JP3378729B2 - 電気コタツ - Google Patents

電気コタツ

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JP3378729B2 JP15107496A JP15107496A JP3378729B2 JP 3378729 B2 JP3378729 B2 JP 3378729B2 JP 15107496 A JP15107496 A JP 15107496A JP 15107496 A JP15107496 A JP 15107496A JP 3378729 B2 JP3378729 B2 JP 3378729B2
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安正 山根
哲 山田
俊一 中島
哲司 森本
正美 福本
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Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は長方形の枠体に長方
形のヒータユニットを取り付けた電気コタツに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に所謂家具調のコタツは、天然木を
主体としたものや重厚な合板を用いたものによって枠体
及びこの枠体の上部に載置する天板を構成している。
【0003】そして、家具調のコタツの場合は、風雅な
雰囲気を醸し出すために枠体を長方形としている。この
様な先行技術として実開昭63−159112号公報を
開示する。
【0004】また、この様な長方形の枠体は、より一層
風雅な趣きを出すために一般的なサイズである105c
m×75cmよりも大きな長方形の120cm×80c
mや150cm×90cmのものが求められるようにな
った。
【0005】大きな長方形の枠体の場合には、短辺部で
の温度が低くなることから、枠体の長辺の長さに応じた
長方形のヒータユニットが装着されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の先行技術に取り
付けたヒータユニットは第1図に示す様に枠体の長辺方
向の全長に亙って設置され、その内側には同じく枠体の
長辺方向の全長に亙って複数本の棒状のヒータを略一直
線上に設けている。
【0007】これは、2本のヒータを略一直線上に設け
た場合には短辺部の温度が十分でなくなることから、3
本のヒータを用いて短辺部の温度を高めることを目的と
したものである。
【0008】このように先行技術では多くのヒータを必
要とすることから配線が面倒となるだけでなく、ヒータ
ユニットの大型となり扱いが不便であった。特に前記ヒ
ータユニットに用いるヒータは輻射熱のみによる暖房で
あり枠体のコーナー部の温度を高めるには不十分であっ
た。
【0009】さらには、棒状のヒータの輻射熱は熱発生
源が直線領域となるため、結果的にはヒータユニット下
方の一部の領域のみの温度が高く、同じヒータユニット
の下方であってもヒータの直下から離れた位置では若干
温度が低くなる傾向があった。
【0010】本発明は上述のような種々の不都合な点を
改良したもので、大きな長方形の枠体に取り付けるヒー
タユニットを大きな寸法とすることなく、且つ枠体の短
辺部の温度を高めて採暖効果を向上せしめたものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の一つは、長方形
の枠体と、この枠体の中央部に取り付けられ該枠体の長
手方向に沿って配設した長方形のヒータユニットと、前
記枠体に取り付けた脚とから構成し、前記ヒータユニッ
トは、長方形の反射板と、この反射板の中央部下面に配
設しモータによって回転するファンと、このファンを間
にして前記反射板の長手方向の左右に対称的に配置し、
それぞれの平行する端子側を前記ファンに近接させた一
対の凵形のヒータと、このヒータの下方を覆うガードと
から構成し、前記ファンの回転により吸入した空気を前
記ヒータに送風して温風を吐出するものにおいて、前記
ファンの外径は前記ヒータの平行する端子間の距離より
も小さく設定したものである。
【0012】本発明の二つは、前記ファンの外径は、フ
ァンを間にして対称的に配置したそれぞれの前記ヒータ
の対向する端子間の距離よりも小さく設定したものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本発明の電気コタツに使用するヒータ
ユニットのガードを取り外した平面図、図2は同じく電
気コタツの側面図、図3は同じく電気コタツのヒータユ
ニットを取り付けた裏面図である。
【0014】(1)は木材よりなる長方形の枠体で、並
行して配設した一対の長尺の外桟(2)(2)と、該外
桟と垂直方向でそれぞれが並行して配設した一対の短尺
の外桟(3)(3)と、それぞれの外桟(2)(2)、
(3)(3)で囲まれる内側に縦横に組み合わせた複数
本の内桟(4)(4)、(5)(5)とから構成してい
る。
【0015】(6)(6)(6)(6)は前記枠体
(1)の隅部に固定した複数本の脚、(7)は前記枠体
(1)の中央部に取り付けられ該枠体の長手方向に沿っ
て配設した長方形のヒータユニットで、以下にその構成
を詳記する。
【0016】(8)は長方形の反射板、(9)は該反射
板の中央部に取り付けた詳図していないが側面形状がU
形の取付板、(10)は該取付板に固定したモータ、
(11)は前記反射板(8)の中央部の下面に配設し前
記モータ(10)により回転するファンである。
【0017】(12)、(13)は前記ファン(11)
を間にして前記反射板(8)の長手方向の左右に対称的
に配置した一対の凵形のヒータで、それぞれの平行する
端子(14)(14)、(15)(15)側を前記ファ
ン(11)に近接させている。
【0018】前記ファン(11)の外径(φ)は前記凵
形のヒータ(12)、(13)の平行する端子(14)
−(14)、(15)−(15)間の距離(A)、
(A)よりも若干小さく設定している。(図1参照) さらに、前記ファン(11)の外径(φ)は、該ファン
を間にして対称的に配置したそれぞれのヒータ(1
2)、(13)の対向する端子(14)(15)、(1
4)(15)間の距離(B)、(B)よりも小さく設定
している。(図1参照) (16)…(16)は前記端子(14)(14)、(1
5)(15)に接続したリード線である。
【0019】(17)…(17)は前記ヒータ(1
2)、(13)を反射板(8)に絶縁して固定する碍
子、(18)は左右に配設した前記ヒータ(12)、
(13)間の領域に取り付けたサーモスタット、(1
9)、(20)は同じく前述の領域に取り付けた接続部
と温度保安器である。
【0020】(21)は前記ヒータ(12)、(13)
の下方とモータ(10)、ファン(11)の下方を覆う
ガードで、中央部には円を描く複数個の吸気口(22)
…を穿設した取付板(9)の隠し板(23)を設けてい
る。
【0021】次に使用状態について述べる。接続部(1
9)に電源コードを接続し、サーモスタット(18)と
温度保安器(20)を介してモータ(10)と夫々のヒ
ータ(12)、(13)に通電する。
【0022】この通電に伴ないファン(11)が回転す
ると共に夫々のヒータ(12)、(13)が発熱し、フ
ァン(11)の回転に伴って吸気口(22)…から吸気
した空気はファン(11)の上部に位置する反射板
(8)に当って放射状に分散されてヒータユニット
(7)の内部を流通する。
【0023】斯して、ファン(11)の外径をヒータ
(12)、(13)の端子(14)−(14)、(1
5)−(15)間の距離(A)、(A)よりも小さく設
定しているためにヒータユニット(7)の長手方向に流
通する空気の殆どは高温領域となっている端子(14)
−(14)間、(15)−(15)間を通り比較的温度
の高い温風が枠体(1)の短辺部(24)、(24)側
まで到達する。
【0024】一方、ヒータユニット(7)の短手方向に
流通する空気の一部は、枠体(1)の長辺部(25)、
(25)に対向したヒータユニット(7)の長辺側から
枠体(1)内に放出される。この時の空気は前述の様に
直接、ヒータ(12)、(13)に触れることなく放出
されるものが殆どであるが、ヒータユニット(7)内の
熱を奪って温風となり放出されるものと、ヒータ(1
2)、(13)側を迂回して温風となったものが混合し
て放出される。
【0025】特に、ヒータユニット(7)の下方の広範
囲の領域は、ヒータの形状を凵形としているために温度
差が少ない。
【0026】
【発明の効果】以上の様に本発明は、長方形の枠体の長
手方向に沿って長方形のヒータユニットを配設したもの
において、ヒータユニット内に設けたファンの外径は、
該ファンを間にしてヒータユニットの長手方向に対称的
に、且つ端子側をファンに近接して配置した凵形のヒー
タの平行する前記端子間の距離よりも小さく設定したこ
とにより、枠体の短辺部側の温度を高めて採暖効果を向
上せしめることができる。
【0027】即ち、ファンによる吸気を積極的に凵形の
ヒータの端子間に通して温風を枠体の短辺部側まで送出
することにより短辺部側の広範囲の温度を高めることが
できる。
【0028】さらに、本発明は、ファンの外径を該ファ
ンを間にして対称的に配置したそれぞれのヒータの対向
する距離よりも小さく設定したことにより、ファンの回
転に伴って吸気した空気はヒータの端子部に邪魔される
ことがなく円滑に吸気することができると共に前記端子
部とこの端子部に接続するリード線との接続部がファン
から離れるため、ファンと接続部が当たることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気コタツに使用するヒータユニット
のガードを取り外した平面図である。
【図2】同じく電気コタツの側面図である。
【図3】同じく電気コタツのヒータユニットを取り付け
た裏面図である。
【符号の説明】
1 枠体 6 脚 7 ヒータユニット 8 反射板 10 モータ 11 ファン 12 ヒータ 13 ヒータ 14 端子 15 端子 27 ガード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 俊一 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (72)発明者 森本 哲司 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (72)発明者 福本 正美 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (56)参考文献 実開 平1−178554(JP,U) 実開 昭61−203255(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 3/04 304

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長方形の枠体と、この枠体の中央部に取
    り付けられ該枠体の長手方向に沿って配設した長方形の
    ヒータユニットと、前記枠体に取り付けた脚とから構成
    し、前記ヒータユニットは、長方形の反射板と、この反
    射板の中央部下面に配設しモータによって回転するファ
    ンと、このファンを間にして前記反射板の長手方向の左
    右に対称的に配置し、それぞれの平行する端子側を前記
    ファンに近接させた一対の凵形のヒータと、このヒータ
    の下方を覆うガードとから構成し、前記ファンの回転に
    より吸入した空気を前記ヒータに送風して温風を吐出す
    るものにおいて、前記ファンの外径は前記ヒータの平行
    する端子間の距離よりも小さく設定したことを特徴とす
    る電気コタツ。
  2. 【請求項2】 前記ファンの外径は、ファンを間にして
    対称的に配置したそれぞれの前記ヒータの対向する端子
    間の距離よりも小さく設定したことを特徴とする請求項
    1に記載の電気コタツ。
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