JP3381411B2 - 車両用電動発電装置 - Google Patents

車両用電動発電装置

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JP3381411B2 JP24902394A JP24902394A JP3381411B2 JP 3381411 B2 JP3381411 B2 JP 3381411B2 JP 24902394 A JP24902394 A JP 24902394A JP 24902394 A JP24902394 A JP 24902394A JP 3381411 B2 JP3381411 B2 JP 3381411B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に搭載される電動
機と発電機とを一体化した車両用電動発電装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、始動電動機と充電発電機とを
一体化した電動発電装置が提案されている(特開平2−
264153号公報参照)。この電動発電装置は、始動
電動機と充電発電機との双方が、エンジンのクランク軸
に1つの動力伝達系で双方向の動力伝達可能に連結され
るとともに、その動力伝達系に始動電動機への通電時と
充電発電機による充電時とで変速比が変化する変速機構
が介設されている。これにより、始動電動機として機能
する場合には、変速機構により始動電動機の出力が減速
してクランク軸に伝達され、充電発電機として機能する
場合には、クランク軸の出力が変速されることなく充電
発電機に伝達される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の電動
発電装置は、電動機能と発電機能の相反する性能(例え
ば、電動機として機能する回転数域では発電機として機
能しない)を1つの回転機で実現させるために、電動作
用と発電作用とを同時に行なわせることが無いにも係わ
らず、電動用の電機子巻線と発電用の電機子巻線とをそ
れぞれ備えている。 このため、電動発電装置の単位重
量当りの出力が低くなるとともに、コストも高くなると
いう課題を有している。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記事情に基づいて成された
もので、その目的は、1つの電機子巻線により電動機能
と発電機能とを両立させて、車両用電動発電装置の小型
軽量化、低コスト化、および制御性の向上を図ることを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1では、界磁巻線を有し、この界
磁巻線が励磁されて磁束を発生する回転子と、電機子巻
線を有し、前記回転子との相対回転に伴って前記電機子
巻線に誘起電圧が発生する固定子と、前記界磁巻線を励
磁する励磁回路と、前記電機子巻線に結線された複数の
スイッチング素子を備え、これらのスイッチング素子に
よって前記電機子巻線に発生する誘起電圧を全波整流し
て負荷に供給する全波整流回路を形成するとともに、そ
の全波整流回路の出力電圧の一部を前記電機子巻線に交
流電圧として印加する電圧印加回路を形成するスイッチ
ング手段と、電動機としての始動時には電気角で略12
0°期間通電する120°通電方式で前記スイッチング
素子を駆動し、前記始動時以外の電動時および発電時に
は電気角で略180°期間通電する180°通電方式で
前記スイッチング素子を駆動する位相制御回路とを備え
た技術的手段を採用する。
【0006】請求項2では、界磁巻線を有し、この界磁
巻線が励磁されて磁束を発生する回転子と、電機子巻線
を有し、前記回転子との相対回転に伴って前記電機子巻
線に誘起電圧が発生する固定子と、前記界磁巻線を正負
両方向に励磁可能に設けられて、電動時と発電時とで前
記界磁巻線への励磁方向を切り換える励磁回路と、前記
電機子巻線に結線された複数のスイッチング素子を備
え、これらのスイッチング素子によって前記電機子巻線
に発生する誘起電圧を全波整流して負荷に供給する全波
整流回路を形成するとともに、その全波整流回路の出力
電圧の一部を前記電機子巻線に交流電圧として印加する
電圧印加回路を形成するスイッチング手段と、前記回転
子に生じる磁束方向と前記電機子巻線との相対的な回転
位置を検出する位置検出手段と、電動機として始動後、
前記回転子の回転数が所定回転数以上の時は、前記電圧
印加回路により前記電機子巻線に印加される交流電圧の
位相が前記電機子巻線に発生する誘起電圧の位相に対し
て電気角で90°進むように、前記位置検出手段の検出
値に基づいて前記スイッチング素子を駆動する位相制御
回路とを備えた技術的手段を採用する。
【0007】請求項3では、界磁巻線を有し、この界磁
巻線が励磁されて磁束を発生する回転子と、電機子巻線
を有し、前記回転子との相対回転に伴って前記電機子巻
線に誘起電圧が発生する固定子と、前記界磁巻線を正負
両方向に励磁可能に設けられて、電動時と発電時とで前
記界磁巻線への励磁方向を切り換える励磁回路と、前記
電機子巻線に結線された複数のスイッチング素子を備
え、これらのスイッチング素子によって前記電機子巻線
に発生する誘起電圧を全波整流して負荷に供給する全波
整流回路を形成するとともに、その全波整流回路の出力
電圧の一部を前記電機子巻線に交流電圧として印加する
電圧印加回路を形成するスイッチング手段と、前記回転
子に生じる磁束方向と前記電機子巻線との相対的な回転
位置を検出する位置検出手段と、発電機として駆動する
場合は、前記電圧印加回路により前記電機子巻線に印加
される交流電圧の位相が前記電機子巻線に発生する誘起
電圧の位相に対して電気角で90°遅れるように、前記
位置検出手段の検出値に基づいて前記スイッチング素子
を駆動する位相制御回路とを備えた技術的手段を採用す
る。
【0008】請求項4では、請求項1〜3に記載された
何れかの車両用電動発電装置において、前記電圧印加回
路により印加される交流電圧は、ステップ状に変化する
擬似的正弦波から成ることを特徴とする。請求項5で
は、請求項1〜3に記載された何れかの車両用電動発電
装置において、前記スイッチング素子は、前記電圧印加
回路を構成するスイッチング素子部分と前記全波整流回
路を構成するスイッチング素子部分とから成ることを特
徴とする。
【0009】請求項6では、請求項5に記載された車両
用電動発電装置において、前記電圧印加回路を構成する
前記スイッチング素子部分はトランジスタであり、前記
全波整流回路を構成する前記スイッチング素子部分はダ
イオードであることを特徴とする。請求項7では、請求
項5または6に記載された車両用電動発電装置におい
て、前記電圧印加回路を構成する前記スイッチング素子
部分と前記全波整流回路を構成するスイッチング素子部
分とは一体の素子から成ることを特徴とする。
【0010】請求項8では、請求項7に記載された車両
用電動発電装置において、前記一体の素子は、IGBT
であることを特徴とする。請求項9では、請求項7に記
載された車両用電動発電装置において、前記一体の素子
は、MOS−FETであることを特徴とする。
【0011】
【作用および発明の効果】請求項1に記載した本発明の
車両用電動発電装置は、電動機としての始動時に120
°通電方式でスイッチング素子を駆動し、始動時以外の
電動時および発電時に180°通電方式でスイッチング
素子を駆動する。電動機の始動時、即ち低回転時は、各
スイッチング素子の許容電流により最大電流が制限され
る。そこで、同一電流において180°通電方式と12
0°通電方式とで各スイッチング素子を駆動し、電動始
動時の出力トルクを比較すると、下述のように120°
通電方式の方が出力トルクが大きくなる。
【0012】例えば、3相電機子巻線の場合で説明する
と、180°通電方式(即ちスイッチング素子のオン時
間が電気角で180°)の場合は、ある1つの電機子巻
線につながったスイッチング素子の1つがオンされてい
る場合、他の2つの電機子巻線につながったスイッチン
グ素子も必ずオンされている(図21(b)参照)。こ
の時、3相電機子巻線には、図21(a)に示すよう
に、電機子巻線uには電流IDCが流れ、他の電機子巻線
v、wには、それぞれ電流1/2IDCが流れる。
【0013】この結果、各電機子巻線u、v、wのター
ン数をnとすれば、合成起磁力Fは、図22に示すよう
に、各電機子巻線u、v、wの起磁力FU 、FV 、FW
のベクトル合計となり、
【数1】F=1.5nIDC となる。
【0014】これに対して、120°通電方式の場合
は、ある1つの電機子巻線につながったスイッチング素
子の1つがオンされている場合、他の何方か1つの電機
子巻線につながったスイッチング素子がオンされている
(図23(b)参照)。この時、3相電機子巻線には、
図23(a)に示すように、電機子巻線uと電機子巻線
v(または電機子巻線w)とにそれぞれ電流IDCが流れ
る。 この結果、合成起磁力Fは、図24に示すよう
に、電機子巻線Uの起磁力FU と電機子巻線Wの起磁力
W とのベクトル合計となり、
【数2】F=√3nIDC となる。
【0015】従って、180°通電方式の場合と120
°通電方式の場合との合成起磁力比を算出すると、
【数3】F120°/F180°=√3nIDC/1.5
nIDC≒1.15 となり、同一電流では、120°通電方式の方が180
°通電方式より15%程度電動出力が向上する(図19
参照)。
【0016】また、始動時以外の電動時および発電時、
即ち高回転時は、電動出力が電機子巻線に印加される実
効電圧に比例する。従って、始動時以外の電動時および
発電時には、120°通電方式より実効電圧が大きくな
る180°通電方式で各スイッチング素子を駆動する。
以上のように、電動機の始動時と始動時以外の電動時お
よび発電時とで120°通電方式と180°通電方式と
を切り換えて各スイッチング素子を駆動することによ
り、始動時(低回転時)および高回転時ともに高い電動
出力が可能となる。
【0017】請求項2に記載した本発明の車両用電動発
電装置は、励磁回路により電動時と発電時とで界磁巻線
への励磁方向を切り換えることができる。一般に、電動
機では、電機子巻線への印加電圧を誘起電圧に対して9
0°進めた場合に最も出力が大きくなることが知られて
いる。また、本願発明者は、発電時において、電機子巻
線に発生する誘起電圧に対して90°遅れた交流電圧を
電機子巻線に印加して、誘起電圧に対して遅れた位相の
合成電圧を作ることにより、低回転時の発電出力が向上
することを見出した(図20参照)。
【0018】これにより、電動時(始動時以外)に電機
子巻線に印加される交流電圧の位相が電機子巻線に発生
する誘起電圧の位相に対して電気角で90°進むように
各スイッチング素子を駆動することにより、発電時に
は、励磁回路により界磁巻線への励磁方向を切り換える
ことで、電機子巻線に印加される交流電圧の位相が電機
子巻線に発生する誘起電圧の位相に対して電気角で90
°遅れるように各スイッチング素子を駆動することがで
きる。
【0019】この結果、電動機としての電動出力および
発電機としての低回転時の発電出力を向上することがで
きるため、ある任意回転数の電動機能および発電機能を
両立させることが可能となり、車両用電動発電装置の小
型軽量化および低コスト化を図ることができる。また、
励磁回路により界磁巻線への励磁方向を切り換えること
によって電動と発電の切り換えを連続的に行なうことが
できることから、制御性の向上を図ることができる。
【0020】また、請求項3に記載した本発明の車両用
電動発電装置は、発電機として駆動する場合に、電機子
巻線に印加される交流電圧の位相が電機子巻線に発生す
る誘起電圧の位相に対して電気角で90°遅れるよう
に、スイッチング素子を駆動し、励磁回路によって電動
時と発電時とで界磁巻線への励磁方向を切り換えること
により、請求項2と同様の効果を得ることができる。
【0021】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は車両用電動発電装置の全体構成図である。
本実施例の車両用電動発電装置1は、界磁巻線2aを有
する回転子2、電機子巻線4a、4b、4cを有する固
定子(図示しない)、界磁巻線2aを励磁する励磁回路
(下述する)、電機子巻線4a〜4cに誘起された交流
電圧を全波整流する6個のダイオード5a〜5f、この
整流後の出力電圧の一部を電機子巻線4a〜4cに印加
する6個のトランジスタ6a〜6f、界磁巻線2aの磁
束方向と電機子巻線4a〜4cとの相対的な回転位置を
検出する位置検出手段(下述する)、この位置検出手段
の出力を増幅する増幅回路7、回転子2の回転速度を検
出するための速度検出巻線8、増幅回路7の出力および
速度検出巻線8に生じる誘起電圧に基づいてトランジス
タ6a〜6fを駆動する位相制御回路9、および励磁回
路を制御する制御回路10より構成されている。
【0022】回転子2は、界磁巻線2aが励磁回路6よ
り励磁されることで界磁として働き、エンジン(図示し
ない)の回転動力を受けて回転駆動(図1の反時計方
向)される。電機子巻線4a、4b、4cは、図1に示
すようにY結線されて、回転子2の回転に伴って電機子
巻線4a、4b、4cの順に電気角で120°の位相差
を持った誘起相電圧が発生する。励磁回路は、励磁電流
の断続を行なう4個のトランジスタ11a〜11dと、
各トランジスタ11a〜11dとそれぞれ並列に接続さ
れた4個のダイオード12a〜12dとから成り、電動
時と発電時とで界磁巻線2aへの励磁方向を正負両方向
に切り換える。
【0023】6個のダイオード5a〜5f(本発明のス
イッチング素子)は、ブリッジ形に接続されて本発明の
全波整流回路を構成し、整流後の出力電圧がバッテリ1
3および電気負荷14に供給される。各トランジスタ6
a〜6f(本発明のスイッチング素子)は、各ダイオー
ド5a〜5fとそれぞれ並列に、且つ各ダイオード5a
〜5fに対してそれぞれ導通方向が逆方向となるように
接続されて、本発明の電圧印加回路を構成する。
【0024】位置検出手段は、回転子2と同一極数(本
実施例では2極)に設けられて、回転子2と一体に回転
するセンサ磁極15と、3個の磁気センサ16a〜16
cとから成る。センサ磁極15は、励磁回路のトランジ
スタ11a、11dがオンした時に、回転子2磁極に発
生する磁界の方向(正方向)とセンサ磁極15に発生す
る磁界の方向とが一致するように設置されている。
【0025】磁気センサ16a〜16cは、例えば、図
2に示すように、ホール素子16を用いたもので、その
ホール素子16に駆動電流を流して、ホール素子16の
受感面に加わる磁束の直交成分に応じた電圧を発生する
ものである。各磁気センサ16a〜16cは、各電機子
巻線4a〜4cに対してそれぞれ同位相の位置、即ち電
機子巻線4aに対して磁気センサ16aを、電機子巻線
4bに対して磁気センサ16bを、電機子巻線4cに対
して磁気センサ16cを、それぞれ電気角で同位相に配
置している。
【0026】増幅回路7は、図3に示すように、3つの
作動増幅回路7a〜7cより構成されて、各作動増幅回
路7a〜7cにより各磁気センサ16a〜16cの出力
u、v、wをそれぞれ増幅して信号u′、v′、w′と
する。
【0027】位相制御回路9は、図4に示すように、ヒ
ステリシスバッファ回路9a、論理積回路9b、信号切
換回路9c、切換信号発生回路9d、および出力回路9
eより構成される。ヒステリシスバッファ回路9aは、
作動増幅回路7a〜7cからの信号u′、v′、w′を
2組のデジタル信号u0 、v0 、w0 およびu1
1 、w1 (但し、信号u1 、v1 、w1 は、信号
0 、v0 、w0 の反転信号である)に変換する。
【0028】論理積回路9bは、ヒステリシスバッファ
回路9aで変換された2組のデジタル信号u0 、v0
0 およびu1 、v1 、w1 の論理積(v0 *w1 =U
0 、w0 *u1 =V0 、u0 *v1 =W0 、v1 *w0
=U1 、w1 *u0 =V1 、u1 *v0 =W1 )を演算
する。切換信号発生回路9dは、速度検出巻線8に発生
する誘起電圧を整流し、その整流電圧に基づいて信号切
換回路9cの切換信号を作り出す。
【0029】信号切換回路9cは、切換信号発生回路9
dより出力される切換信号に基づいて、ヒステリシスバ
ッファ回路9aで変換された信号(u0 、v0 、w0
よびu1 、v1 、w1 )と、論理積回路で演算された信
号(U0 、V0 、W0 およびU1 、V1 、W1 )を選択
する。具体的には、切換信号発生回路9dの出力電圧が
0の場合(即ち速度検出巻線8に誘起電圧が発生してい
ない場合)は、論理積回路9bで演算された信号が選択
され、切換信号発生回路9dより一定レベルの電圧が出
力された場合は、ヒステリシスバッファ回路9aで変換
された信号が選択される。
【0030】出力回路9eは、制御回路10より駆動信
号を受けて、信号切換回路9cで選択された信号を各ト
ランジスタ6a〜6fへの駆動信号U、V、Wおよび
U′、V′、W′として出力する。
【0031】制御回路10は、バッテリ13の電圧を検
出するS端子、イグニッションスイッチ17を介してバ
ッテリ13に接続されるIG端子、およびECU18
(マイクロコンピュータを内蔵するエンジン制御ユニッ
ト)から電動モードと発電モードとの選択を受けるFC
端子等が設けられている。
【0032】次に、本実施例の作動を説明する。イグニ
ッションスイッチ17のONによって制御回路10のI
G端子とバッテリ13とが接続されると、制御回路10
は、励磁回路のトランジスタ11a、11dをフルオン
して界磁巻線2aを正方向(センサ磁極15と同方向)
に励磁する。この時、ECU18からは、電動モードを
指令する電動モード信号が制御回路10のFC端子に入
力されて、制御回路10から位相制御回路9のK端子に
駆動信号が入力されている。
【0033】増幅回路7は、回転子2の位置を示す磁気
センサ16a〜16cの信号u、v、wを増幅して
u′、v′、w′とする。位相制御回路9では、切換信
号発生回路9dで速度検出巻線8の発生起電圧(誘起電
圧)が0であることを検出して切換信号とする。信号切
換回路では、切換信号発生回路9dの切換信号により、
論理積回路9bで演算された信号U0 、V0 、W0 およ
びU1 、V1 、W1 を選択する。出力回路9eでは、信
号切換回路9cで選択された信号U0 、V0 、W0 およ
びU1 、V1 、W1 を各トランジスタ6a〜6fへの駆
動信号U、V、WおよびU′、V′、W′として出力す
る。
【0034】これにより、各トランジスタ6a〜6fが
駆動信号U、V、WおよびU′、V′、W′により12
0°通電方式で駆動されて、電動発電装置1が電動機と
して駆動されることにより、電動発電装置1に接続され
たエンジンを始動する。なお、120°通電方式とは、
電気角で略120°期間各トランジスタ6a〜6fをオ
ンするもので、厳密に120°でなくても良い。
【0035】この時のタイミングチャートを図5〜図7
に示す。回転子2の磁極位置に対してセンサ磁極15と
磁気センサ16a〜16cとが図5に示す位置関係にあ
る場合、回転子2の回転に伴って各磁気センサ16a〜
16cより図6(a)に示すセンサ出力u、v、wが得
られる。このセンサ出力u、v、w(増幅信号u′、
v′、w′)をデジタル化したデンジタル信号(図6
(b)参照)を位相制御回路9内で演算処理することに
より、図6(c)に示す各トランジスタ6a〜6fへの
駆動信号U、V、WおよびU′、V′、W′が得られ
る。
【0036】この駆動信号U、V、WおよびU′、
V′、W′で各トランジスタ6a〜6fを120°通電
した場合、電機子巻線4a〜4cに印加される印加相電
圧(図6(e)参照)および印加線間電圧(図6(d)
参照)は、回転子2の回転によって固定子に誘起される
誘起相電圧(図7(b)参照)および誘起線間電圧(図
7(a)参照)に対してそれぞれ同位相となり、最大始
動トルクが得られる状態となっている。ここで、120
°通電方式で駆動するのは、電動機の始動トルクが各ト
ランジスタ6a〜6fの許容電流により制限されるのを
考慮して、限られた電流で大トルクを発生させるためで
ある(図21〜24参照)。
【0037】その後、エンジンが設定回転数(例えばア
イドル回転数)になった時、速度検出巻線8の誘起電圧
が上昇し、切換信号発生回路9dからは一定のレベルの
信号が出力される。これにより、信号切換回路9cで
は、ヒステリシスバッファ回路9aで変換された信号u
0 、v0 、w0 およびu1 、v1 、w1 が選択されて、
出力回路9eより180°通電方式の駆動信号U、V、
WおよびU′、V′、W′が出力される。
【0038】これにより、車両加速時においては、位相
制御回路9による180°通電方式により電圧印加回路
の各トランジスタ6a〜6fを駆動して、電動発電装置
1を電動機として駆動することにより、エンジンをアシ
ストする。なお、180°通電方式とは、電気角で略1
80°期間各トランジスタ6a〜6fをオンするもの
で、厳密に180°でなくても良い。
【0039】この時のタイミングチャートを図8〜図1
0に示す。上記のエンジン始動時と同様に、回転子2の
磁極位置に対してセンサ磁極15と磁気センサ16a〜
16cとが図8に示す位置関係(図5に示す位置関係と
同じ)にある。
【0040】この状態で、センサ出力のデジタル信号
(ヒステリシスバッファ回路9aで変換された信号
0 、v0 、w0 およびu1 、v1 、w1 )を各トラン
ジスタ6a〜6fへの駆動信号U、V、WおよびU′、
V′、W′とすることから、電機子巻線4a〜4cに印
加される印加相電圧(図9(d)参照)および印加線間
電圧(図9(c)参照)は、回転子2の回転によって電
機子巻線4a〜4cに誘起される誘起相電圧(図10
(b)参照)および誘起線間電圧(図10(a)参照)
に対してそれぞれ90°進み、高回転時に最大電動トル
クが得られる状態となっている。ここで、180°通電
方式で駆動するのは、高回転時の電動出力が電機子巻線
4a〜4cに印加される実効電圧に比例するのを考慮し
て、実効電圧の高い通電方式で駆動するためである。
【0041】続いて、車両減速時および定常走行時に
は、ECU18から発電モードを指令する発電モード信
号が制御回路10のFC端子に入力される。これによ
り、制御回路10は、バッテリ13の電圧を検出して、
その電圧に見合った発電出力となるように励磁回路のト
ランジスタ11b、11cをデューティ制御し、界磁巻
線2aを適当な電流で逆方向(センサ磁極15と逆方
向)に励磁する。
【0042】位相制御回路9では、上記の電動モード時
(エンジン回転数が設定回転数以上)と同様に、ヒステ
リシスバッファ回路9aで変換された信号u0 、v0
0およびu1 、v1 、w1 が選択されて、出力回路9
eより180°通電方式の駆動信号U、V、Wおよび
U′、V′、W′が出力される。これにより、車両用減
速時および定常走行時においては、位相制御回路9によ
る180°通電方式により電圧印加回路の各トランジス
タ6a〜6fが駆動されて、電動発電装置1を発電機と
して駆動することにより、バッテリ13および負荷14
に電力を供給する。
【0043】この時のタイミングチャートを図11〜図
13に示す。界磁巻線2aの励磁電流が逆方向となるこ
とから、回転子2の磁極位置に対するセンサ磁極15と
磁気センサ16a〜16cとが図11に示す位置関係と
なる。このため、各トランジスタ6a〜6fを介して電
機子巻線4a〜4cに印加される印加相電圧(図12
(d)参照)および印加線間電圧(図12(c)参照)
は、回転子2の回転によって電機子巻線4a〜4cに誘
起され誘起相電圧(図13(b)参照)および誘起線間
電圧(図13(a)参照)に対してそれぞれ90°遅
れ、最大発電出力が得られる状態となっている。
【0044】ここで、本実施例の発電方式による効果を
従来の発電方式との比較に基づいて説明する。従来の発
電方式では、図14に示すように、電機子抵抗r、電機
子インダクタンスL、および負荷抵抗Rが直列に接続さ
れて、これに交流電圧源(誘起相電圧E0 )が加えられ
ており、負荷抵抗Rの両端に加わる電圧Vは、誘起相電
圧E0に対して位相差δだけ遅れることになる。
【0045】そして、この位相差δは、下記の式に示さ
れるように、RおよびrとωLとの関係により受動的に
決定される。
【数4】δ=tan-1{ωL/(R+r)} ω:電気角速度〔ω=(p/2)×(n/60)×2
π〕 p:磁極数 n:回転数(rpm)
【0046】このため、回転数nが低い時(ωが小さ
く、このωを無視できる時)は、δ=0°と見做すと、
相電流Iは下記の式で求められる。ただし、k、k’は
比例定数である。
【数5】 I=(E0 −V)/Zs =(E0 −V)/r =(kω−V)/r
【0047】また、回転数nが高い時(ωが大であり、
このωに比し抵抗rが無視できる時)は、δ=90°と
見做すと、相電流Iは下記の式で求められる。
【数6】 I=E0 /Zs =E0 /ωL =k’/L この結果、従来の発電方式では、回転数に対して、図1
6の破線グラフで示す出力電流が得られる。
【0048】一方、本実施例の発電方式(1相モデルの
回路図を図15に示す)では、電圧印加回路を構成する
各トランジスタ6a〜6fの駆動タイミングにより位相
差δを90°に設定することができる。そこで、例え
ば、図17および図18に示すようにδ=90°とすれ
ば、回転数nが低い時(ω=小)、相電流Iは以下の式
で求められる。
【数7】 I=E0 /Zs =E0 /r =kω/r
【0049】また、回転数nが高い時(ω=大)、相電
流Iは以下の式で求められる。
【数8】 I=E0 /Zs =E0 /ωL =k’/Lこの結果、本実施例の発電方式では、回転数
に対して、図16の実線グラフで示す出力電流が得ら
れ、従来の発電方式と比べて低回転数域での出力が向上
することになる。
【0050】以上のように、本実施例では、電動機とし
ての始動時は120°通電方式で各トランジスタ6a〜
6fを駆動し、電動機として始動時以外および発電時は
180°通電方式で各トランジスタ6a〜6fを駆動す
ることにより、始動時および高速回転時ともに高い電動
トルクを得ることができる(図19参照)。また、各ト
ランジスタ6a〜6fを前記タイミングでスイッチング
しながら駆動することにより、発電時においては、電機
子巻線4a〜4cに発生する誘起電圧に対して90°遅
れた位相の交流電圧を印加することができることによ
り、低回転時の発電出力の大幅UPが可能となる(図2
0参照)。
【0051】また、本実施例では、電動と発電との切り
換えをECU18からのモード信号に基づいて界磁巻線
2への界磁電流により連続的に行なうことができるた
め、制御性が良いと言える。以上のように、電動出力の
向上(特に始動時)、および低回転時の発電出力の向上
により、ある任意回転数の電動機能および発電機能を両
立させることが可能となり、その結果、電動発電装置1
の小型軽量化、低コスト化、および制御性の向上を図る
ことができる。
【0052】〔変形例〕本実施例では、電動時におい
て、電機子巻線4a〜4cへの印加電圧が誘起電圧に対
して電気角で90°進むように各トランジスタ6a〜6
fを駆動し、発電時には、励磁回路により界磁巻線2a
への励磁方向を切り換えて、電機子巻線4a〜4cへの
印加電圧が誘起電圧に対して電気角で90°遅れるよう
に各トランジスタ6a〜6fを駆動する方法を採用した
が、その逆でも良い。つまり、発電時に電機子巻線4a
〜4cへの印加電圧が誘起電圧に対して電気角で90°
遅れるように各トランジスタ6a〜6fを駆動し、電動
時には、励磁回路により界磁巻線2aへの励磁方向を切
り換えて、電機子巻線4a〜4cへの印加電圧が誘起電
圧に対して電気角で90°進むように各トランジスタ6
a〜6fを駆動する方法を採用しても良い。
【0053】本実施例では、電圧印加回路を構成するス
イッチング素子としてトランジスタ6a〜6fを使用し
たが、サイリスタを使用することもできる。また、全波
整流回路を構成するダイオード5a〜5fと電圧印加回
路を構成するトランジスタ6a〜6fとを1つの素子で
一体的に構成するIGBTあるいはMOS−FETとす
ることも可能である。
【0054】本実施例では、3個の電機子巻線4a〜4
cをY結線としたが、相数および結線を限定するもので
はない。位置検出手段としてホール素子16を用いた磁
気センサ16a〜16cを使用したが、フォトセンサを
用いても良い。あるいはエンコーダ、レゾルバ等の回転
センサを設置しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用交流電動発電装置の全体構成図である。
【図2】磁気センサの模式図である。
【図3】増幅回路の構成を示す回路図である。
【図4】位相制御回路の構成を示す回路図である。
【図5】電動始動時における回転子の磁極位置に対する
センサ磁極と磁気センサとの位置関係を示す図である。
【図6】電動始動時のタイミングチャートである。
【図7】電動始動時のタイミングチャートである。
【図8】電動時における回転子の磁極位置に対するセン
サ磁極と磁気センサとの位置関係を示す図である。
【図9】電動時のタイミングチャートである。
【図10】電動時のタイミングチャートである。
【図11】発電時における回転子の磁極位置に対するセ
ンサ磁極と磁気センサとの位置関係を示す図である。
【図12】発電時のタイミングチャートである。
【図13】発電時のタイミングチャートである。
【図14】従来の発電原理を示す1相モデルの回路図で
ある。
【図15】本実施例の発電原理を示す1相モデルの回路
図である。
【図16】本実施例の電動発電装置と従来電動発電装置
とを比較するグラフである。
【図17】本実施例の発電方式を説明するベクトル図で
ある。
【図18】本実施例の電圧電流波形図である。
【図19】本実施例の発電方式と従来の発電方式とで発
電電流を比較したグラフである。
【図20】本実施例の通電方式による電動トルクの変動
を示すグラフである。
【図21】180°通電方式の説明図である。
【図22】180°通電方式により生じる起磁力のベク
トル図である。
【図23】120°通電方式の説明図である。
【図24】120°通電方式により生じる起磁力のベク
トル図である。
【符号の説明】
1 車両用電動発電装置 2 回転子 2a 界磁巻線 4a〜4a 電機子巻線 5a〜5f ダイオード(スイッチング素子/全波整流
回路) 6a〜6f トランジスタ(スイッチング素子/電圧印
加回路) 9 位相制御回路 11a〜11d トランジスタ(励磁回路) 12a〜12d ダイオード(励磁回路) 15 センサ磁極(位置検出手段) 16a〜16c 磁気センサ(位置検出手段)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−214470(JP,A) 特開 昭63−277499(JP,A) 特開 平2−193599(JP,A) 特開 平5−344799(JP,A) 特開 平5−276686(JP,A) 特開 昭61−26500(JP,A) 特開 平1−255494(JP,A) 特開 平6−62553(JP,A) 特開 平6−14600(JP,A) 実開 昭61−62600(JP,U) 実開 平1−150499(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 9/00 - 9/48 H02P 6/20 F02N 11/04,11/08 H02J 7/14

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)界磁巻線を有し、この界磁巻線が励磁
    されて磁束を発生する回転子と、 b)電機子巻線を有し、前記回転子との相対回転に伴っ
    て前記電機子巻線に誘起電圧が発生する固定子と、 c)前記界磁巻線を励磁する励磁回路と、 d)前記電機子巻線に結線された複数のスイッチング素
    子を備え、これらのスイッチング素子によって前記電機
    子巻線に発生する誘起電圧を全波整流して負荷に供給す
    る全波整流回路を形成するとともに、その全波整流回路
    の出力電圧の一部を前記電機子巻線に交流電圧として印
    加する電圧印加回路を形成するスイッチング手段と、 e)電動機としての始動時には電気角で略120°期間
    通電する120°通電方式で前記スイッチング素子を駆
    動し、前記始動時以外の電動時および発電時には電気角
    で略180°期間通電する180°通電方式で前記スイ
    ッチング素子を駆動する位相制御回路とを備えた車両用
    電動発電装置。
  2. 【請求項2】a)界磁巻線を有し、この界磁巻線が励磁
    されて磁束を発生する回転子と、 b)電機子巻線を有し、前記回転子との相対回転に伴っ
    て前記電機子巻線に誘起電圧が発生する固定子と、 c)前記界磁巻線を正負両方向に励磁可能に設けられ
    て、電動時と発電時とで前記界磁巻線への励磁方向を切
    り換える励磁回路と、 d)前記電機子巻線に結線された複数のスイッチング素
    子を備え、これらのスイッチング素子によって前記電機
    子巻線に発生する誘起電圧を全波整流して負荷に供給す
    る全波整流回路を形成するとともに、その全波整流回路
    の出力電圧の一部を前記電機子巻線に交流電圧として印
    加する電圧印加回路を形成するスイッチング手段と、 e)前記回転子に生じる磁束方向と前記電機子巻線との
    相対的な回転位置を検出する位置検出手段と、 f)電動機として始動後、前記回転子の回転数が所定回
    転数以上の時は、前記電圧印加回路により前記電機子巻
    線に印加される交流電圧の位相が前記電機子巻線に発生
    する誘起電圧の位相に対して電気角で90°進むよう
    に、前記位置検出手段の検出値に基づいて前記スイッチ
    ング素子を駆動する位相制御回路とを備えた車両用電動
    発電装置。
  3. 【請求項3】a)界磁巻線を有し、この界磁巻線が励磁
    されて磁束を発生する回転子と、 b)電機子巻線を有し、前記回転子との相対回転に伴っ
    て前記電機子巻線に誘起電圧が発生する固定子と、 c)前記界磁巻線を正負両方向に励磁可能に設けられ
    て、電動時と発電時とで前記界磁巻線への励磁方向を切
    り換える励磁回路と、 d)前記電機子巻線に結線された複数のスイッチング素
    子を備え、これらのスイッチング素子によって前記電機
    子巻線に発生する誘起電圧を全波整流して負荷に供給す
    る全波整流回路を形成するとともに、その全波整流回路
    の出力電圧の一部を前記電機子巻線に交流電圧として印
    加する電圧印加回路を形成するスイッチング手段と、 e)前記回転子に生じる磁束方向と前記電機子巻線との
    相対的な回転位置を検出する位置検出手段と、 f)発電機として駆動する場合は、前記電圧印加回路に
    より前記電機子巻線に印加される交流電圧の位相が前記
    電機子巻線に発生する誘起電圧の位相に対して電気角で
    90°遅れるように、前記位置検出手段の検出値に基づ
    いて前記スイッチング素子を駆動する位相制御回路とを
    備えた車両用電動発電装置。
  4. 【請求項4】前記電圧印加回路により印加される交流電
    圧は、ステップ状に変化する擬似的正弦波から成ること
    を特徴とする請求項1〜3に記載された何れかの車両用
    電動発電装置。
  5. 【請求項5】前記スイッチング素子は、前記電圧印加回
    路を構成するスイッチング素子部分と前記全波整流回路
    を構成するスイッチング素子部分とから成ることを特徴
    とする請求項1〜3に記載された何れかの車両用電動発
    電装置。
  6. 【請求項6】前記電圧印加回路を構成する前記スイッチ
    ング素子部分はトランジスタであり、前記全波整流回路
    を構成する前記スイッチング素子部分はダイオードであ
    ることを特徴とする請求項5に記載された車両用電動発
    電装置。
  7. 【請求項7】前記電圧印加回路を構成する前記スイッチ
    ング素子部分と前記全波整流回路を構成するスイッチン
    グ素子部分とは一体の素子から成ることを特徴とする請
    求項5または6に記載された車両用電動発電装置。
  8. 【請求項8】前記一体の素子は、IGBTであることを
    特徴とする請求項7に記載された車両用電動発電装置。
  9. 【請求項9】前記一体の素子は、MOS−FETである
    ことを特徴とする請求項7に記載された車両用電動発電
    装置。
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