JP3374847B2 - 欠陥マーキングされたコイル - Google Patents
欠陥マーキングされたコイルInfo
- Publication number
- JP3374847B2 JP3374847B2 JP2001073343A JP2001073343A JP3374847B2 JP 3374847 B2 JP3374847 B2 JP 3374847B2 JP 2001073343 A JP2001073343 A JP 2001073343A JP 2001073343 A JP2001073343 A JP 2001073343A JP 3374847 B2 JP3374847 B2 JP 3374847B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- defect
- marking
- marked
- coil
- steel plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Description
インにおいて欠陥マーキングされたコイルに関する。よ
り詳しくは、鋼板表面の欠陥部にマーキングされたこと
により、確実に欠陥表示でき、品質保証に寄与できる鉄
鋼プロセスラインにおいて欠陥マーキングされたコイル
に関する。
は、品質保証のためにコイル全長にわたり表面欠陥の検
査が行われる。冷延鋼板表面の欠陥検出方法として、ラ
イン内を走行する鋼板表面をレーザー光で幅方向に走査
し、この反射光をCCD素子等の光電変換素子によって
電圧強度に変換し、この電圧信号から欠陥の有無、程度
を判別する方法が既に確立されている(特開昭63―6
2825号公報等)。
陥名・欠陥グレードが情報としてCRT等に表示され、
あるいは書類でプリントアウトされる。
製造不可能である。そのため、当該ラインでCRT等に
表示された欠陥情報に基きコイルの有害欠陥部を除去
し、あるいは、前記欠陥情報に基いて次工程で検査して
コイルの有害欠陥部を除去した後出荷している。また、
有害欠陥部を含んだままのコイルとともにプリントアウ
トされた前記欠陥情報を記載した書類を購入者に提出
し、購入者側で有害欠陥を除去してもらっている。
する場合、表面欠陥の有害度には明確な基準が無いの
で、有害欠陥部の除去は品質保証面からオーバーアクシ
ョンとなっている。また見逃し及びギリギリの判別困難
欠陥等での判断ミスにより有害欠陥部が除去されない場
合もある。また有害欠陥部を除去することにより、コイ
ルの単重が小さくなり、購入者がコイルを加工する際に
作業能率の低下等の弊害がある。
した書類のデータと現品とを突き合わせて確認しながら
作業する必要があり、その作業が厄介で有るばかりでな
く、場合によっては欠陥を見落したまま加工される恐れ
がある。
38号公報においては、疵検出装置で検出した鋼板の有
疵部に塗料などをスプレーするマーキング装置を用いて
マーキングし、購入者が有疵部を再検査する際に容易に
有疵部を識別できるようにすることが提案されている。
91138号公報のマーキング方法では、マーキングが
正常になされたか否かについての確認がないため、マー
キングが異常の場合は、購入者に今迄以上の迷惑を及ぼ
す。また、塗料などをスプレーするとマーキングに濃淡
が発生し、塗料の多い場所では、塗料が乾燥後正常な部
分に押し疵を発生する危険がある。また、スプレー方式
の場合、鋼板が無塗油の場合は問題ないが、塗油後の鋼
板の場合は、油膜上に塗料がスプレーされるため鋼板表
面にマーキングが残らない。
入者にとって無害の欠陥部にもマーキングが有るので作
業が複雑になり、作業能率が低下する等の弊害が有る。
れたものであり、その主の目的は、欠陥マーキングによ
って鋼板に疵を発生することなく、鋼板表面に防錆油等
の油付着の有無にかかわらず有害欠陥を確実かつ容易に
識別可能とする欠陥マーキングされたコイルを提供する
ことにある。
の本発明の要旨は以下の通りである。(1)インクマーカー装置によって、有害欠陥の欠陥位
置に、インクを染み込ませたフェルトを、直接鋼板に押
付けてインクを鋼板に付着させてマーキングされている
欠陥マーキングされたコイルであって、前記マーキング
におけるマーキング長さは、欠陥部が欠陥マーキングの
外に出ないように設定することを特徴とする欠陥マーキ
ングされたコイル。 (2)インクマーカー装置によって、有害欠陥の欠陥位
置に、インクを染み込ませたフェルトを、直接鋼板に押
付けてインクを鋼板に付着させてマーキングされている
欠陥マーキングされたコイルであって、前記マーキング
にて使用するインクは、弱アルカリ洗剤で消えることを
特徴とする欠陥マーキングされたコイル。
欠陥の欠陥位置に、インクを染み込ませたフェルトを、
直接鋼板に押付けてインクを鋼板に付着させてマーキン
グされている欠陥マーキングされたコイルであって、前
記マーキングの線幅は、3〜10mmの範囲であること
を特徴とする欠陥マーキングされたコイル。 (4)インクマーカー装置によって、有害欠陥の欠陥位
置に、インクを染み込ませたフェルトを、直接鋼板に押
付けてインクを鋼板に付着させてマーキングされている
欠陥マーキングされたコイルであって、前記フェルトの
押付け圧は、150〜500gの範囲であることを特徴
とする欠陥マーキングされたコイル。
欠陥の欠陥位置に、インクを染み込ませたフェルトを、
直接鋼板に押付けてインクを鋼板に付着させてマーキン
グされている欠陥マーキングされたコイルであって、前
記マーキングは、判別困難欠陥にもなされていることを
特徴とする欠陥マーキングされたコイル。
長さは、欠陥部が欠陥マーキングの外に出ないように設
定することを特徴とする(2)〜(5)の何れかに記載
の欠陥マーキングされたコイル。 (7)前記マーキングにて使用するインクは、弱アルカ
リ洗剤で消えることを特徴とする(1)〜(6)の何れ
か(但し、(2)を除く)に記載の欠陥マーキングされ
たコイル。
mmの範囲であることを特徴とする(1)〜(7)の何
れか(但し、(3)を除く)に記載の欠陥マーキングさ
れたコイル。 (9)前記フェルトの押付け圧は、150〜500gの
範囲であることを特徴とする(1)〜(8)の何れか
(但し、(4)を除く)に記載の欠陥マーキングされた
コイル。
にもなされていることを特徴とする(1)〜(9)の何
れか(但し、(5)を除く)に記載の欠陥マーキングさ
れたコイル。
明する。図1は、本発明の欠陥マーキングされたコイル
の製造に用いる鋼板の連続処理ラインの構成例を示す図
で、鋼板のコイリング設備の要部を示す。図1におい
て、3は表面欠陥計で鋼板1の表裏に検出器2および信
号処理部4を備え、5はCRT、6は集中制御盤、7は
2次判定入力装置、8は欠陥マーキング装置(インクマ
ーカー装置)、9は欠陥マーキング検出装置、10はテ
ンションリール、11は搬送ロール、12はパルス発信
機、13は鋼板搬送距離演算装置、14は外部記憶装
置、15は切断機、16は検査台である。
表裏の検出器2で鋼板1の表裏面の欠陥候補疵を検出
し、検出した信号を信号処理部4に送る。信号処理部4
では、ある閾値を超える信号の欠陥候補の特徴量から得
た信号に基いて欠陥名、欠陥グレード、欠陥長さの演算
を行う。
するとともに、欠陥発生信号と欠陥情報と欠陥位置とを
集中制御盤6へ出力する。
回転数をパルス発信機12で計測し、鋼板搬送距離演算
装置13で鋼板送り長さを計算し、計算結果を集中制御
盤6に出力する。集中制御盤6は、前記の欠陥情報を編
集し、欠陥名・欠陥グレードから有害欠陥・判別困難欠
陥を弁別する。また、必要があれば、集中監視盤6で、
前記で弁別した有害欠陥・判別困難欠陥について更にマ
ーキング有無の判断を行う。
3から送られた鋼板送り長さに基いて欠陥位置をトラッ
キングし、2次判定場所(検査台)16に有害欠陥部到
達の警報出力をする。また必要な場合は自動減速を行
い、作業者の欠陥判定を容易にする。
達したら、作業者が目視検査して2次判定を行うととも
に、表面欠陥計3の検出結果をCRT5で確認し、結果
が正しいか否か比較する。結果が異なる場合は修正を行
い、修正結果を2次判定入力装置7に入力し、さらに集
中制御盤6へ出力する。図2は、CRT5の画面表示の
一例を示す図で、既に表示されている欠陥情報は表面欠
陥計3の情報、空欄は2次判定結果を入力する場所であ
る。
の欠陥情報を再編集し、欠陥名・欠陥グレードから有害
欠陥・判別困難欠陥を弁別する。更に集中制御盤6は、
搬送ロール11の回転数から得られる鋼板1の送り長さ
に基いて、前記有害欠陥・判別困難欠陥の欠陥位置(マ
ーキング有無の判断をした場合は、マーキング有と判断
したもの)のトラッキングを行い、前記欠陥部が欠陥マ
ーキング装置8を通過時に、欠陥マーキング装置8を起
動するように起動信号を出力する。
8が起動し、有害欠陥・判別困難欠陥が欠陥マーキング
装置8を通過するタイミングに同期して有害欠陥部・判
別困難欠陥部にマーキングが実施される。
精度を考慮して、欠陥部が欠陥マーキングの外に出ない
ように設定する。本装置ではトラッキング精度を考慮し
て、集中制御盤8で弁別した欠陥長に前後にそれぞれ
0.5m加算し、欠陥長より1m長くマーキングするよ
うに指令を出力し、また長さが数mm程度以下の点状欠
陥の場合は、前後にそれぞれ0.25m加算してマーキ
ングするように指令を出力する。図3は、欠陥部位置と
欠陥マーキング位置の状態を示す図で、有害欠陥20は
欠陥マーキング21の長さ方向の表示範囲内にある。
令と同時にマーキングを開始する。マーキングは、イン
クを染み込ませたフェルトを、直接鋼板1に押付けてイ
ンクを鋼板1に付着させて行う。塗油されたコイルであ
っても鋼板表面に確実にマーキングできる。また、塗料
のような濃淡の問題が無いので鋼板表面に押し疵を発生
することもない。フェルトは鋼板1と直接接触し摩耗す
るため、基準長さ以上マーングすると、集中制御盤6か
ら警報を出力し、作業員にフェルト交換の注意を促す。
2基配設してインクを2種類用意し、欠陥グレードに応
じてインクの色を変える(例えば、購入者の有害欠陥が
明確な場合は赤インクでマーキングを行い、判別困難欠
陥は青インクでマーキングを行う。)と、欠陥を識別し
て作業する上でより有益である。いずれのインクも弱ア
ルカリ洗剤で消えるインクを選択する必要がある。
出装置9での検出容易性の点から、マーキングの線幅は
3〜10mmの範囲が最適である。またフェルトの摩耗
及びインクの鮮明度の点からフェルトの押付け圧は15
0〜500gの範囲が最適である。
ーキング装置8と欠陥マーキング検出装置9は鋼板幅方
向の同じ位置に配設される。図4は欠陥マーキング装置
8と欠陥マーキング検出装置9が各1基の場合、図5は
各2基配設の場合を示す図である。
使用してマーキングした場合について欠陥部と欠陥マー
キング位置の例を示し、同一のインクを使用して、有害
欠陥20と判別困難欠陥22が欠陥マーキング21で表
示されている。図7は2基の欠陥マーキング装置を配設
し、それぞれ異なる色のインクを使用してマーキングし
た場合であり、有害欠陥20は欠陥マーキング21a
(たとえば赤色)により、判別困難欠陥22は欠陥マー
キング21b(たとえば青色)で表示されている。
ングの状態を常時監視し、マーキング長、インクカス
レ、無欠陥場所にマーキングの有無等を監視し、監視結
果を集中制御盤6に出力する。集中制御盤6はマーキン
グの良否を判断し、異常時は警報を出力し作業者に注意
を喚起すると同時に、コイルの出荷を保留するように指
示する。出荷を保留したコイルについては、再検査等の
処置を取る。
マーキングが正常と判断された場合、欠陥情報及び欠陥
位置が外部記憶装置14に入力され、切断機15で切断
された後に欠陥情報・欠陥位置を逆展開しプリントアウ
トする。
断されるため、コイルの長さ基準は切断機15での切断
信号を基準とする。購入者に送付する書類は、コイル外
周側を先頭に逆に展開し、購入者の活用をし易くする。
欠陥部位置に明瞭なマークが付けられているので、次工
程で有害欠陥部の除去あるいは購入者が加工に際して、
コイル巻き戻し時に有害欠陥の有無を容易に判別するこ
とができるようになる。
目視検査を介入させたが、表面欠陥計3の欠陥検出精度
が満足できるものであれば目視検査は行わなくてもよ
い。
陥マーキング装置8、欠陥マーキング検出装置9を同一
ラインに配設した。しかし、前記したように、表面欠陥
計を備えたラインで、表面欠陥計で検出した疵情報に基
いて、欠陥の位置、欠陥名・欠陥グレードを演算し、こ
の情報をCRT等に表示し、あるいは書類でプリントア
ウトすることが既に行われている。
は別のラインに欠陥マーキング装置と欠陥マーキング検
出装置を設置し、前記表面欠陥計を備えたラインで有害
欠陥・判別困難欠陥を識別し、この情報に基いて、前記
別のラインで図1の場合と同様、欠陥位置へのマーキン
グ、欠陥マーキングの確認を行い、その結果を書類でプ
リントアウトするようにしてもよい。
集、弁別した有害欠陥・判別困難欠陥情報を欠陥位置情
報とともに、外部記憶装置を介して別のラインの集中制
御盤に出力し、別のラインで前記有害欠陥・判別困難欠
陥のトラッキングを行い、欠陥マーキング装置でマーキ
ングを行い、欠陥マーキング検出装置で欠陥マーキング
の状態を監視し、監視結果を集中制御盤で再編集し、外
部記憶装置に出力すればよい。
設備で本発明の欠陥マーキングされたコイルを製造でき
る。
を図8〜図10に示す。図8はオイラー17を欠陥マー
キング検出装置9の下流側に配設した場合、図9はオイ
ラー17を欠陥マーキング装置8の上流側に配設した場
合である。図10は、マーキング装置8の上流側にトリ
マー18と検査台16を配設した場合である。図10の
場合、必要に応じて、図1の場合と同様にして、検査台
における欠陥の目視検査の結果を2次修正することがで
きる。
程の設備に欠陥マーキング検出装置を設置し、欠陥マー
キング装置で検出した欠陥情報を当該設備における欠陥
除去作業に反映することによって、当該設備で、より精
度の良い、また能率的な欠陥除去作業を行うことが可能
となる。欠陥マーキング検出装置を設置する設備は、鋼
板メーカー側の設備であってもよいし、コイル購入者側
の設備であってもよい。
えるコイリング設備の一例であり、欠陥マーキング検出
装置9で検出した欠陥情報を欠陥除去作業に反映、例え
ば警報を出力し、あるいは必要に応じてコイルの払い出
し速度の減速等を行い、検査台16での検査精度や検査
能率の向上、あるいは欠陥除去作業能率の向上を図るこ
とができる。
える切断設備の一例であり、欠陥マーキング検出装置9
で検出した欠陥情報に基いて、ゲート切替装置23を操
作して、切断機15で切断したシートを良品パイラー2
4と不良品パイラー25に選別可能としている。欠陥除
去作業を高能率で行うことができる。
ングによって鋼板に疵を発生することなく、鋼板表面に
防錆油等の油付着の有無にかかわらず、有害欠陥を確実
かつ容易に識別可能とする欠陥マーキングされたコイル
を提供することができる。
し有害欠陥部にマーキングされているので、購入者は欠
陥部を容易に検出することができる。また有害欠陥部巻
込みにより必要コイル長さで出荷可能となり、購入者の
作業能率が向上する。
あるいは欠陥名や欠陥程度を考慮して不要なマーキング
表示を行わない場合、作業能率の向上効果がより優れ
る。
除去作業が容易となり作業能率が大幅に向上し、また判
別困難欠陥についても過剰な欠陥除去作業が不要になり
歩留が向上する。
程の設備に欠陥マーキング検出装置を設置し、欠陥マー
キング装置で検出した欠陥情報を当該設備における欠陥
除去作業に反映することによって、当該設備で、より精
度の良い、また能率的な欠陥除去作業を行うことが可能
となる。
用いる鋼板の連続処理ラインの構成例を示す図で、鋼板
のコイリング設備の要部を示す。
図。
を各1基備える場合の設備配置置の例を示す図。
を各2基備える場合の設備配置の例を示す図。
マーキングした状態を示す図。
陥・判別困難欠陥を別々にマーキングした状態を示す
図。
用いる欠陥マーキング装置と欠陥マーキング検出装置を
備えるラインの要部設備の配置例を示す図。
用いる欠陥マーキング装置と欠陥マーキング検出装置を
備える別のラインの要部設備の配置例を示す図。
に用いる欠陥マーキング装置と欠陥マーキング検出装置
に加えて検査台を備えるラインの要部設備の配置例を示
す図。
設備の要部設備の配置例を示す図。
要部設備の配置例を示す図。
装置) 9、9a、9b 欠陥マーキング検出装置 10 テンションリール 11 搬送ロール 12 パルス発信機 13 鋼板搬送距離演算装置 14 外部記憶装置 15 切断機 16 検査台 17 オイラー 18 トリマー 19 ペイオフリール 20 有害欠陥 21、21a、21b 欠陥マーキング 22 判別困難欠陥 23 ゲート切替装置 24 良品パイラー 25 不良品パイラー
Claims (10)
- 【請求項1】 インクマーカー装置によって、有害欠陥
の欠陥位置に、インクを染み込ませたフェルトを、直接
鋼板に押付けてインクを鋼板に付着させてマーキングさ
れている欠陥マーキングされたコイルであって、前記マ
ーキングにおけるマーキング長さは、欠陥部が欠陥マー
キングの外に出ないように設定することを特徴とする欠
陥マーキングされたコイル。 - 【請求項2】 インクマーカー装置によって、有害欠陥
の欠陥位置に、インクを染み込ませたフェルトを、直接
鋼板に押付けてインクを鋼板に付着させてマーキングさ
れている欠陥マーキングされたコイルであって、前記マ
ーキングにて使用するインクは、弱アルカリ洗剤で消え
ることを特徴とする欠陥マーキングされたコイル。 - 【請求項3】 インクマーカー装置によって、有害欠陥
の欠陥位置に、インクを染み込ませたフェルトを、直接
鋼板に押付けてインクを鋼板に付着させてマーキングさ
れている欠陥マーキングされたコイルであって、前記マ
ーキングの線幅は、3〜10mmの範囲であることを特
徴とする欠陥マーキングされたコイル。 - 【請求項4】 インクマーカー装置によって、有害欠陥
の欠陥位置に、インクを染み込ませたフェルトを、直接
鋼板に押付けてインクを鋼板に付着させてマーキングさ
れている欠陥マーキングされたコイルであって、前記フ
ェルトの押付け圧は、150〜500gの範囲であるこ
とを特徴とする欠陥マーキングされたコイル。 - 【請求項5】 インクマーカー装置によって、有害欠陥
の欠陥位置に、インクを染み込ませたフェルトを、直接
鋼板に押付けてインクを鋼板に付着させてマーキングさ
れている欠陥マーキングされたコイルであって、前記マ
ーキングは、判別困難欠陥にもなされていることを特徴
とする欠陥マーキングされたコイル。 - 【請求項6】 前記マーキングにおけるマーキング長さ
は、欠陥部が欠陥マーキングの外に出ないように設定す
ることを特徴とする請求項2〜5の何れかの項に記載の
欠陥マーキングされたコイル。 - 【請求項7】 前記マーキングにて使用するインクは、
弱アルカリ洗剤で消 えることを特徴とする請求項1〜6
の何れかの項(但し、2項を除く)に記載の欠陥マーキ
ングされたコイル。 - 【請求項8】 前記マーキングの線幅は、3〜10mm
の範囲であることを特徴とする請求項1〜7の何れかの
項(但し、3項を除く)に記載の欠陥マーキングされた
コイル。 - 【請求項9】 前記フェルトの押付け圧は、150〜5
00gの範囲であることを特徴とする請求項1〜8の何
れかの項(但し、4項を除く)に記載の欠陥マーキング
されたコイル。 - 【請求項10】 前記マーキングは、判別困難欠陥にも
なされていることを特徴とする請求項1〜9の何れかの
項(但し、5項を除く)に記載の欠陥マーキングされた
コイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001073343A JP3374847B2 (ja) | 2001-03-15 | 2001-03-15 | 欠陥マーキングされたコイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001073343A JP3374847B2 (ja) | 2001-03-15 | 2001-03-15 | 欠陥マーキングされたコイル |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10125594A Division JPH11319943A (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | 欠陥マーキング方法及び装置並びに欠陥マーキングしたコイルの作業方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001293520A JP2001293520A (ja) | 2001-10-23 |
JP3374847B2 true JP3374847B2 (ja) | 2003-02-10 |
Family
ID=18930784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001073343A Expired - Fee Related JP3374847B2 (ja) | 2001-03-15 | 2001-03-15 | 欠陥マーキングされたコイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3374847B2 (ja) |
-
2001
- 2001-03-15 JP JP2001073343A patent/JP3374847B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001293520A (ja) | 2001-10-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100458048B1 (ko) | 결함 마킹방법 및 장치 | |
JP3293587B2 (ja) | 欠陥マーキング方法、欠陥マーキングしたコイルの作業方法及び欠陥マーキングしたコイルの製造方法 | |
JP3826704B2 (ja) | 欠陥マーキングしたコイルの製造方法 | |
JPH11319943A (ja) | 欠陥マーキング方法及び装置並びに欠陥マーキングしたコイルの作業方法 | |
JP3374848B2 (ja) | 欠陥マーキングされたコイルの製造方法 | |
CN102224411B (zh) | 引导用重卷机进行纸幅修补的方法和相应的系统 | |
JP3374847B2 (ja) | 欠陥マーキングされたコイル | |
JP3870313B2 (ja) | 欠陥マーキングされたコイルの作業方法 | |
JP2001347315A (ja) | 欠陥マーキングしたコイルの製造方法、欠陥マーキング方法及び欠陥マーキングしたコイルの作業方法 | |
KR100495649B1 (ko) | 열연 스트립 이송롤의 흠 탐상 및 연마장치 | |
JP2001219216A (ja) | 欠陥マーキングしたコイルの製造方法 | |
JP4202707B2 (ja) | 周期欠陥発生箇所の特定方法および検査システム | |
JP4706064B2 (ja) | Ovd箔検査装置及びovd箔検査方法 | |
KR20190073772A (ko) | 롤 표면 이물 제거 장치 및 이를 포함하는 리코일링 설비 | |
JP2000246306A (ja) | 表面欠陥計を備えるプロセスライン | |
CA2438606A1 (en) | Method of identifying defective roll on a strip processing line | |
JPH07232382A (ja) | ベルト状部材のジョイント部検査方法 | |
JP3826806B2 (ja) | 鋼帯の欠陥部の排出方法 | |
JPH06167576A (ja) | 付着間紙の検出方法及び帯板処理ライン | |
JP2000051940A (ja) | 薄鋼板への表面欠陥マーキング方法 | |
KR101428057B1 (ko) | 강판의 용접부 온라인 검출장치 및 방법 | |
JP2002090307A (ja) | 表面欠陥検査装置の検査結果表示方法及び表面欠陥検査装置 | |
JPH0623432A (ja) | 線材の欠陥部除去装置および欠陥部検出記憶装置 | |
JPH01221592A (ja) | 紙製品の自動品質格付け装置 | |
JP2001165867A (ja) | 表面検査装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071129 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081129 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091129 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101129 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111129 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111129 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121129 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131129 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |