右両側には下
方に突出する断面U字状の補強部441が形成され、補
強部441の前端に挿通孔442が形成されおり、この
挿通孔442にヒンジピン42が挿通され第2のヒンジ
メール44がヒンジヒメール41に回動自在に連結され
ている。また補強部441の前端はさらに下方に突出し
ており、その底部は、第2のヒンジ部材44がヒンジヒ
メール41に対して所定角度回動したときにヒンジヒメ
ール41の当接部413に当接するストッパー443と
なっている。 【0009】図5に示すように、第1のヒンジメール4
3は後方に傾斜して延出し、その後端にバックドア本体
2がボルトB2により固定されている。バックドア本体
2は、アウタパネル22とインナパネル23で構成され
ており、両パネル22,23はその外周縁と開口部21
の周縁で結合されている。バックドア本体2の上端部に
は、両パネル22,23間においてバックドア本体2上
縁と開口部21の上縁に結合されたリインフォースメン
ト24が設けられており、ボルトB2はインナパネル2
3とリインフォースメント24を貫通している。開口部
11の周縁にはウェザーストリップW1が装着されてお
り、開口部11上縁におけるウェザーストリップW1は
第1のヒンジメール43より下方でバックドア本体2に
当接している。 【0010】第2のヒンジメール44は第1のヒンジメ
ール43の上方にオフセットされ、バックドア本体2の
アウタパネル22に沿って後方に延出しており、その後
端にガラスハッチ3がボルトB3により固定されてい
る。ガラスハッチ3はバックドア本体2の上端部および
側端部を覆うようにバックドア本体2の開口部21より
大きく形成されている。ガラスハッチ3の上端部には貫
通孔31が形成され、貫通孔31に樹脂製のカラー32
が装着されており、ボルトB3がカラー32を貫通して
いる。バックドア本体2の開口部21周縁にはウェザー
ストリップW2が装着されており、開口部21上縁にお
けるウェザーストリップW2は第2のヒンジメール44
より下方でガラスハッチ3に当接している。 【0011】第2のヒンジメール44にはカバー部材5
がボルトB4により固定されている。カバー部材5はル
ーフパネル12と連続した形状で、略水平の上壁部53
と上壁部53の後端より下方に傾斜する後壁部54を有
しており、ヒンジ部材4およびガラスハッチ3の上縁部
を覆っている。図1に示すように、カバー部材5後壁部
54の下縁部と、ガラスハッチ3の上縁部を除く周縁部
には連続的にモール6,7が装着されている。 【0012】次に本実施の形態のバックドア開閉構造の
作用を説明する。図6に示すように、ガラスハッチ3の
みを開けるとガラスハッチ3はダンパステー9によって
バックドア本体2に対する回動角度が制限される。ガラ
スハッチ3を開けた状態でバックドア本体2を開ける
と、バックドア本体2と一体にガラスハッチ3も若干回
動し、図7に示すように第2のヒンジメール44のスト
ッパー443がヒンジヒメール41の当接部413に当
接してガラスハッチ3がこれ以上回動するのを規制す
る。さらにバックドア本体2を開けると、図8に示すよ
うにバックドア本体2のみ回転し、ガラスハッチ3に近
付く。したがってガラスハッチ3がルーフパネル12上
に積載した荷物に干渉するのが防止される。 【0013】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、ガラスハ
ッチを開けた状態でバックドア本体を開けても、第2の
ヒンジヒメールに設けたストッパーがヒンジヒメールに
当接し、車体に対するガラスハッチの回動角度を制限す
るため、ガラスハッチが車体ルーフ上に積載した荷物に
干渉することはない。また車体に対するガラスハッチの
回動角度を制限する手段は、ヒンジ部材の第2ヒンジメ
ールにストッパーを設けるだけのものであるので構造が
簡単である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るバックドア開閉構造を適用した車
両の後部斜視図である。 【図2】本発明に係るバックドア開閉構造のヒンジ部材
の斜視図である。 【図3】本発明に係るバックドア開閉構造のダンパステ
ーの作用説明図である。 【図4】本発明に係るバックドア開閉構造のダンパステ
ーの作用説明図である。 【図5】図1のA−A線に沿う断面図である。 【図6】本発明に係るバックドア開閉構造の作用説明図
である。 【図7】本発明に係るバックドア開閉構造の作用説明図
である。 【図8】本発明に係るバックドア開閉構造の作用説明図
である。 【符号の説明】 1 …車体 12 …ルーフパネル 2 …バックドア本体 21 …開口部 3 …ガラスハッチ 4 …ヒンジ部材 41 …ヒンジヒメール 42 …ヒンジピン 43 …第1のヒンジメール 44 …第2のヒンジメール 443…ストッパー 8 …ダンパステー 9 …ダンパステー

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】車体後部の開口部上縁に、バックドア本体
    と該バックドア本体の開口部に配設されるガラスハッチ
    とをヒンジ部材を介して開閉自在に枢着し、バックドア
    本体とガラスハッチを一体に開けることができ、かつガ
    ラスハッチのみを開けることもできるようにするととも
    に、上記車体とバックドア本体間にバックドア本体を車
    体に対して開方向へ付勢するダンパステーを設け、バッ
    クドア本体とガラスハッチ間にバックドア本体に対して
    ガラスハッチを開方向へ付勢するダンパステーを設けた
    自動車のバックドア開閉構造において、 上記ヒンジ部材を車体後部の開口部上縁に固着されるヒ
    ンジヒメールと、該ヒンジヒメールにヒンジピンにより
    連結されて上記バックドア本体の上縁部に固定される第
    1のヒンジメールと、上記ヒンジヒメールに上記ヒンジ
    ピンにより第1のヒンジメールと同軸連結されるととも
    に、第1のヒンジメールの上方にオフセットされて上記
    ガラスハッチの上縁部に固定される第2のヒンジメール
    とで構成し、かつ第2のヒンジメールに、ヒンジヒメー
    ルに当接して車体に対するガラスハッチの回動角度を制
    限するストッパーを設けたことを特徴とする自動車のバ
    ックドア開閉構造。
JP07259097A 1997-02-17 1997-02-17 自動車のバックドア開閉構造 Expired - Fee Related JP3381543B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07259097A JP3381543B2 (ja) 1997-02-17 1997-02-17 自動車のバックドア開閉構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07259097A JP3381543B2 (ja) 1997-02-17 1997-02-17 自動車のバックドア開閉構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10226237A JPH10226237A (ja) 1998-08-25
JP3381543B2 true JP3381543B2 (ja) 2003-03-04

Family

ID=13493773

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07259097A Expired - Fee Related JP3381543B2 (ja) 1997-02-17 1997-02-17 自動車のバックドア開閉構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3381543B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100410819B1 (ko) * 2001-09-11 2003-12-18 기아자동차주식회사 자동차의 테일게이트 글래스 힌지구조.
KR20030047358A (ko) * 2001-12-10 2003-06-18 기아자동차주식회사 자동차의 테일게이트 글라스 회동개폐구조
KR100452017B1 (ko) * 2002-07-15 2004-10-08 기아자동차주식회사 자동차의 테일게이트글래스 개폐장치
KR100783947B1 (ko) 2006-12-04 2007-12-10 현대자동차주식회사 리어 플랩 도어 마운팅장치
CN115110878B (zh) * 2022-06-29 2023-06-20 重庆长安汽车股份有限公司 一种背门结构、汽车及背门开启方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10226237A (ja) 1998-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6007139A (en) Tailgate assembly
US7144064B2 (en) Vehicle body having a forward facing rear door
US3623764A (en) Closure installation
JP5639618B2 (ja) テールゲート付き車両
JP5647186B2 (ja) テールゲート付き車両
US6053561A (en) Door assembly for a pick-up truck
US5752737A (en) Door reinforcement system for pick-up trucks
US20120049579A1 (en) Articulating door hinge
US5782523A (en) Reinforced door assembly for pick-up trucks
JP3381543B2 (ja) 自動車のバックドア開閉構造
JP3414223B2 (ja) 車両用バックドアのガラスハッチ開閉構造
JP3508899B2 (ja) 車両用スライドドアのワイヤハーネス配索構造
US7673927B2 (en) Vehicle with horizontally-pivotable tail gate
JPH0911936A (ja) 自動車
JPH0585417A (ja) 開閉体のヒンジ構造
JP3703122B2 (ja) 自動車のバックドア構造
JP2548441Y2 (ja) 自動車のバックドア補強構造
JP2001341528A (ja) 車両のサイドドア構造
JPH0611245Y2 (ja) 自動車用リヤパーセルシェルフ
JP2599914Y2 (ja) 自動車のドア
JP3520969B2 (ja) 自動車用サイドドアのヒンジ部構造
JPH09109931A (ja) 自動車用後部開閉体構造
JPH03121925A (ja) 車両のドア開閉構造
JPH0737959Y2 (ja) 自動車用ドアと開閉プレートの開動作規制装置
JPS6023230Y2 (ja) 自動車のリアパ−セルにおけるヒンジ構造

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111220

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121220

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131220

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees