JPH01242232A

JPH01242232A - 管路補修工法

Info

Publication number: JPH01242232A
Application number: JP63069731A
Authority: JP
Inventors: Yasuhiro Wakagi; 若木　康弘
Original assignee: TOUBU KURIINAA SERVICE KK
Current assignee: TOUBU KURIINAA SERVICE KK
Priority date: 1988-03-25
Filing date: 1988-03-25
Publication date: 1989-09-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】＜Ｓ梁上の利用分野）本発明は、上路内周面にライニングを施す管路補修工法
に関する。

（従来の技術）地中に埋、没されたド木道管、電気・ガス管、その他の
工業用管路か老朽化した場合、これらの管路な掘出する
ことなくその内周面にライニングを施して当該老朽管を
補修、補強等する管路補修工法か既に提案され、実用に
供されている（例えば、特開昭６０−２４２０３８号公
報参照）、即ち、この管路補修工法は、可１Ａ性の樹脂
吸収材に硬化性樹脂を含浸せしめて成るライナーを流体
圧によって管路内に反転させながら挿入するとともに、
これを老朽管内周面に抑圧し、その後、該ライナーを加
温等してこれに含浸された前記硬化性樹脂を硬化させ、
以て当該老朽管の内周にしイニングを施す工法である。

（９，明が解決しようとする問題点）しかしながら、上記従来の管路補修工法にあっては、ラ
イナーを流体圧によって老朽管内に反転、挿入する関係
１．ライニングを施すべき老朽管の長さ以上に長いライ
ナーを要し、不経済であるばかりでなく、老朽管か斜面
に沿って斜めに埋設されている場合には、ライナーの老
朽管内への反転、挿入を円滑になすことかてきないとい
う問題かあった。

本発明は）二足問題に鑑みてなされたものて、その「１
的とする処は、余分な長さのライナーを要することなく
、経済的に所安のライニングを卓に安定して施すことか
てきる管路補修り法を提供するにある。

（問題点を解決するための手段）上記「ｌ的を達成すべく本発明は、反転前のプリライ→
゛−末端部にライナー及びロープの一端を連結し、」−
記ブリライナーを流体圧によって老朽管内に反転、挿入
すると回持に、前記ロープをプリライナーの挿入方向に
引張って前記ライナーを反転後のプリライナー内へ引き
込み、その後、ライナー内に別のブリライナーを流体圧
によって反転、挿入し、この状態を保ったままライナー
に含浸された硬化性樹脂を硬化させるようにしたことを
特徴とする。

（作用）而して、本発明工法によれば、ライナーはロープを引張
ることによって老朽管内に強制的に引き込まれるため、
斜めに埋設された老朽管内にも容易にライナーか１１１
人され、斯かる老朽管に対しても所期のライニンク作業
を安定して実施することかできる。又、ライナーの老朽
管内への挿入に流体圧を使用しないため、ライナーの長
さは老朽管の長さ程度で足り、余分な長さのライナーを
要していた従来の工法に対してコストタウンを図ること
かてきる。

（実施例）以ドに本発明の実施例を添付［Ａ而に基づいて説明する
。

第１１Ａは本発明Ｆ法に使用されるブリライナー１及び
ライナー２の斜視ＩＡであり、ブリライナー１は１例え
ばナイロン繊維の表面をポリウレタンのフィルムてコー
デイングしてチューフ状に成形され、その反転１ｉ）の
末端部（［Ａ中、左端部）には回しくチューフ状のライ
ナー２と、ロープ３の各一端か連結されており、ロープ
３は該ブリライナーｌの中を通って他端から導出してい
る。尚、ライナー２は、フェルト等の＋ｉｉ　７４性樹
脂吸収材に熱硬化性樹脂を含浸せしめて構成される。

次に本発明工法を第２図乃至第６ＵＡに基づいて説ＩＪ
Ｉする。尚、第２Ｉ７Ｉ乃至第５図は本発明−［法をそ
の工程順に示す断面図、第６図は第５１ｍの■−Ｖｌ線
断面図である。

先ず、本発明工法を実施するための設備を第２１Ａに基
づいて説明するに、同図中、４は地トに設置された反転
ガイドであり、該反転ガイド４の下端開口部４ａはマン
ホール５内に臨んている。

又、この反転ガイド４の上面中央部には、長円形に開口
する挿通ガイトロか設けられており、該挿通ガイトロの
内部にはゴム製のパツキン７か挿通している。そして、
該パツキン７の１一端部は外側へ折り返されて挿通ガイ
トロの４一端部外周にハント８にて固定され、下端部は
反転ガイド４の内部に垂下突出している。

又、Ｊ１！！上にはＪＩミ縮エアー供給装置であるエア
ーコンプレッサー９か設置されており、該エアーコンプ
レッサー９の吐出側から導出するパイプｌＯは反転ガイ
ド４内に開［１しており、このパイプｌＯには圧力計１
１及びハルツ１２か、没けられている。

而して、前記ブリライナーｌは第２図に示すように折り
畳まれて地りに準備されており、その先端部（第１１Ａ
１１１．右端部）はガイトローラ１３を経て反転ガイド
４の挿通ガイトロの内側に設けられたパツキン７内を通
って反転ガイド４内に導入され、更に外側に反転されて
反転ガイド４の開【１部４　ａ　７．’Ｊ縁にバント１
４にて固定されている。

又、ロープ３は反転前のプリライナーｌ内を通って該プ
リライナー１外に延出し、他方のマンホール１５な抜け
て地−Ｌに設置されたウィンチ１６に巻き付けられてい
る。

斯かる状態において、エアーコンプレッサー９を駆動し
て所定圧力の圧縮エアーをパイプＩＯからハルツ１２を
経て反転ガイド４内に供給すると同時に、ウィンチ１６
を回してロープ３を巻き取れば、第２図に示すようにブ
リライナーｌはこの圧縮エアーの圧力及びロープ３の引
張力を受けて反転しなから老朽管１７内に挿入される。

そして、このプリライナーｌか老朽管１７内に反転、挿
入されると、該プリライナーｌの末端部に連結されてい
るライナー２か老朽管１７（反転後のプリライナーｌ）
内に強制的に引き込まれる。

斯くて、上記作業か老朽管１７の全長に亘って完了する
と、第３図に示すようにライナー２か老朽管１７（反転
後のプリライナーｌ）内に完全に引き込まれる。

次に、プリライナーｌの不要部分をカットし。

第４図に示すように別のプリライナー２１を水圧によっ
てライナー２内に反転、挿入する。即ち。

プリライナー２１の先部を外側に反転して反転ガイド４
の開口部４ａの周縁にバント１８にて固定し、このプリ
ライナー２１内に注水ホース１９から水を注入すれば、
プリライナー２１は水の圧力を受けて第４図に示すよう
に反転しながらライナー２内に挿入され、ライナー２及
びプリライナーｌを押し広げながら図示矢印方向に進む
。

そして、上記作業か老朽管１７の全長に亘って完了する
と、第５図に示すようにブリライツー一１．２１及びラ
イナー２は水圧によって老朽管１７の内周面に押圧され
る。そして、この状態を保ったままて、ボイラー車２２
に設δされたボイラー２３にて発生する温水をポンプ２
４によって温水ホース２５からプリライナー２１内に供
給し、且つプリライナー２１内の水を吐出ホース２６か
らボイラー２３に戻す作業を繰り返すと。

ライナー２に含浸された熱硬化性樹脂が温水によって加
温されて硬化し、老朽管１７の内周に所要のライニング
か施されて当該老朽管１７の補修かなされる。尚、ライ
ニング施工後の老朽管１７の断面を第６図に示す。

以上示した一連の管路補修工法において、ライナー２は
ロープ３を引張ることによって老朽管１７内に強制的に
引き込まれるため、該老朽管１７か斜面に沿って斜めに
埋設されたものであっても、該老朽管１７内にライナー
２か容易に挿入され、斯かる老朽管１７に対しても所期
のライニング作業を安定して実施することができる。又
、本発明工法によれば、ライナー２の老朽管１７内への
挿入に流体圧を使用しないため、ライナー２の長さは名
朽’ｉ？　ｌ　７の長さ程度て足り、余分な長さのライ
ナーを要していた従来の工程に対してコストダウンを図
ることかてきる。

トコ口て、以りの実施例においては、ライナー２にはｆ
・め熱硬化性樹脂を含浸せしめたが、ライナー２を熱硬
化性樹脂を含浸しないフェルト材にて構成し、第７１１
；／ｌに示すように該ライナー２をプリライナー２１に
て押し拡げる際にライナー２とプリライナー２１との間
の空間Ｓ内にホース２７から比較的ポットライフの短か
い熱硬化性樹脂２８を供給するようにし、ライナー２を
真空ポンプ２９にて真空引きして該ライナー２内に硬化
性樹脂２８を含浸させるようにしてもよい。そして、エ
アーコンプレッサー９を駆動してプリライナー２１内に
圧縮エアーを供給すれば、プリライナー２１は圧縮エア
ーの圧力を受けて反転しなからライナー２内に挿入され
、ライナー２及びプリライナーｌを押し広げながら図中
矢印方向に進み、一方、熱硬化性樹脂２８は速硬化し、
老朽管！７の内周面には所要のライニングか施される。

尚、以上の実施例においては、ライナー２に含浸される
べき硬化性樹脂として特に熱硬化性樹脂をＪｌｌいたか
、硬化性樹脂としては光硬化性樹脂等、他の任意のもの
を用いることかてきる。

（発明の効果）以−Ｌの説明で明らかな如く本発明によれば、反転前の
ブリライナー末端部にライナー及びロープの一端を連結
し、上記プリライナーを流体圧によって老朽管内に反転
、挿入すると同時に、前記ロープをプリライナーの挿入
方向に引張って前記ライナーを反転後のプリライナー内
へ引き込み。

その後、ライナー内に別のプリライナーを流体圧によっ
て反転、挿入し、この状態を保ったままライナーに含浸
された硬化性樹脂を硬化させるようにしたため、余分な
長さのライナーを要することなく、経済的に所要のライ
ニングを常に安定して施すことかてきるという効果か得
られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明１−法に使用されるプリライナー及びラ
イナーの斜視ｔ／１．第１．乃至第５図は本発明り法を
その１程Ｊ１０に示す断面し４、第６図は２１１５図の
Ｖｌ−Ｖｌ線断面図、第７１Ａは本発明の女史実施例を
示す第４ｆＡと同様の図である。１．２１・・・プリライナー、２・・・ライナー、３１
．。ロープ１４・・・反転カイ１−１９・・・エアーコンプ
レッサー、１６・・・ウィンチ、１７・−・名朽管。特許出願人　株式会社　東武クリーナーサービス代理人
　弁理ト　　山　ド亮　−

Claims

【特許請求の範囲】

反転前のプリライナー末端部にライナー及びロープの一
端を連結し、上記プリライナーを流体圧によって老朽管
内に反転、挿入すると同時に、前記ロープをプリライナ
ーの挿入方向に引張って前記ライナーを反転後のプリラ
イナー内へ引き込み、その後、ライナー内に別のプリラ
イナーを流体圧によって反転、挿入し、この状態を保っ
たままライナーに含浸された硬化性樹脂を硬化させるよ
うにしたことを特徴とする管路補修工法。