JP3380771B2 - グローブボックスパネルの研磨装置 - Google Patents

グローブボックスパネルの研磨装置

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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、核燃料製造工程な
どに利用されるグローブボックスの透明パネルの研磨装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】核燃料物質などの放射性物質を気密に隔
離した状態で取り扱うために、グローブの装着されたパ
ネルで取り囲まれた密閉箱であるグローブボックスが広
く使用されている。作業者は、グローブボックスパネル
に取り付けられているグローブを介してグローブボック
スの外側からグローブボックス内に収容された放射性物
質を取扱い、グローブボックス内に置かれた各種装置の
保守、点検、調整等を行う。このため、グローブボック
スパネルの透明度は必要不可欠なものである。しかし、
長期間にわたる供用で放射線劣化や粉塵飛散等を含む経
年変化による透明度の低下は避けられないものである。
【0003】グローブボックスパネルの透明度を確保す
るために従来から行われてきた方法としては、グローブ
ボックスパネルの内面をグローブを介して作業者の手の
届く範囲で拭き取って修復することで、ある程度の視野
を保つ方法が採用されていた。修復しきれない状態とな
ったグローブボックスパネルは、パネル全体を新品のグ
ローブボックスパネルと交換しなければならなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなグロー
ブボックスパネルの交換作業に際しては、グローブボッ
クスの包蔵性を開放しなければならないため、作業者は
放射線防護服等の重装備で長期間の作業を行う必要があ
り、作業コストを高める原因となっていた。
【0005】そこで本発明は、放射線劣化や粉塵飛散等
を含む経年変化によりグローブボックスパネルの透明度
が低下した場合でも、グローブボックスパネルの交換を
行うことなく、パネル全面を短期間の操作で効率よく研
磨して透明度を修復するとともに、研磨作業時の被ばく
を低減できるグローブボックスパネルの研磨装置を提供
することを課題としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明によるグローブボックスパネルの研磨装置は、
実施例を示す添付図面中の参照番号を用いて説明すると
以下のように記載することができる。すなわち、基板(1
1)の表面側に突出せしめた回転軸(12)の先端に磁石(31)
を内蔵した第1の回転ホルダ(30)をスプライン軸構造に
より嵌合させ、基板の裏面側に固定したモータ(13)で回
転軸を回転させることによって第1の回転ホルダを回転
可能とし;基板表面からグローブボックス外側のパネル
外面方向へ突出せしめた少なくとも3本の間隔保持棒(1
4)を第1の回転ホルダの外周に沿って周方向に等角度と
なるように配置して、パネル外面と基板表面とを所定間
隔に保持し;各間隔保持棒がパネル外面と接する保持棒
先端部にボールアリング(15)を取り付け;パネル外面
と対面する第1の回転ホルダの面に、第1の回転ホルダ
に内蔵された磁石の磁力により着脱自在に第1の研磨紙
貼り付け用プレート(32)を取り付け、この第1のプレー
ト表面に第1の研磨紙(33)またはバフ(34)を剥離可能に
貼り付け;第1の回転ホルダと対面するパネル外面の裏
側すなわちパネル内面に、磁石(41)を内蔵した第2の回
転ホルダ(40)を配置して、パネル外側で回転する第1の
回転ホルダと共に第2の回転ホルダがパネル内側で回転
できるようにし、パネル内面と対面する第2の回転ホル
ダの面に、第2のホルダに内蔵された磁石の磁力により
着脱自在に第2の研磨紙貼り付け用プレート(42)を取り
付け、この第2のプレート表面に第2の研磨紙(43)また
はバフ(44)を剥離可能に貼り付け;基板裏面にハンドル
(16)を固着し;これによって、前記ハンドルを操作して
間隔保持棒先端部のボールベアリングをパネル外面に接
触させながらパネル外面に沿って移動させ、第1の回転
ホルダと第2の回転ホルダを共に回転させることにより
パネル外面と内面を同時に研磨できるようにするととも
に、前記スプライン軸構造によって第1の回転ホルダと
パネル外面との間隔を変化させて回転軸に第1の回転ホ
ルダを固定し、第1の回転ホルダをパネル外面と接触さ
せずに回転させることにより、パネル内側に配置した第
2の回転ホルダ(40)を回転させてパネル内面のみを研磨
できるようにしたことを特徴とするものである。
【0007】
【0008】
【発明の実施の形態】図1〜図4は、本発明のグローブ
ボックスパネル研磨装置の本体の実施例を示すそれぞれ
平面図、一部破断側面図、正面図および背面図である。
この研磨装置本体10は、グローブボックスの外側で使用
されるものであり、図1および図2の左側部分にグロー
ブボックス外側のパネル外面(図示せず)が位置するこ
とになる。研磨装置本体10の基板11の表面側(パネル外
面に対面する側)には回転軸12が突出していて、この回
転軸の先端には第1の回転ホルダ30がスプライン軸構造
より嵌合、取り付けされており、基板11の裏面側に固
定したモータ13により回転軸12を回転させることによっ
て第1の回転ホルダ30を回転させることができる。回転
ホルダ30は円盤形状を有しており、その内部に例えば4
個の希土類磁石などからなる永久磁石31が内蔵されてい
て(図5および図6参照)、後述する研磨紙貼り付け用
プレート32や第2の回転ホルダ40を磁力により着脱自在
に取り付けられるようにされている。
【0009】基板11表面からは、さらに3本の間隔保持
棒14がパネル外面方向へ突出している。これらの間隔保
持棒14は、第1の回転ホルダ30の外周に沿って周方向に
等角度となるように互いに平行に配置されており、間隔
保持棒が3本の場合には120°の角度となるように周
方向に配置され(図5参照)、パネル外面と基板11表面
とを所定間隔に保持している。さらにこれらの各間隔保
持棒14は、パネル外面と接する先端部に、ボールベアリ
グ15が取り付けられていて、各間隔保持棒14をパネル
外面と接触させた状態で移動させる際にボールベアリン
グ15の回転により円滑にパネル外面に沿って移動できる
ようにしてある。なお、間隔保持棒14は3本以上設けて
もよいが、パネル外面と基板11表面とを所定間隔に確実
に保持するためには、少なくとも3本設ける必要があ
る。かような間隔保持棒14は第1の回転ホルダ30の外周
に沿って回転ホルダを取り囲むように設けられているた
め、研磨装置本体10をパネル面に沿って移動させて研磨
作業を行う際に、回転中の回転ホルダ30が障害物と衝突
するのを防止する機能も有している。
【0010】基板11裏面には2つのハンドル16が固着さ
れていて、このハンドルを作業者が手に把持し研磨装置
本体10全体をパネル外面に沿って移動させることができ
る。
【0011】なお図1および図2において、参照番号17
はモータ13のスピードコントローラを示し、減速ギヤボ
ックス18内のギヤの噛み合わせをこのコントローラで調
整することにより、第1の回転ホルダ30の回転スピード
を制御することができる。参照番号19は減速ギヤボック
ス18とモータ13とを接続する接続プレートを、参照番号
20はモータ13の電源コネクタをそれぞれ示す。
【0012】図1〜図4に示す研磨装置本体10の他に、
本発明の研磨装置は、図6に示したように、グローブボ
ックス内側のパネルP内面を研磨するための第2の回転
ホルダ40を備えている。この第2の回転ホルダ40は、第
1の回転ホルダ30と対面するパネルP外面の裏側すなわ
ちパネル内面に配置されるものであり、第1の回転パネ
ル30と同様に円盤形状を有しており、その内部に例えば
4個の永久磁石41が内蔵されている。従って、パネルP
を挟んで第1の回転ホルダ30と第2の回転ホルダ40が対
面し、各回転ホルダ30,40に内蔵された磁石31,41の磁力
により互いに吸着保持されるために、モータ13による第
1の回転ホルダ30の回転と共に、第2の回転ホルダ40も
回転することになる。
【0013】図7に示したように、第1および第2の回
転ホルダ30,40はいずれも、パネル面と対面する面に、
第1および第2の研磨紙貼り付け用プレート32,42を回
転ホルダに内蔵された磁石31,41の磁力により着脱自在
に取り付け、さらにこのプレート32,42の表面に第1お
よび第2の研磨紙33,43を接着剤または両面粘着テープ
などを用いて剥離可能に貼り付けてパネル研磨に使用さ
れる。あるいはまた、図8に示したように、第1および
第2の研磨紙貼り付け用プレート32,42にバフ34,44を剥
離可能に貼り付け、バフに液体研磨剤34a,44aを塗布し
てパネル研磨に使用される。
【0014】上述したように研磨紙貼り付け用プレート
32,42と回転ホルダ30,40とは磁力により吸着させ着脱自
在に取り付けているが、回転ホルダの回転に伴い研磨紙
貼り付け用プレートも確実に回転しなければならない。
そのため本発明の好ましい実施態様においては、図7お
よび図8に示したように、第1または第2の研磨紙貼り
付け用プレート32,42と対面する第1または第2の回転
ホルダ30,40の面に十字形の凹溝35,45を刻設し、第1ま
たは第2の回転ホルダと対面する第1または第2の研磨
紙貼り付け用プレート32,42の面に前記十字形の凹溝35,
45と嵌合する十字形の凸溝36,46を形成してある。かよ
うな十字形の凹凸溝の嵌合により、回転ホルダ30,40の
回転に伴って研磨紙貼り付け用プレート32,42が確実に
回転し、両者の接触面が空回りすることなく一体となっ
て回転することになる。
【0015】上述した構造を有する本発明の研磨装置を
用いて、グローブボックスパネルの外面と内面を同時研
磨する際の操作手順を以下に説明する。
【0016】(1)先ず、図7に示したように、研磨紙
貼り付け用プレート32,42に研磨紙33,43を接着剤または
両面粘着テープなどを用いて剥離可能に貼り付け、これ
をグローブボックスパネル両面の研磨に必要な枚数だけ
予め準備する。また、図8に示したように、研磨紙貼り
付け用プレート32,42にバフ34,44を剥離可能に貼り付
け、さらにバフ表面に液体研磨剤34a,44aを塗布し、こ
れを同様に必要枚数準備する。研磨紙33,43はグローブ
ボックスパネルの粗研磨に、一方、液体研磨剤を塗布し
たバフ34,44は仕上げ研磨に、それぞれ使用する。
【0017】(2)第2の回転ホルダ40をグローブボッ
クス内にバッグインするとともに、上記で準備した研磨
紙またはバフを貼り付けたプレート42も、グローブボッ
クスパネルの内面研磨に必要な枚数だけグローブボック
ス内に予めバッグインしておく。
【0018】(3)図6に示したように、グローブボッ
クス外側のパネル外面に当接させた第1の回転ホルダ30
とパネル内面に当接させた第2の回転ホルダ40とをパネ
ルPを挟んで対面させ、磁力により両者を吸着させる。
いずれの回転ホルダ30,40にも、研磨紙33,43を貼り付け
たプレート32,42が磁力により吸着されている。
【0019】(4)グローブボックス外側で、研磨装置
本体10の回転軸12を第1の回転ホルダ30に嵌合させ、3
本の間隔保持棒14先端のボールベアリング15をパネル外
面に平均に押し付けた状態で第1の回転ホルダ30上の研
磨紙33がパネル外面に接触するように、回転軸12に対し
て第1の回転ホルダ30をネジ止めなどにより位置決めし
て固定する。
【0020】(5)研磨装置本体10のモータ13を始動さ
せて、第1および第2の回転ホルダ30,40を回転させる
ことにより、パネルPの内面と外面を同時に研磨する。
研磨装置本体10の移動は、グローブボックス外側で作業
者がハンドル16を手で持ちパネル外面に沿って上下左右
に移動させることにより行う。
【0021】(6)研磨紙33,43の耐久時間(約5分)
が経過した時点で、第1の回転ホルダ30と第2の回転ホ
ルダ40との磁力による吸着を外し、摩耗した研磨紙33,4
3が貼り付いている研磨紙貼り付け用プレート32,42を回
転ホルダ30,40から取り外し、新たな研磨紙が貼り付い
ている研磨紙貼り付け用プレートと交換する。
【0022】(7)研磨紙33,43による粗研磨が終了し
た後は、上記(6)と同様な操作で、液体研磨剤34a,44
aを塗布したバフ34,44を貼り付けた研磨紙張り付け用プ
レート32,42と交換して仕上げ研磨を行う。パネル研磨
面に付着した研磨屑は、水で湿らせた紙タオルで拭き取
る。
【0023】(8)研磨作業終了後、使用済の研磨紙3
3,43およびバフ34,44は研磨紙貼り付け用プレート32,42
から剥がして廃棄し、研磨紙貼り付け用プレートは繰り
返し使用する。
【0024】以上の手順でグローブボックスパネル両面
を同時に研磨することができるが、必要に応じて、パネ
ル内面のみを研磨することもできる。この場合には、上
記(4)の工程で、3本の間隔保持棒14先端のボールベ
アリング15をパネル外面に平均に押し付けた状態で、研
磨紙貼り付け用プレート32を取り付けていない第1の回
転ホルダ30の面がパネル外面から数mm程度離れてパネ
ル外面と接触せずに空転するように、回転軸12に対して
第1の回転ホルダ30を位置決めする。この状態で、第1
の回転ホルダ30と対面するパネル内面に、研磨紙43およ
び研磨紙貼り付け用プレート42を取り付けた第2の回転
ホルダ40を配置すると、第2の回転ホルダ40は第1の回
転ホルダ30と磁力により吸着し、第1の回転ホルダ30が
空転するのに伴って回転し、パネル内面のみを研磨する
ことができる。
【0025】
【発明の効果】上述したところからわかるように本発明
のグローブボックスパネル研磨装置によれば、透明度の
低下したグローブボックスパネルでも新品と同程度の透
明度まで研磨することができる。
【0026】その結果、透明度低下のため従来は交換し
なければならなかったパネルでも、交換せずに修復する
ことが可能となった。交換した使用済グローブボックス
パネルは放射性廃棄物として処理する必要があったが、
本発明の研磨装置を用いて研磨、修復すれば使用済パネ
ルの廃棄頻度も少なくなり、さらには研磨装置を使用す
るに際して発生する放射性廃棄物は使用済の研磨紙とバ
フのみであるから、放射性廃棄物の大幅な減容化を図る
ことができる。因みに、一般的なグローブボックスパネ
ルの寸法は、縦1000mm×横1000mm×厚さ1
0mmであるのに対して、本発明の研磨装置では1回の
研磨操作で発生する廃棄物量は、直径60mmの使用済
研磨紙80枚程度の少量で済む。
【0027】また、従来のグローブボックスパネルの交
換作業に際しては、グローブボックスの包蔵性を開放し
なくてはならないから作業員は放射線防護服等の重装備
を必要とし、そのため交換作業に要するコストを高める
原因ともなっていたが、本発明の研磨装置を使用した場
合には、グローブボックスの包蔵性を開放することがな
いから放射線防護対策の必要もなく、作業コストの低減
を図ることができる。
【0028】さらにまた、本発明の研磨装置によれば、
グローブ作業が必要となるのはグローブボックス内での
研磨紙貼り付け用プレートの交換のみであり、しかもこ
のプレートの回転ホルダへの着脱は磁力により容易かつ
迅速にできるため1回の交換作業時間は約30秒程度の
短時間でよく、作業時の被ばく低減化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のパネル研磨装置本体の実施例を示す
平面図である。
【図2】 図1の実施例の一部破断側面図である。
【図3】 図1の実施例の正面図である。
【図4】 図1の実施例の背面図である。
【図5】 図1の実施例における第1の回転ホルダと間
隔保持棒との関係を示す説明図である。
【図6】 図1の実施例の研磨装置本体と第2の回転ホ
ルダとをグローブボックスパネルを挟んで配置してパネ
ル外面と内面とを同時に研磨している状態を示す説明図
である。
【図7】 回転ホルダに研磨紙貼り付け用プレートと研
磨紙とを重ね合わせて組み立てる作業を示す説明図であ
る。
【図8】 回転ホルダに研磨紙貼り付け用プレートとバ
フとを重ね合わせて組み立て、さらにバフに液体研磨剤
を塗布する作業を示す説明図である。
【符号の説明】
10: 研磨装置本体 11: 基板 12: 回転軸 13: モータ 14: 間隔保持棒 15: ボールベアリング 16: ハンドル 30: 第1の回転ホルダ 40: 第2の回転ホルダ 31,41: 磁石 32,42: 研磨紙貼り付け用プレート 33,43: 研磨紙 34,44: バフ 35,45: 凹溝 36,46: 凸溝
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−109750(JP,U) 実開 昭56−28854(JP,U) 実公 昭46−28687(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B24B 23/00 - 23/02 B24B 7/18 G21F 7/04 G21F 9/28 541 G21F 9/28 551 B24D 9/00 A47L 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板(11)の表面側に突出せしめた回転軸
    (12)の先端に磁石(31)を内蔵した第1の回転ホルダ(30)
    スプライン軸構造により嵌合させ、基板の裏面側に固
    定したモータ(13)で回転軸を回転させることによって第
    1の回転ホルダを回転可能とし;基板表面からグローブ
    ボックス外側のパネル外面方向へ突出せしめた少なくと
    も3本の間隔保持棒(14)を第1の回転ホルダの外周に沿
    って周方向に等角度となるように配置して、パネル外面
    と基板表面とを所定間隔に保持し;各間隔保持棒がパネ
    ル外面と接する保持棒先端部にボールアリング(15)を
    取り付け;パネル外面と対面する第1の回転ホルダの面
    に、第1の回転ホルダに内蔵された磁石の磁力により着
    脱自在に第1の研磨紙貼り付け用プレート(32)を取り付
    け、この第1のプレート表面に第1の研磨紙(33)または
    バフ(34)を剥離可能に貼り付け;第1の回転ホルダと対
    面するパネル外面の裏側すなわちパネル内面に、磁石(4
    1)を内蔵した第2の回転ホルダ(40)を配置して、パネル
    外側で回転する第1の回転ホルダと共に第2の回転ホル
    ダがパネル内側で回転できるようにし、パネル内面と対
    面する第2の回転ホルダの面に、第2のホルダに内蔵さ
    れた磁石の磁力により着脱自在に第2の研磨紙貼り付け
    用プレート(42)を取り付け、この第2のプレート表面に
    第2の研磨紙(43)またはバフ(44)を剥離可能に貼り付
    け;基板裏面にハンドル(16)を固着し;これによって、
    前記ハンドルを操作して間隔保持棒先端部のボールベア
    リングをパネル外面に接触させながらパネル外面に沿っ
    て移動させ、第1の回転ホルダと第2の回転ホルダを共
    に回転させることによりパネル外面と内面を同時に研磨
    できるようにするとともに、前記スプライン軸構造によ
    って第1の回転ホルダとパネル外面との間隔を変化させ
    て回転軸に第1の回転ホルダを固定し、第1の回転ホル
    ダをパネル外面と接触させずに回転させることにより、
    パネル内側に配置した第2の回転ホルダ(40)を回転させ
    てパネル内面のみを研磨できるようにしたことを特徴と
    するグローブボックスパネルの研磨装置。
  2. 【請求項2】 第1または第2の研磨紙貼り付け用プレ
    ート(32,42)と対面する第1または第2の回転ホルダ(3
    0,40)の面に十字形の凹溝(35,45)を設け、第1または第
    2の回転ホルダと対面する第1または第2の研磨紙貼り
    付け用プレート の面に前記十字形の凹溝の嵌合する十字
    形の凸溝(36,46)を設けたことを特徴とする請求項1に
    記載のグローブボックスパネルの研磨装置。
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