JP5967960B2 - 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、イメージ合成のプレビューを表示する情報処理装置、その制御方法、及びプログラムに関するものである。
現行の画像形成装置では、例えば、フォーム画像として保持している履歴書画像に対して、当該履歴書画像の一部(合成部位)に、写真画像をスキャナで読み込んで、読み込んだ画像(合成画像)を合成して出力する機能がある。特許文献1には、このような画像形成装置が提案されている。合成する画像には、スキャン画像やデジカメで撮影して生成した写真画像、又はこれらの画像に対して領域を指定し当該領域を切り出した(トリミング)画像、などが挙げられる。このような画像形成装置では、イメージ合成して生成した画像を、印刷する前にプレビュー表示して確認することができる。なお、特許文献1において、プレビューは合成して生成した画像の全体が表示される。
特開2001−346031号公報
しかしながら、上記従来技術には以下に記載する問題がある。例えば、イメージ合成により画像を合成した場合には、次のような原因により、画像を合成した部位(合成部位)について、所望の結果とならない場合がある。
(1)合成する画像を生成する機器が多様化しているため、フォーム画像の解像度(dpi)と合成する画像の解像度が異なる場合がある。このような場合には、合成する画像を画像変倍する。ここで、画像変倍とは、画素を特定のアルゴリズムに従って補完ないし間引くことである。よって、合成した部位において画像が劣化する可能性がある。
(2)トリミングして合成する画像を生成するとき、トリミングする領域の指定に不備があり、合成する画像に含まれる対象物(例えば、人物の顔)の大きさと背景領域の割合が適切ではない場合がある。合成する画像のみからでは気が付かないが、合成してみるとフォーム画像とのバランスが悪い(妙に人物の顔が大きいなど)可能性がある。
(3)スキャナにより、原稿を読み取って生成した画像を合成する場合、原稿読取処理の設定(濃度、原稿の種類など)によっては、読み取って生成した画像とフォーム画像とで、画質に差異が生じる場合がある。合成すると、合成部分とフォーム画像であった部分とで、質感が異なってしまい、所望の結果とならない可能性がある。
画像形成装置が具備する表示デバイスは、一般に小型である。よって、実際に印刷される用紙の大きさに比べて、プレビュー表示の大きさは小さい。さらに、イメージ合成により生成した画像に対して合成部位の大きさは小さいため、プレビュー表示における合成部位の大きさはより一層小さいものとなる。このため、前述のプレビュー表示では上述の合成部位の不備に気付くことが難しく、所望の結果ではないままに印刷し、紙やトナーの無駄に繋がっていた。或いは、ユーザがこのような不備の可能性を認識している場合には、プレビュー表示の拡大指示や、スクロール等の表示部位の指示操作をして確認することができるが、特に合成部位が複数あるなど、煩雑であった。
本発明は、上述の問題に鑑みて成されたものであり、イメージ合成の結果をプレビュー表示する際に、画像を合成した部位を自動的に拡大して表示する画像形成装置、その制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、例えば、予め保持しているフォーム画像に他の画像を合成して出力する情報処理装置であって、前記他の画像を前記フォーム画像に合成する合成手段と、前記合成手段が前記他の画像を前記フォーム画像に合成したことに従って、前記合成手段によって前記他の画像が前記フォーム画像に合成された合成画像のうちの前記他の画像及び前記他の画像の周囲の前記フォーム画像とを含む領域を拡大して表示する表示手段と、を備えることを特徴とする。
本発明は、イメージ合成の結果をプレビュー表示する際に、画像を合成した部位を自動的に拡大して表示する画像形成装置、その制御方法、及びプログラムを提供できる。
第1の実施形態に係る画像形成装置の構成例を示すブロック図。 第1の実施形態に係る画面例を示す画面図。 第1の実施形態に係る画面例を示す画面図。 第1の実施形態に係る処理手順例を示すフローチャート。 第2の実施形態に係る処理手順例を示すフローチャート。 第3の実施形態に係る画面例を示す画面図。 第3の実施形態に係る処理手順例を示すフローチャート。 第4の実施形態に係る処理手順例を示すフローチャート。 第5の実施形態に係る処理手順例を示すフローチャート。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<第1の実施形態>
<画像形成装置の構成>
以下では、図1乃至図4を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。まず、図1を参照して、本実施形態におけるデジタル複合機などの画像形成装置の構成例について説明する。
画像形成装置100は、CPU101、ROM102、RAM104、プリンタデバイス105、スキャナデバイス106、原稿搬送デバイス107、ストレージ108、入力デバイス109、表示デバイス110、及び外部インタフェース111を備える。各デバイスは、データバス103によって相互通信可能に接続されている。
CPU101は、画像形成装置100を統括的に制御するためのコントローラである。CPU101は、ROM102に格納されているブートプログラムによりOS(オペレーティングシステム)を起動する。このOS上で、ストレージ108に記憶されているコントローラプログラムが実行される。コントローラプログラムは、画像形成装置100を制御するためのプログラムである。CPU101は、データバス103によって接続されている各デバイスを統括的に制御する。RAM104は、CPU101の主メモリやワークエリア等の一時記憶領域として動作する。
プリンタデバイス105は、画像(データ)を用紙(記録材)上に印刷するものである。これには感光体ドラムや感光体ベルトなどを用いた電子写真印刷方式や、微小ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式などがあるが、どの方式でもかまわない。スキャナデバイス106は、CCDなどの光学読取装置を用いて紙などの原稿上の走査を行い、電気信号データを得てこれを変換し、画像データを生成する。また、ADF(オート・ドキュメント・フィーダ)などの原稿搬送デバイス107は、原稿搬送デバイス107上の原稿台に載置された原稿を1枚ずつスキャナデバイス106に搬送する。
ストレージ108は、HDDなどの、読み出しと書き込みが可能な不揮発メモリであり、ここには、前述のコントローラプログラムやフォーム画像を含む各種画像など、様々なデータが保存される。入力デバイス109は、タッチパネルやハードキーなどから構成さる入力装置である。入力デバイス109は、ユーザの操作指示を受け付ける。そして、指示位置を含む指示情報をCPU101に伝達する。表示デバイス110は、LCDやCRTなどの表示装置(表示部)である。表示デバイス110は、CPU101が生成した表示データを表示する。CPU101は、入力デバイス109より受信した指示情報と、表示デバイス110に表示させている表示データとから、いずれの操作が成されたかを判定する。そしてこの判定結果に応じて、画像形成装置100を制御するとともに、新たな表示データを生成し表示デバイス110に表示させる。
外部インタフェース111は、LANや電話回線、赤外線といった近接無線などのネットワークを介して、外部機器と、画像をはじめとする各種データの送受信を行う。例えば、外部インタフェース111は、カメラ機能をもつ携帯電話やデジカメ等の外部機器と通信することにより、これら機器が内包する写真画像を受信する。そして、受信した写真画像を、ストレージ108に記憶する。また、外部インタフェース111は、PCなどの外部機器より、PDLデータを受信する。CPU101は、外部インタフェース111が受信したPDLデータを解釈し、画像を生成する。生成した画像は、プリンタデバイス105により印刷したり、ストレージ108に記憶する。なお、以上の画像形成装置100の構成例の説明は、他の実施形態においても同様である。
<イメージ合成>
ユーザのワークフローにおけるイメージ合成の使用用途は様々であるが、本実施形態では次のケースを例に説明する。
ケース例:ユーザは、デジカメで撮影した写真画像を、画像形成装置100に送信し記憶させる。入力デバイス109を操作してフォーム画像を選択し、画像形成装置100に、当該フォーム画像に上記記憶した写真画像を合成させる。プリンタデバイス105は、合成された画像を用紙に印刷する。
<原稿の読取処理>
次に、原稿の読取処理について説明する。入力デバイス109を介してユーザからの原稿読取指示を受け付けると、CPU101は、スキャナデバイス106に原稿の読み取りを行わせる。これにより得た電気信号データを変換して画像データを生成する。この原稿の読み取りと画像データの生成の処理に対して、ユーザは入力デバイス109を介して、「原稿の種類」や「濃度」などを設定することができる。原稿の種類は、文字/写真、地図、印刷写真、印画紙写真、文字のいずれかを選択するものである。CPU101及びスキャナデバイス106は、原稿の種類の設定に応じて、当該原稿に最適な読取処理及び画像の生成処理を行う。また、「濃度」は原稿を読み取る際の濃さを設定するものである。CPU101及びスキャナデバイス106は、濃度の設定に応じて原稿の読取処理及び画像の生成処理を行う。つまり、これらの設定によって、原稿を読み取って生成される画像の画質を変更することができる。なお、以上の原稿の読取処理の説明は、他の実施形態においても同様である。
<合成画像>
ストレージ108には、次の種別の合成画像に相当する画像データを記憶することができる。合成画像とは、フォーム画像の合成部位(合成領域)へ合成される画像のことを示す。ストレージ108は、スキャナデバイス106が原稿を読み取って生成した画像データと、外部インタフェース111が受信したPDLデータをCPU101が解釈して生成した画像データと、外部インタフェース111が受信した写真画像の画像データと、を記憶することができる。これらの画像の属性情報を、当該画像データと関連付けてストレージ108に記憶することができる。属性情報とは、当該画像の名称や解像度/画素数、画像の生成元などの情報である。画像データの生成元とは、前述の画像データの生成もとを示すものであり、例えば、スキャナデバイス106が原稿を読み取って生成した画像データ、PDLデータを解釈して生成した画像データ、および受信した写真画像に基づく画像データ、のいずれかを示す値である。なお、以上の画像データの説明は、他の実施形態においても同様である。
<フォーム画像>
フォーム画像は、予めストレージ108に記憶されている。フォーム画像上の他の画像を合成する部位は、例えば、矩形である(以下では、当該部位を「合成部位」と称する。)。ストレージ108には、フォーム画像と関連付けて合成部位の情報が記憶されている。合成部位の情報とは、例えば、フォーム画像の左上端を基点とした位置(フォーム画像左端からの距離と上端からの距離)とサイズ(幅と高さ)である。いずれもインチ単位の値として記憶されている。フォーム画像も前述の合成画像と同様、属性情報をフォーム画像と関連付けてストレージ108に記憶されている。なお、以上のフォーム画像の説明は、他の実施形態においても同様である。
<表示内容>
次に、図2及び図3を参照して、本実施形態における表示デバイス110における表示例について説明する。上述したように、CPU101、入力デバイス109、及び表示デバイス110により、画面の表示や操作指示の受け付けを行う。CPU101は、入力デバイス109を介して、ユーザからの操作指示を受け付ける。そして、CPU101は、それに応じて表示データを生成して表示デバイス110に表示させる。
図2の画面200は、画像形成装置100の印刷機能に関する基本画面である。この基本画面200から印刷に関する各種設定を行う画面へ遷移する。「イメージ合成」ボタン201は、イメージ合成を設定するためのものである。CPU101は、「イメージ合成」ボタン201への指示を受け付けると、表示デバイス110に画面210を表示させる。
「プレビュー」ボタン202は、印刷を開始する前に、印刷対象の画像についてプレビュー表示を行うか否かを設定するためのものである。「プレビュー」ボタン202は、トグル式になっている。すなわち、CPU101は、「プレビュー」ボタン202への指示を受け付けると、その度にプレビュー表示有無の設定を切り変える。基本画面200では、プレビューが「ON」となっており、印刷対象の画像についてプレビュー表示を行う設定がなされている。
ユーザは、画面200が表示されている状態において、入力デバイス109のスタートキー(不図示)を指示することができる。CPU101は、スタートキーが指示されると、イメージ合成が設定されていない場合にはスキャナデバイス106に原稿を読み取らせ、これにより生成した画像データに従ってプリンタデバイス105に印刷を実行させる。また、CPU101は、イメージ合成が設定されている場合には、画面210で選択指示されたフォーム画像に、画面230で選択指示された画像を合成して合成画像を生成する。そして当該合成画像をプリンタデバイス105に印刷させる。いずれの場合でも、「プレビュー」ボタン202への指示によりプレビュー表示を行うと設定されている場合には、CPU101は、プリンタデバイス105に印刷させる前に、表示デバイス110に図3の画面300を表示させる。
画面210は、フォーム画像を選択するための画面である。リスト211は、ストレージ108に記憶されているフォーム画像のリストであり、ユーザは、入力デバイス109を用いて、所望のフォーム画像を選択することができる。リスト211の各行に、ストレージ108に記憶されているフォーム画像の名称(属性情報)が表示されている。CPU101は、リスト211のいずれかの行への指示を受け付けると、当該行に該当するフォーム画像を選択する。
「プレビュー」ボタン212は、リスト211で選択したフォーム画像のプレビュー表示を指示するためのものである。CPU101は、「プレビュー」ボタン212への指示を受け付けると、表示デバイス110に画面220を表示させる。CPU101は、リスト211においていずれのフォーム画像も選択されていない場合には、表示デバイス110に「プレビュー」ボタン212を指示不可能に表示させ、制御する。例えば、「プレビュー」ボタン212をグレーアウト表示する。
CPU101は、「次へ」ボタン213への指示を受け付けると、表示デバイス110に画面220を表示させる。CPU101は、リスト211においていずれのフォーム画像も選択されていない場合には、表示デバイス110に「次へ」ボタン213を指示不可能に表示させ、制御する。例えば、「次へ」ボタン213をグレーアウト表示する。CPU101は、「キャンセル」ボタン214への指示を受け付けると、イメージ合成の設定を取りやめる。そして、表示デバイス110に画面200を表示させる。
画面220は、フォーム画像のプレビューを表示する画面である。CPU101は、フォーム画像の全体を表示すべく、表示デバイス110に画面220を表示させる。プレビュー画像表示領域221は、プレビューを表示する領域である。表示倍率スライダ222は、プレビュー表示の表示倍率を設定するためのものである。CPU101は、初期状態では、表示デバイス110につまみ223を表示倍率スライダ222の左端に表示させる。CPU101は、つまみ223に対する表示デバイス110に向かって右方向への操作指示を受け付けると、その移動量に応じて拡大率を増加し、プレビュー表示を拡大して更新し、表示デバイス110に表示させる。ユーザが、つまみ223を表示倍率スライダ222の右端まで移動させる指示をした場合、CPU101は、表示デバイス110に、プレビュー表示を、例えば、初期状態の4倍の大きさで表示させる。CPU101は、つまみ223に対する表示デバイス110に向かって左方向への操作指示を受け付けると、その移動量に応じて拡大率を減じ、プレビュー表示を元の状態に戻していく。
「合成部位」ボタン224は、プレビュー表示において、合成部位の位置を表示するためのものである。CPU101は、「合成部位」ボタン224への指示を受け付けると、表示デバイス110にプレビュー表示上の合成部位229に該当する部分を強調して表示させる。この強調表示には、例えば、合成部位229を赤く着色して表示するなどの方法がとられてもよい。CPU101は、「次へ」ボタン225への指示を受け付けると、表示デバイス110に画面230を表示させる。CPU101は、「戻る」ボタン226への指示を受け付けると、表示デバイス110に画面210を表示させる。CPU101は、「キャンセル」ボタン227への指示を受け付けると、イメージ合成の設定を取りやめる。そして、表示デバイス110に画面200を表示させる。
画面230は、フォーム画像に合成する画像(合成画像)を選択するための画面である。リスト231は、ストレージ108に記憶している画像の中から、フォーム画像に合成する合成画像として所望のものを選択するためのものである。リスト231の各行には、ストレージ108に記憶している合成画像を示す名称が一覧で表示されている。この中には、前述した写真画像も含まれる。CPU101は、リスト231のいずれかの行への指示を受け付けると、当該行に該当する画像を選択する。
「スキャン」ボタン232は、フォームに合成する画像を、スキャナデバイス106で読み取って生成するためのものである。CPU101は、「スキャン」ボタン232への指示を受け付けると、表示デバイス110に画面240を表示させる。ユーザは、画面240では原稿の読取指示を行うことができる。CPU101は、スキャナデバイス106が原稿を読み取って画像データを生成すると、表示デバイス110に、再度、画面230を表示させる。そして、CPU101は、リスト231にスキャナデバイス106で読み取って生成した画像データに対応する画像を選択可能に表示する。
CPU101は、「次へ」ボタン233への指示を受け付けると、表示デバイス110に画面250を表示させる。CPU101は、フォーム画像への合成画像としていずれの画像も選択されていない場合には、表示デバイス110に「次へ」ボタン233を指示不可能に表示させ、制御する。例えば、「次へ」ボタン233をグレーアウト表示する。CPU101は、「戻る」ボタン234への指示を受け付けると、表示デバイス110に画面210を表示させる。また、CPU101は、「キャンセル」ボタン235への指示を受け付けると、イメージ合成の設定を取りやめる。そして、表示デバイス110に画面200を表示させる。
画面240は、原稿を読み取って画像データを生成するための画面である。「原稿の種類」ボタン241は、原稿の種類を設定するためのものである。CPU101は、「原稿の種類」ボタン241への指示を受け付けると、他の画面(不図示)を表示する。ユーザは、当該画面において、原稿の種類を選択することができる。原稿の種類には、文字/写真、地図、印刷写真、印画紙写真、文字などが含まれる。選択指示が成されると、CPU101は、選択された項目を、原稿の種類の設定とする。
「濃度」ボタン242は、原稿を読み取って画像データを生成する際の濃度を設定するためのものである。CPU101は、「濃度」ボタン242への指示を受け付けると、他の画面(不図示)を表示デバイス110に表示させる。これにより、ユーザは、当該画面において、原稿を読み取る際の濃度を設定することができる。CPU101は、指示に応じて、濃度の設定を成す。CPU101は、「戻る」ボタン243への指示を受け付けると、原稿の読み取りをとりやめる。そして表示デバイス110に画面230を表示させる。CPU101は、「キャンセル」ボタン244への指示を受け付けると、イメージ合成の設定を取りやめる。そして表示デバイス110に画面200を表示させる。
ユーザは、画面240を表示している状態では、入力デバイス109のスタートキー(不図示)を指示することができる。CPU101は、スタートキーへの指示を受け付けると、スキャナデバイス106に原稿を読み取らせて画像データを生成する。CPU101は、生成した画像データをストレージ108に記憶する。この際、属性情報として、当該画像はスキャナデバイス106が原稿を読み取って生成したものであることを示す情報を、当該画像データに関連付けてストレージ108に記憶する。そして、CPU101は、表示デバイス110に画面230を表示させる。
画面250は、フォーム画像に合成する画像のプレビューを表示するための画面である。プレビュー画像表示領域251は、プレビューを表示する領域である。表示倍率スライダ252及びつまみ253は、プレビュー表示の表示倍率を設定するものであり、表示倍率スライダ222及びつまみ223と同様のものである。CPU101は、「OK」ボタン254への指示を受け付けると、イメージ合成の設定を確定する。そして、表示デバイス110に画面200を表示させる。CPU101は、「戻る」ボタン255への指示を受け付けると、表示デバイス110に画面230を表示させる。CPU101は、「キャンセル」ボタン256への指示を受け付けると、イメージ合成の設定を取りやめる。そして、表示デバイス110に画面200を表示させる。
図3の画面300は、印刷対象の画像のプレビューを表示するための画面である。印刷対象の画像とは、イメージ合成が設定された場合は合成画像であり、イメージ合成が設定されていない場合はスキャナデバイス106が原稿を読みって生成した画像である。プレビュー画像表示領域301は、プレビューを表示する領域である。印刷対象の画像が合成画像である場合には、CPU101は表示デバイス110に、図3のプレビュー画像表示領域301に示すように、合成部位を拡大表示させる。印刷対象の画像が合成画像でない場合には、CPU101は表示デバイス110に、プレビュー画像表示領域301をプレビュー画像表示領域302に示す如く表示態様を変えて表示させる。すなわち、スキャンして生成した画像の全体をプレビュー表示する。
「表示切替」ボタン303は、印刷対象の画像が合成画像である場合のみ表示する。CPU101は、「表示切替」ボタン303への指示を受け付けると、合成部位を拡大表示する態様から、合成画像全体を表示する態様に変更する。そして当該内容を表示デバイス110に表示させる。CPU101は、「表示切替」ボタン303への再度の指示を受け付けると、表示デバイス110に、元の態様(合成部位を拡大表示)に戻して表示させる。
表示倍率スライダ304及びつまみ305は、プレビュー表示の表示倍率を設定するものであり、表示倍率スライダ222及びつまみ223と同様のものである。また、本実施形態によれば、合成部位に相当する画像を表示する際の拡大率を変更可能に表示する。また、ここでは図示していないが、拡大表示した合成画像が、一度に全て表示できない場合には、当該合成画像をスクロール可能に表示する構成を設けてもよい。CPU101は、「OK」ボタン305への指示を受け付けると、プリンタデバイス105に印刷対象の画像を印刷させる。そして、表示デバイス110に、画面200を表示させる。CPU101は、「キャンセル」ボタン306への指示を受け付けると、印刷を取りやめる。そして、表示デバイス110に画面200を表示させる。なお、以上の表示内容の説明は、他の実施形態においても同様である。
<プレビュー表示>
前画面220、画面250、及び画面300は、プレビュー表示のための画面である。本実施形態において、プレビュー表示の対象である画像は、フォーム画像や、画像形成装置100が原稿を読み取って生成した画像データ、PDLデータを解析して生成した画像データ、写真画像の画像データ、及び、合成画像の画像データに基づく画像である。一般に、複合機などの画像形成装置100に搭載されているディスプレイ等の表示装置(本実施形態における表示デバイス110)は、解像度が低いものである。一方、フォーム画像や画像形成装置100が生成した画像は、600dpiといった高解像度を有する。また、写真画像も、最近のデジカメに依れば、数千画素を有するものがあり、表示デバイス110に対して高解像度である。こうした高解像度の画像を、低解像度である表示デバイス110にそのまま表示すると、画像のごく一部分のみが表示される状態となり、画像の内容を認知することが困難である。このため、プレビュー表示では、プレビュー対象の画像を画像変倍(縮小)してプレビュー画像を生成し、これを表示する。
ここでは、表示デバイス110の例として、SVGA解像度(800dot×600dot)のLCDを考える。プレビュー画像表示領域221の大きさは800dot×390dotとする(プレビュー画像表示領域251及びプレビュー画像表示領域301も同一の大きさである)。画面220において、プレビュー表示の対象であるフォーム画像は、A4サイズ(A4R)、解像度600dpiを考える。このフォーム画像の画素数は、A4用紙のサイズと既解像度より、7015dot×4960dotである。プレビュー画像表示領域221になるべく大きく、かつ、全体を俯瞰すべくプレビュー表示するために、CPU101は、フォーム画像を7.86%で画像変倍(縮小)して551dot×389dotのプレビュー画像を生成する。そして、CPU101は、生成したプレビュー画像を、プレビュー画像表示領域221の中央となるよう表示デバイス110に表示させる。
表示倍率スライダ222及びつまみ223を操作指示することにより、プレビュー表示を拡大ないし縮小する。前述のフォーム画像の例の場合、プレビュー画像はフォーム画像を7.86%で画像変倍して生成したため、つまみ223の初期位置(表示倍率スライダ222の左端)が示す表示倍率を7.86とする。表示倍率スライダ222の右端は7.86*4=31.44%とする。CPU101は、つまみ223の位置に応じて、フォーム画像からプレビュー画像を生成する画像変倍率を算出する。そしてフォーム画像からプレビュー画像を生成し直し、表示デバイス110の表示内容を更新する。画面250における、フォーム画像に合成する画像のプレビュー表示は、前述の画面220におけるプレビュー表示と同様に行われる。
画面300における、印刷対象の画像のプレビュー表示は、印刷対象の画像が、スキャナデバイス106が原稿を読み取って生成した画像である場合には、画面250におけるプレビュー表示と同様に行われる。一方、印刷対象の画像が、合成画像である場合には、CPU101は、次のようにしてプレビュー画像を生成する。
即ち、フォーム画像は前述のとおり600dpiであり、イメージ合成の結果生じる合成画像も600dpiである。フォーム画像上の他の画像を合成する部位の情報は、ストレージ108に記憶している。例えば、位置情報として、フォーム画像の左端より3.00インチ、上端より1.00インチという情報が含まれる。また、サイズ情報として、幅・高さともに2.00インチという情報が含まれる。したがって、合成画像上の他の画像を合成した部位の画素数は、1200dot×1200dotとなる。
プレビュー画像表示領域301(800dot×390dot)に拡大して表示するため、合成画像を32.5%で画像変倍(縮小)してプレビュー画像を生成する。プレビュー画像上における合成部位の位置は、前述の位置より、プレビュー画像の左端から1800dot、上端から600dotである。CPU101は、合成部位を、プレビュー画像表示領域301の中央となるよう、表示デバイス110に表示させる。なお、ここで生成したプレビュー画像は、プレビュー画像表示領域301よりも大きな画素数を有している。このような場合、CPU101は、プレビュー画像表示領域301よりもはみ出す領域を除外して表示データを生成(クリッピング)して表示デバイス110に表示させる。「表示切替」ボタン303が指示された場合には、CPU101は、合成画像全体を俯瞰すべくプレビュー画像を再生成して表示デバイス110に表示させる。これは、前述の画面220におけるプレビュー表示と同様に行われる。
<合成画像のプレビュー表示処理>
次に、図4を参照して、本実施形態における合成画像のプレビュー表示処理の処理手順について説明する。本フローチャートは、ストレージ108に格納されているコントローラプログラムを、CPU101が実行することにより実現される。CPU101は、スタートキーが指示されると、入力デバイス109を介してこれを検知し、本処理を開始する。
S401において、CPU101は、印刷を開始するか否かを判定する。CPU101は、表示デバイス110に画面200を表示させている状態であれば、印刷を開始すると判定し、S402へ遷移する。そうでなければ、開始しないと判定し、処理を終了する。S402において、CPU101は、イメージ合成するか否かを判定する。CPU101は、「イメージ合成」ボタン201及び「OK」ボタン254が指示されてイメージ合成の設定が確定しているならば、イメージ合成すると判定し、S403へ遷移する。そうでなければ、イメージ合成しないと判定し、S404へ遷移する。
S403において、CPU101は、画面230で選択された画像をフォーム画像に合成(イメージ合成)して印刷対象の画像を生成し、S404に進む。S404において、CPU101は、プレビュー表示するか否かを判定する。CPU101は、「プレビュー」ボタン202への指示により、プレビュー表示が設定されているならば、プレビュー表示すると判定し、S405へ遷移する。そうでなければ、プレビュー表示しないと判定し、S408へ遷移する。
S405において、CPU101は、イメージ合成を行ったか否かを判定する。S403でイメージ合成を実行しているならば、イメージ合成を行ったと判定し、S406へ遷移する。そうでなければ、イメージ合成は行っていないと判定し、S407へ遷移する。S405で、イメージ合成を行ったと判定した場合に、S406において、CPU101は、上述したように、合成画像からプレビュー画像を生成し、合成部位を拡大し表示する。さらに、CPU101は、入力デバイス109を介して、画面300の「OK」ボタン305への指示を検知すると、処理をS408へ遷移させる。
一方、S405で、イメージ合成を行っていないと判定した場合にはS407において、CPU101は、上述したように、印刷対象の画像からプレビュー画像を生成し、プレビュー画像の全体を俯瞰すべく表示する。さらに、CPU101は、入力デバイス109を介して、画面300の「OK」ボタン305への指示を検知すると、処理をS408へ遷移させる。S408において、CPU101は、印刷対象の画像を印刷して処理を終了する。ここで、プレビュー表示された合成画像を修正したい場合には、ユーザは、画面200において、再度、イメージ合成の設定をやり直すことになる。しかし、本発明は、このような制御に限定されず、例えば、合成画像のプレビュー表示を行う画面250において、合成画像を修正するような構成としてもよい。なお、S406及びS407の処理は、表示制御手段の一例である。
このように、本実施形態によれば、プレビュー表示の対象である画像が、イメージ合成して生成した画像であるならば、プレビュー表示において合成部位を拡大表示する。一方、合成した画像でなければ全体を表示する。これにより、ユーザは、イメージ合成時においては、合成部分が拡大表示されるため、合成によって生じる不備を容易に把握することができ、利便性を向上することができる。なお、本実施形態では、フォーム画像を記録材に画像形成する例について説明した。しかしながら、本発明はこのような印刷出力に限定することを意図しておらず、例えば、フォーム画像を内部メモリに格納し保持したり、ネットワークを介して外部装置へ送信したりしてもよい。
<第2の実施形態>
次に、図5を参照して、第2の実施形態について説明する。上記第1の実施形態では、プレビュー表示の際に、イメージ合成の有無を条件に、合成部位を拡大表示する例を説明した。本実施形態では、イメージ合成の有無のみならず、合成する画像に対する画像変倍有無をも条件とする例について説明する。
本実施形態におけるイメージ合成の使用用途の例としては、上記第1の実施形態で説明したものと同様である。ただし、本実施形態における例として、フォーム画像の合成部位は、デジカメで1600x1200画素の設定で縦向きに撮影した画像を、画像変倍なしで合成できるよう設計されている。すなわち、上記第1の実施形態と同様にフォーム画像を600dpiとすれば、合成部位の高さは、1600/600≒2.66インチとなる。幅は、1200/600=2.00インチである。デジカメで600x480画素や2816x2112画素など、他の画素数設定で撮影した写真画像を合成する場合には、写真画像を600dpiとなるように画像変倍する。
<合成画像のプレビュー表示処理>
次に、図5を参照して、本実施形態における合成画像のプレビュー表示処理の処理手順について説明する。本フローチャートは、ストレージ108に格納されているコントローラプログラムを、CPU101が実行することにより実現される。CPU101は、スタートキーが指示されると、入力デバイス109を介してこれを検知し、本処理を開始する。
S501において、CPU101は、印刷を開始するか否かを判定する。これはS401と同様の処理である。印刷を開始すると判定する場合には、S502へ遷移する。印刷を開始しないと判定する場合には、処理を終了する。S502において、CPU101は、イメージ合成するか否かを判定する。これはS402と同様の処理である。イメージ合成すると判定する場合には、S503へ遷移する。イメージ合成しないと判定する場合には、S506へ遷移する。
S503において、CPU101は、フォーム画像に合成する合成画像(本実施形態では写真画像)を、画像変倍するか否かを判定する。CPU101は、前述のとおり、合成する画像が、1600x1200画素以外の設定で撮影し生成した写真画像であるならば、画像変倍すると判定し、S504へ遷移する。そうでなければ、画像変倍しないと判定し、S505へ遷移する。なお、画面230で、写真画像ではなく、画像形成装置100が生成してストレージ108に保存している画像が合成する画像として選択された場合には、CPU101は、次のように判定する。フォーム画像と合成する画像の解像度を比較して同一でないならば、画像変倍すると判定する。同一であるならば、画像変倍しないと判定する。
S504において、CPU101は、フォーム画像に合成する合成画像を、画像変倍する。合成する画像が、写真画像であって、1600x1200画素よりも低い画素数の設定で撮影し生成された画像である場合には、CPU101は、画素を補完して画像変倍(拡大)する。ここでの画像変倍(拡大)は、例えば、画素数を増大させることにより実現される。また、合成する画像が、画像形成装置100が生成した画像であって、フォーム画像よりも解像度が低い場合には、CPU101は、画素を補完して画像変倍(拡大)する。また、合成する画像が、写真画像であって、1600x1200画素よりも高い画素数の設定で撮影し生成された画像である場合には、CPU101は、画素を間引いて画像変倍(縮小)する。ここでの画像変倍(縮小)は、例えば、画素数を減少させることにより実現される。また、合成する画像が、画像形成装置100が生成した画像であって、フォーム画像よりも解像度が高い場合には、CPU101は、画素を間引いて画像変倍(縮小)する。
S505において、CPU101は、画面230で選択された画像、又は、S504で画像変倍した画像をフォーム画像に合成(イメージ合成)して印刷対象の画像を生成する。これはS403と同様の処理である。続いて、S506において、CPU101は、プレビュー表示するか否かを判定する。これはS404と同様の処理である。プレビュー表示すると判定する場合には、S507へ遷移する。プレビュー表示しないと判定する場合には、S511へ遷移する。
S507において、CPU101は、イメージ合成を行ったか否かを判定する。CPU101は、S505でイメージ合成を実行しているならば、イメージ合成を行ったと判定し、S508へ遷移する。イメージ合成を行っていないと判定する場合には、S510へ遷移する。続いて、S508において、CPU101は、フォームに合成した画像の画像変倍を行ったか否かを判定する。CPU101は、S504で画像変倍を実行しているならば、画像変倍を行ったと判定し、S509へ遷移する。そうでなければ、画像変倍は行っていないと判定し、S510へ遷移する。
S507でイメージ合成を行ったと判定し、かつ、S508でフォーム画像に合成した画像の画像変倍を行ったと判定した場合には、S509に進み、CPU101は、合成画像からプレビュー画像を生成し、合成部位を拡大して表示する。これはS406と同様の処理である。
一方、S507でイメージ合成を行っていないと判定したか、又は、S508でフォーム画像に合成する画像の画像変倍を行っていないと判定した場合には、S510に進み、CPU101は、印刷対象の画像(合成画像を含む)からプレビュー画像を生成する。そして、プレビュー画像の全体を俯瞰すべく表示する。これはS407と同様の処理である。
ユーザが「OK」ボタン254を指示すると、CPU101は表示デバイス110に画面200を表示させる。そしてユーザがスタートキーを指示すると、S511において、CPU101は、印刷対象の画像を印刷して処理を終了する。ここで、プレビュー表示された合成画像を修正したい場合には、ユーザは、画面200において、再度、イメージ合成の設定をやり直すことになる。しかし、本発明は、このような制御に限定されず、例えば、合成画像のプレビュー表示を行う画面250において、合成画像を修正するような構成としてもよい。これはS408と同様の処理である。
なお、S508では、CPU101は、S504における画像変倍の変倍率がいずれの値であっても、画像変倍を実行したならば「画像変倍を行った」と判定した。しかし、数%の画像変倍であれば、画像の劣化は実害となる程度ではない場合が考えられる。よって、画像変倍の変倍率に幅を持たせ、即ち、所定の閾値を超える変倍率であるか否かを、S508における判定に考慮するようにしてもよい。例えば、S504における画像変倍の変倍率が、95%〜105%の範囲内(所定の範囲内)の値であるならば、S508では「画像変倍を行っていない」と判定してもよい。
このように、本実施形態によれば、プレビュー表示の対象である画像が、イメージ合成して生成した画像であり、かつ、合成画像が画像変倍されているならば、プレビュー表示において、合成部位を拡大して表示する。これにより、ユーザは、画像変倍を伴ったことによる合成部位の画像の劣化を、容易に把握することができ、利便性を向上することができる。
<第3の実施形態>
次に、図6及び図7を参照して、第3の実施形態について説明する。本実施形態では、フォーム画像に合成する画像をトリミングにより生成した場合のプレビュー表示の例について説明する。上記第2の実施形態と同様であるが、本実施形態では、選択した写真画像に対しトリミングする領域を指定し、当該領域を切り出して画像を生成する。そして、当該画像をフォーム画像にイメージ合成する。
<トリミング領域の設定方法>
次に、図6を参照して、本実施形態におけるトリミング領域の設定方法について説明する。上述したように、ストレージ108には、フォーム画像と関連付けて、合成部位の情報が記憶されている。トリミング領域の指定にはこの情報を用いる。図6に示すように、ユーザが、画面250のプレビュー画像部分601内の一点を指示すると、CPU101は、当該位置を示す指示子602を表示デバイス110に表示させる。更にユーザが、プレビュー画像部分601内の一点を指示すると、CPU101は、当該位置を示す指示子603を表示デバイス110に表示させる。
ただし、ここでCPU101は、指示子603が示す位置の横方向成分(プレビュー画像の左端からのdot数)を、指示子602が示す位置の横方向成分の値に補正する。つまり、指示子602、603の横方向成分の値を同じ値にする。CPU101は、指示子602及び指示子603が示す位置の縦方向成分(プレビュー画像の上端からのdot数)の値より、両位置の距離(高さ)を算出する。この値を、プレビュー画像上における合成部位の高さとする。CPU101は、合成部位の情報をストレージ108から読み出す。合成部位のサイズ(幅及び高さ)、先に算出した指示子602と指示子603が示す位置の距離(高さ)とから、プレビュー画像上における合成部位の幅を算出する。そして、CPU101は、指示子602を上端の中央点とし、指示子603を下端の中央点とし、先に算出した値の幅及び高さをもつ矩形(枠)604を、表示デバイス110に表示させる。CPU101は、プレビュー画像上における指示子602の位置と、プレビュー画像を生成した際の画像変倍率とから、合成画像上における前述の矩形に該当する部位を算出し、トリミング領域として設定する。
<合成画像のプレビュー表示処理>
次に、図7を参照して、本実施形態における合成画像のプレビュー表示処理の処理手順について説明する。本フローチャートは、ストレージ108に格納されているコントローラプログラムを、CPU101が実行することにより実現される。CPU101は、スタートキーが指示されると、入力デバイス109を介してこれを検知し、本処理を開始する。
S701において、CPU101は、印刷を開始するか否かを判定する。これはS401と同様の処理である。印刷を開始すると判定する場合には、S702へ遷移する。印刷を開始しないと判定する場合には、処理を終了する。S702において、CPU101は、イメージ合成するか否かを判定する。これはS402と同様の処理である。イメージ合成すると判定する場合には、S703へ遷移する。イメージ合成しないと判定する場合には、S708へ遷移する。
S703において、CPU101は、トリミングするか否かを判定する。CPU101は、画面250において、前述の方法によってトリミングする領域が指定されているならば、トリミングすると判定してS704へ遷移する。そうでなければ、トリミングしないと判定してS705へ遷移する。
S704において、CPU101は、指定されたトリミング領域に従い、画面230で選択された画像をトリミングして画像を生成する。そして、当該画像をフォームに合成する画像とする。続いて、S705において、CPU101は、フォーム画像に合成する画像を、画像変倍するか否かを判定する。これはS503と同様の処理であるが、S704において、フォーム画像に合成する画像をトリミングにより生成しているならば、次のように判定する。CPU101は、プレビュー画像上の矩形604の画素数と、プレビュー画像を生成した時の画像変倍率とから、画面230で選択された画像(写真画像)上のトリミング領域の画素数を算出することができる。そして、当該画素数と、合成部位のサイズとから、トリミング領域を切り出して生成した画像の解像度を算出することができる。CPU101は、当該解像度とフォーム画像の解像度とを比較して、一致しない場合には画像変倍すると判定し、S706へ遷移する。そうでないならば、画像変倍しないと判定し、S707へ遷移する。
S706において、CPU101は、フォーム画像に合成する合成画像を、画像変倍する。これはS504と同様の処理であるが、S704において、フォーム画像に合成する合成画像をトリミングにより生成していれば、次のように処理する。即ち、合成する画像(トリミングにより生成)の解像度とフォーム画像の解像度とを比較して、フォーム画像の方が高解像度であれば、合成画像の画素を補完して画像変倍(拡大)する。一方、フォーム画像の方が低解像度であれば、合成画像の画素を間引いて画像変倍(縮小)する。続いて、S707において、CPU101は、画面230で選択された画像、又は、S704で生成した画像をフォーム画像に合成(イメージ合成)して印刷対象の画像を生成する。これはS403と同様の処理である。
次に、S708において、CPU101は、プレビュー表示するか否かを判定する。これはS404と同様の処理である。プレビュー表示すると判定する場合には、S709へ遷移する。プレビュー表示しないと判定する場合には、S713へ遷移する。S709において、CPU101は、イメージ合成を行ったか否かを判定する。CPU101は、S707でイメージ合成を実行していれば、イメージ合成を行ったと判定し、S710へ遷移する。そうでなければ、イメージ合成を行っていないと判定し、S712へ遷移する。
S710において、CPU101は、フォーム画像に合成した合成画像が、トリミングにより生成したものであるか否かを判定する。CPU101は、S704で、トリミングにより合成する画像を生成していた場合には、合成した画像はトリミングにより生成したと判定し、S711へ遷移する。そうでなければ、合成した画像はトリミングにより生成したものではないと判定し、S712へ遷移する。
S709でイメージ合成を行ったと判定し、かつ、S710でフォーム画像に合成した画像がトリミングにより生成されたと判定した場合には、S711において、CPU101は、合成画像よりプレビュー画像を生成し、合成部位を拡大して表示する。これはS406と同様の処理である。一方、S709でイメージ合成を行っていないと判定したか、又は、S710でフォーム画像に合成した画像がトリミングにより生成されていないと判定した場合には、S712において、CPU101は、印刷対象の画像(合成画像を含む)よりプレビュー画像を生成する。そして、プレビュー画像の全体を俯瞰すべく表示する。これはS407と同様の処理である。その後、S713において、CPU101は、印刷対象の画像を印刷して処理を終了する。これはS408と同様の処理である。ここで、プレビュー表示された合成画像を修正したい場合には、ユーザは、画面200において、再度、イメージ合成の設定をやり直すことになる。しかし、本発明は、このような制御に限定されず、例えば、合成画像のプレビュー表示を行う画面250において、合成画像を修正するような構成としてもよい。
このように、本実施形態によれば、プレビュー表示の対象である画像が、イメージ合成して生成した画像であり、かつ、合成した画像をトリミングにより生成していれば、プレビュー表示において、合成部位を拡大して表示する。これにより、ユーザは、トリミングにより生成した画像とフォーム画像との間に生じる不備を、容易に把握することができ、利便性を向上することができる。
<第4の実施形態>
以下では、図8を参照して、第4の実施形態について説明する。本実施形態では、フォーム画像に合成する画像を、スキャナデバイス106が原稿を読み取って生成した場合のプレビュー表示の例について説明する。イメージ合成の使用例については第2の実施形態と同様である。
<合成画像のプレビュー表示処理>
次に、図8を参照して、本実施形態における合成画像のプレビュー表示処理の処理手順について説明する。本フローチャートは、ストレージ108に格納されているコントローラプログラムを、CPU101が実行することにより実現される。CPU101は、スタートキーが指示されると、入力デバイス109を介してこれを検知し、本処理を開始する。
S801において、CPU101は、印刷を開始するか否かを判定する。これはS401と同様の処理である。印刷を開始すると判定する場合には、S802へ遷移する。印刷を開始しないと判定する場合には、処理を終了する。S802において、CPU101は、イメージ合成するか否かを判定する。これはS402と同様の処理である。イメージ合成すると判定する場合には、S803へ遷移する。イメージ合成しないと判定する場合には、S804へ遷移する。S803において、CPU101は、画面230で選択された画像をフォーム画像に合成(イメージ合成)して印刷対象の画像とする。これはS403と同様の処理である。
S804において、CPU101は、プレビュー表示するか否かを判定する。これはS404と同様の処理である。プレビュー表示すると判定する場合には、S805へ遷移する。プレビュー表示しないと判定する場合には、S809へ遷移する。S805において、CPU101は、イメージ合成を行ったか否かを判定する。CPU101は、S803でイメージ合成を実行していれば、イメージ合成を行ったと判定し、S806へ遷移する。そうでなければ、イメージ合成を行っていないと判定し、S808へ遷移する。
S806において、CPU101は、フォーム画像に合成した画像が、スキャナデバイス106が原稿を読み取って生成した画像か否かを判定する。CPU101は、フォームに合成した画像の属性情報をストレージ108から読み出し、当該画像が、スキャナデバイス106が原稿を読み取って生成したものかを確認する。そうであれば、S807へ遷移する。そうでなければ、S808へ遷移する。
S805でイメージ合成を行ったと判定し、かつ、S806でフォーム画像に合成した画像は原稿を読み取って生成したものであると判定した場合には、CPU101は、合成画像からプレビュー画像を生成し、S807で合成部位を拡大して表示する。これはS406と同様の処理である。
S805でイメージ合成を行っていないと判定したか、又は、S806でフォーム画像に合成した画像は原稿を読み取って生成したものではないと判定した場合には、CPU101は、印刷対象の画像(合成画像を含む)よりプレビュー画像を生成する。そして、S808で、CPU101は、プレビュー画像の全体を俯瞰すべく表示する。これはS407と同様の処理である。その後、S809において、CPU101は、印刷対象の画像を印刷して処理を終了する。これはS408と同様の処理である。ここで、プレビュー表示された合成画像を修正したい場合には、ユーザは、画面200において、再度、イメージ合成の設定をやり直すことになる。しかし、本発明は、このような制御に限定されず、例えば、合成画像のプレビュー表示を行う画面250において、合成画像を修正するような構成としてもよい。
このように、本実施形態によれば、プレビュー表示の対象である画像が、イメージ合成して生成した画像であり、かつ、合成した画像を原稿を読み取って生成していれば、プレビュー表示において合成部位を拡大して表示する。これにより、ユーザは、原稿読取処理の設定(濃度、原稿の種類、など)によって生じる、合成した画像とフォーム画像との画質の差異を容易に把握することができ、利便性を向上することができる。なお、S806におけるS807へ遷移する条件を、フォーム画像に合成した画像が、スキャナデバイス106が原稿を読み取って生成した画像であって、かつ、画面240において原稿読取処理の設定の変更指示が成されていた場合としてもよい。
<第5の実施形態>
次に、図9を参照して、第5の実施形態について説明する。本実施形態では、フォーム画像に他の画像を合成する箇所が複数ある場合のプレビュー表示の例について説明する。イメージ合成の使用例については第2の実施形態と同様である。
<表示内容の説明>
以下では、本実施形態における表示内容について説明する。上記第1乃至第4の実施形態で説明したことと同様であるが、差分のみ説明する。画面230におけるフォーム画像に合成する画像の選択、及び、画面250における当該合成する画像のプレビュー表示とトリミング領域の指定は、フォーム画像上の合成部位の数だけ繰り返す。CPU101は、「OK」ボタン254への指示を受け付けると、次の合成部位がある場合には、表示デバイス110に、画面220ではなく画面210を表示させ、次の合成部位に合成する画像の選択指示を受け付け可能とする。
画面300におけるイメージ合成により生成した画像のプレビュー表示では、複数の合成部位を順番に拡大して表示する。CPU101は、「OK」ボタン305への指示を受け付けると、表示デバイス110に次の合成部位を拡大して表示させる。CPU101は、全ての合成部位の表示した後に「OK」ボタン305への指示を受け付けると、プリンタデバイス105に印刷対象の画像の印刷を開始させる。合成部位の表示順は、当該部位に合成した画像の変倍率について、当該変倍率の値と100(%)の差分の絶対値が大きいものから順とする。つまり、より画像の劣化の可能性が高いものから順に表示するものである。例えば、A、B、Cの3箇所の合成部位があるとする。Aは画像変倍なし(100%のまま)でイメージ合成し、Bは75%(縮小)、Cは110%(拡大)でそれぞれ画像変倍してイメージ合成したとする。この場合には、変倍率の値と100(%)の差分の絶対値は、それぞれ、Aが0、Bが25、Cが10となる。よって、B、C、Aの順に拡大して表示する。
<合成画像のプレビュー表示処理>
次に、図9を参照して、本実施形態における合成画像のプレビュー表示処理の処理手順について説明する。本フローチャートは、ストレージ108に格納されているコントローラプログラムを、CPU101が実行することにより実現される。CPU101は、スタートキーが指示されると、入力デバイス109を介してこれを検知し、本処理を開始する。
S901において、CPU101は、印刷を開始するか否かを判定する。これはS401と同様の処理である。印刷を開始すると判定する場合には、S902へ遷移する。印刷を開始しないと判定する場合には、処理を終了する。S902において、CPU101は、イメージ合成するか否かを判定する。これはS402と同様の処理である。イメージ合成すると判定する場合には、S903へ遷移する。イメージ合成しないと判定する場合には、S907へ遷移する。
S903において、CPU101は、フォーム画像に合成する画像を、画像変倍するか否かを判定する。これはS503と同様の処理である。画像変倍すると判定する場合には、S904へ遷移する。画像変倍しないと判定する場合には、S905へ遷移する。S904において、CPU101は、フォーム画像に合成する画像を、画像変倍する。これはS504と同様の処理である。さらに、CPU101は、画像変倍の変倍率を、RAM104に一時的に記憶する。
S905において、CPU101は、画面230で選択された画像、又は、S904で画像変倍した画像をフォーム画像に合成(イメージ合成)して印刷対象の画像とする。これはS403と同様の処理である。続いて、S906において、CPU101は、全ての合成部位について、S903〜S905の処理を終えたか否かを判定する。全ての合成部位について処理を終えたと判定する場合には、S907へ遷移する。まだ全ての合成部位について処理を終えていないと判定する場合には、S903へ遷移して、次の合成部位について処理を行う。
S907において、CPU101は、プレビュー表示するか否かを判定する。これはS404と同様の処理である。プレビュー表示すると判定する場合には、S908へ遷移する。プレビュー表示しないと判定する場合には、S914へ遷移する。S908において、CPU101は、イメージ合成を行ったか否かを判定する。CPU101は、S905でイメージ合成を実行していれば、イメージ合成を行ったと判定し、S909へ遷移する。イメージ合成を行っていないと判定する場合には、S913へ遷移する。
S909において、CPU101は、いずれかの合成部位において、画像変倍したか否かを判定する。CPU101は、S904を実行していれば、画像変倍したと判定し、S910へ遷移する。そうでなければ、画像変倍していないと判定し、S913へ遷移する。S910において、CPU101は、各合成部位に関して、拡大してプレビュー表示する順序を決定する。CPU101は、S904で一時的に記憶した画像変倍の変倍率を取得して、各合成部位について、次を計算する。変倍率の値と100(%)の差分を求め、当該差分値の絶対値を求める。これにより算出した値が大きい順に、該当する合成部位を表示することができる。
S911において、S908でイメージ合成を行ったと判定し、かつ、S909でいずれかの合成部位において画像変倍したと判定した場合には、CPU101は、合成画像よりプレビュー画像を生成し、合成部位を拡大して表示する。これはS406と同様の処理である。ここでは、まず、S910で決定した表示順序の先頭(最も高い度合いで画像変倍した)である合成部位を拡大して表示する。そして、S912において、CPU101は、全ての合成部位をプレビュー表示したか否かを判定する。全ての表示部位を表示していないと判定する場合には、S911に戻り、次の順序の合成部位を拡大して表示する。全ての合成部位を表示したと判定する場合には、S914へ遷移する。
一方、S908でイメージ合成は行っていないと判定したか、又は、S909でいずれの合成部位においても画像変倍していないと判定した場合には、CPU101は、印刷対象の画像(合成画像を含む)よりプレビュー画像を生成する。そして、S913において、CPU101は、プレビュー画像の全体を俯瞰すべく表示する。これはS407と同様の処理である。S914において、CPU101は、印刷対象の画像を印刷して処理を終了する。これはS408と同様の処理である。ここで、プレビュー表示された合成画像を修正したい場合には、ユーザは、画面200において、再度、イメージ合成の設定をやり直すことになる。しかし、本発明は、このような制御に限定されず、例えば、合成画像のプレビュー表示を行う画面250において、合成画像を修正するような構成としてもよい。
このように、本実施形態によれば、合成部位が複数ある場合には、各合成部位に合成した画像の画像変倍の度合いが高い順に、当該合成部位を順番に表示する。これにより、ユーザは、画像の劣化の可能性が高い箇所から順に参照することができ、便利である。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (14)

  1. 予め保持しているフォーム画像に他の画像を合成して出力する情報処理装置であって、
    前記他の画像を前記フォーム画像に合成する合成手段と、
    前記合成手段が前記他の画像を前記フォーム画像に合成したことに従って、前記合成手段によって前記他の画像が前記フォーム画像に合成された合成画像のうちの前記他の画像及び前記他の画像の周囲の前記フォーム画像とを含む領域を拡大して表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記合成手段によって合成される前記他の画像が所定の条件を満たすか否かを判定する判定手段をさらに備え、
    前記表示手段は、前記他の画像がフォーム画像に合成される場合において、前記判定手段によって前記他の画像が所定の条件を満たすと判定されると、前記合成手段によって合成された前記領域を拡大して表示し、前記判定手段によって前記他の画像が前記所定の条件を満たさないと判定されると、前記合成画像の全体を表示する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記所定の条件とは、前記フォーム画像の解像度に基づいて変倍処理された前記他の画像であること、を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記所定の条件とは、前記フォーム画像の解像度に基づいて所定値以上の変倍率で変倍処理された前記他の画像である、ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記所定の条件とは、前記他の画像が、トリミングされた画像である、ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記所定の条件とは、前記他の画像が、原稿から読み込んで得られた画像である、ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  7. 前記表示手段は、
    1つのフォーム画像に対して複数の合成画像が合成された場合に、それぞれの合成画像の拡大表示を順番に表示する、ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記表示手段は、
    1つのフォーム画像に対して複数の合成画像が合成された場合に、それぞれの合成画像の拡大表示を、元の画像からの変倍率が大きい順に、表示する、ことを特徴とする請求項3又は4に記載の情報処理装置。
  9. 前記表示手段は、
    前記フォーム画像のうち、前記合成手段によって合成された合成画像を拡大して表示する際に、該合成画像の全体が表示できない場合には、当該拡大表示をスクロール可能に表示する、ことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記表示手段は、
    前記フォーム画像のうち、前記合成手段によって合成された合成画像を拡大して表示する際に、拡大して表示する画像の拡大率を変更可能に表示する、ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記表示手段は、
    前記表示手段によって表示された前記フォーム画像を記録材に画像形成する代わりに、対応する画像データを、前記情報処理装置の記憶手段に記憶するか、又は、ネットワークを介して接続された外部装置へ送信する、ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記フォーム画像の前記他の画像を合成するべき領域を指定する指定手段をさらに備え、
    前記合成手段は、前記他の画像を前記指定手段によって指定された前記領域に合成する、ことを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載の情報処理装置。
  13. 予め保持しているフォーム画像に他の画像を合成して出力する情報処理装置の制御方法であって、
    記他の画像を前記フォーム画像に合成する合成ステップと、
    前記合成ステップで前記他の画像を前記フォーム画像に合成したことに従って、前記合成ステップで前記他の画像が前記フォーム画像に合成された合成画像のうちの前記他の画像及び前記他の画像の周囲の前記フォーム画像とを含む領域を拡大して表示する表示ステップと、
    を実行することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  14. 請求項13に記載の情報処理装置の制御方法における各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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