JP3380293B2 - 穴を有した絵付き成形品を得るための射出成形同時絵付け方法及び装置 - Google Patents

穴を有した絵付き成形品を得るための射出成形同時絵付け方法及び装置

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    • B29C45/56Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using mould parts movable during or after injection, e.g. injection-compression moulding
    • B29C45/5675Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using mould parts movable during or after injection, e.g. injection-compression moulding for making orifices in or through the moulded article

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形と同時に成形
体の外表面に絵付けを行う射出成形同時絵付け方法及び
装置に係り、特に、穴を有した絵付き成形品をバリ、シ
ワ、ウェルドライン等を伴うことなく適正かつ合理的に
得ることができるようにされたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、射出成形と同時に成形体の外
表面に絵付けを行う方法を実施するにあたっては、例え
ば図9に示される如くの射出成形同時絵付け装置60が
用いられている(特公平4−42172号公報等もあわ
せて参照されたい)。この装置60は、雌金型70とこ
の雌金型70の側方に対向配置された雄金型80とを備
えている。雌金型70は、得るべき成形体の外形に対応
するキャビティ72が設けられるとともに、その内部に
上記キャビティ72に開口する吸気孔74が設けられて
いて、シリンダ等からなる進退装置75により雄金型8
0に対して接近−離隔する方向に進退動せしめられるよ
うになっている。
【0003】また、雄金型80は、上記キャビティ72
内に挿入されるコア部82を有し、その内部に熔融樹脂
注入用のゲート84が設けられており、このゲート84
に射出ユニット76のノズル77が連結接続される。そ
して、上記雌金型70と雄金型80との間に進退可能に
熱盤90が配されている。この熱盤90はその前面(雌
金型70側)が加熱面とされている。
【0004】かかる装置60を用いて射出成形と同時に
絵付けを行うには、まず、雌金型70の側方に絵付け用
の化粧フィルムFを対向配置し、この化粧フィルムFを
上記熱盤90で加熱軟化させ(図11)、次いで、化粧
フィルムFを雌金型70と熱盤90との間に挟んでキャ
ビティ72の開口面を閉じ、雌金型70に設けられた吸
気孔74を通じて真空引きを行うとともに、必要に応じ
て熱盤90に設けられた通気孔(図示省略)を通じて圧
空供給を行う。
【0005】それにより、化粧フィルムFは図12に示
される如くに、キャビティ72の内周面に沿うように延
伸せしめられて密着する。なお、この工程は一般に予備
成形と呼ばれている。続いて、熱盤90を退避させたも
とで、図13に示される如くに、雌金型70を前進させ
ることにより、雄金型80と合体させて型締めを行った
後、雌金型70と雄金型80との間に形成されるキャビ
ティ空間に、射出ユニット76のノズル77から雄金型
80に設けられたゲート84を通じて熔融樹脂を注入充
填して射出成形を行う。
【0006】それにより、雌金型80内の化粧フィルム
Fが注入樹脂(樹脂成形体P)と一体化して貼り付き、
射出成形完了後に型開きを行なうと、型内から外表面に
化粧フィルムFが貼着された成形品Sが取り出される。
ここで、化粧フィルムFが貼合わせ積層フィルム(ラミ
ネートフィルム)である場合には、そのままで絵付けが
行われたことになり、成形品外表面に化粧フィルムF全
層が接着一体化して化粧層となる。それに対し、化粧フ
ィルムFが転写フィルムである場合には、後工程におい
て、成形品外表面に一体化した化粧フィルムFのうちの
基材フィルムのみを剥離し、絵柄層等の転写層を成形品
側に残留させて化粧層となすことにより絵付けが完了す
る。
【0007】なお、上記した例では、射出成形前に化粧
フィルムを雌金型のキャビティ内周面に沿わせて密着さ
せる予備成形を行うようにされているが、その他、例え
ば特公昭43−2577号公報等にも見られるように、
化粧フィルムを雌金型の開口面に沿わせておいて射出樹
脂圧でその化粧フィルムをキャビティ内周面に密着させ
るようにしたものも知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した射
出成形同時絵付けにより得ようとする最終目的物が、図
9に例示される如くの、化粧フィルムF及び樹脂成形体
Pを厚み方向に貫く穴Hを有した絵付き成形品Sである
場合には、従来、次のような方法が採用されていた。
【0009】すなわち、一つの方法は、前記した射出成
形同時絵付け装置60を用いて未だ穴Hが形成されてい
ない成形品を得、得られた成形品を金型内から取り出し
て打ち抜き、押し切り等により穴Hを形成する方法であ
る。しかしながら、この方法で穴Hを形成すると、穴周
辺にバリ(かえり部、残り部等)が出たり、化粧フィル
ムの剥離やシワ等が発生し易く、良好な品質が得難い。
【0010】他の一つの方法は、図14及び15に簡略
図示される如くに、射出成形同時絵付け装置50とし
て、前記した図11〜図13のものと基本構成は同じで
はあるが、雄金型80の前面に穴Hに対応した外形(高
さは化粧フィルムFの厚み分を除いた長さ)を有する凸
部86を設けたものを使用して、該凸部で穴Hに対応す
る部分を閉鎖して射出成形を行い、得られた成形品を金
型70、80内から取り出して、化粧フィルムFのうち
の上記凸部により形成された穴部分を覆っている部位
(ここでは円板状)を切除して穴Hを形成する方法であ
る。
【0011】ところが、この方法を採用した場合には、
前記と同様な手順を踏んで射出成形を行っても、雌金型
70と雄金型80との間に形成されるキャビティ空間に
熔融樹脂を注入した際、図16、図17に示される如く
に、凸部86が存在することによって、その凸部86の
左右に方向が異なる樹脂の2つの流れが発生し、その2
つの流れがゲート84から見て上記凸部86の背面側で
ぶつかり合うものの、完全には融合せず、ウェルドライ
ン(ウェルドマーク)Wと呼ばれる線状のムラが形成さ
れるとともに、化粧フィルムFにおける凸部86周りの
部位に樹脂の不規則な流動に起因してシワ、波うち等が
発生し、良好な品質が得難い。
【0012】また、上記した2つの方法のいずれにおい
ても、射出成形後に、成形品を金型内から取り出した後
に、穴開け加工又は切除加工を行って穴Hを形成するよ
うにされるので、手間がかかり、生産性が低いものとな
っていた。かかる点に鑑み本発明は、穴を有した絵付き
成形品を、バリ、シワ、ウェルドライン等を伴うことな
く適正かつ合理的に、しかも高い生産性をもって得るこ
とができる、穴を有した絵付き成形品を得るための射出
成形同時絵付け方法及び装置を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係る穴を有した絵付き成形品を得るための
射出成形同時絵付け方法は、雌金型のキャビティ開口面
又は内周面に化粧フィルムを沿わせるとともに、上記雌
金型と雄金型とを合体させて型締めを行った後、雌金型
と雄金型との間に形成されるキャビティ空間に熔融樹脂
を注入充填して射出成形を行い、しかる後、上記キャビ
ティ内で上記化粧フィルム及び樹脂成形体を上記雌金型
及び雄金型の両方もしくは一方に付設された穴開け手段
により開穿して穴を形成することを特徴としている。
【0014】この場合、穴開け手段による開穿方法とし
ては、化粧フィルム及び樹脂成形体を局部的に熱熔融さ
せながら厚み方向に打ち抜く方法、あるいは、それらを
切削しながら厚み方向に切り開く方法、等が挙げられ
る。また、本発明に係る穴を有した絵付き成形品を得る
ための射出成形同時絵付け装置は、雌金型と雄金型とを
有し、上記雌金型のキャビティ開口面又は内周面に化粧
フィルムを沿わせるとともに、上記雌金型と雄金型とを
合体させて型締めを行った後、雌金型と雄金型との間に
形成されるキャビティ空間に熔融樹脂を注入充填して射
出成形を行うようにされたものにおいて、上記雌金型及
び雄金型の両方もしくは一方に、上記キャビティ内で上
記化粧フィルム及び樹脂成形体を局部的に熱熔融させな
がら又は切削しながら厚み方向に打ち抜くか又は切り開
いて穴を形成するポンチ等からなる穴開け手段が設けら
れていることを特徴としている。
【0015】上記構成の装置における穴開け手段として
は、種々のものを採用することができる。具体的には、
雌金型及び雄金型にそれぞれ摺動可能に、かつ、化粧
フィルム及び樹脂成形体を挟み得るように対向配置され
て、所定の周波数で機械的に振動せしめられるようにさ
れた一対の振動熱成形用ポンチからなっているもの、
化粧フィルム及び樹脂成形体を局部的に加熱熔融させる
ことができる機能を持った熱発生ポンチからなるもの、
ドリル又は円筒状の回転刃からなる機械的切削部材で
あるもの、レーザー、赤外線等を発生する光ビーム発
生装置であるもの、等が挙げられる。
【0016】上記した及びの穴開け手段を構成する
ポンチについては、その先端部に凹部を形成してその周
縁部を刃先状となすことが好ましい。本発明の射出成形
同時絵付け方法及び装置において、化粧フィルムとして
は、ラミネートフィルム及び転写フィルムのいずれも使
用することができ、従来より射出成形同時絵付け方法に
適用できることが知られている種々の化粧フィルムのう
ちから任意のものを選定して使用できる。また、化粧フ
ィルムは、枚葉フィルムの状態で金型に供給するように
してもよいし、ロール状に巻かれた帯状シートを必要量
づつ繰り出して金型に供給するようにしてもよく、その
場合、金型に対する化粧フィルムの絵柄位置決め(見当
合わせ)の有無は、化粧フィルムの種類(無地であるか
模様付きであるか等)に応じて適宜選定すればよい。
【0017】本発明における射出成形は、熱熔融した熱
可塑性樹脂を射出する方式の他、化学反応によって硬化
する硬化型樹脂の未硬化液を射出するようにした、所謂
RIM成形方式も包含する。この場合は熱熔融していな
い樹脂「溶液」が用いられる。従って、本明細書におい
て「熔融樹脂」とあるのは、加熱熔融状態の樹脂に加
え、上記樹脂の溶液を含めたものを指している。
【0018】また、射出成形にあたっては、化粧フィル
ムを雌金型のキャビティ内周面に沿わせて密着させる予
備成形を行ってもよいし、かかる予備成形を行わない
で、化粧フィルムを雌金型のキャビティ開口面に沿わせ
ておいて射出樹脂圧で、又は射出樹脂圧と射出樹脂の熱
とで、化粧フィルムをキャビティ内周面に密着させるよ
うにしてもよい。
【0019】本発明の射出成形同時絵付け方法及び装置
では、絵付き成形品に一つ以上の所望個数の穴を同時に
形成することができ、その穴の形状も断面が円形の他、
楕円形、多角形等任意に設定可能である。また、穴開け
手段としてドリル等を用いれば、円錐形の穴を形成する
こともできる。さらに、穴開け手段によって穴を形成す
るに際して、金型キャビティ内で化粧フィルム及び樹脂
成形体を局部的に熱熔融させながら又は切削しながらポ
ンチ等を厚み方向に移動させる場合には、軟化し難く切
削し難い化粧フィルム側(雌金型側)から先に開穿する
方が好ましい。
【0020】なお、化粧フィルム及び樹脂成形体を打ち
抜いて穴を形成する場合には、化粧フィルム及び樹脂成
形体を挟むように一対のポンチ等をそれぞれ雌金型側と
雄金型側とに対向配置することが好ましいが、化粧フィ
ルム及び樹脂成形体を切り開くようにして穴を形成する
場合には、雌金型と雄金型の一方側にのみ穴開け手段を
配すれば足りる。
【0021】
【作 用】前記した本発明に係る射出成形同時絵付け装
置を用いて、穴を有した成形品を製造するにあたって
は、まず、従来の射出成形同時絵付け方法と同様に、雌
金型のキャビティ開口面又は内周面に化粧フィルムを挿
入するとともに、上記雌金型と雄金型とを合体させて型
締めを行った後、雌金型と雄金型との間に形成されるキ
ャビティ空間に熔融樹脂を注入充填して射出成形を行
う。
【0022】そして、キャビティ内の熔融樹脂が適度に
冷却固化した後、そのキャビティ内で上記化粧フィルム
及び冷却固化した樹脂成形体を上記雌金型及び雄金型の
両方もしくは一方に付設された穴開け手段により開穿し
て穴を形成するようにされる。このように、キャビティ
内の熔融樹脂が適度に冷却固化した後、キャビティ内で
穴を形成するようにされることにより、従来のように成
形品を金型内から取り出して別の場所で穴開け加工又は
切除加工を行って穴を形成するようにした場合に比し
て、手間がかからず生産性が向上する。
【0023】また、穴を開穿するにあたっては、化粧フ
ィルム及び樹脂成形体を雄雌両金型間に挟まれ固定され
た状態で局部的に熱熔融させながら又は切削しながら打
ち抜くか又は切り開く態様が採られるので、従来のよう
に成形品を金型内から取り出してそのまま打ち抜き、押
し切り等により穴を形成する場合に比して、バリやシワ
が発生し難く、良好な品質が得られる。
【0024】さらに、射出成形時には熔融樹脂の流れを
乱すような凸部が存在しないので、ウェルドラインWと
呼ばれる線状のムラが形成されず、化粧フィルムに樹脂
の不規則な流動に起因したシワ、波うち等も発生せず、
この点からも品質が向上する。
【0025】
【実施例】以下に添付図面を参照して本発明に係る射出
成形同時絵付け方法及び装置の実施例を詳細に説明す
る。図1は、本発明に係る穴を有した絵付き成形品を得
るための射出成形同時絵付け方法の実施に供される装置
の主要部を概略的に示し、図2〜図4は上記方法の手順
を示している。図1〜図4において、前述した図11〜
15に示される従来の装置60、50の各部に対応する
部分には同一の符号を付してそれらの重複説明を省略す
る。
【0026】本実施例の射出成形同時絵付け装置10
は、前述した図9に示される如くの穴Hを有した絵付き
成形品Sを製造するために使用される。ここで、目的物
とされる絵付き成形品Sは、正面部の縦横寸法が100
mm、厚みが3mm程度で平面視「〔 」形状のアクリ
ロニトリルスチレンからなる樹脂成形体Pの正面及び側
面に図10に示される如くの化粧フィルムFを射出成形
と同時に一体に貼着したものであり、化粧フィルムFと
して、厚み26μの離型処理を施した2軸延伸PETフ
ィルム(Fa)上にアクリル樹脂からなる剥離層(F
b)と、アクリル樹脂と塩化ビニル樹脂・酢酸ビニル共
重合体樹脂からなる絵柄層(Fc)と、アクリル樹脂か
らなる接着剤層(Fd)と、を順次グラビア印刷の手法
を用いて印刷し、得られた積層フィルムを0.5mm厚
のABSシートに約200°Cのゴムローラ間で押圧熱
融着し、その後、上記PETフィルムを剥がし転写する
ことにより得られた絵柄のついたABSフィルム(ラミ
ネートフィルム)が用いられる。
【0027】上記射出成形同時絵付け装置10は、雌金
型70と雄金型80とを備えており、それらは基本的に
は前記従来例の雌金型及び雄金型と同一構成とされてい
る。すなわち、雌金型70には得るべき成形品Sの外形
に対応したキャビティ72が設けられるとともに、図示
はされていないが、その内部に上記キャビティ72に開
口する吸気孔が設けられている。また、雄金型80は、
上記キャビティ72内に挿入されるコア部82を有し、
その内部に熔融樹脂のゲート84が設けられている。そ
れら雌金型70及び雄金型80の一方は他方に対して図
示されていないシリンダ等からなる進退装置により接近
−離隔する方向に進退動せしめられるようになってい
る。
【0028】なお、図1には示されていないが、上記雌
金型70及び雄金型80に関連して型締め機構、成形品
イジェクト機構、射出ユニット76、熱盤90真空・圧
空供給装置等の、通常の射出成形同時絵付け装置に備え
られるものは全て備わっている。そして、上記構成に加
えて、本実施例の装置10では、上記雌金型70及び雄
金型80に、それぞれキャビティ72内で化粧フィルム
F及び樹脂成形体Pを局部的に熱熔融させながら厚み方
向に打ち抜いて穴Hを形成するための穴開け手段を構成
する特殊鋼棒材からなる円形断面の一対の主ポンチ20
及び副ポンチ30が、上記穴Hを形成すべき部位に対応
して、摺動可能に、かつ、化粧フィルムF及び樹脂成形
体Pを挟み得るように対向配置されている。上記一対の
ポンチ20、30は、それぞれの後部に配備された既知
の振動発生装置25、35により所定の周波数及び振幅
をもって機械的に振動せしめられるとともに、シリンダ
等からなる進退装置27、37により振動しながら水平
方向に前進及び後退せしめられるようになっている。
【0029】また、上記一対のポンチ20、30のうち
の主ポンチは、図5Aに示される如くに、その先端部に
半球状の凹部20aが形成されてその周縁部が刃先状に
尖鋭化されているのに対し、副ポンチ30の先端部は平
坦面とされている。そして、主、副ポンチの先端部は、
射出成形が終了して打ち抜きが始まるまでは、各々雌雄
金型のキャビティ側の表面と同一面となるように(要す
るにキャビティ内に突出したり、キャビティから凹んで
いたりしないように)設定してある。
【0030】上述の如くの構成された射出成形同時絵付
け装置10を用いて前記穴を有した絵付き成形品を製造
するにあたっては、まず、前述した従来のものと同様
に、化粧フィルムFを熱盤90で加熱軟化させ、次い
で、図2に示される如くに、化粧フィルムFを雌金型7
0と熱盤90との間に挟んでキャビティ72の開口面を
閉じ、雌金型70に設けられた吸気孔74を通じて真空
引きを行うとともに、必要に応じて熱盤90に設けられ
た通気孔(図示省略)を通じて圧空供給を行う。
【0031】それにより、化粧フィルムFはキャビティ
72の内周面に沿うように延伸せしめられて密着し、予
備成形が完了する。続いて、熱盤90を退避させたもと
で、図3に示される如くに、雌金型70を前進させるこ
とにより、雄金型80と合体させて型締めを行った後、
雌金型70と雄金型80との間に形成されるキャビティ
空間に、射出ユニット76のノズル77から雄金型80
に設けられたゲート84を通じて熔融樹脂を注入充填し
て射出成形を行う。
【0032】そして、熔融樹脂の注入充填後、樹脂成形
体Pが冷却固化して約60℃になったとき、主、副ポン
チ20、30をそれぞれ圧電型の機械的振動発生装置2
5、35により周波数50Hz、片振幅0.25mmの
正弦波で励振させて振動加熱を行う(図5A)。上記の
ようにポンチ20、30を振動させると、化粧フィルム
F及び樹脂成形体Pのうちのポンチ20、30によって
衝打される部位(穴Hを形成すべき部位を中心とした局
部的な範囲)が自己発熱し、軟化流動可能状態となる。
【0033】次に、進退装置27、37を作動させ、主
ポンチ20を化粧フィルムF側に前進させるとともに、
副ポンチ30を後退させると、上記軟化流動可能状態と
なった被加工域に主ポンチ20の先端部が押し込まれ、
図5Bに示される如くに、軟化している化粧フィルムF
が円形に切り取られてポンチ20の凹部20a内に入り
込むとともに、同じく軟化している樹脂成形体P内に主
ポンチ20の先端部が食い込む。
【0034】続いてさらに、主ポンチ20を前進させる
とともに、副ポンチ30を後退させると、図5Cに示さ
れる如くに、主ポンチ20が完全に化粧フィルムF及び
樹脂成形体Pを貫通して雄金型80側に挿入され、化粧
フィルムF及び樹脂成形体Pが打ち抜かれて穴Hが形成
される。その後、主ポンチ20を後退させて元の位置
(図5Aの位置)復帰させた状態で雌金型70と雄金型
80の型開きを行うと、図9に示される如くの、穴Hを
有した絵付き成形品Sが得られ、それをイジョクトピン
で取り出した後、副ポンチ30を前進させて打ち抜かれ
た円形断面の化粧フィルム及び樹脂成形体を外部に排除
することにより1成形サイクルが終了する。
【0035】上記のように、本実施例においては、キャ
ビティ内の熔融樹脂が適度に冷却固化した後、そのキャ
ビティ内で化粧フィルムF及び冷却固化した樹脂成形体
Pを主ポンチ20及び副ポンチ30により打ち抜いて穴
Hを形成するようにされるので、従来のように成形品を
金型内から取り出して別の場所で穴開け加工又は切除加
工を行って穴を形成するようにした場合に比して、手間
がかからず生産性が大幅に向上する。
【0036】また、穴Hを形成するにあたっては、化粧
フィルムF及び樹脂成形体Pを雄雌両金型間で挟んで固
定した状態で局部的に熱熔融させながら打ち抜く態様が
採られるので、従来のように成形品を金型内から取り出
してそのまま打ち抜き、押し切り等により穴を形成する
場合に比して、バリやシワが発生し難く、良好な品質が
得られる。
【0037】さらに、射出成形時には熔融樹脂の流れを
乱すような凸部が存在しないので、ウェルドラインWと
呼ばれる線状のムラが形成されず、化粧フィルムに樹脂
の不規則な流動に起因したシワ、波うち等も発生せず、
この点からも品質が向上する。なお、上記実施例おい
て、主ポンチ20を化粧フィルムF及び樹脂成形体Pを
完全に貫通するまで前進させないで、途中(図5B)ま
で前進させた後、図6に示される如くに、主ポンチ20
を後退、副ポンチ30を前進させて、化粧フィルムF及
び樹脂成形体Pを雌金型70側に打ち抜くようにするこ
とも可能である。
【0038】また、穴開け手段としては、上記振動加熱
用ポンチ20、30の他、化粧フィルム及び樹脂成形体
を局部的に加熱熔融させることができる機能を持った、
例えば図7に示される如くのヒーター43、44を内蔵
した熱発生ポンチ40、42や、図7に示される如くに
円筒状の回転刃45からなる機械的切削部材を用いても
よく、さらには、誘導加熱方式の熱発生ポンチやレーザ
ー、赤外線等を発生する光ビーム発生装置を用いてもよ
い。
【0039】その他図示しないが、熱発生型の主ポンチ
20、副ポンチ30の加熱方式として、強磁性体又は導
体金属に交流磁場を加えて、ヒステリシス損、渦電流損
等を用いた誘導加熱で加熱する方式も用い得る。さら
に、前記振動加熱用ポンチ20、30の励振用の機械的
振動発生装置25、35としては、圧電型のほか、電歪
型、磁歪型等公知の方式を用い得る。また、機械的振動
の周波数としても、10Hz〜20kHz程度の可聴周
波数の他、20kHz〜1MHz程度の超音波領域のも
のを用いることもできる。
【0040】さらに、振動の様式としても、定常波状態
で用いることもできるほか、主、副ポンチの先端加工部
分の外周部近傍が、主、副ポンチの外周(円柱状ポンチ
であれば、円周)に沿って波面が時計周り又は半時計回
りに循環する進行波となるように励振することもでき
る。具体的には、ポンチ20、30の外周方向にn個の
振動発生装置を略等間隔に並べ、各振動子にn相交流φ
1 、φ2 、φ3 、・・・・φn を順番につないで励振す
ることにより、ポンチ先端は外周方向に周回する進行波
を生じせしめる。こうすることにより、ポンチ先端に周
方向に循環する剪断応力や摩擦力を加えることができ、
一層効率良く打ち抜くことができる。特に、この場合に
ポンチ20の先端を図5Aの20(a)のような刃先に
しておくことにより高い効率が得られる。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明に係る穴を有した絵付き成形品を得るための射出成形
同時絵付け方法及び装置によれば、穴を有した絵付き成
形品を、バリ、シワ、ウェルドライン等を伴うことなく
適正かつ合理的に、しかも高い生産性をもって製造する
ことができるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の射出成形同時絵付け装置の主
要部を示す概略構成図。
【図2】実施例の予備成形工程を示す図。
【図3】実施例の射出成形工程を示す図。
【図4】実施例の穴開け工程を示す図。
【図5】実施例の穴開け工程の詳細な説明に供される
図。
【図6】実施例の変形例の説明に供される図。
【図7】他の実施例の説明に供される図。
【図8】他の別の実施例の説明に供される図。
【図9】得るべき穴を有した絵付き成形品を示す図。
【図10】化粧フィルムの一例を示す図
【図11】従来の射出成形同時絵付け装置の一例を示す
図。
【図12】従来の射出成形同時絵付け方法の説明に供さ
れる図。
【図13】従来の射出成形同時絵付け方法の説明に供さ
れる図。
【図14】従来の穴を有した絵付き成形品を得るための
射出成形同時絵付け装置を示す概略構成図。
【図15】従来の穴を有した絵付き成形品を得るための
射出成形同時絵付け方法の説明に供される図。
【図16】従来装置によって製造された成形品に伴うウ
ェルドラインの説明に供される図。
【図17】従来装置によって製造された成形品に伴う化
粧フィルムのシワ、波打ちの説明に供される図。
【符号の説明】
10−射出成形同時絵付け装置 20−主ポンチ 30−副ポンチ 70−雌金型 80−雄金型 F−化粧フィルム P−樹脂成形体 S−成形品 H−穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 俣野 剛史 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 小林 和久 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 阿竹 浩之 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−69455(JP,A) 特開 平5−31769(JP,A) 特開 昭58−165999(JP,A) 特開 平2−209213(JP,A) 特開 平4−109510(JP,A) 特開 昭60−212314(JP,A) 特開 昭62−242511(JP,A) 特開 昭58−132529(JP,A) 特開 昭61−188117(JP,A) 特開 平4−62119(JP,A) 特開 平4−80008(JP,A) 実開 昭62−134605(JP,U) 実開 平4−22211(JP,U) 実開 平4−22214(JP,U) 特公 平4−82088(JP,B2) 実公 平3−56344(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雌金型のキャビティ開口面又は内周面に
    化粧フィルムを挿入し、該化粧フィルムを熱盤で加熱軟
    化させた後、該化粧フィルムを前記雌金型と熱盤との間
    に挟んで前記キャビティ開口面を閉じ、前記雌金型に設
    けられた吸気孔を通じて真空引きを行うことより、該化
    粧フィルムを前記キャビティ内周面に沿うように延伸さ
    せて該化粧フィルムの成形を行い、さらに、上記雌金型
    と雄金型とを合体させて型締めを行った後、雌金型と雄
    金型との間に形成されるキャビティ空間に熔融樹脂を注
    入充填して射出成形を行い、しかる後、上記キャビティ
    内で上記化粧フィルム及び樹脂成形体を上記雌金型及び
    雄金型の両方もしくは一方に付設された穴開け手段によ
    り開穿して穴を形成することを特徴とする、穴を有した
    絵付き成形品を得るための射出成形同時絵付け方法。
  2. 【請求項2】 キャビティ内で化粧フィルム及び樹脂成
    形体を雌金型及び雄金型の両方もしくは一方に付設され
    た穴開け手段により局部的に熱熔融させながら厚み方向
    に打ち抜いて穴を形成することを特徴とする、請求項1
    記載の穴を有した絵付き成形品を得るための射出成形同
    時絵付け方法。
  3. 【請求項3】 キャビティ内で化粧フィルム及び樹脂成
    形体を雌金型及び雄金型の両方もしくは一方に付設され
    た穴開け手段により切削しながら厚み方向に切り開いて
    穴を形成することを特徴とする、請求項1記載の穴を有
    した絵付き成形品を得るための射出成形同時絵付け方
    法。
  4. 【請求項4】 雌金型および雄金型と化粧フィルムを加熱軟化させる熱盤であって、該熱盤と
    前記雌金型との間に前記化粧フィルムを挟んで前記雌金
    型のキャビティ開口面を閉じることのできる熱盤と前記化粧フィルムが延伸して前記雌金型のキャビティ内
    周面に沿うように、前記雌金型に設けられた吸気孔を通
    じて真空引きを行う吸引手段と、を有する射出成形同時
    絵付け装置であって 、 上記雌金型のキャビティ開口面又は内周面に前記化粧フ
    ィルムを挿入し、前記熱盤および吸引手段を用いて該化
    粧フィルムの成形を行い、さらに、上記雌金型と雄金型
    とを合体させて型締めを行った後、雌金型と雄金型との
    間に形成されるキャビティ空間に熔融樹脂を注入充填し
    て射出成形を行うようにされた射出成形同時絵付け装置
    において、 上記雌金型及び雄金型の両方もしくは一方に、上記キャ
    ビティ内で上記化粧フィルム及び樹脂成形体を局部的に
    熱熔融させながら又は切削しながら厚み方向に打ち抜く
    か又は切り開いて穴を形成するポンチ等からなる穴開け
    手段が設けられていることを特徴とする、穴を有した絵
    付き成形品を得るための射出成形同時絵付け装置。
  5. 【請求項5】 穴開け手段が、雌金型及び雄金型にそれ
    ぞれ摺動可能に、かつ、化粧フィルム及び樹脂成形体を
    挟み得るように対向配置されて、所定の周波数で振動せ
    しめられるようにされた一対の振動熱成形用ポンチから
    なっていることを特徴とする、請求項4記載の射出成形
    同時絵付け装置。
  6. 【請求項6】 穴開け手段が、化粧フィルム及び樹脂成
    形体を局部的に加熱熔融させることができる機能を持っ
    た熱発生ポンチからなっていることを特徴とする、請求
    項4記載の射出成形同時絵付け装置。
  7. 【請求項7】 穴開け手段が、ドリル又は円筒状の回転
    刃からなる機械的切削部材であることを特徴とする、請
    求項4記載の射出成形同時絵付け装置。
  8. 【請求項8】 穴開け手段が、レーザー、赤外線等を発
    生する光ビーム発生装置である、請求項4記載の射出成
    形同時絵付け装置。
  9. 【請求項9】 穴開け手段を構成するポンチの先端部に
    凹部が形成されてその周縁部が刃先状に尖鋭化されてい
    ることを特徴とする、請求項5又は6記載の射出成形同
    時絵付け装置。
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