JP3641570B2 - 電子機器の操作装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示及び操作を実行可能で且つ多色表示可能なタッチパネルといった画像形成装置などの電子機器に用いられる操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、各種電子機器においては、デジタル化によって多機能化が進展している。例えば、電子機器としてデジタル画像形成装置を例にとると、通常のプリンタ処理モード(プリンタ機能)のほかに、コピー(複写)処理モード、ファクシミリ(FAX)処理モードをも1台の装置で実現することが可能となっており、さらに前述した各機能毎にも多機能化が進んでいる(以下、このようなデジタル画像形成装置を複合機と称する)。
【0003】
例えば、ここで前述した機能のうち、コピー処理モードについて着目すれば、原稿からの画像を単純に複写する機能だけでなく、色変換、画像の合成、画像の分割、又は画像の消去といった各種の画像編集モード(機能)を容易に実現できるようになってきている。
【0004】
このような電子機器の多機能化により、複数の電子機器の機能を1台で実現することができ、前述した各機能毎に別々の装置を購入する必要がなくなり、それゆえ電気機器の設置スペースを低減させることが可能になるという利点がある。
【0005】
しかしながら、前述したような多くの機能を搭載できる電子機器は、ユーザが操作する場合、比較的多くの機能の中から、ユーザ毎に目的に応じた機能を的確に選択できるような操作性が求められる。
【0006】
そこで一般的な電子機器においては、処理モードと処理モードに関する各種条件を設定するための操作装置が設けられており、操作装置はさらに表示部と操作部とを備え、表示部においては複数の機能や条件が表示され、表示部を見ながらキーやボタンなどからなる操作部を操作することで目的の機能や条件を適宜、選択・設定できるよう構成されている。
【0007】
また上述した操作装置として最近頻繁に用いられるものとしては、操作部と表示部とを兼ね備えたタッチパネルが挙げられる。このタッチパネルは、操作画面に表示された設定項目自体が操作(選択)可能なキーとして表示されており、このキーを直接押下することによって、ユーザが所望する機能を選択して設定することが可能となっている。そのため、特に複数の条件を1項目毎などのように除々に選択・設定しておくような誘導的な操作においては、同じ領域に操作可能なキーを適宜表示するようにできることから、表示部と操作部とが別々に独立して設けられる場合と比して操作性が向上する。
【0008】
さらに、このようなタッチパネルにおいては、それのみで操作装置全体を構成する場合よりも、通常の操作部(例えば複数のキーを備える従前の操作部)と組み合わせて用いられる場合が多い。即ち、通常のキー操作により操作するほうが好ましいような機能選択や条件設定については通常のキーで操作を行い、上述した誘導的な操作についてはタッチパネルで操作するように、それぞれの操作の種類によって分業しておくことにより、より容易且つ確実な操作が可能になるからである。
【0009】
尚、電子機器の操作性を向上させるための技術としては、特開平62−205417号に記載のものが挙げられる。即ち、同公報には、複写機械に原稿をセットする際に、複写すべき画像を編集すべく用いられるディジタイザを採用し、編集作業の際に複数種の機能キーが配置された機能情報入力部と、各機能キーの対応位置に発光体とをを各々配置しておき、表示部の各発光体が順次作動して次操作すべき機能キーを作業者へ教示することで、ユーザに操作手順を教示し作業性を向上することが開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したように、電子機器が多機能化することにより、ユーザが目的としている機能を用いて所望の条件の動作を行わせようとした場合、非常に多くの選択肢の中から、適切な機能や条件を選択しなければならず、実際には操作が非常に煩雑化するという問題がある。
【0011】
特に、不特定多数のユーザが操作するような電子機器の場合には、使用頻度が低いユーザや、初めて使用するようなユーザにとっては、表示部の表示内容を見ながら操作部で操作するとしても、表示内容からどのようにキーを選択しなければいけないかがわからず、その結果、操作性や装置の稼動率が大幅に低下することとなる。
【0012】
また、多くの機能を有する電子機器では、非常に多くの条件設定パターンがあることになり、このような条件設定パターンを充分に把握しようとするならば、相当の経験や熟練を要することとなり、熟練者等でない限り、多くの条件設定パターンを把握することができない。従って、上述した初心者などでは、専任者に操作方法を聞いたり、取扱い説明書を見ながら少しずつ操作するなどの煩雑で手間のかかる作業を行わねばならず、操作性が充分に向上したとはいえないのが実情である。
【0013】
さらに、上述した特開平62−205417号記載のものでは、発光体の点滅により機能キーを操作するための順番を教示しているだけであり、ユーザが発光体の点滅速度に対応して機能キーを操作できない場合が考えられると共に、どの機能キーをどのような順番で操作すればよいかを表示部で一目瞭然となるように表示できない問題を孕んでいる。従って、例えば多機能化の進んだデジタル画像形成装置(以降、複合機と称する)のような複雑な操作を強いられる電子機器の操作を、ユーザに対し分かり易くガイドするには不十分であった。
【0014】
本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、操作に不慣ればユーザが、多くの機能(処理モード)を備えた電子機器を操作する場合であっても、操作を効果的に誘導し、複雑な条件設定パターンを簡単且つ適切に操作できる電子機器の操作装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数の処理モードの中から所望の処理モードを選択するための処理モード選択手段と、上記処理モードを実行するに際して設定する設定項目を選択するための項目選択手段と、選択された該設定項目内において、さらに下位の設定項目を選択するための下位項目選択手段と、該下位項目の設定完了後に、上記処理モードの実行を指示する実行指示手段と、からなる電子機器の操作装置であって、上記項目選択手段と上記実行指示手段は、選択あるいは実行指示する段階順に対応して、連続した位置関係で配置され、且つ個々の表示色が連続した色相変化となっていることを特徴とする。
【0016】
従って、操作装置を見ただけで、各選択項目の選択状況(選択あるいは実行指示する段階順序)を容易且つ的確に把握することが可能となり、その結果、ユーザは多数の設定項目の順序や必要な設定項目全てを正確に覚える必要がなくなり、より簡便で確実な操作を行うことができる。
【0017】
また、色相の変化と位置関係とにより、各段階での操作順序が一目瞭然で判別でき、その結果、電子機器の操作について複雑な段階を経ることを強いる場合であっても、色相と配置とを対応させることにより、操作を容易且つ確実に実施することが可能となる。
【0018】
また、選択項目(設定項目)が比較的多い多機能化された電子機器であっても、項目選択手段と実行指示手段の表示色を同じ色相変化とすることができるので、機能が変わっても色相変化の順に従って連続的な位置関係で操作すれば良いこととなり、その結果、個々の機能モードにおける特有の操作や設定項目の名称や順番などを覚えておく必要がなくなり、容易に多機能化された電子装置の操作を行うことができる。
【0019】
また本発明は、最初に設定される上記項目選択手段が、上記実行指示手段の表示色から最も色相が異なる表示色で表示されることを特徴とするので、ユーザ側では、各段階の選択順序(操作順序)がビジュアル(視覚的)に分かり易く認識できると共に、段階の最初と最後、及び最初から最後まで操作する必要のある操作部とをより明確に認識することができる。
【0020】
さらに本発明は、上記処理モード選択手段、上記項目選択手段及び上記下位項目選択手段の少なくとも何れかが、タッチパネル方式の表示装置で構成されることを特徴とするので、表示内容の変更や表示・非表示が可能となり、キー等からなる所望の項目選択手段を状況に応じて表示することが可能になると共に、表示色も容易に変化させることができる。また、電子機器の機能に変更が生じても、操作装置の表示プログラム等を変更することにより、容易に表示内容を変更させ適合させることも可能である。
【0021】
また、上記処理モード選択手段、上記項目選択手段及び上記下位項目選択手段のいずれかを、操作可能なキーやボタン等で構成することで、操作をより簡素なものとすることができ、さらに操作手段として上記項目選択手段を複数備えると共に各段階の概要を示す表示手段を備えるようにすれば、操作に応じて操作内容を表示手段で確認することが可能となり、より確実に操作できる。
【0022】
またさらに本発明は、次段階で設定すべき上記項目選択手段を表示し、上記下位項目選択手段により上記下位項目を選択した後、上記項目選択手段を非表示とすることを特徴とするので、最初の操作から最終の操作に向って、キー等からなる項目選択手段の表示位置が除々に実行指示手段側へ移動していくようにすることができ、現在の操作段階が、最初の操作から最後の操作までの間のどの位置に相当しているのかを一目瞭然で認識することができると共に、次操作すべき項目選択手段を容易に認識することができる。
【0023】
またさらに本発明は、次段階で設定すべき上記項目選択手段を表示し、上記下位項目選択手段により上記下位項目を選択した後、上記項目選択手段を表示したままとすることを特徴とするので、最初の操作から最終の操作に向って、キー等からなる項目選択手段の表示先頭位置が除々に実行指示手段側へ移動していくようにすることができ、現在の操作段階が、最初の操作から最後の操作までの間のどの位置に相当しているのかを一目瞭然で認識することができると共に、設定済みの項目と、次操作すべき項目選択手段とを容易に認識することができる。
【0024】
またさらに本発明は、上記項目選択手段を表示したままとする際、該項目選択手段の表示する色相を変化させてもよく、操作により各段階の設定が完了したことをより明確に認識することができ、再度同じ選択項目を設定するといった無駄を防止できる。
【0025】
また変化させる上記色相変化とは、上記項目選択手段の表示状態を上記実行指示手段の表示される色相に変化させることであっても良く、より具体的に操作により各段階の設定が完了したことを明確に認識することができ、再度同じ選択項目を設定するといった無駄を防止できる。
【0026】
またさらに上記表示色は、赤又は黄の少なくとも何れか一方の系統の色を含む警告色を除いた色相の変化として表されても良い。一般的に、赤色や黄色といった色は、警告のために用いられる色(警告色)であるので、ユーザにとって比較的視認性が高いものであるが、このような警告色を除外することにより、ユーザにより誤操作の発生を回避し、より確実な操作を行うことができると共に、ユーザに対し不必要な不安感を抱かせることもない。
【0027】
本発明はまた、コピー処理モード、プリンタ処理モード及びファックス処理モードのうちの少なくとも何れか2つの処理モードを有し、該処理モードの中から所望の処理モードを選択するための処理モード選択手段と、該処理モードを実行するに際して設定する設定項目を選択するための項目選択手段と、選択された上記設定項目内において、さらに下位の設定項目を選択するための下位項目選択手段と、上記下位項目の設定完了後に、上記処理モードの実行を指示する実行指示手段と、からなる画像形成装置の操作装置であって、上記項目選択手段と上記実行指示手段は、選択あるいは実行指示する段階順に対応して、連続した位置関係で配置され、且つ個々の表示色が連続した色相変化となっていることを特徴とする。
【0028】
また本発明は、上記処理モード選択手段又は最初に設定される上記項目選択手段が、上記実行指示手段の表示色から最も色相が異なる表示色で表示されるようにしても良い。
【0029】
さらに本発明は、上記処理モード選択手段、上記項目選択手段及び上記下位項目選択手段の少なくとも何れかが、タッチパネル方式の表示装置で構成されることを特徴としても良い。
【0030】
またさらに本発明は、次段階で設定すべき上記項目選択手段を表示し、上記下位項目選択手段により上記下位項目を選択した後、上記項目選択手段を非表示とすることを特徴としても良い。
【0031】
またさらに本発明は、次段階で設定すべき上記項目選択手段を表示し、上記下位項目選択手段により上記下位項目を選択した後、上記項目選択手段を表示したままとすることを特徴としても良い。
【0032】
またさらに本発明は、上記項目選択手段を表示したままとする際、該項目選択手段の表示する色相を変化させても良い。
【0033】
またさらに変化させる上記色相変化とは、上記項目選択手段の表示状態を上記実行指示手段の表示される色相に変化させることであっても良い。
【0034】
上述したように、特に機能が高度化・複雑化し、多数のユーザが少ない台数を共用する複合機の操作装置に本発明を適用することにより、操作が煩雑となりやすい該複合機を容易且つ確実に操作でき、他のユーザに迷惑を掛けたり、稼動率を低下させるといった問題を回避することができる。
【0035】
またさらに本発明は、上記表示色が、赤又は黄の少なくとも何れか一方の色を含む警告色を除いた色相の変化として表されても良い。同様にして、このような警告色を除外することにより、ユーザにより誤操作の発生を回避し、より確実な操作を行うことができると共に、ユーザに対し不必要な不安感を抱かせることもなくなる。
【0036】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態につき、図1乃至図32に基づいて説明すれば以下の通りである。ここでは、本発明の操作装置に係る電子機器が、処理モードとしてコピー(複写)処理モード、プリンタ処理モード及びファックス(FAX)処理モードを備えたデジタル画像形成装置(複合機)である場合を説明する。しかしながら、本発明はそれのみに限定されるものではなく、例えば同じ複合機であっても、上記3つの処理モードのうち少なくとも2機能を備えているものであっても良いし、また他の画像形成モードを備えていても良いことは勿論である。さらに、電子機器としても、多機能の複合機のほかに他の電子機器であっても同様に適用できることはいうまでもない。
【0037】
図1は、操作装置としての操作パネルを備えたデジタル画像形成装置(複合機)の全体構成を示す断面図である。このデジタル画像形成装置は、デジタル複写機10であり、該デジタル複写機10は大きく分けて、原稿画像を読み取るスキャナ部11と、画像を生成して転写材たるシートに記録するレーザプリンタ部12と、図3、図4等で後述する操作パネル45とから構成されている。
【0038】
スキャナ部11は、透明ガラスからなる原稿載置台15、原稿載置台15上へ自動的に原稿を供給搬送するための両面対応自動原稿送り装置(RADF: Recirculating Automatic Document Feeder)16、及び原稿載置台15上に載置された原稿の画像を走査して読み取るための原稿画像読み取りユニット、即ちスキャナユニット20から構成されている。このスキャナ部11にて読み取られた原稿画像は、画像データとして後述する画像データ入力部へと送られ、画像データに対して所定の画像処理が施される。
【0039】
上述したRADF16は、備えられた図示しない原稿トレイ上に複数枚の原稿を一度にセットしておき、セットされた原稿を1枚ずつ自動的にスキャナユニット20の原稿載置台15上へ給送する装置である。またRADF16は、オペレータの選択に応じて原稿の片面又は両面をスキャナユニット20に読み取らせるように、片面原稿のための搬送経路、両面原稿のための搬送経路、搬送経路切り換え手段、各部を通過する原稿の状態を把握し管理するセンサ群、及びそれらを制御する制御部などから構成されている。このRADF16については、従来から多くの出願、商品化がなされているので、これ以上の説明は省略する。
【0040】
原稿載置台15上の原稿の画像を読み取るためのスキャナ部11を構成するスキャナユニット20は、原稿面上を露光するランプリフレクタアセンブリ21と、原稿からの反射光像を光電変換素子(CCD24)に導くための原稿からの反射光を反射する第1の反射ミラー22aを搭載してなる第1の走査ユニット20a、また第1の反射ミラー22aからの反射光像をCCD24に導くための第2及び第3反射ミラー22b、22cを搭載してなる第2走査ユニット20b、原稿からの反射光像を上述した各反射ミラーを介して電気的画像信号に変換するCCD24上に結像させるための光学レンズ23、及び原稿からの反射光像を電気的画像信号に変換するCCD24から構成される。
【0041】
スキャナ部11は、RADF16とスキャナユニット20の関連した動作により、原稿載置台15上に読み取るべき原稿を順次載置させながら、原稿載置台15の下面に沿ってスキャナユニット20を移動させて、原稿画像を読み取るように構成されている。特に第1走査ユニット20aは、原稿載置台15に沿って左から右へと一定速度Vで走行され、一方、第2走査ユニット20bは、速度Vに対してV/2の速度で同一方向に平行して走査制御される。これにより、原稿載置台15上に載置された原稿の画像を、1ライン毎に順次CCD24へ結像させて画像を読み取ることとなる。
【0042】
原稿画像をスキャナユニット20にて読み取ることにより得られた画像データは、後述する画像処理部へ送られ、各種処理が施される。その後、画像処理部のメモリに一旦記憶され、出力指示に応じてメモリ内の画像を読み出してレーザプリンタ部12に転送して、転写材たるシート上に画像を形成させる。このレーザプリンタ部12は、シートの搬送系と、画像を生成する画像生成部27とからなる。さらに画像生成部27は、レーザ書き込みユニット26、及び画像を形成するための電子写真プロセス部28を備えている。
【0043】
レーザ書き込みユニット26は、スキャナユニット20にて読み取った後のメモリから読み出した画像データ、又は外部の装置から転送されてきた画像データに応じてレーザ光を出射する半導体レーザ光源、レーザ光を等角速度偏向するポリゴンミラー、等角速度で偏向されたレーザ光が電子写真プロセス部28を構成する感光体ドラム上で等角速度で偏向されるように補正するf−θレンズなどを有している。また電子写真プロセス部28は、周知である感光体ドラムの周囲に帯電器、現像器、転写器、クリーニング器及び除電器などを備えている。
【0044】
一方、シートの搬送系としては、電子写真プロセス部28の特に転写器が配設された転写位置へとシートを搬送する搬送部、該搬送部へとシートを送り込むためのカセット給紙装置31、32又は必要なサイズのシートを適宜給紙するための手差し給紙装置34、転写後のシートに形成された画像、特にトナー像を定着するための定着器29、定着後のシートPの裏面に再度画像を形成するためのシートを再供給するための再供給経路33、搬送されたシートを排紙ローラ37方向又は再供給経路33方向へ選択的に搬送するための搬送切換え部30とを備えている。また、定着器29の下流側には、画像が記録されたシートを受け取り、シートに対して所定の処理を施す後処理装置14が配置されている。
【0045】
画像形成部27にあるレーザ書き込みユニット26及び電子写真プロセス部28において、画像メモリから読み出された画像データは、レーザ書き込みユニット26によってレーザ光線を走査させることにより、電子写真プロセス部28である感光体ドラムの表面上に静電潜像として形成される。トナーにより可視像化されたトナー像は、多段給紙ユニットの何れかの給紙部から搬送されたシートの面上に、静電転写され定着されることとなる。このようにして画像が形成されたシートは、定着器29から排紙ローラ37を経由して後処理装置14内に搬送される。
【0046】
(画像処理部の回路説明)
次にデジタル複写機10における、読み取られた原稿画像情報に画像処理を行う画像処理部の構成及び機能について説明する。
【0047】
図2は、図1のデジタル複写機10に含まれる画像処理部を説明するためのブロック図である。この画像処理部は、画像データ入力部40、画像処理部41、画像データ出力部42、RAM(Random Access Memory)やハードディスク等から構成されるメモリ43及び中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)44から構成される。
【0048】
画像データ入力部40は、CCD部40a、ヒストグラム処理部40b、及び誤差拡散処理部40cを含んでいる。画像データ入力部40は、CCD24から読み込まれた原稿の画像データを2値化変換して2値のデジタル量としてヒストグラムをとりながら、誤差拡散法により画像データを処理して、メモリ43に一旦記憶するように構成されている。即ち、CCD部40aでは、画像データの各画素濃度に応じたアナログ量がA/D変換(analog to digital translation)された後、MTF(Modulation Transfer Function)補正、白黒補正又はガンマ補正が行われ、256階調(8ビット)のデジタル信号としてヒストグラム処理部40bへ出力される。
【0049】
ヒストグラム処理部40bでは、CCD部40aから出力されたデジタル信号が256階調の画素濃度別に加算され、濃度情報(ヒストグラムデータ)が得られると共に、必要に応じて、得られたヒストグラムデータはCPU44に送られ、また画像データとして誤差拡散処理部40cへ送られる。
【0050】
誤差拡散処理部40cでは、擬似中間処理の一種である誤差拡散法、即ち、2値化の誤差を隣接画素の2値化判定に反映させる方法により、CCD部40aから出力された8ビット/画素のデジタル信号が1ビット(2値化)に変換され、原稿における局所領域濃度を忠実に再現するための再配分演算が行われる。
【0051】
次に画像処理部41は、多値化処理部41a・41b、合成処理部41c、濃度変換処理部41d、変倍処理部41e、画像プロセス部41f、誤差拡散処理部41g及び圧縮処理部41hを含んでいる。
【0052】
画像処理部41は、入力された画像データをオペレータが希望する画像データへ最終的に変換する処理部であり、メモリ43に最終的に変換された出力画像データとして記憶されるまで、この処理部にて処理されるように構成されている。但し、画像処理部41に含まれている上述の各処理部は、必要に応じて機能するものであり、機能しない場合もある。即ち、多値化処理部41a・41bでは、誤差拡散処理部40cで2値化されたデータが再度256階調に変換される。
【0053】
合成処理部41cでは、画素毎の論理演算、即ち、論理和、論理積又は排他的論理和などの演算が選択的に行われる。この演算の対象となるデータは、メモリ43に記憶されている画素データ及び図示しないパターンジェネレータ(PG)からのビットデータである。濃度変換処理部41dでは、256階調のデータ信号に対して、所定の階調変換テーブルに基づき、入力濃度に対する出力濃度の関係が任意に設定される。
【0054】
変倍処理部41eでは、指示された変倍率に応じて、入力される既知データにより補間処理を行うことによって、変倍後の対象画素に対する画素データ(濃度値)が求められ、副走査が変倍された後に主走査が変倍処理される。画素プロセス部41fでは、入力された画素データに対して様々な画像処理が行われ、また特徴抽出等のデータ列に対する情報収集が行われ得る。誤差拡散処理部41gでは、画像データ入力部40の誤差拡散処理部40cと同様な処理が行われる。圧縮処理部41hでは、ランレングスという符合化により2値データが圧縮される。また画像データの圧縮に関しては、最終的な出力画像データが完成した時点で最後の処理ループにおいて圧縮が機能する。
【0055】
画像データ出力部42は、復元部42a、多値化処理部42b、誤差拡散処理部42c及びレーザ出力部42dを含んでいる。画像データ出力部42は、圧縮状態でメモリ43に記憶されている画像データを復元し、もとの256階調に再度変換し、2値データより滑らかな中間調表現となる4値データの誤差拡散を行い、レーザ出力部42dへデータを転送するようになっている。
【0056】
即ち、復元部42aでは、圧縮処理部41hによって圧縮された画像データが復元される。多値化処理部42bでは、画像処理部41の多値化処理部41a・41bと同様な処理が行われる、誤差拡散処理部42cでは、図に示していないシーケンスコントロールからの制御信号に基づき、デジタル画素データが半導体レーザのオン/オフ信号に変換され、レーザ書き込みユニット26における半導体レーザがオン/オフ状態となり、感光体ドラム上に静電潜像が書き込まれる。
【0057】
尚、画像データ入力部40及び画像データ出力部42において扱われるデータは、メモリ43の記憶容量削減のため、基本的には2値データとしてメモリ43に記憶されているが、画像データの劣化を考慮して、4値データとして処理することも可能である。
【0058】
(デジタル複写機全体の制御構成の説明)
図3は、デジタル複写機10の装置全体の各部を中央処理装置(CPU)44により動作管理することを説明するための説明図である。尚、CCD24、画像データ入力部40、画像処理部41、画像データ出力部42、画像メモリ43及び中央処理装置(CPU)44は、図2の説明と重複するので詳細な説明を省略する。
【0059】
中央処理装置44は、RADF16、スキャナ部11、レーザプリンタ部12などデジタル複写機10を構成する各駆動機構部をシーケンス制御により管理すると共に、各部へ制御信号を出力したり、各スイッチや各センサ等の状態を監視すると共に、操作パネル45における操作状況のモニタと各種表示制御を行っている。
【0060】
例えば、中央処理装置44より、給紙関係負荷(給紙関係のモータ、クラッチ、スイッチ等からなる)48、RADF関係負荷(RADF16用のモータ、クラッチ、スイッチ等からなる)49、スキャナ負荷関係(スキャナ部11用のモータ、ソレノイド等からなる)50、プリンタ負荷関係(レーザプリンタ部12用のモータ、ソレノイド、高圧出力基板等よりなる)51に対しシーケンス制御するための信号が出力されるように接続されている。さらに、中央処理装置44は、操作パネル45のスレーブCPU、ソータコントロールユニット46、画像処理部41に双方向に通信可能な状態で接続されている。
【0061】
本実施形態においては、操作パネル45内に操作パネル内の制御を行うためのCPUを別途設けており、中央処理装置44と操作パネル内のCPUとで双方向に通信することで、操作パネル45での操作内容のモニタや表示関係の制御を行う。ここで、操作パネル45内のCPUと中央処理装置44とで、操作パネル45内に設けられた表示部分の制御を行い、これらCPU、後述する表示部により表示装置を構成し、後述する操作パネル45内の操作部キー群と表示部60内のタッチパネルキーとで操作部を構成している。
【0062】
操作パネル45においては、操作者が選択した処理モードに応じて、制御信号を中央処理装置44に転送し、デジタル複写機10を前記処理モードに応じて動作させるようになっている。また、デジタル複写機10の動作状況を示す制御信号を、中央処理装置44から操作パネル45へと転送する。操作パネル45側では、この制御信号により装置が現在どのような状態にあるのか、操作者に対し、表示部などで動作状況を表示するようになっている。
【0063】
ソータコントロールユニット46は、デジタル複写機10により出力される複写物を仕分けたりする後処理装置14の動作を管理するための制御ユニットであり、通信ユニット47は画像情報、及び画像制御信号など他のデジタル画像機器との情報通信(入出力)を可能にするために設けられており、情報入力手段を構成している。尚、通信ユニット47にてサポートされる通信方法は、通常の有線接続のみならず無線接続や光通信接続でも良いし、通信媒体も公衆回線、ネットワーク線、一対一接続線等の何れであっても良い。
【0064】
(本発明の第1の実施形態)
図4は、本発明の第1の実施形態に係る操作パネル45の外観図を図示したものであり、本発明に係る操作装置を構成している。図4(a)は操作パネル45の全体外観図、図4(b)は操作パネル45において後述するタッチパネル方式の表示部60のみの部分外観図をそれぞれ示している。尚、以下の実施形態では好適な実施形態として、表示部60がタッチパネル方式のものを詳説するが、本発明はそれのみに限定されるものではなく、他の表示方式等を用いても良いことは勿論である。
【0065】
図4(a)、図4(b)に図示するように、本実施形態に係る操作パネル45(操作装置)は、略長方形状であり、操作パネル45の略中央部には、表示手段であり且つ操作手段でもあるタッチパネル方式の表示部60と、向って該表示部の右方には条件設定キー群61、左方には処理モード選択手段たる機能選択キー群62が各々配設されている。
【0066】
さらに詳細に説明すると、まず表示部60には、送信先を指定するための送信先キー60a、原稿サイズを指定するための原稿サイズキー60b、解像度を指定するための解像度キー60c、選択条件を確定するための確定キー60d、装置の外観と給紙装置31〜33等との関係を示した装置イメージ60e、ユーザに操作方法をコメントで表示し案内するためのコメント表示部60fが夫々配設されている。ここで、送信先キー60c、原稿サイズキー60b及び解像度キー50cとで本発明に係る項目選択手段を構成する。
【0067】
また、条件設定キー群61には、複写枚数等を入力するためのテンキー61a、テンキー61aの入力等をクリアするためのクリアキー61b、装置の停止等を要求するための停止キー61c、複写やファックス等の動作を開始させるためのスタートキー61dが夫々配設されている。ここで、スタートキー51dは、本発明に係る実行指示手段を構成している。
【0068】
さらに、機能選択キー群62には、装置でコピー機能を実行するときに押下するコピー機能キー62a、ファックス機能を実行するときに押下するファックス機能キー62b、プリント機能を実行するときに押下するプリント機能キー62cが夫々配設されている。
【0069】
尚、本発明においては、操作パネル45(操作装置)の形状や、操作部(条件設定キー群61、機能選択キー群62)や表示部60等の配置、数などについては特に限定されるものではない。しかし本発明においては、ユーザが操作する場合に各操作ステップを連続的に実施できるように、例えば左側から右側に向って各キーが連続的に配置されていることが好ましく、本実施形態では、操作パネル45の左側端部から右側端部に向ってキーを操作していくように、各キー群61・62や表示部60が配置されているが、本発明はこの配置のみに限定されるものではない。例えばキーの配置方向としては、装置の形状やユーザ側の希望などに応じて、右側から左側に向って配置されたり、上側から下側に向って配置されたりしても良い。
【0070】
本実施形態においては、表示部60がカラー表示のタッチパネルとなっており、表示部60にもキー60a〜60dが表示されるが、この表示部60に表示される複数のキーは、図4(b)に示しているように、向って左側から右側へ直線状に配置され、各キーの表示色についても連続的に変化するようになっている。
【0071】
例えば、機能選択キー群62からファックス機能キー62bが選択されたとすると、表示部60ではファックス機能を実施するための各種条件を設定するためのキーが表示される。即ち、図4(b)に示すように表示部60には、送信先を設定するための送信先キー60a、原稿サイズを設定するための原稿サイズキー60b、解像度を設定するための解像度キー60c、及び前述した設定内容を最終的に確認した上で確定するための確定キー60dが、この順で左側から右側へ向って直線的に連続して表示される。
【0072】
尚、これら各キー(以降、これら各キーを表示キーと総称する)の表示位置は、条件設定キー群61に含まれるスタートキー61dと略直線状(ライン状)に並ぶように配設されている。また、各表示キーの色合い(色相:Hue)も左側から右側に向って連続的に変化させている。
【0073】
具体的には例えば、送信先キー60aは紫、原稿サイズキー60bは青紫、解像度キー60cは青、そして確定キー60dは青緑に各々表示されている。ここで、これら表示キーと共にライン状に配置されているスタートキー61dは緑になっているので、最初の設定条件である送信先キー60aから最終的にファックス機能を実施するためのスタートキー61dにかけて表示色が、紫、青紫、青、青緑、緑というように連続して色相が変化するように構成されている。
【0074】
上述した表示装置(表示部60を含む操作パネル45)によりファックス機能を実施するための操作の一例につき、図面に基づいて以下の通り説明する。まず、機能選択キーのうちからファックス機能キー62bが選択(押下)されると、図4(b)に示すように、表示部60において、条件設定のための複数の表示キー60a〜60dが、条件設定キー群61のスタートキー61dと略一直線状に一列に並ぶような位置、例えば表示部60の下端部に表示される。この場合、送信先、原稿サイズ、解像度等の項目が設定項目である。
【0075】
このときの表示キーの種類は、上述したように送信先キー60a、原稿サイズキー60b、解像度キー60c、確定キー60dの計4種類である。また、これらの表示キーの上方には、デジタル画像形成装置(複合機)10の現状の概要図(装置イメージ60e)が表示されており、さらにその上方で表示部60の上端部には、ユーザの操作を補助するためのメッセージ(図1の例では「手順に従って入力してください」)がコメント表示部60fに表示される。
【0076】
次に、図5に示すように、表示部60において最も左側に配置され、且つスタートキー61d(表示色:緑)から見て最も色相の異なる表示色となっており、送信先キー60a(表示色:紫)が最初の条件を設定するための表示キーとなるので、この送信先キー60aを最初に押下する。これにより、先ほどまで表示されていた装置イメージ60eの代わりに予め登録されている送信先を選択するための送信先キー群60gの画面が表示され、各登録先に対応したキーが表示される。
【0077】
図5の実施例では、送信先として「本社」、各々の「支店」、「工場」及び「ショールーム」などの送信先キーが表示される。また表示部60の全面でも全ての送信先キーを表示できない場合を考慮して、例えば表示部60の右端部には、送信先キー群をスクロール表示させるためのスクロールキー群60hが併せて表示される。さらに、コメント表示部60fには、「宛先を選択して下さい」といったメッセージを表示する。これにより、ファックス送信先がユーザにより選択され、設定されることとなる。ここで、送信先としての「本社」、「支店」、「工場」及び「ショールーム」などの送信先キーは本発明に係る下位項目選択手段を構成し、各項目自体は下位の選択項目(下位項目)である。
【0078】
次いで、送信先キー60aの向って右側に隣接して配置され、且つ表示色(表示される色相)が、紫から見て緑に近い色相である青紫となっている原稿サイズキー60bを押下すると、図6に示すように、原稿サイズを選択するための各原稿サイズに対応する表示キーからなる原稿サイズキー群60iが表示される。図6の実施形態では、AB系列(インチ系列でも良い)の原稿サイズであるA3〜A6、B4〜B6、あるいは「はがき」等の規格化されている原稿サイズと、これら規格以外で頻繁に用いられる原稿サイズ(縦サイズ×横サイズ)に対応した原稿サイズキーが各々表示される。ここでは、原稿サイズとしての「A3」、「A4」、「A5」及び「A6」などの原稿サイズキーは、同様にして本発明に係る下位項目選択手段に相当し、各項目自体が下位項目である。
【0079】
さらに、コメント表示部60fには、「原稿サイズを選択して下さい」といったメッセージを表示する。これにより、読み取る原稿サイズがユーザにより選択され、設定されることとなる。尚、画面サイズによっては、送信先キー群と同様にスクロールキー群を別途設けても良い。
【0080】
次いで、原稿サイズキー60bの向って右側に隣接して配置され、且つ表示色が、青紫から見て緑に近い色相である青となっている解像度キー60cを押下すると、図7に示すように、解像度を設定するための各解像度に対応する表示キーからなる解像度キー群60jが表示される。図7の実施形態では、「標準」、「精細」、「高精細」及び「中間調」の各解像度キーが表示される。さらに、コメント表示部60fには、「解像度を設定して下さい」といったメッセージを表示する。これにより、読み取られる解像度がユーザにより選択され、設定されることとなる。ここでは、解像度としての「標準」、「精細」、「高精細」及び「中間調」などの解像度キーは、同様にして本発明に係る下位項目選択手段に相当し、各項目自体が下位項目である。
【0081】
次いで、解像度キー60cの向って右側に隣接して配置され、且つ表示色が、青から見て緑に近い色相である青緑となっている確定キー60dを押下すると、図8に示すように、これまで設定してきた各条件が一覧表となって選択内容表示部60kに表示される。図8の実施形態では、「送信先」が「北九州営業所」、「原稿サイズ」が「A4」、「解像度」が「精細」に設定されていることを示している。
【0082】
また本実施形態では、選択済みの各条件を修正可能とするための、修正キー60lが表示部60の右端側に表示される。さらに、コメント表示部60fには、「設定内容を確認して下さい」といったメッセージを表示すると共に、上記一覧表の上部であって選択内容表示部60kの上端側には、「〔修正〕を押すと設定は解除されます」というメッセージが表示される。これにより、設定内容を確認し、必要に応じてユーザは設定内容を修正することができる。次いで最後に、緑の表示色であるスタートキー61dを押下することにより、「北九州営業所」に対して、原稿サイズが「A4」の原稿から読み取られた画像情報が、「詳細」な解像度でファックスされる。
【0083】
このように本実施形態では、▲1▼条件設定のためのキーが連続的に一方向に並んでおり、▲2▼各キーが、各々の表示色(色相)を連続的に変化させるように表示され、▲3▼条件設定を補助するためのメッセージ(コメント)が表示されるようになっている。従って、条件を所定順序に設定することがより一層視覚的に明確となっており、より容易且つ確実に複合機のような電子機器の各種条件を設定することが可能となる。
【0084】
また上述した実施形態においては、ファックス機能についての操作について示したが、機能がコピー(複写)やプリンタに切り換えられたとしても、各表示キーの表示色は同一の色相変化にすることができるので、機能が変わっても色相変化に応じて同様の操作を行うだけで良い。従い、個々の機能モードにおける特有の操作や設定項目の名称や順番などを夫々覚える必要がなく、容易に多機能な電子機器の操作を確実且つ迅速に行うことができる。
【0085】
尚、本発明においては、キー表示における色相の変化の仕方については特に限定されるものではなく、一般的に使用されている表示色に従い、且つ表示キーの数に応じて色相の変化の度合いを変えれば良い。即ち、ファックス機能、プリンタ機能及びコピー機能の夫々で、設定する項目の数が変化する場合や、機種によって各機能の設定項目が変わる場合でも、色相の変化の度合いを変えて対応することができる。
【0086】
また、本実施形態では、スタートキーが緑なので、操作の完了を案内する表示色として緑を用いる場合を例示したが、どの色相を選択するかは、各電子機器の種類や操作の仕方等により適宜設定され得るものであり、例えば操作の完了を案内する色が緑であれば、緑から見て色相が最も異なる色、即ち、紫を最初の操作を実施するためのキーの表示色として用いることが好ましく、最初から最後の操作までに多くの色を適用することができ、より詳細な条件設定であっても対処することができる。
【0087】
具体的には、色相の変化の仕方として、上述した紫、青紫、青、青緑、緑の変化だけでなく、赤、オレンジ(赤黄)、黄、黄緑、緑の変化も挙げられる。但し、赤や黄といった色は、通常、警告などで用いられる色(警告色)として用いられる場合が多いので、トラブルが発生した時などの警告表示や、その他のユーザが明確に注意を要するような場合以外の一般的な操作キーを表示するための表示色としては用いないことが望ましい。
【0088】
(本発明の第2の実施形態)
上述した第1実施形態では、ファックス機能を選択した時点で、送信先キー60a、原稿サイズキー60b、解像度キー60c及び確定キー60dが全て表示される実施形態を説明したが、本実施形態は、設定に必要な表示キーのみを表示される場合である。尚、それ以外の表示内容や操作手順は第1実施形態と同様であるので、重複する説明については省略する。また第1実施形態と同等の機能を有するものには同一の符号を記す。
【0089】
まずファックス機能キー62bが選択されると、図9に示すように、表示部60には、最初に設定される条件設定の表示キーである送信先キー60aが、表示部60下端部の最左側に、紫の表示色で表示されているだけである。
【0090】
ここで、送信先キー60aを押下すると、図10に示すように送信先を設定するための送信先キー群60g、スクロールキー群60hが表示され、さらにコメント表示部60fにて「宛先を選択して下さい」と表示される。
【0091】
ユーザが送信先キー群60gの中から送信先キーを選択して押下して送信先の設定が完了すると、図11に示すように各送信先キー(送信先キー群60g)と表示キーとしての送信先キー60aの表示が消え、当初表示されていた複合機の装置イメージ60eが再表示されると共に、送信先キー60aの右側に隣接する位置に、青紫の表示色で、原稿サイズキー60bが表示される。
【0092】
そこで、原稿サイズキー60bをユーザが押下すると、図12に示すように、原稿サイズキー群60iが表示され、さらに原稿サイズキー群60iには、各原稿サイズに対応した表示キーが表示される。ユーザが原稿サイズに対応した表示キーの一つを選択して押下すると原稿サイズが設定される。
【0093】
原稿サイズが設定されると、図13に示すように、各原稿サイズキーと表示キーとしての原稿サイズキー60bの表示が消え、装置イメージ60eが再表示されると共に、原稿サイズキー60bの右側に隣接して、青の表示色で解像度キー60cが表示される。
【0094】
そこで、解像度キー60cをユーザが押下すると、図14に示すように、解像度キー群60jが表示され、さらに解像度キー群60jには、各解像度に対応した表示キーが表示される。ユーザが解像度に対応した表示キーの一つを選択して押下すると解像度が設定される。
【0095】
解像度が設定されると、図15に示すように、各解像度キーと表示キーとしての解像度キー60cの表示が消え、装置イメージ60eが再表示されると共に、解像度キー60cの右側に隣接して、青緑の表示色で確定キー60cが表示される。
【0096】
そこで、確定キー60dをユーザが押下すると、図16に示すように、選択内容表示部60kが表示され、また選択内容表示部60kには、これまで設定してきた設定内容の一覧表と、設定条件を修正するための修正キー60lとが表示され、設定条件を確認した後、必要であれば修正キー60lを押下して設定条件を修正する。次いで、緑の表示色であるスタートキー61dを押下することにより、設定条件によるファックス送信が実行される。
【0097】
本実施形態では、上述した複数の表示キーは、第1実施形態と同様に、スタートキー61dと略一列に並ぶような位置に配置されており、必要な表示キーのみを表示するものである。従って図9〜図16を見ればわかるように、最初の操作である機能選択キー群62から見て、表示キーの表示位置が、最後の操作であるスタートキー61dに向って除々に移動するようになっており、現在の条件設定が、最初の操作から最後の操作までの間のどの段階であるのかが一目瞭然になるという効果を奏し得る。
【0098】
(本発明の第3の実施形態)
本実施形態では、第2実施形態と同様にして、原則として必要な条件を設定するための表示キーのみを表示させるが、設定の完了した条件についての表示キーは消さずに、そのまま表示した状態とするものである。尚、それ以外の表示内容や操作手順は第1、第2実施形態と同様であるので、重複する説明については省略する。また第1、第2実施形態と同等の機能を有するものには同一の符号を記す。
【0099】
まずファックス機能キー62bが選択されると、図17に示すように、表示部60には、最初に設定される条件設定の表示キーである送信先キー60aが、表示部60下端部の最左側に、紫の表示色で表示されているだけである。
【0100】
ここで、送信先キー60aを押下すると、図18に示すように送信先を設定するための送信先キー群60g、スクロールキー群60hが表示され、さらにコメント表示部60fにて「宛先を選択して下さい」と表示される。
【0101】
ユーザが送信先キー群60gの中から送信先キーを選択して押下して送信先の設定が完了すると、図19に示すように各送信先キー(送信先キー群60g)の表示が消えるが、表示キーとしての送信先キー60aの表示は残されたままで、当初表示されていた複合機の装置イメージ60eが再表示されると共に、送信先キー60aの右側に隣接する位置に、青紫の表示色で、原稿サイズキー60bが表示される。
【0102】
そこで、原稿サイズキー60bをユーザが押下すると、図20に示すように、送信先キー60aは表示したままで、原稿サイズキー群60iが表示され、さらに原稿サイズキー群60iには、各原稿サイズに対応した表示キーが表示される。ユーザが原稿サイズに対応した表示キーの一つを選択して押下すると原稿サイズが設定される。
【0103】
原稿サイズが設定されると、図21に示すように、各原稿サイズキーの表示は消えるが、設定済みである表示キーとしての送信先キー60aと原稿サイズキー60bの表示はそのままで、装置イメージ60eが再表示されると共に、原稿サイズキー60bの右側に隣接して、青の表示色で解像度キー60cが表示される。
【0104】
そこで、解像度キー60cをユーザが押下すると、図22に示すように、解像度キー群60jが表示され、さらに解像度キー群60jには、各解像度に対応した表示キーが表示される。ユーザが解像度に対応した表示キーの一つを選択して押下すると解像度が設定される。
【0105】
解像度が設定されると、図23に示すように、各解像度キーの表示が消えるが、設定済みであり表示キーとしての送信先キー60a、原稿サイズキー60b、解像度キー60cは表示したままで、装置イメージ60eが再表示されると共に、解像度キー60cの右側に隣接して、青緑の表示色で確定キー60cが表示される。
【0106】
そこで、確定キー60dをユーザが押下すると、図16に示すように、選択内容表示部60kが表示され、また選択内容表示部60kには、これまで設定してきた設定内容の一覧表と、設定条件を修正するための修正キー60lとが表示され、設定条件を確認した後、必要であれば修正キー60lを押下して設定条件を修正する。次いで、緑の表示色であるスタートキー61dを押下することにより、設定条件によるファックス送信が実行される。
【0107】
本実施形態では、上述した複数の表示キーは、第2実施形態と同様に、必要な条件設定のためのキーのみが表示されるようになっているが、さらに条件設定が完了したキーについては、表示をそのまま残すようになっている。従って図17〜図24を見ればわかるように、操作の進展に伴って、一列に配列されている表示キーの表示が増えていくことになる。これにより、現在の条件設定が最初の操作から最後の操作までの間のどの段階であるのかが一目瞭然になると共に、どの条件が設定完了となっているのかもより明確になるという効果がある。
【0108】
(本発明の第4の実施形態)
本実施形態では、第3実施形態と同様にして、設定が必要な条件の表示キーのみを適宜表示させると共に、設定が完了した条件の表示キーをそのまま残すものであるが、さらに設定完了したことを明確にするために、表示の色相を変えることを特徴とするものである。尚、それ以外の表示内容や操作手順は第1乃至第3実施形態と同様であるので、重複する説明については省略する。また第1乃至第3実施形態と同等の機能を有するものには同一の符号を記す。
【0109】
まずファックス機能キー62bが選択されると、図22に示すように、表示部60には、最初に設定される条件設定の表示キーである送信先キー60aが、表示部60下端部の最左側に、紫の表示色で表示されているだけである。
【0110】
ここで、送信先キー60aを押下すると、図26に示すように送信先を設定するための送信先キー群60g、スクロールキー群60hが表示され、さらにコメント表示部60fにて「宛先を選択して下さい」と表示される。
【0111】
ユーザが送信先キー群60gの中から送信先キーを選択して押下して送信先の設定が完了すると、図27に示すように各送信先キー(送信先キー群60g)の表示が消えるが、表示キーとしての送信先キー60aの表示は残されたままで且つ送信先キーの表示色が紫から緑即ちスタートキー61dと同じ色に変化する。そして当初表示されていた複合機の装置イメージ60eが再表示されると共に、送信先キー60aの右側に隣接する位置に、青紫の表示色で、原稿サイズキー60bが表示される。
【0112】
そこで、原稿サイズキー60bをユーザが押下すると、図28に示すように、送信先キー60aは表示したままで、原稿サイズキー群60iが表示され、さらに原稿サイズキー群60iには、各原稿サイズに対応した表示キーが表示される。ユーザが原稿サイズに対応した表示キーの一つを選択して押下すると原稿サイズが設定される。
【0113】
原稿サイズが設定されると、図29に示すように、各原稿サイズキーの表示は消えるが、設定済みである表示キーとしての送信先キー60aと原稿サイズキー60bの表示はそのままで且つ原稿サイズキー60bの表示色が青紫から緑に変化し、装置イメージ60eが再表示されると共に、原稿サイズキー60bの右側に隣接して、青の表示色で解像度キー60cが表示される。
【0114】
そこで、解像度キー60cをユーザが押下すると、図30に示すように、解像度キー群60jが表示され、さらに解像度キー群60jには、各解像度に対応した表示キーが表示される。ユーザが解像度に対応した表示キーの一つを選択して押下すると解像度が設定される。
【0115】
解像度が設定されると、図31に示すように、各解像度キーの表示が消えるが、設定済みであり表示キーとしての送信先キー60a、原稿サイズキー60b、解像度キー60cは表示したままで且つ解像度キー60cの表示色が青から緑に変化し、装置イメージ60eが再表示されると共に、解像度キー60cの右側に隣接して、青緑の表示色で確定キー60cが表示される。
【0116】
そこで、確定キー60dをユーザが押下すると、図32に示すように、選択内容表示部60kが表示され、また選択内容表示部60kには、これまで設定してきた設定内容の一覧表と、設定条件を修正するための修正キー60lとが表示され、設定条件を確認した後、必要であれば修正キー60lを押下して設定条件を修正する。次いで、緑の表示色であるスタートキー61dを押下することにより、設定条件によるファックス送信が実行される。
【0117】
本実施形態では、上述した複数の表示キーは、第3実施形態と同様に、必要な条件設定のためのキーのみが表示されるようになっているが、さらに条件設定が完了したキーについては、表示をそのまま残し且つ設定を完了した時点でその表示色が、例えばスタートキー61dと同じ色に変化するようになっている。従って図25〜図32を見ればわかるように、操作の進展に伴って、一列に配列されている表示キーの表示が緑に変化した上で増えていくことになる。これにより、現在の条件設定が最初の操作から最後の操作までの間のどの段階であるのかが一目瞭然になると共に、どの条件が設定完了となっているのかもより明確になるという効果がある。
【0118】
尚、設定完了後の表示色は、使用条件等により適宜選択されるものであり、上述した実施形態にのみ限定されるものではない。例えば本実施形態においては、設定完了された表示キーをスタートキー61dと同じ緑に変化させたが、表示色を濃くしたり薄くするという変化(つまり彩度(Chroma)の変化)であっても良いことは勿論である。
【0119】
また表示キーの色表現は、枠内をベタで塗りつぶす方法や、ハッチングをかける方法、あるいは網点をかける方法などがあり、このうちハッチングの形状を変化させたり、網点の形状を変えても良く、さらにはこれら方法の組み合わせでも良い。
【0120】
以上が本発明の第1乃至第4実施形態の説明であるが、本発明は上述した実施形態にのみ限定されないことは勿論である。例えば操作装置として、タッチパネルの表示部と操作部の両方を備えた複合機の操作パネルを例にして説明したが、表示部と操作部とが完全に分離している構成であっても良いし、完全にタッチパネルのみからなる構成であっても良い。
【0121】
例えば、表示部と操作部とが完全に分離している構成であれば、操作部に備えられているキーやボタンなどの色を色相変化させるようにすれば良く、同時に操作履歴を表示できるようにしておき、この操作履歴もキーやボタンの表示色に合わせて表示できるようにしておけば良い。一方、完全にタッチパネルのみからなる構成の場合には、テンキー61aやスタートキー61dを含む条件設定キー群61や機能を選択するための機能選択キー群62を、タッチパネルにて表示すれば良い。
【0122】
【発明の効果】
本発明の操作装置によれば、操作装置を見ただけで、各選択項目の選択状況(選択あるいは実行指示する段階順序)を容易且つ的確に把握することが可能となり、その結果、ユーザは多数の設定項目の順序や必要な設定項目全てを正確に覚える必要がなくなり、より簡便で確実な操作を行えるという効果がある。
【0123】
また、色相の変化と位置関係とにより、各段階での操作順序が一目瞭然で判別でき、その結果、電子機器の操作について複雑な段階を経ることを強いる場合であっても、色相と配置とを対応させることにより、操作を容易且つ確実に実施することが可能となる。
【0124】
また、選択項目(設定項目)が比較的多い多機能化された電子機器であっても、項目選択手段と実行指示手段の表示色を同じ色相変化とすることができるので、機能が変わっても色相変化の順に従って連続的な位置関係で操作すれば良いこととなり、その結果、個々の機能モードにおける特有の操作や設定項目の名称や順番などを覚えておく必要がなくなり、容易に多機能化された電子装置の操作を行うことができるという効果もある。
【0125】
また本発明の操作装置によれば、ユーザ側では、各段階の選択順序(操作順序)がビジュアル(視覚的)に分かり易く認識できると共に、段階の最初と最後、及び最初から最後まで操作する必要のある操作部とをより明確に認識できるという効果がある。
【0126】
さらに本発明の操作装置によれば、表示内容の変更や表示・非表示が可能となり、キー等からなる所望の項目選択手段を状況に応じて表示することが可能になると共に、表示色も容易に変化させることができる。また、電子機器の機能に変更が生じても、操作装置の表示プログラム等を変更することにより、容易に表示内容を変更させ適合させることも可能になるという効果がある。
【0127】
また、操作をより簡素なものとすることができ、操作に応じて操作内容を表示手段で確認することが可能となり、より確実に操作できる。
【0128】
またさらに本発明の操作装置によれば、最初の操作から最終の操作に向って、キー等からなる項目選択手段の表示位置が除々に実行指示手段側へ移動していくようにすることができ、現在の操作段階が、最初の操作から最後の操作までの間のどの位置に相当しているのかを一目瞭然で認識することができると共に、次操作すべき項目選択手段を容易に認識できるという効果がある。
【0129】
またさらに本発明は、最初の操作から最終の操作に向って、キー等からなる項目選択手段の表示先頭位置が除々に実行指示手段側へ移動していくようにすることができ、現在の操作段階が、最初の操作から最後の操作までの間のどの位置に相当しているのかを一目瞭然で認識することができると共に、設定済みの項目と、次操作すべき項目選択手段とを容易に認識することができる。
【0130】
またさらに本発明は、操作により各段階の設定が完了したことをより明確に認識することができ、再度同じ選択項目を設定するといった無駄を防止できる効果も期待できる。また、より具体的に操作により各段階の設定が完了したことを明確に認識することができ、再度同じ選択項目を設定するといった無駄を防止できる。
【0131】
また一般的に、赤色や黄色といった色は、警告のために用いられる色(警告色)であるので、ユーザにとって比較的視認性が高いものであるが、このような警告色を除外することにより、ユーザにより誤操作の発生を回避し、より確実な操作を行うことができると共に、ユーザに対し不必要な不安感を抱かせることもない。
【0132】
さらに上述したように、特に機能が高度化・複雑化し、多数のユーザが少ない台数を共用する複合機の操作装置に本発明を適用することにより、操作が煩雑となりやすい該複合機を容易且つ確実に操作でき、他のユーザに迷惑を掛けたり、稼動率を低下させるといった問題を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るデジタル複写機の全体構成を説明するための全体断面図である。
【図2】本発明の実施形態に係るデジタル複写機の画像処理内容を説明するためのブロック図である。
【図3】本発明の実施形態に係るデジタル複写機の制御内容を説明するための説明図である。
【図4】本発明の実施形態に係る操作パネルの外観図であり、(a)は操作パネルの全体外観図、(b)は表示部60の部分外観図である。
【図5】本発明の実施形態に係る表示部の表示内容を説明するための図である。
【図6】本発明の実施形態に係る表示部の表示内容を説明するための図である。
【図7】本発明の実施形態に係る表示部の表示内容を説明するための図である。
【図8】本発明の実施形態に係る表示部の表示内容を説明するための図である。
【図9】本発明の第2の実施形態に係る表示部の表示内容を説明するための図である。
【図10】本発明の第2の実施形態に係る表示部の表示内容を説明するための図である。
【図11】本発明の第2の実施形態に係る表示部の表示内容を説明するための図である。
【図12】本発明の第2の実施形態に係る表示部の表示内容を説明するための図である。
【図13】本発明の第2の実施形態に係る表示部の表示内容を説明するための図である。
【図14】本発明の第2の実施形態に係る表示部の表示内容を説明するための図である。
【図15】本発明の第2の実施形態に係る表示部の表示内容を説明するための図である。
【図16】本発明の第2の実施形態に係る表示部の表示内容を説明するための図である。
【図17】本発明の第3の実施形態に係る表示部の表示内容を説明するための図である。
【図18】本発明の第3の実施形態に係る表示部の表示内容を説明するための図である。
【図19】本発明の第3の実施形態に係る表示部の表示内容を説明するための図である。
【図20】本発明の第3の実施形態に係る表示部の表示内容を説明するための図である。
【図21】本発明の第3の実施形態に係る表示部の表示内容を説明するための図である。
【図22】本発明の第3の実施形態に係る表示部の表示内容を説明するための図である。
【図23】本発明の第3の実施形態に係る表示部の表示内容を説明するための図である。
【図24】本発明の第3の実施形態に係る表示部の表示内容を説明するための図である。
【図25】本発明の第4の実施形態に係る表示部の表示内容を説明するための図である。
【図26】本発明の第4の実施形態に係る表示部の表示内容を説明するための図である。
【図27】本発明の第4の実施形態に係る表示部の表示内容を説明するための図である。
【図28】本発明の第4の実施形態に係る表示部の表示内容を説明するための図である。
【図29】本発明の第4の実施形態に係る表示部の表示内容を説明するための図である。
【図30】本発明の第4の実施形態に係る表示部の表示内容を説明するための図である。
【図31】本発明の第4の実施形態に係る表示部の表示内容を説明するための図である。
【図32】本発明の第4の実施形態に係る表示部の表示内容を説明するための図である。
【符号の説明】
10 デジタル画像形成装置(電子機器)
11 スキャナ部
12 レーザプリンタ部
14 後処理装置
15 原稿載置台
16 RADF
20 スキャナユニット
24 CCD
26 レーザ書き込みユニット
28 電子写真プロセス部
40 画像データ入力部
41 画像処理部
42 画像データ出力部
43 メモリ
44 CPU
45 操作パネル(操作装置)
47 通信ユニット
48 給紙関係負荷
49 RADF関係負荷
50 スキャナ関係負荷
51 プリンタ関係負荷
60 表示部
60a 送信先キー(項目選択手段)
60b 原稿サイズキー(項目選択手段)
60c 解像度キー(項目選択手段)
60d 確定キー
60e 装置イメージ
60f コメント表示部
60g 送信先キー群
60h スクロールキー群
60i 原稿サイズキー群
60j 解像度キー群
60k 選択内容表示部
60l 修正キー
61 条件設定キー群
61a テンキー部
61b クリアキー
61c 停止キー
61d スタートキー
62 機能選択キー群(処理モード選択手段)
62a コピー機能キー(実行指示手段)
62b ファックス機能キー
62c プリント機能キー

Claims (16)

  1. 複数の処理モードの中から所望の処理モードを選択するための処理モード選択手段と、上記処理モードを実行するに際して設定する設定項目を選択するための項目選択手段と、選択された該設定項目内において、さらに下位の設定項目を選択するための下位項目選択手段と、該下位項目の設定完了後に、上記処理モードの実行を指示する実行指示手段と、からなる電子機器の操作装置であって、
    上記項目選択手段と上記実行指示手段は、選択あるいは実行指示する段階順に対応して、連続した位置関係で配置され、且つ個々の表示色が連続した色相変化となっていることを特徴とする操作装置。
  2. 最初に設定される上記項目選択手段は、上記実行指示手段の表示色から最も色相が異なる表示色で表示されることを特徴とする請求項1に記載の操作装置。
  3. 上記処理モード選択手段、上記項目選択手段及び上記下位項目選択手段の少なくとも何れかが、タッチパネル方式の表示装置で構成されることを特徴とする請求項1又は請求項2の何れか一項に記載の操作装置。
  4. 次段階で設定すべき上記項目選択手段を表示し、上記下位項目選択手段により上記下位項目を選択した後、上記項目選択手段を非表示とすることを特徴とする請求項3に記載の操作装置。
  5. 次段階で設定すべき上記項目選択手段を表示し、上記下位項目選択手段により上記下位項目を選択した後、上記項目選択手段を表示したままとすることを特徴とする請求項3に記載の操作装置。
  6. 上記項目選択手段を表示したままとする際、該項目選択手段の表示する色相を変化させることを特徴とする請求項5に記載の操作装置。
  7. 変化させる上記色相変化とは、上記項目選択手段の表示状態を上記実行指示手段の表示される色相に変化させることを特徴とする請求項6に記載の操作装置。
  8. 上記表示色は、赤又は黄の少なくとも何れか一方の系統の色を含む警告色を除いた色相の変化として表されることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載の操作装置。
  9. コピー処理モード、プリンタ処理モード及びファックス処理モードのうちの少なくとも何れか2つの処理モードを有し、該処理モードの中から所望の処理モードを選択するための処理モード選択手段と、該処理モードを実行するに際して設定する設定項目を選択するための項目選択手段と、選択された上記設定項目内において、さらに下位の設定項目を選択するための下位項目選択手段と、上記下位項目の設定完了後に、上記処理モードの実行を指示する実行指示手段と、からなる画像形成装置の操作装置であって、
    上記項目選択手段と上記実行指示手段は、選択あるいは実行指示する段階順に対応して、連続した位置関係で配置され、且つ個々の表示色が連続した色相変化となっていることを特徴とする操作装置。
  10. 上記処理モード選択手段又は最初に設定される上記項目選択手段は、上記実行指示手段の表示色から最も色相が異なる表示色で表示されることを特徴とする請求項9に記載の操作装置。
  11. 上記処理モード選択手段、上記項目選択手段及び上記下位項目選択手段の少なくとも何れかが、タッチパネル方式の表示装置で構成されることを特徴とする請求項9又は請求項10の何れか一項に記載の操作装置。
  12. 次段階で設定すべき上記項目選択手段を表示し、上記下位項目選択手段により上記下位項目を選択した後、上記項目選択手段を非表示とすることを特徴とする請求項11に記載の操作装置。
  13. 次段階で設定すべき上記項目選択手段を表示し、上記下位項目選択手段により上記下位項目を選択した後、上記項目選択手段を表示したままとすることを特徴とする請求項11に記載の操作装置。
  14. 上記項目選択手段を表示したままとする際、該項目選択手段の表示する色相を変化させることを特徴とする請求項13に記載の操作装置。
  15. 変化させる上記色相変化とは、上記項目選択手段の表示状態を上記実行指示手段の表示される色相に変化させることを特徴とする請求項14に記載の操作装置。
  16. 上記表示色は、赤又は黄の少なくとも何れか一方の色を含む警告色を除いた色相の変化として表されることを特徴とする請求項9乃至請求項15の何れか一項に記載の操作装置。
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