JP3380306B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents

衛生洗浄装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、用便後の人体局部の洗
浄を行う衛生洗浄装置の洗浄の方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】衛生洗浄装置で人体局部を洗浄する際
に、洗浄水が人体局部周辺もしくは、便座後方に飛散
し、使用者は洗浄中に不快感を持っていた。また、洗浄
後局部周辺および便座に飛散した洗浄水を広範囲にわた
って拭き取る必要があった。
【0003】そのため洗浄水の周辺への飛散防止を目的
として図4に示すように複数の洗浄水噴出孔に角度をつ
け、人体局部付近で洗浄水噴流を交差させるものがあっ
た(特開平2−8078号公報)。
【0004】同図において1はノズル、2はノズル孔で
あり、人体局部位置をPとする。ノズル孔2を複数有す
るとともに、ノズル孔の開口角度を洗浄水噴流が被洗浄
部(P)の一点に集中するように設定してある。従っ
て、洗浄中に洗浄水噴流は被洗浄部に対して外側から鋭
角に当たるとともに、各洗浄水噴流が洗浄後の洗浄水を
包み込む形になるので、洗浄水の周囲への飛散を極力少
なくするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来の洗浄装置では洗浄水を利用しているので
洗浄水中に気泡が混入した場合、各ノズル孔から噴出さ
れる洗浄水噴流のバランスが一時的に崩れてしまい、便
座への洗浄水の飛散が起こってしまうと言う課題があっ
た。特に洗浄水噴流に後水の跳ねを防止するため角度を
付けているため、洗浄水の便座への飛散がより大きくな
ってしまうという課題を有していた。
【0006】さらに、洗浄中の局部位置が個人によって
異なるので、噴流合流点Pの位置決定が非常に難しかっ
た。
【0007】本発明は、上記課題を解決するものであ
り、洗浄中に被洗浄部に周辺から送風を行うことによっ
て洗浄水が飛散することのない衛生洗浄装置を提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の衛生洗浄装置は、洗浄水供給手段と、前記
洗浄水供給手段から供給された洗浄水を人体局部に噴出
する洗浄ノズルからなる洗浄手段と、前記洗浄手段の駆
動を操作する駆動スイッチと、さらに空気供給手段及
び、前記空気供給手段から供給された風を便座内縁部に
設けた複数の吐出口から人体局部に向けてエアカーテン
を形成するごとく噴出させてなる洗浄水飛散防止送風装
置と、水勢調節手段と、前記駆動スイッチの投入による
前記洗浄手段の駆動と前記水勢調節手段で選択された洗
浄水勢に連動して前記空気供給手段の動作開始を制御す
制御回路から構成したものである。
【0009】また、上記構成の衛生洗浄装置に、水勢調
節手段と、前記水勢調節手段で選択された洗浄水勢に連
動して前記空気供給手段を制御し吐出口からの送風量を
増減する送風量調節制御回路を設けたものである。
【0010】さらに、上記構成の衛生洗浄装置におい
て、洗浄水飛散防止送風装置における空気供給手段とし
て人体局部を乾燥する乾燥装置の送風手段を用いたもの
である。
【0011】
【作用】本発明の衛生洗浄装置は上記構成により、使用
者が駆動スイッチによって洗浄開始を選択した場合、制
御回路によって洗浄手段を動作させ洗浄を開始する。洗
浄手段の駆動開始に連動して、制御回路は水勢調節手段
で選択された洗浄水勢に対応して空気供給手段の動作開
始を制御し、吐出口から被洗浄部周辺に向けて送風を行
う。
【0012】このように開始時および洗浄中に被洗浄部
周辺に向けて送風が行われるので、洗浄水の周辺への飛
散が低減されるとともに人体局部に向けてエアカーテン
が形成され、洗浄中に汚物の悪臭が便器内に抑制される
ため、防臭効果も得られる。
【0013】また、使用者が水勢調節手段によって洗浄
水勢を変更した場合、この洗浄水勢に連動して送風量調
節制御回路により吐出口から被洗浄部周辺に向けて適切
な送風を行うので、洗浄水の周辺への飛散が減少する。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を図面にもとづいて説明
する。
【0015】図1は本発明の一実施例を示す衛生洗浄装
置の構成図である。同図において3は洗浄水供給手段、
4は電気ヒータ5によって加熱された温水を貯湯する貯
湯タンク、6は洗浄水を供給するための洗浄水供給路で
あり、ノズル切り換え弁7に連通している。
【0016】8は衛生洗浄装置の操作部であり、駆動ス
イッチである肛門洗浄スイッチ8aとビデ洗浄スイッチ
8b、水勢調節手段である水勢スイッチ8c、洗浄停止
スイッチ8dが設けられている。
【0017】操作部8で選択された洗浄モードによっ
て、洗浄水の供給を洗浄ノズルである肛門洗浄ノズルユ
ニット9、ビデ洗浄ノズルユニット10のいずれかにノ
ズル切り換え弁7によって切り換ええる。肛門およびビ
デ洗浄ノズルユニット9、10にはノズル孔11を先端
に設けてあり、ノズル孔11から洗浄水を噴出し人体局
部を洗浄する。(洗浄水供給手段3からノズル孔11に
より洗浄手段12が構成されている。) 13は空気供
給手段であり、空気供給路14を通じては便座15内側
に設けられ人体被洗浄部に向けられた複数の吐出口16
に空気を供給する(洗浄水飛散防止送風装置17は空気
供給手段13と空気供給路14と吐出口16から構成さ
れている)。
【0018】18は制御回路であり、肛門またはビデ洗
浄スイッチ8a、8bからの洗浄開始信号を受け取る
と、洗浄水供給手段3を動作させ洗浄を開始するととも
に連動して空気供給手段13を動作させるものである。
【0019】以上の構成において本実施例の動作につい
て説明する。肛門またはビデ洗浄スイッチ8a、8bに
よって洗浄開始が選択されると、洗浄開始信号が制御回
路18に送信される。ここで、使用者の便座15への着
座により制御回路18にオン信号を送信する着座スイッ
チ(図示せず)からのオン信号を確認し制御回路18は
洗浄水供給手段3を作動する。洗浄水供給手段3が作動
することより洗浄水は温水タンク4、洗浄水供給路6へ
供給される。洗浄水はノズル切り換え弁7により、選択
した洗浄に応じて肛門またはビデ洗浄ノズルユニット
9、10内に供給され、ノズル孔11より人体局部に向
けて噴出される。
【0020】図2に示すように洗浄水供給手段3を動作
開始に連動して、制御回路18は空気供給手段13を実
線Aのごとく作動させ、空気供給路14を通じて吐出口
16から被洗浄部に対して周辺からエアカーテンを形成
するように送風を行い、便座15および人体局部への洗
浄水の飛散を防止しているとともにエアカーテンによっ
て便器内の汚物からの悪臭が便器内に閉じこめられるた
め洗浄時の防臭効果が得られる。なお、洗浄開始時の洗
浄水勢が強いときには破線Bに示すように洗浄水供給手
段3の動作開始以前に空気供給手段14を作動させるこ
とで、洗浄水噴出初期における洗浄水の飛散を防止でき
る。さらに、洗浄開始時の洗浄水勢が弱いときには破線
Cに示すように洗浄水供給手段3の動作開始後に空気供
給手段14の作動を開始しても洗浄水噴出初期における
洗浄水の飛散がないに等しいので洗浄水飛散防止には十
分である。
【0021】この時、洗浄水の飛散を送風により防止し
ているので、洗浄水に気泡が混入した場合でも便座15
への洗浄水飛散はおこらない。
【0022】洗浄停止スイッチ8dにより洗浄停止が選
択されると、洗浄水供給手段3が停止し洗浄が終了する
のに連動して、洗浄水飛散防止送風装置17も停止す
る。
【0023】なお、本実施例では空気供給手段13を飛
散防止専用の手段としているが、この種の衛生洗浄装置
に必須の構成要素である乾燥装置の空気供給手段を洗浄
水飛散防止送風装置の空気供給手段として兼用すること
でコストの低減および衛生洗浄装置本体のコンパクト化
が可能となる。
【0024】さらに本実施例において便座15周辺から
人体局部に向け送風を行っているが、便座15周辺への
洗浄水の飛散は便器後方部が主であるので、吐出口16
が便座15後方一か所でも洗浄水の飛散防止には効果が
ある。
【0025】上記実施例では、制御回路18は洗浄水供
給手段3の水勢条件にかかわらず空気供給手段13から
の送風量は一定であるが、水勢スイッチ8cによって選
択された水勢に応じて、送風手段から被洗浄部に送風さ
れる風量を図3に示すように調節する送風量調節制御回
路19を設けることも可能である。
【0026】以上のように送風量調節制御回路19を設
けた場合、洗浄水の各水勢に応じての水勢の飛散状況に
適した飛散防止送風が行われるので、弱い洗浄水勢使用
時に大風量の飛散防止送風が行われることがなく、送風
装置による騒音も低下し、さらに快適な洗浄感が得られ
る。
【0027】
【発明の効果】以上実施例で詳述したように本発明の衛
生洗浄装置によれば、次のような効果が得られる。
【0028】(1)洗浄手段と、被洗浄部に周辺からに
洗浄水飛散防止送風を行う送風手段と、洗浄手段と送風
手段を水勢調節手段で選択された洗浄水勢に対応して
作させる制御回路を設けたものであるので、洗浄水に気
泡混入があっても洗浄開始時および洗浄中に便座への洗
浄水の飛散が低減できる。
【0029】また便座への洗浄水の飛散防止送風を行う
ことで、便座への洗浄水の飛散防止とともに人体局部へ
の洗浄水の飛散も抑制され、洗浄後広範囲に渡って局部
周辺を拭き取る必要がない。
【0030】さらに送風手段における吐出口から人体局
部にかけてエアカーテンが形成され、洗浄中に汚物の悪
臭が便器内に抑制されるため、防臭効果も得られる。
【0031】(2)洗浄水勢に応じて、被洗浄部に送風
する洗浄水飛散防止送風量を調節する送風量調節制御回
路を設けたものであるので、飛散防止に最低限必要な送
風しか行われないので、送風手段による騒音を極力低下
できるとともに、強すぎない適度な風量によってさらに
快適な洗浄感が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す衛生洗浄装置の一部切
欠き構成図
【図2】同実施例におけるの動作説明図
【図3】同実施例において送風量調節制御回路を用いた
場合の動作説明図
【図4】従来の衛生洗浄装置の洗浄水噴出部の断面図
【符号の説明】
3 洗浄水供給手段 8 駆動スイッチを有する操作部 9 肛門洗浄用ノズルユニット 10 ビデ洗浄用ノズルユニット 12 洗浄手段 13 空気供給手段 15 便座 16 吐出口 17 洗浄水飛散防止送風装置 18 制御回路 19 送風量調節制御回路
フロントページの続き (72)発明者 米久保 寛明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−218531(JP,A) 特開 平2−80724(JP,A) 特開 平1−151627(JP,A) 特開 平3−76943(JP,A) 実開 昭62−159582(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄水供給手段と、前記洗浄水供給手段
    から供給された洗浄水を人体局部に噴出する洗浄ノズル
    からなる洗浄手段と、前記洗浄手段の駆動を操作する駆
    動スイッチと、さらに空気供給手段及び、前記空気供給
    手段から供給された風を便座内縁部に設けた複数の吐出
    口から人体局部に向けてエアカーテンを形成するごとく
    噴出させてなる洗浄水飛散防止送風装置と、水勢調節手
    段と、前記駆動スイッチの投入による前記洗浄手段の駆
    と前記水勢調節手段で選択された洗浄水勢に連動して
    前記空気供給手段の動作開始を制御する制御回路を有す
    る衛生洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記水勢調節手段と、前記水勢調節手段
    で選択された洗浄水勢に連動して前記空気供給手段を制
    御し吐出口からの送風量を増減する送風量調節制御回路
    を有する請求項1記載の衛生洗浄装置。
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