JP3379791B2 - リーフ状の物品の分割受け入れ装置 - Google Patents

リーフ状の物品の分割受け入れ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として薬袋,処方
箋,その他印刷物など比較的こしが強いリーフ状の物品
を取り扱う例えばプリンタに付設されて所要の処理を終
えたリーフ状の物品を、次工程での処理作業が便利なよ
うに1区分ずつに分けて一時的に収納されて、外側から
の取り出しが容易にされているリーフ状の物品の分割受
け入れ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば病院,診療所などの薬局で
は多数の患者に薬剤を提供する際、薬袋に調剤されたそ
の調剤薬の用法などを記載する作業は、主に人手によっ
て処方箋に基づき記載されている。また、薬袋に収容さ
れた薬剤は薬剤師が処方箋と照合して誤りのないことを
確認する監査が必要であることから、調剤後の薬剤を短
時間で患者に提供することができない状態にある。そこ
で、最近では薬袋に対する用法などはコンピュータを用
いて処方箋に記載された投薬情報をプリンタに出力させ
ることによって、プリンタで印字させて作業能率の向上
を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
薬袋に対する用法などの記載作業は、従来の人手による
作業に比べてプリンタによる印字操作で著しく作業能率
が向上したが、依然として、薬袋に対する調剤薬の収納
やその後の監査の作業については規則によって必ず人手
によらねばならない。そのために、薬局ではプリンタに
よる薬袋に対しての用法の印字記入操作とその後の薬袋
に対する投薬の監査・収納作業との間にどうしても時間
的なずれが生じる。
【0004】したがって、多くの患者に対する投薬を行
う薬局では、多量の薬剤を取り扱うことになるので前述
の作業上の時間的なずれで、プリンタから送り出される
印字済みの薬袋を正しく整理して順番に投薬の収納作業
を行わないと、多種類の薬剤を投薬される患者の場合、
薬袋に投薬が誤って収納されるようなことになり、監査
の場所でその誤りによる異なった薬剤がどの薬袋に納ま
っているかを捜す事態になって、大変な混乱を生じるこ
とになる。このようなことになれば、短時間での投薬が
できなくなって作業の合理化が促進できないことにな
る。
【0005】本発明は、このような問題の発生を未然に
防止できるように、また、次工程の作業での取り扱いが
誤りなく実施できるように、例えばプリント済みの薬袋
など(薬袋への印字と同時に調剤用の処方箋も印字され
ることがある)が所要量ずつ(投薬患者1人分ずつ)に
分けて順次一時的に受け入れて収納され、その受け入れ
物品を外側から取り出し容易にされるリーフ状の物品の
分割受け入れ装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに本発明によるリーフ状の物品の分割受け入れ装置
は、リーフ状の物品を受支する複数枚の物品受支板と、
これら物品受支板を一定の間隔に保って支持して間欠的
に移動させるエンドレスの駆動体及びその駆動機構と、
前記動体及びその駆動機構を収容支持する躯体と、こ
の躯体内部で前記駆動体によって間欠的に移動される前
記複数の物品受支板に分割された物品を受支させるとと
もに、開放された物品取り出し範囲を所要区間に有する
物品分割収納部とを含み、記駆動機構は前工程の指
令で処理済み物品が1分割分ずつ前記物品受支板への受
け入れ位置で供給されると当該物品受支板を1ピッチ前
進移動さるように駆動され、前記各物品受支板は、収
納受支される物品の取り出し側に切欠きを有し、かつ、
その基端側が前記駆動体に支持されるとともに、その自
由端側が前記物品分割収納部において前記駆動体に対向
して同期循環作動される補助駆動体に付設の受支片によ
って支持されることを特徴とするものである
【0007】前記物品受支板の切欠き対向して、これ
ら物品受支板の進行側における前記躯体適宜位置に物
品受支検知センサーを配置して、この物品受支検知セン
サーによって前記物品分割収納部における最前進位置に
ある物品受支板に収納受支される物品の有無を前記切
欠き通して検知、この物品受支検知センサーの信号
で前記駆動機構の動き及び前工程からの物品供給動作を
制御するのが好ましい。また、前記物品分割収納部にお
ける物品受け入れ口の反対端には開放可能な扉を付設し
て、前工程からの物品供給時における物品の飛び出しを
防止するとともに前記受け入れ口位置での物品の詰まり
などを除去点検できるようにされるのがよい。なお、前
記物品受支板は、エンドレスの駆動体によって躯体内の
物品分割収納部で上下方向に間欠移動される構成である
のがよい。
【0008】
【作用】このような構成の本発明によれば、間欠的に循
環移動される複数枚の物品受支板は、前工程と連動する
ようにされて、収受される物品の受け取り位置で前工程
において処理された物品が1分割処理分送り込まれる
と、前工程からの指令を受けて駆動機構が駆動体を物品
受支板の取付1ピッチ分移動させて新たな物品受支板を
物品の受け取り位置に前進させる。この操作が継続して
繰り返され、各物品受支板に処理済みの物品がそれぞれ
1分割処理分ずつ受け入れられて次の工程での処理操作
箇所に進行すると、その次工程でそれぞれ分割された物
品を取り出す区間に複数の物品受支板が位置するように
されている。したがって、次工程での作業者は送り出さ
れる物品受支板上に受支収納の物品を取り出せば、所定
に区分された物品ごとにそのまま処理して所要の作業が
行える。なお、物品受支板上に搭載されている物品を取
り出すには、この物品受支板の切欠き部で物品を掴むよ
うにすれば取り出しが容易である。
【0009】前工程から所要量に区分されて送り込まれ
る物品を収受された物品受支板は、以後次工程での取り
出しが終わるまで物品分割収納部を進行する間、その物
品受支板の自由端を同期循環する補助駆動体の受支片に
よって受支されることにより、負荷により傾くことなく
正しい姿勢を保って移動することができる。また、物品
受支板の切欠き部を利用して物品受支検知センサーによ
り物品の有無を検知させることで、物品分割収納部にお
ける最前進物品受支板に収受物品があるときは前工程か
らの処理済み物品の供給を停止させて、次工程での作業
を混乱させないようにできる。そして、循環移動される
物品受支板に対する処理済み物品の受け入れ位置での受
け入れ口の反対端に扉を設けることによって送り込まれ
る物品の送り込みミスなどでトラブルが発生しても簡単
に点検・処理ができて作業性を損なわず運転を続けるこ
とができる。
【0010】
【実施例】次に、本発明のリーフ状の物品の分割受け入
れ装置について、その一実施例を図面を参照しつつ説明
する。この実施例は取り扱われるリーフ状の物品が薬袋
など比較的こしの強いもので、その薬袋などの表面にプ
リンタで印字する薬袋印字装置に連結されて用いられる
場合の一具体例について説明する。図1に示されるのは
本発明による薬袋等の分割受け入れ装置の正面図、図2
は図1における要部の縦断面図、図3は図2の中央縦断
面図で隣接する薬袋印字装置との関連を併記されてい
る。図4は物品受支板の一実施例の斜視図である。
【0011】これらの図において、本実施例の薬袋等の
分割受け入れ装置1は、複数の物品受支板11と、これら
物品受支板11を一定の間隔で支持して間欠的に移動循環
させるエンドレスの駆動チェン14と、駆動機構20と、前
記物品受支板11の駆動チェン14とその駆動機構20を収容
する躯体30と、前記物品受支板11上に受け入れた物品を
次工程での作業に際して取り出されるまで一時的に収納
受支する所要区間の物品分割収納部10、及び制御機構40
とで構成されている。
【0012】物品受支板11は、いずれも取り扱う物品の
最大外形寸法よりやや大きい受け面11a を形成されて、
その一側部を所要寸法で屈曲させて駆動チェン14との取
付部11b とされ、前記受け面11a となる平面部の一部に
切欠き12を形成されている。その切欠き12は、物品受支
板11が物品の分割受け入れ装置1として組み立てられた
場合の正面側になる部分に、その正面側の側端から受け
面11a 上に搭載される物品を手で掴んで取り出すのに容
易な大きさとされている。なお、この物品受支板11は機
械的強度の大きい合成樹脂板,アルミニウム板あるいは
ステンレス鋼板などで構成される。
【0013】駆動チェン14は、例えばアタッチメント付
きローラチェンで、前記物品受支板11を複数枚一定間隔
でアタッチメント部に取り付けて循環駆動できるように
縦長の箱型の躯体30内部で所要間隔で上下に配設される
スプロケット15,15' 間に巻掛けられて、躯体30内下部
に設けられる駆動機構20によって前記物品受支板11の取
付1ピッチずつ間欠的に駆動されるようになされてい
る。そして、この駆動チェン14は図上右側に下降するよ
うに駆動され、その駆動チェン14に取り付けられる複数
枚の物品受支板11の各受け面11a が、当該下降側で上を
向いて水平を保って移動できるように配される。
【0014】前記駆動チェン14によって循環駆動される
複数枚の物品受支板11は、前記受け面11a を上向きにし
て下降される区間で、それら各物品受支板11の自由端側
にその駆動チェン14の移動に同期するようにして循環作
動される補助駆動チェン16が設けられ、この補助駆動チ
ェン16に付設の受支片17にて補助的に受支されて水平に
保たれるようにされている。その補助駆動チェン16の駆
動は、前記物品受支板11の駆動機構20によって同時駆動
されるように、例えば1台の駆動機から動力を分岐され
て上下いずれかのスプロケット16' ,16" (この実施例
では下側のスプロケット16' )に伝達駆動されるように
なされている。
【0015】躯体30内における前述の物品受支板11が下
降される区間を物品分割収納部10とされ、この物品分割
収納部10の前面は物品取り出し範囲Aとして開放されて
いる。そして、この物品分割収納部10には本実施例で物
品受支板11が物品取り出し範囲Aに常時10枚位置する
ようにされ、その物品分割収納部10の上部の後ろ側に物
品受け入れ口31が設けられ、また上部の前側に点検用の
扉32が設けられて通常時閉じているようにされている。
さらに、物品分割収納部10の下側位置にはストック部35
が設けられ、例えば印字済みの薬袋を連続して送り出す
ようにされる場合に薬袋など(物品)を一時受け入れ保
管できるようにされている。なお、そのストック部35の
前面には扉36が付設されて前側から物品を取り出せるよ
うにされている。
【0016】そして、前記物品分割収納部10には、その
下部位置にて躯体30の適所に前記物品受支板11に設けら
れている切欠き12に対向して例えば投受光型の物品受支
検知センサー25が配置され、この物品受支検知センサー
25によって物品分割収納部10の最下位に達した物品受支
板11上に薬袋など物品の搭載の有無を、前記切欠き12を
通じて検知されるようになされている。その物品受支検
知センサー25が発する光線が物品受支板11の切欠き12を
通じて反射受光されないときは、薬袋など物品を搭載さ
れた物品受支板11が最下位にないことを検知し、反射光
が受光されると薬袋など物品を搭載された物品受支板11
が最下位に達していることを検知して駆動機構20の作動
並びに薬袋印字装置2の供給操作を停止させる指示が制
御機構40に与えられるように連係されている。なお、図
中符号26は、この分割受け入れ装置1の操作盤で、起動
・停止,物品の分割受け入れ操作と前記ストック部35へ
の連続受け入れ操作との切り替えなどを押しボタンで操
作できるできるようになっている。
【0017】制御機構40は、図5で示されるような順序
で動作するように前記物品受支板11の駆動機構20と本実
施例装置に併設される公知構造の薬袋印字装置2の駆動
部及びプリンタとが関連するようにされている。
【0018】このように構成される本実施例の薬袋等の
分割受け入れ装置1は、隣接して配置された薬袋印字装
置2の駆動部及びプリンタ(いずれも図示省略)と連動
するようにして、かつその印字済みの薬袋等の搬送手段
(コンベア)2aの送り出し終端が物品受け入れ口31に隣
接するようにして設置される。そして、その薬袋印字装
置2において用法など所要の事項を印字された所要量の
薬袋、例えば患者1人分の投薬に要する薬袋がプリンタ
によって印字を終えて送り出されるのを物品分割収納部
10内で物品受け入れ口31に対応する位置の物品受支板11
上に受け入れるようにされる。なお、その物品受け入れ
口31の前側に設けられる扉32は薬袋印字装置2の搬送手
段により送り込まれる薬袋が飛び込む際のストッパーの
役目を兼ねている。
【0019】次に、本実施例の薬袋等の分割受け入れ装
置1と連結される薬袋印字装置2との関係で印字された
薬袋の分割振り分け供給の動作態様を説明する。薬袋印
字装置2から印字された所要量の薬袋、例えば患者1人
分の薬袋が薬袋等の分割受け入れ装置1における物品分
割収納部10での最上位の物品受支板11上に供給される
と、図5で示されるように薬袋印字装置2より印字完了
信号が制御機構40に送られる。制御機構40がこの印字完
了信号を受けると、駆動機構20の駆動機を作動させて駆
動チェン14及び補助駆動チェン16を同時に物品受支板11
とこの物品受支板11の端部を受支する受支片17とがその
取付1ピッチ相当距離下降されるように下降させる。こ
れら駆動チェン14及び補助駆動チェン16が前記1ピッチ
相当距離移動された後、今度は薬袋印字装置2へ動作終
了信号が送信される。すると、再び薬袋印字装置2に接
続されるコンピュータ(図示省略)からの所要情報に基
づきプリンタが作動して所要の薬袋にデータが印字され
る。なお、この際調剤用の処方箋も同時に印字される。
そして、患者1人分の薬袋に対する印字が終了すると前
述のように印字完了信号が制御機構40に送信され、物品
受け入れ口から待機中の物品受支板11上に印字済みの薬
袋と調剤用処方箋とが送り込まれ、以後前述の操作が繰
り返される。
【0020】こうして、物品分割収納部10に順次送り込
まれる印字済みの薬袋,調剤用処方箋は受け入れ位置で
当該位置にある物品受支板11上に受け入れられて1ピッ
チずつ下降すると、次工程の作業者、言い換えると処方
箋に基づき調剤された薬剤を薬袋に収納する作業を行う
薬剤師もしくはその補助者は、正面側の物品取り出し範
囲Aから順次(あるいは任意の位置で)物品受支板11上
に受支されて供給される1人分の調剤用処方箋と薬袋と
のセットをその物品受支板11上から取り出して次の作業
に供される。その物品受支板11の受け面上に搭載されて
いる薬袋,調剤用処方箋のセットを取り出すには、物品
分割収納部10の前面は開放されているので、その物品受
支板11に設けられている切欠き12箇所で直接薬袋,調剤
用処方箋のセットを手で掴めば、持ち上げたりすること
なく手前に取り出すことができる。また、この際、物品
受支板11上に複数の薬袋などが搭載されていても重ねら
れているので、前述のように切欠き箇所で一度に掴むこ
とができるので取り扱いは簡単である。そして、全ての
物品受支板11には同一箇所で切欠きが設けられているか
ら、例えその物品受支板11が下降中であっても支障なく
取り出しができる。
【0021】前述の物品分割収納部10において各物品
受支板11上に薬袋,調剤用処方箋が搭載されて下降さ
れ、その物品分割収納部10における最下位まで薬袋,
調剤用処方箋が搭載されたままの物品受支板11が移行
されると、あるいは作業上の都合で物品分割収納部10
内に薬袋,調剤用処方箋が搭載されたままの物品受支板
11が例えば10枚収納されると、物品受支検知センサ
ー25の作動によって図5で示されるように薬袋印字装
置2に満杯信号送られ、その薬袋印字装置2の薬袋等
への印字作動が停止される。なお、物品受支板11上の
薬袋,調剤用処方箋が取り除かれると、満杯信号の解除
が制御機構40を通じて薬袋印字装置2側に送信され、
再び印字操作と所要量の薬袋,調剤用処方箋のセットが
供給されることになる。
【0022】以上は薬袋印字装置に送られる投薬情報に
従って患者1人分ずつの薬袋と調剤用処方箋とのセット
が物品分割収納部10に移動される物品受支板11上に順次
受け入れられて、その患者1人分ずつの薬袋と調剤用処
方箋とのセットを次工程での作業者が順次取り出す操作
についての説明である。しかし、次工程での作業の都合
で連続してストック部35に前述の分割された薬袋と調剤
用処方箋とのセットを受け入れておいて纏めて作業を行
う場合には、操作盤にて連続のモードに切り換えること
により、物品受支検知センサー25の作動を停止させて順
次物品受支板11に受け入れられたものを最下位から上昇
に反転する際にストック部35内に排出させて処理でき
る。
【0023】本発明のリーフ状の物品の分割受け入れ装
置は、上述の実施例のように前工程から送り出される物
品を所要量ずつ分割されて物品受支板上に順次供給して
所要の区間で次工程での作業者が取り出し容易なように
構成されるので、その取り扱い物品が次工程の作業者自
身の操作で取り出しできる物品であれば、前記要領で前
工程と次工程との間での作業上における時間差を有効に
活用して誤りなく処理できる。したがって、取り扱われ
る物品に応じて物品受支板並びに分割物品収納部の形状
構造を任意に変更して対応させることができる。
【0024】なお、本実施例における駆動チェン14は本
発明の駆動体に対応する。また、そのエンドレスの駆動
体として駆動チェンに代えてタイミングベルトを使用す
ることも任意なし得る。
【0025】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、連続し
て供給できる前工程の装置と次工程との間に配置して前
後両工程間に生じる作業上の時間的なずれを、次工程で
の作業の状況に応じて前工程から分割されて供給される
物品を次の工程での作業者が、その作業に応じて随時に
物品を取り出して目的作業ができ、供給速度が過剰にな
ると前工程の装置からの物品の供給を一時的に停止させ
たり、あるいはその前工程での作業を一時停止させたり
して、次工程での作業に支障が生じないようにすること
で、作業上におけるいわゆる作業ミスを解消して合理的
に能率の向上を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による薬袋等の分割受け入れ装置の一実
施例の正面図である。
【図2】図1における要部の縦断面図である。
【図3】図2の中央縦断面図で隣接する薬袋印字装置と
の関連を併記されている。
【図4】物品受支板の一実施例の全体斜視図である。
【図5】本実施例の薬袋等の分割受け入れ装置の動作態
様を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 薬袋等の分割受け入れ装置 2 薬袋印字装置 2a 薬袋等の搬送手段(コンベア) 10 物品分割収納部 11 物品受支板 12 物品受支板に設けられた切欠き 14 物品受支板の駆動チェン 16 補助駆動チェン 17 受支片 20 駆動機構 25 物品受支検知センサー 30 躯体 31 物品受け入れ口 35 ストック部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リーフ状の物品を受支する複数枚の物品
    受支板と、これら物品受支板を一定の間隔に保って支持
    して間欠的に移動させるエンドレスの駆動体及びその駆
    動機構と、前記動体及びその駆動機構を収容支持する
    躯体と、この躯体内部で前記駆動体によって間欠的に移
    動される前記複数の物品受支板に分割された物品を受支
    させるとともに、開放された物品取り出し範囲を所要区
    間に有する物品分割収納部とを含み、記駆動機構は
    前工程の指令で処理済み物品が1分割分ずつ前記物品受
    支板への受け入れ位置で供給されると当該物品受支板を
    1ピッチ前進移動さるように駆動され、前記各物品受
    支板は、収納受支される物品の取り出し側に切欠きを有
    し、かつ、その基端側が前記駆動体に支持されるととも
    に、その自由端側が前記物品分割収納部において前記駆
    動体に対向して同期循環作動される補助駆動体に付設の
    受支片によって支持されることを特徴とするリーフ状の
    物品の分割受け入れ装置。
  2. 【請求項2】 前記物品受支板の切欠き対向して、こ
    れら物品受支板の進行側における前記躯体適宜位置に
    物品受支検知センサーを配置して、この物品受支検知セ
    ンサーによって前記物品分割収納部における最前進位置
    にある物品受支板に収納受支される物品の有無を前記
    切欠き通して検知、この物品受支検知センサーの信
    号で前記駆動機構の動き及び前工程からの物品供給動作
    を制御するように構成される請求項1記載のリーフ状
    の物品の分割受け入れ装置。
  3. 【請求項3】 前記物品分割収納部における物品受け入
    れ口の反対端には、扉が付設されている請求項1または
    に記載のリーフ状の物品の分割受け入れ装置。
  4. 【請求項4】 前記物品受支板は、エンドレスの駆動体
    によって躯体内の物品分割収納部で上下方向に間欠移動
    される構成である請求項1乃至のいずれかに記載のリ
    ーフ状の物品の分割受け入れ装置。
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