JP3376310B2 - クレーンの油圧ウインチの駆動制御装置 - Google Patents

クレーンの油圧ウインチの駆動制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の油圧ウイン
チを備えた移動式クレーンなどの油圧ウインチの駆動制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】移動式クレーンは、図5に示すように、
主たる荷吊り作業を行う主巻ウインチの他に補助的な荷
吊り作業を行うための補巻ウインチを設けている。即
ち、ベースマシンに搭載したエンジン1で油圧ポンプ2
〜4を駆動し、主巻ウインチと補巻ウインチに設けた主
巻用油圧モータ5および補巻用油圧モータ6をそれぞれ
回転させている。
【0003】通常のクレーン作業では、主巻用油圧モー
タ5で作動する主巻ウインチを使用するが、主巻ウイン
チによる作業中に補助的に別途クレーン作業が必要な場
合には、補巻用油圧モータ6で作動する補巻ウインチが
使用される。そして、ブームの先端に設けたシーブを介
して吊具11、12によって作業が行われる。
【0004】主巻用油圧モータ5と補巻用油圧モータ6
はそれぞれ対応する油圧ポンプ3と油圧ポンプ2にそれ
ぞれ主巻用切換弁7と補巻用切換弁8を介して接続さ
れ、個別にクレーン作業ができる。そして、この主巻用
切換弁7および補巻用切換弁8は、別途設けられた制御
回路によって切換えられる。
【0005】制御回路には、主巻用リモコン弁15と補
巻用リモコン弁16が設けられており、これを操作する
ことによって、主巻用切換弁7および補巻用切換弁8が
それぞれ独立して、その操作方向と操作量に対応してス
トローク作動し、主巻用油圧モータ5、補巻用油圧モー
タ6を作動させる。従って、主巻用リモコン弁15、補
巻用リモコン弁16の操作量により主巻用油圧モ−タ
5、補巻用油圧モータ6の速度も制御される。なお、制
御回路は油圧ポンプ4の圧油が使用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術によれ
ば、主巻ウインチと補巻ウインチを使用する場合に、吊
具11と吊具12が同じ速度で吊り上げたい場合には、
次のような問題がある。主巻用リモコン弁15と補巻用
リモコン弁16の操作量を同じにすれば、主巻用油圧モ
ータ5と補巻用油圧モータ6を同じ回転数にすることが
できる。しかしながら、一般的に主巻ウインチの吊具1
1のワイヤロープの掛け本数と補巻ウインチの吊具12
のワイヤロープの掛け本数は異なっている場合が多いの
で、主巻用油圧モータ5と補巻用油圧モータ6が同回転
であると、主巻ウインチの吊具11の昇降速度は補巻ウ
インチの吊具12より遅くなる。例えば、主巻ウインチ
の吊具11は4本掛けで、補巻ウインチの吊具12が1
本掛けである場合は、主巻ウインチの吊具11は補巻ウ
インチの吊具12に比べて1/4の速度となる。
【0007】そこで、補巻用リモコン弁16の操作によ
って補巻用油圧モータ6の回転数を減らすことが行われ
ているが、この同期操作は相当な熟練を必要とし、例え
ば一つの吊荷を吊具11と吊具12の両者で吊り上げる
ような場合には、慎重でかつ高度な操作が要求される。
【0008】本発明は、簡単な操作で主巻ウインチの吊
具11と補巻ウインチの吊具12の昇降速度を同期でき
るようにした油圧ウインチの駆動制御装置を提供するこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、次の手段を採った。即ち、主巻用のウイン
チドラムを回転させる主巻用油圧モータと補巻用のウイ
ンチドラムを回転させる補巻用油圧モータを別々の油圧
ポンプにそれぞれ主巻用切換弁、補巻用切換弁を介して
連結し、主巻用リモコン弁と補巻用リモコン弁によって
該主巻用切換弁と補巻用切換弁を切り換える制御回路を
備えたクレーンの油圧ウインチの駆動制御装置におい
て、補巻用油圧モータの吐出側と主巻用油圧モータの吸
込側とを連通する流路と補助切換弁を設け、かつ、主巻
用油圧モータを可変容量型とし、減圧値を設定すること
により主巻用油圧モータの回転数を変える電磁比例減圧
弁を該制御回路に設け、主巻用の吊具と補巻用の吊具が
そのワイヤロープの掛本数が異なっても同期して昇降す
るようにしたことを特徴としている。
【0010】本発明は、油圧ポンプやウインチドラムな
どが同じで能力がほぼ同じである油圧ウインチを少なく
とも2つ備えたクレーンに適用される。したがって、主
巻と補巻の名称は厳格ではない。敢えて言えば、補巻用
は吊具のワイヤロープの掛け本数が主巻用に比べて少な
いものと解すればよい。補助切換弁の形式は手動式でも
電磁式でもよく、特に限定しないが、請求項3に記載の
ように主巻用リモコン弁を2段階操作できるものとし
て、2段目(1段目より高圧である)の操作による油圧
作動とすれば、制御回路を別に設けなくても良いので操
作が簡便で装置も簡素にできる。
【0011】本発明では、補巻用油圧モータを可変容量
型としてもよい。そうすることによって、主巻、補巻の
ワイヤロープの掛け本数がどんな組み合わせになっても
同期を行うことが可能となる。しかしながら、通常補巻
ウインチの使用頻度は少なく、さらに、主巻ウインチに
よるクレーン作業と補巻ウインチによるクレーン作業を
同期させるという作業は、特殊な場合に限られるので、
補巻ウインチの油圧モータを可変容量とすることは、経
済的な観点から好ましくないばかりでなく、制御機器が
増加するため、誤操作の要因となったり、保守点検が繁
雑である等の問題もある。
【0012】そこで、請求項2に記載のように、通常、
最も一般的である主巻用の吊具が4本掛けで補巻用の吊
具が1本掛けとし、補巻用油圧モータの吐出側と主巻用
油圧モータの吸込側とを連通する流路と補助切換弁を設
け、かつ、主巻用油圧モータを可変容量型とするととも
に補巻用油圧モータを固定容量型とし、該制御回路の圧
油を電磁切換弁を介して主巻用油圧モータの回転数制御
部へ連通させることにより、主巻用油圧モータの回転数
を2倍に切り換えるようにすれば、簡単な構成で、操作
性もよく、経済的にも好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明によるクレーンの速
度制御回路の一実施形態例を示す油圧回路図である。な
お、図1は、油タンクへの戻り回路はできるだけ省略し
て簡素化している。また、図5と同じ符号は同じ機能を
発揮する部品である。
【0014】即ち、ベースマシンに搭載したエンジン1
で駆動される油圧ポンプ2〜4が設けられ、油圧ポンプ
3は、主巻用切換弁22を介して主巻ウインチのドラム
を回動させる可変容量型の主巻用油圧モータ20に連結
され、油圧ポンプ2は補巻用切換弁24を介して補巻ウ
インチのドラムを回動させる固定容量型の補巻用油圧モ
ータ6に連結されている。なお、油圧ポンプ2と油圧ポ
ンプ3は同じ吐出量のものであり、主巻用油圧モータ2
0は最大容量のとき、補巻用油圧モータ6と同じとなる
ものを使用している。
【0015】そして、補巻用切換弁24の出力側に補助
切換弁23が設けられ、補助切換弁23の出力側は上記
主巻用切換弁22の出力側と連結されている。補助切換
弁23は補巻用切換弁24が中立の位置で油圧ポンプ2
からの圧油を受け入れ、これを切り換えることによって
主巻用油圧モータ20へ送油する。
【0016】制御回路は、上記主巻用切換弁22、補巻
用切換弁24および補助切換弁23の切換えと主巻用油
圧モータ20の回転数を変更するためのもので、作動圧
は油圧ポンプ4から供給される。即ち、油圧ポンプ4と
連通して主巻用リモコン弁25と補巻用リモコン弁26
が並列に設けられており、この主巻用リモコン弁25は
主巻用切換弁22の制御ポート22a,22bおよび補
助切換弁23の制御ポート23a,23bに、補巻用リ
モコン弁26は補巻用切換弁24の制御ポート24a,
24bに接続され、また、両リモコン弁25、26にそ
れぞれ付設した操作レバーを操作することにより、主巻
用切換弁22、補巻用切換弁24および補助切換弁23
を切り換えるとともに、その流量も制御している。
【0017】なお、主巻用リモコン弁25は2段階の操
作ができるようになっていて、1段目は5〜30kg/
cm2で2段目は30〜50kg/cm2である。そし
て、上記主巻用切換弁22および補巻用切換弁24は1
段目の操作で作動し、補助切換弁23は2段目の操作で
作動するように構成されている。
【0018】また、油圧ポンプ4の圧油は主巻用油圧モ
ータ20の回転数を変える回転数制御部21に流路65
によって接続されており、一方、この流路65に分岐し
て電磁比例減圧弁27を介して前記回転数制御部21へ
接続する流路67が設けられている。
【0019】次ぎに、このように構成された油圧ウイン
チの駆動制御装置の作用について説明する。主巻用リモ
コン弁25の操作レバーを巻上側25aに操作すると、
油圧ポンプ4からの圧油は流路61から主巻用切換弁2
2の制御ポート22aへ流れる。
【0020】これによって、主巻用切換弁22が切り換
わり、油圧ポンプ3からの圧油が流路55へ流れ、主巻
用油圧モータ20が回転する。そして、主巻用のウイン
チドラムが巻上側に回転し、吊具11を巻上げる。主巻
用リモコン弁25の操作レバーを巻上側25aへさらに
操作して2段目にすると、高圧の圧油が流路62から補
助切換弁23の制御ポート23aへ流れ、補助切換弁2
3を切り換える。これにより、油圧ポンプ2からの圧油
が補助切換弁23から流路54を介して主巻用切換弁2
2の出力側の流路55へ合流する。これによって、主巻
用油圧モータ20は2倍の回転数で回転する。
【0021】次に、補巻用リモコン弁26の操作レバー
を巻上側26aに操作すると、油圧ポンプ4からの圧油
は流路63から補巻用切換弁24の制御ポート24aへ
流れ、補巻用切換弁24が切り換えられる。これによ
り、油圧ポンプ2からの圧油が流路53へ流れ、補巻用
油圧モータ6を回転させる。そして、補巻用のウインチ
ドラムが巻上側に回転し、吊具12を巻上げる。この場
合、補巻用油圧モータ6へ供給された圧油は補巻用油圧
モータ6の吐出側から流路56を通り、補巻用切換弁2
4に戻されるが、さらにこれが補助切換弁23を介して
流路54へと流れる。
【0022】したがって、主巻ウインチのドラムは補巻
ウインチのドラムに対して2倍の回転速度で回転するこ
とになる。よって、主巻ウインチのロープ掛数が補巻ウ
インチのロープ掛数の2倍である場合は、主巻用の吊具
11と補巻用の吊具12は同じ速度で巻き上げられる。
なお、ウインチの巻下げについては、同様な操作である
ので省略する。
【0023】次に、主巻用油圧モータ20の回転制御に
ついて説明する。ベースマシンの運転台には、図3に示
すような操作盤が設けられており、これには、速度制御
スイッチ32と表示灯31とロータリー式のロープ掛数
設定器30が配置されている。図2はこれの電気配線を
示すものである。
【0024】速度制御スイッチ32をONにすると、表
示灯31が点灯する。さらに、ロープ掛数設定器30の
ダイヤルを操作すると、速度制御ボード30aの抵抗が
変化し、電流を調整させる。ロープ掛数が少ない場合は
電流が少なく、ロープ掛数が多くなればこれに比例して
電流も多くなる。この制御された電流で電磁比例減圧弁
27を作動させる。これによって電磁比例減圧弁27で
調圧された圧油Piは、主巻用油圧モータ20の回転数
制御部21へ送られ、主巻用油圧モータ20の斜板を作
動させる。
【0025】回転数制御部21は、圧油Piが低い圧力
である場合は、制御回路(油圧ポンプ4)の圧力によっ
て大容量の位置になっているが、主巻用油圧モータ20
が作動すると主巻用油圧モータ20の自己圧力によって
この状態が保持される。圧油Piの圧力を上昇させる
と、斜板角度が小容量側へ移動し、その圧力にバランス
する位置で保持される。これにより、圧油Piに対応し
てモータ容量が変化する。
【0026】この設定は例えば、ロープ掛数設定器30
で4本とした場合は、モータ容量が最大容量時の1/2
になるように設定されている。したがって、主巻ウイン
チの吊具11のロープ掛数が4本で、補巻ウインチのロ
ープ掛数が1本である場合は、主巻用の吊具11と補巻
用の吊具12は同じ速度で昇降する。なお、補巻ウイン
チのロープ掛数が複数である場合には、ロープ掛数設定
器30で設定するロープ掛数は、主巻ウインチのロープ
掛数に補巻ウインチのロープ掛数を除した値を設定すれ
ばよい。例えば補巻ウインチのロープ掛数が2本で、主
巻ウインチのロープ掛数が8本である場合は、4本を設
定する。
【0027】補巻ウインチのロープ掛数が種々ある場合
は、補巻用油圧モータ6を主巻用油圧モータ20と同じ
ものとし、電磁比例減圧弁27およびロープ掛数設定器
30を別途付設すれば、主巻と補巻のロープ掛け数が種
々の場合に対応できる。次に、請求項2に記載した発明
の実施形態例について、図4で説明する。図1に示した
各部と共通する部分については、同一の符号を付し、そ
の説明を省略する。図4に示す実施形態例が図1と異な
る点は以下の点である。
【0028】まず、この発明は主巻ウインチの吊具のロ
ープ掛数が4本、補巻ウインチのロープ掛数が1本に取
付られたものに適用される。主巻用油圧モータ20は、
常時は最大容量となっており、その容量は補巻用油圧モ
ータ6の容量と同じである。そして、その容量を変える
ための回転数制御部21へは、油圧ポンプ4から流路6
9によって連通され、この流路69に電磁切換弁28が
設けられている。この電磁切換弁28は、上記の実施形
態例と同様に速度制御スイッチ32を設けて電磁切換弁
28のソレノイドへ通電することにより、電磁切換弁2
8が切り換えられる。電磁切換弁28が切り換えられる
と、油圧ポンプ4から圧油が流路69を介して回転数制
御部21へ流れ、主巻用油圧モータ20の容量が1/2
になるように傾斜板を切り換える。これにより、主巻用
油圧モータ20の回転速度は補巻用油圧モータ6の2倍
となる。さらに、上記の実施形態例と同じく補助切換弁
23を切り換えて、補巻用油圧モータ6の吐出油を主巻
用油圧モータ20へ合流させれば、主巻用油圧モータ2
0の回転速度は、補巻用油圧モータ6に対して4倍とな
る。したがって、主巻用の吊具11と補巻用の吊具12
は同じ速度で昇降する。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、補
巻用油圧モータの吐出側と主巻用油圧モータの吸込側と
を連通する流路と補助切換弁を設け、かつ、主巻用油圧
モータを可変容量型とし、減圧値を設定することにより
主巻用油圧モータの回転数を変える電磁比例減圧弁を該
制御回路に設けたので、ワイヤロープの掛本数が主巻用
の吊具と補巻用の吊具で異なっていても、同期して昇降
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるクレーンの油圧ウインチの速度制
御装置の一実施形態例を示す油圧回路図である。
【図2】同主巻用油圧モータの回転速度を切り換えるた
めの電気回路図である。
【図3】同操作盤を示す平面図である。
【図4】本発明によるクレーンの油圧ウインチの速度制
御装置の他の実施形態例を示す油圧回路図である。
【図5】従来のクレーンの油圧ウインチの速度制御装置
の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
1…エンジン 2、3、4…油圧ポンプ 5…主巻用油圧モータ 6…補巻用油圧モータ 7…主巻用切換弁 8…補巻用切換弁 10…ブーム 11、12…吊具 15…主巻用リモコン弁 16…補巻用リモコン弁 20…主巻用油圧モータ 21…回転数制御部 22…主巻用切換弁 22a、22b…制御ポート 23…補巻用切換弁 23a、23b…制御ポート 24…補助切換弁 24a…制御ポート 25…主巻用リモコン弁 25a…上げ側 26…補巻用リモコン弁 26a…上げ側 27…電磁比例減圧弁 28…電磁切換弁 30…ロープ掛数設定器 30a…速度制御ボード 31…表示灯 32…速度制御スイッチ 51〜56…流路 60〜63…流路 65、67、69…流路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−132386(JP,A) 特開 昭64−87495(JP,A) 特開 平7−41286(JP,A) 実開 昭60−85592(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66D 1/44

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主巻用のウインチドラムを回転させる主巻
    用油圧モータと補巻用のウインチドラムを回転させる補
    巻用油圧モータを別々の油圧ポンプにそれぞれ主巻用切
    換弁と補巻用切換弁を介して連結し、主巻用リモコン弁
    と補巻用リモコン弁によって該主巻用切換弁と補巻用切
    換弁を切り換える制御回路を備えたクレーンの油圧ウイ
    ンチの駆動制御装置において、補巻用油圧モータの吐出
    側と主巻用油圧モータの吸込側とを連通する流路と補助
    切換弁を設け、かつ、主巻用油圧モータを可変容量型と
    し、減圧値を設定することにより主巻用油圧モータの回
    転数を変える電磁比例減圧弁を該制御回路に設け、主巻
    用の吊具と補巻用の吊具がそのワイヤロープの掛本数が
    異なっても同期して昇降するようにしたことを特徴とす
    るクレーンの油圧ウインチの駆動制御装置。
  2. 【請求項2】主巻用のウインチドラムを回転させる主巻
    用油圧モータと補巻用のウインチドラムを回転させる補
    巻用油圧モータを別々の油圧ポンプにそれぞれ主巻用切
    換弁と補巻用切換弁を介して連結し、主巻用リモコン弁
    と補巻用リモコン弁によって該主巻用切換弁と補巻用切
    換弁を切り換える制御回路を備えたクレーンの油圧ウイ
    ンチの駆動制御装置において、ワイヤロープを主巻用の
    吊具は4本補巻用の吊具は1本掛けとし、補巻用油圧モ
    ータの吐出側と主巻用油圧モータの吸込側とを連通する
    流路と補助切換弁を設け、かつ、主巻用油圧モータを可
    変容量型とするとともに補巻用油圧モータを固定容量型
    とし、該制御回路の圧油を電磁切換弁を介して主巻用油
    圧モータの回転数制御部へ連通させることにより、主巻
    用油圧モータの回転数を2倍に切り換え、主巻用の吊具
    と補巻用の吊具が同期して昇降するようにしたことを特
    徴とするクレーンの油圧ウインチの駆動制御装置。
  3. 【請求項3】主巻用リモコン弁を2段階操作できるもの
    として、2段目の操作によって補巻用油圧モータの吐出
    側と主巻用油圧モータの吸込側とを連通する流路に設け
    た補助切換弁を切り換えるようにしたことを特徴とする
    請求項1および請求項2記載のクレーンの油圧ウインチ
    の駆動制御装置。
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