JP3376048B2 - モニターテレビユニット - Google Patents

モニターテレビユニット

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、住戸の玄関口等に設置
された撮像用カメラで撮像される来訪者を屋内で確認す
る如き用途に適用されるモニターテレビユニットに関す
る。 【0002】 【従来の技術】一般にこの種のモニターテレビユニット
は、図11に示すように、所定の箱型状に形成されたユ
ニットケース1e内に、偏平型陰極線管2(CRT)と
電源回路3eとが一緒に収容されている。尚、電源回路
3eには集積回路素子や変成器(トランス)等が具備さ
れている。 【0003】このようなモニターテレビユニットにおい
て、偏平型陰極線管2の偏向ヨーク2bの近傍に変成器
を備えた電源回路3eを配置させたのでは、変成器で発
生される磁束が偏向ヨーク2bに悪影響を及ぼし、再生
画像に多数のノイズを混入させる虞れがある。 【0004】そこで、従来では、偏平型陰極線管2の表
示画面部2aの側方に電源回路3eを配置し、電源回路
3eの変成器の磁束が偏平型陰極線管2に悪影響を与え
ないように配慮していたのが実情であった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、偏平型陰極線管2の幅広の表示画面部2
aの側方に電源回路3eを並べて配置した構造であるか
ら、これらの取付スペースが大きくなって、モニターテ
レビユニット全体の横幅Sも大きくなる。 【0006】従って、従来では、モニターテレビユニッ
トの小型化を図る点で不具合を生じていた。 【0007】本発明は上記の点に鑑みて提案されたもの
で、モニターテレビの再生画像にノイズが発生する等の
不具合を生じさせることなく、モニターテレビユニット
の小型化を適切に図ることができるようにすることを、
その目的としている。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案された請求項1に記載の本発明に係るモニターテ
レビユニットは、撮像用カメラで撮像された画像を映出
するための偏平型陰極線管と、変成器及び放熱板を備え
た電源回路とがユニットケース内に収容されているモニ
ターテレビユニットであって、前記電源回路の変成器は
前記偏平型陰極線管の偏向ヨークの側方に配され、この
偏向ヨークと変成器との相互間には、放熱板が接地して
設けられ、かつ上記変成器は、特定方向への磁束洩れを
防止する磁気コアを有し、この変成器の洩れ磁束分布が
偏平型陰極線管の長手方向と同一方向に延びるように配
されている。 【作用】上記構成を特徴とする請求項1に記載の本発明
に係るモニターテレビユニットにおいては、偏平型陰極
線管の偏向ヨークの側方に空いたスペースを有効に利用
し、このスペースに電源回路の変成器や放熱板を配置さ
せているので、偏平型陰極線管の表示画面部の側方に電
源回路を取付けるための大きなスペースを確保する必要
がなくなる。従って、ユニットケース全体の幅を小さく
し、小型化が図れる。 【0009】また、このように偏平型陰極線管の偏向ヨ
ークの側方に電源回路の変成器を設けた構造であって
も、これら変成器と偏向ヨークとの相互間には、接地電
位の放熱板が設けられているから、この放熱板が変成器
で発生される磁束を遮蔽する電磁シールドとしての役割
を果たし、変成器から発生される磁束が電磁ノイズとし
て偏向ヨークに悪影響を及ぼすことも防止される。従っ
て、偏平型陰極線管で映出される画像にノイズを発生さ
せることもない。さらに、変成器で発生される磁束は、
偏平型陰極線管の偏向ヨークの方向に対して洩れる量を
少なくできるので、変成器が偏向ヨークに対して及ぼす
電磁ノイズを一層少なくすることができる。 【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。 【0010】図1は本発明に係るモニターテレビユニッ
トUの内部構造の一例を示す正面断面図、図2はモニタ
ーテレビユニットUの外観の一例を示す斜視図である。 【0011】このモニターテレビユニットUは、前側ケ
ース1aと後側ケース1bとから形成されるユニットケ
ース1内に、偏平型陰極線管2、電源回路3、テレビ回
路基板4、及びメイン回路基板5等が収容されている。 【0012】ここで、テレビ回路基板4は、偏平型陰極
線管2で映出される画像の画像処理を行うためのテレビ
回路を具備するもので、偏平型陰極線管2の側方位置へ
その横幅が嵩張らない状態に配置されている。 【0013】メイン回路基板5は、後述するカメラ付ド
アホンとの相互間でなされるインターホン通話等の制御
を行うための主回路を具備するもので、電源回路3もこ
のメイン回路基板5に実装されている。このメイン回路
基板5は、偏平型陰極線管2の背面側へユニットケース
1の厚み幅(前後幅)が嵩張らない状態に配置されてい
る。 【0014】電源回路3は、スイッチング用又は減圧用
の変成器30、集積回路素子31、及び放熱板32を具
備するもので、偏平型陰極線管2の表示画面部2aの下
方に連設された偏向ヨーク2bの一側方に配置されてい
る。 【0015】このうち変成器30は、特定方向への磁束
洩れを防止する磁気コア30aをコイル30bの外周に
有しており、この変成器30の洩れ磁束分布が偏平型陰
極線管2の長手方向と同一方向(図1の矢印a、a1に
沿う上下方向)に延びるように配されている。変成器3
0の洩れ磁束分布を偏平型陰極線管2の長手方向と同一
方向に揃える態様としては、例えば図3(a)〜(c)
の各図に示すようなコイル30bと磁気コア30aとの
組合せとしてもよい。また同図(b)、(c)に示すよ
うに、変成器30を実装したメイン回路基板5の方向を
変えてもよい。図1において、放熱板32は、例えば正
面L字状に形成された鉄等の金属製材料で形成されたも
ので、変成器30と偏向ヨーク2bとの相互間に設けら
れて電気的に接地されている。また、この放熱板32に
は、集積回路素子31等が適宜接触して設けられてい
る。上記構成のモニターテレビユニットUでは、電源回
路3の変成器30から発生される磁束は、電気的に接地
されて電磁シールドとして機能する放熱板32によって
遮蔽される。また、変成器30で発生される磁束の洩れ
方向は偏平型陰極線管2の長手方向に沿った方向とな
り、偏向ヨーク2b側方向への磁束の洩れも少ない。 【0016】従って、変成器30で発生される磁束が偏
向ヨーク2bに悪影響を及ぼす虞れは殆どなく、偏平型
陰極線管2の表示画面部2aではノイズの少ない良好な
画像を映出することができる。 【0017】一方、電源回路3の比較的な大きなサイズ
の変成器30や放熱板32等は、偏向ヨーク2bの側方
の空きスペース内に収められているから、ユニットケー
ス1内に無駄な空間を生じさせず、モニターテレビユニ
ットUの全体を小型化可能である。図4は上記したモニ
ターテレビユニットUにおけるフロントパネル6の取付
構造の一例を示す斜視図、図5はそのX−X線断面図で
ある。 【0018】このフロントパネル6は、スモーク状等の
有色透明又は無色透明の合成樹脂製のもので、ユニット
ケース1に収容された偏平型陰極線管2の表示画面部2
aを外部から目視できるようにユニットケース1の前面
に開設された開口窓7に装着されるものである。このフ
ロントパネル6の左右両端縁には、ユニットケース1の
開口窓7の左右両端の計4箇所に設けられた係止用凹部
8・・内に各々嵌入可能な係止爪9・・が突設されてい
る。また、このフロントパネル6は、図5に示すよう
に、全体が所定の曲率半径Rで前面側へ突出した緩やか
な湾曲状態に形成されている。尚、このフロントパネル
6が装着されるユニットケース1の開口窓7の上部の受
面7a、7a側もそれに対応した湾曲状の曲面として形
成されている。上記構成によれば、フロントパネル6を
ユニットケース1の前面に装着させるには、先ずこのフ
ロントパネル6の左右両端のうち何れか一方側の係止爪
9、9をユニットケース1側の係止用凹部8、8内に挿
入させて係止させればよい。次いで、このフロントパネ
ル6の曲率半径Rを小さくするようにフロントパネル6
を撓ませると、他方側の係止爪9、9を残りの係止用凹
部8、8内へ挿入でき、フロントパネル6を開口窓7の
位置へ適切に装着させることができる。このような装着
方法によれば、フロントパネル6を開口窓7の位置へ両
面接着テープや接着剤等を用いて接着させる必要がな
く、その組立てが容易となり、またフロントパネル6の
取り外しも容易に行えるので、メンテナンス時の分解作
業等に便利となる。 【0019】更に、フロントパネル6が湾曲した曲面状
であるため、パネル表面への蛍光灯等の写り込みも防止
でき、偏平型陰極線管2で映出される画像を見易くでき
る利点も得られる。 【0020】また、湾曲したフロントパネル6に当接す
る開口窓7の受面7a、7aもそれに対応した湾曲状の
曲面であるから、これら両者間に不当な隙間が生じるこ
ともなく、フロントパネル6の弾性復元力によって各係
止爪9は係止用凹部8内に確実に係止された状態を維持
するから、その取付状態は堅牢で、不用意に外れるよう
なこともない。図6は上記したモニターテレビユニット
Uのハード構成の一例を示すブロック図である。 【0021】このモニターテレビユニットUは、撮像用
カメラ51を具備する1台又は複数台のカメラ付ドアホ
ン50、50Aと通信線L1、L2を介して接続されて
使用されるもので、撮像用カメラ51で撮像された画像
を偏平型の陰極線管2で映出するための画像処理回路の
他、カメラ付ドアホン50、50Aとのインターホン通
話を実行するための回路も具備している。 【0022】先ず、画像処理に関する回路構成から説明
すると、カメラ付ドアホン50、50Aから伝送されて
くる画像信号は平衡/不平衡整合回路12でインピーダ
ンスマッチングされてから、ビデオバッファ分波回路2
0で分波され、その後画面制御部21を経て陰極線管2
に送出され、この陰極線管2でその画像が映出される。
これら各部はCPU24によって制御される。 【0023】尚、このモニターテレビユニットUでは、
陰極線管2で再生される画像のコントラスト(濃淡)は
固定され、画像のブライト(明度)がブライト調整スイ
ッチ23によって所定の3段階に調整できるように構成
されている。このブライト調整スイッチ23は、例えば
図2に示すように、ユニットケース1の底面部に配置さ
れたディップスイッチとして構成される。ブライト調整
スイッチ23によって調整される3段階のブライト調整
値は、例えば第1段階では暗視状態での人物の顔が明瞭
に映出され(例えば4.9V)、第2段階では屋外晴天
時における人物の顔が明瞭に映出され(例えば7.4
V)、第3段階では逆光時における人物の顔が明瞭に映
出され(例えば11.9V)るように予め決定されてい
る。 【0024】一方、コントラスト値は一定値に維持さ
れ、その調整用スイッチは設けられていない。この値は
例えば暗視状態での人物の顔や屋外晴天時での人物の顔
が何れも略同等な状態に識別できる平均的な値として設
定される(例えば0.5V)。逆光時における人物の顔
を映出する場合のコントラスト値は撮像用カメラ51側
で補正することができるので、考慮する必要はない。 【0025】上記のように、画像のコントラストを固定
とし、ブライト調整のみが行えるようにすれば、これら
双方を調整するものに比較すると、ユーザーによる画像
調整操作が簡易となり、取扱いが便利となる。 【0026】また、コントラストを可変とし、ブライト
を固定させた場合には、逆光時において人物の顔をコン
トラスト調整によって明瞭に映し出すことができないと
いう難点が生じるものの、このモニターテレビユニット
Uではこのような難点も解消でき、ブライト調整スイッ
チ23の操作のみによって明瞭な画像を映し出すことが
できるという利点が得られる。 【0027】ブライト調整を3段階にすれば、ユーザー
の使い勝手が一層良好となるが、このブライト調整を無
段階に調整できるようにしても無論構わない。画面制御
部21は、例えば図7に示すように、ビデオバッファ分
波回路20で分波された画像信号の補間処理を実行して
拡大ズーム画面を作成可能なデジタルモジュール21a
と、スイッチ21cを備えた輪郭強調回路21bとで構
成されている。 【0028】輪郭強調回路21bは、明るい画像領域と
暗い画像領域との境界を明瞭にするためのエッジ強調画
像処理を行うもので、この輪郭強調回路21bは、デジ
タルモジュール21aで画像の拡大処理が実行されると
きにはスイッチ21cがオンとなって、輪郭強調処理を
実行する。これに対し、デジタルモジュール21aで拡
大処理がなされず、撮像用カメラ51で撮像された画像
の全体が陰極線管2で映出されるときには、スイッチ2
1cがオフとされ、輪郭強調処理は実行されない。 【0029】一般に画像信号の補間処理を実行し、画像
の拡大処理を実行したときには、陰極線管2で映出され
る画像がぼやけた状態になる傾向がある。 【0030】ところが、上記構成では、画像の拡大処理
時には輪郭強調処理がなされて画像の輪郭がシャープと
なるので、これにより画像のぼやけ状態を補正でき、画
質を高めることができるという利点が得られる。 【0031】また、スイッチ21cによる切替方式とす
れば、画像の拡大時でない場合であっても、ユーザーの
好みに応じて輪郭強調を行うことができる等、融通性に
富み好ましい。但し、輪郭強調を行うか否かの選択をC
PU制御等によって自動切替えさせても無論構わない。
図6において、文字信号重畳回路22は、予め設定され
た所定の文字の画像信号をCPU24からの指令によっ
て出力するもので、この文字信号重畳回路22から出力
されて画面制御部21に入力された文字の画像信号は、
撮像カメラ51側から送信されてくる画像信号と合成さ
れて、陰極線管2で映出されるように構成されている。
即ち、このモニターテレビユニットUでは、例えば2台
のカメラ付ドアホン50、50Aを接続できるが、文字
信号重畳回路22ではこれら2台のカメラ付ドアホン5
0、50Aの各々を識別し得る2種類の文字の画像信号
を出力可能である。 【0032】具体的には、一方のカメラ付ドアホン50
が玄関口に設置され、他方のカメラ付ドアホン50Aが
家屋の裏側に設置される場合があるが、この場合には文
字信号重畳回路22は『ゲンカン』と『ウラ』の2種類
の文字の画像信号を各々出力可能である。一方、CPU
24は、陰極線管2で画像が映出されているときにその
画像が2台のカメラ付ドアホン50、50Aの何れの撮
像用カメラ51で撮像された画像であるかを判別する機
能を具備している。そして、例えば玄関口のカメラ付ド
アホン50で撮像された画像が陰極線管2で映出されて
いるときには、文字信号重畳回路22から『ゲンカン』
の文字の画像信号を出力させ、これらを画面制御部21
で合成させる。 【0033】この場合には、図8に示すように陰極線管
2の表示画面部2aには、『ゲンカン』の文字の画像A
が撮像画像Bと共に映出される。一方、家屋の裏側のカ
メラ付ドアホン50Aで撮像された画像が映出されると
きには、文字信号重畳回路22から『ウラ』の文字の画
像信号が出力され、この場合には図9に示すように、
『ウラ』の文字の画像Aaが撮像画像Baと共に映出さ
れる。 【0034】従って、ユーザーは、前記した文字の画像
A、Aaを見れば、そのバックの撮像画像B、Baが何
れの場所で撮像されている画像であるかを容易に判別で
き、来訪者に適切な対応措置をとることができるので便
利である。尚、再生画像が2台のカメラ付ドアホン5
0、50Aの何れから出画されているかを識別するため
の手段としては、例えば図10に示すようなモニターテ
レビユニットUaの構成としてもよい。 【0035】このモニターテレビユニットUaは、その
前面に発光LED等で構成された表示灯40a、40b
が設けられており、陰極線管2での再生画像がカメラ付
ドアホン50からの撮像画像であれば、CPU制御によ
って上側の表示灯40aが点灯又は点滅し、カメラ付ド
アホン50Aからであれば下側の表示灯40bが点灯又
は点滅するように構成されている。また、これら各表示
灯40a、40bの横には、例えば『玄関口』や『勝手
口』等と記された銘板41a、41bを取付けるための
銘板用スペースが設けられている。上記のような構成で
あっても、表示灯40a、40bの点灯又は点滅状態を
確認することにより、陰極線管2で映出されている画像
が何れのカメラ付ドアホンから出画されているかを一見
して判別でき、便利である。 【0036】図6において、このモニターテレビユニッ
トUのインターホン通話を実行するための回路として
は、配線L1、L2に定電流を供給する定電流回路1
6、カメラ付ドアホン50、50Aの呼出釦52、52
が押圧操作されて出力される呼出信号を検知する呼出検
知回路15、この呼出信号を検知したときにアンプ11
aに接続されたスピーカSPから呼出音を発生させるた
めの呼出音発生回路17を備えている。 【0037】また、これら以外として、アンプ11に接
続されたマイクMCから入力された音声信号を変調回路
13で変調させてカメラ付ドアホン50、50A側に送
信させると共に、カメラ付ドアホン50、50A側から
変調されて送信されてきた音声信号を復調回路14で復
調させてスピーカSPから出力させる通話制御回路10
等も具備している。スピーカSPやマイクMCはユニッ
トケース1の前面や下面に固定して設けられ、所謂ハン
ズフリーのインターホン通話が行えるように構成されて
いるが、これに限定されず、ハンドセットを用いたイン
ターホン通話が行えるようにしてもよい。更に、このモ
ニターテレビユニットUでは、このモニターテレビユニ
ットUとは別個に設置されるインターホンの副親機との
相互間でもインターホン通話を可能とする呼出信号発生
回路18a、呼出検知回路18b、及び2/4変換回路
19等も設けられている。 【0038】その他、CPU24には、陰極線管2のオ
ン・オフ切替用のモニタ釦25、インターホン通話のオ
ン・オフ切替用の通話釦26、通話状態を表示するため
の通話表示灯27、及び副親機を呼び出すための室内呼
出釦8等が接続されている。但し、本発明においては、
必ずしも上記したようなインターホン通話機能を備えた
モニターテレビユニットUとして構成される必要はな
い。 【発明の効果】以上の説明から理解されるように、請求
項1に記載の本発明に係るモニターテレビユニットによ
れば、偏平型陰極線管を用いたモニターテレビユニット
における電源回路の変成器の漏れ磁束の影響を軽減する
という効果が得られる。 【0039】また、変成器で発生される磁束が偏平型陰
極線管の偏向ヨークの方向に対して洩れる量を少なくで
きるので、変成器が偏向ヨークに対して及ぼす電磁ノイ
ズを一層少なくして再生画像の画質を高めることができ
るという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るモニターテレビユニットの内部構
造の一例を示す正面断面図。 【図2】本発明に係るモニターテレビユニットの外観の
一例を示す斜視図。 【図3】(a)〜(c)は本発明に係るモニターテレビ
ユニットにおける変成器の取付状態の他の例を示す要部
説明図。 【図4】本発明に係るモニターテレビユニットにおける
フロントパネルの取付構造の一例を示す要部分解斜視
図。 【図5】図4のX−X線断面図。 【図6】本発明に係るモニターテレビユニットのハード
構成の一例を示すブロック図。 【図7】図6に示すモニターテレビユニットにおける画
面制御部の一例を示すブロック図。 【図8】本発明に係るモニターテレビユニットにおける
画像の映出状態の一例を示す要部正面図。 【図9】本発明に係るモニターテレビユニットにおける
画像の映出状態の他の例を示す要部正面図。 【図10】本発明に係るモニターテレビユニットの他の
例を示す正面図。 【図11】従来のモニターテレビユニットの一例を示す
説明図。 【符号の説明】 1 ユニットケース 2 偏平型陰極線管 2a 表示画面部 2b 偏向ヨーク 3 電源回路 4 テレビ回路基板 5 メイン回路基板 6 フロントパネル 7 開口窓 8 係止用凹部 9 係止爪 20 ビデオバッファ分波回路 21 画面制御部 21a デジタルモジュール 21b 輪郭強調回路 22 文字信号重畳回路 23 ブライト調整スイッチ 24 CPU 30 変成器 30a 磁気コア 30b コイル 31 集積回路素子 32 放熱板 50,50A カメラ付ドアホン 51 撮像用カメラ U,Ua モニターテレビユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小柳津 厳 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 河野 和彦 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−290758(JP,A) 特開 平5−323889(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 29/76 H04N 9/29

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】撮像用カメラで撮像された画像を映出する
    ための偏平型陰極線管と、変成器及び放熱板を備えた電
    源回路とがユニットケース内に収容されているモニター
    テレビユニットであって、 前記電源回路の変成器は前記偏平型陰極線管の偏向ヨー
    クの側方に配され、この偏向ヨークと変成器との相互間
    には、放熱板が接地して設けられており、 前記変成器は、特定方向への磁束洩れを防止する磁気コ
    アを有し、この変成器の洩れ磁束分布が偏平型陰極線管
    の長手方向と同一方向に延びるように配されているモニ
    ターテレビユニット。
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