JP3373893B2 - 小型電動車のアクセル操作構造 - Google Patents

小型電動車のアクセル操作構造

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、横軸芯周りで上下揺動
自在に操縦ハンドルに支持したアクセルレバーを、操縦
ハンドルのグリップ部と共握り操作自在に配設するとと
もに、前記アクセルレバーと揺動角度検出手段とを連係
機構を介して連動連結し、前記揺動角度検出手段の検出
結果に基づいて走行用電動モータを速度制御する制御手
段を備えた小型電動車のアクセル操作構造に関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、この種の小型電動車のアクセ
ル操作構造にあっては、高齢者等が操縦する際等におい
て咄嗟のときにブレーキ操作しなければならないのに誤
ってアクセルレバーをグリップ部と強く共握り操作した
場合でも、走行ブレーキが作動するように構成している
のであって、具体的には、次のように構成したものが知
られている。 (イ)例えば、特開平4−252788号公報に開示さ
れているように、アクセルレバーを所定以上強く共握り
操作すると、感圧スイッチ、あるいはリミットスイッチ
等の検出手段で不当に強く共握り操作されたと検出する
ようにして、その検出結果に基づいて走行ブレーキを作
動するようにしたもの。 (ロ)アクセルレバーの揺動変位量を検出する検出手段
がアクセルレバーが通常の操縦時の最大アクセル操作位
置よりも大きく揺動操作されたことを検出すると、アク
セルレバーが不当に強く共握り操作されたと検出するよ
うにして、その検出結果に基づいて走行ブレーキを作動
するようにしたもの。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造のものにあっては、次のような課題を有してい
た。すなわち、上記(イ)のものにおいては、高齢者等
が操縦するときに握力が十分でなく、アクセルレバーを
強く共握り操作したつもりでも前記検出手段が検出作動
するほど強く共握り操作できない場合があり、そのた
め、走行停止信号を制御装置で出力できないことがあ
る。又、上記(ロ)のものにおいては、通常の最大アク
セル操作位置に相当する所定揺動角度以上にアクセルレ
バーを揺動操作したことをポテンショメータで検出して
初めて走行停止信号を制御装置で出力するようにしたも
のであるが、一般的に咄嗟のときのアクセルレバーとグ
リップ部とを強く握る操作は、アクセルレバーをグリッ
プ部にほぼ水平方向で近づけるようにするので、アクセ
ルレバー自体を余り揺動させるものでなく、このため、
前記所定揺動角度以上にアクセルレバーを揺動すること
ができずに、走行停止信号を制御装置で出力できないこ
とがある。本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので
あって、咄嗟の場合にアクセルレバーを強く握り込んだ
場合でも、その握り状態を確実に検出できるようにして
走行停止できる小型電動車のアクセル操作構造の提供を
目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明にかかる小型電動
車のアクセル操作構造は、上記目的を達成するために、
冒記構造のものにおいて、前記アクセルレバーの揺動支
軸部を、前記グリップ部に対して遠近方向に移動案内す
る案内部を備えるとともに、前記アクセルレバーを前記
案内部の端部位置に保持するように前記グリップ部から
離間する向きに弾性付勢する付勢手段を設け、かつ、前
記アクセルレバーが前記案内部の端部位置より前記グリ
ップ部に近接するように変位することで前記揺動角度検
出手段での検出揺動角度が所定以上になると、走行装置
を強制的に走行停止する停止手段を設けてあることを特
徴構成とする。かかる特徴構成による作用・効果は次の
通りである。 【0005】 【作用】即ち、咄嗟にアクセルレバーとグリップ部とを
強く共握りしたときに、アクセルレバーは案内部で案内
されながら通常のアクセル操作位置よりグリップ部へ近
づくように変位することになる。そして、その変位によ
って、ポテンショメータが所定の最大アクセル操作位置
に対応した操作揺動角度以上に操作されることになり、
その最大アクセル操作位置以上に操作されたことをポテ
ンショメータで検出すると、その検出結果に基づいて停
止手段によって強制的に走行停止することができる。 【0006】 【発明の効果】従って、高齢者等の握力の非力な者が操
縦している場合でも、咄嗟のときにアクセルレバーとグ
リップ部とを強く握り締めることでアクセルレバーをグ
リップ部に寄せるように握る力さえあれば、そのアクセ
ルレバーを寄せたことをポテンショメータで確実な検出
が行えて走行停止できるので、その咄嗟のときの走行停
止の確実性を高めることができるに至った。 【0007】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図4に、小型電動車を示している。この小型電動
車は、操縦ハンドル1で操向操作される前車輪2と、電
動モータ3で駆動される走行装置としての左右一対の後
車輪4,4とで車体フレーム5を走行可能に支持すると
ともに、この車体フレーム5の後部がわに、操縦座席
6、バッテリー7及び制御装置8等を搭載装備して構成
している。 【0008】図1及び図3に示すように、左右一対のグ
リップ部9,9を操縦ハンドル1に設けるとともに、こ
のグリップ部9,9と共握り操作可能なアクセルレバー
10を横方向に沿った揺動軸芯P周りで揺動自在に支持
しており、このアクセルレバー10と、操縦ハンドル1
のパネルケース1aに内装した揺動角度検出手段として
のポテンショメータ11の操作軸とを、連係機構として
のリンク機構12を介して連係している。そして、ポテ
ンショメータ11での検出信号は前記制御装置8に入力
されるとともに、制御装置8では、そのポテンショメー
タ11での検出信号に応じた速度で電動モータ3を駆動
するように、すなわちアクセルレバー10の操作量にほ
ぼ比例した車速となるようにしている。 【0009】又、アクセルレバー10は、左右の共握り
箇所10a,10aと、この共握り箇所10a,10a
同士を接続する揺動支軸部としての横向き軸棒部10b
とを1本の棒体を曲げ形成したものであって、横向き軸
棒部10bは、パネルケース1aの左右側壁に形成され
た案内部としての前後向き長孔13,13に前後に案内
移動可能に、つまりグリップ部9,9に対しては遠近方
向に案内移動可能に挿通された状態で、平面視コの字状
のブラケット17に軸支している。さらに、アクセルレ
バー10は、前後向き長孔13,13の前端部に接当す
るように付勢手段としてのコイルスプリング14で前方
に向けてブラケット17を介して弾性付勢されていると
ともに、巻きバネ15でストッパで規制される初期姿
勢、つまり握り操作していない状態となる姿勢に向けて
揺動付勢している。 【0010】そして、アクセルレバー10は、その横向
き軸棒部10bが前後向き長孔13,13の前端にコイ
ルスプリング14による付勢で接当規制された状態で共
握り操作されることになり、そのときの揺動軸芯P位置
は前後向き長孔13,13の前端位置になる。ここで、
図1の(ロ)に示すように、グリップ部9の中心位置と
揺動軸芯P位置と共握り箇所10aとが側面視で1直線
上に並ぶ所まで操作された状態がポテンショメータ11
で検出される最高速度操作量に相当することになる。
又、制御装置8では、図1の(ハ)に示すように、アク
セルレバー10を長孔13,13で案内されたその長孔
13,13の前端部位置を離れてグリップ部9に近接す
るように操作されると、この所定の最高速度操作量を越
えてポテンショメータ11が揺動操作されたことを検出
することになり、その検出信号に基づいて図示しない走
行ブレーキや、電動モータ3を電気的に制動する制動回
路を作動させることになる。ここで、制御装置8や、走
行ブレーキ、制動回路は、停止手段16を構成するもの
である。 【0011】従って、上記構成によれば、咄嗟の場合に
アクセルレバー10とグリップ部9とを強く共握りする
と、アクセルレバー10がコイルスプリング14の付勢
力に抗して前後向き長孔13に沿って後方に引かれるこ
とになり、その後方に引かれることによってリンク機構
12も後方に引かれ、ポテンショメータ11を最高速度
操作量以上に揺動操作することになる。そして、その最
高速度操作量を越えてポテンショメータ11の操作軸が
揺動操作されると、そのときのポテンショメータ11か
らの出力信号によって、停止手段16が作動して強制的
に走行停止することになる。 【0012】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】 【図1】アクセル操作部を示す縦断側面図であって、
(イ)はアクセル操作していない状態を示し、(ロ)は
アクセル操作している状態を示し、(ハ)は通常のアク
セル以上に強くアクセル操作している状態を示してい
る。 【図2】ポテンショメータの出力電圧とポテンショメー
タの揺動角度との対応関係を示すグラフ。 【図3】操縦ハンドルを示す平面図 【図4】小型電動車を示す全体側面図 【符号の説明】 1 操縦ハンドル 3 走行用電動モータ 4 走行装置 9 グリップ部 10 アクセルレバー 11 揺動角度検出手段 12 連係機構 13 案内部 14 付勢手段 16 停止手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60L 15/00 A61G 5/04 B60T 7/10 B62L 3/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 横軸芯周りで上下揺動自在に操縦ハンド
    ル(1)に支持したアクセルレバー(10)を、操縦ハ
    ンドル(1)のグリップ部(9)と共握り操作自在に配
    設するとともに、前記アクセルレバー(10)と揺動角
    度検出手段(11)とを連係機構(12)を介して連動
    連結し、前記揺動角度検出手段(11)の検出結果に基
    づいて走行用電動モータ(3)を速度制御する制御手段
    を備えた小型電動車のアクセル操作構造であって、前記
    アクセルレバー(10)の揺動支軸部を、前記グリップ
    部(9)に対して遠近方向に移動案内する案内部(1
    3)を備えるとともに、前記アクセルレバー(10)を
    前記案内部(13)の端部位置に保持するように前記グ
    リップ部(9)から離間する向きに弾性付勢する付勢手
    段(14)を設け、かつ、前記アクセルレバー(10)
    が前記案内部(13)の端部位置より前記グリップ部
    (9)に近接するように変位することで前記揺動角度検
    出手段(11)での検出揺動角度が所定以上になると、
    走行装置(4)を強制的に走行停止する停止手段(1
    6)を設けてある小型電動車のアクセル操作構造。
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