JP3380772B2 - ドアロック制御装置 - Google Patents

ドアロック制御装置

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    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B77/00Vehicle locks characterised by special functions or purposes
    • E05B77/46Locking several wings simultaneously
    • E05B77/48Locking several wings simultaneously by electrical means
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B81/00Power-actuated vehicle locks
    • E05B81/54Electrical circuits
    • E05B81/56Control of actuators
    • E05B81/58Control of actuators including time control, e.g. for controlling run-time of electric motors

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ドアロック制御装
置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図2は、本発明が適用されるドアロック
制御装置の従来の構成を示すブロック図である。このド
アロック制御装置は、車両ドアのロックまたはアンロッ
クを指示する指令を受け付けるための入力スイッチ(操
作入力受付部)1,3と、その入力スイッチ1,3を通
じて入力される入力内容に基づいてドアロックモータ5
を駆動制御する電子制御ユニット7とを備えている。 【0003】入力スイッチ1は、運転席ドアの内側等に
設けられ、運転者の切替操作によりオン、オフすること
によりロックまたはアンロックの指令を受け付けるマニ
ュアルスイッチである。入力スイッチ3は、車両ドアに
設けられたロック、アンロックのためのキーシリンダへ
のキー操作に連動してオン、オフすることによりロック
またはアンロックの指令を受け付けるキー連動スイッチ
である。 【0004】両入力スイッチ1,3は、後述する電子制
御ユニット7の入力回路11,13,15,17に接続
される2つの出力信号ライン1a,1b;3a,3bが
それぞれ設けられており、ロック指令またはアンロック
指令が入力されない状態では、両出力信号ライン1a,
1b;3a,3bを通じて出力される両出力信号がオフ
となっており、ロック指令が入力されるのに伴って出力
信号ライン1a,3aの出力信号が所定期間だけオフか
らオンに切り替えられ、アンロック指令が入力されるの
に伴って出力信号ライン1b,3bの出力信号が所定期
間だけオフからオンに切り替えられるようになっている
(図3(a)および図3(b)参照)。 【0005】ここでは、両入力スイッチ1,3は、通常
の状態でオフポジションに位置しているその作動片1
c,3cが、ロック指令またはアンロック指令の入力に
伴って所定期間だけa接点側またはb接点側に切り替わ
るようになっており、これによって、出力信号ライン1
a,1aまたは1b,3bが所定期間だけ接地されて、
出力ライン1a,1b;3a,3bからの出力信号が所
定期間だけオフからオンに切り替わるようにようになっ
ている。 【0006】電子制御ユニット7は、入力スイッチ1,
3からの出力信号を受け付ける入力回路11,13,1
5,17と、入力回路11,13,15,17を通じて
入力される入力スイッチ1,3からの出力信号に基づ
き、ドアロックモータ5を駆動するマイクロコンピュー
タ(以下「マイコン」という)19と、マイコン19の
制御によりドアロックモータ5を駆動する出力回路2
1,23と、マイコン19の電源を生成する電源回路2
5とを備えている。 【0007】各入力回路11,13,15,17は、一
端側がマイコン19の入力部Pa1〜Pa4に接続さ
れ、他端側が2つに分岐されてバッテリ27のプラス側
と各入力スイッチ1,3の対応する各出力信号ライン1
a,1b;3a,3bとにそれぞれ接続されている。こ
のため、スイッチ1,3の作動片1c,3cがオフポジ
ションにあるときには、マイコン19の各入力部Pa1
〜Pa4の入力は、すべてハイレベルになっており、作
動片1c,3cがa接点側に接続されると、入力部Pa
1,Pa3の入力がハイレベルからローレベルに切り替
わり、作動片1c,3cがb接点側に接続されると、入
力部Pa2,Pa4の入力がハイレベルからローレベル
に切り替わる。 【0008】これによって、マイコン19は、入力部P
a1,Pa2の入力のハイレベルからローレベルへの切
り替わりを検知することにより、入力スイッチ1のロッ
クまたはアンロックに対応する出力信号のオフからオン
への切り替わりを認識し、入力部Pa3,Pa4の入力
のハイレベルからローレベルへの切り替わりを検知する
ことにより、入力スイッチ3のロックまたはアンロック
に対応する出力信号のオフからオンへの切り替わりを認
識するようになっている。 【0009】各出力回路21,23は、ドアロックモー
タ5の正負の電源ライン5a,5bをバッテリ27側ま
たはグランド側に切り替えて接続するリレー21a,2
3aと、マイコン19の出力部Pb1,Pb2からの出
力がハイ、ローに切り替わるのに応答してリレー21
a,23aを駆動するトランジスタ21b,23bとを
備えている。 【0010】マイコン19の出力部Pb1,Pb2の出
力がローレベルのときは、トランジスタ21b,23b
はオフであり、ドアロックモータ5の電源ライン5a,
5bは、リレー21a,23aによってグランドに接続
されている。そして、マイコン19の出力部Pb1,P
b2の出力がハイレベルに切り替えられると、トランジ
スタ21b,23bがオンし、これによって、バッテリ
27の正端子からリレー21a,23aのリレーコイル
31およびトランジスタ21b,23bを介したグラン
ドまでの回路が導通してリレーコイル31が励磁され、
リレー21a,23aの作動片33がグランド側接点か
らバッテリ側接点に切り替わり、ドアロックモータ5の
電源ライン5a,5bが、リレー21a,23aによっ
てバッテリ27の正端子側と接続される。リレー21
a,23aの作動片33は、トランジスタ21b,23
bがオフし、リレーコイル31が励磁解除される伴って
グランド側接点側に切り替わる。 【0011】マイコン19は、通常の動作状態におい
て、各入力部Pa1〜Pa4からの入力内容に基づき、
各出力部Pb1,Pb2の出力状態を切り替えることに
より、出力回路21,23を通じてドアロックモータ5
を駆動制御している。 【0012】すなわち、マイコン19は、入力スイッチ
1.3からロック指令またはアンロック指令が入力され
ておらず、入力回路11,13,15,17および各入
力部Pa1〜Pa3を通じて入力される入力スイッチ
1,3の出力信号がオフである場合には、両出力部Pb
1,Pb2の出力をローレベルに保持しており、このと
き、ドアロックモータ5の両電源ライン5a,5bは、
リレー21a,23aによってグランドに接続されてい
る。 【0013】そして、入力スイッチ1,3からロック指
令が入力され、入力部Pa1,Pa3を通じて入力され
る入力スイッチ1,3の出力信号が、図3(a),
(b)のA1,A2で示されるように、所定期間だけオ
フからオンに切り替えられると、マイコン19が、その
オフからオンへの切り替わりを検知することにより、ロ
ック指令の入力を認識し、これに伴って、出力部Pb2
の出力をローレベルに保持したまま、出力部Pb1の出
力を、図3(c)のB1,B2で示されるように、所定
期間だけローレベルからハイレベルに切り替えることに
より、ドアロックを行う。このとき、出力部Pb1の出
力がハイレベルに切り替えられると、電源ライン5aが
リレー21aによってバッテリ27の正端子側に接続さ
れるため、バッテリ27からの電流が、電源ライン5a
側からモータ5に与えられ、所定期間モータ5が正転駆
動(あるいは逆転駆動)されることにより、ドアロック
が行われる。 【0014】また、入力スイッチ1,3からアンロック
指令が入力され、入力部Pa2,Pa4を通じて入力さ
れる入力スイッチ1,3の出力信号が、図3(a),
(b)のA1,A2で示されるように、所定期間だけオ
フからオンに切り替えられると、マイコン19が、その
オフからオンへの切り替わりを検知することにより、ア
ンロック指令の入力を認識し、これに伴って、出力部P
b1の出力をローレベルに保持したまま、出力部Pb2
の出力を、図3(c)のB1,B2で示されるように、
所定期間だけローレベルからハイレベルに切り替えるこ
とにより、ドアロック解除を行う。このとき、出力部P
b2の出力がハイレベルに切り替えられると、電源ライ
ン5bがリレー23aによってバッテリ27の正端子側
に接続されるため、バッテリ27からの電流が、電源ラ
イン5b側からモータ5に与えられ、所定期間モータ5
が逆転駆動(あるいは正転駆動)されることにより、ド
アロック解除が行われる。 【0015】ところで、マイコン19には、起動時やリ
セットがかけられた際の初期設定のための初期データを
予め設定登録しておくための設定部(例えば、ROM等
の設定情報記録部)19aが備えられており、起動時や
リセットがかけられた際には、その設定部19aの初期
データに基づいて、マイコン19の初期化設定が行われ
るようになっている。 【0016】このように構成される従来のドアロック制
御装置では、リセットがかけられた状態から通常の状態
に復帰する際に、マイコン19が、各入力部Pa1〜P
a4を通じて入力される各入力スイッチ1,3の出力信
号がオフであると強制的にみなして復帰するように設定
されている。 【0017】 【発明が解決しようとする課題】このため、従来のドア
ロック制御装置では、入力スイッチ1,3にロック指令
またはアンロック指令が入力され、図4(c)のA2で
示されるように、入力スイッチ1,3からの出力信号が
オンに保持されている期間内に、図4(a)のC1で示
されるように、ノイズ等の影響によりマイコン19が誤
ってリセットされた場合には、マイコン19が、リセッ
トがかけられた状態から通常の動作状態に復帰した際
に、図4(d)のD1で示されるように、入力スイッチ
1,3の出力信号がオフからオンに切り替わったと誤っ
て認識してしまい、すなわち、ロック指令またはアンロ
ック指令の入力があったと誤って認識してしまい、図4
(e)のB3で示されるように、ドアロックモータ5に
誤ったロックまたはロック解除の指令が出力されてしま
うこととなる。その結果、入力スイッチ3からはロック
指令またはアンロック指令が1回しか入力されていない
のに、誤って2回入力されたと認識されてしまい、ドア
ロックモータ5のロック動作またはロック解除動作が誤
って2回行われてしまい、ユーザにとっては誤動作と見
られ、ユーザに違和感を与えてしまうという問題があ
る。 【0018】このマイコン19のリセット状態からの復
帰の様子をさらに詳述すると、時刻s0でノイズ等によ
りマイコン19にリセットがかけられ、時刻s1でリセ
ットが解除されて、マイコン19の初期設定動作が開始
され、その初期設定により、各入力部Pa1〜Pa4を
通じて入力される各入力スイッチ1,3の出力信号がオ
フであると強制的に設定される。続く、時刻s2で、そ
の初期設定動作が完了し、マイコン19が通常の動作状
態に復帰するのに伴って、マイコン19は、その初期設
定の内容に基づき、各入力部Pa1〜Pa4を通じて入
力される各入力スイッチ1,3の出力信号がオフである
と強制的にみなして通常の動作状態に復帰する。続く、
時刻s3で、マイコン19が、各入力部Pa1〜Pa4
を通じて入力される各入力スイッチ1,3の出力信号の
実際の出力状態(オンであることを)を検知すると、そ
の出力信号がオンに保持されていたにもかかわらず、オ
フからオンに切り替わったと誤認し、ロックまたはロッ
ク解除のための出力を行ってしまう。なお、時刻s0か
ら時刻s2までの間は、マイコン19による入力スイッ
チ1,3の各出力信号の認識内容は不定となっている。 【0019】そこで、本発明は前記問題点に鑑み、ノイ
ズ等の影響によりマイコンにリセットがかけられた場合
に、1回のロック指令またはアンロック指令の入力に対
してドアロックモータのロック動作またはロック解除動
作が誤って2回行われてしまうのを防止することができ
るドアロック制御装置を提供することを目的とする。 【0020】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の技術的手段は、車両ドアのロックまたはアンロックを
指示する所定の操作入力を受けのに伴って、その出力信
号が所定期間だけオフからオンに切り替えられる操作入
力受付部と、前記操作入力受付部から出力される前記出
力信号のオフからオンへの切り替わりを検知するのに伴
って、ドアロックモータを駆動制御することにより、前
記車両ドアのロックまたはロック解除を行うマイクロコ
ンピュータとを備え、前記マイクロコンピュータは、リ
セットされた状態から通常の動作状態に復帰する際に、
前記操作入力受付部から入力される前記出力信号がオン
であると強制的にみなして復帰するように設定されてい
ることを特徴とする。 【0021】 【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態に係る
ドアロック制御装置の制御動作を示すタイミングチャー
トである。なお、本実施形態に係るドアロック制御装置
は、基本的なハード構成に関しては図2に示す従来の構
成と同様であるため、ここでは、本実施形態に係るドア
ロック制御装置の特徴部のみを説明する。 【0022】図2を参照して、本実施形態に係るドアロ
ック制御装置では、マイコン19の設定部19aには、
マイコン19が、ノイズ等の影響によりリセットされた
状態から通常の動作状態に復帰する際に、各入力部Pa
1〜Pa4を通じて操作スイッチ1,3から入力される
出力信号の出力状態として読み込むべき初期データとし
て、各入力部Pa1〜Pa4を通じて操作スイッチ1,
3から入力される出力信号がすべてオンであることを示
す初期データが登録されている。 【0023】すなわち、本実施形態では、マイコン19
が、リセットされた状態から通常の動作状態に復帰する
際に、各入力部Pa1〜Pa4を通じて操作スイッチ
1,3から入力される出力信号をすべてオンであると強
制的にみなして復帰するように設定されている。 【0024】したがって、このドアロック制御装置で
は、入力スイッチ1,3にロック指令またはアンロック
指令が入力され、図1(c)のA2で示されるように、
入力スイッチ1,3からの出力信号がオンに保持されて
いる期間内に、図1(a)のC1で示されるように、ノ
イズ等の影響によりマイコン19が誤ってリセットされ
た場合であっても、図1(d)のD2で示されるよう
に、マイコン19が、各入力部Pa1〜Pa4を通じて
操作スイッチ1,3から入力される出力信号をすべてオ
ンであると強制的にみなして復帰するため、図1(a)
のC1で示すリセット状態が解除され、マイコン19が
通常の処理状態に復帰した際に、従来のように、入力ス
イッチ1,3の出力信号がオフからオンに切り替わった
と(すなわち、ロック指令またはアンロック指令のさら
なる入力があったと)マイコン19が誤って認識してし
まい、1回のロック指令またはアンロック指令の入力
で、ドアロックモータ5のロック動作またはロック解除
動作が誤って2回行われてしまうのを防止することがで
きるようになっている。 【0025】図1に基づき、本実施形態に係るマイコン
19の復帰動作をさらに詳説すると、時刻s0でノイズ
等によりマイコン19にリセットがかけられ、時刻s1
でリセットが解除されて、マイコン19の初期設定動作
が開始され、その初期設定により、各入力部Pa1〜P
a4を通じて入力される各入力スイッチ1,3の出力信
号がすべてオンであると強制的に設定される。続く、時
刻s2で、その初期設定動作が完了し、マイコン19が
通常の動作状態に復帰するのに伴って、マイコン19
は、その初期設定の内容に基づき、各入力部Pa1〜P
a4を通じて入力される各入力スイッチ1,3の出力信
号がすべてオンであると強制的にみなして通常の動作状
態に復帰する。このため、続く、時刻s3で、マイコン
19が、各入力部Pa1〜Pa4を通じて入力される各
入力スイッチ1,3の出力信号の実際の出力状態(オン
であることを)を検知しても、出力信号がオンであると
いうマイコン19の認識は変わらず、従来のような誤認
は生じないようになっている。 【0026】また、各入力部Pa1〜Pa4を通じて操
作スイッチ1,3からマイコン19に入力される出力信
号がオフであるときに、図1(a)のC2で示されるよ
うに、ノイズ等の影響によりマイコン19が誤ってリセ
ットされた場合には、以下のように動作復帰が行われ
る。 【0027】時刻t0でノイズ等によりマイコン19に
リセットがかけられ、時刻t1でリセットが解除され
て、マイコン19の初期設定動作が開始され、その初期
設定により、各入力部Pa1〜Pa4を通じて入力され
る各入力スイッチ1,3の出力信号がすべてオンである
と強制的に設定される。続く、時刻t2で、その初期設
定動作が完了し、マイコン19が通常の動作状態に復帰
するのに伴って、マイコン19は、その初期設定の内容
に基づき、各入力部Pa1〜Pa4を通じて入力される
各入力スイッチ1,3の出力信号がすべてオンであると
強制的にみなして通常の動作状態に復帰する。続く、時
刻t3で、マイコン19が、各入力部Pa1〜Pa4を
通じて入力される各入力スイッチ1,3の出力信号の実
際の出力状態(オフであることを)を検知すると、続
く、時刻t4で、各出力信号の出力状態の認識を実際の
出力状態(オフ)に変更する。この時刻t0から時刻t
4の間、マイコン19から誤ったロックまたはロック解
除のための指令が出力されることはない。なお、時刻t
2では、入力スイッチ1,3の出力信号がオンであると
強制的に認識されるようになっているが、時刻t2以前
の状態で出力信号の出力状態に関するマイコン19の認
識が不定となっているため、ロックまたはアンロック指
令の入力があったと誤認されることはない。 【0028】以上のように、本実施形態によれば、マイ
コン19の設定部19aの初期設定が、リセットされた
状態から通常の動作状態に復帰する際に、マイコン19
が入力スイッチ1,3から入力される出力信号がオンで
あると強制的にみなして復帰するように設定されている
ため、ロック指令またはアンロック指令が入力され、入
力スイッチ1,3の出力信号がオンに切り替えられてい
る期間内において、ノイズ等の影響によりマイコン19
がリセットされた場合に、リセット状態から通常の動作
状態に復帰する時点で、入力スイッチ13の出力信号が
オンに保持されているのにもかかわわず、出力信号がオ
フからオンに切り替わったとマイコン19が誤って認識
してしまうのを防止することができ、これによって、ノ
イズ等の影響によりマイコン19にリセットがかけられ
た場合に、従来のように、1回のロック指令またはアン
ロック指令の入力に対してドアロックモータ5のロック
動作またはロック解除動作が誤って2回行われてしま
い、ユーザに違和感を与えてしまうのを防止することが
できる。 【0029】 【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、リセッ
トされた状態から通常の動作状態に復帰する際に、マイ
コンが操作入力受付部から入力される出力信号がオンで
あると強制的にみなして復帰するように設定されている
ため、ロック指令またはアンロック指令が入力され、操
作入力受付部の出力信号がオンに切り替えられている期
間内において、ノイズ等の影響によりマイコンがリセッ
トされた場合に、リセット状態から通常の動作状態に復
帰する時点で、従来のように、操作入力受付部の出力信
号がオンに保持されているのにもかかわわず、出力信号
がオフからオンに切り替わったとマイコンが誤って認識
してしまうのを防止することができ、これによって、ノ
イズ等の影響によりマイコンにリセットがかけられた場
合に、従来のように、1回のロック指令またはアンロッ
ク指令の入力に対してドアロックモータのロック動作ま
たはロック解除動作が誤って2回行われてしまい、ユー
ザに違和感を与えてしまうのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態に係るドアロック制御装置
の制御動作を示すタイミングチャートである。 【図2】ドアロック制御装置の従来の構成を示すブロッ
ク図である。 【図3】図2のドアロック制御装置の通常の制御動作を
示すタイミングチャートである。 【図4】図2のドアロック制御装置のノイズ等によりリ
セットがかけられた際の制御動作を示すタイミングチャ
ートである。 【符号の説明】 1,3 入力スイッチ 5 ドアロックモータ 7 電子制御ユニット 19 マイコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−102859(JP,A) 特開 平11−65734(JP,A) 特開 平10−86795(JP,A) 特開 平6−305375(JP,A) 特開 平9−136614(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 65/12 - 65/42 E05B 47/00 E05B 49/00 - 49/04 B60R 25/00 - 25/10

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 車両ドアのロックまたはアンロックを指
    示する所定の操作入力を受けのに伴って、その出力信号
    が所定期間だけオフからオンに切り替えられる操作入力
    受付部と、 前記操作入力受付部から出力される前記出力信号のオフ
    からオンへの切り替わりを検知するのに伴って、ドアロ
    ックモータを駆動制御することにより、前記車両ドアの
    ロックまたはロック解除を行うマイクロコンピュータと
    を備え、 前記マイクロコンピュータは、リセットされた状態から
    通常の動作状態に復帰する際に、前記操作入力受付部か
    ら入力される前記出力信号がオンであると強制的にみな
    して復帰するように設定されていることを特徴とするド
    アロック制御装置。
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