JP3376589B2 - 移動車両のハンドル支持装置 - Google Patents

移動車両のハンドル支持装置

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JP3376589B2 JP19197291A JP19197291A JP3376589B2 JP 3376589 B2 JP3376589 B2 JP 3376589B2 JP 19197291 A JP19197291 A JP 19197291A JP 19197291 A JP19197291 A JP 19197291A JP 3376589 B2 JP3376589 B2 JP 3376589B2
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、移動車両のハンドル
支持装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来のハンドル支持装置は、例えば特開
平2−258421号公報に示すように主フレームから
上方に突設する支枠の先端部にステアリングハンドルを
取付けたものや、支枠に取付けた燃料タンクに直接ステ
アリングハンドルを取付けたものがあった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】このような従来装置で
は、ステアリングハンドルを支持する支枠が、主フレー
ムに対し片持ちであるため支枠の強度を大きくしなけれ
ばならなかった。さらに防振性向上のため支枠の取付部
を弾性具を介して主フレームに取付けた場合、支枠はそ
の根元部から前後左右に揺動するため、各部材の揺動量
を規制しないと部材干渉により部品の摩耗や変形を生じ
る不具合があった。 【0004】 【課題を解決するための手段】この発明は、従来装置
の、このような不具合を解消しようとするものであっ
て、次のような技術的手段を講じた。即ち、前後左右4
箇所を防振具で支持された フロア17の前部に支枠3を
立設させ、この支枠3によって燃料タンク4を保持させ
ると共に、燃料タンク又は支枠3にステアリングハンド
ルポスト7を取り付け、前記燃料タンク4の前側下部
と、エンジン5aの後上部に取り付けた板状部材22と
の間に防振具6を介装したことを特徴とする移動車両の
ハンドル支持装置の構成とした。 【0005】 【発明の作用効果】この発明は、フロア17の前部に立
設された支枠3と、エンジン5aの後上部に取り付けた
板状部材22とで支持する構成としたので、燃料タンク
4の支持強度が増すと共に、この燃料タンク4自体が強
度部材の一部を形成しているので、これにステアリング
ポスト7を取り付けても強度不足になるようなことはな
く、ステアリングポスト7を安定的に支持できる。しか
も、この燃料タンク4はフロア17下部の防振具2と板
状部材22に取り付けた防振具6とで弾性的に支持され
るから、ステアリングポスト7に振動が伝わり難く、従
って、オペレータが作業中に疲れるようなこともない。 【0006】 【実施例】以下に、図面を参照して、この発明の実施例
をくわしく説明する。ただし、この実施例に記載されて
いる構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、
特に特定的な記載がないかぎりは、この発明の範囲をそ
れらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例
にすぎない。 【0007】図例は、農用トラクター8のハンドル9支
持部に、この発明を折り込んだものである。農用トラク
ター8は、機体の前後左右に前後車輪10,10,1
1,11を有し、これらをシャーシAで連結している。
左右の前車輪10,10はフロントアクスル(図示せ
ず)で連結され、シャーシの前部にセンターピボット
を介して揺動自在に取付けられる。 【0008】前車輪10,10間上方にエンジン5aが
設けられ、後方の前後ミッションケース12,13との
間をクラッチハウジングケース14で連結している。こ
れら、エンジン5aとクラッチハウジングケース14と
前後ミッションケース12,13はシャーシAのなかの
主要強度メンバーである。 【0009】15はボンネットであって機体前方のエン
ジン5aやその周辺の補器類(図示せず)を覆ってい
る。16は計器盤覆い、17はフロアであって座席18
に座った運転者が足を載せる場所である。座席18の
両側方には左右のフェンダー19,19が設けられ、
後車輪11,11の上方から前方を覆っている。 【0010】シャーシAの一部を構成するクラッチハウ
ジングケース14の左右両側方に側面視コ字型の主フレ
ーム1,1が水平横向きに突設され、この上に第一防振
具2,2を介してフロア17の前端部が取付けられる。
フロア17の後部は、シャーシA等の機体に、同様の防
振具(図示せず)を介して取付けられており、フロア1
7全体はシャーシAに対し前後左右に揺動可能に弾性支
持される。 【0011】フロア17の前部には、下部が開口され断
面がコ字状またはU字状の支枠3が、ボルト,ナット等
の締付具20,20..を介して一体的に取付けられ
る。クラッチハウジングケース14の前部に取付けられ
るエンジン5aは、図例ではボルトナット等の締付具2
1,21...でクラッチハウジングケース14に一体
的に取付けられているが、両者間を自在継手で連動連結
し、エンジン5aをフレーム(図示せず)に防振具(図
示せず)を介して弾性支持してもよい。 【0012】このエンジン5aの上部に取付けた板状部
材からなる保持具22に第二防振具6を取り付け、この
第二防振具6の上部と前述の支枠3内面間に燃料タンク
4を取付ける。燃料タンク4はこのように中間部を支枠
3で、前部を第二防振具6で支持しているから、燃料タ
ンク4の後部が上下左右に偏位動するのを細い支枠3で
支えることができる。 【0013】燃料タンク4の後端部には、ステアリング
ポスト7が溶接等により一体的に取付けられ、このステ
アリングポスト7にハンドル9を取付けている。図例で
は、ステアリングポスト7を燃料タンク4に一体とした
が、支枠3に取付けてもよい。運転者が乗降時にハンド
ル9を握って、フロア17上に乗り込むとき、運転者の
体重がハンドル9に作用しても、荷重は支枠3と第一防
振具2と第二防振具6とで分散され、局部的に作用しな
いので部材の耐久性が向上する。 【0014】また、防振具2,6を使用しているので、
作業中にハンドル9へのエンジン5aや回転部からの強
い振動が緩和されて作業環境がよくなり、作業者が疲れ
るようなことがない。 符号23はタンクキャップであ
る。図3は、燃料タンク4aを支持する別図例である。
一定幅の上面板24と前板25と底板26および支脚2
7と基板28とを有する支枠30に、燃料タンク4aを
載置し、側面視コ字状の蓋枠31で燃料タンク4aを保
持すると共に、この蓋枠31にステアリングポスト7a
を一体的に設けた燃料タンク支持装置である。 【0015】符号29は補強金具であって、底板26と
支脚27間を補強し、下部補強32は支脚27と基板2
8間を補強する。基板28は、フロア17上に取付け
る。この図例の場合、エンジン5aと支枠30間が連結
されないが、支枠30が充分な捻じり強度を有するか
ら、本発明に近い効果を有する。
【図面の簡単な説明】 【図1】要部の側面図である。 【図2】全体側面図である。 【図3】別図例の、要部側面図である。 【符号の説明】 1 主フレーム 2 第一防振具 3 支枠 4 燃料タンク 5 機枠 6 第二防振具 7 ステアリングポスト

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 前後左右4箇所を防振具で支持されたフ
    ロア17の前部に支枠3を立設させ、この支枠3によっ
    て燃料タンク4を保持させると共に、燃料タンク又は支
    枠3にステアリングハンドルポスト7を取り付け、前記
    燃料タンク4の前側下部と、エンジン5aの後上部に取
    り付けた板状部材22との間に防振具6を介装したこと
    を特徴とする移動車両のハンドル支持装置。
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