JP3375143B2 - 遷移に基づいたラッチングを有するアドレスバッファ回路 - Google Patents

遷移に基づいたラッチングを有するアドレスバッファ回路

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JP3375143B2
JP3375143B2 JP27219191A JP27219191A JP3375143B2 JP 3375143 B2 JP3375143 B2 JP 3375143B2 JP 27219191 A JP27219191 A JP 27219191A JP 27219191 A JP27219191 A JP 27219191A JP 3375143 B2 JP3375143 B2 JP 3375143B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は集積回路に関するもので
あって、更に詳細には、集積回路における入力バッファ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の多くの集積回路は、比較的高い周
波数(例えば、数10MHzのオーダ)において且つ非
同期的即ち非クロック型の態様で端子へ印加される入力
信号に応答してその動作を実行すべく構成されている。
このような集積回路の1つのタイプは、一般的にSRA
Mと呼ばれるスタティックランダムアクセスメモリであ
る。SRAMは、アドレス端子においてアドレス値を受
取り、且つそれに印加されたアドレスの値に対応してメ
モリセルに対してスタティックに読取り又は書込みアク
セスを与えるように構成されている。従って、このよう
なSRAM回路は、そのアドレス端子における値が有効
なものであることを示すクロック信号に依存することな
しに、それに印加されるアドレス値に迅速に応答すべく
構成されている。
【0003】更に、注意すべきことであるが、SRAM
へ供給されるアドレス信号のタイミングは幅広く変化す
る場合がある。例えば、一連のアドレスが高速度(例え
ば、20MHz)でSRAMへ供給され、次いで比較的
長い期間の間アドレス端子において無活動の状態が続く
場合がある。この無活動の期間中、従来の完全にスタテ
ィックなSRMは、(チップセレクト又は出力イネーブ
ル信号によって他の方法で制御されない限り)アドレス
端子において維持されるアドレス値により選択されたメ
モリセルへのアクセスを維持する。
【0004】アドレス値が変化しないこのように比較的
長い期間の間のパワーを減少させ、且つ内部のダイナミ
ックな動作の性能上の利点を与えるために、多くの最近
のSRAMはアドレス遷移検知(ATD)回路を有して
いる。このATD回路は、SRAMへのある入力端、特
にアドレス端子における遷移を検知し、且つこのような
遷移を検知することに応答して内部信号を発生する。A
TD回路を使用することにより、SRAM回路が、アド
レス遷移を検知した後で且つデコーダが所望のセルをア
クセスする前に、例えばビットラインのプリチャージ動
作、センスアンプの脱選択動作等のようなその他の内部
的動作を行なうことを可能とし、一方、これらの内部動
作はメモリサイクルにおいてタイムアウト期間が経過し
た後に行なうことも可能である。SRAMへ新たなメモ
リアドレスを供給すると、アドレス端子における遷移が
ATD回路をしてSRAMの必要な機能をイネーブルさ
せ、新たなメモリアドレスによって選択されたメモリセ
ルへアクセスする。このようなATD回路によって制御
されるSRAMの例としては、Okuyama et
al.著「7.5ns32K×8CMOSSRAM(A
7.5−ns 32K × 8 CMOS SRA
M)」、IEEE・ジャーナル・オブ・ソリッド・ステ
ート・サーキッツ、Vol.23、No.5(1988
年10月)、pp.1054−1059、Kohno
et al.著「可変ビット組織を有する14ナノ秒1
メガビットCMOSSRAM(A 14−ns 1−M
bitCMOS SRAM with Variabl
e Bit Organization)」IEEE・
ジャーナル・オブ・ソリッド・ステート・サーキッツ、
Vol.23、No.5(1988年10月)、pp.
1060−1066、Williams et al.
著「形態決定可能組織及び動作を有する実験的1メガビ
ットCMOSSRAM(An Experimemta
l 1−MbitCMOS SRAM with Co
nfigurable Organization a
nd Operation)」、IEEE・ジャーナル
・オブ・ソリッド・ステート・サーキッツ、Vol.2
3、No.5(1988年10月)、pp.1085−
1094、等に記載されている。
【0005】ATD回路を使用するものを包含したSR
AM等のような回路の場合、入力端子におけるノイズ又
はその他の偶発的な信号は、回路が偶発的信号に応答し
ようとする場合に、顕著な問題を発生する場合がある。
これは、例えば、アドレス等のような非クロック型信号
にこれらの回路が応答する構成に起因するものであり、
それと対比して、クロック型回路は、例えば、アドレス
端子における値が有効なものであることを表わすクロッ
ク信号を受取り、回路がサイクルにおけるその他の時間
においてこれらの端子に発生するノイズ又はその他の遷
移を無視することを可能とする。
【0006】特に、高周波数アドレス遷移がある従来の
SRAMへ印加されると、それが意図的に印加されるも
のであるか又はノイズから発生するものであるかに拘ら
ず、これらのメモリにおける「レース(競合)」条件が
メモリアレイ内の複数個のワードラインを不適切に付勢
させ、あるメモリセル内の格納されているデータを破壊
したり、回路内において高電流による損傷を発生させる
場合がある。メモリサイクルの後半部分(例えば、平衡
化期間中)において全てのワードラインを強制的にオフ
とさせるものを包含する従来の技術は、アドレス入力バ
ッファの応答が充分に早いものである場合には、複数個
のワードラインの選択を打破るのに効果的でない場合が
ある。
【0007】SRAM装置における付加的な問題は、高
周波数アドレス遷移によっても発生される場合がある。
書込み動作期間中、アドレス値は、入力データが選択さ
れたメモリセルへ到達する時間を与えるために、書込み
イネーブル信号を印加した後所定の時間の間維持されね
ばならない。このような書込み動作期間中に遷移を発生
するのに充分な大きさのノイズがアドレス端子に与えら
れると、データが誤ったメモリ位置内に書込まれる場合
がある。更に、読取り動作期間中の高周波数のアドレス
端子遷移は、SRAM回路の出力端子において不所望の
遷移を発生する場合がある。これらの遷移は、付加的な
ノイズを発生し、それが回路内において更に不所望の遷
移を発生し、且つ回路を振動させる場合がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した如
き従来技術の欠点を解消し、高周波数遷移を無視するよ
うに集積回路の入力バッファの制御を与えることを目的
とする。本発明の更に別の目的とするところは、例えば
書込み動作の終了時においてのアドレス遷移から発生す
るタイミング拘束条件及びレース条件を緩和するような
態様で集積回路の入力バッファの制御を与えることであ
る。本発明の更に別の目的とするところは、有効な入力
遷移に対して回路の動作を著しく遅滞化することのない
態様で集積回路の入力バッファの制御を与えることであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、アドレス遷移
検知(ATD)回路を有する集積回路用の入力バッファ
内に組込むことが可能である。ATD回路は、アドレス
端子における遷移に応答してパルスを発生し、それは、
バッファの入力段とラッチとの間に接続されているパス
ゲートを制御する。該パスゲートは、ATDパルスの期
間中オフであるように制御され、ATDパルスが終了す
る後迄、アドレス遷移がラッチへ到達することを防止す
る。該ラッチは、パスゲートがATDパルスの終了時に
おいてオン状態へ戻される迄、入力バッファの出力端に
おいて前の状態を維持する。更に、アドレス端子におけ
る遷移がATDパルスよりも高い周波数のものである場
合には、該ラッチが該入力バッファから分離されるよう
にATD回路がATDパルスを長くさせ、従って該ラッ
チが高周波数遷移によってリセットされることを防止す
る。
【0010】
【実施例】図1を参照すると、例えばSRAM等のよう
な集積回路内に組込むことの可能な本発明の好適実施例
に基づく入力バッファ回路が概略示されている。この回
路の動作は、アドレス端子の1つにおける遷移の後可及
的迅速にアドレス遷移検知(ATD)パルスを発生する
ことが有利であるが、アドレス端子における新しい値
は、ATDパルスが発生されるや否や集積回路内部のノ
ードへ供給する必要がないという観点を使用している。
この観点は、高密度のSRAM回路に対して特に有効で
ある。従って、本発明は、アドレス端子における偶発的
な高周波数遷移が無視されるような態様で入力バッファ
の出力端への新たなアドレス値の印加を制御するために
ATDパルスを使用している。
【0011】図1の入力バッファ回路は、SRAM等の
ような集積回路のアドレス端子の1つに対するものであ
る。従来のNORゲート入力段10が、アドレス端子A
の状態を受取り、且つ入力バッファ(不図示)によって
バッファされたチップイネーブル端子から供給されるチ
ップイネーブルラインCE の状態を受取る。入力段1
0は、従来のCMOS2段NORゲートであり、Vcc
入力段10の出力端との間に接続した直列Pチャンネル
プルアップトランジスタ12を有すると共に、接地と入
力段10の出力端との間に接続された並列なNチャンネ
ルプルダウントランジスタ14を有しており、各脚部に
おけるトランジスタのゲートはチップイネーブルライン
CE 及びアドレス端子Aによって制御される。Pチャ
ンネルプルアップトランジスタ12に対するNチャンネ
ルトランジスタ14の相対的な利得は、好適には、例え
ばTTL入力レベル等のような特定の条件に従って入力
段10がアドレス端子Aに応答するように選択されてい
る。入力段10はアドレス端子Aとチップイネーブルラ
インCE との論理的NOR動作を実施する(ラインC
上の低論理レベルは入力段10のイネーブルを表わ
し、且つ高論理レベルは入力段10のディスエーブルを
表わす)。
【0012】入力段10の出力端はインバータ13の入
力端へ接続されており、インバータ13の出力端はイン
バータ15の入力端へ接続されており、ラインB
(尚、ラインB は端子Aの論理的補数に対応してい
る)におけるインバータ15の出力はATD回路20へ
供給され、更に、以下に説明する如く、本回路の出力端
へ向かっても供給される。インバータ13及び15は、
ATD回路20及び本入力バッファの残部へ印加される
信号を整形するために設けられており、TTL(又はそ
の他の特定の)入力レベルをCMOS又はその他の適宜
の内部論理レベルへ変換する。例えば、インバータ15
は、好適には、その中のプルアップ及びトランジスタの
各々に対し比較的高い利得を持ったCMOSインバータ
である。
【0013】インバータ15の出力端におけるラインB
は更に遅延段16へも接続されている。遅延段16
は、例えば、入力端を共通接続した一連のANDゲート
等のような一連のゲートを有することが可能であり、従
って遅延段16の出力は所定の遅延を持ってその入力に
追従する(本実施例においては、非反転態様におい
て)。遅延段16の遅延値は、以下に説明する如く、A
TD回路20における遅延と関連して選択されている。
【0014】インバータ17によって反転された遅延段
16の出力はラインADを介してパスゲート18へ供給
される。パスゲート18は、Pチャンネルトランジスタ
を有しており、そのソース−ドレイン経路はNチャンネ
ルトランジスタのソース−ドレイン経路と並列に接続さ
れており、パスゲート18内のPチャンネル及びNチャ
ンネルトランジスタのゲートはATD回路20からのラ
インATD(Nチャンネルトランジスタのゲートへ印加
される前にインバータ21によって反転されている)に
よって制御される。
【0015】パスゲート18のインバータ17とは反対
側はラッチ30へ接続されており、ラッチ30は従来の
態様で交差結合したCMOSインバータから構成されて
いる。ラッチ30によるラインADの反転を補償するイ
ンバータ31を介して、ラッチ30の出力は出力ライン
out を駆動し、それは、図1の入力バッファ回路の出
力である。ラインAout は、端子Aにおけるアドレス信
号の値を図1の入力バッファ回路を組込んだ集積回路の
内部ノードへ送給する。従って、ATD回路20による
パスゲート18の制御は、端子Aにおけるアドレス信号
が図1の入力バッファ回路による集積回路のノードへ送
給されるタイミングを制御する。
【0016】ATD回路20は2つの脚部を有してお
り、各脚部はNANDゲート22で終端している。NA
NDゲート22a及び22bの出力端(ラインP 及び
P)はNANDゲート28の入力端へ接続されており、
NANDゲート28の出力はラインATDを駆動する。
注意すべきことであるが、図1のATD回路20は単一
のアドレス端子Aに対するものであり、好適には、遷移
が検知されるべき各入力端子に対して同様のATD回路
が設けられる。内部動作を制御する目的のために、AT
D信号は、好適には、このような端子の各々に対してA
TD回路20からのラインATDの論理的ORから発生
される。
【0017】ATD回路20の第一脚部は、遅延ゲート
24aを有しており、それはその入力端の各々において
ラインB を受取っている。遅延ゲート24aの出力端
は一連の遅延ゲート26aの第一のものの入力端へ接続
されており、該遅延ゲートの各々は別の入力端をインバ
ータ23及び25によりラインB へ結合している。こ
の好適実施例における遅延ゲート24及び26の各々は
AND機能部であり、その各々は所定量の遅延を有して
いる。遅延ゲート26aの最後のものの出力端はインバ
ータ29aの入力端へ接続している。インバータ29a
の出力端は、ラインBDを介してNANDゲート22a
の入力端へ接続されており、NANDゲート22aの他
方の入力端はラインB を直接的に受取っており、即ち
その場合は、遅延ゲート24又は26による遅延は存在
しない。NANDゲート22aの出力端はラインP
介してNANDゲート28の入力端へ接続している。
【0018】同様に、ATD回路20の他方の脚部はラ
インBを受取る第一遅延ゲート24bを有しており、ラ
インBはインバータ23によってラインB から発生さ
れる。ラインBは、更に、NANDゲート22bの第一
入力端へ接続している。遅延ゲート24bの出力端は一
連の遅延ゲート26bの第一のものの入力端へ接続して
おり、遅延ゲート26bの各々は、更に、別の入力端に
おいてインバータ23の出力端からのラインBを受取っ
ている。該一連の遅延ゲート26bの最後のものの出力
はインバータ29bを介してラインBD を駆動する。
ラインBD はNANDゲート22bの第二入力端へ接
続しており、第一脚部の場合と同様に、NANDゲート
22bの出力端は、ラインPを介して、NANDゲート
28の入力端へ接続している。
【0019】この一連の遅延ゲート26は、ラインBD
及びBD上のそれらの反転された出力が、夫々、ライ
ンB及びB 上での高から低への遷移に応答して迅速に
遷移を行なうが、夫々ラインB及びB 上の低から高へ
の遷移に応答して遅延された遷移を行なうように接続さ
れている。パスゲート18を制御する上でのこの構成の
利点は、以下の本回路の動作の説明から明らかとされ
る。
【0020】次に、図2のタイミング線図を参照して、
本発明の好適実施例に基づく図1の入力バッファ回路の
動作について説明する。これらの例示的なサイクルに亘
って、チップイネーブルラインCE は低論理レベルに
あるものと仮定する。この入力バッファ回路の動作の例
は、前のサイクルからの高論理レベルが端子Aに存在す
る時間t0 における初期状態から開始し、それに対応し
て、ラインAout 上における図1の入力バッファ回路の
出力端には高論理レベルが存在している。
【0021】この初期状態において、ラインB は低論
理レベルにあり、且つラインB(インバータ23によっ
て反転されている)は高論理レベルにある。この初期状
態は前のサイクルからのものであり、且つこの状態があ
る時間に亘って維持されているものと仮定すると、遅延
されたラインBD 及びBDも夫々低及び高である。な
ぜならば、遅延ゲート24及び26に起因する遅延時間
が経過しているからである。従って、ラインB 及びB
DのNANDに対応するラインP は高論理レベルにあ
る。更に、この初期状態において、ラインB及びBD
は夫々高及び低であるので、NANDゲート22bの出
力端におけるラインPも高論理レベルにある。従って、
NANDゲート28の出力は低論理レベルにあり、それ
は、パスゲート18を導通状態とさせる。従って、端子
Aにおける高論理レベルが遅延段16から送給される。
【0022】次のメモリアクセスが時間t1 において開
始し、アドレス端子Aにおける前の高論理レベルから低
論理レベルへの遷移が発生する。端子Aのこの遷移に応
答して、入力段10及びインバータ13及び15がライ
ンB 上に高論理レベルを発生すると共にラインB上に
低論理レベルを発生する。このラインB 上の高論理レ
ベルは、NANDゲート22aをして状態を変化させ、
NANDゲート28に対しラインP 上に低論理レベル
を供給し、遅延段24及び26の遅延に起因して、ライ
ンBDは、ラインB の遷移の後時間td の間高状態に
留まる。これは、ラインATDを時間t2 において高論
理レベルへ移行させ、パスゲート18をターンオフさせ
る。
【0023】注意すべきことであるが、ラインBが遅延
ゲート26bの最後のものの入力端へ接続しているの
で、ラインBD はラインBの遷移の後迅速に高状態へ
移行する。ラインBが低論理レベルへ遷移すると、ライ
ンBD の高論理レベルへの迅速な遷移にも拘らず、ラ
インP上のNANDゲート22bの出力をその前の高論
理レベルに維持される。
【0024】遅延段16の遅延は、好適には、パスゲー
ト18がATD回路20によってターンオフされた後迄
端子Aにおける遷移がパスゲート18に到達することが
ないような値に設定される。これは、図2のタイミング
線図において明らかであり、そこに示される如く、ライ
ンADは、時間t3 において高論理レベルから低論理レ
ベルへの遷移を行なっている。ATD回路20によって
ラインATDが高状態へ駆動されることによりパスゲー
ト18はこの時においてオフであるので、ラインADの
状態変化はラインAout 上の入力バッファの出力端へ送
給されることはない。むしろ、ラッチ30の動作に起因
して、ラインAout の前の状態がパスゲート18がオフ
している期間、即ちラインATD上のパルスの長さの期
間に亘り維持される。
【0025】ラインB 上の高論理レベルは時間t2
おいてNANDゲート22aの一方の入力端へ供給され
るばかりでなく、遅延段24a及び26aを介してリッ
プル動作を開始する。図2の時間t4 において発生す
る、遅延時間td が時間t2 から経過した後に、ライン
BDがインバータ29aによって低論理レベルへ駆動さ
れる。このことは、NANDゲート22aをしてライン
上の高論理レベルをNANDゲート28の入力端へ
駆動させ、そのことは、ラインATDを再度低状態へ駆
動させる。なぜならば、NANDゲート22bの出力端
におけるラインPはこの動作期間中に亘り高状態に留ま
っているからである。このラインATDの遷移はATD
パルスを終了させ、且つパスゲート18をターンオンさ
せ、ラインADの高論理レベルがラッチ30をリセット
することを許容し、且つ出力端Aout において集積回路
の内部ノードへ供給されることを可能とする。
【0026】従って、ATD回路20からのラインAT
D上のパルスの終端が、アドレス端子Aにおける新たな
値がラインAout 上の入力バッファ回路の出力端に到達
する時間を制御する。図2の例における次のサイクルを
参照すると、このATD回路20によるパスゲート18
の制御が、端子Aにおける偶発的な遷移が図1の入力バ
ッファ回路の出力端に表われることを防止していること
が明らかである。
【0027】この例における時間t5 において、端子A
における短いパルスが開始し、即ち端子Aにおいてその
前の低論理レベルから高論理レベルへの遷移が発生す
る。この遷移に応答して、入力段10及びインバータ1
3及び15はラインB 上に低論理レベルを駆動し且つ
ラインB上に高論理レベルを駆動する(インバータ23
を介して)。ラインBにおける低から高への遷移から遅
延時間td の間ラインBD は高状態に留まるので、ラ
インB上の高論理レベルは、NANDゲート22bの出
力端におけるラインPを低論理レベルへ移行させる。こ
のことは、NANDゲート28をして、時間t6 におい
てラインATD上に高論理レベルを発生させ、パスゲー
ト18をターンオフさせる。ラインB が一連の遅延ゲ
ート26aの最後のものへ接続しているので(インバー
タ23及び25を介して)、インバータ29aの出力端
におけるラインBDは迅速に高論理レベルへの遷移を行
なう。ラインBD上の高論理レベルはNANDゲート2
2aの出力に影響を与えることはない。なぜならば、ラ
インB が低論理レベルにあるからである。
【0028】時間t6 においてラインATDが高状態へ
移行することによりパスゲート18がターンオフされる
ので、時間t7 におけるその後のラインADの高論理レ
ベルへの遷移はラッチ30へ印加されることはない。従
って、高論理レベルは未だに出力端Aout に表われるこ
とはない。
【0029】この例においては、端子Aにおける偶発的
な遷移が時間t8 において終了し、アドレス端子Aは低
論理レベルへ復帰する。このような端子Aにおける信号
はノイズ又は該端子へその他の何らかの偶発的なパルス
を供給することに起因して発生する場合のある信号と類
似しており、そこにおいて有効なアドレス変化に対して
特定された保持時間よりも短いパルスを発生させる。A
TD回路20の一方の脚部におけるゲート24及び26
の個々の遅延時間の和である遅延時間td は、この特定
した保持時間と一貫して選択されており、従って遅延時
間td よりも短いパルス幅を持った遷移は無視され、且
つ時間td よりも大きなパルス幅の遷移が有効な遷移と
される。ATD回路20によるパスゲート18の制御に
より、以下に説明する如く、このような偶発的なパルス
が出力端Aout に表われることはない。
【0030】端子Aが偶発的なパルスの終了時において
低論理レベルへ復帰することに応答して、ラインB
高論理レベルへ復帰し且つラインBが低論理レベルへ復
帰する。遅延段24b及び26bの遅延時間td が未だ
に経過しておらず、且つラインBが遅延段26bの最後
のものへ接続されているので、ラインBD は、遅延時
間td が経過する迄端子Aが高論理レベルに留まった場
合に発生する如く(図2において点線で示した如く)低
論理レベルへの遷移を行なうのではなく、高状態に留ま
る。ラインBD が高論理レベルに留まり且つラインB
が低論理レベルへ復帰するので、NANDゲート22b
の出力端におけるラインPは高論理レベルへ復帰する。
しかしながら、更に、この時間において、ラインB
端子Aが低状態へ復帰することに応答して高状態へ復帰
するので、NANDゲート22aの出力端におけるライ
ンP は低論理レベルへ復帰する。従って、ラインAT
Dは、端子Aの低論理レベルへの迅速な復帰に起因し
て、高論理レベルに留まり、ラインATD上の高論理レ
ベルパルスは通常動作におけるよりもより長い時間の間
存在する。
【0031】時間t9 において、ラインADは遅延段1
6により遅延されて低論理レベルへ端子Aに追従する。
パスゲート18がラインATDが高状態に留まることに
起因してオフ状態に留まっているので、パスゲート18
は、端子Aにおける偶発的なパルスから発生するライン
ADの全パルス期間中オフされており、且つラッチ30
によってラッチされた前の低論理レベルは出力ラインA
out において維持される。偶発的パルスの終了時におけ
るラインB の高論理レベルへ復帰する遷移から遅延段
24a及び26aを介して遅延時間td が経過すると、
ラインBDは低論理レベルへ復帰する。ラインB は既
に高論理レベルにあるので、NANDゲート22aの出
力端におけるラインP は高論理レベルへ復帰し、NA
NDゲート28の出力端におけるラインATDをして低
論理レベルへ復帰させ且つ時間t10においてパスゲート
18をターンオンさせる。ラインADは既にその前の低
論理レベルへ復帰しているので、ラッチ30の前の状態
が維持され、且つラインAout 上の出力に何等遷移が表
われることはない。
【0032】図1の入力バッファ回路の構成の結果、時
間t5 とt8 との間に発生し且つラインADに表われる
端子Aにおける偶発的パルスは図1の入力バッファ回路
の出力ラインAout において表われることはない。注意
すべきことであるが、遅延段16を介しての遅延は、好
適には、遅延td (ATD回路20の与えられた脚部に
対する遅延段24及び26を介しての遅延の和)よりも
小さいものであり、従ってラインADに表われる端子A
における偶発的パルスは、ラインBDが低論理レベルへ
復帰することによりパスゲート18がターンオン状態に
戻される時間迄に過ぎている。
【0033】図2の第一サイクルに示したものと反対の
極性(即ち、高から低)の端子Aにおける遷移に対する
図1の入力バッファ回路の動作は、図2に示したものと
同様である。このような遷移の場合、遅延ゲート24b
及び26bの遅延td は、図2の例における遅延ゲート
24a及び26aと同様な態様でATDパルスの長さを
制御する。端子Aにおける偶発的な高から低へのパルス
は、勿論、図2の例における偶発的な低から高へのパル
スと同様に、図1の入力バッファ回路により無視され
る。
【0034】従って、図1の入力バッファ回路は関連す
る端子における何等かの遷移に対しATD回路20によ
りラインATD上にATDパルスが迅速に発生され、且
つATDパルスの終端が入力端子における短い、従って
多分偶発的なパルスが入力バッファ回路により拒否され
るように入力バッファ回路の出力を制御するような態様
で構成されている。その結果、SRAMにおけるワード
ラインの複数選択等のような問題を発生することが可能
なレース条件は図1の入力バッファ回路により防止され
る。更に、書込み動作期間中に無効なアドレス遷移は不
本意にデコードされることはないので、書込み動作に対
するアドレス保持時間は、事実上、図1の入力バッファ
回路による障害に対して保証されている。更に、図1の
入力バッファ回路の動作は、アドレス端子に表われるノ
イズの結果として発生される内部ノイズの量を制限し、
出力端子における誤ったスイッチングの蓋然性を減少さ
せ、且つその結果振動が発生する可能性を減少させてい
る。
【0035】入力端子におけるノイズに対する免疫性を
改善していることに加えて、本発明に基づく入力バッフ
ァ回路を具備する集積回路は、更に、あるパラメータ、
例えば、セットアップ時間及びホールド(保持)時間等
のような幾つかのパラメータを最適化することを可能と
している。なぜならば、例えば、アドレス端子における
遷移が、ATDパルスが完了する後迄、回路の残部へ印
加されることが遅延されているからである。従って、本
発明を組込んだ回路に対する実際のアドレス保持時間
は、本発明の入力バッファ回路を組込んでいない回路に
対するよりもより小さいものとすることが可能である。
更に、本発明に基づく回路から得られるあるレース条件
を排除することは、集積回路自身の設計を容易化してい
る。なぜならば、内部タイミング拘束条件が著しく減少
されるからである。
【0036】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限定
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適実施例に基づいて構成された入
力バッファ回路を示した概略図。
【図2】 図1の入力バッファ回路の動作を示したタイ
ミング線図。
【符号の説明】
10 入力段 16 遅延段 18 パスゲート 20 アドレス遷移検知(ATD)回路 30 ラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−54094(JP,A) 特開 昭61−87297(JP,A) 特開 平1−101725(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 11/41 - 11/419

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力バッファ回路において、 ラッチ入力端及びラッチ出力端を具備しており前記ラッ
    チ出力端が前記入力バッファ回路の出力端へ結合されて
    いるラッチ、 前記入力バッファ回路の入力端子と前記ラッチ入力端と
    の間に結合されているパスゲート、 前記入力端子と前記パスゲートとの間に結合されている
    検知入力端と前記パスゲートへパルスを供給する検知出
    力端とを具備しており前記入力端子に印加された入力信
    号の遷移に応答して前記パスゲートへ前記パルスを供給
    し前記パルスが前記パスゲートへ供給されている期間中
    は前記パスゲートを非導通状態に維持する遷移検知回
    路、 を有していることを特徴とする入力バッファ回路。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記入力端子がアド
    レス端子であることを特徴とする入力バッファ回路。
  3. 【請求項3】 請求項1において、更に、前記入力端子
    と前記パスゲートとの間に結合して遅延回路が設けられ
    ていることを特徴とする入力バッファ回路。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記遷移検知回路
    が、 前記検知入力端へ結合した第一入力端を持っている第一
    論理機能部と、前記検知入力端と前記第一論理機能部の
    第二入力端との間に結合した第一遅延ゲートと、を具備
    している第一脚部、 前記第一論理機能部の前記第一入力端への前記検知入力
    端の結合に対して相補的な態様で前記検知入力端へ結合
    した第一入力端を持っている第二論理機能部と、前記第
    一遅延ゲートへの前記検知入力端の結合に対して相補的
    な態様で前記検知入力端と前記第二論理機能部の第二入
    力端との間に結合した第二遅延ゲートと、を具備してい
    る第二脚部、 前記第一及び第二論理機能部の夫々の出力端へ結合され
    た一対の入力端を具備すると共に前記パルスを供給する
    ための出力端を具備する出力論理機能部、 を有していることを特徴とする入力バッファ回路。
  5. 【請求項5】 請求項4において、更に、前記入力端子
    と前記パスゲートとの間に結合して遅延段が設けられて
    いることを特徴とする入力バッファ回路。
  6. 【請求項6】 入力バッファ制御方法において、 入力信号が印加される入力端子と集積回路の内部ノード
    へ結合されている出力端を具備しているラッチとの間に
    おいて前記入力端子へ印加される入力信号の論理レベル
    遷移を検知し、 前記入力信号の論理レベル遷移の検知に応答して第一エ
    ッジと前記第一エッジから遅延された第二エッジとを持
    っているパルスを発生し、 前記パルスの前記第一エッジの後に前記入力端子を前記
    ラッチから分離させ、 前記パルスの前記第二エッジの後に前記入力信号の状態
    を前記ラッチ内にラッチさせる、 上記各ステップを有することを特徴とする入力バッファ
    制御方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記入力信号の論理
    レベル遷移が前記集積回路の新たな動作サイクルに対応
    することを特徴とする入力バッファ制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記パルスの前に
    は、前記ラッチは前の動作サイクルに対応する前記入力
    信号を前記内部ノードへ供給することを特徴とする入力
    バッファ制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項6において、前記分離ステップ
    が、前記入力端子と前記ラッチとの間に結合されている
    パスゲートを制御することにより行なわれ、且つ、更
    に、前記入力信号を遅延させ、且つ前記パルスの前記第
    一エッジの後に前記遅延した入力信号を前記パスゲート
    へ印加する、上記各ステップを有することを特徴とする
    入力バッファ制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項6において、更に、前記パルス
    を前記集積回路の他の部分へ印加することを特徴とする
    入力バッファ制御方法。
  11. 【請求項11】 請求項6において、前記集積回路がス
    タティック読取り/書込みメモリであることを特徴とす
    る入力バッファ制御方法。
  12. 【請求項12】 請求項6において、前記発生ステップ
    が、前記論理レベル遷移の検知に応答して前記パルスの
    前記第一エッジを発生し、前記論理レベル遷移を検知し
    た後選択した遅延時間が経過したことに応答して前記パ
    ルスの前記第二エッジを発生する、ことを特徴とする入
    力バッファ制御方法。
  13. 【請求項13】 入力バッファ回路において、 ラッチ入力端とラッチ出力端とを具備しており前記ラッ
    チ出力端が集積回路におけるノードへ結合されているラ
    ッチ、 前記入力バッファ回路の入力端子と前記ラッチ入力端と
    の間に結合されており且つ制御端子が所定の論理状態に
    ある場合に前記ラッチ入力端から前記入力端子を分離さ
    せるパスゲート、 前記入力端子と前記パスゲートとの間に結合されている
    検知入力端と前記パスゲートの制御端子へ結合されてい
    る検知出力端とを具備しており前記入力端子に印加され
    た入力信号の遷移を検知した場合に前記制御端子を前記
    所定の論理状態とさせる検知手段、 を有することを特徴とする入力バッファ回路。
  14. 【請求項14】 請求項13において、前記検知手段
    は、前記入力信号の遷移を検知した場合に、パルスを発
    生し、前記パスゲートは、前記パルスの期間中、前記ラ
    ッチ入力端から前記入力端子を分離させることを特徴と
    する入力バッファ回路。
  15. 【請求項15】 請求項14において、更に、前記入力
    端子と前記パスゲートとの間に結合されており前記入力
    信号を遅延させる手段が設けられていることを特徴とす
    る入力バッファ回路。
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