JPH05338476A - 小型電動車 - Google Patents

小型電動車

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JPH05338476A
JPH05338476A JP4147834A JP14783492A JPH05338476A JP H05338476 A JPH05338476 A JP H05338476A JP 4147834 A JP4147834 A JP 4147834A JP 14783492 A JP14783492 A JP 14783492A JP H05338476 A JPH05338476 A JP H05338476A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accelerator lever
electric motor
small electric
running
grip part
Prior art date
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Pending
Application number
JP4147834A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiro Kuramoto
次郎 倉本
Gonshiro Kawabata
川端  権四郎
Akio Ema
昭男 江間
Masahiro Ichihara
将弘 市原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP4147834A priority Critical patent/JPH05338476A/ja
Priority to KR1019920025768A priority patent/KR970010123B1/ko
Publication of JPH05338476A publication Critical patent/JPH05338476A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 緊急時に操縦者がアクセルレバーを誤って最
高速操作がわへ強く握り操作しても自動的に走行停止す
ることができる小型電動車を提供する。 【構成】 車体の走行速度設定用のアクセルレバー10
を操縦ハンドル1のグリップ部9の近傍にこのグリップ
部と共握り操作自在に配設するとともに、グリップ部9
のアクセルレバー10と相対向する箇所に、アクセルレ
バー10の接触を検出する感圧センサ14を設け、この
感圧センサ14での検出作動に連動して車体走行を停止
させる走行停止手段16を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば高齢者等のよう
な歩行困難者が搭乗して操縦する小型電動車に関し、詳
しくは、車体の走行速度設定用のアクセルレバーを操縦
ハンドルのグリップ部の近傍に前記グリップ部と共握り
操作自在に配設した小型電動車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の小型電動車にあっては、
例えば特開平3−276850号公報に示されるよう
に、制動操作するためのブレーキレバーを、アクセルレ
バーとは別に把握操作可能に操縦ハンドルに設けてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アクセ
ルレバーを握り操作している状態で、例えば前方に障害
物が急に現れた場合等において、本来ブレーキレバーを
操作しなければならないのにかかわらず、人間の習性に
より操縦者があわててアクセルレバーを強く握り締めて
逆に最高速状態に操作してしまう虞れがあった。本発明
は、上記実情に鑑みてなされたものであって、緊急時に
操縦者がアクセルレバーを誤って最高速操作がわへ強く
握り操作しても自動的に走行停止できる小型電動車の提
供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる小型電動
車は、上記目的を達成するために、冒記構造のものにお
いて、前記グリップ部の前記アクセルレバーと相対向す
る箇所に、前記アクセルレバーの接触を検出する感圧セ
ンサを設けるとともに、この感圧センサでの検出作動に
連動して車体走行を停止させる走行停止手段を設けてあ
ることを特徴構成とする。かかる特徴構成による作用・
効果は次の通りである。
【0005】
【作用】即ち、障害物が目前に急に現れる等の不測の事
態に際して操縦者がアクセルレバーをグリップと共に強
く握り操作するとアクセルレバーがグリップと接触する
ことになり、この接触を感圧センサが検出作動してその
検出結果に連動して走行停止手段が車体走行を停止させ
ることになる。
【0006】
【発明の効果】従って、本発明によれば、緊急停止しな
ければならないときに、誤ってアクセルレバーを最高速
操作状態にして強く握り締めても、その操作によって走
行停止できることとなるとともに、意識的にアクセルレ
バーを強く共握りさえすれば走行停止できるので、緊急
停止を良好に行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図10に、小型電動車の一例を示している。この
小型電動車は、操縦ハンドル1で操向操作される1つの
前輪2と、電動モータ3で駆動される左右一対の後輪
4,4とを車体フレーム5に支持させているとともに、
後輪4,4の上方に座席6、バッテリー7及び電動モー
タ駆動用の制御装置8を搭載して構成している。
【0008】図1乃至図3に示すように、操縦ハンドル
1には、操縦者がハンドル操作するための左右一対のグ
リップ部9,9を設けているとともに、このグリップ部
9,9と共握り操作可能なアクセルレバー10を、横軸
芯P周りに上下揺動可能にかつ上方がわに弾性付勢した
状態で、操縦部パネル1Aに設けた支持ブラケット11
に枢着している。このアクセルレバー10は、左右のグ
リップ部9,9の夫々と共握り操作可能な握り部10
a,10aを、1本の金属製棒状体を左右対称に屈曲形
成した棒状体の左右両端部に備えるとともに、これら握
り部10a,10aに合成樹脂を被覆形成している。こ
のアクセルレバー10の揺動角度を検出するためのポテ
ンショメータ12をリンク部材13を介してアクセルレ
バー10に連係している。このポテンショメータ12の
出力信号が前記制御装置8に入力されるようにしてい
る。そして、この制御装置8は、ポテンショメータ12
からの信号に基づいて、アクセルレバー10の非操作姿
勢からの揺動角度に比例する走行速度となるよう電動モ
ータ3を駆動するとともに、アクセルレバー10が非操
作姿勢にあると、電動モータ3を停止させ、かつ電動モ
ータ3と前記後輪4,4との間に介装した電磁操作式ブ
レーキ13を制動操作するように構成している。
【0009】一方、両グリップ部9,9にも合成樹脂材
からなる把握部9a,9aを被覆している。そして、こ
の把握部9a,9aにおいて、最高速操作状態にしたと
きの前記アクセルレバー10と相対向するがわには、ア
クセルレバー10の接触によりスイッチング操作される
感圧センサ14,14を夫々設けている。この感圧セン
サ14は、前後方向で相対遠近移動自在な前後一対の導
電性端子を所定小間隔を隔てて配設し、それら導電性端
子が電線15を介して前記制御装置8に接続されてい
る。そして、これら導電性端子同士が接触すると、その
接触に伴い両導電性端子間で導通状態となって、この導
通に伴う信号が制御装置8に入力されることなり、この
信号入力によって、電動モータ3を停止させ、かつ前記
電磁操作式ブレーキ13を制動操作するように構成して
いる。ここで、制御装置8、電磁操作式ブレーキ13
は、走行停止手段16を構成するものである。
【0010】上記構成により、この小型電動車に操縦者
が搭乗して緊急停止する必要がある場合は、アクセルレ
バー10を最高速操作位置に操作した状態で強く共握り
操作することで、アクセルレバー10が弾性変形して前
記把握部9aに接触することになって、感圧センサ14
がその接触圧を受けて導電状態となるから、走行停止手
段16が作動することにより、車体走行を自動停止させ
ることになる。
【0011】図4に示すように、電動モータ3の出力軸
17の駆動スプロケット18と、後輪4,4に連係した
従動軸20の従動スプロケット19とには、伝動チェー
ン21を張設している。従動スプロケット19は、大径
スプロケット19aと小径スプロケット19bとを並設
して構成しているものであって、伝動チェーン21が大
径スプロケット19aと小径スプロケット19bとの一
方から他方に張設変更することで変速操作できるよう
に、伝動チェーン21にテンション付加するためのテン
ション付加部材22を、大径スプロケット19aと小径
スプロケット19bとの並設方向に移動操作可能に設
け、その移動操作を行うためのプッシュプルワイヤ23
に連係して、さらにこのプシュプルワイヤ23の変速操
作駆動用の第2電動モータ(図示せず)を設けている。
これにより、図4に示すように、テンション付加部材2
2がプッシュプルワイヤ23で押し操作されると伝動チ
ェーン21を大径スプロケット19aに張設して低速伝
動するとともに、テンション付加部材22がプッシュプ
ルワイヤ23で引き操作されると伝動チェーン21を小
径スプロケット19bに張設して高速伝動するようにし
ている。そして、通常は高速状態で走行するようにして
おり、後述するように電動モータ3が過負荷状態のとき
には自動的に低速状態に切り換わるようにしている。
【0012】図5に示すように、操縦パネル1Aには、
夫々異なる色で発光する発光素子24‥を複数個並設し
て、前記バッテリー7の容量を表示できる容量表示部2
5を設けているとともに、その横側に前記電動モータ3
の端子間電圧を表示できる電圧表示部26を設けてい
る。尚、27は、バッテリー7への充電中に点滅し、充
電終了で常時点灯する充電チェック用表示素子である。
この構造により、坂道走行等によって、電動モータ3の
駆動負荷が高まった状態で電圧表示部26で電圧低下を
表示しても、容量表示部25で起電容量を表示できるの
で、電圧表示部26のみで起電容量が低下したと誤認す
ることは無い。
【0013】図6及び図7に示すように、前記制御装置
8は、ボックスケース28に内装されているとともに、
後輪4,4、電動モータ3、バッテリー7等を覆う車体
カバー29の上面に窪み形成した載置部30に前後左右
の4箇所で位置規制した状態でブロック状の載せ台31
を介して載置しているとともに、そのボックスケース2
8の上面部には、充電用コードリール32を備えたカバ
ー部材33をクッション材34を介して押さえるように
している。このカバー部材33は、ボックスケース28
に接続される電線やコネクタ等のボックスケース28へ
の接続箇所をも覆うように構成している。
【0014】そして、図8に示すように、制御装置8
は、電動モータ3の駆動電流値Iを常時モニターしてい
るとともに、その電流値Iが所定値Ia以上に大きくな
った状態が設定時間t以上継続した場合に、前述の変速
装置の第2電動モータを駆動して高速走行状態から低速
走行状態に自動的に切り換えるようにしている。又、制
御装置8は、電動モータ3の近傍又はその制御装置8に
設置した温度センサからの信号が入力されるようにして
いるとともに、その温度センサで検出された温度Tが設
定温度Ta以上に高くなった場合に、前述の変速装置の
第2電動モータを駆動して高速走行状態から低速走行状
態に自動的に切り換えるようにしている。これにより、
電動モータ3が過負荷状態となって焼損の虞れが生じる
とき等には、自動的にモータ負荷を軽くするとともに、
この電動車を待機場所に移動できるようにある程度の距
離は走行可能にしている。
【0015】本発明は、次のように実施しても良い。 (1)感圧センサを、前後一対の導電性端子で構成する
ものの他に、圧縮されると導電する導電性ゴムを敷設し
て構成すること。
【0016】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】操縦ハンドルを示す平面図
【図2】アクセルレバーとグリップ部とを示す横断平面
【図3】操縦ハンドルを示す縦断側面図
【図4】チェーン伝動機構の変速操作構造を示す正面図
【図5】操縦ハンドルにおける操縦パネルを示す後面図
【図6】制御装置を内装したボックスケースの配設構造
を示す縦断側面図
【図7】制御装置を内装したボックスケースの配設構造
を示す平面図
【図8】電動モータの負荷電流の変動の様子の例を示す
グラフ
【図9】電動モータ又は制御装置における温度の変動の
様子の例を示すグラフ
【図10】小型電動車を示す全体側面図
【符号の説明】
1 操縦ハンドル 9 グリップ部 10 アクセルレバー 14 感圧センサ 16 走行停止手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市原 将弘 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の走行速度設定用のアクセルレバー
    (10)を操縦ハンドル(1)のグリップ部(9)の近
    傍に前記グリップ部(9)と共握り操作自在に配設した
    小型電動車であって、前記グリップ部(9)の前記アク
    セルレバー(10)と相対向する箇所に、前記アクセル
    レバー(10)の接触を検出する感圧センサ(14)を
    設けるとともに、この感圧センサ(14)での検出作動
    に連動して車体走行を停止させる走行停止手段(16)
    を設けてある小型電動車。
JP4147834A 1992-04-17 1992-06-09 小型電動車 Pending JPH05338476A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4147834A JPH05338476A (ja) 1992-06-09 1992-06-09 小型電動車
KR1019920025768A KR970010123B1 (ko) 1992-04-17 1992-12-28 소형전동차

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4147834A JPH05338476A (ja) 1992-06-09 1992-06-09 小型電動車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05338476A true JPH05338476A (ja) 1993-12-21

Family

ID=15439303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4147834A Pending JPH05338476A (ja) 1992-04-17 1992-06-09 小型電動車

Country Status (1)

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JP (1) JPH05338476A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020199889A (ja) * 2019-06-11 2020-12-17 ダイハツ工業株式会社 電動パーキングブレーキ装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0241940A (ja) * 1988-07-30 1990-02-13 Yuasa Jidosha Kk アクセルペタルをブレーキペタルと誤って踏み込んだ時の緊急制動装置。
JPH0332456U (ja) * 1989-08-04 1991-03-29
JPH03276850A (ja) * 1990-03-27 1991-12-09 Kubota Corp 小型電動車
JPH0511702B2 (ja) * 1985-10-22 1993-02-16 Konishiroku Photo Ind

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