JP3380692B2 - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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Description
に、複数の画像情報を読み取ってこれら複数の画像を重
ね合わせて表示する画像処理装置に関する。
の画像を重ね合わせて表示する画像処理装置は種々提案
されており、たとえば特開平5−30338号公報に記
載されたようなものが存在する。この装置では、スキャ
ナから読み込んだ複数の画像情報を画像バッファメモリ
にそれぞれ記憶し、透過モードまたは上書きモードのい
ずれかに対応して各画像情報を重ね合わせて、CRTデ
ィスプレイ上に表示を行う。各画像情報は、実際に出力
を行う領域をCRTディスプレイの表示画面上で指定す
ることが可能であり、この指定された領域を各画像情報
毎にメモリに記憶させるとともに、合成画像としてCR
Tディスプレイ上に表示している。
理装置では、上書きモードで各画像情報が合成されてい
る場合、最上層に表示される画像情報については認識し
やすいが、下位に表示されている画像情報については上
位の画像情報が上書きされているため認識しづらいとい
う問題がある。特に、重ね合わされる面積が大きい場合
には下位の画像情報が殆ど見えなくなるおそれがある。
各画像情報の表示方法が同一であるため、どの画像情報
が最上層に位置しているのかが判別しづらい。また、下
位の画像情報が同一の階調で重なっているため、最上層
の画像情報を認識しづらいという問題がある。さらに、
各画像情報が上下方向に階層構造で合成されていること
を認識しづらく、初心者がこのようなレイヤの概念を理
解しにくいという問題点を内包している。
り、これを表示手段に表示させるとともに、表示画面上
で加工して合成画像を作成する際に、各画像情報の内容
が同時に認識可能であるとともに、各画像情報の階層関
係が容易に把握できる画像処理装置を提供することにあ
る。
置は、画像読取手段と、画像記憶手段と、表示順位設定
手段と、画像処理手段と、表示手段と、受付手段とを備
えている。画像読取手段は画像情報を読み取る。画像記
憶手段は画像読取手段より読み取った画像情報を記憶す
る。表示順位設定手段は、複数の画像情報を上下に重ね
合わせて合成する際の階層を示す表示順位を各画像情報
毎に設定する。画像処理手段は、表示順位設定手段によ
り設定された表示順位が下位となるほど階調が低下する
ように表示する際の階調を画像情報毎に決定し、表示順
位が下位の画像情報が認識可能となるように上位の画像
情報を透過状態で重ね合わせるかあるいは上位の画像情
報を上書き状態で重ね合わせて合成画像を形成する。表
示手段は画像処理手段によって重ね合わされた合成画像
を表示する。受付手段は、表示順位の変更指示を受け付
けて画像処理手段に合成画像の更新を行わせる。
では、画像読取手段によって読み取った複数の画像情報
を画像記憶手段に記憶する。各画像情報は表示順位設定
手段により設定される表示順位に基づいて上下に重ね合
わされた合成画像として表示手段に表示される。表示順
位は、たとえば、画像読取手段によって読取作業が行わ
れた順にしたがって設定することができ、表示順位の変
更指示を受付手段から受け付けることにより変更するこ
とが可能となっている。各画像情報がこの表示順位に基
づいて、階調を変更しながら下位の画像情報が認識可能
となるように重ね合わせを行って合成画像を構成してい
る。この合成画像を構成する際には、表示順位が下位の
画像情報ほど明度を上げるとともに彩度を低下させて重
ね合わせて合成画像を形成することが考えられる。この
場合、表示順位が下位の画像情報ほど階調が低下し、無
彩色の画像に近づくこととなり、最上層の画像情報を鮮
明に認識することができるとともに、下位の画像情報を
判別可能に表示することができ、しかも各画像情報の階
層関係を一目瞭然に容易に把握することが可能な画像処
理装置を提供できる。
0,1,2…とし、最上位(ki =0)に位置する画像
情報の色彩を全階調とし、その他の画像情報については
全階調*(1/(ki +1))の階調に設定するように
構成できる。また、各画像情報を縮小して表示手段にア
イコン表示するように構成できる。この場合、表示手段
に表示されたアイコンを操作することにより画像情報の
表示順位を変更可能に構成できる。たとえば、操作され
たアイコンが最上位以外の画像情報に対応するものであ
った場合、この画像情報を最上層に位置させて、最上層
からこの画像情報までの間に位置していた画像情報の表
示順位を順次1つずつずらせる。この表示順位の変更
は、各画像情報の表示階調にも反映され、アイコンによ
って選択された画像情報が最上層の画像として全階調で
表示されることとなる。また、現在最上層に位置してい
る画像情報に対応するアイコンを反転表示するように構
成することもできる。さらに、表示手段に表示される合
成画像を記憶媒体に出力する出力手段を設けることも可
能である。
される画像処理装置の概略構成を示す縦断面図である。
図1において、画像処理装置1は上部に位置する画像読
取部2と下部に位置するプリント部3とを有している。
画像読取部2は、上面に原稿台4が固定されており、原
稿台4の上面に原稿押え5が開閉自在に設けられてい
る。画像読取部2の内部には、原稿台4上に載置される
原稿画像を読み取るための露光装置6が設けられてい
る。露光装置6は光源、ミラー、レンズユニット等から
構成されている。原稿画像が露光装置6により結像する
位置にCCDイメージセンサ7が設けられている。CC
Dイメージセンサ7は、図示しない画像メモリに接続さ
れており、読み取った画像情報をこの画像メモリに格納
するように構成されている。画像読取部2の上面には、
複写動作を指示するテンキーやプリントキー、モード選
択のためのキースイッチ及びCRTディスプレイまたは
液晶表示装置等の表示装置が設けられている。
カセット8a,8b及びバイパストレイ9が設けられて
おり、図左側に位置して画像形成済の用紙が排出される
排紙トレイ10が設けられている。また、プリント部3
の中央には、表面に静電潜像が形成される感光体ドラム
11が配置されている。感光体ドラム11の周囲には帯
電装置12、レーザユニット13、現像装置14、転写
装置15、用紙分離装置16、クリーニング装置17が
配置されている。給紙カセット8a,8b及びバイパス
トレイ9から感光体ドラム11に向かって用紙を供給す
るための給紙搬送路18が設けられている。また、感光
体ドラム11と排紙トレイ10との間には、排紙搬送路
19、用紙上の転写像を定着するための定着装置20及
び排出ローラ21が配置されている。
画像メモリに格納されるとともに、CRTディスプレ
イ、液晶表示装置等の表示部に表示され、さらに画像処
理部での種々の画像処理が行われてレーザユニット13
により感光体ドラム11上に静電潜像として形成され
る。図2に画像処理部の制御ブロック図を示す。
7で読み取った画像情報の表示順位である階層を設定す
るレイヤ設定部22が接続されている。レイヤ設定部2
2には、画像読取部2で読み取った画像情報をレイヤ設
定部22で設定される表示順位とともに記憶するための
画像メモリ23が接続されている。画像メモリ23は、
各画像情報を表示する際の階調を設定するための階調設
定部24、表示範囲を設定するための表示範囲設定部2
5、倍率を設定する拡大縮小設定部26、各画像情報を
合成する画像合成設定部27を介して表示メモリ28に
接続されている。表示メモリ28は、CRTディスプレ
イ、液晶表示装置その他の表示手段でなる表示部29及
び画像合成設定部27で設定された合成画像を用紙上に
形成するプリント部3に接続されている。
囲設定部25、拡大縮小設定部26、画像合成設定部2
7は、それぞれ表示部29に表示される画像情報を制御
する画像選択領域制御部30に接続されている。画像選
択領域制御部30は、画像メモリ23内に格納されてい
る画像情報の表示順位、表示する際の階調、表示範囲、
表示倍率等の設定制御を行う。この画像選択領域制御部
30は、たとえば各設定値の指定を行うために、表示部
29の画面上でカーソルによる指示を受け付ける画像選
択領域指定部31が接続されている。画像選択領域指定
部31は、マウスやキーボード、タッチパネルその他の
操作手段でなる操作部32が接続されている。
常の複写機としても機能するように構成されており、図
3に示すようなフローチャートにしたがって動作する。
電源が投入されると、ステップS1において各種パラメ
ータの初期化を行う。ステップS2では、画像読取部2
の上面に設けられたキーが操作されたか否かを判別す
る。キー操作がされたと判断するとステップS3に移行
し、キー操作がないと判断するとステップS5に移行す
る。ステップS3では、複写モードに設定されているか
否かを判別する。この複写モードは、画像読取部2の上
面に設けられたモード選択キーによって設定可能であ
り、複写機としての使用頻度が高い場合にはステップS
1の初期設定時にデフォルトで複写モードとなるように
構成してもよい。
れていると判断した場合、ステップS4に移行する。ス
テップS4では、キー操作に応じて通常の複写動作を行
い、ステップS5に移行する。ステップS3において複
写モードに設定されていないと判断すると、ステップS
6に移行する。ステップS6では合成モードであるか否
かを判別する。この合成モードも複写モードと同様に、
画像読取部2の上面に設けられたモード選択キーによっ
て設定可能であり、画像合成処理の頻度が高い場合に
は、ステップS1の初期設定時にデフォルトで合成モー
ドとなるように構成してもよい。
ると判断した場合、ステップS7に移行する。ステップ
S7では、キー操作に応じて合成モード処理を行い、ス
テップS5に移行する。ステップS6において、合成モ
ードに設定されていないと判断するとステップS8に移
行する。ステップS8では他のモード処理を行う。ステ
ップS5では他の処理を行う。
を図4及び図5により説明する。ステップS11では、
表示順位を設定するために用いる変数kを0に設定す
る。ステップS12では画像情報の読み込みを行う。こ
こでは、画像読取部2を作動して原稿台4上に載置され
た原稿画像をCCDイメージセンサ7より読み込む。ス
テップS13では、読み込んだ画像情報Ai (i=0,
1,2,…)の表示順位を示す階層変数ki に現在の変
数kの値を代入して、画像情報Ai を階層変数ki とと
もに画像メモリ23に格納する。画像メモリ23に格納
された画像情報Ai は、ステップS14の対象画像設定
処理、ステップS15の階調設定処理、ステップS16
の表示位置設定処理、ステップS17の拡大/縮小設定
処理及びステップS18の合成設定処理を経て、表示メ
モリ28に格納され、ステップS19で表示部29に表
示される。たとえば、最初に読み込まれた画像情報A0
の階層変数k0 の値を0とし、この画像情報A0 を最上
層に位置する画像として、図11に示すように表示す
る。
画像情報があるか否かを判断する。次の画像情報がある
と判断するとステップS21に移行する。ステップS2
1では、変数kの値を各画像情報Ai の階層変数ki の
最大値+1とする。この後、ステップS12に移行し、
次の画像情報の読み込みを行う。たとえば、画像情報A
0 の次に読み込まれた画像情報A1 は階層変数k1 とと
もに画像メモリ23に格納され、各処理を経てステップ
S19において表示される。このようにして読み込まれ
た画像情報A0 ,A1 ,A2 …は図11に示すようにそ
れぞれの階層変数k0 ,k1 ,k2 …にしたがって順次
階層化されて表示される。
を図6に示す。まず、ステップS31では、操作部32
からの操作により、編集作業を行う対象画像の変更指定
があったか否かを判別する。この対象画像の変更指定
は、キー操作による入力を受け付ける構成とすることも
可能であり、マウス操作によって受け付けるようにも構
成できる。編集を行う画像情報Aa への変更指定があっ
たと判断すると、ステップS32に移行する。ステップ
S32では、指定された画像情報Aa の階層変数ka が
0であるか否かを判断する。画像情報Aa の階層変数k
a が0でないと判断した場合、ステップS33に移行す
る。ステップS33では、指定された画像情報の階層変
数ka より小さな階層変数を有する画像情報が存在する
か否かを判断する。階層変数ka より小さな階層変数を
有する画像情報があると判断すればステップS34に移
行する。
Aa の階層変数ka より小さな階層変数を有する画像情
報Ai について、それぞれの階層変数ki を1つずつイ
ンクリメントする。この後、ステップS35に移行し
て、指定された画像情報Aa の階層変数ka の値を0と
する。たとえば、図11に示すように、画像情報A0 ,
A1 ,A2 の階層変数k0 ,k1 ,k2 がそれぞれ0,
1,2であり、この順に従って階層表示されていると仮
定する。マウスの指示等により、画像情報A1 に対する
対象画像の指定があった場合、画像情報A1 の階層変数
k1 よりも小さな値を持つ画像情報A0 の階層変数k0
をインクリメントしてk0 =1とし、画像情報A1 の階
層変数k1 =0とすることにより、図12に示すように
画像情報A 1 が最上層に表示されることとなる。
図7に示すように、ステップS41において、各画像情
報Ai の階層変数ki に基づいて、各画像の階調を全階
調の1/(ki +1)に設定する。たとえば、図15に
示すように、ki =0である画像情報Ai は、入力され
たR,G,B信号に対してそのままの表示出力とし、k
i =1である画像情報Ai については1/2の階調の出
力とし、ki =2である画像情報Ai については1/3
の階調の出力とし、以後順次1/(ki +1)の階調の
出力とする。このことにより、下位の階層の画像情報ほ
ど、明度が上がり彩度が低下して認識が可能な状態で各
画像情報を重ね合わせて表示することができる。
を図8に示す。図16に示すような画像情報Ai の階層
変数ki の値が0であって対象画像として指定されてい
る場合について考える。ステップS51では、この画像
情報A i に対する切り取り作業の指定があったか否かを
判別する。これは、たとえば、操作部32のキー操作や
マウス操作による切り取り指定の操作があったか否かで
判断することができる。切り取り指定の操作があれば、
ステップS52に移行する。ステップS52では、操作
部32からの操作に基づいて始点の認識を行う。ステッ
プS53では、同様にして操作部32からの操作に基づ
いて終点の認識を行う。たとえば、図16に示すよう
に、画像情報Ai から切り取り部Aicを切り取る場合、
マウス等のポインティングデバイスにより、(x01,
y0),(xn2,yn)を指示することにより、これ
をそれぞれ始点及び終点に設定することができる。切り
取り部Aicはこのような矩形に限定されることなく、図
17に示すような任意の形状に切り取ることが可能であ
る。
で切り取った画像AicまたはAisのいずれを表示するか
を操作部32からの操作にしたがって設定する。たとえ
ば、画像の切り取り部Aicを残す場合には、表1に示す
ように、表示基準点を(x0,y0)に設定し、各読み
込みラインy0,y1…ynに対応するx座標の読み込
み開始点(x01,x11,…xn1)及び読み込み終
了点(x02,x12,…xn2)を記憶する。
情報Ai の移動指定があったか否かを判別する。この場
合も同様にして、操作部32のポインティングデバイス
からの指示があれば移動指定があったと判断してステッ
プS56に移行する。ステップS56では、移動の始点
を認識する。ステップS57では移動の終点を認識す
る。この移動の始点及び終点は、たとえば、ポインティ
ングデバイスで指示される画面上の2点によって認識す
ることができ、また、数値入力によって座標を直接入力
することも可能である。
ステップS57で認識した移動の始点、終点から移動量
の演算を行う。ステップS59では、現在表示している
画像情報の表示基準点(x0,y0)に移動量を加算し
て表示基準点を変更し、表示画像の更新を行う。ステッ
プS17における拡大/縮小設定処理を図9に示す。
ち、表示位置設定処理により現在表示されている切り取
り部Aicを縮小画像Airまたは拡大画像Aieとする場合
について考える。ステップS61では、対象画像につい
て操作部32からの指示により拡大/縮小指定があった
か否かを判断する。キー操作やマウス操作により拡大/
縮小指定の操作があれば、ステップS62に移行する。
ステップS62では、画像情報の表示範囲Aicの端点
(x01,y0),(xn2,yn)を表示し、ポイン
ティングデバイスにより拡大/縮小指示を受け付ける。
たとえば、図18に示すように、画像情報の表示範囲A
icを縮小画像Airにする場合、表示範囲Aicの端点(x
n2,yn)にマウスカーソルを合わせ、座標(xn
2′,yn′)の位置までドラグすることで縮小指示を
行うことができる。また、キー操作により直接座標を数
値入力することも可能である。
大/縮小指示による変倍終点を認識する。ここでは、た
とえば、縮小画像Airの端点(xn1′,yn′)を変
倍終点として認識する。ステップS64では、ステップ
S63で認識した変倍終点に基づいて画像Aicの拡大/
縮小処理を行う。たとえば、読み込みライン(y0…y
n)の間引き及び読み込み開始点(xj1)から読み込
み終了点(xj2)までの画像データの間引きを行うこ
とで縮小処理が可能となる。また、読み込みライン(y
0…yn)の重複読み込み及び読み込み開始点(xj
1)から読み込み終了点(xj2)までの画像データの
重複読み込みによって拡大画像を得ることができる。
10に示す。ステップS71では、各画像情報Ai の合
成を行う。たとえば、各画像情報A i のうち表示範囲A
icのみを選択し、各表示範囲Aicの表示位置に応じて表
示部29上の各座標に対応させるデータを決定する。ス
テップS72では、各画像の表示範囲に重なりがあるか
否かを判別する。各画像の表示範囲に重なりがあると判
断すればステップS73に移行する。ステップS73で
は、上書きモードになっているか否かを判断する。ステ
ップS73において上書きモードになっていると判断す
ればステップS74に移行する。ステップS74では、
重なりのある範囲における表示を階層変数ki の値が最
小である画像情報についてのみ表示するように設定して
合成画像データを作成する。ステップS73において上
書きモードに設定されていないと判断すると、ステップ
S75に移行する。ステップS75では、重なりのある
範囲については各画像情報Ai を重ねて合成画像データ
を作成する。
込みを行う画像情報がないと判断すると、図5ステップ
S22に移行する。ステップS22では、プレビューを
行う指示があったか否かを判別する。ここでも、操作部
32のポインティングデバイスの操作によりプレビュー
指示がなされた場合にステップS23に移行する。ステ
ップS23では、各画像情報の階調設定の解除を行う。
たとえば、階層変数k i の値にかかわらず、各画像情報
Ai のすべてに対して全階調表示することにより、図1
3に示すように各画像情報A0 ,A1 ,A2 が全て最上
層に位置するように表示でき、最終的な加工後の画像を
確認することができる。
を行うか否かを判別する。操作部32からの入力により
再設定の指示を受けた場合には、図14に示すように、
表示を各画像情報Ai の階層変数ki の値に基づく表示
に切り換えて、ステップS14に移行してさらに各設定
処理を行う。ステップS24において、再設定の指示が
なかったと判断した場合、ステップS25に移行する。
ステップS25では完成した画像をプリントアウトする
指示があったか否かを判別する。操作部32の指示によ
りプリントアウトの指示があった場合には、ステップS
26に移行する。ステップS26では、プリント部3の
レーザユニット13に画像データを出力し、感光体ドラ
ム11上に静電潜像を形成し、これを現像装置14によ
りトナー画像に顕像化する。給紙カセット8a,8bま
たはバイパストレイ9から用紙を感光体ドラム11と転
写装置15との間に搬送して感光体ドラム11上のトナ
ー画像を転写し、定着装置20でトナー画像を加熱して
溶融定着する。このことにより、図13のプレビュー画
面で確認した画像を用紙上に形成することができる。
集領域41とアイコン領域42とに分割し、アイコンI
0 ,I1 ,I2 ,…Ii をアイコン領域42に表示する
ことも可能である。この場合、各画像情報A0 ,A1 ,
A2 ,…Ai を縮小して対応するアイコンI0 ,I1 ,
I2 ,…Ii を作成してそれぞれ所定位置に表示する。
このことにより、各画像情報A0 ,A1 ,A2 ,…Ai
のうち1つを対象画像として選択する場合に、マウスカ
ーソルを対応するアイコン上に移してマウスボタンのク
リックで指示することが可能となる。この場合最上層と
なっている対象画像に対応するアイコン表示を反転表示
するように構成することも可能である。 (B) 上述した実施形態では、複写機の機能を有する
装置について述べたが、図20に示すように、表示部、
記憶手段及び制御部を有する画像処理装置43に画像読
み取りのためのスキャナ44及び画像出力のためのプリ
ンタ45が接続される構成であってもよい。
れる画像情報がそれぞれ異なる階調で表示されており、
どの画像情報が最上層に位置しているか容易に判別する
ことが可能である。また、各画像情報を異なる階調で表
示することによって3次元的に重なりあっていることを
表現しており、初心者がレイヤの概念を理解することが
容易である。また、各階層の画像情報を指示することに
よって、その画像情報を最上層とすることが容易であ
り、画像処理の操作を簡単で良好なものとすることがで
きる。
の縦断面概略構成図。
Claims (7)
- 【請求項1】複数の画像情報を読み取ってこれら複数の
画像を重ね合わせて表示する画像処理装置であって、 画像情報を読み取る画像読取手段と、 前記画像読取手段により読み取った画像情報を記憶する
画像記憶手段と、 前記複数の画像情報を上下に重ね合わせて合成する際の
階層を示す表示順位を各画像情報毎に設定する表示順位
設定手段と、前記表示順位設定手段により設定された表示順位が下位
となるほど階調が低下するように表示する際の階調を画
像情報毎に決定し、表示順位が下位の画像情報が認識可
能となるように上位の画像情報を透過状態で重ね合わせ
るかあるいは上位の画像情報を上書き状態で 重ね合わせ
て合成画像を形成する画像処理手段と、 前記画像処理手段によって重ね合わされた合成画像を表
示する表示手段と、 前記表示順位の変更指示を受け付けて前記画像処理手段
に合成画像の更新を行わせる受付手段と、 を備える画像処理装置。 - 【請求項2】前記画像処理手段は、前記表示順位が下位
の画像情報ほど明度を上げるとともに彩度を低下させな
がら重ね合わせて合成画像を作成する、請求項1に記載
の画像処理装置。 - 【請求項3】前記画像処理手段は、表示順位ki の値を
最上位から0,1,2…とし、最上位(ki =0)に位
置する画像情報の色彩を全階調とし、その他の画像情報
については全階調*(1/(ki +1))の階調とす
る、請求項2に記載の画像処理装置。 - 【請求項4】前記画像情報を縮小して前記表示手段にア
イコン表示を行うアイコン表示手段をさらに備える、請
求項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置。 - 【請求項5】前記受付手段は、前記アイコン表示手段に
より表示されるアイコンが操作されることにより表示順
位の変更を受け付ける、請求項4に記載の画像処理装
置。 - 【請求項6】前記アイコン表示手段は、前記合成画像中
の最上位に位置する画像情報に対応するアイコン表示を
反転表示にする、請求項4または5に記載の画像処理装
置。 - 【請求項7】前記表示手段に表示される合成画像を記録
媒体に出力する出力手段をさらに備える、請求項1〜6
のいずれかに記載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31809396A JP3380692B2 (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31809396A JP3380692B2 (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 画像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10164351A JPH10164351A (ja) | 1998-06-19 |
JP3380692B2 true JP3380692B2 (ja) | 2003-02-24 |
Family
ID=18095413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31809396A Expired - Lifetime JP3380692B2 (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3380692B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6522341B1 (en) | 1999-06-02 | 2003-02-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Multi-layer image mixing apparatus |
-
1996
- 1996-11-28 JP JP31809396A patent/JP3380692B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10164351A (ja) | 1998-06-19 |
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