JP3375077B2 - 引き戸装置 - Google Patents

引き戸装置

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JP3375077B2
JP3375077B2 JP2000299935A JP2000299935A JP3375077B2 JP 3375077 B2 JP3375077 B2 JP 3375077B2 JP 2000299935 A JP2000299935 A JP 2000299935A JP 2000299935 A JP2000299935 A JP 2000299935A JP 3375077 B2 JP3375077 B2 JP 3375077B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トイレ等の出入り
口を開閉する手段として活用出来る引き戸装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】トイレ等の出入り口の巾は、その内側の
トイレ室内の巾と殆ど同一か若干広い程度であるから、
室外の通路側に引き戸の引き込み空間を確保出来なけれ
ば、その出入り口の開閉手段として引き戸を採用するこ
とが出来ない。従って、一般的には、トイレ等の出入り
口の開閉手段としては片開き扉が使用されている。しか
し片開き扉では、出入り口の内外何れか扉の開動方向側
に大きな扉開閉揺動空間を確保しなければならず、利用
者に窮屈な態度を強いる等、種々の悪影響を伴うことに
なっていた。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解消し得る引き戸装置を提供することを目
的とするものであって、その手段を後述する実施形態の
参照符号を付して示すと、開口部(出入り口2)を開閉
する引き戸11の前端近傍と後端近傍とに設けられた前
後二組のガイド手段12,13と、前後各ガイド手段1
2,13を各別に移動可能に案内する前側レール手段1
4と後側レール手段15とを備え、前側レール手段14
は、閉じ限位置にある引き戸11の長さ方向と平行に配
設され、後側レール手段15は、閉じ限位置にある引き
戸の後端近傍位置から斜め後方に向かって傾斜又は湾曲
するように配設され、引き戸11が開動限位置に達して
開口部(出入り口2)を開いたとき、当該引き戸11が
開口部(出入り口2)の一側辺から当該開口部(出入り
口2)の内側へ斜めに傾斜して入り込むように構成され
た引き戸装置であって、前側ガイド手段12は、引き戸
11の上端側に取り付けられた吊下げ用ガイド21から
成り、後側ガイド手段13は、引き戸11の上端側に取
り付けられた吊下げ用ガイド23と引き戸11の中間高
さ又は下端側に取り付けられた振れ止め用ガイド24,
30とから成り、前側レール手段14は、前側ガイド手
段12の吊下げ用ガイド21を介して引き戸11を移動
可能に吊り下げる吊下げ用レール26から成り、後側レ
ール手段15は、後側ガイド手段13の吊下げ用ガイド
23を介して引き戸11を移動可能に吊り下げる吊下げ
用レール27と、後側ガイド手段13の振れ止め用ガイ
ド24,30と係合する振れ止め用レール28,31と
から成り、引き戸11で開閉される開口部(出入り口
2)の引き戸開動方向側には、開動限位置にある引き戸
11の裏側に位置する平面形状が略三角形の入り隅状空
間4が形成され、この入り隅状空間4の上端又は上方に
上部棚板10が架設され、後側レール手段15の吊下げ
用レール27は、前記上部棚板10の下側に付設(埋設
を含む)された構成となっている。
【0004】上記構成の本発明装置を実施するについ
て、前記入り隅状空間4内に中間棚板32(収納家具5
のテーブル板6を含む)を架設し、前記後側レール手段
15の振れ止め用レール30は、前記中間棚板32の下
側に付設(埋設を含む)することが出来る。
【0005】又、前記後側ガイド手段13は、引き戸本
体17の後端部に垂直軸(蝶番18)の周りに水平揺動
可能に取り付け、引き戸11が閉動限位置にあるとき、
後側ガイド手段13が引き戸本体17よりも開口部(出
入り口2)の内側に入り込んでいるように構成すること
が出来る。
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適実施形態を添
付図に基づいて説明すると、図1に於いて、1はトイレ
室、2はその出入り口、3は出入り口2を開閉する引き
戸装置である。出入り口2は、トイレ室1の巾よりも狭
く、トイレ室1の片側に寄せて配設することにより、出
入り口2の片側のトイレ室1内に入り隅状空間4が形成
されている。この入り隅状空間4内に、その入り隅状空
間4の直角の壁面との間で平面形状が略直角三角形を形
成する収納家具5が作り付けされている。この収納家具
5は、テーブル板6に手洗いユニット7を備えており、
図5に示すように、テーブル板6の下側の収納空間8を
開閉する扉9が、略直角三角形の平面形状の斜辺相当位
置に設けられている。
【0010】引き戸装置3は、引き戸11、前側ガイド
手段12、後側ガイド手段13、前側レール手段14、
及び後側レール手段15から構成されている。図3〜図
5に示すように、引き戸11は、内外両側に把手16
a,16bを備えた前端部から後端近傍までの大部分を
構成する引き戸本体17と、当該引き戸本体17の後端
に蝶番18を介して水平揺動可能に連結された引き戸後
端部分19とから構成されている。この引き戸後端部分
19は、その後端がトイレ室1内側へ入り込むように全
高にわたって横断面が山形状に形成され、図1に示すよ
うに、引き戸11が出入り口2を閉じる閉動限位置にあ
るとき、当該出入り口2の引き戸開動方向側(入り隅状
空間4のある側)の側枠2aの内側に引き戸後端部分1
9が略隠れるように構成されている。
【0011】前側ガイド手段12は、引き戸本体17の
上端の前端近傍位置に垂直支軸20の周りに回転可能に
軸支された吊下げ用ガイド21から構成され、当該吊下
げ用ガイド13は、左右一対前後二組の水平軸ローラー
22を備えている。後側ガイド手段13は、引き戸後端
部分19の上端の後端近傍位置に固定された吊下げ用ガ
イド23と、当該吊下げ用ガイド23の真下位置で引き
戸後端部分19の上端の後端近傍位置に下向きに突設さ
れたピン状の振れ止め用ガイド24とから構成され、吊
下げ用ガイド23は、左右一対前後二組の水平軸ローラ
ー25を備えている。勿論、振れ止め用ガイド24とし
ては、ピンに代えて垂直軸の周りに回転可能な垂直軸ロ
ーラーを使用することも出来る。
【0012】前側レール手段14は、出入り口2の上側
枠2bに、当該出入り口2を閉じた位置にある引き戸本
体17の真上に沿って位置するように埋設された吊下げ
用レール26から構成され、当該吊下げ用レール26内
に、前側ガイド手段12の吊下げ用ガイド21がその左
右一対前後二組の水平軸ローラー22を介して移動可能
に嵌合支持されている。後側レール手段15は、後側ガ
イド手段13の吊下げ用ガイド23がその左右一対前後
二組の水平軸ローラー25を介して移動可能に嵌合支持
される吊下げ用レール27と、後側ガイド手段13のピ
ン状の振れ止め用ガイド24が係合する振れ止め用レー
ル28とから構成されている。しかして、後側レール手
段15の吊下げ用レール27は、図1に示すように、出
入り口2を閉じる閉動限位置にある引き戸11の後側ガ
イド手段13に於ける吊下げ用ガイド23を前端部で支
持すると共に、図2に示すように、引き戸11が収納家
具5のテーブル板6の斜めの前縁6aに沿う開動限位置
にあって出入り口2を略全開しているときの後側ガイド
手段13に於ける吊下げ用ガイド23を後端部で支持す
るように、斜めに配設されている。
【0013】後側レール手段15の吊下げ用レール27
は、中間をトイレ室1の天井から吊り下げる等して、入
り隅状空間4の直角の壁面間に架設することも出来る
が、図5に示すように、収納家具5のテーブル板6の上
方で引き戸11より若干高いレベルに架設され且つテー
ブル板6と同様に平面形状が直角三角形の上部棚板10
の下側に埋設することが出来る。この場合、入り隅状空
間4の直角の壁面の内側に内張りされる側板を介して収
納家具5と上部棚板10とを一体化し、この吊下げ用レ
ール27が付設された上部棚板10を一体に有する収納
家具5を入り隅状空間4に据え付けるようにしても良
い。
【0014】後側レール手段15の振れ止め用レール2
8は、図5に示すように、収納家具5に沿って床面上に
敷設されるもので、吊下げ用レール27の真下で当該吊
下げ用レール27と平行な凹溝部29を備え、この凹溝
部29に、後側ガイド手段13のピン状の振れ止め用ガ
イド24が遊嵌している。この振れ止め用レール28
は、例えば1mm程度のアルミニウムの薄板をプレス加
工して、周囲に高さ3mm程度の立ち下がり側壁部を備
える共に2mm程度の深さの凹溝部29を備えた帯状体
から構成することも出来るし、厚板に凹溝部29を切削
加工して構成することも出来る。又、この振れ止め用レ
ール28は、収納家具5と一体化することも可能であ
る。
【0015】上記構成の引き戸装置3によれば、図1に
示すように、出入り口2の巾より若干広い巾の引き戸1
1により当該出入り口2を全閉することが出来る。この
ように出入り口2を閉じる閉動限位置にある引き戸11
は、その前端近傍が前側ガイド手段12の吊下げ用ガイ
ド21を介して前側レール手段14の吊下げ用レール2
6により吊り下げられると共に、引き戸11の後端近傍
(引き戸後端部分19)が後側ガイド手段13の吊下げ
用ガイド23を介して後側レール手段15の吊下げ用レ
ール27により吊り下げられ、更に、引き戸11の後端
近傍(引き戸後端部分19)の下端が、後側ガイド手段
13のピン状の振れ止め用ガイド24を介して振れ止め
用レール28に係合している。
【0016】係る状態から引き戸11を開動させると、
引き戸開動方向に押される引き戸後端部分19は、吊下
げ用レール27に嵌合する吊下げ用ガイド23と振れ止
め用レール28に係合する振れ止め用ガイド24とによ
って一定姿勢を維持した状態で、当該吊下げ用レール2
7及び振れ止め用レール28に沿って斜め内方後方へ平
行移動し、これに伴って、当該引き戸後端部分19に蝶
番18を介して連結されている引き戸本体17は、吊下
げ用ガイド21との間の垂直支軸20の周りに水平に回
転しながら、図1に仮想線で示すように、後端側がトイ
レ室1内に引き込まれるように吊下げ用レール11に沿
って移動する。そして、引き戸11が開動限位置に達し
たとき、図2に示すように、出入り口2が全開されると
共に、引き戸11が入り隅状空間4内の収納家具5の直
前を塞ぐ状態になる。
【0017】尚、このとき、把手16a,16bを備え
た引き戸11の前端部分は、吊下げ用ガイド21との間
の垂直支軸20が引き戸11の前端より適当距離後端側
に離れているので、出入り口2の一側辺(側枠2a)か
ら斜め前方に突出している。又、図示例では、出入り口
2を全開する開動限位置に引き戸11があるとき、入り
隅状空間4内の収納家具5の前面略全巾を当該引き戸1
1が塞ぐように構成しているが、入り隅状空間4内の収
納家具5の前面の巾が広い場合は、出入り口2を全開す
る開動限位置にある引き戸11が当該収納家具5の前面
の一部分を塞ぐだけになる。
【0018】開動限位置にある引き戸11を閉動方向に
引っ張ると、引き戸本体17で引っ張られる引き戸後端
部分19は、一定姿勢を維持した状態で吊下げ用レール
27及び振れ止め用レール28に沿って斜め外方前方へ
平行移動し、これに伴って引き戸本体17は、吊下げ用
ガイド21との間の垂直支軸20の周りに水平に回転し
ながら、後端側がトイレ室1内から引き出されるように
吊下げ用レール11に沿って移動する。そして、引き戸
11が閉動限位置に達したとき、図1に示すように、出
入り口2が全閉されると共に、入り隅状空間4内の収納
家具5の前面が開放される。従って、トイレ室1内に入
った利用者が収納家具5を使用することには支障がな
い。
【0019】上記実施形態では、出入り口2の床面には
ガイドレールを配設していない。従って、所謂バリアフ
リーの出入り口2を備えたトイレ室1として活用出来る
が、必要に応じて、引き戸11の前側ガイド手段12
に、後側ガイド手段13と同様の振れ止め用ガイドを組
み合わせると共に、前側レール手段14に、後側レール
手段15と同様の振れ止め用レールを組み合わせること
も出来る。この場合、床面側の振れ止め用レールとし
て、床面上の高さが0〜数mm程度の、凹溝状レールを
使用するのが望ましい。勿論、前後のガイド手段12,
13及び前後のレール手段14,15として、引き戸1
1を吊り下げるタイプのものを使用したが、床面側のレ
ールで引き戸11を移動可能に支持するタイプのものを
使用することも可能である。
【0020】図6に示す実施形態では、後側ガイド手段
13として、前記吊下げ用ガイド23と、引き戸後端部
分19の中間高さに取り付けた振れ止め用ガイド30と
を設け、後側レール手段15として、前記吊下げ用レー
ル27と、前記振れ止め用ガイド30と係合する振れ止
め用レール31とを設け、当該振れ止め用レール31
は、入り隅状空間4内の中間高さに架設した平面形状が
直角三角形の棚板32の前縁部下側に付設している。
【0021】この実施形態によれば、振れ止め用ガイド
30及び振れ止め用レール31として、床側に配設され
るものと比較して高さの制約が少ないので、図示のよう
に、振れ止め用ガイド30として垂直軸ローラー33を
備えたものを使用し、振れ止め用レール31として、当
該垂直軸ローラー33が遊嵌する深溝状のものを使用す
ることが出来る。この振れ止め用レール31は、棚板3
2の下側に埋設することも出来る。又、先の実施形態に
於ける収納家具5のテーブル板6の前縁部の張出量を大
きくすることにより、当該テーブル板6の前縁下側に振
れ止め用レール31を取り付ける(埋設を含む)ことも
出来る。
【0022】尚、引き戸11を、引き戸本体17とこれ
に蝶番18で連結された引き戸後端部分19とで構成し
たが、単体ものの引き戸11の後端に、後側ガイド手段
13の吊下げ用ガイド23や振れ止め用ガイド24,3
0を垂直軸周りに水平揺動可能に連結することも出来
る。
【0023】
【発明の効果】本発明の引き戸装置は以上のように実施
し且つ使用することができるものであって、係る本発明
の引き戸装置によれば、構造簡単な引き戸を使用するも
のでありながら、開動させるときに当該引き戸の後端部
を開口部の内側へ後側レール手段により引き込ませ、開
口部を全開する開動限位置に達した引き戸が開口部の一
側辺から当該開口部の内側へ斜めに傾斜して入り込むよ
うに構成したので、開口部の横側方に引き戸が直線的に
移動して入り込む長い空間を確保出来ない状況でも、開
口部の内側で横側方に引き戸が斜めに入り込む空間さえ
あれば実施可能であり、片開き扉を採用する場合のよう
に、出入り口の内外何れか扉の開動方向側に大きな扉開
閉揺動空間を確保する必要がなくなり、利用者に窮屈な
態度を強いる等の悪影響から開放される。
【0024】しかも本発明の構成によれば、開口部の床
面側にレール等を配設していないので、所謂バリアフリ
ーの開口部として活用出来るのであるが、引き戸の後端
側は、振れ止め用ガイドと振れ止め用レールとで下端部
の揺れを抑えることが出来るので、全体として、閉動限
位置での引き戸の姿勢を安定良く維持させることが出来
る。更に、開動限位置にある引き戸の裏側の空間に設置
された上部棚板で引き戸の後側レール手段の吊下げ用レ
ールを支持させることが出来るので、当該吊下げ用レー
ルの架設が容易になり、且つ当該吊下げ用レールの支持
強度も高めることが出来る。
【0025】尚、請求項2に記載の構成によれば、引き
戸の後側レール手段の振れ止め用レールを棚板で支持さ
せることが出来るので、当該振れ止め用レールの架設が
容易になり、且つ当該振れ止め用レールの支持強度も高
めることが出来る。
【0026】
【0027】
【0028】
【図面の簡単な説明】
【図1】 引き戸が閉動限位置にある状態を示す概略横
断平面図である。
【図2】 引き戸が開動限位置にある状態を示す要部の
概略横断平面図である。
【図3】 引き戸の詳細構造を示す一部切り欠き平面図
である。
【図4】 図1のA−A線での拡大断面図である。
【図5】 図2のB−B線での拡大断面図である。
【図6】 別の実施形態を示す要部の縦断面図である。
【符号の説明】
1 トイレ室 2 出入り口 3 引き戸装置 4 入り隅状空間 5 収納家具 10 上部棚板 11 引き戸 12 前側ガイド手段 13 後側ガイド手段 14 前側レール手段 15 後側レール手段 16a,16b 把手 17 引き戸本体 18 蝶番 19 引き戸後端部分 20 垂直支軸 21,23 吊下げ用ガイド 24,30 振れ止め用ガイド 26,27 吊下げ用レール 28,31 振れ止め用レール 32 棚板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05D 15/36 E06B 3/48 E04H 1/12 301 E03D 1/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部を開閉する引き戸の前端近傍と後端
    近傍とに設けられた前後二組のガイド手段と、前後各ガ
    イド手段を各別に移動可能に案内する前側レール手段と
    後側レール手段とを備え、前側レール手段は、閉じ限位
    置にある引き戸の長さ方向と平行に配設され、後側レー
    ル手段は、閉じ限位置にある引き戸の後端近傍位置から
    斜め後方に向かって傾斜又は湾曲するように配設され、
    引き戸が開動限位置に達して開口部を開いたとき、当該
    引き戸が開口部の一側辺から当該開口部の内側へ斜めに
    傾斜して入り込むように構成した引き戸装置であって、
    前側ガイド手段は、引き戸の上端側に取り付けられた吊
    下げ用ガイドから成り、後側ガイド手段は、引き戸の上
    端側に取り付けられた吊下げ用ガイドと引き戸の中間高
    さ又は下端側に取り付けられた振れ止め用ガイドとから
    成り、前側レール手段は、前側ガイド手段の吊下げ用ガ
    イドを介して引き戸を移動可能に吊り下げる吊下げ用レ
    ールから成り、後側レール手段は、後側ガイド手段の吊
    下げ用ガイドを介して引き戸を移動可能に吊り下げる吊
    下げ用レールと、後側ガイド手段の振れ止め用ガイドと
    係合する振れ止め用レールとから成り、引き戸で開閉さ
    れる開口部の引き戸開動方向側には、開動限位置にある
    引き戸の裏側に位置する平面形状が略三角形の入り隅状
    空間が形成され、この入り隅状空間の上端又は上方に上
    部棚板が架設され、後側レール手段の吊下げ用レール
    は、前記上部棚板の下側に付設されている、引き戸装
    置。
  2. 【請求項2】前記後側レール手段の振れ止め用レール
    は、前記上部棚板の下方で前記入り隅状空間内に設置さ
    れた中間棚板の下側に付設されている、請求項1に記載
    の引き戸装置。
  3. 【請求項3】後側ガイド手段は、引き戸本体の後端部に
    垂直軸の周りに水平揺動可能に取り付けられ、引き戸が
    閉動限位置にあるとき、後側ガイド手段が引き戸本体よ
    りも開口部の内側に入り込んでいるようにした、請求項
    1又は2に記載の引き戸装置。
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