JP3363294B2 - モニターテレビ装置及びその製造方法 - Google Patents

モニターテレビ装置及びその製造方法

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JP3363294B2 JP30180595A JP30180595A JP3363294B2 JP 3363294 B2 JP3363294 B2 JP 3363294B2 JP 30180595 A JP30180595 A JP 30180595A JP 30180595 A JP30180595 A JP 30180595A JP 3363294 B2 JP3363294 B2 JP 3363294B2
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/14Structural association of two or more printed circuits
    • H05K1/141One or more single auxiliary printed circuits mounted on a main printed circuit, e.g. modules, adapters
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0097Processing two or more printed circuits simultaneously, e.g. made from a common substrate, or temporarily stacked circuit boards
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/36Assembling printed circuits with other printed circuits

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  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を表示する陰
極線管などを備えたモニターテレビ装置及びその製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像を表示する陰極線管など
を備えたモニターテレビ装置が種々の分野にて利用され
ている。例えば、図9はモニターテレビ装置をドアホン
親機Aに利用したモニターテレビ付ドアホンシステムを
示し、住宅の玄関先等に配設されるドアホン子機Bと、
住宅の屋内に設置されるドアホン親機Aとを2線の信号
線Lsにて接続して構成されている。
【0003】ドアホン子機Bは、CCD撮像素子を具備
するテレビカメラ10と、訪問者の音声を集音するマイ
クロホン11と、ドアホン親機Aから送信されてくる居
住者の音声を発音するスピーカ12と、ドアホン親機A
の呼出等を行うための呼出釦13とを備えている。一
方、ドアホン親機Aは、信号線Lsを介してドアホン子
機Bから送られてくるテレビカメラ10の映像を映し出
す偏平型陰極線管1と、住宅内の居住者の声を集音する
マイクロホン2と、信号線Lsを介して送られてくる来
訪者の音声を発音するスピーカ3と、ドアホン子機Bと
の間の通話機能をオン・オフする通話釦4と、通話機能
をオフしたままでテレビカメラ10の映像のみを偏平型
陰極線管1に映し出させるためのモニタスイッチ5とを
備え、これらを略函形に形成された合成樹脂製のハウジ
ング6内に納装して構成してある。なお、ドアホン親機
Aには外部の商用交流電源(電源電圧100V)に接続
するための電源用端子部(図示せず)と、信号線Lsを
接続するための信号線用端子部(図示せず)とが設けて
ある。また、ドアホン子機Bからの映像信号や音声信号
等を処理して偏平型陰極線管1に映像を映し出させたり
通話機能を実現する回路等は、プリント基板から成る回
路基板に実装される電子回路部品にて構成されており、
この回路基板がハウジング内に納装されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般には平
板状の上記回路基板の一方の面に電界コンデンサやIC
などの比較的に大型の電子回路部品を実装し、他方の面
でこれら大型の電子回路部品のピンやチップ抵抗のよう
な比較的に小型の電子回路部品を半田ディップにより半
田付けしており、半田付けを行っている面(以下、この
面を「半田面」と呼ぶ。)をハウジングの内側面に対向
させて回路基板をハウジング内に納装していた。
【0005】しかしながら、図10に示すように、電源
用端子部や信号線用端子部の端子台39はそれぞれの端
子面をハウジング40外に臨ませる必要があるため、端
子台39が実装された回路基板41の半田面側に端子台
39を実装し、大型の電子回路部品42が実装されてい
る回路基板41の部品実装面にて端子台39を半田付け
しなければならず、このため、他の電子回路部品42が
自動半田付装置等を用いて半田付けできるのに対して上
記端子台39は手作業により半田付けしなければなら
ず、半田付工程の省力化が図れないという問題があっ
た。
【0006】本発明は上記問題に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは半田付工程を省力化する
ことができるモニターテレビ装置及びその製造方法を提
供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、画像を表示する画像表示部と、
この画像表示部に画像を表示させるための電子回路部品
が少なくとも実装された回路基板と、この回路基板に実
装された電子回路部品を外部の電気回路に接続するため
の端子部が実装された端子基板と、これら回路基板と端
子基板とを電気的に接続する接続手段とをハウジング内
に納装して成り、ハウジングに設けた開口より端子部の
少なくとも端子面を露出させるように端子基板を回路基
板に対して反転させてハウジング内に固定して成り、外
部電源と接続される電源用端子部を含む1乃至複数の端
子部を具備し、電源用端子部が実装された電源用端子基
板と回路基板とを複数の電線により接続するとともにこ
れらの電線を互いに交差させて電源用端子基板及び回路
基板をハウジング内に納装して成るものであり、回路基
板に電子回路部品を実装する際の半田付工程において、
端子基板における半田面と、回路基板における半田面と
を一致させ、端子基板への端子部の実装を回路基板への
電子回路部品の実装と同様に自動半田付装置を用いて行
うことができ、半田付工程の省力化が図れるとともに、
各電線から放射される磁束を互いに打ち消し合わせるこ
とにより、画像表示部の画面ノイズを低減することがで
きる
【0008】
【0009】請求項の発明は、請求項の発明におい
て、電子回路部品及び端子部が実装される前は互いに一
体であって、且つ実装後に切り離されてハウジング内に
別体に納装される回路基板及び端子基板を備えて成るも
のであり、端子基板への端子部の実装を回路基板への電
子回路部品の実装と同時に自動半田付装置を用いて行う
ことができ、半田付工程の一層の省力化が図れる。
【0010】請求項の発明は、請求項の発明におい
て、回路基板から切り離された元の箇所に端子基板を配
置させて成るものであり、回路基板と端子基板とを厚み
方向に重ねることなくハウジング内に納装することがで
き、ハウジングの厚み寸法を大きくする必要がない。請
求項の発明は、上記目的を達成するため、画像を表示
する画像表示部と、この画像表示部に画像を表示させる
ための電子回路部品が少なくとも実装された回路基板
と、この回路基板に実装された電子回路部品を外部の電
気回路に接続するための1乃至複数の端子部が実装され
た端子基板と、これら回路基板と端子基板とを電気的に
接続する接続手段とをハウジング内に納装して成るモニ
ターテレビ装置の製造方法であって、電子回路部品と1
乃至複数の端子部とを各々の実装面を一致させて回路基
板及び端子基板に同一面側から半田付けするとともに、
端子基板のみを反転させて端子部の接続面をハウジング
外に臨ませるようにしてハウジング内に納装し、1乃至
複数の端子部には外部電源と接続される電源用端子部が
含まれ、この電源用端子部と回路基板に実装された電子
回路部品とを複数の電線にて接続するとともに、電源用
端子基板を反転させる際にこれらの電線を互いに交差さ
せてハウジング内に納装するから、回路基板に電子回路
部品を実装する際の半田付工程において、端子基板にお
ける半田面と、回路基板における半田面とを一致させ、
端子基板への端子部の実装を回路基板への電子回路部品
の実装と同様に自動半田付装置を用いて行うことがで
き、半田付工程の省力化が図れるとともに、各電線から
放射される磁束を互いに打ち消し合わせることにより、
画像表示部の画面ノイズを低減することができる
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。本実施形態は、図9に示した
モニターテレビ付ドアホンシステムのドアホン親機Aに
本発明に係るモニターテレビ装置を適用したものであ
る。なお、ドアホン親機Aの基本構成は共通であるから
共通する部分には同一の符号を付して説明は省略する。
【0013】ここで、上記モニターテレビ付ドアホンシ
ステムの動作について簡単に説明しておく。まず、来訪
者がドアホン子機Bの呼出釦13を操作するとドアホン
子機Bではテレビカメラ10を起動して来訪者を撮像
し、得られた映像信号及び呼出信号が信号線Lsを介し
てドアホン親機Aに伝送される。ドアホン親機Aでは、
受け取った映像信号に基づいて偏平型陰極線管1の画面
に来訪者を映し出すとともにスピーカ3を駆動して呼出
音を発音させる。住宅内の居住者がこの呼出音に応答す
るべく通話釦4を押操作すると、ドアホン親機Aとドア
ホン子機Bとの間の信号線Lsを介しての通話機能がオ
ンとなり、その後再度通話釦4を押操作するまで通話機
能がオン状態に維持される。そして、通話機能がオンの
状態では、ドアホン子機Bとドアホン親機Aとはそれぞ
れマイクロホン2,11とスピーカ3,12とを用いて
ハンズフリーで通話を行うことができるとともにドアホ
ン子機Bからのテレビカメラ10の映像がドアホン親機
Aの偏平型陰極線管1の画面に映し出されるのである。
なお、ドアホン子機Bの電源は信号線Lsを介してドア
ホン親機Aから供給されるようになっている。ここで、
2線の信号線Lsによって映像信号、音声信号、呼出信
号の伝送及びドアホン子機Bの電源供給を行うには、例
えば、映像信号に音声信号等を重畳するようにすればよ
く、従来周知の技術にて実現可能であるから詳細な説明
は省略する。
【0014】ところで、上記通話機能を実現したり、偏
平型陰極線管1に映像を映し出させるための回路を構成
する電子回路部品等の少なくとも一部が、プリント基板
から成る回路基板20に実装され、図1、図5及び図7
に示すように、ボディ6aとカバー6bとを結合して成
るハウジング6内に納装され固定されている。図2及び
図3は回路基板20を示す平面図であって、電界コンデ
ンサCやコイルL、あるいはIC21などの電子回路部
品が部品実装面に実装され、裏側の半田面においては、
チップ抵抗等並びに各電子回路部品のピンが半田ディッ
プにより配線パターンに半田付けされている。ここで、
図2は回路基板20をハウジング6内に納装する前の状
態を表し、図3は回路基板20をハウジング6内に納装
する際の状態を表している。
【0015】図2に示すように、外部の商用交流電源に
接続される電源用端子部22が実装される電源用端子基
板23と、信号線用端子部24が実装される信号線用端
子基板25とは、何れもニッパ等を用いて容易に切断可
能な一対の切断片23a,25aによって回路基板20
から切離し自在に一体形成されている。電源用端子基板
23に実装される電源用端子部22は従来周知の速結端
子構造を有する函形に形成されており、後述するように
その一側面に一対の電線挿入孔22aが穿設されてい
る。この電源用端子部22と回路基板20の配線パター
ンとの電気的接続は一対のリード線26によって行わ
れ、リード線26の半田付けは回路基板20及び電源用
端子基板23の半田面にて為されている。
【0016】一方、小勢力配線である信号線Lsが接続
される信号線用端子部24は、例えばねじ止式の端子構
造を有するものであり、本実施形態の場合には信号線L
s用と増設スピーカ(図示せず)の接続用との各2つず
つ、計4つの端子24aを具備している。この信号線用
端子部24と回路基板20の配線パターンとの電気的接
続は、例えば、所謂テープ電線やフラットケーブル等か
ら成る可撓性を有する接続線27によって行われ、接続
線27の半田付けは電源用端子基板23と同様に半田面
にて為されている。なお、後述するように電源用端子基
板23及び信号線用端子基板25は共にハウジング6内
に納装する際に反転させて裏返すため、リード線26及
び接続線27の長さは各端子基板23,25が反転可能
な程度の余裕を持たせてある。
【0017】ここで、半田付工程の段階では、図2に示
すように電源用端子基板23及び信号線用端子基板25
は回路基板20から切り離されておらず、各々の部品実
装面と半田面とは一致した状態にある。従って、電源用
端子基板23及び信号線用端子基板25に各々実装され
た電源用端子部22及び信号線用端子部24を半田付け
する工程と、電源用端子基板23、信号線用端子基板2
5及び回路基板20にリード線26並びに接続線27を
半田付けする工程とは、自動半田付装置を用いるなどの
周知の方法により電子回路部品を回路基板20に実装し
て自動的に半田付けする際に同時に行うことができる。
従って、従来のように電源用端子部22及び信号線用端
子部24の半田付けを手作業で行う必要がなく、自動的
に半田付けすることができるために半田付工程の省力化
が図れることになる。
【0018】そして、回路基板20をハウジング6内に
納装する際に、電源用端子基板23及び信号線用端子基
板25の各切断片23a,25aをニッパ等にて切断す
ることでそれぞれ回路基板20から分離し、図1及び図
3に示すように電源用端子基板23及び信号線用端子基
板25を反転させる。すなわち、電源用端子基板23及
び信号線用端子基板25は外部電源との接続用の電線や
信号線Lsと接続されるものであるから、少なくともそ
の電線挿入孔22aや端子24a等が設けられている端
子面をハウジング6の背面(ボディ6aの底面)から外
へ臨ませる必要がある。また、ハウジング6を薄型化す
るためには回路基板20の部品実装面を内側にしてハウ
ジング6内に回路基板20を納装する必要がある。その
ため、回路基板20が部品実装面をハウジング6の内側
にして納装されるのに対し、電源用端子基板23及び信
号線用端子基板25は部品実装面をハウジング6の背面
側(ボディ6aの底面側)に対向させて納装される。
【0019】図5及び図6に示すように、ハウジング6
の背面側には電源用端子部22の一部が突出する開口部
7と、信号線用端子部24の各端子24aを露出させる
露出開口部8とが設けてある。さらに、開口部7の周縁
近傍には先端に係止爪9aを有する一対の係止片9が互
いに対向するようにしてハウジング6の内側へ向けて立
設してあり、図7に示すように、開口部7の周縁に設け
た内鍔部7aに電源用端子部22を当接し、電源用端子
基板23の周縁部に係止片9の先端の係止爪9aを係止
させることで電源用端子基板23がハウジング6に固定
されるようになっている。このとき、電源用端子基板2
3は回路基板20に対して切り離される前の元の位置に
嵌め込んで固定されるため、回路基板20と電源用端子
基板23とを厚み方向に重ねることなくハウジング6内
に納装することができ、ハウジング6の厚み寸法が大き
くならずに済むという利点がある。
【0020】このようにしてハウジング6に固定された
電源用端子部22は、一対の電線挿入孔22aが設けら
れた側面が開口部7よりハウジング6の外部へ突出させ
てある。すなわち、図7に示すように、電線挿入孔22
aがハウジング6の外へ露出することになり、ハウジン
グ6の底面の方向から電線挿入孔22aに電源用の電線
を挿入し、電源用端子部22に電線を介して外部電源
(商用電源)を接続することが可能となっている。な
お、開口部7の外側には側壁7bが立設されており、電
源用端子部22を保護する為の保護カバー7cがこの側
壁7bにスライド自在に取着してある。
【0021】一方、信号線用端子部24の端子24aが
露出される露出開口部8は、ハウジング6の背面より一
体に立設された隔壁28を挟んで4つの露出開口部8が
列設されており、各端子24a同士が隔壁28によって
絶縁されることになる。また、この信号線用端子部24
が実装されている信号線用端子基板25は、図1に示す
ようにハウジング6の内側面より立設されている係合片
29にその周縁が係止されることでハウジング6に固定
されており、この固定状態においては、4つの露出開口
部8のそれぞれから端子24aが露出され、信号線Ls
等が接続可能となっている。よって、信号線用端子基板
25もまた回路基板20に対して切り離される前の元の
位置に嵌め込んで固定されるため、ハウジング6の厚み
寸法が大きくならずに済むのである。なお、回路基板2
0は、図1に示すようにハウジング6の底面側に突設さ
れた一対の係止突起30と、係止突部を有する固定片3
1とに係止されてハウジング6に固定されている。ま
た、ハウジング6の背面には、ハウジング6を壁面のよ
うな造営面に取り付けるための取付枠32が着脱自在に
取着されている。
【0022】ところで、電源周波数50Hzの商用交流
電源を使用する場合に、偏平型陰極線管1の画面に図8
に示すような水平方向帯状の横縞ノイズが発生する場合
がある。この横縞ノイズは、電源ライン(リード線2
6)から放射される磁束の影響によるものであるが、偏
平型陰極線管1に映し出される映像信号の垂直同期信号
の周波数(60Hz)と上記商用交流電源の電源周波数
(50Hz)とが異なる場合には特に目立ってしまう。
そこで、上述のように電源用端子基板23と回路基板2
0とを接続している一対のリード線26を交差させるこ
とにより、各リード線26から放射される磁束を互いに
打ち消し合わせることができ、結果的に上記横縞ノイズ
を低減して、電源周波数50Hzの商用交流電源を使用
する場合でもノイズのないクリアな映像を得ることがで
きるのである。
【0023】
【発明の効果】請求項1の発明は、画像を表示する画像
表示部と、この画像表示部に画像を表示させるための電
子回路部品が少なくとも実装された回路基板と、この回
路基板に実装された電子回路部品を外部の電気回路に接
続するための端子部が実装された端子基板と、これら回
路基板と端子基板とを電気的に接続する接続手段とをハ
ウジング内に納装して成り、ハウジングに設けた開口よ
り端子部の少なくとも端子面を露出させるように端子基
板を回路基板に対して反転させてハウジング内に固定し
て成り、外部電源と接続される電源用端子部を含む1乃
至複数の端子部を具備し、電源用端子部が実装された電
源用端子基板と回路基板とを複数の電線により接続する
とともにこれらの電線を互いに交差させて電源用端子基
板及び回路基板をハウジング内に納装して成るので、回
路基板に電子回路部品を実装する際の半田付工程におい
て、端子基板における半田面と、回路基板における半田
面とを一致させ、端子基板への端子部の実装を回路基板
への電子回路部品の実装と同様に自動半田付装置等を用
いて行うことができ、半田付工程の省力化が図れるとと
もに、各電線から放射される磁束を互いに打ち消し合わ
せることにより、画像表示部の画面ノイズを低減するこ
とができるという効果がある。
【0024】
【0025】請求項の発明は、電子回路部品及び端子
部が実装される前は互いに一体であって、且つ実装後に
切り離されてハウジング内に別体に納装される回路基板
及び端子基板を備えて成るので、端子基板への端子部の
実装を回路基板への電子回路部品の実装と同時に自動半
田付装置等を用いて行うことができ、半田付工程の一層
の省力化が図れるという効果がある。
【0026】請求項の発明は、回路基板から切り離さ
れた元の箇所に端子基板を配置させて成るので、回路基
板と端子基板とを厚み方向に重ねることなくハウジング
内に納装することができ、ハウジングの厚み寸法を大き
くする必要がなく、モニターテレビ装置の薄型化が図れ
るという効果がある
【0027】請求項の発明は、画像を表示する画像表
示部と、この画像表示部に画像を表示させるための電子
回路部品が少なくとも実装された回路基板と、この回路
基板に実装された電子回路部品を外部の電気回路に接続
するための1乃至複数の端子部が実装された端子基板
と、これら回路基板と端子基板とを電気的に接続する接
続手段とをハウジング内に納装して成るモニターテレビ
装置の製造方法であって、電子回路部品と1乃至複数の
端子部とを各々の実装面を一致させて回路基板及び端子
基板に同一面側から半田付けするとともに、端子基板の
みを反転させて端子部の接続面をハウジング外に臨ませ
るようにしてハウジング内に納装し、1乃至複数の端子
部には外部電源と接続される電源用端子部が含まれ、こ
の電源用端子部と回路基板に実装された電子回路部品と
を複数の電線にて接続するとともに、電源用端子基板を
反転させる際にこれらの電線を互いに交差させてハウジ
ング内に納装するから、回路基板に電子回路部品を実装
する際の半田付工程において、端子基板における半田面
と、回路基板における半田面とを一致させ、端子基板へ
の端子部の実装を回路基板への電子回路部品の実装と同
様に自動半田付装置等を用いて行うことができ、半田付
工程の省力化が図れるとともに、各電線から放射される
磁束を互いに打ち消し合わせることにより、画像表示部
の画面ノイズを低減することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示し、カバーを取った状態
における一部省略した平面図である。
【図2】同上における回路基板、電源用端子基板及び信
号線用端子基板の実装前の状態を示す部品実装面側の平
面図である。
【図3】同上における回路基板、電源用端子基板及び信
号線用端子基板の実装する際の状態を示す部品実装面側
の平面図である。
【図4】同上の正面図である。
【図5】同上の垂直方向側面断面図である。
【図6】同上の背面図である。
【図7】同上の水平方向側面断面図である。
【図8】同上の動作を説明するための説明図である。
【図9】モニターテレビ付ドアホンシステムのシステム
構成図である。
【図10】従来例を示す要部側面断面図である。
【符号の説明】
A ドアホン親機 6 ハウジング 20 回路基板 22 電源用端子部 23 電源用端子基板 24 信号線用端子部 25 信号線用端子基板 26 リード線 27 接続線
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/64 H05K 1/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を表示する画像表示部と、この画像
    表示部に画像を表示させるための電子回路部品が少なく
    とも実装された回路基板と、この回路基板に実装された
    電子回路部品を外部の電気回路に接続するための端子部
    が実装された端子基板と、これら回路基板と端子基板と
    を電気的に接続する接続手段とをハウジング内に納装し
    て成り、ハウジングに設けた開口より端子部の少なくと
    も端子面を露出させるように端子基板を回路基板に対し
    て反転させてハウジング内に固定して成り、外部電源と
    接続される電源用端子部を含む1乃至複数の端子部を具
    備し、電源用端子部が実装された電源用端子基板と回路
    基板とを複数の電線により接続するとともにこれらの電
    線を互いに交差させて電源用端子基板及び回路基板をハ
    ウジング内に納装して成ることを特徴とするモニターテ
    レビ装置。
  2. 【請求項2】 電子回路部品及び端子部が実装される前
    は互いに一体であって、且つ実装後に切り離されてハウ
    ジング内に別体に納装される回路基板及び端子基板を備
    えて成ることを特徴とする請求項1記載のモニターテレ
    ビ装置。
  3. 【請求項3】 回路基板から切り離された元の箇所に端
    子基板を配置させて成ることを特徴とする請求項記載
    のモニターテレビ装置。
  4. 【請求項4】 画像を表示する画像表示部と、この画像
    表示部に画像を表示させるための電子回路部品が少なく
    とも実装された回路基板と、この回路基板に実装された
    電子回路部品を外部の電気回路に接続するための1乃至
    複数の端子部が実装された端子基板と、これら回路基板
    と端子基板とを電気的に接続する接続手段とをハウジン
    グ内に納装して成るモニターテレビ装置の製造方法であ
    って、電子回路部品と1乃至複数の端子部とを各々の実
    装面を一致させて回路基板及び端子基板に同一面側から
    半田付けするとともに、端子基板のみを反転させて端子
    部の接続面をハウジング外に臨ませるようにしてハウジ
    ング内に納装し、1乃至複数の端子部には外部電源と接
    続される電源用端子部が含まれ、この電源用端子部と回
    路基板に実装された電子回路部品とを複数の電線にて接
    続するとともに、電源用端子基板を反転させる際にこれ
    らの電線を互いに交差させてハウジング内に納装する
    とを特徴とするモニターテレビ装置の製造方法。
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