JPH11134156A - 表示入力操作装置 - Google Patents

表示入力操作装置

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JPH11134156A
JPH11134156A JP30112897A JP30112897A JPH11134156A JP H11134156 A JPH11134156 A JP H11134156A JP 30112897 A JP30112897 A JP 30112897A JP 30112897 A JP30112897 A JP 30112897A JP H11134156 A JPH11134156 A JP H11134156A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器を使いなれていない人であっても、また
機器を使いなれた人であっても、理解しやすく、また所
望する機器への指示が簡単な操作で行えるようにする。 【解決手段】 この「枠消し」機能についてのガイダン
ス情報を液晶表示部100に画像を含めて表示する。液
晶表示部100に表示されるガイダンス情報は、液晶表
示部100の表示範囲を越えた情報量であるため、一度
に全てのガイダンス情報を表示することは不可能であ
る。そこで、先に説明した、液晶表示部100の右側に
隣接して配置された上下方向への表示スクロールキー1
41,142を用いて、操作ガイダンス情報の全てを液
晶表示部100の表示領域においてスクロール表示させ
ることとなる。選択キー147〜152あるいはアイコ
ン144〜146を選択して、モード選択をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種機器の動作に
関する指示を操作者が設定するために設けられた表示入
力操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より画像形成装置、例えば、デジタ
ル複写機においては、次のような機能を有するシステム
が提案されるようになっている。すなわち、スキャナか
ら入力された原稿の画像に対して、多彩な画像処理機能
の中から選択された処理を行って、プリンタ部から処理
後の画像を出力したり、また出力された記録物に対し
て、多彩な後処理を施して編集物として提供することが
できる機能である。このようなデジタル複写機の操作パ
ネルは、機能が多彩なことから、操作パネル上に配列さ
れたキーの数が多く、複雑なものとなってしまい、操作
性の面から見ると、分かり易いものとはいえない状態で
ある。
【0003】また、最近のデジタル複写機においては、
多くのキーの中でも使用頻度の少ないキーを覆ってしま
ったり、キーを兼用したりしている。しかし、それでも
まだ不十分であって、最近よく用いられるものが、液晶
表示部と透明タッチパネルの組み合わせによる表示入力
操作装置である。例えば、特開平6−35282号公報
にあるようなものである。ここに記載されている実施例
をもとに、従来のタッチパネルを備えた複写機における
従来技術を簡単に説明する。
【0004】LCD画面(液晶表示画面)上に複写機の
状態、複写動作に関する操作者側からの指示、および操
作者に対する複写機側からのメッセージなど、多くの情
報が表示される。そして、これらの情報に基づいて操作
者は、複写機に対して、所望する動作指示を行うように
なっている。操作者は、LCD画面の上に表示された選
択指示ボタン表示の中から、所望する動作に関する指示
を行うために、LCD画面上を軽く触れるだけでよい。
このため、このLCD画面上には、タッチパネルが配置
されており、LCD画面に表示されている選択指示ボタ
ン表示の内容が、複写機側に入力される構成となってい
る。
【0005】また、このLCD画面の表示内容は操作者
の指示により、あるいは複写機の動作状態により、次々
に変化するようになっている。これは、複写機の状態に
適した表示に順次切り換えることで、複写機の現在の状
況に関係ない指示ボタン表示を、極力表示させないよう
にするためである。例えば、特開平6−35282号公
報に記載されている表示画面は、LCD画面の限られた
表示範囲の中に多くの情報を表示させるために、LCD
画面の周囲に多くのモード選択ボタン(タッチパネルに
よる入力)を配置した構成である。このモード選択ボタ
ンの操作により、LCD画面の表示をモードに適した内
容に切り換える。
【0006】このような構成にしていると、初めての人
であっても選択したいモードを、LCD画面の周囲に配
置されたモード選択ボタンの中から選択して、あとは複
写機側が対話式に表示を切り換えながら、操作者が所望
するモードを選択させることができる。こうして、複写
機を利用する人が、多彩な処理能力を備えた複写機であ
っても、簡単に操作できるようにする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような入
力装置を備えた複写機であっても、操作性がよくなく、
LCD画面に表示される表示内容が分かりにくい場合が
ある。
【0008】すなわち、複写機をよく理解している人に
とってみれば、目的とするモードを設定するLCD表示
画面に達するまでに、相当の時間と操作を要することと
なり、分かり易いと考えて親切丁寧に作成したLCD表
示画面が、逆に不便なものとなってしまう。さらにまた
他の問題として、LCD表示画面が順次切り換わること
で前のLCD表示画面において設定した複写モードの内
容が分からなくなるといった大きな問題も発生してい
る。そのために、操作者はLCDの表示画面をもとの画
面に戻して確認したりしなければならず、モードの設定
に不要な時間を要している。
【0009】また、操作部からの指示によりLCD画面
の内容を切り換えるたびに、前の表示画面内容と全く異
なった表示内容がLCD画面に表示される。そのたび
に、操作者は、表示内容をすべて見渡してから表示内容
を理解して、次の操作を行っている。そこで、多機能の
複写機においては、各種機能を説明するヘルプキーなる
ものを操作パネル上に設けておき、操作設定に困ったと
き操作すれば必要なガイダンス情報を表示して操作指示
を手助けする操作ガイド手段が設けられている。この方
法については、例えば、実公平4−42851号公報に
記載されている技術がある。この技術は、操作の方法、
およびボタンの意味が分からないキーについて簡単なガ
イドを表示するだけであり、所望するモード(機能)の
設定中に操作したりすると、初めての人は逆に混乱して
しまい操作性の面から見れば問題である。そのためにメ
ーカ側が分かり易く画面を設定したつもりでも利用する
操作者側に立ってみれば、まだまだ完璧な操作性の入力
装置となりえないのが現状である。
【0010】そこで、本発明は、機器を使いなれていな
い人であっても、また機器を使いなれた人であっても、
理解しやすく、また所望する機器への指示が簡単な操作
で行える表示入力操作装置を提供することを目的とする
ものである。また、所望するモード(機能)を設定する
段階で機能自身の意味、およびモードの設定方法などが
分からない場合であっても、操作者に分かりやすくガイ
ド表示を行うと共に、操作者が機能を理解した段階で、
そのモードを所望する場合、そのままモードの選択が可
能となるように、すなわち、表示画面を必要以上に遷移
させることのないようにすることで操作者の混乱を防止
して理解しやすい表示入力操作装置を提供することを目
的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のドット
により表現される表示画像情報を表示する表示手段と、
前記表示装置の表示画像を操作者が指定した場合の指定
位置を検出するための位置検出手段と、前記表示画像情
報と前記指定位置情報との関係に基づいて、操作指示の
内容を確定する指示内容確定手段と、を備えた表示入力
操作装置である。
【0012】請求項1の発明は、前記表示手段に表示さ
れる表示画像情報は、機能に関するガイダンス情報であ
り、前記表示手段に表示されている前記ガイダンス情報
の中には、該ガイダンス情報により確認することができ
た機能の選択を可能とするための選択キー表示情報が含
まれていることを特徴とする。
【0013】請求項2の発明は、請求項1記載の表示入
力操作装置において、前記選択キー表示情報は、前記ガ
イダンス情報の最後の部分に表示されていることを特徴
とする。
【0014】請求項3の発明は、請求項1記載の表示入
力操作装置において、さらに、前記表示手段の表示画面
上に表示されている表示画像情報を所定の方向にスクロ
ールさせる表示画面スクロール手段を備え、前記表示画
面スクロール手段により、前記ガイダンス情報が最後ま
でスクロールされて表示されると、自動的に表示画面が
機能選択画面へと遷移することを特徴とする。
【0015】請求項4の発明は、請求項1記載の表示入
力操作装置において、さらに、前記表示手段の表示画面
上に表示されている表示画像情報を所定の方向にスクロ
ールさせる表示画面スクロール手段を備え、前記表示画
面スクロール手段により、前記表示手段に表示されてい
る前記ガイダンス情報の機能を、自動的に選択すること
を特徴とする。
【0016】請求項5の発明は、請求項1記載の表示入
力操作装置において、複数の異なる機能の中から機能が
選択されると、選択された機能を表すアイコンを前記表
示手段の表示画面の所定の位置に表示すると共に、該機
能に関するガイダンス情報を表示することを特徴とす
る。
【0017】請求項6の発明は、前記表示手段に表示さ
れる表示画像情報は、機能に関するガイダンス情報と該
ガイダンス情報が示す機能を表すアイコンであり、前記
アイコンを操作することにより機能選択を可能とするこ
とを特徴とする。
【0018】請求項7の発明は、請求項5又は6記載の
表示入力操作装置において、前記ガイダンス情報と共に
表示されている機能を表すアイコンは、この表示画面上
において機能が選択されると、所定の表示領域に表示移
動されることを特徴とする。
【0019】請求項8の発明は、請求項1又は6記載の
表示入力操作装置において、前記表示手段の表示画面上
に表示される表示画像情報の中に、複数の異なる機能を
示すガイダンス表示情報および、その機能を表す選択キ
ー情報が含まれている場合、選択キーの操作により機能
を選択しても、機能が選択されたことを表す表示形態に
表示画面の一部を変化させるだけで、表示画面の遷移は
行わないことを特徴とする。
【0020】請求項9の発明は、請求項6記載の表示入
力操作装置において、前記表示手段の表示画面上に前記
ガイダンス情報が表示されている状態で、機能の選択指
示が行われたとき、さらなる選択された機能の詳細設定
が必要な場合は、ガイダンス情報表示画面から機能詳細
設定画面へと遷移することを特徴とする表示入力操作装
置。
【0021】請求項10の発明は、前記表示手段に表示
される表示画像情報は、機能を一覧表示した情報であ
り、前記機能一覧表示情報の中から所望する機能を直接
選択して選定するための第1の機能選択モードと、該機
能一覧表示情報の中から所望する機能のガイダンス情報
を表示確認した後、所望する機能として設定するための
第2の機能選択モードとを備えていることを特徴とす
る。
【0022】本発明においては、機能をガイダンス情報
により確認した後に、その場で機能の確認して、選択キ
ーにより機能の設定が可能となる。したがって、使い方
をあまりよく理解していない人でも機能を効率よく利用
することが可能となる。また、アイコンと共にガイダン
ス情報が表示され、さらにアイコンが機能の選択キーと
なるので、初めての人でも機能の意味、およびアイコン
の意味が理解しやすいものとなる。さらに、機能一覧表
示情報の中から所望する機能を選択する第1の機能選択
モードと、該機能一覧表示情報の中から所望する機能の
ガイダンス情報を表示確認した後、所望する機能として
設定するための第2の機能選択モードとを備えているの
で、日頃から使い慣れた人にとっては、短時間で的確に
所望するモードを設定することが可能であり、使い慣れ
ていない人にとっても、各種機能の内容を確認しながら
着実にモードを理解し、選択していくことが可能であ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0024】本実施形態は、例えば、複写モード、プリ
ンターモード、ファックスモード等を有するデジタル画
像形成装置である。図1は、操作パネルを備えたデジタ
ル画像形成装置の全体構成を示す断面図である。この画
像形成装置は、デジタル複写機10であり、該デジタル
複写機10は大きく分けて、スキャナー部11と、レー
ザ記録部12から構成されている。
【0025】スキャナー部11は、透明ガラスからなる
原稿載置台15、原稿載置台15上へ自動的に原稿を供
給搬送するための両面対応自動原稿送り装置(RAD
F)16、及び原稿載置台15上に載置された原稿の画
像を走査して読み取るための原稿画像読み取りユニッ
ト、すなわちスキャナーユニット20から構成されてい
る。このスキャナー部11にて読み取られた原稿画像
は、画像データとして後述する画像データ入力部へと送
られ、画像データに対して所定の画像処理が施される。
【0026】上記RADF16には、備えられた図示し
ない原稿トレイ上に複数枚の原稿を一度にセットしてお
き、セットされた原稿を1枚ずつ自動的にスキャナーユ
ニット20の原稿載置台15上へ給送する装置である。
またRADF16は、オペレーターの選択に応じて原稿
の片面または両面をスキャナーユニット20に読み取ら
せるように、片面原稿のための搬送経路、両面原稿のた
めの搬送経路、搬送経路切り換え手段、各部を通過する
原稿の状態を把握し管理するセンター群、および制御部
などから構成されている。このRADF16について
は、従来から多くの出願、商品化がなされているので、
これ以上の説明は省略する。
【0027】原稿載置台15上の原稿の画像を読み取る
ためのスキャナー部11を構成するスキャナーユニット
20は、原稿面上を露光するランプリフレクターアセン
ブリ21と、原稿からの反射光像を光電変換素子(CC
D24)に導くための原稿からの反射光を反射する第1
の反射ミラー22aを搭載してなる第1の走査ユニット
20a、また第1の反射ミラー22aからの反射光像を
CCD24に導くための第2及び第3反射ミラー22
b,22cを搭載してなる第2の走査ユニット20b、
原稿からの反射光像を上述した各反射ミラーを介して電
気的画像信号に変換するCCD24上に結像させるため
の光学レンズ23、および原稿からの反射光像を電気的
画像信号に変換する上述したCCD24から構成され
る。
【0028】スキャナー部11は、上記RADF16と
スキャナーユニット20の関連した動作により、原稿載
置台15上に読み取るべき原稿を順次載置させながら、
原稿載置台15の下面に沿ってスキャナーユニット20
を移動させて、原稿画像を読み取るように構成されてい
る。特に第1走査ユニット20aは、原稿載置台15に
沿って左から右へと一定速度Vで走行され、また第2走
査ユニット20bは、その速度Vに対して、V/2の速
度で同一方向に平行に走査制御される。これにより、原
稿載置台15上に載置された原稿の画像を、1ライン毎
に順次CCD24へと結像させて、画像を読み取ること
となる。
【0029】原稿画像をスキャナーユニット20にて読
み取ることにより得られた画像データは、後述する画像
処理部へ送られ、各種処理が施される。その後、画像処
理部のメモリに一旦記憶され、出力指示に応じてメモリ
内の画像を読み出してレーザープリンター部12に転送
して、記録シート上に画像を形成させる。このレーザー
プリンター部12は、画像を形成させるための記録材で
あるシートの搬送系、レーザー書き込みユニット26、
および画像を形成するための電子写真プロセス部28を
備えている。
【0030】レーザー書き込みユニット26は、上述し
たスキャナーユニット20にて読み取った後のメモリか
ら読み出した画像データ、または外部の装置から転送さ
れてきた画像データに応じてレーザー光を出射する半導
体レーザー光源、レーザー光を等角速度偏向するポリゴ
ンミラー、等角速度で偏向されたレーザー光が電子写真
プロセス部28を構成する感光体ドラム上で等角速度で
偏向されるように補正するf−θレンズなどを有してい
る。上記電子写真プロセス部28は、周知である感光体
ドラムの周囲に帯電器、現像器、転写器、剥離器、クリ
ーニング器、除電器を備えている。
【0031】一方、シートの搬送系は、上述した画像形
成を行う電子写真プロセス部28の特に転写器が配置さ
れた転写位置へとシートPを搬送する搬送部、該搬送部
へとシートPを送り込むためのカセット給紙装置31,
32または、必要なサイズのシートを適宜給紙するため
の手差し給紙装置34、転写後のシートPに形成された
画像、特にトナー像を定着するための定着器29、定着
後のシートPの裏面に再度画像を形成するためのシート
Pを再供給するための再供給経路33とを備えている。
また、定着器29の下流側には、画像が記録されたシー
トPを受け取り、このシートPに対して所定の処理を施
す後処理装置14が配置されている。
【0032】レーザ書き込みユニット26及び電子写真
プロセス部28において、画像メモリから読み出された
画像データは、レーザ書き込みユニット26によってレ
ーザ光線を走査させることにより、電子写真プロセス部
28である感光体ドラムの表面上に静電潜像として形成
される。トナーにより可視像化されたトナー像は、多段
給紙ユニットのいずれかの給紙部から搬送された用紙の
面上に、静電転写され定着される。このようにして画像
が形成された用紙は、定着器29から排紙ローラ37を
経由して後処理装置14内へと搬送される。
【0033】(画像処理部の回路説明)次にこのデジタ
ル複写機10における、読み取られた原稿画像情報に画
像処理を行う画像処理部の構成及び機能について説明す
る。
【0034】図2は、図1のデジタル複写機10に含ま
れている画像処理部のブロック図である。この画像処理
部は、画像データ入力部40、画像処理部41、画像デ
ータ出力部42、RAM(ランダムアクセスメモリ)や
ハードディスク等から構成されるメモリ43及び中央処
理装置(CPU)44を備えている。
【0035】画像データ入力部40は、CCD部40
a、ヒストグラム処理部40b及び誤差拡散処理部40
cを含んでいる。画像データ入力部40は、CCD24
から読み込まれた原稿の画像データを2値化変換して、
2値のデジタル量としてヒストグラムをとりながら、誤
差拡散法により画像データを処理して、メモリ43に一
旦記憶するように構成されている。即ち、CCD部40
aでは、画像データの各画素濃度に応じたアナログ電気
信号がA/D変換されたのち、MTF補正、白黒補正ま
たはガンマ補正が行われ、256階調(8ビット)のデ
ジタル信号としてヒストグラム処理部40bへ出力され
る。
【0036】ヒストグラム処理部40bでは、CCD部
40aから出力されたデジタル信号が256階調の画素
濃度別に加算され、濃度情報(ヒストグラムデータ)が
得られるとともに、必要に応じて、得られたヒストグラ
ムデータはCPU44へ送られ、又画素データとして誤
差拡散処理部40cへ送られる。
【0037】誤差拡散処理部40cでは、疑似中間処理
の一種である誤差拡散法、すなわち、2値化の誤差を隣
接画素の2値化判定に反映させる方法により、CCD部
40aから出力された8ビット/画素のデジタル信号が
1ビット(2値化)に変換され、原稿における局所領域
濃度を忠実に再現するための再配分演算が行われる。
【0038】画像処理部41は、多値化処理部41a,
41b、合成処理部41c、濃度変換処理部41d、変
倍処理部41e、画像プロセス部41f、誤差拡散処理
部41g並びに圧縮処理部41hを含んでいる。
【0039】画像処理部41は、入力された画像データ
をオペレータが希望する画像データに最終的に変換する
処理部であり、メモリ43に最終的に変換された出力画
像データとして記憶されるまで、この処理部にて処理す
るように構成されている。但し、画像処理部41に含ま
れている上述の各処理部は、必要に応じて機能するもの
であり、機能しない場合もある。即ち、多値化処理部4
1a,41bでは、誤差拡散処理部40cで2値化され
たデータが再度256階調に変換される。
【0040】合成処理部41cでは、画素毎の論理演
算、即ち、論理和、論理積又は排他的論理和の演算が選
択的に行われる。この演算の対象となるデータは、メモ
リ43に記憶されている画素データ及びパターンジェネ
レータ(PG)からのビットデータである。濃度変換処
理部41dでは、256階調のデータ信号に対して、所
定の階調変換テーブルに基づき、入力濃度に対する出力
濃度の関係が任意に設定される。
【0041】変倍処理部41eでは、指示された変倍率
に応じて、入力される既知データにより補間処理を行う
ことによって、変倍後の対象画素に対する画素データ
(濃度値)が求められ、副走査が変倍された後に主走査
が変倍処理される。画素プロセス部41fでは、入力さ
れた画素データに対して様々な画像処理が行われ、又、
特徴抽出等データ列に対する情報収集が行われ得る。誤
差拡散処理部41gでは、画像データ入力部40の誤差
拡散処理部40cと同様な処理が行われる。圧縮処理部
41hでは、ランレングスという符号化により2値デー
タが圧縮される。又、画像データの圧縮に関しては、最
終的な出力画像データが完成した時点で最後の処理ルー
プにおいて圧縮が機能する。
【0042】画像データ出力部42は、復元部42a、
多値化処理部42b、誤差拡散処理部42c、及びレー
ザ出力部42dを含んでいる。画像データ出力部42
は、圧縮状態でメモリ43に記憶されている画像データ
を復元し、もとの256階調に再度変換し、2値データ
より滑らかな中間調表現となる4値データの誤差拡散を
行い、レーザ出力部42dへデータを転送するように構
成されている。
【0043】即ち、復元部42aでは、圧縮処理部41
hによって圧縮された画像データが復元される。多値化
処理部42bでは、画像処理部41の多値化処理部41
a,41bと同様な処理が行われる。誤差拡散処理部4
2cでは、画像データ入力部40の誤差拡散処理部40
cと同様な処理が行われる。レーザ出力部42dでは、
図に示していないシーケンスコントロールからの制御信
号に基づき、デジタル画素データがレーザのオン/オフ
信号に変換され、レーザ書き込みユニット26における
半導体レーザがオン/オフ状態となり、感光体ドラム上
に静電潜像が書き込まれる。
【0044】尚、画像データ入力部40および画像デー
タ出力部42において扱われるデータは、メモリ43の
容量の削減のため、基本的には2値データの形でメモリ
43に記憶されているが、画像データの劣化を考慮し
て、4値のデータの形で処理することも可能である。
【0045】(デジタル複写機全体の制御構成の説明)
図3は、デジタル複写機10の装置全体の各部を中央処
理装置(CPU)44により動作管理している状態を示
す図である。CCD24、画像データ入力部40、画像
処理部41、画像データ出力部42、画像メモリ43、
及び中央処理装置(CPU)44は、図3と重複するの
で説明は省略する。
【0046】中央処理装置44は、RADF36、スキ
ャナー部31、レーザープリンター部32などデジタル
複写機10を構成する各駆動機構部をシーケンス制御に
より管理すると共に、各部へ制御信号を出力している。
さらに中央処理装置44には、操作パネル45が相互通
信可能な状態で接続されており、操作者が設定入力した
複写モードに応じて、制御信号を中央処理装置44に転
送して、デジタル複写機10をモードに応じて動作させ
るようになっている。
【0047】また、デジタル複写機の動作状態を示す制
御信号を、中央処理装置44から操作パネル45へと転
送する。操作パネル45側では、この制御信号により装
置が現在どのような状態にあるのか、操作者に対し、表
示部などで動作状態を表示するようになっている。
【0048】46はソーターコントロールユニットであ
り、デジタル複写機10により出力される複写物を仕分
けたりする後処理装置の動作を管理する制御ユニットで
ある。47は画像情報、および画像制御信号など他のデ
ジタル画像機器との情報通信を可能にするために設けら
れた画像データ通信ユニットである。
【0049】図4は、デジタル複写機10における操作
パネルを表したものである。この操作パネルの中央部分
には、図1にもあるタッチパネル液晶表示装置56が配
置されていて、その周囲にも各種モード設定キー群が配
置されている。このタッチパネル液晶表示装置56の画
面上には、常時各種モードを選択するための基本スター
ト画面が表示されている。必要に応じて所望するモード
の指示に関するエリアを指で直接押圧操作すると、各種
モードが選択指示できるように液晶画面が順次遷移す
る。その表示された各種モードの中から、操作者が所望
する機能が表示されている領域を、指で触れることによ
り編集機能が設定される。
【0050】上記操作パネル上に配置された各種設定キ
ー群について簡単に説明する。まず、液晶表示装置56
の略中央部にはデジタル複写機10の外観図が表示され
ている。さらに外観図の下方には、コピー濃度を設定す
るコピー濃度設定キー57、用紙サイズを設定する用紙
サイズ設定キー58、複写倍率を設定する倍率設定キー
59が設けられている。
【0051】60は原稿画像を編集する編集モード設定
画面に液晶表示画面を遷移させる特別機能モードボタ
ン、61は両面複写モードに移行させて処理モードを設
定するための設定画面に液晶表示画面を遷移させる両面
複写モードキー、62はソータ・ステープルなどのアウ
トプットモードの指示画面に液晶表示画面を遷移させる
ためのキー、63は現在設定されているモードの内容を
確認するための設定確認キーである。
【0052】さらに64は操作方法などを画面に表示さ
せるための操作ガイドキー、65は複写枚数などの数値
情報を入力するためのテンキー、66は現在処理中の複
写モードに新たな複写モードを割り込ませて処理させる
ための割り込みキー、67はテンキーなどにより入力さ
れている条件をクリアするクリアキー、68はデジタル
複写機の状態をすべてクリアして標準の状態に復帰させ
るためのオールクリアキー、69はこれらキーにより設
定されたモードにおいて処理の開始を指示するためのス
タートキーである。なお、操作パネル45の左側に配置
された3つのキー群は、上から順にファックスモード7
0、プリンタモード71、コピーモード72からなるモ
ード切り換え手段である。
【0053】今回提示した操作パネル及びその操作パネ
ル上に配置される各種キーは、あくまでも1実施例であ
り、デジタル複写機に搭載される各種機能により、操作
パネル上に設けられるキーは異なってくることはいうま
でもない。
【0054】(タッチパネルを備えた入力装置の一実施
形態)図5は、図4において説明したデジタル複写機1
0の操作パネル45の液晶表示装置56を詳しくあらわ
したものである。液晶表示装置56は、ドットマトリッ
クスの液晶表示部100と、その表面を覆うように積層
配置されたタッチパネル101とから構成される。ま
た、操作者がタッチした位置を検出する手段であるタッ
チパネル101は、この液晶表示部100の面積よりも
大きいものが採用されている。そして、液晶表示部10
0の周囲に印刷された複数のボタン群をも覆い、液晶表
示部100に表示されたキー以外にも、この印刷された
ボタンを操作指示することも可能である。
【0055】以上の構成からなる液晶表示部100の略
中央部には、操作パネル45を備えたデジタル複写機1
0の全体外観図102が表示されている。簡単に外観図
102を説明すると、全体外観図102の中央上側部分
には画像形成にかかわる本体部分103が表示され、全
体外観図102の左側部分には、デジタル複写機10か
ら出力された用紙に対してステープルなどの処理を施す
後処理装置部分104が表示されている。また、全体外
観図102を構成する右側及び中央下側部分には、デジ
タル複写機10に用紙を供給する給紙装置部分105が
表示されている。
【0056】以下に、液晶表示部100に表示された画
面を確認しながらタッチパネル101を操作した際の画
面の移り変わりを説明する。
【0057】図6は、CPU44が液晶表示部100に
表示させる動作の概略を示すフローチャートである。操
作者が、液晶表示部100に表示された像にタッチした
場合、タッチパネル101がタッチした位置を検出し
て、位置情報をCPU44に出力する。この位置情報が
入力されると(ステップS1)、CPU44は、そのタ
ッチ位置に表示されている像を確定し(ステップS
2)、その像に対する操作指示の内容を確定する(ステ
ップS3)。この指示内容に対応した画面を液晶表示部
100に表示させるよう制御する(ステップS4)。画
面が操作指示の内容を設定する画面であれば(ステップ
S5)、操作者の設定にしたがって指示内容を再設定す
る(ステップS6)。
【0058】次に、具体的な表示入力操作について説明
する。例えば、図5に示す全体外観図102の部分外観
図103,104,105のいずれかにタッチすると、
CPU44は、タッチした外観図に対応したデジタル複
写機10のモードの設定画面に移行させる。図7は、表
示部の外観図を操作した場合の画面遷移図である。本体
部分103にタッチすると、両面コピーモードの設定画
面になり(同図(A))、後処理装置部分104にタッ
チすると、アウトプットモードの設定画面になり(同図
(B))、給紙装置部分105にタッチすると用紙サイ
ズ選択の設定画面になる(同図(C))。
【0059】以下、CPU44による各モードの画面表
示について詳述する。
【0060】(両面コピーモード)例えば、デジタル複
写機10の全体外観図102の本体部分103が操作さ
れると、図7(A)に移行して、両面コピーモードの設
定画面となる。なお、この両面コピーモードの設定画面
には、液晶表示部100の周囲左側に印刷された両面コ
ピーのボタンを操作しても移行する。
【0061】以下、図8を用いて液晶表示部100の画
面遷移状態を順を追って説明する。図8では、図7
(A)に示した両面コピーモードの設定画面から順に説
明して行く。
【0062】図8(A)に示すように(図7(A)と同
じ画面)、両面コピーモードの設定画面に移行した液晶
表示部100の略中央には、操作されたデジタル複写機
10の全体外観図102のうち本体部分103のみがそ
のまま残り、その他の領域には両面コピーのモードに関
する各種設定キーが変わって表示される。つまり、給紙
装置部分104と後処理装置部分105の表示を消し
て、本体部分103の近傍の第1表示領域に各種設定キ
ーを表示する。
【0063】なお、上記の説明では、液晶表示部100
の略中央部に本体部分103が表示位置、表示状態を保
ったまま、第1表示領域、すなわち本体部分103の周
囲に、モードを細かく設定するキーを表示するようにし
ている。しかし、この配置に限定することなく、本体部
分103が多少異なる位置に移動して表示され、残りの
表示領域にモードを細かく設定するキーが表示されるよ
うにすることも可能である。この時は、できるだけ操作
者の混乱を招かないように、必要以上に本体部分103
の表示位置が変位しないようにし、また、同じ表示形態
を保つことが望ましい。
【0064】ここで、簡単に第1表示領域に表示された
キーを簡単に説明すると、本体部分103の左側に配置
されたキーは、片面の原稿から片面のコピーを作成する
モードを指示するキー106であり、両面コピーモード
が指示される前の通常の状態である。そして、本体部分
103の下側左から、偶数枚の片面原稿から両面コピー
を作成するモードキー107、奇数枚の片面原稿から両
面コピーを作成するモードキー108、両面原稿から両
面コピーを作成するモードキー109、両面原稿から両
面コピーを作成するモードキー110が、それぞれ配置
されている。そして、各キー内には、キーの操作指示の
内容を示すアイコンを表示する。
【0065】なお、片面の原稿を処理する場合に、原稿
の枚数が奇数であるのか偶数であるのかが不明であるこ
とがある。この場合、本体部分103の右側に配置され
た原稿カウントキー111は、自動原稿送り装置にセッ
トされた原稿束の枚数を計数するよう指示する。
【0066】以上のキーの中(片面→片面モードキー1
06、および原稿カウントキー111は除く)から、両
面のモードが選択されると、選ばれた両面モードを表す
アイコン112が、デジタル複写機10の外観図本体部
分103内に重ねて表示される(図8(B))。この外
観図内の領域を第2表示領域とする。第2表示領域に表
示されるアイコン112も、選択したモードの内容を細
かく設定するキー107に表示されているアイコン11
2そのものが重ねられるようにしておくことで、操作者
の混乱を防止することができる。
【0067】上記説明では、第1表示領域(液晶表示部
100に表示された本体部分103の周囲)に表示され
た設定キーの中から、所望するモード内容を指示する
と、第2表示領域(本体部分103の中)に、設定され
たモードを表すアイコン112が表示される。しかし、
液晶表示部100に重ねられたタッチパネル101によ
る操作に限らず、タッチパネル101以外の操作パネル
上に配置されたボタンの操作により、第2表示領域に、
設定されたモードに関するアイコン112を重ねて表示
することも可能である。そして、両面コピーに関するモ
ードの設定が完了すると、液晶表示部100に表示され
ている装置の外観図103、および設定されたモードに
関するアイコン112は、そのままの状態でデジタル複
写機10の全体外観図102に表示状態が復帰する(図
8(C))。
【0068】こうして、液晶表示部100に表示された
デジタル複写機10の外観図102の近傍にある第1表
示領域に、あるいは外観図102に重ねて表示する第2
表示領域に、アイコンを表示させることにより、どの部
分に対して、どのような操作を行っているかを、操作者
が視覚的に捉らえることができる。従って、複数のモー
ドを組み合わせて設定する場合などにおいて、複写シス
テムとしての動作環境が理解しやすくなる。
【0069】なお、アイコン112と共にデジタル複写
機10の全体外観図102が復帰すると述べているが、
設定されたモードによっては、アイコン表示するまでも
なく、デジタル複写機10の全体外観図102に表示を
復帰させることも可能である。また、他の実施例とし
て、両面コピーに関するモードの設定が完了して、デジ
タル複写機10の全体外観図102が表示される場合
に、既に表示されている本体部分103はそのままで、
残りの隠れていた残りの部分外観図104,105が再
度表示され、基本的には同一の場所に、デジタル複写機
10の全体外観図102として再び表示されることが最
も望ましい。しかし、違和感を感じない程度に多少表示
される位置が変位しても構わない。
【0070】(アウトプットモード)次に、全体外観図
102の左側に現されている後処理装置部分104が操
作されると、図7(B)に移行して、アウトプットモー
ドの設定画面となる。なお、このアウトプットモードの
設定画面には、液晶表示部100の周囲左側に印刷され
たソーター/ステープルのボタンを操作しても移行す
る。
【0071】以下、図9を用いて液晶表示部100の画
面遷移状態を順に追って説明する。図9では、図7
(B)に示したアウトプットモードの設定画面から順に
説明して行く。
【0072】図9(A)に示すように(図7(B)と同
じ画面)、アウトプットモードの設定画面に移行した液
晶表示部100の略左側には、操作された後処理装置部
分104がそのまま残り、その他の領域にアウトプット
モードに関する各種設定キーが変わって表示される。な
お、上記の説明では液晶表示部100の略左側には後処
理装置部分104が表示位置、表示状態を保ったまま、
第1表示領域(後処理装置部分104の近傍の表示領
域)に、すなわち、後処理装置部分104の右側に、モ
ードを細かく設定するキーを表示するように設定してい
る。しかし、この配置に限らず、後処理装置部分104
が多少異なる位置に移動して表示され、残りの表示領域
にモードを細かく設定するキーが表示されるようにする
ことも可能である。この時は、できるだけ操作者の混乱
を招かないように、必要以上に後処理装置部分104の
表示位置が変位しないように、また、同じ表示形態を保
つことが望ましい。
【0073】ここで、簡単に他の領域に表示されたキー
を簡単に説明すると、後処理装置部分104の右側に配
置されたキーは、左側から順番にデジタル複写機10か
ら出力される用紙を順次仕分けるソートモードキー11
3、排出された複数の用紙を束ねるステープルモードキ
ー114、デジタル複写機10から出力される用紙を原
稿群毎にずらした形で仕分けるオフセットモードキー1
15である。各キー内には、アイコン116,117,
118が表示されている。
【0074】以上のキーの中からアウトプットのモード
が選択されると選ばれたアウトプットモードを表すアイ
コン116,117,118が、第2表示領域(外観図
の後処理装置部分104内)に重ねて表示される(図9
(B)もしくは図9(C))。この表示されるアイコン
116,117,118は、選択したモードの内容設定
キー113,114,115に表示されているアイコン
116,117,118と同じものが重ねられるように
しておくことで、操作者の混乱を防止することができ
る。
【0075】なお、上記説明では、後処理装置部分10
4の右側に表示された設定キーの中から所望するモード
内容を指示すると、第2表示領域に、設定されたモード
を表すアイコン116,117,118が表示されるよ
うに説明した。しかし、液晶表示部に重ねられたタッチ
パネル101による操作に限らず、タッチパネル101
以外の操作パネル上に配置されたボタンの操作により、
液晶表示部100に表示された後処理装置部分104内
に、設定されたモードに関するアイコン116,11
7,118を重ねて表示することも可能である。
【0076】さらに、第2表示領域にアイコン116,
117,118を表示する場合、後処理装置部分104
の中でも、その装置により指示されたモードを実行する
場所、あるいはモードが実行された後の結果物が得られ
る場所に、アイコン116,117,118を表示させ
る。こうして、操作者に実行されるモード、および結果
物が得られる場所を正確に伝える事が可能となる。
【0077】さらにまた、後処理装置部分104におけ
るモードが複数設定された場合、例えば、図9(B)と
図9(C)にあるソートモードとステープルモードが同
時に設定された場合、図9(D)にあるように複数の設
定されたモードを1つのアイコン119で表して、後処
理装置部分104の適切な位置に重ねて表示させること
もできる。そして、アウトプットに関するモードの設定
が完了すると、液晶表示部100に表示されている後処
理装置部分104、およびアイコン116,117,1
18は、そのままの状態で、デジタル複写機10全体の
外観図102に表示状態が復帰する(図10)。
【0078】なお、アイコン116,117,118と
共にデジタル複写機10の全体外観図102が復帰する
と述べているが、設定されたモードによっては、アイコ
ン表示するまでもなく、デジタル複写機10の全体外観
図102に表示を復帰させることも可能である。
【0079】また、図11にあるように、後処理装置部
分104に設定された複数のモードのアイコン116,
117,118を重ねて表示する場合、後処理装置部分
104内にすべてのアイコン116,117,118を
表示していくのではなく、前述のように、複数の設定さ
れたアイコン116,117,118の中でも関連する
ものは、1つのアイコンにまとめて表示することも可能
である。つまり、ソートモードとステープルモードとオ
フセットモードをそれぞれ選択する場合、先に選択され
たソートモードをあらわすアイコン116とステープル
モードをあらわすアイコン117が、後処理装置部分1
04の適切な位置に重ねて表示される(図11
(C))。そして、さらにオフセットモードが設定され
た段階で、オフセットのアイコン118が、後処理装置
部分104の適切な位置に重ねて表示される。このと
き、ソートモードをあらわすアイコン116とステープ
ルモードをあらわすアイコン117が、1つのアイコン
119に置き換えられる。すなわち、複数のアイコンの
中でも関連するアイコン116,117を1つのアイコ
ン119に置き換えて、残りのアイコン118と同時に
後処理装置部分104の適切な位置に重ねて表示させる
ことができる。
【0080】こうして、デジタル複写機10の外観図1
02の近傍に設けられた第1表示領域、さらには外観図
102と重なった状態で表示させる第2表示領域とに表
示エリアを分割すると共に、それぞれの表示エリアに
は、お互いに関連のあるアイコン群をかためて表示させ
る構成としている.そのため、アイコン表示の組み合わ
せを操作者が確認して、どのようなコピーモードで処理
されるものなのか、また、結果物のコピーがどのような
形で出来上がるものなのか、容易に確認できる。
【0081】(用紙選択モード)次に、デジタル複写機
10の外観図102の左側、および下側に現されている
給紙装置部分105が操作されると、図7(C)に移行
して給紙装置の選択、すなわち所望するサイズの用紙を
給紙装置の複数ある給紙部の中から選択する設定画面と
なる。なお、この給紙装置の中から所望のサイズを選択
する選択画面には、液晶表示部100の下側中央に表示
された用紙選択のキーを操作しても移行する。
【0082】以下、図12を用いて液晶表示部100の
画面遷移状態を順に追って説明する。待機状態にある操
作パネル45上の液晶表示画面(図12(A))が上記
のように操作されると、用紙選択モードの設定画面(図
12(B))に移行して、液晶表示部100の略中央か
ら右側にかけて、デジタル複写機10の給紙装置に装着
されている給紙部の配置状態と同じように給紙部の選択
キーが表示される。
【0083】そして、この表示されている選択キーの中
から、所望するサイズの用紙(例えばA3)を収容した
給紙部を操作指示して確定すると、画面は図12(C)
へと切り換わり、選択されたA3サイズの用紙を収容し
た給紙部の表示が反転して給紙可能にある事を伝えてい
る。
【0084】この用紙選択モードにおいて、図12から
明らかなように、デジタル複写機10の全体外観図10
2は、液晶表示部100の略中央部に表示され、図12
(B)のように一旦給紙部確定キー群により一部隠れ
て、また全体外観図102が再び表示される画面になっ
ても、基本的に全体外観図102の液晶表示部100に
おける表示位置は同一場所であり、同一の形態で表示さ
れる。
【0085】設定されたモードに関するアイコンを表示
する場合に、アイコンの持つ意味(設定されたモード)
に応じて、液晶表示部100に表示された外観図105
に対してどのような状態(どの領域)にて表示するか
を、CPU44が確定する。そして、画像が記録される
用紙に対する処理に関するアイコンは、用紙が処理され
る機器の外観図の領域(第2表示領域)に直接重ねて表
示させる。また、入力画像の処理に関するアイコンは、
外観図105の近傍(第1表示領域)に表示させる。そ
のため、デジタル複写機10を構成する各機器がどのよ
うな処理動作を行うモードに設定されているのか、操作
者が理解しやすくなる。
【0086】(各種画像編集機能についての説明)本発
明におけるデジタル複写機10は、読み取った原稿画像
情報を様々な形態に変換することのできる多彩な画像編
集機能を備えている。この多彩な画像編集機能の中から
操作者が所望する機能を選択するために、図4の操作パ
ネル45上には特別機能キー60が設けられ、このキー
60を操作することで、複数の編集機能を一覧表示させ
ると共に、任意の編集機能を操作者に選択させる画面
(図13)が準備されている。
【0087】ここに表示されている各機能について簡単
に説明する。「とじしろ」は、用紙に対してファイリン
グする時に必要な余白を形成するための機能である。両
面記録時のことも考慮して、0〜20ミリの範囲で1ミ
リ単位で調整することが可能である。「枠消し」は、原
稿カバーを開放した状態でブック原稿をコピーした場合
に、用紙の周辺部分に形成されてしまう影の黒い部分を
自動的に消去する機能である。0〜20ミリの範囲で1
ミリ単位で調整することが可能である。「1セット2コ
ピー」は、ブック原稿を見開きの状態でセットしてお
き、1回のコピー開始指示で2頁分の原稿面を読み取る
機能である。「表紙挿入」は、原稿をコピーした場合の
複写物の最初と最後の頁にカバー用の用紙を挿入するか
しないかを選択する機能である。「OHP合い紙」は、
OHPシートにコピーを行う場合に、排紙トレイ上に重
ねられるOHPシートとOHPシートが重なって密着し
ないように、間に用紙を介在させるように用紙の供給を
制御するものである。「センタリング」は、原稿画像を
用紙の中央に記録するモードのことである。例えば、B
5サイズの原稿画像をA4サイズの用紙に記録する場合
は、A4サイズの用紙の中央付近に、B5サイズの画像
が位置するように、位置調整を行うものである。「マル
チショット」は、複数の原稿画像を1枚の記録用紙上に
縮小して記録するモードである。用紙サイズと原稿サイ
ズ、原稿枚数などの情報に基づいて変換倍率を求め、縮
小した画像をまとめて1枚に編集出力するものである。
「印字編集メニュー」は、原稿画像が記録された用紙の
所定位置に日付、ページ数、番号、スタンプ(至急、重
要、回覧)などの付加情報を付与する機能を選択する画
面に切り換えるものである。「画像編集メニュー」は、
表示されている画面上に表示されなかったさらなる編集
機能選択キーを表示させるための表示切り換えキーであ
る。
【0088】次に、これらの編集機能を用いて原稿画像
を編集記録する場合のモード設定方法、およびモードが
設定されていることを操作者に伝えるためのアイコン表
示方法などについて、一部の編集機能を実際に用いて説
明する。なお、説明に用いる表示画面内容、表示内容の
遷移、表示画面を見ながらのモード設定方法などは、一
実施例であって部分的な変更、表示内容の変更は可能で
ある。
【0089】編集操作例として、「1セット2コピー」
と「枠消し」モードの組み合わせによるコピーを考えて
みる。見開きのブック原稿を原稿ガラス面にセットし
て、ブック原稿の2頁分の画像を2枚の用紙に分けて出
力すると共に、それぞれの用紙に記録される画像の不要
な影を自動的に消去する場合について、図14〜図16
に示す画面の遷移に従って説明する。
【0090】まず、図14において説明する。操作パネ
ル45に配置された液晶表示部100に、図14に示す
基本画面(A)が表示されている状態で、この液晶表示
部100の左上側近傍に配置された特別機能キー60が
操作される。すると、液晶表示部100の表示画面は、
特別機能選択画面(B)へと遷移する。そして、特別機
能選択画面(B)に表示された複数の選択可能な機能の
中から、所望する枠消去機能キー120を操作して、枠
消去モードを選択する。このとき、図示はされないが一
時的に枠消去機能キー120の部分が白黒反転してから
枠消去機能の詳細設定画面(C)へと遷移する。
【0091】ここで、操作者が一時的に枠消去機能キー
120の部分のタッチパネルを押圧することにより、枠
消去機能キー120を白黒反転させ、枠消去モードが選
択されたことを視覚的に伝えることができる。また、電
子音などを表示の白黒反転と共に発生させると、さらに
効果的である。
【0092】また、枠消去キー120が操作されると、
液晶表示部100の表示画面における左上の所定領域
に、枠消去機能が選択されたことを表す専用のアイコン
121が同時に表示される。そして、このアイコンは、
枠消去キー120の操作と同時に表示されたものであ
り、さらに選択した枠消去モードに関するアイコンであ
ることが操作者に伝わる。そのため、表示画面の中にア
イコンが残っていても、また他の表示画面に遷移したと
きに残っていても、アイコンの意味を理解しやすくする
ように考慮している。
【0093】さらに、今回選択された枠消去機能には、
用紙の周囲を所定の領域幅に渡って影を自動的に消去す
る枠消去機能と、ブック原稿をコピーした場合に出来る
とじ合わせ部分の影を自動的に消去するセンター消去機
能と、これら2つの影消去機能を組み合わせた枠+セン
ター消去機能がある。ここでは、枠消去キー120を操
作した段階では、枠消去モードが標準の状態で選択され
るとする(枠消去モードキー122が白黒反転する)。
センター消去モード123、あるいは枠+センター消去
124が最初に選択されるように設定しておくことも可
能である。
【0094】さらに詳細設定画面(C)において、キー
123,124の押圧によりモードを切り換えることが
可能である。また用紙の周囲に形成される枠画像(影)
を自動的に消去するために、消去領域をミリ単位で設定
できる入力キーも、表示画面右側に、それぞれの機能毎
に設けられている。そして、図番までは付与しないが、
アップ・ダウンキーの押圧操作により、1ミリ単位で0
から20ミリの範囲で枠消去領域を調整することが可能
となっている。図15に、詳細設定画面(C)におい
て、枠消去以外にセンター消去キー123、枠+センタ
ー消去キー124を操作した場合の詳細設定画面への遷
移状態(図15(C1)(C2))をそれぞれ表す。
【0095】以上のような詳細設定画面(C)におい
て、枠消去モードの詳細設定が完了すると、表示画面の
略右上領域に配置された画面を遷移させる意味のキー1
25を操作して、図16に示す特別機能選択画面(D)
へと遷移させる。このとき、枠消去モードが選択されて
いるので、このことを操作者に伝えるために、枠消去キ
ー120は白黒反転している。
【0096】また、詳細設定画面(C)において、アイ
コン121は、枠消去モードが選択されていることを伝
えるために表示した専用のアイコンである。このアイコ
ン121は、詳細設定画面(C)から特別機能選択画面
(D)に表示画面が遷移しても、表示画面上において表
示の状態、位置などが基本的に変化しないようになって
いる。そして、特別機能選択画面(D)において、これ
以上の所望する特別機能の選択が無い場合は、特別機能
選択画面(D)を閉じて、基本画面へと遷移する指示を
キー126により入力することで、表示画面は図16の
基本画面(E)へと遷移する。なお、この基本画面
(E)においても、先に説明した枠消去モードの選択を
表すアイコンの位置は、前画面の時の表示位置と基本的
に変化しないようになっている。
【0097】さて、詳細設定画面(C)において画面遷
移キー125を操作することにより、一旦特別機能選択
画面(D)へと遷移させた後、続けて基本画面へと遷移
する指示をキー126を操作すると先に説明した。しか
し、詳細設定画面(C)において、枠消去モードの設定
が完了した段階で画面切り換えキー126を操作するこ
とにより、直接基本画面(E)に遷移させることも可能
である。
【0098】次に、図17は、先に説明した枠消去モー
ドの選択以外に、特別機能の1セット2コピーをさらに
選択した場合の表示の遷移を表したものである。枠消去
のアイコン121が表示されている基本画面(A)の状
態で、操作パネルの特別機能キー60が再び操作される
と、基本画面(A)は特別機能選択画面(B)に遷移す
る。当然のことながら、枠消去モードが選択されている
のでアイコン121は所定の表示位置を保ったままで、
また枠消去キー120は白黒反転の表示状態となってい
る。この状態で、特別機能の中から1セット2コピーキ
ー127が操作されると、特別機能選択画面(B)は1
セット2コピーキー127部分が白黒反転すると共に、
枠消去のアイコン121の横に1セット2コピーのアイ
コン128が表示される。この状態は、特別機能選択画
面(C)に図示された通りである。
【0099】このとき、1セット2コピーモードが選択
されても、詳細選択画面が特にないので、キー127が
白黒反転すると共に、アイコン128が所定の領域に表
示させるように説明しているが、詳細選択画面が用意し
てあれば、他の画面の遷移と同様に表示されることは当
然のことである。
【0100】そして、モードの設定が完了すると、操作
者がキー126を操作することで、再び基本画面(D)
へと復帰させる。なお、このときも、特別機能選択画面
(C)において、表示されていた枠消去のアイコン12
1と1セット2コピーのアイコン128は、基本画面
(D)において基本的に表示位置が変化しないようにな
っている。
【0101】(操作ガイダンス表示についての説明)図
4の操作パネル45の略中央に配置された液晶表示装置
56に隣接する右上部分には、操作ガイドキー64が設
けられている。このキー64を必要に応じて操作者が操
作すれば、このデジタル複写機10に搭載されている多
彩な機能について、詳細な機能説明、および操作方法な
どが画像、および文字などの情報が得られる。
【0102】また、この操作ガイドキー64の下方に
は、操作ガイドキー64の操作により液晶表示装置56
に表示された操作ガイダンス情報を表示スクロールさせ
るための上下方向へのスクロールキー141,142が
配置されている。なお、今回の実施例では上下方向への
スクロールに限って説明するが、左右方向へのスクロー
ル、および上下左右方向へのスクロールも可能であり、
仕様により変更も可能である。
【0103】以上の構成において、次のモードを例にと
って、ガイダンス情報の表示について説明する。すなわ
ち、デジタル複写機には多彩な編集機能が搭載されてい
るが、ブック原稿の見開き頁をコピーする場合に用紙の
周囲にできてしまう影(黒い枠)を消去して出力するモ
ードを例にとって説明する。
【0104】日頃からデジタル複写機を使い慣れていて
よく理解している人は、図14〜図17に示した操作手
順で、機能を一覧表示させて、直接その表示から所望す
るモードを設定することが可能である。余計な操作をす
る必要がなく、短時間で的確な操作が可能である。逆に
デジタル複写機をあまり理解していない人は、このよう
な操作は難しいので、これから説明する方法によりモー
ドのガイダンス表示を行い内容確認して、モードの設定
を可能とする。こうして、多少の時間はかかるにして
も、的確な操作が可能となる。
【0105】デジタル複写機10が標準(標準モード)
の状態で待機している時に、図4の操作パネル45上に
配置された操作ガイドキー64を操作する。図18にあ
るように、デジタル複写機10に搭載されている複数の
編集機能が一覧表示される。そして、編集機能一覧の中
から所望する編集機能を指示するようにメッセージ表示
が合わせて表示される。
【0106】この表示を確認した操作者が、複数の編集
機能の中から「枠消し」キー部分をタッチすれば、操作
制御部は、現在の表示画像情報とタブレット(透明タッ
チパネル)101からの位置情報でもって、枠消し機能
が選択されたとして、一旦「枠消し」キー部分を白黒反
転させた後、この「枠消し」機能についてのガイダンス
情報を図19(A)のように表示部100に画像を含め
て表示する。
【0107】ここで、液晶表示部100に表示されるガ
イダンス情報は、図19(B)にあるように、液晶表示
部100の表示範囲を越えた情報量であるため、一度に
全てのガイダンス情報を表示することは不可能である。
そこで、先に説明した、液晶表示部100の右側に隣接
して配置された上下方向への表示スクロールキー14
1,142を用いて、操作ガイダンス情報の全てを液晶
表示部100の表示領域においてスクロール表示させる
こととなる。
【0108】ここで、「枠消し」機能のガイダンス情報
は、「枠消し」機能の概略説明と「枠消し」機能の3つ
のモード説明からなり、これが表示される。そして、ガ
イダンス情報の中には、それぞれのモードを説明するガ
イド情報のほかに確認されたモードを、その場で選択す
ることができるように、それぞれのモード選択キー表示
147,148,149が含まれている。よって、使用
者は、それぞれのモードについてのガイダンス情報を確
認して、希望のモードであれば、その場で選択キー14
7,148,149の操作によりモードを確定すること
ができる。したがって、モード選択の専用表示画面に移
行しなくてもよいので、操作が簡易化される。
【0109】また、ガイダンス情報の中に含まれるモー
ド選択キーは、各種モードのガイダンス表示の終わり、
すなわちモード毎の説明が終わる度に、そのモードの選
択を可能とするキー表示150,151,152をガイ
ダンス情報の一部として液晶表示部100に表示される
ようにすることも可能である。この場合、操作者は、各
モードの説明をすべて確認した段階で、希望のモードを
選択することが可能となる。
【0110】また、例えば、ガイダンス表示情報を下へ
スクロールさせるキー142が操作され続け、ガイダン
ス情報が最後まで表示された段階で自動的に、現在表示
されているガイダンス情報のモードを選択する専用の画
面(図14(C))に表示が遷移するようにすることも
可能である。あるいは、ガイダンス表示情報を上へスク
ロールさせるキー141が操作され続けて、ガイダンス
情報の最初が表示された段階でもモード選択画面に遷移
するようにしてもよい。
【0111】また、選択操作をすることなしに、自動的
に、表示されているガイダンス情報のモードを選択する
ようにしてもよい。このときの選択条件としては、次の
ようなものが考えられる。例えば、あるモードのガイダ
ンス情報が最後まで表示された状態で所定時間経過した
場合は、そのモードを自動的に選択する。あるいは、液
晶表示部の中央部に表示されているガイダンス情報のモ
ードを選択する。また、すべてのガイダンス情報が最後
まで表示された段階で、さらにキー142が操作され続
けられた場合は、最後のガイダンス情報が示すモードを
選択するなどである。
【0112】また、話は前後するが、ガイダンス情報が
液晶表示部の画面に表示されている時、常に表示画面の
所定の位置に、現在、どの機能についてのガイダンス情
報が表示されているか分かるように、機能を表すアイコ
ン143が常にガイダンス情報と共に表示される。な
お、このアイコン情報は、ガイダンス情報がスクロール
キー141,142により、上下方向にスクロールされ
ても、このスクロールに関係なく定位置に表示位置が保
たれるようになっている。よって、現在何らかのモード
が選択されているのか、また選択されているモードが
「枠消し」の中でもどのモードであるのか、確認しなが
ら操作することが可能となる。
【0113】また、他の実施例として、各種モードが選
択されたときに表示画面の所定位置に表示されるアイコ
ン情報と同じアイコン画像144,145,146(図
19(B))を、ガイダンス情報と共に表示させるよう
にすることも可能である。このようにアイコン情報14
4,145,146をモード選択キーとして設定してお
けば、アイコン情報の絵(絵柄)を見て、このアイコン
を直接操作するので、使い慣れていない人でもガイダン
スの文字情報を読んで確認したモードの内容とアイコン
の絵柄が頭(記憶)の中で一致して分かりやすい(理解
しやすい)ものとなる。
【0114】さらにまた、以上のような操作によりモー
ドが選択されると、図20にあるように、ガイダンス情
報表示画面内の所定の位置に、選択されたモードを表す
アイコン情報147をその場で、即表示する。このこと
で、モードが選択されたこと、および選択されたモード
を表わすアイコンであることを、操作者の目に焼き付け
る(頭に記憶してもらう)ようにもなっている。
【0115】そして、モードの1つが選択されモードが
確定されると、所望するモードが選択されたとして、ア
イコンを所定の位置に表示させる。同時に、自動的にガ
イダンス表示モードを解除して、モードが選択された状
態(アイコン)を維持したまま、基本の操作画面(図1
7(A))へと復帰するようにすることも可能である。
【0116】また、図19(B)のガイダンス表示情報
のように、機能によっては複数のモードから構成され、
それぞれのモードが選択可能な場合は、その中の一つが
所望するモードとして選択されても、さらなるガイダン
ス情報のスクロール表示によりモードの変更がある場合
も考えられる。したがって、自動的に基本の画面に遷移
するのではなく、モードが選択されたことを表すため
に、アイコンを所定の位置に表示させるだけで、表示画
面を維持させるようにする。こうして、画面がすぐに遷
移しないため、操作者の混乱を招くことがなく、操作性
が向上する。
【0117】さらに、選択されたモードによっては、詳
細条件が入力可能なもの、あるいは詳細条件の入力が必
要なものもあるので、モードが選択された段階で、自動
的に詳細条件の入力画面(図15(C))へと遷移する
ようにしてもよい。
【0118】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、機能をガイダ
ンス機能により確認した後に、通常のモード設定手順へ
と戻って選択キーで機能を設定するので、その場で機能
の確認と、機能の設定が可能となる。したがって、使い
方をあまりよく理解していない人でもデジタル複写機に
搭載された多彩な編集機能を効率よく利用することが可
能となる。
【0119】請求項2の発明によれば、操作者は、ガイ
ダンス情報を最後まで確認してモードを理解した段階
で、ガイダンス表示情報から希望する機能であれば、そ
の場で機能選択できるので、希望する機能の内容を確認
した後、別のモード設定ルーチンへと移行してモードの
選択、および詳細設定を行なうことがなく、設定ミスや
設定の途中で混乱したりすることもなく、モードの選択
も容易で確実である。
【0120】請求項3の発明によれば、ガイダンス情報
の表示が最後までスクロール表示されると、機能選択画
面へと自動的に遷移するので、いちいちガイダンス情報
を確認した後、画面を切り換える必要がなく、操作性が
向上する。
【0121】請求項4の発明によれば、表示されている
ガイダンス情報の機能が自動的に選択されるので、いち
いちガイダンス情報を確認した後、画面を切り換えて選
択する必要がなく、操作性が向上する。
【0122】請求項5の発明によれば、機能が選択され
ると、その機能を表すアイコンとガイダンス情報がとも
にが表示されているので、ガイダンスを必要とする操作
者は、他の画面に表示内容が変わっても、アイコン情報
が何を意味するものなのか理解しやすい。特に、どの機
能に関するガイダンス情報を必要とするのか選択した段
階から、ガイダンス情報を確認して、機能を設定するま
で、アイコンが所定の位置に表示され続けるので、アイ
コン情報の意味が何であるのか理解しやすくなる。
【0123】請求項6の発明によれば、アイコン情報と
共にガイダンス情報が表示され、さらにアイコン情報部
分がモードの選択キーとなるので、初めての人でも機能
の意味、およびアイコンの意味が理解しやすいものとな
る。
【0124】請求項7の発明によれば、ガイダンス情報
を確認して機能を選択指示した段階で、その機能に関す
るアイコン情報を表示画面の所定の位置に表示させる構
成としたので、ガイダンス表示画面上でモードが選択さ
れたことが確認できると共に、アイコンの意味する機能
は何であるのか理解しやすくなる。
【0125】請求項8の発明によれば、機能を選択する
段階で、ガイダンス表示情報と選択キー情報が表示さ
れ、機能が選択されたからといって即表示を遷移させる
のではないので、初めての人でも混乱することなく、確
実にモードの選択を行うことが可能となる。
【0126】請求項9の発明によれば、さらに、選択さ
れた機能によっては詳細の条件設定が必要な機能もある
ので、詳細の条件設定が必要な場合、自動的に表示画面
が遷移されるので、初めての人でも分かりやすい操作パ
ネルが提供できる。
【0127】請求項10の発明によれば、前記機能一覧
表示情報の中から所望する機能を直接選択して選定する
ための第1の機能選択モードと、該機能一覧表示情報の
中から所望する機能のガイダンス情報を表示確認した
後、所望する機能として設定するための第2の機能選択
モードとを備えているので、日頃から使い慣れた人は、
多種の機能の中から短時間で的確に所望するモードを設
定することが可能であり、また、使い慣れていない人で
も、各種機能の内容を確認しながら着実にモードを理解
し、選択していくことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】操作パネルを備えたデジタル複写機の全体構成
を示す断面図である。
【図2】デジタル複写機に含まれている画像処理部のブ
ロック図である。
【図3】デジタル複写機の全体ブロック図である。
【図4】デジタル複写機における操作パネルの一例を示
す平面図である。
【図5】図4における操作パネルの液晶表示部の拡大図
である。
【図6】CPUが液晶表示部に表示させる動作を示すフ
ローチャートである。
【図7】液晶表示部の外観図を操作した場合の画面遷移
図である。
【図8】両面コピーモード設定時の画面遷移図である。
【図9】アウトプットモード設定の画面遷移図である。
【図10】アウトプットモード設定からデジタル複写機
の全体外観図の画面に復帰した画面の説明図である。
【図11】アウトプットモード設定時の他の画面遷移図
である。
【図12】用紙設定時の画面遷移図である。
【図13】特別機能選択画面の説明図である。
【図14】枠消去機能選択時の画面遷移図である。
【図15】センター消去キー、枠+センター消去キーを
操作した場合の詳細設定画面への画面遷移図である。
【図16】図14に続く枠消去機能選択時の画面遷移図
である。
【図17】特別機能の1セット2コピーをさらに選択し
た場合の画面遷移図である。
【図18】複数の編集機能を一覧表示した画面表示図で
ある。
【図19】枠消し機能のガイダンス情報を表示した画面
表示図である。
【図20】モード選択後のアイコンを表示した画面表示
図である。
【符号の説明】
100 液晶表示部 101 タッチパネル 102 全体外観図 103 本体部分 104 後処理装置部分 105 給紙装置部分 106〜110 モードキー 112 アイコン
フロントページの続き (72)発明者 扇田 和幸 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 山本 平長 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のドットにより表現される表示画像
    情報を表示する表示手段と、 前記表示装置の表示画像を操作者が指定した場合の指定
    位置を検出するための位置検出手段と、 前記表示画像情報と前記指定位置情報との関係に基づい
    て、操作指示の内容を確定する指示内容確定手段と、 を備え、 前記表示手段に表示される表示画像情報は、機能に関す
    るガイダンス情報であり、 前記表示手段に表示されている前記ガイダンス情報の中
    には、該ガイダンス情報により確認することができた機
    能の選択を可能とするための選択キー表示情報が含まれ
    ていることを特徴とする表示入力操作装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の表示入力操作装置におい
    て、 前記選択キー表示情報は、前記ガイダンス情報の最後の
    部分に表示されていることを特徴とする表示入力操作装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の表示入力操作装置におい
    て、 さらに、前記表示手段の表示画面上に表示されている表
    示画像情報を所定の方向にスクロールさせる表示画面ス
    クロール手段を備え、 前記表示画面スクロール手段により、前記ガイダンス情
    報が最後までスクロールされて表示されると、自動的に
    表示画面が機能選択画面へと遷移することを特徴とする
    表示入力操作装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の表示入力操作装置におい
    て、 さらに、前記表示手段の表示画面上に表示されている表
    示画像情報を所定の方向にスクロールさせる表示画面ス
    クロール手段を備え、 前記表示画面スクロール手段により、前記表示手段に表
    示されている前記ガイダンス情報の機能を、自動的に選
    択することを特徴とする表示入力操作装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の表示入力操作装置におい
    て、 複数の異なる機能の中から機能が選択されると、選択さ
    れた機能を表すアイコンを前記表示手段の表示画面の所
    定の位置に表示すると共に、該機能に関するガイダンス
    情報を表示することを特徴とする表示操作装置。
  6. 【請求項6】 複数のドットにより表現される表示画像
    情報を表示する表示手段と、 前記表示装置の表示画像を操作者が指定した場合の指定
    位置を検出するための位置検出手段と、 前記表示画像情報と前記指定位置情報との関係に基づい
    て、操作指示の内容を確定する指示内容確定手段と、 を備え、 前記表示手段に表示される表示画像情報は、機能に関す
    るガイダンス情報と該ガイダンス情報が示す機能を表す
    アイコンであり、 前記アイコンを操作することにより機能選択を可能とす
    ることを特徴とする表示入力操作装置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6記載の表示入力操作装置
    において、 前記ガイダンス情報と共に表示されている機能を表すア
    イコンは、この表示画面上において機能が選択される
    と、所定の表示領域に表示移動されることを特徴とする
    表示入力操作装置。
  8. 【請求項8】 請求項1又は6記載の表示入力操作装置
    において、 前記表示手段の表示画面上に表示される表示画像情報の
    中に、複数の異なる機能を示すガイダンス表示情報およ
    び、その機能を表す選択キー情報が含まれている場合、
    選択キーの操作により機能を選択しても、機能が選択さ
    れたことを表す表示形態に表示画面の一部を変化させる
    だけで、表示画面の遷移は行わないことを特徴とする表
    示入力操作装置。
  9. 【請求項9】 請求項6記載の表示入力操作装置におい
    て、 前記表示手段の表示画面上に前記ガイダンス情報が表示
    されている状態で、機能の選択指示が行われたとき、さ
    らなる選択された機能の詳細設定が必要な場合は、ガイ
    ダンス情報表示画面から機能詳細設定画面へと遷移する
    ことを特徴とする表示入力操作装置。
  10. 【請求項10】 複数のドットにより表現される表示画
    像情報を表示する表示手段と、 前記表示装置の表示画像を操作者が指定した場合の指定
    位置を検出するための位置検出手段と、 前記表示画像情報と前記指定位置情報との関係に基づい
    て、操作指示の内容を確定する指示内容確定手段と、 を備え、 前記表示手段に表示される表示画像情報は、機能を一覧
    表示した情報であり、 前記機能一覧表示情報の中から所望する機能を直接選択
    して選定するための第1の機能選択モードと、該機能一
    覧表示情報の中から所望する機能のガイダンス情報を表
    示確認した後、所望する機能として設定するための第2
    の機能選択モードとを備えていることを特徴とする表示
    入力操作装置。
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EP08005829.0A EP1944657A3 (en) 1997-06-20 1998-06-18 An input device
EP98111184A EP0886189B1 (en) 1997-06-20 1998-06-18 An input device
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6750878B1 (en) 1999-07-01 2004-06-15 Sharp Kabushiki Kaisha Information display device for displaying guidance information on status of operation
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