JP3373985B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP3373985B2
JP3373985B2 JP22146395A JP22146395A JP3373985B2 JP 3373985 B2 JP3373985 B2 JP 3373985B2 JP 22146395 A JP22146395 A JP 22146395A JP 22146395 A JP22146395 A JP 22146395A JP 3373985 B2 JP3373985 B2 JP 3373985B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中間調画像を二値
化して疑似中間調表現する機能を備えた画像処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、中間調画像を二値化して疑似中間
調の画像を作成する場合の手段としては、閾値のマトリ
クス(ディザマトリクス)テーブルに従って画像を二値
化していく各種ディザ法が広く用いられている。しかし
ながら、これら従来の方式は、階調再現性を良くするた
めにはマトリクステーブルを大きくする必要があり、高
分解能を得るためにはマトリクステーブルを小さくしな
ければならないという矛盾があるため、階調再現性と高
分解能の両立が困難であった。
【0003】また、これとは別に上記階調再現性と高分
解能が両立する方法として、誤差拡散法があり、各種従
来法の中では、比較的良い評価が与えられている。以
下、この誤差拡散法について、図7、図10、図11を
参照して説明する。
【0004】図7は、従来から行われている誤差拡散法
における、二値化誤差の分配方法を説明する図である。
【0005】図10は、従来から行われている誤差拡散
法を実現する画像処理装置のブロック図である。
【0006】図11は、従来から行われている誤差拡散
法の処理を示すフローチャートである。
【0007】まず始めに、図10を参照して、従来から
行われている誤差拡散処理を実現する画像処理装置の構
成を述べる。誤差拡散処理を行う画像処理回路11は、
入力データへ所要の演算処理を施すもので、ディジタル
電気信号で入力された原画像情報の一部を記憶する原画
像記憶装置(画像メモリ)12と、各計算結果を格納す
るRAM13と、ROM14と、各種画像処理を行うC
PU15と、誤差拡散処理後の信号を記憶する出力画像
記憶装置(画像メモリ)16とにより構成されている。
【0008】前記ROM14には、注目画素で発生した
二値化誤差を周辺画素に分配する際に用いる重み付けの
係数マトリクスや、二値化に用いられる予め定められた
固定値である閾値などが記憶されている。
【0009】次に、図11を参照して、従来から行われ
ている誤差拡散処理の手順を説明する。
【0010】原画像データの入力手段から入力された中
間調画像データは、原画像記憶装置12に記憶される。
原画像データの入力は、1画素毎でも、1ライン毎で
も、また、1画面分送られても構わない。格納された中
間調画像情報のディジタル信号に対して、CPU15を
用いて誤差拡散処理を行う。
【0011】誤差拡散処理を行う画像処理回路11は、
まず始めに注目画素の入力濃度Iを画像メモリ12から
読出す(ステップV1)。次に、RAM13から、注目
画素に配分された重み付け誤差和Eを読出し、画像メモ
リ12から読出された注目画素の入力濃度Iに加算し
て、補正濃度I’を求める(V2)。
【0012】そして、ROM14から読出された二値化
閾値Tと補正濃度I’とを比較して(V3)、注目画素
の出力信号Oを決定する。二値化閾値Tとしては、一般
には、入力データの値の範囲の中間値、例えば入力デー
タが0〜255の場合128が用いられることが多い。
I’≧Tの場合、出力信号Oは記録出力を示す255と
なり(V4)、I’<Tの場合、出力信号Oは非記録出
力を示す0となる(V5)。
【0013】以上により決定された注目画素の出力信号
Oを画像メモリ16に書き込む(V6)。
【0014】そして、ここで発生した注目画素の二値化
誤差eを次式1に従って計算する(V7)。
【0015】
【数1】
【0016】次に、ROM14から重み付け係数マトリ
クスを読出す(V8)。一般には、重み付け係数マトリ
クスとして、次式2に示すマトリクスα2が用いられ
る。
【0017】
【数2】
【0018】上記V7で求められた二値化誤差eを、重
み付け係数マトリクスに従って、周辺画素に分配する
(V9)。注目画素と周辺画素との位置関係に従って、
ROM14から読出された係数マトリクスの対応する係
数値を、注目画素の二値化誤差eに乗算し、図7に示さ
れるように各周辺画素に分配し、RAM13内の二値化
誤差記憶用のバッファに加算する。なお、図7において
は、*が注目画素の位置を示している。
【0019】そして、全画素の処理が終了したかが判断
され(V10)、終了してなければ、V1に戻って各画
素毎に上記処理を繰り返し行う。以上により、疑似中間
調の画像データが作成される。
【0020】しかしながら、上述の誤差拡散法による二
値化処理の方式については、非常に濃度の低い領域にお
いて、主走査方向に縞状の紋様が発生するという問題点
が発生していた。
【0021】これは、入力濃度が一定値である領域、及
び各ラインで入力濃度が一定であり、かつ低濃度から高
濃度へ入力濃度が連続的に変化している領域などにおい
て、低濃度部では記録画素が主走査方向に近接して発生
し、高濃度部では非記録画素が主走査方向に近接して発
生することにより、縞状の紋様が発生するものである。
【0022】これに対して出願人は、先に出願した特願
平7−217862号の明細書および図面において、こ
の問題を解決するための改善案を提案している。
【0023】図1、2、図5乃至図9、及び図12乃至
図13を参照して、特願平7−217862号において
提案されている誤差拡散法の処理手順を説明する。
【0024】図1は、特願平7−217862号におい
て提案されている誤差拡散法を実現する画像処理装置の
構成を示すブロック図である。
【0025】図2は、特願平7−217862号におい
て提案されている誤差拡散法を実現する処理手段のフロ
ーチャートである。
【0026】図5は、特願平7−217862号におい
て提案されている誤差拡散法における、注目画素で発生
した二値化誤差の分配手順を示すフローチャートであ
る。
【0027】図6は、特願平7−217862号におい
て提案されている誤差拡散法における、奇数番目のライ
ンにおける第一の重み付け係数マトリクスを用いた場合
の、二値化誤差の分配方法を説明する図である。
【0028】図7は、特願平7−217862号におい
て提案されている誤差拡散法における、奇数番目のライ
ンにおける第二の重み付け係数マトリクスを用いた場合
の、二値化誤差の分配方法を説明する図である。
【0029】図8は、特願平7−217862号におい
て提案されている誤差拡散法における、偶数番目のライ
ンにおける第一の重み付け係数マトリクスを用いた場合
の、二値化誤差の分配方法を説明する図である。
【0030】図9は、特願平7−217862号におい
て提案されている誤差拡散法における、偶数番目のライ
ンにおける第二の重み付け係数マトリクスを用いた場合
の、二値化誤差の分配方法を説明する図である。
【0031】図12は、特願平7−217862号にお
いて提案されている誤差拡散法における、入力画像の奇
数番目のラインの処理手順を示すフローチャートであ
る。
【0032】図13は、特願平7−217862号にお
いて提案されている誤差拡散法における、入力画像の偶
数番目のラインの処理手順を示すフローチャートであ
る。
【0033】まず、図1を参照して、特願平7−217
862号において提案されている誤差拡散法を実現する
画像処理装置の構成を述べる。
【0034】誤差拡散処理を行う画像処理回路1は、入
力データへ所要の演算処理を施すものであり、ディジタ
ル電気信号で入力された原画像情報の一部を記憶する原
画像記憶装置(画像メモリ)2と、各計算結果を格納す
るRAM3と、ROM4と、各種画像処理を行うCPU
5と、注目画素で発生する二値化誤差を分配する際に用
いる重み付け係数マトリクスを選択するマトリクス選択
手段6と、注目ラインの二値化処理における注目画素の
移動方向を選択する方向選択手段7と、誤差拡散処理後
の信号を記憶する出力画像記憶装置(画像メモリ)8と
により構成されている。
【0035】前記ROM4には、配分された周辺画素の
二値化誤差に対する重み付けの係数マトリクスや、二値
化の際に用いる予め決められた二値化閾値、重み付け係
数マトリクスを選択する際に用いるマトリクス選択用閾
値などが記憶されている。
【0036】原画像データの入力手段から入力された中
間調画像データは、原画像記憶装置2に記憶されるよう
になっている。原画像データの入力は、1画素毎でも、
1ライン毎でも、また、1画面分送られても構わない。
格納された中間調画像情報のディジタル信号に対して、
CPU5を用いて誤差拡散処理を行う。
【0037】次に、図2、図5乃至図9および図12乃
至図13を参照して、特願平7−217862号におい
て提案されている誤差拡散処理の処理手順を説明する。
【0038】まず、図2を参照して、画素拡散処理の概
要を述べる。入力画像の二値化にあたっては、各ライン
の二値化処理を行うに先立って、方向選択手段7によ
り、注目ラインの二値化処理における注目画素の移動方
向を選択する(ステップS1)。
【0039】注目ラインが奇数番目のラインである場合
には、注目画素の移動方向として主走査方向を設定し
て、注目ラインの二値化処理を行う(S2)。注目ライ
ンが偶数番目のラインである場合には、注目画素の移動
方向として主走査方向と逆の方向を設定して、注目ライ
ンの二値化処理を行う(S3)。
【0040】注目ラインの二値化処理が終了した場合に
は、入力画像中の全ラインの二値化処理が終了したかど
うかを判断し(S4)、まだ二値化されていないライン
が残っている場合には、S1〜S4の処理を繰り返す。
【0041】次に、図12を参照して、注目ラインが、
入力画像の奇数番目のラインである場合の誤差拡散処理
を述べる。最初に、注目画素の位置を示すカウンタiを
0に初期化する(ステップT101)。
【0042】次に、画像メモリ2から、注目画素であ
る、注目ラインのi番目の画素の、入力濃度Iiを取り
出す(T102)。そして、注目画素に分配された、注
目画素の、既に二値化された周辺画素で発生した二値化
誤差の重み付け誤差和Eiを、Iiに加算し、補正濃度I
i'を求める(T103)。
【0043】ここで、二値化閾値Tと補正濃度Ii'を比
較して、注目画素の出力信号Oiを決定する(T10
4)。Ii'が二値化閾値T以上の値であれば、出力信号
Oi=255とし(T105)、Ii'が二値化閾値Tよ
りも小さいならば、出力信号Oi=0とする(T10
6)。上記T105及びT106で決定された出力信号
Oiを、画像メモリ8に格納する(T107)。
【0044】出力信号Oiと補正濃度Ii'とを用いて、
式1に従って二値化誤差を計算し、周辺画素に分配する
(T108)。
【0045】ここで、図5を用いて、二値化誤差を計算
し周辺画素に分配する手順について説明する。
【0046】まず、T105またはT106で決定され
た注目画素の出力信号Oiと、T103で求められた注
目画素の補正濃度Ii'を用いて、式1に従って注目画素
で発生した二値化誤差eiを求める(W1)。
【0047】次に、注目画素の入力濃度に従って、二値
化誤差eを分配する際に用いる重み付け係数マトリクス
を選択する。
【0048】まず、注目画素の入力濃度Iiを、第一の
マトリクス選択用閾値Tmat1と比較する(W2)。
【0049】Ii>Tmat1の場合には、注目画素の
入力濃度Iiを、第二のマトリクス選択用閾値Tmat
2(>Tmat1)と比較する(W3)。
【0050】W2とW3の比較の結果、Tmat1<I
i≦Tmat2の場合には、入力濃度が中濃度であると
判断し、サイズの大きい係数マトリクスを用いる。注目
画素の存在するラインが入力画像の奇数番目のラインで
あるかどうか判断し(W4)、注目ラインが奇数番目の
ラインである場合には、奇数番目のライン用のサイズの
大きい方の係数マトリクスα2を、ROM4から読出す
(W6)。注目ラインが偶数番目のラインである場合に
は、偶数番目のライン用のサイズの大きい方の係数マト
リクスβ2を、ROM4から読出す(W7)。
【0051】ここにおいて、係数マトリクスβ2として
は、次式に示すものが用いられる。
【0052】
【数3】
【0053】一方、W2の比較の結果Ii≦Tmat1
であった場合、入力濃度が低濃度であると判断し、サイ
ズの小さい方の係数マトリクスを用いる。注目画素の存
在するラインが入力画像の奇数番目のラインであるかど
うか判断し(W5)、注目ラインが奇数番目のラインで
ある場合には、奇数番目のライン用のサイズの小さい係
数マトリクスα1をROM4から読出す(W8)。ま
た、注目ラインが偶数番目のラインである場合には、偶
数番目のライン用のサイズの小さい係数マトリクスβ1
をROM4から読出す(W9)。
【0054】ここにおいて、係数マトリクスα1、β1
としては、次式に示すものが用いられる。
【0055】
【数4】
【0056】
【数5】
【0057】そして、W3の比較の結果Tmat2<I
iであった場合、入力濃度が高濃度であると判断し、低
濃度の場合と同様、サイズの小さい係数マトリクスを用
いる。注目画素の存在するラインが入力画像の奇数番目
のラインであるかどうか判断し(W5)、注目ラインが
奇数番目のラインである場合には、奇数番目のライン用
のサイズの小さい係数マトリクスα1をROM4から読
出す(W8)。また、注目ラインが偶数番目のラインで
ある場合には、偶数番目のライン用のサイズの小さい係
数マトリクスβ1をROM4から読出す(W9)。
【0058】以上のようにして決定した係数マトリクス
に従って、注目画素で発生した二値化誤差eiを重み付
けし、周辺画素に分配する(W10)。二値化誤差ei
の分配に当たっては、注目画素と周辺画素との位置関係
から対応する係数値を、注目画素の二値化誤差eiに乗
算し、図6〜9に示されるように、RAM24上の各周
辺画素に対応する二値化誤差記憶用のバッファに加算す
る。係数マトリクスα1を用いた場合の分配方法は図6
に示されている。係数マトリクスα2を用いた場合の分
配方法は図7に示されている。係数マトリクスβ1を用
いた場合の分配方法は図8に示されている。係数マトリ
クスβ2を用いた場合の分配方法は図9に示されてい
る。なお、図6乃至図9においては、*が注目画素の位
置を示している。
【0059】i番目の画素に対する処理が終了したら、
カウンタiをインクリメントする(T109)。そし
て、カウンタiの値が1ラインの画素数widthと同
じ値になったかどうかを判断する(T110)。iの値
がwidthよりも小さい値である場合には、注目ライ
ンにまだ二値化されていない画素が残っているので、注
目ラインの次画素の処理に移りT102〜T110を繰
り返す。
【0060】iの値がwidthと同じ値であれば、注
目ラインの画素は全て二値化されたので、注目ラインの
二値化処理を終了する。
【0061】次に、図13を参照して、注目ラインが、
入力画像の偶数番目のラインである場合の誤差拡散処理
を述べる。
【0062】最初に、注目画素の位置を示すカウンタi
を(width−1)に初期化する(ステップU10
1)。
【0063】次に、画像メモリ2から、注目画素であ
る、注目ラインのi番目の画素の、入力濃度Iiを取り
出す(U102)。そして、注目画素に分配された、注
目画素の、既に二値化された周辺画素で発生した二値化
誤差の重み付け誤差和Eiを、Iiに加算し、補正濃度I
i'を求める(U103)。
【0064】ここで、二値化閾値Tと補正濃度Ii'を比
較して、注目画素の出力信号Oiを決定する(U10
4)。Ii'が二値化閾値T以上の値であれば、出力信号
Oi=255とし(U105)、Ii'が二値化閾値Tよ
りも小さいならば、出力信号Oi=0とする(U10
6)。上記U105及びU106で決定された出力信号
Oiを、画像メモリ8に格納する(U107)。
【0065】出力信号Oiと補正濃度Ii'とを用いて二
値化誤差eiを計算し、周辺画素に分配する(U10
8)。二値化誤差を計算し周辺画素に分配する手順は、
奇数番目のラインの場合の処理と同様である。
【0066】i番目の画素に対する処理が終了したら、
カウンタiをデクリメントする(U109)。そして、
カウンタiの値が0未満の値になったかどうかを判断す
る(U110)。iの値が0以上の値である場合には、
注目ラインにまだ二値化されていない画素が残っている
ので、注目ラインの次画素の処理に移り、U102〜U
110を繰り返す。
【0067】iの値が0未満の値であれば、注目ライン
の画素は全て二値化されたので、注目ラインの二値化処
理を終了する。
【0068】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
誤差拡散法では、画像の低濃度領域及び高濃度領域にお
いて縞状の紋様が発生し、また高濃度領域から低濃度領
域へ変化するエッジ部の低濃度側においては記録画素の
偏りが発生するとともに、低濃度領域から高濃度領域に
変化するエッジ部の高濃度側においては非記録画素の偏
りが発生していた。
【0069】更には、入力濃度によって係数マトリクス
を切り換えて用いるために、入力濃度が連続的に滑らか
に変化している領域において、係数マトリクスが切り換
わるところで、濃度が不連続に変化しているように見え
るという問題点があった。
【0070】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、低濃度領域及び高濃度領域にお
いて縞状の紋様が発生することがなく、かつ高濃度領域
から低濃度領域へ変化するエッジ部の低濃度側における
記録画素の偏り、及び低濃度領域から高濃度領域に変化
するエッジ部の高濃度側における非記録画素の偏りを防
ぎ、更には入力濃度が滑らかに連続的に変化している領
域において、係数マトリクスが切り換わるところにおい
ても、濃度変化が不連続に見えることがない、より好ま
しい疑似中間調画像を作成できる画像処理装置を提供す
ることを目的としている。
【0071】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1記載の画像処理装置においては、各ライン
毎に、方向選択手段により二値化を行う注目画素の移動
方向が選択される。また、入力濃度補正手段により、周
辺画素から分配された二値化誤差に基づいて、注目画素
の入力濃度を補正して補正濃度が求められる。次に、二
値化閾値決定手段により、注目画素の入力濃度に基づい
て、注目画素の二値化の際に用いる二値化閾値が決定さ
れる。そして、出力信号決定手段により、補正濃度が二
値化閾値と比較されて、出力信号が決定される。そし
て、その出力信号と補正濃度とから、二値化誤差演算手
段により注目画素における二値化誤差が演算される。次
に、マトリクス選択手段により、注目画素の入力濃度に
基づいて、注目画素で発生した二値化誤差を分配する際
に用いる係数マトリクスが選択される。注目画素で発生
した二値化誤差は、二値化誤差分配手段により、選択さ
れた重み付け係数マトリクスと注目画素の移動方向に従
い、周辺画素に分配される。上記の場合に、前記マトリ
クス選択手段は、複数の記憶領域にそれぞれ予め設 定記
憶された第1マトリクス選択用閾値及びそれより大きい
閾値である第2マトリクス選択用閾値に対して前記注目
画素の入力濃度をそれぞれ比較して、入力濃度が低濃度
の画素及び高濃度の画素かを判別する。その結果、注目
画素の入力濃度が低濃度あるいは高濃度である場合に
は、中濃度の画素と比較して、サイズの小さい重み付け
係数マトリクスが選択され、中濃度である場合には、低
濃度及び高濃度の画素の場合と比較して、大きいサイズ
の重み付け係数マトリクスが選択される。
【0072】また、請求項2記載の画像処理装置におい
ては、方向選択手段により、各ライン毎に、二値化を行
う注目画素の移動方向が主走査方向とその逆方向に切換
えられる。
【0073】
【0074】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。まず始めに、図1を参照し
て、本実施例の画像処理装置の構成を述べる。
【0075】図1は、本実施例で提案する誤差拡散法の
処理方式を実現する画像処理回路を示すブロック図であ
る。
【0076】誤差拡散処理を行う画像処理回路1は、入
力データへ所要の演算処理を施すものであり、ディジタ
ル電気信号で入力された原画像情報の一部を記憶する原
画像記憶装置(画像メモリ)2と、各計算結果を格納す
るRAM3と、ROM4と、各種画像処理を行なうCP
U5と、注目画素で発生した二値化誤差を周辺画素に分
配する際に用いる、重み付け係数マトリクスを選択する
マトリクス選択手段6と、注目ラインの二値化処理の方
向を選択する方向選択手段7と、誤差拡散処理後の信号
を記憶する出力画像記憶装置(画像メモリ)8とにより
構成されている。
【0077】前記ROM4には、配分された周辺画素の
二値化誤差を分配する際に用いる重み付けの係数マトリ
クスや二値化閾値の計算に用いる基準閾値、重み付けの
係数マトリクスを選択する際に参照するマトリクス選択
用閾値などが記憶されている。
【0078】原画像データの入力手段から入力された中
間調画像データは、原画像記憶装置2に記憶される。原
画像データの入力は、1画素毎でも、1ライン毎でも、
また、1画面分送られても構わない。格納された中間調
画像情報のディジタル信号に対して、CPU5を用いて
誤差拡散処理を行う。
【0079】次に、図2乃至図5を参照して、本実施例
における誤差拡散処理の手順を説明する。
【0080】図2は、本実施例において提案する誤差拡
散法を実現する処理手段のフローチャートである。
【0081】図3は、本実施例において提案する誤差拡
散法における、入力画像の奇数番目のラインの処理を示
すフローチャートである。
【0082】図4は、本実施例において提案する誤差拡
散法における、入力画像の偶数番目のラインの処理を示
すフローチャートである。
【0083】図5は、本実施例において提案する誤差拡
散法における、注目画素で発生した二値化誤差の分配手
順を示すフローチャートである。
【0084】まず、図2を参照して、誤差拡散処理の概
要を述べる。入力画像の二値化にあたっては、各ライン
の二値化処理を行うに先立って、方向選択手段7によ
り、注目ラインの二値化処理における注目画素の移動方
向を選択する(ステップS1)。
【0085】注目ラインが奇数番目のラインである場合
には、二値化処理における注目画素の移動方向として主
走査方向を設定して、注目ラインの二値化処理を行う
(S2)。注目ラインが偶数番目のラインである場合に
は、二値化処理における注目画素の移動方向として主走
査方向と逆の方向を設定して、注目ラインの二値化処理
を行う(S3)。
【0086】注目ラインの二値化処理が終了した場合に
は、入力画像中の全ラインの二値化処理が終了したかど
うかを判断し(S4)、まだ二値化されていないライン
が残っている場合には、S1〜S4を繰り返す。
【0087】次に、図3を参照して、注目ラインが、入
力画像の奇数番目のラインである場合の誤差拡散処理を
述べる。
【0088】最初に、注目画素の位置を示すカウンタi
を0に初期化する(ステップT1)。
【0089】次に、画像メモリ2から、注目画素であ
る、注目ラインのi番目の画素の、入力濃度Iiを取り
出す(T2)。そして、注目画素に分配された、注目画
素の、既に二値化された周辺画素で発生した二値化誤差
の重み付け誤差和Eiを、Iiに加算し、補正濃度Ii'を
求める(T3)。
【0090】ここで、注目画素の入力濃度に基づいて、
注目画素に対する二値化閾値Tvalを決定する(T
4)。本実施例では、以下の式6に従って、閾値を決定
している。
【0091】
【数6】
【0092】式6に従って閾値を決定した場合には、閾
値のレンジは64〜191となる。この式に従って閾値
を決定することにより、以下のような効果が現われる。
従来の誤差拡散法の処理においては、固定閾値T=12
8をもちいており、入力濃度Iと注目画素に配分された
重み付け誤差和Eが次式7で示す範囲内のとき、出力濃
度値Oが255となる(入力濃度及び出力信号のレンジ
が0〜255の場合)。
【0093】
【数7】
【0094】一方、本実施例の場合、
【0095】
【数8】
【0096】即ち、
【0097】
【数9】
【0098】のとき、出力信号Oが255となる。
【0099】式7と式9からわかるように、注目画素の
二値化の際の閾値との比較において、入力濃度に対す
る、注目画素に配分された重み付け誤差和の重みが、2
倍になっている。このことにより、第二の従来例0に比
べ、配分された誤差の補正が早く反映され、入力濃度が
連続的に変化している領域において、入力濃度に基づい
て二値化誤差を分配する際に用いる係数マトリクス変化
させることにより発生する、濃度変化の不連続な部分が
なくなる。
【0100】ここで、式6において入力濃度値に係る係
数値1/2を増減することによって、周辺画素の重み付
け誤差和の、閾値決定の際の重みを調節できる。
【0101】そして、二値化閾値Tvalと補正濃度Ii'
を比較して、注目ラインのi番目の画素の出力信号Oi
を決定する(T5)。Ii'が二値化閾値T以上の値であ
れば、出力信号Oi=255とし(T6)、Ii'が二値
化閾値Tよりも小さいならば、出力信号Oi=0とする
(T7)。上記T6及びT7で決定された出力信号Oi
を、画像メモリ8に格納する(T8)。
【0102】出力信号Oiと補正濃度Ii'とを用いて二
値化誤差を計算し、周辺画素に分配する(T9)。
【0103】ここで、図5を用いて、二値化誤差を計算
し周辺画素に分配する手順について説明する。
【0104】まず、T6またはT7で決定された注目濃
度の出力信号Oiと、T3で求められた注目画素の補正
濃度Ii'を用いて、式1に従って、注目画素で発生した
二値化誤差eiを求める(W1)。
【0105】次に、入力濃度に従って、二値化誤差ei
を分配する際に用いる重み付け係数マトリクスを選択す
る。
【0106】まず、注目画素の入力濃度Iiを第一のマ
トリクス選択用閾値Tmat1と比較する(W2)。
【0107】Ii>Tmat1の場合には、注目画素の
入力濃度Iiを第二のマトリクス選択用閾値Tmat2
(>Tmat1)と比較する(W3)。
【0108】W2とW3の比較の結果、Tmat1<I
i≦Tmat2の場合には、入力濃度が中濃度であると
判断し、サイズの大きい係数マトリクスを用いる。注目
画素の存在するラインが入力画像の奇数ライン目である
かどうか判断し(W4)、注目ラインが奇数番目のライ
ンである場合には、奇数番目のライン用のサイズの大き
い係数マトリクスα2をROM4から読出す(W6)。
注目ラインが偶数番目のラインである場合には、偶数番
目のライン用のサイズの大きい係数マトリクスβ2をR
OM4から読出す(W7)。
【0109】一方、W2の比較の結果Ii≦Tmat1
であった場合、入力濃度が低濃度であると判断し、サイ
ズの小さい係数マトリクスを用いる。注目画素の存在す
るラインが入力画像の奇数ライン目であるかどうか判断
し(W5)、注目ラインが奇数番目のラインである場合
には、奇数番目のライン用のサイズの小さい係数マトリ
クスα1をROM4から読出す(W8)。また、注目ラ
インが偶数番目のラインである場合には、偶数番目のラ
イン用のサイズの小さい係数マトリクスβ1をROM4
から読出す(W9)。
【0110】そして、W3の比較の結果Tmat2<I
iであった場合、入力濃度が高濃度であると判断し、低
濃度の場合と同様、サイズの小さい係数マトリクスを用
いる。注目画素の存在するラインが入力画像の奇数番目
のラインであるかどうか判断し(W5)、注目ラインが
奇数番目のライン目である場合には、奇数番目のライン
用のサイズの小さい係数マトリクスα1をROM4から
読出す(W8)。また、注目ラインが偶数番目のライン
である場合には、偶数番目のライン用のサイズの小さい
係数マトリクスβ1をROM4から読出す(W9)。
【0111】以上のようにして決定した係数マトリクス
に従って、注目画素で発生した二値化誤差eiを重み付
けし、周辺画素に分配する(W10)。二値化誤差ei
の分配に当たっては、注目画素と周辺画素との位置関係
から対応する係数値を、注目画素の二値化誤差eiに乗
算し、図6〜9に示されるように、RAM4上の各周辺
画素に対応する二値化誤差記憶用のバッファに加算す
る。係数マトリクスα1を用いた場合の分配方法は図6
に示されている。係数マトリクスα2を用いた場合の分
配方法は図7に示されている。係数マトリクスβ1を用
いた場合の分配方法は図8に示されている。係数マトリ
クスβ2を用いた場合の分配方法は図9に示されてい
る。
【0112】i番目の画素に対する処理が終了したら、
カウンタiをインクリメントする(T10)。そして、
カウンタiの値が1ラインの画素数widthと同じ値
になったかどうかを判断する(T11)。iの値がwi
dthよりも小さい値である場合には、注目ラインにま
だ二値化されていない画素が残っているので、注目ライ
ンの次画素の処理に移る。
【0113】iの値がwidthと同じ値であれば、注
目ラインの画素は全て二値化されたので、注目ラインの
二値化処理を終了する。
【0114】次に、図4を参照して、注目ラインが、入
力画像の偶数番目のラインである場合の誤差拡散処理を
述べる。最初に、注目画素の位置を示すカウンタiを
(width−1)に初期化する(ステップU1)。
【0115】次に、画像メモリ2から、注目画素であ
る、注目ラインのi番目の画素の、入力濃度Iiを取り
出す(U2)。そして、注目画素に分配された、注目画
素の、既に二値化された周辺画素で発生した二値化誤差
の重み付け誤差和を、Iiに加算し、補正濃度Ii'を求
める(U3)。
【0116】ここで、偶数番目のラインにおいても、奇
数番目のラインの場合と同様に、注目画素の入力濃度に
基づいて、式6に従って、注目画素に対する二値化閾値
を決定する(U4)。
【0117】そして、二値化閾値Tvalと補正濃度Ii'
を比較して、注目画素の出力信号を決定する(U5)。
Ii'が二値化閾値Tよりも大きいならば、出力信号Oi
=255とし(U6)、Ii'が二値化閾値Tよりも小さ
いならば、出力信号Oi=0とする(U7)。上記U6
及びU7で決定された出力信号Oiを、画像メモリ8に
格納する(U8)。
【0118】出力信号Oiと補正濃度Ii'とを用いて式
1に従って二値化誤差を計算し、周辺画素に分配する
(U9)。二値化誤差を計算し周辺画素に分配する手順
は、奇数番目のラインの場合の処理と同様である。
【0119】i番目の画素に対する処理が終了したら、
カウンタiをデクリメントする(U10)。そして、カ
ウンタiの値が0未満の値になったかどうかを判断する
(U11)。iの値が0以上の値である場合には、注目
ラインにまだ二値化されていない画素が残っているの
で、注目ラインの次画素の処理に移る。
【0120】iの値が0未満の値であれば、注目ライン
の画素は全て二値化されたので、注目ラインの二値化処
理を終了する。
【0121】
【発明の効果】以上詳述したことから明かなように、請
求項1記載の画像処理装置によれば、入力濃度によって
発生する縞状の紋様を除去することができる上、エッジ
部における記録画素の偏りも低減できるとともに、入力
濃度が滑らかに変化している領域においても、濃度が不
連続に変化している部分をなくすことができる。
【0122】また、請求項2記載の画像処理装置によれ
ば、エッジ部における記録画素の偏りをより低減させる
ことができる。
【0123】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例及び第二の従来例を実現する画像処理
回路の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例及び第二の従来例に示した誤差拡散法
の処理手順を示すフローチャートである。
【図3】本実施例の誤差拡散処理における入力画像の奇
数番目のラインの処理を示すフローチャートである。
【図4】本実施例の誤差拡散処理における入力画像の偶
数番目のラインの処理を示すフローチャートである。
【図5】本実施例及び第二の従来例で示した誤差拡散処
理における、注目画素で発生した二値化誤差の分配手順
を示すフローチャートである。
【図6】上記実施例及び第二の従来例に示した誤差拡散
処理における、奇数番目のラインにおける第一の重み付
け係数マトリクスを用いた場合の二値化誤差の分配方法
を説明する図である。
【図7】上記実施例及び第二の従来例に示した誤差拡散
処理における、奇数番目のラインにおける第二の重み付
け係数マトリクスを用いた場合、及び第一の従来例に示
した誤差拡散処理における重み付け係数マトリクスを用
いた場合の、二値化誤差の分配方法を説明する図であ
る。
【図8】上記実施例及び第二の従来例に示した誤差拡散
処理における、偶数番目のラインにおける第一の重み付
け係数マトリクスを用いた場合の二値化誤差の分配方法
を説明する図である。
【図9】上記実施例及び第二の従来例に示した誤差拡散
処理における、偶数番目のラインにおける第二の重み付
け係数マトリクスを用いた場合の二値化誤差の分配方法
を説明する図である。
【図10】第一の従来例における画像処理回路を示すブ
ロック図である。
【図11】第一の従来例に示した誤差拡散処理を示すフ
ローチャートである。
【図12】第二の従来例に示した誤差拡散処理におけ
る、入力画像の奇数番目のラインの処理を示すフローチ
ャートである。
【図13】第二の従来例に示した誤差拡散処理におけ
る、入力画像の偶数番目のラインの処理を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 画像処理装置 2 原画像記憶装置(画像メモリ) 3 RAM 4 ROM 5 CPU 6 マトリクス選択手段 7 方向選択手段 8 出力画像記憶装置(画像メモリ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/409 H04N 1/46 H04N 1/60

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間調画像の各画素を二値化して、疑似
    中間調の画像データを作成する画像処理装置において、 各ライン毎に、二値化を行う注目画素の移動方向を選択
    する方向選択手段と、 周辺画素から分配された二値化誤差に基づいて、注目画
    素の入力濃度を補正して補正濃度を求める入力濃度補正
    手段と、 前記注目画素の入力濃度に基づいて、注目画素の二値化
    の際に用いる二値化閾値を決定する二値化閾値決定手段
    と、 前記入力濃度補正手段により求められた補正濃度を、前
    記二値化閾値決定手段により決定される二値化閾値と比
    較して、二値の出力信号を決定する出力信号決定手段
    と、 その出力信号決定手段により決定された出力信号と前記
    補正濃度とから、注目画素において発生した二値化誤差
    を求める二値化誤差演算手段と、 サイズが異なる複数の重み付け係数マトリクスと、 それら複数の重み付け係数マトリクスの中から、注目画
    素の入力濃度に応じた重み付け係数マトリクスを選択す
    るマトリクス選択手段と、 そのマトリクス選択手段により選択された重み付け係数
    マトリクスを用いて、前記二値化誤差演算手段により求
    められた二値化誤差を重み付けし、それを前記方向選択
    手段により選択された注目画素の移動方向に従って周辺
    画素に分配する二値化誤差分配手段とを備え、 前記マトリクス選択手段は、記憶領域にそれぞれ予め設
    定記憶された第1マトリクス選択用閾値及びそれより大
    きい閾値である第2マトリクス選択用閾値に対して前記
    注目画素の入力濃度をそれぞれ比較して、入力濃度が低
    濃度の画素及び高濃度の画素においては、サイズの小さ
    い重み付け係数マトリクスを選択して使用する ことを特
    徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記方向選択手段は、各ライン毎に、前
    記移動方向を主走査方向とその逆方向に切換えることを
    特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
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