JP3379558B2 - インクジェット記録方法および装置 - Google Patents

インクジェット記録方法および装置

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JP3379558B2 JP5579894A JP5579894A JP3379558B2 JP 3379558 B2 JP3379558 B2 JP 3379558B2 JP 5579894 A JP5579894 A JP 5579894A JP 5579894 A JP5579894 A JP 5579894A JP 3379558 B2 JP3379558 B2 JP 3379558B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転写媒体上にインク像
を形成した後、そのインク像を記録媒体に転写し、記録
媒体上にインク像を形成するインクジェット記録技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式は、機構が簡単
でしかも騒音が発生しない点で優れている。しかしなが
ら、記録媒体の違い、例えば記録紙の紙質の違いにより
印字状態が変化するといった問題の他、記録媒体排出の
際にインク像の未乾燥部分の像がこすれ等により乱れる
といった問題がある。
【0003】このような問題を解決するために、例え
ば、米国特許第4538156号明細書、米国特許第5
099256号明細書に見られるように、転写媒体上に
インクジェット記録方式によりインク像を形成し、その
後インク像を転写媒体から記録媒体上に転写する転写方
式の記録方法が提案されている。この記録方法は、図1
2に示したように記録ヘッド101を記録媒体である記
録紙102と離れて配置でき、記録ヘッド101が記録
紙102と近接して配置されるために生ずる接触や記録
紙から発生する紙粉付着に起因する記録ヘッド101の
目詰まりが防止できるという特徴を有している。
【0004】ところで、このような転写方式の記録にお
いては、所望のインク像が転写媒体上に正確に形成され
ることと、インク像が転写媒体から記録媒体へ低い圧力
で効率よく転写されることの両方が満足されなければな
らない。
【0005】前者については、転写媒体上に吐出された
インク滴が転写媒体上で不当に広がったり、流れたりし
てその位置や形が大きく変化してしまったのでは、形成
される印字が乱れてしまう。(以下、このような現象を
本明細書ではインクの「はじき」現象と言う。)「はじ
き」現象が発生すると、良好な印字が記録媒体上で得ら
れなくなってしまう。後者については、転写媒体上に形
成されたインク像が記録媒体に転写される際、インク像
が転写媒体上に残ってしまったり、その転写に大きな圧
力が必要とされるのでは、効率のよい印字が行えなくな
ってしまう。
【0006】このような問題を解消するために、特開平
1−146750号公報に見られるように、転写媒体上
にグリセリンの薄膜を形成し、グリセリンの薄膜の表面
に油性インクでインク像を形成する方法が提案されてい
る。この方法によれば、正確なインク像の形成と、比較
的低い転写圧力でインク像を記録媒体に効率的に転写す
ることができる。
【0007】ところで、印刷品質の改良を図るために水
に高分子エマルジョンを溶解させたインクが開発されて
いる。このインクは速やかに膜化するため、転写効率を
向上することができるもの、水を主溶媒とする水性イン
クであるため、上述の油性インクの場合と異なり、転写
媒体にグリセリンの薄膜を形成したのでは、転写効率の
向上を期待できないことが判明した。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題に鑑みてなされたものであって、その目的とすると
ころは、水性インクにより形成されたインク像を、高い
転写効率で記録紙に転写することができる転写型インク
ジェット記録方法を提案することである。本発明の他の
目的は、同上記録方法を実現することができる記録装置
を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような課題を達成す
るために本発明においては、所定の速度で移動し、かつ
表面に弾性体の層を備えた転写媒体の印刷領域に、界面
活性剤を直径50μm以下の液滴状で、かつ単位面積当
りの塗布量が0.001mg/cm2乃至0.1mg/
cm2となるように塗布する工程と、前記転写媒体の前
記界面活性剤が塗布された領域に水性インクのインク像
を形成する工程と、前記転写媒体に記録媒体を所定の圧
力で接触させて前記インク像を記録媒体に転写する工程
とを備えるようにした。
【0010】
【実施例】そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例
に基づいて説明する。 <第一実施例> 図1は、本発明の一実施例のインクジェットプリンタの
斜視図を、図2はその断面図を示す。転写媒体である転
写ドラム1の周囲に、インクを液滴として吐出するイン
クジェット方式の記録ヘッド2、圧力ローラ3、、及び
塗布手段である界面活性剤塗布装置4が配置されてい
る。転写ドラム1の内部には加熱手段であるヒーターラ
ンプ5が配置されている。ヒーターランプ5は、図示し
ない出力信号処理回路と、ヒーターランプ5を点灯させ
る加熱駆動回路とからなる加熱制御手段により制御され
る。
【0011】転写ドラム1、記録ヘッド2、圧力ローラ
3、、及び界面活性剤塗布装置4の回転方向、、及び移
動方向はそれぞれ矢印A、B、C、Dで示している。
【0012】転写ドラム1は、熱良導体であるアルミニ
ウム製の素管11の周囲に、表面層12としてシリコー
ンゴムを積層したものである。表面層12は、インク像
を剥離し易い性質をもつことが望ましく、シリコーンゴ
ムは表面エネルギーが低く、剥離性が高い性質を有して
いる。表面層12の他の例としては、フルオロシリコー
ンゴム、フェニルシリコーンゴム、フッ素ゴム、クロロ
プレンゴム、ニトリルゴム、エチレンプロピレンゴム、
天然ゴム、スチレンゴム、イソプレンゴム、ブタジエン
ゴム、エチレン/プロピレン/ブタジエンポリマー、ニ
トリルブタジエンゴム、などが挙げられる。特に、シリ
コーンゴム、フルオロシリコーンゴム、フェニルシリコ
ーンゴム、フッ素ゴム、クロロプレンゴムが好ましい。
転写ドラム1は、ドラム駆動装置19により、矢印Aの
方向(主走査方向)に回転するように構成されている。
【0013】記録ヘッド2は圧電素子を用いる形式のイ
ンクジェット記録ヘッドであり、インク容器21からイ
ンク供給を受けてインク滴を吐出させる。複数個のノズ
ルは転写ドラム1の軸方向に一定の間隔だけ離れて設け
られている。記録ヘッド2は、ヘッド移動装置29によ
り、矢印Bの方向(転写ドラム1の軸方向)に移動する
ように構成されている。
【0014】圧力ローラ3はアルミニウムの金属ローラ
であり、図示しない押圧制御装置により転写ドラム1に
押圧解除の制御が可能であり、押圧状態では転写ドラム
1に従動して回転する。転写時において圧力ローラ3
は、記録媒体である記録紙6を介して転写ドラム1を線
荷重0.5kg/cmで押圧する。図2中、押圧状態の
圧力ローラを3、解除状態の圧力ローラ3´で示す。
【0015】界面活性剤塗布装置4は、図に示していな
い界面活性剤を含浸している弾性体42が、当接制御装
置43により転写ドラム1に当接解除の制御が可能に構
成されている。界面活性剤の塗布時において弾性体42
を、転写ドラム1に当接する。なお、図2において、当
接状態の弾性体を符号42、解除状態の弾性体を符号4
2´で示す。
【0016】弾性体42としては、耐熱性アラミド繊維
で構成されるパッドを用いた。また、界面活性剤として
は、日本ユニカー株式会社製シリコーン系界面活性剤L
−7602を用いた。本発明に用いる界面活性剤はこれ
に限定されるものではなく、他に、フッ素系界面活性
剤、陽イオン系界面活性剤、陰イオン系界面活性剤、非
イオン系界面活性剤、両性界面活性剤など、好ましくは
HLB(hydrophilic-lipophilic balance)値が2乃至
15である界面活性剤を用いることができる。尚、界面
活性剤のその他の具体例としては、特開平7-89067号公
報に開示されているものが適用可能である。
【0017】本発明に用いられるインクは、いわゆる水
系のインクであってインクジェット記録方法に用いられ
るものであれば特に限定されない。具体的には、着色剤
と、主溶媒としての水と、水溶性有機溶剤と、その他の
添加剤とを含んでなるインクである。より具体的には、
特開平7-89067号公報に開示されているもの使用するこ
とができる。
【0018】本実施例では、顔料としてカーボンブラッ
ク2wt%、エマルジョンとしてスチレン−アクリル共
重合体エマルジョン15wt%、保湿剤としてグリセリ
ン3wt%、水溶性樹脂としてポリビニルアルコール5
wt%、界面活性剤を1wt%、さらに防腐剤等を適宜
数wt%添加して調整したインクを用いた。
【0019】次に、動作について説明する。記録の工程
は、転写ドラム1上に界面活性剤を塗布する塗布工程、
転写ドラム1上にインク像を形成するインク像書き込み
工程、インク像を記録紙6に転写する転写工程の3工程
から構成される。
【0020】図2、及び図3を用いて動作を説明する。
図3には動作中の各部材の動作シーケンスを示す。電源
ONと同時に転写ドラム1内部のヒーターランプ5は点
灯され、転写ドラム1の表面を所定の温度に制御する。
転写ドラム1の温度が所定の温度以下であるとき、ヒー
ターランプ5を点灯し、所定の温度を越えると消灯する
ことで転写ドラム1を所定の温度に保つよう制御する。
本実施例においては、インク像の乾燥時間を促進するた
めに、ヒーターランプ5からなる加熱手段を用いたが、
装置の都合に応じて適宜選択して用いなくともよい。装
置の待機中は、圧力ローラ3、及び界面活性剤塗布装置
4である弾性体42は、転写ドラム1表面に接触しない
解除状態(図2では符号3´、及び符号42´で示す)
に制御する。
【0021】記録信号が入力されると、始めに塗布工程
が実行される。弾性体42が、当接制御装置43により
転写ドラム1に当接され、転写ドラム1が回転すること
により、界面活性剤が転写ドラム1上に塗布される。転
写ドラム1が1回転し、転写ドラム1の記録領域すべて
に界面活性剤が塗布された後に、弾性体42は転写ドラ
ム1から引き離される。
【0022】次に記録ヘッド2よりインク滴が吐出さ
れ、インク像書き込み工程が行われる。転写ドラム1は
予めインク像中の水分をある程度蒸発して適度な乾燥状
態にできる温度に制御されており、転写ドラム1上に形
成されたインク像は、転写可能な状態に乾燥される。本
実施例ではヒータランプ5により転写ドラム1の表面が
80℃になるように制御する。この温度で、転写ドラム
1上のインク像からインク溶媒の主成分である水分があ
る程度蒸発し、転写ドラム1上に適度な乾燥状態のイン
ク像が得られる。
【0023】インク像書き込み工程が終了すると、記録
媒体である記録紙6が転写ドラム1上に搬送される。圧
力ローラ3が、押圧制御装置により記録紙6を介して転
写ドラム1を線荷重0.5kg/cmで押圧する。この
状態で、転写ドラム1を1回転させることにより転写工
程は終了して、記録紙6が排紙される。記録紙6が排紙
された後、圧力ローラ3が転写ドラム1から押圧解除さ
れて待機状態となる。
【0024】ここで、界面活性剤の塗布工程について図
4、図5、図6、図7、、及び図8を用いて詳細に説明
する。弾性体42が、当接制御装置43により転写ドラ
ム1に当接されて、転写ドラム1が回転することによ
り、界面活性剤41が転写ドラム1上に塗布される。本
実施例の装置においては、転写ドラム1は表面層12に
シリコーンゴムを使用しているため、転写ドラム1上に
塗布された界面活性剤41は、図5に示すような液滴と
なる。本実施例のように界面活性剤41を含浸させた弾
性体42を転写ドラム1に当接することにより塗布を行
う場合、その塗布状態は、弾性体42中の界面活性剤4
1の含浸量でほぼ決定される。本発明における弾性体4
2中の界面活性剤41の含浸量と塗布量、、及び界面活
性剤41の液滴の大きさの関係を図4に示す。尚、界面
活性剤41の液滴の大きさについては、その最大値を示
す。
【0025】図5は、界面活性剤41を0.63g/c
m3含浸させた弾性体42を転写ドラム1に当接させ、
転写ドラム1を200mm/secの速度で回転させる
ことにより塗布を行った後、記録ヘッド2からインク滴
46を吐出させて、インク像45を形成した状態を示す
図である。この実施例では、界面活性剤41の塗布量は
約0.03mg/cm2、塗布された界面活性剤41の
液滴の直径は0.1乃至30μm(平均10μm)であ
った。そして、前記「はじき」現象のない良好なインク
像形成が行われ、このインク像45を圧力ローラ3によ
り、線荷重0.5kg/cmで記録紙6に転写したとこ
ろ、転写残りのない良好な転写特性が得られた。
【0026】比較例1として、界面活性剤41を0.0
1g/cm3含浸させた弾性体42を転写ドラム1に当
接して、転写ドラム1を200mm/secの速度で回
転させることにより塗布を行い、記録ヘッド2によりイ
ンク滴46を吐出させて、インク像45を形成した状態
を図6に示す。この比較例1では、界面活性剤41の塗
布量が約0.0002mg/cm2、塗布された界面活
性剤41の液滴が0.1乃至1μm(平均0.7μm)
である。このように、界面活性剤41の塗布量が少な過
ぎる場合、、及び塗布した界面活性剤41の液滴のサイ
ズが小さ過ぎる場合は、「はじき」現象が起こり、イン
ク像45が不当に広がったり、流れたりして所望のイン
ク像を形成することができない。また、このインク像4
5を圧力ローラ3により、線荷重0.5kg/cmで記
録紙6に転写したが、部分的に転写残りが生じ、転写ド
ラム1上の全てのインク像45を記録紙6に転写するこ
とができなかった。
【0027】これは、転写ドラム1上の界面活性剤41
の塗布量が少ないために、界面活性剤41が剥離剤とし
て十分に働かず、線荷重0.5kg/cm程度の低い圧
力では、インク像45を記録紙6上に転写することが困
難であった。
【0028】また比較例2として、界面活性剤41を
0.85mg/cm3含浸させた弾性体42を転写ドラ
ム1に当接して、転写ドラム1を200mm/secの
速度で回転させることにより塗布を行い、その塗布状態
に記録ヘッド2によりインク像45を形成した状態を図
7に示す。この比較例では、界面活性剤41の塗布量が
約0.2mg/cm2、塗布した界面活性剤41の液滴
が0.1乃至80μm(平均70μm)である。このよ
うに、界面活性剤41の塗布量が多過ぎる場合、又は塗
布した界面活性剤41の液滴が大き過ぎる場合において
も、「はじき」現象が起こり、インク像45は不当に広
がったり、流れたりして所望のインク像45を形成する
ことができない。
【0029】転写ドラム1上の、界面活性剤41の様々
な塗布状態におけるインク像の形成状況を図8に示す。
なお、インク像45の形成が良好な場合を○印で、より
良好な場合を◎印で、また不良の場合を×印で表す。図
中、本実施例にて良好なインク像45の形成が行える塗
布状態の範囲を斜線Gで示す。この図からも明らかなよ
うに、転写ドラム1上に界面活性剤41を塗布して、イ
ンク像45を形成する場合、その塗布状態が重要であ
り、所望のインク像45を転写ドラム1上に正確に形成
すること、、及びインク像45を転写ドラム1から記録
紙6に低い圧力で効率よく転写することは、界面活性剤
の塗布状態に大きく影響を受ける。
【0030】本発明においては、界面活性剤41の塗布
量を単位面積当り0.001mg/cm2乃至0.1m
g/cm2、好ましくは0.005mg/cm2乃至0.
05mg/cm2に規制し、かつ、塗布された界面活性
剤41を転写ドラム1上で直径50μm以下、好ましく
は30μm以下の液滴とさせることを特徴とする。
【0031】本発明における界面活性剤41の塗布量の
適正値が0.001乃至0.1mg/cm2、かつ、界
面活性剤41の液滴の大きさが転写ドラム1上で直径5
0μm以下であることから、弾性体42中への界面活性
剤41の初期含浸量を0.2乃至0.8g/cm3とす
ることが可能であり、初期含浸量を0.8g/cm3と
することによって、弾性体42の交換なしにA4サイズ
の記録紙約5000枚分印字のための界面活性剤41の
塗布が可能となる。
【0032】本発明にあっては、転写媒体上に「はじ
き」現象のない良好なインク像を形成し、線荷重0.5
kg/cm程度の圧力で転写媒体上のインク像を記録媒
体上に転写することが可能となる。前記したような従来
の方法にあっては、このような低い圧力でインク像を転
写媒体上に残存させることなく転写することが困難であ
る。本発明による装置にあっては、このように低い圧力
で転写工程が行えるので、各部材に要求される強度がそ
れほど大きくなくなり、例えば装置全体の小型化を図る
ことができる。
【0033】<第2実施例> 本実施例は、塗布方法が第一実施例と相違するだけで、
それ以外は第一実施例と同じ構成である。塗布工程の動
作について図9を用いて説明する。本実施例に用いる界
面活性剤塗布装置4は、図に示しない界面活性剤を含浸
している弾性体42と、塗布量規制ブレード44が、当
接制御装置43により転写ドラム1に当接解除の制御が
可能に構成されている。
【0034】界面活性剤の塗布時において弾性体42、
及び塗布量規制ブレード44を転写ドラム1に当接させ
る。弾性体42は、耐熱ナイロン性のフェルトを用い、
塗布量規制ブレード44は、シリコーンゴムブレードを
用いて、当接制御装置43により一体に構成される。な
お、界面活性剤としては、日本ユニカー株式会社製シリ
コーン系界面活性剤L−2164を用いた。
【0035】界面活性剤の塗布工程について図9、及び
図10を用いて詳細に説明する。弾性体42、及び塗布
量規制ブレード44が、当接制御装置43により転写ド
ラム1に当接されて、転写ドラム1が回転することによ
り、弾性体42中に含浸している界面活性剤が転写ドラ
ム1上に過剰に塗布される。
【0036】そして弾性体42の転写ドラム1の回転方
向下流側に構成される塗布量規制ブレード44により、
転写ドラム1上に過剰に塗布された界面活性剤の塗布
量、及び塗布された界面活性剤の液滴の大きさが制御さ
れる。なお、塗布量規制ブレード44により制御され、
掻き取られた過剰分の界面活性剤は、弾性体42中へと
戻される。
【0037】本実施例においては、界面活性剤を0.8
5mg/cm3含浸させた弾性体42、、及び塗布量規
制ブレード44を転写ドラム1に当接させて、転写ドラ
ム1を200mm/secの速度で回転させることによ
り塗布を行った。弾性体42により塗布された直後の塗
布状態、詳しくは弾性体42と塗布量規制ブレード44
との間における塗布状態は、第一実施例中で比較例とし
て記した状態と同じである。
【0038】すなわち、この塗布状態においては、界面
活性剤の塗布量は約0.2mg/cm2、塗布された液
滴は0.1乃至80μm(平均70μm)であり、この
塗布状態にインク像を形成しようとすると、前記第一実
施例の比較例(図7)の如く、「はじき」現象が起こ
り、インク像45は不当に広がったり、流れたりして所
望のインク像を形成することはできない。
【0039】ところが、本実施例においては、界面活性
剤を適正な塗布量に対し過剰に塗布した後、塗布量規制
ブレード44により適正な量、すなわち0.001mg
/cm2乃至0.1mg/cm2、好ましくは0.005
mg/cm2乃至0.05mg/cm2に規制し、かつ塗
布する界面活性剤を転写ドラム1上で直径50μm以
下、好ましくは30μm以下の液滴に制御するものであ
る。
【0040】これにより、塗布量規制ブレード44の通
過後の塗布状態は、図5に示した第一実施例と同じく、
界面活性剤の塗布量は約0.03mg/cm2、塗布さ
れた界面活性剤の液滴は0.1乃至30μm(平均10
μm)である。
【0041】本実施例にて良好なインク像の形成が行え
る塗布状態の範囲は、第一実施例と同じく図8において
斜線Gで示す。
【0042】本発明において、上記の如く界面活性剤を
含浸させた弾性体42により、界面活性剤を転写ドラム
1上に過剰に塗布して、塗布量規制ブレード44により
塗布量、及び塗布した界面活性剤の液滴の大きさを制御
する場合、その塗布状態は、塗布量規制ブレード44と
転写ドラム1の相対速度でほぼ決定される。本実施例に
おける、転写ドラム1と塗布量規制ブレード44の相対
速度と、塗布量、及び塗布した界面活性剤の液滴の大き
さとの関係について、図10に示す。
【0043】本発明における界面活性剤の塗布量の適正
値が0.001mg/cm2乃至0.1mg/cm2、か
つ塗布した界面活性剤の液滴の大きさが転写媒体上で直
径50μm以下であることから、塗布量規制ブレード4
4の移動速度を10乃至700mm/secとすること
が可能であり、その速度は装置に合わせて任意に選択す
ることができる。
【0044】本発明にあっては、転写媒体上に「はじ
き」現象のない良好なインク像を形成し、線荷重0.5
kg/cm程度の圧力で転写媒体上のインク像を記録媒
体上に転写することが可能となる。更に本発明にあって
は、界面活性剤の塗布量、及び塗布した界面活性剤の液
滴の大きさを塗布量規制ブレード44で制御することか
ら、くり返し印字においても常に一定の塗布状態を得る
ことができる。従って、転写媒体上に安定して良好なイ
ンク像を形成し、安定して転写媒体上のインク像を記録
媒体上に転写することが可能となる。
【0045】<第3実施例> 本実施例は、塗布方法が第一実施例とは異なり、それ以
外は第一実施例と同じ構成である。図11において、界
面活性剤塗布装置は、選択的に界面活性剤の吐出制御可
能な複数のノズルを有する塗布ヘッド50と、界面活性
剤容器51とからなり、塗布ヘッド50は、ヘッド移動
装置29により、記録ヘッド2とともに矢印Bの方向
(転写ドラム1の軸方向)に移動するように構成されて
いる。塗布ヘッド50は、圧電素子を圧力発生手段とす
るインクジェット記録ヘッドである。
【0046】塗布ヘッド50の複数個のノズルは転写ド
ラム1の軸方向に一定の間隔だけ離れて設けられてお
り、界面活性剤容器51から界面活性剤供給を受けて界
面活性剤を液滴状に吐出させる。界面活性剤としては、
日本ユニカー株式会社製シリコーン系界面活性剤L−7
7を用いた。尚、本実施例に用いる界面活性剤は、塗布
ヘッド50により液滴状に吐出させるため、界面活性剤
単独で粘度の高い場合においては、吐出可能な粘度まで
水で希釈するのが望ましい。
【0047】本実施例において記録信号が入力される
と、始めに塗布工程が行われる。記録信号に応じて、転
写ドラム1上のインク像の形成部分に、塗布ヘッド50
によって選択的に界面活性剤が吐出制御されて、塗布量
は約0.05mg/cm2、液滴の大きさは30μmに
規則的に塗布される。転写ドラム1の回転と、塗布ヘッ
ド50の矢印Bの方向への移動により、転写ドラム1の
記録領域すべてに界面活性剤が塗布される。尚、界面活
性剤の塗布量、及び液滴の大きさについては、装置の都
合に応じて、塗布ヘッド50の調整により任意に選択す
ることができる。
【0048】本実施例における良好なインク像の形成が
行える塗布状態の範囲を図8の斜線Hで示す。ただし、
界面活性剤の液滴の大きさが、斜線Hにおいては20乃
至50μmとなっているが、液滴の最小値については本
実施例で確認できた範囲であって、50μm以下であれ
ば特に問題ではない。
【0049】次に界面活性剤の塗布後に記録ヘッド2か
らインク滴が吐出されてインク像の書き込み工程が行わ
れる。以下第1実施例と同ように転写工程が行われ、記
録紙6にインク像を得ることができる。
【0050】本発明にあっては、界面活性剤の塗布量が
0.001mg/cm2乃至0.1mg/cm2に調整さ
れ、かつ、界面活性剤が転写媒体上で直径50μm以下
の液滴に制御されるため、転写媒体上に「はじき」現象
のない良好なインク像を形成して、線荷重0.5kg/
cm程度の低い圧力で転写媒体上のインク像を記録媒体
上に転写することが可能となる。また、本発明にあって
は、界面活性剤の塗布がインク像の形成部分にだけ行わ
れるため、界面活性剤の使用量が必要最低限でよい。
【0051】さらに、本発明にあっては、界面活性剤の
塗布が塗布ヘッド50によって行われるため、界面活性
剤の液滴の大きさを均一にすることができ、また、指定
の位置に正確に塗布することができる。従って、所望の
塗布状態を確実に得ることができ、転写媒体上に安定し
て良好なインク像を形成し、安定して転写媒体上のイン
ク像を記録媒体上に転写することが可能となる。
【0052】なお、本実施例においては、塗布工程が行
われた後にインク像書き込み工程が行われるが、塗布ヘ
ッド50が記録ヘッド2に対して、転写ドラム1の回転
方向上流側に装着されているため、例えば、塗布ヘッド
50のノズル間ピッチが記録ヘッド2のノズル間ピッチ
に対して十分に狭い構成の場合等においては、界面活性
剤の塗布と、インク像書き込みを転写ドラム1の同一回
転内に順次行うことによって、塗布工程とインク像書き
込み工程を同時に行うことも可能である。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、所定の速度で移動し、
かつ表面に弾性体の層を備えた転写媒体の印刷領域に、
界面活性剤を直径50μm以下の液滴状で、かつ単位面
積当りの塗布量が0.001mg/cm2乃至0.1m
g/cm2となるように塗布する工程と、転写媒体の界
面活性剤が塗布された領域に水性インクのインク像を形
成する工程と、転写媒体に記録媒体を所定の圧力で接触
させてインク像を記録媒体に転写する工程とを備えたの
で、転写媒体上に水性インクの像をはじき現象を伴うこ
となく形成して、線荷重0.5kg/cm程度の低い圧
力で転写媒体上のインク像を記録媒体上に転写すること
ができ、水性インクの良好な特性を十分に生かして記録
媒体上に高い品質の記録像を得ることができ、さらには
押圧手段等の小型化により記録装置を軽量小型に構成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示すインクジェットプリ
ンタの斜視図である。
【図2】本発明の第一実施例を示すインクジェットプリ
ンタの断面図である。
【図3】本発明の実施例のインクジェットプリンタの動
作シーケンスを示す図である。
【図4】同上インクジェットプリンタの塗布手段の界面
活性剤の含浸量と、塗布量との関係を示す線図である。
【図5】同上インクジェットプリンタにおける転写媒体
上での界面活性剤とインク滴との関係を模式的に示す図
である。
【図6】比較例の、転写媒体上での界面活性剤とインク
滴との関係を模式的に示す図である。
【図7】比較例の、転写媒体上での界面活性剤とインク
滴との関係を模式的に示す図である。
【図8】同上インクジェットプリンタにおける界面活性
剤の単位面積当りの塗布量と、液滴のサイズとの関係を
示す線図である。
【図9】本発明の第二実施例を示すインクジェットプリ
ンタの斜視図である。
【図10】同上インクジェットプリンタにおける転写媒
体と塗布手段との相対速度と、界面活性剤の塗布状態の
関係を示す線図である。
【図11】本発明の第三実施例を示すインクジェットプ
リンタの斜視図である。
【図12】従来技術のインクジェットプリンタの斜視図
である。
【符号の説明】
1 転写ドラム(転写媒体) 2 記録ヘッド 3 圧力ローラ 4 界面活性剤塗布装置 5 ヒーターランプ(加熱手段) 6 記録紙(記録媒体) 12 表面層 41 界面活性剤 42 弾性体 43 当接制御装置 44 塗布量規制ブレード 45 インク像 50 塗布ヘッド 51 界面活性剤容器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−197143(JP,A) 特開 平6−40023(JP,A) 特開 平6−8414(JP,A) 特開 平5−229112(JP,A) 特開 昭63−141751(JP,A) 特開 平7−89067(JP,A) 特開 平7−168451(JP,A) 特開 平6−293178(JP,A) 特開 平6−219040(JP,A) 実開 平3−55233(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/01

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の速度で移動し、かつ表面に弾性体
    の層を備えた転写媒体の印刷領域に、界面活性剤を直径
    50μm以下の液滴状で、かつ単位面積当りの塗布量が
    0.001mg/cm2乃至0.1mg/cm2となるよ
    うに塗布する工程と、 前記転写媒体の前記界面活性剤が塗布された領域に水性
    インクのインク像を形成する工程と、 前記転写媒体に記録媒体を所定の圧力で接触させて前記
    インク像を記録媒体に転写する工程と、 からなるインクジェット記録方法。
  2. 【請求項2】 所定の速度で移動し、かつ表面に弾性体
    の層を備えた転写媒体と、 前記転写媒体に対向して前記転写媒体の表面に水性イン
    クのインク像を形成する記録ヘッドと、 前記インク像を形成する以前に転写媒体の表面に界面活
    性剤を、直径50μm以下の液滴状で、かつ単位面積当
    りの塗布量が0.001mg/cm2乃至0.1mg/
    cm2となるように担持させる塗布手段と、 前記転写媒体に形成されたインク像を記録媒体に転写す
    る転写手段とを備えたインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記塗布手段が、初期に界面活性剤を
    0.2g/cm3乃至0.8g/cm3だけ含浸できる弾
    性体と、前記弾性体を前記転写媒体に接離させる当接制
    御手段とにより構成されている請求項2に記載のインク
    ジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記塗布手段が、界面活性剤を含浸する
    弾性体と、前記転写媒体の移動方向の前記弾性体よりも
    下流側に配置された塗布量規制ブレードと、前記弾性体
    及び塗布量規制ブレードを前記転写媒体に接離させる当
    接制御手段とからなり、前記塗布量規制ブレードと前記
    転写媒体の相対速度が10mm/sec乃至700mm
    /secである請求項2に記載のインクジェット記録装
    置。
  5. 【請求項5】 前記塗布手段が、界面活性剤を液滴とし
    て前記転写媒体に吐出する手段により構成されている請
    求項2に記載のインクジェット記録装置。
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