JP3375514B2 - 分岐管路の内張り材及びその製造方法 - Google Patents
分岐管路の内張り材及びその製造方法Info
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Description
下水道管又は、電力線や通信線の敷設管路などの、主と
して地中に埋設された管路に対し、本管から分岐した分
岐管路に内張りを施すための内張り材の構造及びその製
造方法に関するものである。
て、分岐管路に内張りを施す場合には、分岐管路の端末
側から内張り材を反転挿入法により挿通することが行わ
れていたが、この方法では内張り材の先端を本管との分
岐部において処理することが困難であった。
反転挿入により挿通して内張りすることが考えられる。
この場合内張り材の端末にフランジを形成し、当該フラ
ンジを分岐部における本管内面に密着させることが必要
であり、かかるフランジを形成した内張り材としては、
特開平7−60837号公報に記載されたものが知られ
ている。
返し部を形成し、当該折り返し部の端末に切れ目を入れ
て短冊片を形成し、その短冊片を折り曲げてその両面を
ドーナツ状の不織布で挟み、その不織布に液状硬化製樹
脂を含浸させて硬化させ、内張り材本体に一体のフラン
ジを形成したものである。
においては、短冊片を不織布で挟み、その不織布に液状
硬化性樹脂を含浸させるので、その液状硬化性樹脂は粘
度が低いために短冊片に近い内張り材本体部分にも滲み
込んで硬化するため、本来柔軟であるべき内張り材本体
が硬化した樹脂によって固められることがある。
する際に、分岐部付近の内張り材が十分に拡張せず、分
岐管路の内面に密着することができず、分岐管路の損傷
部を確実に補修することができない恐れがある。
って分岐しているような場合には、硬化した内張り材の
端末部が分岐管路の方向に沿うことにより、フランジが
本管内面に密着し得なくなる可能性もあり、本管との分
岐部から分岐管路にかけて適切に内張りすることが困難
となる。
あって、内張り材の端末にフランジを形成するに際し
て、内張り材の本体部分が硬化性樹脂により固められる
ことがなく、フランジとの境界まで内張り材本体の柔軟
性が確保され、分岐部から分岐管路にかけて確実に内張
りすることのできる内張り材及びその製造方法を提供す
ることを目的とするものである。
は、筒状の内張り材本体の端末部を外側に折り返し、当
該折り返し部の端末に筒長方向に複数の切り込みを形成
して短冊部を形成すると共に当該短冊部を外方に折り曲
げ、その短冊部の両面からドーナツ状の硬化性増粘シー
トで挟持して硬化させ、前記折り返し部の端末に硬化し
た硬化性増粘シートよりなるフランジを一体に形成して
なることを特徴とするものである。
が、内張りされるべき分岐管路が分岐する本管の内面形
状にほゞ適合する円筒面に湾曲していることが好まし
い。またこの場合においては、内張り材本体を偏平に折
り畳んだときに形成される折り畳み耳部が、前記フラン
ジの湾曲における円筒面の中心軸に対して直角の位置に
位置していることが望ましい。
ランジの円筒面の外側面に、前記内張り材本体の折り返
し部を取り巻いてリング状の水膨脹性ゴムを埋設してお
くことが好ましい。
前記フランジの円筒面の外側に、当該フランジと密接し
且つ当該フランジより十分に大きい補助フランジを設け
ることができる。
は、筒状の内張り材本体の端末部を外側に折り返し、当
該折り返し部の端末に筒長方向に複数の切り込みを形成
して短冊部を形成、当該短冊部を外方に折り曲げ、その
短冊部の両面からドーナツ状の硬化性増粘シートで挟持
し、然る後当該硬化性増粘シートを前記短冊部と一体に
硬化させてフランジを形成することを特徴とするもので
ある。
基づいて説明する。
の実施の一形態を示すものである。2は内張り材本体で
あって、柔軟な筒状織布又は、当該筒状織布の外面に気
密層を形成したものであって、内張りされる分岐管路の
内径にほゞ等しい外径を有する柔軟な筒状のものであ
る。
に折り返されて折り返し部3が形成されており、当該折
り返し部3の先端には多数の切り込み4を入れて短冊片
5が形成され、当該短冊片5は外側に折り曲げられてい
る。
シートである。この硬化性増粘シート6は、不飽和ポリ
エステル樹脂などの反応硬化型樹脂液にガラス繊維など
の繊維を分散してシート状となし、硬化反応を部分的に
進行させて増粘させたものであって、樹脂液の流動性が
失われているので比較的自由な形状に成形することがで
き、且つ加熱することにより樹脂液が完全に硬化して、
剛直な成型品を得ることができるものである。
状に切り取って硬化性増粘シート6を形成し、複数枚の
硬化性増粘シート6で短冊片5を挟み、その両側から金
型で挟圧しながら加熱して、硬化性増粘シート6中の反
応硬化型樹脂液を硬化させ、図2に示すように内張り材
本体2の端末に短冊片5を埋入した一体のフランジ7を
形成する。
ンジ7が、本発明の内張り材1により内張りされるべき
分岐管路が分岐する本管の内面形状に、ほゞ適合する円
筒面に湾曲していることが好ましい。このようにするこ
とにより、フランジ7を分岐部における本管内面に密着
させた状態で、内張り材本体2を分岐管路内に反転挿入
することができる。
のであるが、柔軟であるためにその円筒形の形状を保持
することができず、常時は偏平に折り畳まれており、両
側部に折り畳み耳部8が形成されている。この場合その
折り畳み耳部8が、前記フランジの湾曲における円筒面
の中心軸に対して、直角の位置に位置するようにフラン
ジ7を形成することが好ましい。
後述の内張り装置に装着した状態で、未反転の内張り材
本体2が本管内にスムーズに延びて、滑らかに分岐管路
への反転挿入に供されることができる。
態であって、前記フランジ7の円筒面の外側面に、前記
内張り材本体2の折り返し部3を取り巻いてリング状の
水膨脹性ゴム9が埋設されている。
の実施の形態であって、図3の内張り材1におけるフラ
ンジ7の円筒面の外側に、当該フランジ7と密接する円
筒面をなし、且つ当該フランジ7より十分に大きい補助
フランジ10が設けられており、当該補助フランジ10
の外側面における周縁付近にも、水膨脹性ゴム9が埋設
されている。
管路に内張りする方法について説明する。図5は内張り
装置11を示すものであって、その本体12の両側部に
管路の本管の内面に沿って摺動するためのそり13が設
けられており、上部には本管内面に圧接して内張り装置
11を固定するためのアウトリガ14が設けられてい
る。
であって、回動駆動手段としてのエアーモーター16に
より駆動されて本体12に対して回動するようになって
いる。そしてその回動体15には昇降部材17が設けら
れており、圧接手段としてのエアーシリンダー18によ
って回動体15に対して図中上下に移動し得るようにな
っている。
9が取り付けられている。この内接板19は図5(b)
に示すように、本管の内面形状に適合するよう、上に凸
となるように湾曲した円筒面をなしており、その中央に
は分岐管路の内径にほゞ等しい径のガイド穴20を有し
ている。
面には短筒21が突設され、また下面には取り付け筒2
2が突設されており、その取り付け筒22は後方に向っ
て若干傾斜して形成されている。そしてその取り付け筒
22には、柔軟な耐圧チューブ23の端末が固定されて
いる。
テレフタレート繊維又はスパンデックス繊維などの、若
干の伸縮性を有する繊維をたて糸及びよこ糸に使用し
て、長さ方向及び径方向に伸縮性を有するよう筒状に織
成した筒状織物が使用され、当該筒状織物の内面にゴム
又は軟質合成樹脂の気密処理を施したものを使用するの
が好ましい。
する内張り材18を分岐管路内に反転送入するときの流
体圧力に相当する内圧を耐圧チューブ23に作用させた
とき、長さ方向に約3〜50%、径方向に10〜20
%、それぞれ伸長し得るものであることが適当である。
水道管の分岐管路24に内張りを施す方法について説明
する。図6において25は下水道管路の本管であって、
分岐部26において分岐管路24が分岐しており、その
分岐管路24の先端には汚水ます27が形成されてい
る。
内接板19に耐圧チューブ23及び本発明の内張り材1
を装着する。
糸としてポリブチレンテレフタレート繊維やスパンデッ
クス繊維のような伸縮性を有する繊維を使用することに
より、分岐管路24に屈曲があっても内張り材1に皺な
どが生じることなく、スムーズに挿入することができ
る。
は、内張り材1の外側に気密性を有する柔軟な気密チュ
ーブ28を被せ、さらに当該気密チューブ28を内張り
材1の折り返し部3の内側に沿わせて折り返す。また内
張り材1の他端部において気密チューブ28を一体に固
定しておく。
硬化性樹脂液を注入し、内張り材1の全長に亙って筒状
織物に含浸させる。内張り材1内を減圧しながら注入す
ることにより、内張り材1の全体に亙って効率よく硬化
性樹脂液を含浸させることができる。
量部に対して酸化マグネシウムなどの増粘剤を1重量部
程度混入することが好ましい。増粘剤を混入しておくこ
とによって、筒状織物に含浸した硬化性樹脂液が増粘
し、内張り材1の取り扱い性が良くなると共に、樹脂液
の流動性が失われるため筒状織物への含浸量が部分的に
変動することが少なく、また管路内の侵入水に触れても
硬化後の物性がより安定したものとなる。
内張り材1と気密チューブ28との間に短尺の補強チュ
ーブ29を配置する。この補強チューブ29は、内張り
材1の筒状織物と同様の材料を使用することができる
が、内圧が作用したときの径膨脹が小さいものであるこ
とが好ましい。
内接板19のガイド穴20に挿通し、内張り材1のフラ
ンジ7を内接板19の上面に、その湾曲形状を合わせて
載置する。
材1及び気密チューブ28の外側に前記耐圧チューブ2
3を被せ、当該耐圧チューブ23の端末を外側に折り返
した前記補強チューブ29と共に、取り付け筒22の外
周に気密に固定する。また気密チューブ28の外側の端
末は、耐圧チューブ23の他端と共に閉塞蓋30に気密
に固定する。
より短い場合には、耐圧チューブ23の他端に適宜の延
長チューブを接続することができる。この延長チューブ
は耐圧チューブ23と同じ素材とすることができる。
るものである場合には、気密チューブ28の外側部分を
耐圧チューブ23に挿通する必要はなく、気密チューブ
28の外側部分の端末を耐圧チューブ23の先端と共に
取り付け筒22に固定することもできる。
ある場合には、気密チューブ28及び補強チューブ29
を使用しないこともできるが、フランジ7と内接板19
との間から圧力流体が漏出するのを防ぐために気密チュ
ーブ28を使用するのが好ましく、またその隙間から気
密チューブ28がはみ出して過度に膨脹するのを防ぐた
めに、補強チューブ29を使用するのが好ましい。
31を取り付けて前記閉塞蓋30を貫通して後方に延ば
し、また閉塞蓋30には耐圧チューブ23内に圧力流体
を挿入する圧力流体送入管32を取り付ける。
り装置11を牽引索33で牽引して本管25内に引き込
む。内張り装置11は牽引索33で牽引されてそり13
で本管25の内面に沿って摺動し、内接板19に取り付
けられた耐圧チューブ23を後方に引き摺りながら進行
する。
到達したならば内張り装置11の進行を停止する。そし
て分岐管路24内に吊り下げられた小型テレビカメラ3
4で観察しながら、牽引索33と制御索31で内張り装
置11の前後位置を微調節し、エアーモーター16で回
動体15を回動させて周方向の位置を調節して、内接板
19のガイド穴20を厳密に分岐部26に一致させ、そ
の位置でアウトリガ14により内張り装置11を本管2
5に支持する。そしてエアーシリンダー18を作動させ
て昇降部材17を押上げ、内接板19を分岐部26の周
囲の本管25内面に押し付けて、内接板19と本管25
内面との間に内張り材1のフランジ7を挟持する。この
状態が図8に示されている。
ューブ23内(気密チューブ28がある場合には当該気
密チューブ28の外側部分内)に圧縮空気などの圧力流
体を挿入して流体圧力を作用させると、図9に示すよう
に内張り材1が内側が外側となるように反転しながらそ
の反転部分が分岐管路24内に侵入して、反転した内張
り材1は流体圧力により分岐管路24内面に圧接され
る。
及び径方向に伸縮し得るものを使用することにより、図
9に示すように、耐圧チューブ23が本管25の軸方向
に沿った状態から取り付け筒22に取り付けられた上向
きの状態にまで滑らかに湾曲することができると共に、
径が膨脹してその中を未反転の内張り材1が抵抗なく進
行し、反転部に供給される。
り材1に密着しながら内張り材1の反転に伴って反転し
て、内張り材1やフランジ7と内接板19との隙間から
圧力流体が漏出するのを防ぎ、また補強チューブ29は
フランジ7の部分の内側を覆って、前記隙間から気密チ
ューブ28がはみだしたり、過度に膨脹して破裂するの
を防止している。
後方から制御索31にテンションをかけて調節し、内張
り材1が過度に高速で反転するのを阻止し、徐々に反転
させて反転した内張り材1を確実に分岐管路24内面に
圧接させる。
と、図10に示すように分岐管路24にはその全長に亙
ってその内面に内張り材1が圧接され、内張り材1の先
端部は汚水ます27内に突出する。
り材1を適宜のピンチ金具などの手段で閉塞し、内張り
材1内の流体圧力を維持しつつ内張り材1の先端を切り
落として端末金具35を取り付け、加熱加圧流体送入管
36から加圧水蒸気などの加熱加圧流体を挿入しつつ、
前記閉塞を解く。
32から排出しながら、加熱加圧流体送入管36から加
熱加圧流体を挿入して流体を置換し、当該加熱加圧流体
で内張り材1内の流体圧力を維持して分岐管路24内面
に圧接しつつ、加熱して内張り材1に含浸された硬化性
樹脂液を硬化させ、内張り材1を分岐管路24内面に接
着する。
水ます27内に突出した内張り材1を分岐管路24の端
末で切り落とし、気密チューブ28を使用している場合
には図12に示すように、制御索31の先端に気密チュ
ーブ28の端末を結合して逆方向に反転しながら引き戻
し、内張り材1内面から剥がして耐圧チューブ23内に
回収する。
昇降部材17を下動させ、アウトリガ14による本管2
5内面への内張り装置11の支持を解除して、牽引索3
3又は制御索31で牽引して内張り装置11を本管25
の外に取り出す。
シート6で挟んで硬化させ、フランジ7を形成している
ので、硬化性増粘シート6に含まれる樹脂液が内張り材
本体2に浸透することがなく、内張り材本体2の柔軟性
が維持される。従って、内張り材本体2を反転しながら
分岐管路24に挿入する際に、内張り材本体2は流体圧
力によってその端末まで拡張することができ、分岐管路
24内面に密着することができるのである。
まで柔軟であるため、分岐管路24と本管25との分岐
部26が厳密に直角に分岐していない場合であっても、
内張り材本体2が容易にその傾きに追従することができ
る。
管25の内面に適合した円筒面を形成しているので、フ
ランジ7が分岐部26における本管25内面に密着した
状態で分岐管路24に内張りされ、分岐管路24と共に
分岐部26も併せて補修することができる。
体2を偏平に折り畳んだ状態における折り畳み耳部8
が、本管25における軸方向に向かって両側に位置する
ので、後方から供給される内張り材本体2がスムーズに
分岐部26に向かって屈曲することができる。
7の上面に水膨脹性ゴム9が埋設されているので、内張
り材1で分岐管路24に内張りを施した状態で本管25
とフランジ7との間から水が侵入したときには、その水
により水膨脹性ゴム9が膨潤してその隙間をシールし、
水の浸入を阻止することができる。
ンジ7にさらに大径の補助フランジ10を設けるので、
本管25における分岐部26の周辺が広範囲に補助フラ
ンジ10で覆われ、分岐部26の周辺を補修して分岐部
26からの流体の漏洩をより確実に防止することができ
る。
斜視図
図
縦断面図
めの内張り装置の中央縦断面図
示す中央縦断面図
り材を取り付けた状態の中央縦断面図
示す中央縦断面図
す中央縦断面図
た状態を示す中央縦断面図
圧流体を送入する状態を示す中央縦断面図
チューブを引き抜く状態を示す中央縦断面図
Claims (6)
- 【請求項1】 筒状の内張り材本体(2)の端末部を外
側に折り返し、当該折り返し部(3)の端末に筒長方向
に複数の切り込み(4)を形成して短冊片(5)を形成
すると共に当該短冊片(5)を外方に折り曲げ、その短
冊片(5)の両面からドーナツ状の硬化性増粘シート
(6)で挟持して硬化させ、前記折り返し部(3)の端
末に硬化した硬化性増粘シート(6)よりなるフランジ
(7)を一体に形成してなることを特徴とする、分岐管
路の内張り材 - 【請求項2】 前記フランジ(7)が、内張りされるべ
き分岐管路(24)が分岐する本管(25)の内面形状
にほゞ適合する円筒面に湾曲していることを特徴とす
る、請求項1に記載の分岐管路の内張り材 - 【請求項3】 内張り材本体(2)を偏平に折り畳んだ
ときに形成される折り畳み耳部(8)が、前記フランジ
(7)の湾曲における円筒面の中心軸に対して直角の位
置に位置していることを特徴とする、請求項2に記載の
分岐管路の内張り材 - 【請求項4】 前記フランジ(7)の円筒面の外側面
に、前記内張り材本体(2)の折り返し部(3)を取り
巻いてリング状の水膨脹性ゴム(9)を埋設したことを
特徴とする、請求項1に記載の分岐管路の内張り材 - 【請求項5】 前記フランジ(7)の円筒面の外側に、
当該フランジ(7)と密接し且つ当該フランジ(7)よ
り十分に大きい補助フランジ(10)を設けたことを特
徴とする、請求項1に記載の分岐管路の内張り材 - 【請求項6】 筒状の内張り材本体(2)の端末部を外
側に折り返し、当該折り返し部(3)の端末に筒長方向
に複数の切り込み(4)を形成して短冊片(5)を形
成、当該短冊片(5)を外方に折り曲げ、その短冊片
(5)の両面からドーナツ状の硬化性増粘シート(6)
で挟持し、然る後当該硬化性増粘シート(6)を前記短
冊片(5)と一体に硬化させてフランジ(7)を形成す
ることを特徴とする、分岐管路の内張り材の製造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11018397A JP3375514B2 (ja) | 1997-04-11 | 1997-04-11 | 分岐管路の内張り材及びその製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH10286880A JPH10286880A (ja) | 1998-10-27 |
JP3375514B2 true JP3375514B2 (ja) | 2003-02-10 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP3375514B2 (ja) |
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1997
- 1997-04-11 JP JP11018397A patent/JP3375514B2/ja not_active Expired - Fee Related
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